NARUTO -ナルト-の登場人物

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NARUTO -ナルト-の登場人物(ナルトのとうじょうじんぶつ)では、漫画『NARUTO -ナルト-』、およびそれを原作にした同名のアニメ(第一部第二部の疾風伝)に登場する架空の人物を列挙する。

木ノ葉隠れの里(火の国)[編集]

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カカシ班(第七班)[編集]

第一部ではナルト・サスケ・サクラ・カカシの四人一組(フォーマンセル)。第二部では、ナルト・サクラ・サイ・カカシ(またはヤマト)の四人一組。師弟の系譜を辿れば、初代火影・二代目火影→三代目火影→自来也→四代目火影→カカシ→ナルト・サスケ・サクラとなり、木ノ葉でも屈指の由緒を誇るメンバー。また、ナルト・サスケ・サクラの三人は、自来也を含む伝説の三忍にそれぞれ関わりがある。

うずまきナルト
- 竹内順子、演 - 屋良朝幸
主人公。体に尾獣の一体・九尾の妖狐を宿している。
うちはサスケ
声 - 杉山紀彰、演 - 町田慎吾
準主人公。ナルトの親友でありライバル。うちは一族の末裔。第二部からは抜け忍となりナルト達と一度は敵対するも、第四次忍界大戦にて復帰。
春野サクラ(はるの サクラ)
声 - 中村千絵、演 - 三倉茉奈、三倉佳奈(ダブルキャスト)
ヒロイン。第七班の紅一点。
はたけカカシ
声 - 井上和彦、幼少:田村睦心、演 - 岩崎大
第七班の教官。異名は『写輪眼のカカシ』『コピー忍者』など。
サイ
声 - 日野聡
第二部から登場。暗部養成機関「根」に所属している。
ヤマト
声 - 小山力也、幼少:合田絵利
第二部から登場。暗部の隊員。

アスマ班(第十班)[編集]

アスマ・シカマル・いの・チョウジのフォーマンセル。各自の能力をうまく組み合わせた連係プレーが特徴。同期の中では血継限界の能力者が唯一いない。シカマル・いの・チョウジ(通称猪鹿蝶トリオ)は、親の代から親交がある。

3人共下忍の頃から、それぞれの父親から受け継いだお揃いのピアスをつけている。中忍昇格後はアスマから新たなピアスをもらっており、それぞれの子供が忍になった時にそれを託すことになっている。

第二部では暁の飛段と角都との戦闘において猿飛アスマが戦死した。アスマの死後は一時的にカカシが隊長に就いた。

猿飛アスマ(さるとび アスマ)
声 - 小杉十郎太瀧本富士子(幼少)
十班を担当する教官。上忍。第二部で暁の飛段に殺害される。
奈良シカマル(なら シカマル)
声 - 森久保祥太郎
「めんどくせ〜」が口癖で、常にやる気のなさを丸出しにしているが、実はIQ200を超える戦略家。
山中いの(やまなか いの)
声 - 柚木涼香
アスマ班の紅一点。サクラのライバルで親友。
秋道チョウジ(あきみち チョウジ)
声 - 伊藤健太郎川島悠美(幼少)
秋道一族のポッチャリ系忍者。シカマルの大親友。

紅班(第八班)[編集]

紅・キバ・シノ・ヒナタのフォーマンセル。探索力に優れた能力を持つ感知タイプのチームであり、サバイバル戦に強い。

夕日紅(ゆうひ くれない)
声 - 落合るみ潘めぐみ(幼少)
八班を担当する才色兼備の女教官で、猿飛アスマの恋人。木ノ葉でもトップクラスの幻術使い。
犬塚キバ(いぬづか キバ)
声 - 鳥海浩輔
13→17歳。身長152→171cm。体重44→59kg。
犬と共に戦う犬塚一族の少年。鋭い嗅覚と野生の勘の持ち主。気性が激しく、理論よりも本能で行動するワイルドな性格。「ひゃほ~!」が口癖。口の悪いガキ大将だが仲間思いである。リーダー気質な面があり、シノとヒナタを引っ張っている。両頬に赤い逆三角形が描いてある。赤丸とはいつも一緒、赤丸との散歩が日課であり、里の地理に詳しい。戦闘時においても洗練された連携を生かしている。中忍試験でナルトと対戦、敗北してからはナルトの力を認めライバル心を抱く。同じ班だからか、ヒナタがナルトのことが好きなことを知っている。
第一部では下忍、ナルトの修行中に中忍となる。第二部では忍犬以上に鼻が利く。赤丸の体の大きさの成長を感じていない。サスケ奪還任務では左近・右近と交戦。赤丸共々重傷を負い、窮地に追い詰められるがカンクロウに助けられる。サスケ捜索任務ではナルトとフォーメーションBを繰り出した模様(アニメではオリジナルで描かれている)。
ペイン襲撃時には、ツメと共にペインの一体と対峙するも、木ノ葉壊滅によりナルトの戦いを見守る。里の復興作業中にナルトとサクラに、ダンゾウが六代目火影(候補)に就任しサスケの始末許可を出したことを知らせに行った。ペイン戦終結後は同期生達との話し合いで、サスケを木ノ葉の手で処理することを決意する。そしてサクラ、サイ、リーと共に鉄の国にいるナルトの元へ向かい、その後サスケ捜索を望むサクラに付き合う。鼻でサスケの居場所を探知するが、サクラにより眠らされる。その後、自分を追ってきたカカシに起こされサクラの向かった先を告げると、再び眠った。
第四次忍界大戦では第5部隊に配属され、10万体のゼツと交戦する。
赤丸(あかまる)
声 - 竹内順子(子犬)
キバの忍犬。普段は白いが、兵糧丸を食べると赤くなることが名の由来。第二部では、キバが背中に乗れるほどに大きく成長。ナルトは驚愕していたが、本人は全く気にしていなかった。
油女シノ(あぶらめ シノ)
声 - 川田紳司
13→17歳。身長161→175cm。体重48→62kg。
蟲使いとして名を馳せる油女一族の少年。サングラスが特徴(第二部からはゴーグルに近いものを着用)。第二部からは、服の中にすっぽり顔を隠している。自分のチャクラを餌として与えると同時に奇壊蟲を使う契約を結ぶ。その用途は攻撃・防御・捕獲・治癒・探索・追尾などと多岐に渡る。寡黙で冷静沈着。少々回りくどい話し方をする。口癖は「なぜなら〜」。蟲の性質を巧みに利用した知能戦を得意とし、戦闘の数手先を読む分析力と高い戦闘力を備えている。同じ班だからか、ヒナタがナルトのことが好きなことを知っている。
滅多に笑わないが、アニメ版では笑い薬を盛られて一時的に大笑いした。この時相当苦しかったのか、涙を流しながら哄笑しており本人曰く「薬で笑った笑いなど無意味、本心では泣いている」ため、一緒にいたナルトにこの時のことを指摘されると忘れろと強制した。考え方は常に論理的。ポーカフェイスでありながら、意外と寂しがりや。影が薄いことも気にしている(これは遺伝によるもので、本人も自覚している)。また、ナルトから見て巨根らしい。
第一部では下忍、ナルトの修行中に中忍となる。中忍試験では音隠れのザクを圧倒。その後、木ノ葉崩しにて砂隠れのカンクロウと戦うも、毒煙玉の毒により、痛み分けに終わった。サスケ奪還任務には別任務に出ていた。サスケ捜索任務では、トビとの戦いで仲間達から多くの蟲を的確に操れることに感心されている。ペイン襲撃時には、父と共に小南と対峙するが、逃げられる。ペイン戦終結後は同期生達と話し合い、木ノ葉によるサスケの始末に同意する。
第四次忍界大戦では第5部隊に配属され、10万体のゼツと交戦する。
日向ヒナタ(ひゅうが ヒナタ)
声 - 水樹奈々
13→17歳。身長148→160cm。体重38→45kg。
日向一族の嫡子のくの一で、一族に伝わる血継限界“白眼”と、それを応用した体術“柔拳”の使い手である。ネジは1歳上の従兄で、彼のことを兄のように慕っている。第一部では下忍、ナルトの修行中に中忍となる。第一部では刈り込んだ青紫色のショートヘアーで、第二部では髪を伸ばしている。普段は地味な服装のため目立たないが、くの一メンバーの中では最も巨乳であり、劇場版『ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-』および関連するメディアミックスではそれを強調されており、サクラからも羨ましがられている。アニメでは料理も上手であり、ナルトに弁当やバレンタインチョコ[1]を作ったりしている。
幼少期より照れ屋で引っ込み思案であった。忍としての資質が、妹のハナビより劣っていて、父の日向宗家当主ヒアシに見捨てられていたためか、諦めがちで消極的な性格を形成していた。また、幼少期に雲隠れの里の忍に白眼を狙われて誘拐された結果、叔父のヒザシが命を落とす原因になったがために、幼少のころからネジに恨まれてもいた。このような状況から、家族がいながらも非常に孤独な身であったが、忍者学校時代から明るく真っ直ぐで努力家のナルトを見たことで、次第に憧れと好意を抱き、今ではよく彼を物陰から見つめている。イルカや三代目火影とともに幼少期のナルトの身を案じていた数少ない人物。ナルトの顔を見ると頬を赤らめ指をツンツンさせる癖があり、正面から見ると顔を真っ赤にして気絶する。しかし、後述のペイン戦以降はそのような描写は減少し、積極的に彼に接している。自らの信念もまたナルトの強い影響を受けており、“まっすぐ自分の言葉は曲げない”ことを忍道としている。
中忍試験第三試験の予選時、諦めない根性で同じ班のキバに勝利したナルトを気に掛けて、薬を渡している。また、自身の試合では、さまざまな形で因縁のあるネジと対戦することになり、彼によって心理的に追い詰められて戦意をなくしつつあったが、ネジのやり方に激怒したナルトの叱咤を受けて奮起。重傷を負わされ敗北しながらも、自ら忍道を貫くべく奮闘した。中忍試験後、ネジとは、彼とナルトの戦いやその後の父・ヒアシの謝罪によって和解、父親とも打ち解ける様になっていった。ただし、妹とは和解出来たかどうか、詳細は明らかになっていない。
第二部では、ナルト達と共にサスケの捜索任務につき、その任務の際に白眼でカブトが大蛇丸の細胞に全身を取り込まれつつあったのを感知している。ペイン襲撃時には、一人でペインと戦うも拘束されて追い詰められたナルトを見て、傍にいたコウの制止を振り切って飛び出し、ナルトに今まで募っていた想いを告白しペインに挑むも、敵わず重傷を負う。その後は任務から里に戻ってきていたガイ班に救助され、駆け付けたサクラの治療を受ける。ペイン戦終結後は同期生達と話し合い、サスケの始末に同意した。
第四次忍界大戦では第2部隊に配属され、10万体のゼツと交戦。自分がナルトに守られてばかりだと気に病んでいたが、ナルト本人からは「強い」と認められる。十尾復活の際にナルトの下へ駆けつけ、自分達を庇ったネジの死に動揺するナルトの頬を叩いて諭し正気に戻させた。サスケが先代火影たちを連れ参戦してからは、生前のネジのアドバイスを思い出しつつ八卦六十四掌を体得、他の同期メンバーと共に十尾の分裂体と戦った。

ガイ班(第三班)[編集]

ナルトたちよりも一期上のメンバーで、体術に秀でた近接戦特化のチーム。

第二部の第四次忍界大戦にて、一員である日向ネジが戦死した。

マイト・ガイ
声 - 江原正士牧口真幸(幼少)
ガイ班を担当する教官で、上忍。(自称)カカシのライバル。熱血指導は名物。
ロック・リー
声 - 増川洋一
マイト・ガイの愛弟子。体術を駆使する。生真面目な性格で、熱く爽やかな青春を謳歌している。
日向ネジ(ひゅうが ネジ)
声 - 遠近孝一根本圭子(幼少)
日向一族の分家出身で、血継限界“白眼”を受け継いでいる。常に冷静沈着で、厳格な性格。
テンテン
声 - 田村ゆかり
お団子頭が特徴的なガイ班の紅一点。ネジの修行相手をよくしている。

エビス班(木ノ葉丸軍団)[編集]

エビス
声 - 飛田展男
29→33歳。身長181cm。体重67kg。
未来の火影候補生を育てるエリート家庭教師の特別上忍。とても自信家かつ少々スケベな様子。丸い真っ黒なレンズのサングラスをいつも掛けている。当初はナルトを敵視していたが、後に木ノ葉丸を良い方向に導いた一件から認め、カカシの依頼でナルトのチャクラコントロールの修行に付き合った(ただし、途中で遭遇した自来也に預けている)。
第二部からは、木ノ葉丸・モエギ・ウドンの班を受け持つ。ペイン襲撃時にはペインに見つかりそうになった木ノ葉丸を庇い、地獄道にナルトの居場所を詰問されるも、彼を木ノ葉の仲間として絶対にその居場所は教えなかった。
猿飛木ノ葉丸(さるとび このはまる)
声 - 大谷育江小池亜希子[2]
9→13歳。130→141cm。体重29→36kg。
三代目火影の孫であり、猿飛アスマの甥。常にマフラーを着用している。口癖は「〜コレ」。火影の孫として扱われ、誰も「自分自身」を見てくれないことに不満を持ち、祖父や家庭教師のエビスに反発していたが、ナルトとの出会いにより祖父のような火影を目指す。以来ナルトを「兄ちゃん」と呼び慕っている。
第二部からは下忍。かつてのナルト同様に“変化の術”と“影分身の術”の複合技を使う。さらにペイン襲撃時には、ナルトから教わった螺旋丸でペイン地獄道に手痛い一撃を与えている。
モエギ
声 - 下屋則子
9→13歳。
木ノ葉丸軍団の一人。活発で元気な少女。ナルトをリーダーとして慕う。第二部から下忍となり、自意識過剰になりやすい木ノ葉丸のストッパー役を務めている。
ウドン
声 - 重松朋
9→13歳。
木ノ葉丸軍団の一人。第二部から下忍。眼鏡を掛けており、ボーっとしたような顔をしている。因数分解が大好き。

ミナト班[編集]

『カカシ外伝』にて登場。メンバーは波風ミナトはたけカカシ・うちはオビト・のはらリン。

うちはオビト
声 - 高木渉、少年期:小森創介(カカシ外伝〜火の意志を継ぐ者,ナルティメットシリーズ)→潘めぐみ(第563話〜)
うちは一族の中忍。カカシの親友。当時13歳。身長154cm。体重44kg。
仲間想いの熱い心の持ち主で負けず嫌い、火影を目指している、ゴーグルを愛用しているなど、何処と無く雰囲気がナルトに似ている。困っている人を助けるために集合時間に遅れることがよくある(忍者学校の入学式にも遅刻し、彼が到着したときには既に式が終わっていた)。本人曰く「困ってるお年寄りを助けるのがモットー」らしく、木ノ葉のジジババなら皆知っているという。
当時は掟を重視していたカカシとよく対立していた。また、同じ班であるリンには忍者学校時代から好意を寄せていたが、彼女の心がカカシに向いていることにも気づいており、自らの思いを打ち明けることはなかった。
第三次忍界大戦の「神無毘橋の戦い」にて、リンが敵に拉致されカカシも負傷するという事態に遭遇し、仲間を守りたいという思いから写輪眼を開眼させた。しかし、リンの救出直後、敵の増援部隊の術からカカシを庇って岩に右半身を押し潰され、瀕死の重傷を負う。その際にカカシに「上忍昇格祝い」として左目の写輪眼を与え「お前の目になってこれから先を見てやる」と言い譲った後、岩石に押し潰され殉職したと思われていた。
「神無毘橋の英雄」として現在はその名を慰霊碑に刻んでいる。「ルールを守れない奴はクズだが、仲間を大切にしない奴はそれ以上のクズだ」という言葉はカカシの心に今でも大きな影響を与えており、それは次の世代であるナルト達にも伝わっている。
しかしそれから十数年後、カカシと驚愕の再会を果たすことになる。詳細はこちらを参照。
のはらリン[3]
声 - 寺田はるひ
中忍のくノ一。現在は故人。享年不明。
医療忍術に長けている。オビトから想いを寄せられていたが、本人はカカシに好意を抱き、カカシの上忍昇格のプレゼントとして、お守りを縫い付けた「個人用特別医療パック」を贈っている[4]
「神無毘橋の戦い」の後、霧隠れの忍に捕まり、「帰還した後に三尾を木ノ葉で暴走させ潰す」という作戦のために三尾の人柱力にされた。カカシに救出されるも、本人は里を守るために自らカカシの雷切に体を貫かれて息絶えた。彼女の死がオビトの変貌、月の眼計画実行の発端となった。実はリンの死の原因となった作戦は、霧隠れの里ではなくマダラが仕組んだもので、オビトと同じく心臓に操り人形となる呪印札を植え付けられており、目的はオビトの心を闇に染めてマダラのコマにする為であり、本来の計画ではリンを傀儡の忍に殺させる予定だった事が、オビトの輪廻眼を奪う際にマダラの口から語られた。

火影[編集]

千手柱間(せんじゅ ハシラマ)
声 - 菅生隆之泰勇気(少年)
初代火影。木ノ葉隠れの里の創設者の一人で、戦国時代、うちは一族と双璧を成し、数多の忍一族から一目置かれ且つ恐れられた伝説的な忍。「森の千手一族」の長であり、六道仙人の血筋でもある。綱手の祖父。ナルトの一世代前の大筒木アシュラの転生者。享年不明。身長185cm。体重74kg。
当時、忍界において「最強の忍」「忍の神」と謳われ、唯一水遁と土遁を組み合わせた木遁忍術だけでなく仙術チャクラをも扱い、さらには尾獣をも操ることが可能で、その傑出した力を駆使し、戦国の世で頂点を極めた。また、うちはマダラをも超える人心を掌握するカリスマ性をも併せ持った、稀代の英雄でもある。かつて共に最強と恐れられ、木ノ葉隠れ設立に協力したマダラからも一種の尊敬を受けていた[5]。また、千手一族の血を最も強く発現した人間であるためか、その肉体は死体となってなお途轍もない生命力とチャクラを備えており、大蛇丸をはじめ多くの者がその力を利用している。
愛情に溢れ、何よりも里の者達のことを第一に考えた人格者。ただし性格は厳格ではなくむしろ大らかで、すぐに落ち込む癖がある。さらに賭け事好きでもあり、孫の綱手を無類の博打好きにさせた張本人でもある。火影としては生臭的な面が目立ち、二度目の蘇生後、扉間からは一蹴されるほど軽蔑され、水月には威厳のなさを心中で指摘されていたが、いざというときには扉間さえ怯ませるほどの気迫を発し、水月から一転して「貫禄半端ねぇ」と言わしめた。また、このときは穢土転生の精度が上がっていたためと、柱間自身の細胞によって強化された術であったため、大蛇丸でさえその自由を完全に縛ることができず、「他の火影とは別格」と言わしめた。
ただ、素の性格は懐の深さと大らかさが相乗したとんでもないお人好しであり、扉間からは「バカ」と一言で評されている(その扉間は後にナルトを「兄者以上のバカ」と評している辺り、彼の中では基本、一番の馬鹿者扱いらしい)。政治的な部分は扉間のサポートに頼る部分が多く、尾獣を各里に分配する際の対価について話している時には「タダでいいんじゃないか」と言ってのけた(当然のごとく扉間に怒鳴られた)。
幼少期、互いが敵同士とは知らずにマダラと出会い友人となるが、一族間の争いの果てに敵対することになる。成人後に彼に勝ち和解し、協力して木ノ葉隠れの里を興す。しかし里の方針を巡りマダラと対立、「終末の谷」で決着をつけ、彼にとどめを刺すことになり、この時柱間は、忍とは「目標のために耐え忍ぶ者」であることを悟った。また、後に暁のメンバーとなる角都とも戦い、退けたこともある[6]。その後、この世を去る。
死後から数十年後、木ノ葉崩しに際して大蛇丸の穢土転生の術により弟の扉間と共に蘇生される。自我を消された状態で三代目と戦うことになり、木遁の術と二代目との抜群のコンビネーションで三代目・ヒルゼンを追い詰めていくが、最終的に屍鬼封尽により封印された。しかし、この当時の穢土転生は精度が低く、本来の実力からは大きく劣っていたことが後に明らかとなった。それから約3年後の第四次忍界大戦の最中、屍鬼封尽を解いた大蛇丸により再度蘇生され、サスケに自分とマダラの因縁、ひいては千手とうちはの争いから始まる木ノ葉設立のあらましを語った。結果、サスケが里を守ることを選択したことで、歴代火影たちや大蛇丸やサスケ率いる「鷹」のメンバーとともに戦場へ向かう。戦場に到着し、マダラと再会するも後回しを宣言し十尾を結界で抑え分身で忍たちの援護をする。オビトが十尾の人柱力となり圧倒的な力で戦場を蹂躙するのをみて加勢しようとするが、マダラによって邪魔を受ける。戦いの最中にマダラの黒い杭(六道の棒)をいくつも体に受けており、マダラが生き返った後に黒い杭で動きを封じられ、仙術チャクラを吸収された。
千手扉間(せんじゅ トビラマ)
声 - 堀内賢雄河西健吾(少年)
二代目火影。初代火影・柱間の弟。享年不明。身長182cm。体重70kg。
高等忍術である“飛雷神の術”“穢土転生”“影分身の術”などを開発した人物。柱間と同じく、六道仙人の血筋。出鱈目な強さを誇る兄にはさすがに譲るものの、忍者としての実力は他を大幅に凌ぎ、水遁系の術や時空間忍術を得意とし、水がない所でもレベルの高い水遁忍術を使うことができる他、広範囲のチャクラを感知することもできる。目的に向かい情熱的に邁進する性格だが、同時に里のためなら非情な手段も辞さない徹底したリアリストな一面も持つ。六道オビトの使う術が陰陽遁だと即座に見抜くなど、頭脳面でも高い力を発揮している。
兄の意志を受け継ぎ、火影となって忍者学校(アカデミー)や木ノ葉警務部隊を始めとする組織としての木ノ葉の里を創始した。だが、うちは一族の危うさと、マダラと同じ思想の者が出現することを警戒し、マダラの反乱後にはうちは一族を警務部隊という形で里の中枢から遠ざける等、婉曲的にだが隔離を行っている[7]。また、人間を蘇らせて操る最悪の禁術である穢土転生を開発したことから、うちは一族や他里の忍からは悪名高い人物として知られている。
その一方で兄・柱間に通じる天然な部分があり、第四次忍界大戦でナルトが「オレの影分身についても良く知ってんだな」と感心した際、「ワシが造った術だ! ワシの術だ!」と大人気ない反論をかましている。また、ミナトの若干ハズれたネーミングセンスがそのまま笑いのツボらしい。
猿飛ヒルゼンを弟子にし、「サル」と呼び親しんでいた。雲隠れとの協定の際に二代目雷影らと共に金角・銀角兄弟によるクーデターに遭遇し、逃亡の末に自らが囮となり、別れ際にヒルゼンを三代目火影として任命し散った。
柱間と共に、死後に大蛇丸の穢土転生により復活しヒルゼンと戦うことになるが、最終的に屍鬼封尽によって封印された。その当時は柱間と同様、本来の力を発揮出来なかった模様。本来の力は、大蛇丸が柱間細胞を吸収しなければ穢土転生の縛りを解けるほどである。
それから約3年後の第四次忍界大戦の最中、他の先代火影たちと共に大蛇丸によって再度蘇生され、サスケにうちは一族について語った。「行った里の政策がうちは一族の滅亡を引き起こした」と大蛇丸に非難されるが悪びれた様子を見せず、うちは一族の性質に危険性があるため、うちはの滅亡は自滅でありなるべくしてなったものと語った。かつて木の葉を襲撃した大蛇丸と行動を共にしているサスケに対し差別的かつ辛辣な態度を取るが、後にサスケが戦場へ行く決意をしたことで彼の意思をある程度認めるようになり、サスケたちと共に戦場へ向かう。戦場に到着し、火影四人がかりの結界で十尾を抑えこむもオビトが十尾の人柱力となり結界を破壊。オビトと戦うナルト、サスケ、ミナトに加勢する。
後代であるミナトの飛雷神の術を自分以上と評価している。また息子のナルトのことも「兄の柱間以上のバカ」と評する一方で兄以上の火影になれると高く評価している。また、シカマルたち木ノ葉の忍のナルトを助け、里や忍世界を支えようとする姿勢に先達として喜びを見せている。
その後、輪廻天生で蘇ったマダラと交戦するが、彼の扱う六道の棒によって身動きが取れなくなった。しかし、輪廻眼を開眼したサスケによって六道の棒は全て抜き取られ、動けるようになった[8]
猿飛ヒルゼン(さるとび ヒルゼン)
声 - 柴田秀勝藤井啓輔(少年)
三代目火影教授(プロフェッサー)。歴代の火影の中で最強と言われる。初代火影・柱間と二代目火影・扉間の弟子。木ノ葉丸の祖父であり、猿飛アスマの父親。九尾の人柱力としての宿命を背負うナルトの未来を誰よりも案じていた人物。69歳(没年)。身長163cm。体重50kg。
木ノ葉に存在する全ての術を使いこなすことが出来たとされ、「忍の神」と謳われた天才忍者。指導能力も抜群であり、彼の発案したカリキュラムは今でも採用されている。下忍時代の伝説の三忍(綱手、自来也、大蛇丸)の指導を担当した。かつては、自らの部下である自来也を四代目火影に推薦しようとしていたらしい。里を愛し、里の者達を護る立派な忍だが、少々ムッツリスケベでどこか惚けており、ナルトの【お色気の術】に敗れ去ったこともある。
第一部以前に、波風ミナトを四代目火影に指名し隠居するが、彼の死後に復帰している。ミナトの忘れ形見であるナルトを、里を守った英雄として育てたいと考え、また人柱力であるナルトが他里の忍に狙われないためにも、里の大人達に九尾封印の事実を他言しないように厳命、さらにナルトがミナトの子であることも秘匿し、天涯孤独で生きることになった彼を見守り続けていた。
うちはイタチの真実を知る数少ない人物で、うちは一族の隔離と殲滅について最後まで反対していた。結果的には手遅れに終わってしまったが、うちは一族との和解も考えていた。それ故かイタチからも大きな信頼を得ており、サスケを上役から守るよう彼に頼まれていた。
ダンゾウとは彼の対抗心もあってかなにかと対立することが多かったが、ご意見番など周りの者からは「木ノ葉の光と闇として互いに支えあってきた相棒」と目されていた。しかし、後に自分が甘かったせいでダンゾウに里の闇を背負わせたと負い目を感じており、結果としてダンゾウがサスケにうちは一族の復讐として手をかけられたことを聞かされ、うまく里をまとめられなかったと後悔していた。
中忍選抜試験に乗じて木ノ葉隠れの里へ侵攻した大蛇丸と対峙。穢土転生体として蘇ったかつての師・柱間と扉間相手に苦戦するも、自身の命を犠牲にした禁術【屍鬼封尽】で2人の魂を死神の中に封印、続けて大蛇丸も道連れにしようとするが、草薙の剣で胸を貫かれたダメージと老いのせいで力が不足し、印を結ぶのに必要な腕の機能だけの封印に留まった。そして術の代償で死神に魂を喰われてゆく中、これからの世界を生きていく里の人々に「火の意志」が受け継がれてゆくことを感じつつ、息を引き取った。
それから約3年後、第四次忍界大戦時において、他の先代火影たちと共に大蛇丸によって死神から解放・蘇生され、サスケにイタチの真実を語った。そして、サスケが戦場へ行く決意をしたことで、サスケたちと共に戦場へ向かう。十尾の人柱力となったオビトの力を測るために戦うも上半身を破壊される。オビトが十尾を神樹に変化させたときには回復し、ナルトを助け出した。穢土転生による復活後、サスケに協力する大蛇丸の変化を感じ、戦争の最中ではわずかながらかつての師弟のころのようなやりとりを見せる。
疾風伝では火影引退と復帰までの経緯が描かれ、第三次忍界大戦終結後に岩隠れの里との平和条約締結に関する責任をダンゾウから追及されて火影を引退、ミナトの死後は彼の次の世代から五代目火影を決める動き[9]があったが、非常時故に自ら火影を再襲名した事が判明した[10]。その後はダンゾウ率いる「根」に暗殺されかかるも、暗部時代のカカシが流した情報によって命拾いしている。生前のミナトからカカシについて相談されており、暗部としての自分に悩んでいたカカシを諭したこともある。
忍術で全属性[11]を扱う他に、口寄せ契約を結ぶ猿猴王・猿魔が変化した棒「金剛如意」による体術で戦う。ただし木ノ葉崩しの際には老齢のため3人までしか影分身ができないなど、その実力は全盛期よりも遥かに劣っていた。
波風ミナト(なみかぜ ミナト)
声 - 森川智之入野自由(少年)
四代目火影。自来也の弟子であり、はたけカカシの師匠。ナルトの父親。十数年前、木ノ葉隠れの里を壊滅状態にまで追いやった「九尾の妖狐」と戦い、ナルトに九尾を封印し、その代償として命を落とすこととなる。
綱手(ツナデ)
声 - 勝生真沙子寺田はるひ(幼少)、沖佳苗(少女変装時)
五代目火影。「伝説の三忍」の紅一点。三代目の死により火影となる。医療忍術のスペシャリスト。
志村ダンゾウ(しむら ダンゾウ)
声 - 糸博加藤将之(少年)
六代目火影候補。木ノ葉の暗部養成部門「根」の創設者でありリーダー。「忍の闇」の代名詞的存在。顔には傷があり、普段は杖をついて歩いている。三代目火影のヒルゼンとは幼馴染の間柄で、同時にライバルでもあった。72歳(第2部)。身長170cm。体重52kg。
武闘派路線の主導者として「影から木ノ葉の里を守る」という強い意志を持ち行動し、里を守るためならば非情な作戦や卑劣な行動も実行し、部下だけでなく自分自身の命すら犠牲にすることも厭わない。部下には、拷問などで口を割らないよう呪印を施している。常に不穏な噂が付きまとい、事実、裏では大蛇丸との取引も幾つかしており、暁を動かしているのがトビ(うちはマダラを名乗る男)であることも知っていた。同じ木ノ葉の者達にまで冷酷非道な野心家として危険視されても、木ノ葉や忍の世界を守る信念だけは決して曲げようとしなかった。ダンゾウの理解者と呼べるのは、ご意見番の二人と、競い合っていたヒルゼンぐらいであったと言える。
かつて、雨隠れの里の長である半蔵と手を組み暁の弥彦を殺害することで、長門がペインへと変貌する決定的な理由を作った張本人であり、後に暁の長門による報復に近い木ノ葉総攻撃を招くことになった。間接的とは言えカブトの人生を歪ませた張本人でもある。また、ご意見番同様うちはイタチの真実を知る者であり、うちは一族の殲滅の首謀者でもある。ただし、極悪犯罪者の汚名を被ってまでしたイタチの自己犠牲行動を忍として非常に高く評価している。
部下のサイがカカシ班に配属された際、彼に大蛇丸と接触しサスケを暗殺する任務を与えるが、彼がナルト達との触れ合いによって感情を取り戻したことで、その目論見は失敗に終わった。帰還後のサイが感情を取り戻したことを見抜いたが、あえて強く指摘せず放置した。
ペイン襲撃の際には、ナルトを呼び戻すために待機していた連絡蛙のコウスケを殺害し、ナルトを妙木山に閉じ込めることで暁の目的である九尾を守ろうとした。ペイン襲撃後、綱手が意識不明になり、その間に六代目火影を会議で襲名する(信任投票が終わっていないため候補である)。そして、部下のサイにはナルト監視命令を、木ノ葉の忍達には抜け忍であるサスケへの抹殺指令を出し、自らは部下のフー、トルネと共に、火影として五影会談に参加する。会談の最中、右目に移植していたうちはシスイの万華鏡写輪眼の瞳術「別天神」で、忍連合軍結成による忍界の統一と自らがその指導者になるよう仕向けていたが、霧隠の青が白眼を隠し持っていたという予想外の事態によって、その目論見が明るみになってしまい、サスケ率いる鷹を含む暁の襲撃を利用して逃亡する。
会談からの逃亡後、部下と共にトビの襲撃を受け、サスケと交戦、写輪眼を用いた禁断の瞳術である「イザナギ」の使用によって、徐々にサスケを追い詰めていくが、自身が写輪眼を得たことにより対写輪眼戦の対応に油断が生じたため、写輪眼の扱いでサスケに敗北し、さらに身体に取り込んでいた柱間細胞も暴走。追い詰められたことで香燐を人質に取り逃亡を図るが、逆に香燐ごと急所に攻撃を受け致命傷を負う。最期を悟り、木ノ葉や忍の世を守るべく、自らの身体に刻んだ裏四象封印術を用いてトビとサスケを道連れにしようとするが失敗、自爆して壮絶な死を遂げた。死の間際、右目の万華鏡写輪眼が回収されることを予期し、あらかじめ自分で潰していた。
若かりし頃はヒルゼンと共に二代目火影・扉間の側近として活動し、何かと張り合うことが多かったようで、任務でヒルゼンが笑いながら自分が囮になると言い出した際には、感情的になって自分が囮になると反発している(最終的にはダンゾウとヒルゼンの「火の意思」がこれからの里に必要だと評した扉間が囮となった)。しかしヒルゼンに対して憎しみのような負の感情はなく、彼が光の中の木の葉なら、自分は影からそれを支える根であるとし、命を落とす寸前には、少年時代にヒルゼンと笑顔で語り合う記憶に思いを馳せていた(アニメではヒルゼンの平和主義的なやり方に業を煮やして、彼の暗殺を敢行したことがある)。
普段から包帯で隠している右目にはうちはシスイの万華鏡写輪眼を持ち、その力によって他者を本人に気付かれることなく操ることができるが、その特性ゆえに乱用は不可能。そして常に隠している右腕には枷のようなものがあり、その中は、数々の写輪眼と、初代火影・柱間の細胞が移植された、おぞましい物となっていた。これらの事実から、トビはダンゾウが九尾を手に入れ、操ろうとしたことを推測した。
戦闘では、主に風遁系の忍術を扱うが、柱間細胞が右肩に移植されていることで肉体強化と共に木遁の術も限定的ながら使用できる。さらに大量の写輪眼の消費によって、うちは一族禁断の瞳術である「イザナギ」も使用可能。その他では、相手を拘束する等に使う呪印の扱いに長け、口寄せの術により巨大な獏を召還させることも出来る。
疾風伝暗部篇では、大蛇丸と共謀し柱間細胞の研究を続けていたことや、ハンゾウと結託するまでの背景、うちは一族のクーデターに関わる背景なども描かれており、イタチに一族を皆殺しさせたことをきっかけに根を解体され、自身も謹慎処分を受けている(以降、本編にて初登場するまでの合間に「根」の再建をしていた模様)。

上忍[編集]

シズネ
声 - 根本圭子
28→32歳。身長168cm。体重49kg。
綱手の一番弟子兼秘書役にして、彼女に心から信頼されている数少ないくノ一で、トップクラスの医療忍者。攻撃の際は毒系統の術と暗器を使う。焦ったり驚いたりすると「あひィー」と変な口癖が出る。疾風伝の特別編では貧乳であることを気にしている(本人曰く「標準サイズ」)。豚のトントンを飼っている(主人は綱手)。ペイン襲撃時には、ペインの能力の正体に気づきかけ、山中いのいち達と共にその分析に奔走するが、ペイン人間道に人質に取られて魂を抜かれ、一度は死亡したものの、その後に改心した長門によって蘇生する。
第四次忍界大戦では、後方支援医療部隊の隊長に任命される。
油女シビ(あぶらめ シビ)
声 - 浜田賢二
39→43歳。身長181cm。体重69kg。
シノの父。どんな時も冷静に対処する。“油女ゲン”という名前の描写もある。木ノ葉崩しの際、カンクロウの傀儡から放たれた毒煙玉の毒にやられた息子を治療する。ペイン襲撃時は、息子とともに小南と対峙した。
第四次忍界大戦ではイルカと共に雲隠れの孤島(島亀)に行き、戦場に行こうとするナルトを足止めする。
秋道チョウザ(あきみち チョウザ)
声 - 福田信昭
38→42歳。身長183cm。体重120kg。
チョウジの父で、秋道一族の15代目を継承している。秋道一族秘伝の術である倍化の術を駆使し、棒を武器とした棒術で戦う。かつてはシカク・いのいちとフォーメーション猪・鹿・蝶を結成していた。自身の後輩であるアスマからは慕われており、ダンとも交流が深かった模様。
息子以上に食いしん坊であるが、性格は強気で大らか。一族を背負う者として、強い責任感を持っており、16代目を継ぐ息子には厳しく接しつつも、いつも苛められて友達が少ないトラウマから自信が持てなくなってしまった彼を心配してもいる。そのため、チョウジのことを気に掛け、親友になってくれたシカマルには、感謝と同時に迷惑を掛けてしまっていたと、申し訳なく思っている。
ペイン襲撃時は、カカシ&チョウジと共に戦い、重傷を負うも、持ち前のタフさから生存している。
第四次忍界大戦では第1部隊に配属され、蘇生されたダンと交戦する。その際に、穢土転生で復活したアスマと戦えないチョウジを心配し、叱咤していたが、決意を固めた彼が秘伝の丸薬無しにカロリーコントロールを成し遂げたことで、成長した事を確信する。
奈良シカク(なら シカク)
声 - 家中宏
38→42歳。身長175cm。体重59kg。
シカマルの父。かつてはチョウザ・いのいちとフォーメーション猪・鹿・蝶を結成していた。恐妻家であり、シカマルからは度々あきれられているが、将棋でシカマルを軽く捻るほどの頭脳の持ち主。知識豊富でもあり、自来也とナルトが会得した仙術チャクラや、土影の会得した血継淘汰の存在についても知っていた。奈良一族秘伝の術である影縛りの術(影真似の旧称)、影首縛りの術等を使いこなす。シカマルが初めての隊長としての任務で失敗し自責の念から忍を辞めようとしたときには、厳しくも温かい言葉で、彼を立ち直らせた。
息子のシカマルが特別に一目置いていたナルトを認め、理解しており、ペイン襲撃時には、いのいちの反対を制し長門へ直接交渉しようとしたナルトをそのまま行かせた。上忍班長として火の国大名との会議に出席し、綱手の後任火影としてカカシを推挙するが、ダンゾウに抑え込まれた。
綱手の復帰後は第四次忍界大戦の作戦会議に出席したり、忍連合軍の連合会議に綱手の付き人として同伴したりと重要な役割を任されている。第四次忍界大戦では、参謀格として忍連合軍の指揮を執ることになり、その卓越した戦略眼には、エーからも「木ノ葉にはいい忍がいる」と評された。白ゼツによる特殊工作が展開され、頭脳に叩き込んだ様々なデータを冷静かつ迅速に分析し、ナルトの九尾チャクラが大きな打開策になることを導いた。その後、十尾と死闘を繰り広げる忍達を援護したが、十尾が本部に向けて放った尾獣玉によって死を覚悟し、いのいちと共に十尾を止める策と息子であるシカマルに対する最後の言葉を伝えて戦死した。
山中いのいち(やまなか いのいち)
声 - 中村大樹
38→42歳。身長180cm。体重69kg。
いのの父。かつてはシカク・チョウザとフォーメーション猪・鹿・蝶を結成していた。かなりの親バカ。心乱身の術が得意技。第二部では、ペインの情報を探るため森乃イビキに協力し、術で雨隠れの忍の頭の中を走査。その最中に襲撃してきた新たな畜生道ペインの姿を見た。その後、長門へ接触しようとしたナルトを止めるが、シカクの一言で見送る。
第四次忍界大戦では情報部隊の隊長に任命され、全部隊間の通信中継役を担う。その後、十尾の放った尾獣玉によって死を迎える寸前にシカクと共に十尾を止める策と娘であるいのに対する最後の言葉を伝えて戦死した。

特別上忍[編集]

特別上忍は上忍と中忍の間にあり、専門的な任務に従事する。分野は多岐に渡る。

森乃イビキ(もりの イビキ)
声 - 楠大典
28→32歳。身長193cm。体重88kg。
木ノ葉暗部の拷問・尋問部隊隊長。抜け目のない拷問・尋問で別名「サディスト」。第一部、中忍選抜第一試験の審判を務めた。全身に拷問された傷跡が残っており、普段は手袋や頭巾(額当て)で隠している。中忍試験では受験生達の覚悟を確かめ、「次があるさ、などという覚悟の薄い愚図に中忍の資格はない」と断ずる一方、第二試験にむかうナルトたちにエールを送るなど、人格者の一面も見受けられる。第二部では裏社会の死体換金所の男へ尋問を行ったり、いのいちと共に雨隠れの忍が持つと思われる秘密を探った。ペイン襲撃時には畜生道の襲撃を食い止め、疾風伝では招き猫や六助に模した拷問器具を口寄せするなどしていた。アニメでは弟(イダテ)がおり、全身の拷問跡はその弟を逃がすために雨隠れに捕まった際に付けられた。
みたらしアンコ
声 - 本田貴子
25→29歳。身長167cm。体重45kg。
大蛇丸の元弟子で、大蛇丸から天の呪印を刻まれていた。中忍選抜第二試験(死の森での試験)の審判を務める。第一試験の直後に飛び込んでくるなど大胆な言動や行動が目立つ場の空気が読めない性格。また、超甘党で、大蛇丸同様に大蛇を口寄せし、それを用いた術を使う(アニメでは火遁忍術も使用)。試験中に大蛇丸の存在に気づき、自らの命を使って大蛇丸を殺そうとしたが果たせなかった。第二部では、サイ、ヤマトと共にカブトを追跡し、その後サイとヤマトが里に戻り、小隊を率いてカブトの追跡を行っていたが、第四次忍界大戦でカブトの術を強める目的でカブトに拉致され、穢土転生を強化するために気を失った状態で呪印に残されていた大蛇丸のチャクラを吸収・利用された。
その後、カブトがイタチのイザナミによってループに陥った後に、気を失った状態でサスケの解邪法印によって呪印から大蛇丸が復活したことによって、アンコの首筋から呪印が消失した。
ダンゾウと接点があった大蛇丸の元弟子だったこともあり、ダンゾウの存命中は「根」にマークされていた。
月光ハヤテ(げっこう ハヤテ)
声 - 佐々木望
23歳(没年齢)。身長175cm。体重58kg。
中忍選抜第三試験予選の審判を務めた忍で、常に咳きこんでいる。木ノ葉流剣術の使い手で、影分身と併用した「三日月の舞」を使う。
第三試験後、カブトの追跡任務を受けバキとの密会を目撃するが、バキの返り討ちに遭い敗死した。
疾風伝では、特別編「力」でカブトの実験目的で穢土転生で蘇生された他、第四次忍界大戦において自我を残したまま蘇生され、他の忍2名と共に忍連合が保管していた特殊遺体(血継限界や秘伝忍術を使う忍の遺体)を強奪するため医療部隊を襲う。その際、恋人だった夕顔と再会し、彼女に自分を止めるよう懇願する。カブトの支配に最後まで抵抗し続け、自ら夕顔の刀に貫かれ封印された。
不知火ゲンマ(しらぬい ゲンマ)
声 - 平田広明東内マリ子(幼少)
30→34歳。身長181cm。体重71kg。
常に冷静で飄々とした性格で、くわえ千本が特徴。実力は高く、千本吹きはクナイの威力を相殺するほどの威力がある。四代目火影・ミナトの護衛小隊に所属していた過去を持ち、ミナトから「飛雷神の術」を伝授してもらっているが、ライドウ達三人でやらないと、術の発動が出来ない。
第一部中忍選抜第三試験本戦の審判を務めた。第一部終盤ではシズネ・ライドウ・イワシと組んで任務に出ていたが、ライドウ共々音の四人衆と戦闘になり重傷を負う。
第四次忍界大戦では、大名たちの警護に当たっていたが、本物のうちはマダラが穢土転生で蘇ったことから、三人一組の【飛雷神の術】でメイをマダラの元へと転送する。
並足ライドウ(なみあし ライドウ)
声 - 土田大高山ゆうこ(幼少)
32→36歳。身長183cm。体重75kg。
火影と風影のやり取りに口を挟むほど正義感が強い性格で、顔に火傷の痕があるのが特徴。戦闘では、猛毒を染み込ませた黒刀を使う。四代目火影・ミナトの護衛小隊に所属していた過去を持つ。
中忍試験最終戦では三代目の護衛を勤めていたが風影に化けていた大蛇丸の攻撃を受けて負傷する。第一部終盤ではシズネ・ゲンマ・イワシと組んで任務に出ていたが、ゲンマ共々音の四人衆と戦闘になり重傷を負う。第二部では、新編成された20小隊ではチョウジ、いの、アオバとともにフォーマンセルを組む。アスマ班の増援として駆けつけるも一足遅く、アスマの死を看取る。
第四次忍界大戦では、大名たちの警護に当たっていたが、本物のうちはマダラが穢土転生で蘇ったことから、三人一組の【飛雷神の術】で五代目水影・メイをマダラの元へと転送する。
犬塚ツメ(いぬづか ツメ)
声 - 藤生聖子
36→40歳。身長163cm。体重51kg。
キバの母。ワイルドな性格の肝っ玉母ちゃん。相棒の忍犬は、人語を話せる隻眼の大型犬・黒丸(声 - 御園行洋)。
積極的に前線で戦おうとする、息子のキバによく似た好戦的な性格で、大蛇丸によって木ノ葉崩しが仕組まれた際にも、避難している他の女性達と異なって、黒丸や娘(キバの姉)と共に、迎撃へ向かっている。自信過剰な息子に対しては厳しく接しつつも、その成長を見守っている。
山城アオバ(やましろ アオバ)
声 - 津田健次郎
30→34歳。身長178cm。体重66kg。
サングラスを掛けている。どんな時も決して取り乱さないが、イタチが木ノ葉に侵入した時には慌てていて迂闊にもサスケの前でそのことを喋ってしまったこともある。新編成された20小隊ではチョウジ、いの、ライドウとともにフォーマンセルを組む。アスマ班の増援として駆けつけるも一足遅く、アスマの死を看取る。忍連合の結成後は、ナルトを隔離するため彼の世話役として雲隠れの孤島(島亀)に向かう(疾風伝では、渡航中のオリジナルエピソードにも登場する)。途中、ガイに倒された鬼鮫の情報の一部読み取りに成功する。その後、ガイと共に忍連合軍に合流し、情報部隊に配属される。

中忍[編集]

うみのイルカ[12]
声 - 関俊彦山本泰輔(幼少時代)、 高木渉(雨忍変装時)
23→27歳[13]。身長178cm。体重66kg。
里の戦力となる忍者を養成する忍者学校(アカデミー)の教師。鼻に横一文字の傷跡がある。教師以外にも雑務を兼任している。三代目火影から直接「火の意志」を伝授される。
木ノ葉を襲った九尾との戦いで両親(父の声 - 広田みのる、母の声 - 宮下典子)を喪い、辛い幼少時代を送ってきたが、産まれてすぐ両親を亡くした故に天涯孤独だったナルトを九尾ではなく「一人の人間」として初めて認めた人間でもあり、序盤からナルトの数少ない良き理解者だった。ナルトがアカデミー生だったころは、彼から反発を受けながらも基本的に厳しく、妥協せず教育に当たっていた。ミズキの一件で影分身の術を披露したナルトを一人前の忍者としてようやく認め、自分の額当てを卒業祝いとして贈っている。
中忍試験の際には自らナルト達の監視役を志願するなど、ナルトに対しては実の家族のように思い入れがある。また、ナルトにとっても、兄や父親的な存在で、ナルトが一人落ち込んでいた時にはたびたび助言をしている。
ペイン襲来から木の葉隠れの里を守ったナルトが、かつて忌み嫌われていた里の忍・住人たちから『里の英雄』と称えられている光景を目の当たりにし、感極まり涙を流していた。
第四次忍界大戦の際には、戦争の渦中に向かおうとするナルトを止めようとするも、ナルトの強い意志の前に失敗。その際、キラービーの言葉から今もナルトの心の深くに自分の存在があることを知り、感動していた。
目立つ任務に出ることがないため出番は少ないが、その慈愛あふれる人柄と優しさゆえに根強く熱烈なファンが数多く、人気投票でもメインキャラ達と肩を並べるほどである。疾風伝では、ナルトと出会ったばかりの時期についても語られている。
ミズキ
声 - 三木眞一郎菅沼久義(幼少時代)
26歳。元忍者学校教師。
表向きはお人好しの性格で、裏の顔は野心家で残忍な性格。ナルトを騙して初代火影・柱間が封印した禁術の巻物を盗ませ、九尾が封印されていることをナルトに向かって暴露した上、ナルトとイルカを殺そうとしたが、ナルトの影分身の術で返り討ちに遭い、計画は失敗に終わる。主に背中の風魔手裏剣を使用して戦う。その後の状況については不明である。
アニメでは、大蛇丸の部下になっており、ナルトに倒された後厳重施設に投獄されていたが同じ囚人の風神・雷神兄弟(声 - 宇垣秀成酒井敬幸)と共に脱獄。奈良家から奪った薬剤を調合した薬で自身を強化し、再びナルトやイルカと激突したがあえなく敗れ去り、薬の副作用で老化した。大蛇丸からはザク、ドス、キン同様捨て駒としか思われていなかった。椿(声 - 永島由子)とは婚約関係であり、暴走の原因も大蛇丸の関与、同窓生だったイルカへのコンプレックス、木ノ葉崩しでのナルトの活躍にあったことが示唆されている。
余談だが嫌いな食べ物はラーメンであり、ナルトやイルカと気が合わないものである。
奈良ヨシノ(なら ヨシノ)
声 - 松井菜桜子
36→40歳。身長162cm。体重46kg。
シカマルの母。夫と息子にとても厳しい。夫曰く「時折見せる笑顔が魅力的」。
犬塚ハナ(いぬづか ハナ)
声 - 斎藤恵理
18→22歳。身長170→?cm。体重52→?kg。
キバの姉。相棒の忍犬は灰丸三兄弟。木ノ葉隠れの里で優秀な獣医として活躍している。
第四次忍界大戦では第5部隊に配属され、10万体のゼツと交戦する。
たたみイワシ
声 - 船木真人
24→28歳。身長173cm。体重61kg。
中忍試験官。顎ひげを生やしている。我愛羅達がわずか一時間強で死の森を突破したことをアンコに報告した。第一部終盤での任務ではシズネ、ライドウ、ゲンマと組んだ。
はがねコテツ
声 - 河野智之
25→29歳。身長167cm。体重52kg。
中忍試験・第一の試験では試験官を務めた。バンテージを付けている。イズモとは子供の頃からの仲で、共に行動をすることが多い。綱手が火影になってからは彼女の秘書業務もしている。第二部ではアスマ、シカマル、イズモとフォーマンセル小隊を組んでおり、暁の飛段と角都と戦うが、敗北する。鎖のついた大きなハンマーのようなものを巻物から出して戦った。
第四次忍界大戦ではダルイの増援に加わり、イズモ、ダルイと共に蘇生された暁の角都と再び交戦する。
神月イズモ(かみづき イズモ)
声 - 坪井智浩
25→29歳。身長169cm。体重58kg。
中忍試験・第一の試験では試験官を務めた。コテツとは子供の頃からの仲で、共に行動することが多い。綱手が火影になってからは彼女の秘書業務もしている。第二部ではアスマ、シカマル、コテツとフォーマンセル小隊を組んでおり、暁の飛段と角都と戦うが、敗北する。主に水遁系の術を使用。
第四次忍界大戦ではダルイの増援に加わり、コテツとダルイと共に蘇生された暁の角都と再び交戦する。
飛竹トンボ(とびたけ トンボ)
声 - 樫井笙人
木ノ葉の中忍。顔の大半を包帯で多い、目の位置に額当てをしている。コワモテの容姿と中忍試験者の悪態からすると意外だが、探知能力に秀でているようで、上司の命令にも従順に従う。山中いのいちの下で任務に励んでいる。

暗部[編集]

卯月夕顔(うづき ゆうがお)
声 - 根本圭子
22→26歳。身長169cm。体重50kg。
月光ハヤテの恋人で、カカシを先輩と呼ぶ。とても一途で、お月見が趣味。ハヤテを失った哀しみを仮面で覆い隠し、任務を遂行している。
疾風伝では、ハヤテの死がトラウマとなって戦えなくなり暗部を抜け、第四次忍界大戦では医療班の支援任務に就いていた。しかし、穢土転生されたハヤテの追跡任務を命じられ、サクラらと共に実戦に復帰する。刀を抜くことに躊躇していたものの、自分を倒してほしいというハヤテの願いを聞き届けるためにトラウマを克服、彼との真剣勝負を行い、別れを告げた。
シン
声 - 近藤隆
享年不明。身長174cm。体重54kg。
「根」の一員だった青年。部隊ではサイの兄的存在だったが、「根」の最終試験である決闘を前に病死している[14]
第四次忍界大戦では、カブトの穢土転生によって蘇生される。偵察部隊に振り分けられるが、そこでの役目は「サソリの傀儡の代用」であり、体内にデイダラの起爆粘土を仕込まれるなど、道具として扱われた。カンクロウ率いる奇襲部隊との交戦でサイと再会し、サイの荷物が散らばった際に見た彼の描いた絵を見たことで魂の縛りが解け、サイに礼の言葉を残して昇天した。
フー
声 - 坂巻学木島隆一(少年時代)
「根」の一員でその中でもトップクラスの実力者。五影会談の際のダンゾウの護衛。山中一族の忍であり、チャクラを感知する能力と心転身の術を応用したトラップ忍術を使う。トビとの戦闘で捕縛され、トルネが穢土転生される際の生贄にされ死亡。
トルネ
声 - 高橋英則
「根」の一員でその中でもトップクラスの実力者。五影会談の際のダンゾウの護衛。毒蟲を操る油女一族の忍・油女シクロの子で、彼もまた毒蟲を操ることができ、その抗体を持つ。トビとの戦闘で捕縛され、穢土転生の実演のために首を折られ死亡し、フーを生贄に穢土転生によって蘇生される。
疾風伝では過去が語られている。シノとは兄弟同然に育ったが、自身は毒蟲を宿す体質のせいで忍者学校に通えなかった。シノの入学から間もなくして、油女一族にシノを提供するよう要求したダンゾウに自分を売り込み「根」に加わり、フーとツーマンセルを組んで任務を遂行し、友情を育んでいた。穢土転生体として蘇生された後は、失敗作の集まりで編成された穢土転生連合軍を率いて戦場に現れる。しかしそれは囮で、忍連合が穢土転生連合軍に気を取られている間に禁術【壺毒の術】の準備をしていたが、自身を察知したシノと再会する。彼と過去を語らいながら戦うが、自分の毒蟲の抗体を得ていたシノに敗北し封印された。
タシ
声 - 石田嘉代
三代目火影・猿飛ヒルゼン直属の暗部。16年前のクシナの出産の際にビワコと共に彼女の護衛に就くも、トビの襲撃を受け殺される。

その他の忍[編集]

伝説の三忍[編集]

自来也(じらいや)
声 - 大塚芳忠奈良徹(幼少)
伝説の三忍の一人。ミナトやナルトの師匠。
大蛇丸(おろちまる)
綱手(ツナデ)

綱手の関係者[編集]

トントン
声 - 根本圭子
シズネのペットで、ミニ忍豚。並の忍犬より嗅覚が優れている。忍犬とは異なり、ただのなので話すことはできない。
縄樹(ナワキ)
声 - 小林由美子
12歳(没年齢)。身長140cm。体重37kg。綱手の弟で下忍。12歳の誕生日に、綱手から初代火影の首飾りをプレゼントされる。奇しくもその翌日の任務中に死去[15]。火影を夢見ていた。
加藤ダン(かとう ダン)
声 - 鈴木琢磨
27歳(没年齢)。身長180cm。体重67kg。綱手の最愛の恋人にして上忍、シズネの叔父。綱手から首飾りを贈られるが、敵戦線での任務中に、彼女の目の前で帰らぬ人となった。彼の死がきっかけとなり綱手は血液恐怖症となった。火影になることを夢見ていた。
第四次忍界大戦にてカブトの穢土転生によって蘇生され、チョウザと交戦。四紫炎陣の中に閉じ込められ、結界の番をするチョウザから自分が死んだ後のことを聞く。穢土転生が解除された際には、自身の『霊化の術』で綱手の元に向かい、マダラと戦う彼女の危機を救った後、精神世界で綱手の額にキスして昇天した。

ご意見番[編集]

水戸門ホムラ(みとかど ホムラ)
声 - 宮田光菊本平(少年)
69→73歳。身長166cm。体重55kg。
三代目火影と同世代の木ノ葉のご意見番。眼鏡を掛けている。初代火影、二代目火影の教え子だった。うちはイタチの真実を知っている人物で、うちは一族の殲滅に関与している。現役時代はコハルとともに二代目火影の小隊にいた。
うたたねコハル
声 - 翠準子渡辺育子(少女)
69→73歳。身長153cm。体重46kg。
三代目火影と同世代の木ノ葉のご意見番。初代火影、二代目火影の教え子であった。うちはイタチの真実を知っている人物で、うちは一族の殲滅に関与している。現役時代はホムラとともに二代目火影の小隊にいた。

火影の配偶者たち[編集]

うずまきミト
声 - 下川江那宮下典子(壮年期)
初代火影・千手柱間の妻で、綱手の祖母。渦潮隠れの里の出身で、特殊な封印術を持ったうずまき一族の血統でもあり、髪が真っ赤な色。また、クシナの前任の九尾の人柱力でもあり、九尾のチャクラをコントロールし、敵の悪意を感知できたと言われる。
夫の柱間とうちはマダラによる終末の谷での激闘後、自ら九尾を体内に封印して人柱力になった。トビ曰く「敵意を感知できる」とのことから、九尾の人柱力の中でも、その力をある程度コントロールできた人物と思われる。老齢により九尾を後任の人柱力に譲ることになり、死の前には過酷な宿命を背負うことになったクシナを激励していた。
猿飛ビワコ(さるとび ビワコ)
声 - 渡辺育子
三代目火影・猿飛ヒルゼンの妻で、アスマの母、木ノ葉丸の祖母でもある。男勝りな性格であり、クシナの事で弱気になりがちなミナトを叱り飛ばしている。医療忍者としての心得もあるようで、クシナの出産に付き添うが、トビの襲撃を受け殺される。
うずまきクシナ
声 - 篠原恵美
享年不明。身長165cm。体重47kg。ナルトの母親で、ミコトとは友人関係だった。ナルトの前任の九尾の人柱力で、幼い頃に九尾封印のため渦の国・渦潮隠れの里から木ノ葉に連れてこられた。人柱力であることに関して複雑に思っており、ナルトと同じく心底では九尾に憐みを抱いていたが、結局和解には至らなかった。
真紅の長髪が特徴の美人で、綱手と自来也曰く「子供の頃はお転婆かつ少年のようだった」。忍者学校時代はポッチャリ体型だったことから同級生に「トマト」と誂われていたが、持ち前の気性でいじめっ子を次々と返り討ちにしたため「赤い血潮のハバネロ」と恐れられた。語尾に「ってばね」と付けるのが口癖で、動揺したり興奮したりすると出る模様。木ノ葉上層部の関係者に保護されていた。下忍時代、うずまき一族の特殊なチャクラを知っていた雲隠れの忍に誘拐されかけるも、間一髪のところで一人駆けつけたミナトに助けられた。その際赤い髪を誉められたことで彼を意識し始め、恋に落ち結婚した。
ナルト出産の際、封印の力が弱まったところを仮面の男(トビ)に襲われ九尾を引きずり出され、渦の国の忍故の生命力のおかげで即死は免れたが、満身創痍の中ミナトと共にナルトを庇って死亡した。このときミナトと同じく自分の意思とチャクラをナルトの中に残し、ナルトが尾獣の力を己のものにする儀式の時、再び九尾に飲み込まれそうになったナルトを救い、自分の過去について話した後、ナルトに自分の愛情が伝わっていたことを泣いて喜びながら、ナルトと抱擁を交わし消えていった。
なお、作者のコミック53巻の帯コメントによると、同巻の半分程度を割いているナルトの出生エピソードは自身が夫人に色々聞いて組み上げた「母の話」である。

日向一族[編集]

日向ネジ
日向ヒナタ
日向ハナビ(ひゅうが ハナビ)
声 - 浅井清己
8→12歳。身長132→?cm。体重28→?kg。
ヒナタより5歳下の妹。日向一族の跡取り候補。姉を超える才能と実力を持つと言われ、父親からエリート教育を受けている。趣味はヒアシとの修行。第二部のペイン襲撃時には、ヒアシ共々里を離れていた。
日向ヒアシ(ひゅうが ヒアシ)
声 - 津田英三
42→46歳。身長176cm。体重66kg。
ヒナタ・ハナビの父で、ネジの伯父。日向宗家の当主で、「日向は木ノ葉にて最強」と自負している。才能の乏しいヒナタを切り捨てるほど非常に厳格だが、弟のヒザシが自分の身代わりとして殺されることには最後まで反対していた(この事件が一族のためなら私情を挟まないより厳格な姿勢に起因している)。ヒザシ絡みのことで甥のネジに対して罪悪感を抱いており、ネジからは父の仇と恨まれていたが、後に和解し彼の修行にも付き合う。ヒナタに対しても原作でネジとともに3人で茶を飲むシーンがあり、和解している様子である。
第四次忍界大戦では第1部隊に配属され、蘇生されたヒザシと接触し、交戦することになる。十尾との戦いではネジとの連携で十尾を攻撃を防ぐも、木遁挿し木の術による波状攻撃でネジを死なせてしまう。ナルトから九尾チャクラを受け取り、ネジの死に報いるため反撃に出る。
疾風伝では妻がヒナタの回想に登場している。
日向ヒザシ(ひゅうが ヒザシ)
声 - 伊藤和晃
32歳(没年齢)。身長176cm。体重66kg。
ネジの父。ヒアシの双子の弟で、ヒナタ・ハナビの叔父。分家の者なので、「籠の中の鳥」の印が額に刻まれている。宗家のことは憎んでいたが、雲隠れの里との戦争回避の際、「宗家ではなく兄と家族、そして里を守る」ためにヒアシの影武者として自ら死を選び、命を落とす。
第四次忍界大戦ではカブトの穢土転生によって蘇生される。ヒアシと接触し、交戦することになる。操られ戦う現状を「宗家を恨んだ罰」と嘆くが、ヒアシからネジの成長を聞かされ驚愕する。その後は穢土転生の解除で昇天したと思われる。

うちは一族[編集]

うちはサスケ
フガクの次男。
うちはイタチ
サスケの兄で、フガクの長男。
うちはフガク
声 - 浜田賢二
40歳(没年齢)。身長175cm。体重63kg。イタチ・サスケの父親で、元木ノ葉警務部隊隊長。
責任感が強い忍だったが、木ノ葉隠れの里の下で虐げられ続けていたうちは一族のためにクーデターを計画し、その首謀者となり、イタチを木ノ葉側へのスパイとして送り込んでいた。しかし、争いを起こそうとする自身に強く反発していたイタチには二重スパイという形で裏切られるに至り、最後は木ノ葉上層部から一族抹殺の命令を受けたイタチに殺害された。自身の計画したクーデターは、結果的にうちは一族を滅亡寸前にまで追い込んだ。死の間際には苦渋の決断を下したイタチの行為を受け入れており、彼を自らの誇りであると評し、独り残されるサスケのことを託していた。
うちはミコト
声 - 相楽恵美
36歳(没年齢)。身長162cm。体重48kg。上忍。イタチ・サスケの母親で、クシナとは友人関係。夫と共にサスケを託す形でイタチに殺害された。
うちはオビト
ミナト班の一人であったうちは一族の忍。
うちはシスイ
声 - 木内秀信
瞬身のシスイの異名を持つうちは一族の忍。うちはカガミの子孫。万華鏡写輪眼の開眼者でもあり、瞳術は相手の脳内に入り、己の意志であるかのように疑似体験させ、術にかかった者は操られていることにすら気付かない、瞳術でも最高クラスのものである。この瞳術はデメリットも大きく、特に最強幻術「別天神」を使用すると、次に使用するまでに十数年もの年月を費やす。「『陰から平和を支える名も無き忍』こそが、本当の忍である」という信念の持ち主で、イタチからも慕われており、その高い実力からも、霧隠れの青や雲隠れのキラービーといった名のある忍達にも知られていた。
うちは一族の滅亡前、万華鏡写輪眼の開眼条件を満たすために自殺に見せかけてイタチに殺害された。しかし、実際はイタチ同様に一族のクーデターに反対しており、里の安寧の為に「別天神」を一族に使おうとしていたが、自身を信用していなかったダンゾウによって片目を奪われた。その後、イタチに残ったもう片方の眼を「里を守るために使え」と託し、自らの眼を巡って戦いが起きぬよう己の存在を抹消。イタチにそれを手伝わせ、この世を去った。疾風伝暗部篇では、ダンゾウに眼を奪われ、自害するまでの描写も描かれており、これをきっかけにイタチは万華鏡写輪眼を開眼している。
うちはマダラ
声 - 内田直哉井上剛(少年)
うちは一族及び木ノ葉隠れ創始者の一人。うちは最強伝説を作り上げ、世界中の忍の里を恐怖に陥れた程の伝説的な忍。六道仙人の血筋でもある。長髪である部分を除けば、顔立ちは同じうちは一族であるサスケやイタチに似ている。マダラはかつて万華鏡写輪眼の使いすぎで失明したため、弟・イズナが自ら写輪眼を差し出し、その移植によって「永遠の万華鏡写輪眼」を手に入れたとされている。幻術「無限月読」によって世界中の人間を幻術でコントロールする「月の眼計画」は、自らが考案したものをトビが実行してきたものであり、彼と共に本作の黒幕の一人と言える存在。サスケの一世代前の大筒木インドラの転生者。
同じ六道仙人の血筋で木ノ葉の初代火影でもある千手柱間は、何度となく戦場で刃を交えたライバルで、共に木ノ葉隠れの里を設立した仲間でもあったが、最終的には木ノ葉の方針をめぐり戦った宿敵となった。現在においても、マダラにとって柱間は最高の宿敵であり、現在の五影との戦いをも「遊び」と評するほどである。普段は冷静さを保っても、柱間が穢土転生で蘇ったことに気付いた際には、歪む程の恐ろしい笑みを浮かべながら、再び戦えることを喜んでおり、目の前に待ちわびていた本人が現れた時には、歓喜の叫び声と共にその名を叫んだ(尤も十尾を止めるという目的があったために、彼からは「お前は後!」と、スルーされていたが)。また、柱間だけは小細工を使わず全力で倒すことに拘りを持っているようで、彼が十尾との戦いを優先させた際にも、本気を出さずほとんど傍観に徹している。
かつての忍界大戦時には、影クラスの忍達から一目置かれたのと同時に恐れられており、その名前だけでもその影響力は非常に強い。事実、暁のリーダーであるトビが、ハッタリで「うちはマダラ」を名乗っただけで、忍五大国は無視出来ず戦争に巻き込まれ、忍連合軍を結成させるまでに至っている。五影の中でも最年長である土影・オオノキはかつて先代土影・無と共にマダラと戦って完敗しており、マダラは彼のことを「両天秤の小僧」と呼んでいる。
千手柱間とは子供のころに川で水切りをしていた時に出会う。はじめは互いの一族のことを知らず、戦争で兄弟を失ったという同じ境遇と人と人が分かり合えないかという考えから意気投合し、友人となり互いに忍としての技を競い合ったり、自分たちの理想について語り合ったりしていた。その頃は感情豊かな少年で、柱間のからかいに怒ったり、ふさぎ込む柱間を慰めたりしており、その頃ただ一人生き残った弟のイズナを守ることを固く誓っていた。のちに互いの一族が判明し、うちは一族として千手一族である柱間と戦うことを決め、互いに一族の長になるまでの間戦い続けた。弟のイズナを失い、「永遠の万華鏡写輪眼」を手に入れ弔い合戦を挑むも敗北。柱間からの再びの協定の申し出に「自害するか弟を殺せ」と選択を迫るも、ためらいなく自らの命を絶とうとした柱間の覚悟にふれ、手を結ぶことを決めた。その後千手一族と和平を結んで里を建設し、自ら里の名を「木ノ葉隠れの里」と定めた。柱間から里の長である火影になることを打診されたが、うちはの者を含む里の多くの人々が柱間を火影に推し、上役による相談で柱間が火影に決まる。扉間がうちはの瞳力を危険視していることを知り、うちは一族が千手一族に支配されてしまうことを危惧して、一族に里を出ることを訴えるが、一族からは相手にされなかった。兄弟を守れず、一族を守るという願いも果たせず、守りたい一族からも信頼されなかったことからマダラは「月の眼計画」を画策し、柱間と袂を分かった。その後、写輪眼で九尾を操り、終末の谷で柱間に戦いを挑んだものの、壮絶な戦いの末に敗北、死んだように見せかけて姿を消した。里を仇なす者は兄弟やわが子であろうと容赦しないという柱間の発言にマダラは「いずれそれが里の闇になる」と告げた。薬師カブトは、うちは一族や六道仙人について調べていたことで、この事実を突き止めていた。
表舞台から姿を消したマダラは、その後深い地底にて柱間の再生能力を得るために彼の細胞を自らの体内に投与。最初は何の効果もなかったが、永遠の万華鏡写輪眼を手に入れていたことで、寿命で死ぬ間際にそれを輪廻眼に昇華させることに成功した。さらに柱間の細胞を利用することで人造生命体であるゼツを大量に生み出し、自らの身体を封印石(月)から口寄せした外道魔像に直結させることで、老いながらもかろうじて生き永らえていたマダラは、「神那毘橋の戦い」で瀕死の重傷を負っていたうちは一族の少年で自身の子孫でもあるうちはオビトを助け出し、彼を言葉巧みに誘導。自らの協力者として育て上げた後、月の眼計画を託して命を落とすことになった。以降は、自らの計画を引き継いだオビトが「トビ」と名乗るようになった後、あらかじめ自身が輪廻眼を移植させていた長門に接触を行う等をして、計画を実行に移すための準備を整えることになる。
マダラの計画には自身の復活もあったらしく、本来はトビが育て上げた輪廻眼の開眼者、長門の【外道輪廻天生の術】で蘇るはずであったが、長門が死亡したことで計画が頓挫、結果的に第四次忍界大戦の際には、カブトの「口寄せ・穢土転生」による不完全な蘇生を果たす(同時にこれによって、マダラを名乗っていたトビが、本物のマダラとは別人であることが忍連合軍側に知られている)。その次元違いの実力によって忍連合及び九尾のチャクラを纏ったナルト(分身体)を追い込み、救援に駆けつけた五影達と壮絶な激突を繰り広げる事になる。
その後も五影を同時に相手してなお、余裕で圧倒する規格外の力を見せつける。追い詰められた五影の決死の連携を前に、「完成体・須佐能乎」を繰り出して勝利目前となった直後、イタチによって穢土転生が止められたことでこの世から弾かれかける。しかし、マダラは自ら印を切ることで穢土転生の口寄せ契約を解除し、不死身の体と無尽蔵のチャクラまでをも手にする。そして五影を瀕死に追いやった後、ナルトやビーと交戦しているオビトの元へ合流。彼からかつての愛用の武器である「うちは」を受け取り、参戦する。忍連合に加え柱間が参戦した際は彼と戦うことを望んだが、十尾対処のため後回しにされてしまい、本体が出てくるのを待つが、カカシに敗れ負傷したオビトを見限り、人柱力になるための準備として輪廻天生の術を強制発動させ自身の蘇生を試みる。しかし、オビトがそれよりも早く人柱力になってしまったため失敗する。柱間と戦いながら状況を俯瞰していたが、オビトが敗北するとあらかじめ命令を受けていた黒ゼツがオビトに取りつき、輪廻天生の術を行わせたことで復活を果たす。そして柱間から仙術チャクラを吸収しすぐに掌握した後、解放された尾獣たちとナルト、キラービーをあっさり倒し、今度は彼らに封じられた九喇痲と牛鬼も引きずり出し外道魔像に封印して、白ゼツから右眼の輪廻眼を受け取り人柱力になる。[16]そしてオビトに移植された左目の輪廻眼を取りに動き、そこで八門遁甲の陣を発動したガイと対峙する。そしてガイが倒れた後は自分と同じ六道の力を得たナルトとサスケと戦い、その途中でカカシの左目の写輪眼を奪い、神威の瞳力でオビトの前に現れる。そして遂に両目に輪廻眼を揃えて無限月読の発動に成功するが、黒ゼツに背後から体を貫かれてカグヤ復活のための触媒にされた。
その実力は、同じく六道仙人の末裔にして「忍界最強」「忍の神」と謳われた初代火影・柱間に唯一匹敵する、最強の忍とされる。万華鏡写輪眼を開眼し、さらに柱間との激突後には輪廻眼まで開眼させている。サスケやイタチ以上の忍術の才能だけでなく、知略や状況判断力にも優れており、うちは一族を興したことからも高いカリスマ性を備えてもいる。かつての忍界大戦の際に、弟で同じく万華鏡写輪眼の開眼者であるイズナから、彼の万華鏡写輪眼を得たことで「永遠の万華鏡写輪眼」を体得し、柱間との激闘後にはその細胞を培養、利用することで、初代火影にしか扱えなかった上級の木遁忍術も体得。死を迎えるほぼ直前には、万華鏡写輪眼を輪廻眼にまで開眼させる事にも成功していると、まさに異能の天才とも言える存在感を見せている。火遁においても、最上級の術を縦横無尽に駆使した。
穢土転生で復活した際には、カブトが仕込んだ特別な調整により、穢土転生の不死身の体と無限のチャクラに加えて、火遁や木遁の上級忍術、万華鏡写輪眼、輪廻眼、完成体・須佐能乎を自在に使いこなす、全盛期以上の圧倒的な力を発揮可能となっている。元より忍界最強の柱間と互角の実力であった彼がさらに強化された今、完全無欠の存在であり、弱点は存在しないとまで言われる。しかし、輪廻天生の術で生き返った際には「やっとまともに戦える」と言っており、穢土転生でもマダラの実力を完全に引き出せてはいなかった。
うちはイズナ
声 - 時永洋、東内マリ子(少年)
マダラの弟。幼少の頃から兄・マダラと互いに競い合い、その力を高めあっており、兄弟共々に写輪眼、万華鏡写輪眼に開眼し、その力を以って兄とともに一族を束ねる立場となった。マダラが万華鏡写輪眼の代償として視力を失った際に頭領の戦闘力喪失による一族滅亡を防ぐため、迷いなくマダラに両目を差し出し、その後の戦乱の中で命を落としたとされるが、イタチの話ではマダラに殺されて万華鏡写輪眼を奪われたとされている。実際はそのどちらも誤りで、扉間から受けた傷が元で亡くなった後にマダラが眼を移植したと言うのが真実であった。
うちはカガミ
声 - 河西健吾
猿飛ヒルゼン、志村ダンゾウらと共に、二代目火影・千手扉間率いる部隊で活躍した忍。シスイの先祖。シスイやイタチと同じように一族を越えて里のことを考え尽力していたため、うちは一族を警戒していた二代目火影・千手扉間からも大きな信頼を得ていた。疾風伝暗部篇ではダンゾウが「あやつの瞳術には幾度も助けられた」と述懐している。
うちはタジマ
声 - 松本忍
マダラの父。どこか嫌味を含めた敬語で話すのが特徴。彼にはマダラを含め5人の子がいた。柱間の父・千手仏間とは実力伯仲である。マダラが敵対する千手一族の少年である柱間と交友関係にあるのを知り、千手の情報を得るためマダラと会っていた柱間をイズナと共に襲撃した。

その他[編集]

はたけサクモ
声 - 遠藤大智
カカシの父親で、姿形は息子のカカシと似ている。白光を放つチャクラ短刀を得物としており、後にそれは少年期のカカシが形見として持っている。木ノ葉の白い牙の異名持ちであり、当時は各国の忍達に知られていたほどの凄腕の忍だったため、彼の前では後輩となる三忍(自来也・綱手・大蛇丸)の名ですらも霞むほどの天才忍者だったとされている。
21年前、隊長としてある極秘任務で敵地に潜入した際、「仲間の命」か「任務遂行」かの二択を迫られ、「仲間の命」を選び、任務を中断したが、結果火の国や里の仲間、さらには助けた仲間達にまで、恩を仇で返される形で激しく中傷され、心身を患った末に自殺した。今ではその汚名は濯がれており、大名からも一目置かれているほどの英雄的存在となっている。
その任務かどうかは不明だが、砂隠れとの戦闘時にはサソリの父を倒しており、その母であるチヨバアからは息子の仇と敵視されている。
サクモ自身の魂は、自分の選択が息子のカカシを苦しめることになったと、生と死の狭間の世界で彷徨っており、後にペインとの戦いで一度死亡したカカシと再会を果たす。彼から今まで経験したことや、自分のことを誇りに思っていると聞かされたサクモは、それまで抱え続けていた苦しみから解放され、外道輪廻天生の術で蘇ろうとしていたカカシに「やるべきことが残っている」と告げ、ようやく妻に会えると言い残し、別れた。
かつてカカシと共にダイ・ガイ親子と出会ったときは、ボロボロのガイを見て彼の努力家な一面を垣間見ると、「いいライバルになる」と息子に言った。
地陸(ちりく)
声 - 大塚明夫
元・守護忍十二士の一人で、火ノ寺の僧。疾風伝では原作に先駆けて登場し、暁の飛段と角都と戦う(アニメでは飛段と角都にダメージを与えるシーンがある)も飛段の術により死亡、その遺体は換金所に持ち込まれる。
シホ
声 - 久嶋志帆
暗号部に所属するくノ一で、ビン底眼鏡にボサボサの髪の毛が特徴で、シカマルに好意を抱いている。自来也の残した暗号をシカマルとナルトと共に解読した。
猿飛サスケ(さるとび サスケ)
三代目火影・猿飛ヒルゼンの父で、猿飛アスマの祖父、木ノ葉丸の曾祖父にあたる人物。うちはサスケの名は彼に由来しており、強い立派な忍になるようにと願ってつけられたものである。
ノノウ
声 - 恒松あゆみ
両親と離れ離れになった子供を育てる孤児院のマザー。医療忍術を使うことができ、昔は歩きの巫女と呼ばれた根の諜報部一のエリートだった。戦火に巻き込まれて記憶喪失になっていたカブトの名付け親でもあり、目が悪かった彼に自分の眼鏡を与え、医療忍術を教えた。
既に引退した身であったが、ダンゾウから土隠れ潜入の名を受け、従わなければ孤児院を襲撃すると遠まわしに脅迫され、子供たちを守るために任務を受けることになる。さらに孤児院から子供を一人差し出せと言われ、自ら忍に志願したカブトを根に差し出すことになってしまった。
後にダンゾウから、カブトが孤児院を出て行った本当の理由を知ることになり、彼を解放することを懇願するが、ダンゾウからカブトを救うための条件としてある男を暗殺するよう命令される。実はそのターゲットこそが根の情報操作によって別人に見せかけられたカブトであり、ノノウは彼に襲いかかるが反撃を受けて死亡する。
カブトについても根によって偽写真を見せられて別の人間をカブトだと思い込まされていたため、当然本物の顔を見ても他人だと思っていた。この出来事はカブトの心に暗い影を落としている。
ちなみにダンゾウの元へ戻ってからは表の顔として、医療部隊長「薬師ノノウ」を名乗っており、後に大蛇丸の情報操作によりカブトは「薬師」の姓を名乗ることになる。また、土隠れのスパイをしていた時は「ナニガシ」という偽名を使っていた。
ウルシ
声 - 菊本平、福井美樹(幼少期)
第四次忍界大戦に参加する忍。ノノウの孤児院にいた孤児としてカブトの回想に登場した。カブトとは義兄弟の様な関係で、戦争中も長年の任務から帰ってこない彼の身を案じていた。「薬師カブト」がカブトだということと、カブトが犯罪者になっている事実を知っているかは不明。
千手仏間(せんじゅ ぶつま)
声 - 奥田啓人
柱間と扉間の父。扉間の尾行により柱間がうちはの少年であるマダラと幾度も会っていることを知り、マダラからうちは一族の情報を入手、場合によっては殺害を柱間に命じ自らも扉間と共に現場へ赴く。マダラの父・うちはタジマとは互角の実力。
千手瓦間(せんじゅ かわらま)
柱間と扉間の弟。7歳で羽衣一族・うちは一族との戦闘で死亡する。
千手板間(せんじゅ いたま)
声 - 東内マリ子
柱間と扉間の弟。瓦間没後に起こったうちは一族との戦闘で死亡する。
マイト・ダイ
ガイの父。太眉に加えヒゲまで蓄えた熱い男だが、いっこうに下忍から上に昇格しない「万年下忍」として同年代の忍たちからバカにされていた。しかし、それを悪口ではなく応援ととる大変ポジティブな性格で、下忍ながらも修行を重ね、20年かけて八門遁甲の陣を会得、少年時代のガイに「自分ルール」と共に伝授した。後にガイがエビス・ゲンマと共に忍刀七人衆に遭遇した際、救援に駆けつけ、八門を全開放し殿を務めた。

アニメオリジナル[編集]

風神・雷神兄弟
声 - 宇垣秀成酒井敬幸
木ノ葉厳重警戒施設に幽閉されていた囚人。かつて任務中に食べ物絡みで味方を全滅させた過去を持つ。普段は大人しいが食べ物絡みになると手が付けられなくなる上に牢屋の鉄格子を力ずくでこじ開けるほどの怪力と巨体からは想像もできないスピードを誇る。ミズキに「大蛇丸の所で美味い物を食べさせてやる」と唆されて彼と共に脱獄し、追ってきたシカマル達3人を圧倒するが、助太刀に現れた綱手にデコピン一発で瞬殺される。その後は彼女に脅される形で自ら施設へと戻っていった。綱手とは過去に面識があり、彼女が現れた際にはかなり怯えていた。いの曰く「三忍レベルの囚人」。
ソラ
声 - 平川大輔
火ノ寺の忍僧で、元・守護忍十二士のカズマの息子。敵や気に入らない相手には「戒名付けてやる。」と言って戦いを挑む。ナルト同様風のチャクラ性質を持ち、右手に装備した鉤爪を用いた接近戦を得意とする。
5歳のころ、カズマの手により九尾のチャクラをその身に封じられており、封印を解かれた際は我を忘れて暴走し、ナルトと同じ尾が四本の尾獣形態になる。最終的にナルトの体を張った呼びかけにより九尾のチャクラを体外に全て放出し元に戻る。その後は火ノ寺に戻らず旅に出る。
キタネ
声 - 加藤亮夫
雷遁系の術を得意とする元・守護忍十二士の一人。同じ守護忍十二士で構成され、最強の雷遁使いと謳われた雷遁四人衆の一人。故人であり、遺体は火ノ寺付近の隠し墓に埋葬されていたが、フリド一味によって奪われ、土遁蘇生術・死屍土壌により蘇生されるが、フリドが倒されたことで再び埋葬される。生前は冷静で思慮深い性格でアスマのストッパーであった模様。棺には「」と書かれている。「雷夢雷人」発動時の配置は北。
ナウマ、セイト、トウウ
声 - 利根健太朗藤吉浩二宇乃音亜季
元・守護忍十二士で、雷遁四人衆のメンバー。故人であり、遺体は火の寺付近の隠し墓に埋葬されていたが、フリド一味によって奪われ、土遁蘇生術・死屍土壌により蘇生されるが、フリドが倒されたことで再び埋葬される。棺にはそれぞれ「」、「」、「」の文字が書かれている。「雷夢雷人」発動時の配置は順に東、西、南。
カズマ
声 - 中井和哉
ソラの父親。元・守護忍十二士の一人で嘗てのアスマの盟友であった人物。かつて火の国による世界統一のために軍事国家化を計画し志を同じとした過激派の五名の守護忍十二士を率いてクーデターを決行し、アスマを始めとする他の守護忍十二士と対立した。その戦いでアスマの手により戦死していたと思われていた。

一般人[編集]

テウチ
声 - 朝倉栄介
ナルトがよく通う小さなラーメン屋「一楽」の店主。カカシの素顔を見た数少ない人。他の大人達と違って、九尾の人柱力故に迫害されていたナルトには優しく、時々サービスで奢ってあげている。アニメではアヤメに付き合ってダイエットラーメンを食べてるうちに激痩せした。
劇場版『ザ・ロストタワー』によると、「一楽」の開店は約20年前。
アヤメ
声 - 細野雅世
「ラーメン一楽」の看板娘で、テウチの愛娘。父と共にカカシの素顔を見て、うっとりしていた。アニメでは一時的に激太りし、疾風伝ではラーメン職人の修行に出かけていて、修行先でつけ麺の良さに目覚め、里に帰郷後、一楽をつけ麺の専門店に変えてしまい、普通にラーメンを食べたいナルトから文句を言われていた。
西と松
「ラーメン一楽」で新人として働いていた2人組。ラーメンの中に指を付けたり、ラーメンをこぼすなどをしてテウチに怒られてばかりいた。
モデルはお笑いコンビのレギュラー。原作のみの登場で、2人が登場するエピソードは、アニメ版では上記のアヤメのつけ麺のエピソードに変えられている。

砂隠れの里(風の国)[編集]

風影[編集]

初代風影
圧倒的な力で、砂漠の強者を治めた砂隠れの創始者。千手柱間の記憶では初の五影会談の折、木の葉の里には隣接する肥沃な土地を、他里には柱間から尾獣を購入する金額の3割の提供を要求した。
二代目風影
国力向上を目指し、守鶴の人柱力の実験をし始めた最初の風影。容姿はスキンヘッド。初代五影会談ではスキンヘッドに龍の刺青をした、彼と思しき人物が初代を護衛した。
三代目風影
チャクラを磁力に変えることができる特殊な体質を利用し、血継限界である磁遁を使用した風影。砂鉄を変幻自在に操り、その術を以って歴代最強と謳われた。
ある日突然里から姿を消し、里は捜索一辺倒となり戦争の原因となったが、遂に見つかることはなかった。だが、サソリがチヨバア・サクラと交戦した時に傀儡人形として現れ、サソリに殺害されていたことが判明する。傀儡人形はサクラにより破壊された。
四代目風影
声 - 田中正彦
テマリ・カンクロウ・我愛羅の父で、加琉羅の夫。本名不明。中忍試験前に大蛇丸、カブトによって暗殺され、大蛇丸は彼に変装して木ノ葉崩しを強行し、その失敗後、木ノ葉までの道中にて側近と共に虫の集った死体姿で発見された。どのような形で命を落としたかは不明。
生前は風の国の大名の軍縮の方針の中、妻や息子・我愛羅を犠牲にしてまでも里の力の強化を図っていた。我愛羅との親子関係は劣悪そのもので、彼を見る表情は冷酷だった。ただし、それは風影としての責務や周囲からのプレッシャーがそうさせていた模様。
我愛羅が人柱力として中々、尾獣のコントロールがきかないのに苛立ち、ついには夜叉丸に命じて「母から愛されてなどいなかった」と吹き込ませることで我愛羅に尾獣をコントロールさせようと図る。夜叉丸は躊躇を見せるが、「敬愛する母を取り上げられても暴走を抑えられるぐらいでなければ人柱力として務まらない」と強要し断行させた。結果、我愛羅は尾獣化して暴走したため「やはり、失敗だった」と息子の価値を一方的にないものと決め付けてしまう。
第四次忍界大戦ではカブトの穢土転生によって蘇生され、我愛羅と三代目土影を発見。その際、我愛羅が自らの憎しみを乗り越え五代目風影となったことやチヨが我愛羅を救ったこと、友ができたと言うことに驚きを隠せなかった。そして、もう一度息子の価値を自身で確かめると言い、敢えて我愛羅と対峙するが、自身が操る砂金の盲点を突かれ、身動きが取れなくなった。この時、我愛羅の砂が妻の加琉羅の姿を象るのを見て、初めて「親はただ、子供を信じてやればいい」と親心を見せる。妻の想いを無下にし、今までの己が我愛羅にして来たことこそが失敗だったのだということを悟り、加琉羅が母親として愛情を注いでいたことを教え、命を狙う程追い込んだことを父親と言うのもおこがましいと自嘲する程に後悔した。しかし、それでも尚、我愛羅が自らを父と呼んでくれたことと、自分などとうに超えていた息子の成長に四代目風影も涙を流し、最後は我愛羅に里を任せることを願い、封印された。
使用する術は砂金を操る血継限界の磁遁であり、守鶴が暴走した時もこれで対処する。また、この砂金を取引に使うことで軍縮が進む中で里の安定を保っていた。
我愛羅(ガアラ)
声 - 石田彰
五代目風影。砂の三姉弟の末っ子。一尾を宿した人柱力。第二部から風影となる。

砂忍[編集]

テマリ
声 - 朴璐美
我愛羅とカンクロウの姉。
カンクロウ
声 - 加瀬康之
我愛羅の兄で、テマリの弟。我愛羅が風影に就任してからは主に里の警備に従事している。
バキ
声 - 中田譲治
砂隠れの里の上忍で、里の上役。木ノ葉崩しの際、我愛羅・テマリ・カンクロウを率いて木ノ葉隠れの里に入り、カブトとの木ノ葉崩しに関する密談を盗聴していた月光ハヤテを殺害している。また、風遁系の術を得意とする。第二部では新たな風影となった我愛羅の部下として活動している。
加琉羅(カルラ)[17]
声 - 織部ゆかり
我愛羅の母。夫に「砂の守鶴」を憑依させられ、我愛羅を産むと同時にこの世を憎み、呪いながら命を落としたと我愛羅は長年思っていた。しかし、それは四代目風影が夜叉丸に我愛羅の「人柱力としての価値を見定めるため」にと母と言う拠り所を奪われてなお、尾獣を御せるかを試すために命じてつかせた嘘でしかなかった。
実際の彼女は生まれたばかりの我愛羅に対し「どんなことがあっても、自分が守る」とかつて、夜叉丸が言った通り深い愛情を息子に寄せ、その想いは我愛羅の砂の能力に色濃く表れている。
夜叉丸(やしゃまる)
声 - 保志総一朗
砂隠れの医療忍者である加琉羅の弟で、三姉弟の叔父に当たる。我愛羅の世話係にして、彼が唯一心を開く存在だった我愛羅に痛み、愛情の概念を教えた人物。
医療忍者という肩書きは表向きで、実際は砂の暗部の忍で四代目風影の右腕で、四代目風影の命により我愛羅暗殺を試みるも、激昂した我愛羅の反撃に遭い、我愛羅を心底憎んでいたと言い放ち、姉がこの世を呪い息子を愛していなかったと我愛羅を精神的に追いつめ、最後は服に仕込んでいた大量の起爆札で自爆・死亡した。実はそれ自体が四代目風影の命令であり、母にも愛されていなかったと我愛羅に吹き込むことで人柱力としての価値を量ることが目的で、その命に対し当初は四代目風影に躊躇を見せるが、忍として任務を全うする。四代目風影曰く「夜叉丸が憎んでいたのは我愛羅ではなく自分だ」と言うことから、彼自身は我愛羅のことを心から気にかけていた模様。
マツリ
声 - 坂本真綾
アニメオリジナルキャラクター。かつて両親が忍に殺され、刺さった武器を目の当たりにしたため、武器を持つのに躊躇していたが、我愛羅の指導により克服し、忍具の使い方を教わった。疾風伝ではテマリの部下として登場[18]しており、同じくの一のユカタ(声 - 中塚智実)と共に行動している。
由良(ユウラ)
声 - 渡辺英雄
里の上役(第二部開始の4年前に就任)で、上忍。また、周囲からの信頼も厚かったが、実は暁のサソリの配下で、暁に体を利用されて「象転の術」の生贄になり、死亡。
チヨ
声 - 谷育子
砂隠れの里の相談役。通称チヨバア。砂隠れの同盟国やそれ以外の里と多くつながりを持つパイプ役で、熟練の傀儡師でもある。暁の赤砂のサソリの祖母。普段はぼぅっとしているが、いざ戦闘となると身のこなしが良い。先の大戦で息子夫婦をはたけサクモに殺されており、綱手とはかつて交戦した際に自分が作り出した毒物を瞬時に解析され対抗策を編み出されたりと、ある種因縁の仲だとサクラに色々語りかけている。
風影奪還任務では木ノ葉に協力し、後にサソリと壮絶な傀儡合戦を繰り広げ、辛くも勝利したが、その後、守鶴を抜かれて死亡した我愛羅を蘇生させるために、死を承知で“転生忍術”を使用し、ナルトたちに忍の未来を託して静かにこの世を去っていった。
第四次忍界大戦では、カブトの穢土転生によって蘇生され、ミフネ率いる第5部隊と交戦する。半蔵と昔戦ったことがあり、その時の情報を連合軍の忍に教えていた。最終的に穢土転生解除によって昇天した。
疾風伝では、過去の行いに後悔しつつも、カンクロウに傀儡の奥義を実戦法式で伝授させようとした。
使う傀儡は、サソリが両親を模して造った「サソリの父と母」と自ら封印していた十体一組の「白秘技・十機近松の集」。
エビゾウ
声 - 城山堅
砂隠れの里の相談役で御姉弟の1人であるチヨバアの弟。
パクラ
声 - 織部ゆかり
血継限界である灼遁の使い手。第四次忍界大戦においてカブトの穢土転生で蘇生され、ガリと共にカカシ達率いる第3部隊と交戦する。
疾風伝では、生前マキの師匠を務め、岩隠れとの戦で活躍した英雄と称えられている。だが、上役たちの策略で霧隠れとの取引道具として殺害された(表向きは岩隠れとの戦で死亡したことになっている)。そのため怨みのままに戦場で暴れまわっていたが、戦いの中マキの説得で考えを改め、意識が途切れる前にマキたちが逃げる手助けをする。
マキ
声 - 東内マリ子
忍連合封印班のくの一。布を使った忍術の使い手。
疾風伝ではかつてパクラの弟子であったこと、両親を霧隠れに殺された過去が明かされている。
コムシ
声 - 阪口大助
アニメオリジナルキャラクター。サソリの親友だった少年で、彼の数少ない理解者でもあった。サソリに自身の右腕を傀儡化してもらうも、仕込みの毒に侵され、チヨバアの処置も空しく他界する。その後はサソリによって人傀儡に作り変えられた。
分福(ぶんぷく)
守鶴の人柱力であった老僧。生来、茶釜を封印している場所に幽閉・監視されていた。里の者達から忌み嫌われ、自らを尾獣名で呼ばれてなお彼らに手を合わせ、守鶴については心の友と考えており、「六道仙人に似ている」と言われた際は「一際嬉しい言葉」と落涙した。守鶴に、いつか守鶴を守り導く者の現れることを告げた。右掌には左右反転した「心」、左掌には「受」の文字が刻まれていた。

霧隠れの里(水の国)[編集]

水影[編集]

三代目水影は詳細不明。

初代水影
長い髭を蓄えた左眼が隻眼の非常に高齢な老人。初の五影会談では風影の要求を窘めた。
二代目水影
声 - 梅津秀行
かつて二代目土影・無と交戦し、相討ちになった眉なしチョビ髭の風貌をした男性で、本名は不明。生前から二代目土影とは馬が合わない。陽気でおしゃべりな人物だが、若手の忍には将来を期待している一面がある。
第四次忍界大戦では、カブトの穢土転生によって蘇生される。我愛羅に封印されかけたが、穢土転生の効力で封印術が効かず、交戦させられる。当初は我愛羅達忍連合に協力的であったが、我愛羅の強さを前に戦闘欲が湧き、切り札「蒸危暴威(ジョウキボーイ)」を発動させ自分を超えてみせろと挑発する。その蒸気暴威を機転によって見事封じた我愛羅を五影の「金の卵」と称し、後から駆けつけたナルトとはいいコンビだと絶賛しつつ、満足しながら封印された。
戦闘では(おおはまぐり)を口寄せし、蜃気楼を発生させる。これにより、自身と蜃への攻撃が全く当たらない。また、我愛羅の絶対防御を崩壊させるほどの実力を持つ他、鬼灯一族の血を引いており一族特有の忍術も使用する。
やぐら
声 - 入野自由
四代目水影三尾の人柱力で尾獣を完全に制御できた数少ない忍。
紫色の眼をした男性で、鉤爪と緑色の花が付いた、長い棍棒のような武器を背負っている。見た目は子供で、本人曰く「大人」だと主張するが、尾獣たちの深層意識にて出会ったナルトの発言にムキになって言い返したりと、子供っぽい面が目立つ。
トビに裏で操られ、里を恐怖政治で支配していた。しかし後に、白眼を移植した青によって、その洗脳は解かれている。暁対戦時に消息を絶ったが、後に死亡している。
第四次忍界大戦ではカブトの穢土転生によって蘇生され、トビによって新たなペイン六道にされた。他の人柱力ペイン達と共にナルトとキラービーの二人と交戦させられ、連携攻撃で二人を苦しめる。さらには本気で二人を捕えにかかったトビによって尾獣化させられるが、最終的には尾獣化したナルトに杭を抜かれて戦闘不能になった。
水で作った鏡に相手の姿を映して攻撃を相殺させる「水遁・水鏡の術」、また尾獣化した後は相手に珊瑚をへばりつかせて動きを制限する「珊瑚掌」という技を使う。
照美メイ(テルミー メイ)
声 - 日野由利加
五代目水影。現在の霧隠れの里を束ねる長。
セクシーな美女だが、三十路(30歳)かつ独身の為に「結婚」「婚期」「遅れる」「破棄」という類の言葉、及びその同音異義語に過敏に反応して唐突に機嫌を損ねることがあり、その度笑顔で「黙れ殺すぞ」と脅しをかける。火遁系、水遁系、土遁系の3つのチャクラ性質を持っており、溶遁沸遁という二つの血継限界を使用できる。
第四次忍界大戦では大名の護衛に付いていたが、本物のマダラ出現の報せを受け、ゲンマ達の「飛雷神の術」で戦場に移動、他の影と協力しマダラを迎え撃つも返り討ちに遭い、綱手の治療を受けた後戦場に向かう。

霧忍[編集]

青(アオ)
声 - 西前忠久
五影会談の時に現在の水影の護衛として同行。眼帯で覆い隠した右眼には日向一族の白眼が宿っている。日向の者やうちは一族のうちはシスイなどの実力者との戦闘経験を持つ歴戦の手練であり、右眼の白眼も過去の戦いで手に入れた「戦利品」。両耳に下げている札には特殊な結界忍術が仕込んであり、白眼に危機が及んだ際に自動的に発動して右眼を防護する。「血霧の里」時代の霧隠れに生きた猛者であり、その経験から長十郎の弱気さや若い忍の態度にいちいち苦言を呈する説教くさい性格をしている。五影会談の最中、ミフネの言動を不審に思い白眼を使用、ダンゾウが写輪眼(別天神)でミフネを操っていたことを見抜く。また、過去に四代目水影の幻術を解いたことがある。
メイの勘違いによる八つ当たりのとばっちりをたびたび受けている。会談終了後、白眼を処分しようとするフーの【心転傀儡呪印の術】にかかってしまい、絶命の危機を迎えるもメイと長十郎の介入で命拾い(青と同じく感知タイプであるフーは二人の接近を知っており、このことも計算に入れていた)する。しかし、身体を乗っ取っていたフーがメイへの暴言と共に術を解いたため、痛烈なビンタを食らわされた。
第四次忍界大戦では感知部隊の隊長に任命され、本部に常駐する。十尾の尾獣玉によって本部が壊滅したことで死亡したと思われる。
長十郎(ちょうじゅうろう)
声 - 宮田幸季
里に残っている唯一の霧の忍刀七人衆で、大双剣ヒラメカレイを所有する忍。気弱なメガネ男子で、よく弱音を吐いては青に説教されている。メイには憧れを抱いており、メイからも気に入られているのか甘やかされている。五影会談の時に水影の護衛として同行。また忍連合軍の連合会議にメイの付き人として同伴する。
第四次忍界大戦ではメイと共に大名の護衛に付く。
ツルギ
声 - 西前忠久
アニメオリジナルキャラクター。霧隠れの里の暗部から派遣された追い忍部隊の隊長として、ウタカタを連れ戻すために部下と共に土蜘蛛の里の周辺を探索し、ホタルのために行動するウタカタを監視していたが、六尾を狙っていたペインに部隊ごと殲滅されて死亡。
ハルサメ
声 - 山内健嗣
ウタカタの師匠だが、ウタカタから六尾を引き剥がそうとして命を落とす。この事件以降、ウタカタは師匠というものを嫌悪するようになった。
巌流(がんりゅう)
アニメオリジナルキャラクター。ヨスガ峠の悲劇の生き残り。岩隠れの里に裏切られ仲間を殺されたことから岩隠れに復讐をしようとし、水影への使者として土影・オオノキに派遣された赤ツチ、黒ツチ[19]を襲撃したが、ナルトの説得により復讐を辞める。その後は長十郎に連行され、処罰を受けることになるが、赤ツチの計らいで処分は軽くなった模様。第四次忍界大戦では同じ忍として闘うことを決意し、戦闘部隊に加わる。
キリ
声 - 松本忍
第四次忍界大戦でカンクロウ率いる奇襲部隊に選ばれた忍。医療忍術を使うことができる。
中吉(ちゅうきち)
声 - 広田みのる
感知タイプの忍。第四次忍界大戦において、カブトの穢土転生によって蘇生される。暁のことは生前から知っていて蘇生してすぐ抵抗しようとしたため、精神を操られ最低限のことしか喋れなくされる。偵察部隊に振り分けられ、カンクロウ率いる奇襲部隊と交戦、途中で離脱して増援を呼びに向かう。疾風伝ではデイダラの脱走にも協力している。
霧の忍刀七人衆の前任者たち
生前、霧隠れに伝わる7つの忍刀を使いこなした実力者たち。第四次忍界大戦では、カブトの穢土転生によって蘇生された。疾風伝ではオリジナルエピソードとして原作で台詞が存在しない人物に台詞が用意され、生前などの人物設定、封印されるまでの戦闘描写が描かれている。
林檎雨由利(りんご あめゆり)
声 - 田村聖子
雷刀“”の使い手。忍刀七人衆の女。
疾風伝では、生前は雷遁使いの天才と呼ばれていたが、不治の病で早世したことが語られている。常に刺激を求める性格で「自分を痺れさせてくれる」男性を好み、狙った獲物は絶対に逃がさない。撤退するオモイの所属する小隊を執拗に追うが、仲間の敵を取ろうとするオモイの命がけの策により底なし沼に沈められ、餞別として飴を受け取り、自身は戦いに満足させてくれた礼に牙を渡した。
通草野餌人(あけびの じにん)
声 - 宇垣秀成
鈍刀“兜割”の使い手。疾風伝では自身のガードを疎かにしていることをカカシに見破られ、最後はサイの虎視眈弾で封印された。
栗霰串丸(くりあられ くしまる)
声 - 白熊寛嗣
長刀“縫い針”の使い手。素顔は仮面で隠され不明で、服装は桃地再不斬とまったく同じである。
疾風伝では殺人を楽しむ残忍非情な性格でカカシから軽蔑された。甚八と形式的なコンビを組み、不死という穢土転生の特性を生かした戦法でカカシやガイを追い込むが、最後は仲間意識の皆無が仇となりカカシとガイの連携攻撃を受けた後、影縛りの術で動きを止められ甚八と共に封印された。
無梨甚八(むなし じんぱち)
声 - 松本大
爆刀“飛沫”の使い手。
疾風伝では殺人を楽しむ残忍非情な性格でカカシから軽蔑された。串丸とコンビを組みカカシやガイを追い込んだ。最後は二人の連携攻撃を受け、串丸も怯む程の爆発を起こし自爆しようとするも、援軍の中にいた奈良一族の忍の影縛りの術で動きを止められ串丸共々封印された。
西瓜山河豚鬼(すいかざん ふぐき)
声 - 広田みのる
大刀“鮫肌”の使い手。敵に内通したために四代目水影(自称うちはマダラ)の命を受けた鬼鮫に殺害されおまけに鮫肌を奪われた。鬼鮫と同等に鮫肌を扱ったらしい。蘇生時はビーが鮫肌を持っていたため、髪の毛を針状にして戦っていた。カカシにより雷遁を流した首斬り包丁で腹を斬られ怯んだところを、サイの封印術で封印された。ガイの回想から草野餌人、栗霰串丸とは同期であった模様。
鬼灯満月(ほおずき まんげつ)
鬼灯兄弟の片割れで水月の兄。全ての七刀を使いこなすことが出来る。その様から鬼人の再来と言われた。忍刀を継承することを夢見て日々の過酷な任務を送り、全ての七刀を使いこなせるようになるが志半ばで命を散らす。蘇生時は使える刀がなく、水化の術で戦っていた。

岩隠れの里(土の国)[編集]

土影[編集]

初代土影
声 - 中根徹
ダジャレが好きな老人。幼い頃のオオノキに己の中の意思が大切な事を教えた。初の五影会談では風影の要求に驚きを見せた。
無(ムウ)
声 - 向井修
二代目土影。かつての岩隠れの里の長で、全身を包帯で巻いており、背中に刀を2振り背負っている。初の五影会談の際には、初代土影の護衛役として参列している。透明化して自分のチャクラを消す能力を持ち、感知タイプによるチャクラ感知では確認出来ない。また、血継淘汰(けっけいとうた)と呼ばれる風遁、土遁、火遁の性質を一度に合わせることができる塵遁の使い手。三代目土影に塵遁を教えたかつての師でもある。かつて二代目水影と交戦し、相打ちになった模様。また、過去にうちはマダラと因縁があり、彼による騙まし討ちをオオノキと共に受けている。
第四次忍界大戦では、カブトの穢土転生によって蘇生される。中々に強かな人物で既に死人の身でありながらも、オオノキに対し終戦後に起きる同盟軍内の戦利品の奪い合いにおいて主導権を握るように示唆するが、オオノキからはキッパリと一蹴されており、その際には彼に理解を示している様子だった。我愛羅とオオノキとの戦闘中、増援に来たナルトに倒され、最終的に我愛羅に封印されたように見えたが、ナルトに倒される直前自身を分裂させており、自身の半分だけを封印させて逃げ延びた。その後カブトによって本物のマダラを口寄せさせられた後、マダラとの会話のために自我を消され乗っ取られた。カブトがイザナミに囚われると同時に自我が戻るが、直後に穢土転生が解除され昇天した(疾風伝では昇天の際、オオノキへの伝言を残している)。
オオノキ
声 - 西村知道、菊本平(少年・青年)
三代目土影。かつて「両天秤のオオノキ」と恐れられていた、団子っ鼻が特徴の小柄な老人。黒ツチの祖父で、黄ツチの父。未だに現役だが高齢のために腰痛持ちで重い物が持てない。頑固な性格で、里の利益のために自分自身を捨ててしまっている。うちはマダラとは浅からぬ因縁があり、彼からは「両天秤の小僧」と、小物扱いされている。
土遁系、風遁系、火遁系の三つのチャクラ性質を持ち、普段は土遁系チャクラの術を使うが、真の能力はこれらの三つのチャクラ性質を融合させることで、全てを分子レベルで分解させる「塵遁」という血継淘汰の能力にある。また、重力をコントロールする能力を持ち、これで自身が飛行するだけでなく、他者にも付加することも可能。
まだ若く、土影でもなかった過去の忍界大戦時は、頑固者ではなかったが、無と共にうちはマダラの騙まし討ちを受け、徹底的に打ちのめされたのがきっかけとなって、オオノキは「己を捨てた」頑固者になっていく。そして、軍縮の時代になってからは、形振りかまわず力を求める雲隠れの里に対抗して、犯罪結社である「暁」を利用するまでに至っている。しかし、五影会談での我愛羅の言葉によって、自分の過ちを悟ったらしく、忍連合軍を結成し、かつての自分を取り戻す決意をする。
八尾・九尾を取りに来たカブトを足止めするため、交戦するが、元・部下であり穢土転生で蘇ったデイダラの妨害によって逃げられてしまう。その後、島亀(雲隠れの孤島)を持ち上げ、忍連合本部の近くで降ろして忍連合軍の元に戻る。第四次忍界大戦ではかつての師である二代目土影が蘇生されたことを知り、塵遁に対処するために我愛羅と共に戦闘に加わる。穢土転生によって蘇生されたかつての師にして先代の土影、無と対峙した際、終戦後の忍連合内の主導権を握るよう示唆されるも、「今回はそんなことをやるつもりはない」と断言する。
かつて自分を打ち負かしたうちはマダラが穢土転生で蘇った際には、己を取り戻すべく、奮闘。マダラの輪廻眼によって召喚された大岩を超軽重岩の術で抑えようとするも、連続で打ち込まれたことで、逆に瀕死の重傷を負ってしまう。それでもオオノキは、自分自身や未来のために、うちはマダラを倒すことを諦めず、五影全員が揃い、綱手の医療忍術によって回復。再びマダラに立ち向かうも穢土転生の縛りを自ら断ち切ったマダラの力の前に敗北する。

岩忍[編集]

赤ツチ(あかツチ)
声 - 三宅健太
巨漢の男性で、身長は不明の岩隠れを代表する歴戦の上忍で、五影会談の時にオオノキの護衛として同行する。土遁系の術を使用し、口から石の人形(デイダラ曰く「ゴーレム」)を吐き出して戦う。「〜ダニ」が口癖で、おっとりながらも気のいい性格。オオノキの術で空を飛ぶことを好む。忍連合軍の連合会議では、オオノキの付き人として同伴、八尾・九尾を取りに来たカブトを足止めするため、交戦するが逃げられてしまう。その後、忍連合軍の元に戻る。
黒ツチ(くろツチ)
声 - 武田華
粗暴な言動が目立つくノ一で、オオノキの孫娘で黄ツチの娘。また、五影会談の時にオオノキの護衛として同行している。
五影会談の時、暁のメンバーだったデイダラのことを「デイダラ兄」と話していたがどういった間柄だったのか詳細は不明[20]。水遁系のチャクラ性質を持ち、血継限界の熔遁の使い手でもある。八尾・九尾を取りに来たカブトを足止めするため、交戦するが逃げられてしまう。その後、忍連合軍の元に戻る。
第四次忍界大戦では第2部隊に配属され、10万体のゼツと交戦する。
黄ツチ(きツチ)
声 - 木村雅史
黒ツチの父でオオノキの息子。第四次忍界大戦では第2部隊の隊長に任命され、相応に高い実力の持ち主である。若かりし頃には、カブトに斬られたナニガシ(ノノウ)の最期を看取っている。
10万体のゼツと交戦する。その後、ダルイ第1部隊の援護に回った。
カッコウ
声 - 志村知幸
上忍で、カカシ外伝にて登場し、任務ではタイセキ・マヒルと組む。岩隠れでも屈指の実力者で、うちはオビトを死に追いやったが、カカシに止めを刺されて死亡。
タイセキ
声 - 鈴森勘司(カカシ外伝)→後藤光祐(556話~)
上忍で、カカシ外伝にて登場し、任務ではカッコウ・マヒルと組む強面の風貌だが、冷静沈着。迷彩隠れの術を使いこなし、カカシの左目に深い傷を負わせたが、直後に掛けた攻撃をオビトの写輪眼に見極められた上、そのままクナイで刺されて死亡。
マヒル
声 - 遠藤大輔
上忍で、カカシ外伝にて登場し、任務ではカッコウ・タイセキと組む。偵察として行動し、ミナト班と相対するが、ミナトの瞬身の術で後ろを取られ、そのまま止めを刺されて死亡。
老紫(ろうし)
声 - 宗矢樹頼
四尾の人柱力で、赤い口髭が特徴の初老の男性。血継限界である熔遁の使い手で、尾獣の力を使って開発した。
人柱力の能力の鍛錬のために里を離れるが、暁の鬼鮫に捕らえられ、四尾を引き剥がされて死亡。第四次忍界大戦では、カブトの穢土転生によって蘇生され、マダラによって新たなペイン六道にされた。性格は四尾の孫曰く土影のオオノキより頑固だったらしい。孫がナルトと心を通わせたことで40年に渡った自分と孫の在り方を見つめ直し最後に孫の名前を言い和解する。
戦闘では熔遁忍術を使って戦うが、黒ツチの熔遁とは異なり溶岩を使った術である。
ハン
声 - 安元洋貴
五尾の人柱力で、大柄の男性。頭に傘を被り、茶色いマスクと黄褐色の鎧、煙を噴く大きな瓢箪のような物を身につけている。
暁対戦時は不明だが、何らかの形で尾獣を奪われて死亡している。第四次忍界大戦にて、カブトの穢土転生によって蘇生され、マダラによって新たなペイン六道にされた。
蒸気の力によって強化された体術で戦う。
ガリ
声 - 加藤拓二
血継限界である爆遁の使い手で、デイダラと同じ元爆破部隊[21]。第四次忍界大戦では、カブトの穢土転生によって蘇生され、パクラと共にカカシ達率いる3部隊と交戦した。疾風伝では好戦的な性格として描かれており、最終的にサイの虎視眈々で封印された。
イッタン
声 - 加藤拓二
第四次忍界大戦でカンクロウ率いる奇襲部隊に選抜された髭面の中年の男性で、土遁の扱いに長けており、陣地の塹壕の形成などを担当した。穢土転生により復活した暁のデイダラ・サソリと交戦した際には人質を使ったデイダラの起爆粘土の爆発から咄嗟に「土遁・地動核」を使って地盤を沈め、小隊を守った。また、同じ里の忍であったデイダラの起爆粘土の仕組みは知っていたようで、同じ小隊のオモイに雷遁が有効である事を伝えた。

雲隠れの里(雷の国)[編集]

里の人々の名前はアルファベットか形容詞になっており、後者の場合の性格設定は名前に準じる。

雷影[編集]

初代雷影
ジミ・ヘンドリックスに似た風貌をしている。初の五影会談では風影の要求に怒りを見せた。
二代目雷影
木ノ葉との同盟を結ぶ式典の際、金角・銀角兄弟によるクーデターにより、二代目火影と共に騙し討ちに遭った。その後の消息は不明。初代五影会談では初代雷影の護衛をした。
三代目雷影
声 - 玉野井直樹
エーの父。本名不明。エーと同等かそれ以上に鍛えられた肉体をしており、右腕には雷の字の刺青・胸には八尾の暴走を止めた時に付いた傷がある。
かつて八尾が暴走した時、息子の四代目雷影を含む里のエリート達と共に封印した。また、仲間を逃がした後に一人で八尾の暴走を止めた際、「一本貫手」で八尾の尾を全て切断したこともある。ドダイ曰く、仲間を逃がす時間を作るために一人囮となり、1万の敵を相手に三日三晩死ぬまで倒れなかったとされる。自らの最強忍術「地獄突き四本貫手」は指の数を減らすごとに殺傷力が高くなり「一本貫手」になると文字通り最強の矛と呼ばれるほどの貫通力を誇るが、それは自らの頑丈な肉体さえ貫いてしまうという弱点もあった。
第四次忍界大戦では、カブトの穢土転生によって蘇生された。他の旧五影と共に第4部隊と交戦、第4部隊の者たちに自身の能力や対処法を教えていたが、ナルトの登場により彼を捕獲しようとカブトに意識を奪われる。螺旋手裏剣を以てしても傷もつかない頑丈な肉体と三代目最強忍術である雷遁を纏った突き「地獄突き四本貫手」で第4部隊の忍を蹴散らしナルトを狙うも、ドダイ・山中いのいち経由で八尾と交信・会話してヒントを得たナルトの機転でダメージを受けた直後に封印された。
エー
声 - 手塚秀彰
四代目雷影。雲隠れの里の長。キラービーの兄(血の繋がりはない)。
日常的にバーベルを鉄アレイのように使って片腕を鍛えており、プロテインをこよなく愛するため、身体は非常に筋肉質である。八尾封印の際、仲間が左の角で貫かれて殺された敵討ちで左の角を折った。また、まだ雷影に就任していなかった過去に、ビーと共に四代目・火影である波風ミナトと戦ったことがある。
暁の暴挙に激怒し、誘拐されたビーに思いを馳せ男泣きする、わざわざガラスを突き破って外出するなど、非常に暑苦しい性格をしている。ドアから出入りすることはほぼなく、怪力に任せて近くの壁や床を突き破って移動する。
まだ若い頃、自分との絶牛雷犂熱刀を成功させたビーと兄弟の誓いをかわし、最強タッグとして名を馳せていた。血の繋がりはなくとも互いを信頼し合い、ビーが八尾の人柱力となった際に「ビーにとって最も大切な言葉」を彼に与えた。しかし父である三代目雷影の死を機に、四代目として国と里を守る決意をし、人柱力である弟の身を案じるあまり彼の力を信用しなくなってしまった。
里を守るという義務感の強さゆえに、五影の中でも己の意思をより強く主張する。しかし、軍備拡張のためにはなりふり構わぬ手段で他国の忍術を集めていたことで多くのトラブルを招いている。かつては日向一族の白眼を奪おうとして雲側の忍が命を落とした際には、条約を盾にした理不尽な取引で白眼を手に入れようとした(結局木ノ葉側の工作により失敗)。後に、木ノ葉の忍であるカカシとヤマトにその事実を指摘された際にも、無視していた。
その反面、部下との信頼は非常に強固で、義弟であるキラービーとは拳を合わせるだけで意思疎通ができ、に捕らわれた(ことになっていた)キラービーを助ける決意を固めた際にはオモイ・カルイの両名と共に涙を流し、左腕を失った際(後述)にはダルイに「左腕に未練などない、なぜなら右腕を二つ持っているからだ。これ(自身の腕)とお前だ」という旨の言葉をかけるとともに自身の右腕として忍連合第一部隊の隊長を任せているあたりからそれが伺える。
戦闘では自らの肉体に雷遁のチャクラを鎧のように纏い、パワーもスピードも格段に向上させた「忍体術」を得意とし、その技はパワーを生かしたプロレス技的な戦法が多い。特にスピードは波風ミナトの「飛雷神の術」に匹敵する程速く、ミナトが死亡してから自分より速い忍はいないと自負している。
サスケらを有する暁にビーが捕らえられたことを知ると激怒し、雲隠れの忍にサスケらの捜索を命令。また暁の活動、抜け忍のサスケを木ノ葉が始末しなかったことが気に入らなかったため、サスケ抹殺に同意を求める文書を用意させ他の五影を招集した。会談の前にナルトからサスケ抹殺撤回を陳情されるも、サスケの行い(犯罪)を見過ごす気はなく、全く意に介そうともしなかった。
五影会談でその場に姿を現したゼツにサスケのことを聞かされ激怒し、超人的な握力で左半身のゼツの首を折り、外にいたサスケ率いる鷹を見つけ交戦。水月の首切り包丁と両腕を片腕だけで簡単にへし折る、状態2の重吾をガードの上からパンチ一発で致命傷を負わせるなど、体術を中心とした戦闘能力の高さを見せつけている。次第に両目の負荷に苦しんでいくサスケを追い込んでいくが、止めを刺す寸前に我愛羅が戦闘を中断させたため、サスケの逃亡を許してしまった。また戦闘中に天照の盾でガードするサスケを利き腕を犠牲にして攻撃したため、天照の炎により利き腕である左腕の肘から先を切断せざるを得なくなった。その後、自称うちはマダラ本人が、自分を含み火影候補のダンゾウを除いた五影達の前に現れ、ビーの捕獲に失敗している事実を聞かされたことで、ようやくビーが勝手に遊び呆けているのに気づき、五影ほとんどの前で赤っ恥をかく羽目になった。
最終的に、会議で五影からの支持のもと忍連合軍の総大将に任命される。会談後、鬼鮫と交戦中のビーをようやく発見し加勢。戦闘直後にビーをアイアンクローで保護(捕獲)した。
第四次忍界大戦開戦後は総大将として綱手やシカクとともに指揮をとっていたが、ナルトとビーが島亀から脱走した際に綱手と共に彼らを止めに行った。どうしても戦場へ向かおうとするナルトを殺してでも止めようとしたが、ビーに人柱力の本当の強さを説かれ、ナルトがミナト同様自分の最速の攻撃をかわしたことで二人が戦場へ向かうことを許した。そして、本物のマダラが参戦したことで綱手と共にマブイの「天送の術」で戦場に向かい、参戦するもマダラに返り討ちに遭い瀕死の状態に陥る。綱手が大蛇丸によって回復を受けたことで綱手により回復を受け、戦場に向かう。

雲忍[編集]

キラービー
声 - 江川央生、東内マリ子(幼少時代)
体内に八尾を持つ人柱力。通称ビー。エーの義弟。
二尾の人柱力であるユギト同様慕われており、弟子までいるが、極めてマイペースな性格の持ち主で、周囲から困り者として見られている。自分がいなくなったことで里が騒ぎになっているのをそっちのけだったり、会議中にも新曲の考案をしているほどで、口調は「ヘイ、YO、チェケラッチョ」など、ラッパーの如く韻を踏んだりしている(下手でセンスがなく、八尾からも「うぜーラップはやめろ」と怒られている)。その見た目と裏腹に、ナルトを始めとする他の人柱力達と異なって、尾獣の力を完全に制御することができ、後にトビからも「人柱力として完璧な忍」と評される。尾獣とは会話をするなど仲が良いが、いい加減で無責任な側面の強いビーの性質故に、八尾の方がビーの保護者的存在となっている。八尾との絆は、人柱力であることに苦悩していたナルトに、人柱力のあり方について再確認させる切っ掛けとなっており、ナルトは九尾と友達になることを願うようになった。さらにそれは、後に既に亡き人柱力達が、尾獣と和解するにまで至っている。
幼い頃、かつて雷影候補のエーのパートナーとして【絶牛雷犂熱刀】を成功させたことから雷影の護衛役の「ビー」の名前を受け継ぎエーと兄弟の誓いを交わした。前任の人柱力であるフカイが死んだことで八尾の人柱力になることが決定し、その際エーから「お前はオレにとって特別な存在だ。オレ達は最強タッグだ。」という言葉を受け、その言葉を力に八尾のコントロールを成し遂げた。三代目雷影の死後、彼の身を案じるエーによって里から出ることを禁じられ、その際雷犂熱刀の修業を中断し尾獣玉の修業に専念することを命じられる。
戦闘スタイルは刀7本を体の至る所に挟み、回転しながら敵に襲いかかるという奇天烈なもの。あまりの速さと不規則すぎる動きから刀の動きが見えず、これによりサスケに大きなダメージを与えた。また、サスケと同じく刀に雷遁系のチャクラを流すこともできる。水月曰く刀を使い慣れており、霧隠れの七刀の一振り、首斬り包丁を自在に扱っていた。八尾のチャクラをまとっている状態では、刀を使わず直接攻撃で挑む。幻術は八尾のお陰で効果を成さず、万華鏡写輪眼の幻術でも通じない。尾獣化すると半分が牛で、8本の足を持つタコとなる。そのふざけたような言動と戦闘スタイルからは想像もつかない程の強さを誇り、自らを捕えに来た「鷹」の面々を4対1でありながらも圧倒すると、サスケに二度も重傷を負わせ、水月を戦闘不能に追い込んだが、回復したサスケの「天照」を食らい捕獲される。しかし、それは尾獣状態の足で作った分身にすぎず、本体はサスケに切断された八尾の足の中に潜んでいたため、無事だった。
サスケとの戦闘回避後、元々国の情勢に縛られるのに嫌気が差していて、「鷹」との戦いで捕獲されたフリをしてそのまま勝手に里を脱走、音楽の方向性をラップから演歌にシフトし、演歌忍者のサブちゃんに師事していた。しかし、ラップ調に韻を踏む癖が治っておらず、「情念が足りない」とダメ出しを喰らい続けている途中、八尾を狩りに来た鬼鮫と交戦、彼から奪う形で鮫肌を手に入れ、捜索に来たエーと共に「絶牛雷黎熱刀」を決めて勝利するが、直後にエーによって捕獲され、渋々里に戻る。後に雲隠れの孤島(島亀)にて自分と同じく監視下に置かれることになったナルトに出会い、八尾と共に尾獣コントロールの指導を行うが、本人達は公言していないものの、ビーは尾獣コントロールに関して、一応ナルトの師匠になっている。
ナルトが戦争に気付き島亀からの脱走を図ると、自らもイルカの頼みで同行、途中エーと綱手に引き止められるも、人柱力としての本当の強さをエーに示したことで彼を認めさせた。その後、ナルトの本体と共にイタチ、長門と交戦し、苦戦するも戦闘中に自らの穢土転生を打ち消したイタチの協力もあり、長門を封印させることに成功した。また、長門を封印した後ナルトと共にトビと人柱力ペイン達に遭遇し交戦、人柱力として覚醒したナルトとともに人柱力ペイン達を止めることに成功する。さらに救援に来たカカシ、ガイと共にトビと対戦し彼の面を破壊する。その後、マダラの参戦と十尾の復活により劣勢となるも、駆けつけた連合軍とともに反撃に乗り出す。その後、外道魔像を口寄せしたマダラによって牛鬼を抜かれるが、切り離された牛鬼のタコ足に触れて生き残っていた。しかし、マダラが無限月読を発動した事で夢の中へ取り込まれた。
二位ユギト(にい ユギト)
声 - 園崎未恵
体内に二尾を宿す女忍者で、齢二つで二尾の人柱力となり、厭忌の対象とされるも修行の末自らの意思で尾獣化を制御できるようになったが、ダンゾウ曰く完全に制御していたわけでは無い。ビー同様珍しく里の者達に慕われていたが、暁の角都飛段に捕らえられ、二尾を引き剥がされて死亡する。
第四次忍界大戦では、他の人柱力と共にカブトの穢土転生によって蘇生され、トビの新たなペイン六道にされる。ナルト達との交戦の末に倒され、穢土転生解除により昇天した。
戦闘の際には爪を伸ばして戦う。また、誘導式の手裏剣を鼠のような形にまとめて毛玉のように吐き出す【ねずみ毛玉】という術を使う。
忍頭(しのびがしら)
ヒナタが3歳の頃、木ノ葉との和平条約を結ぶために木ノ葉を訪れた雲隠れ当時の忍頭。その真の目的は白眼の秘密を探ることであり、ヒナタの誘拐を試みるがヒアシに殺され失敗した。
ジェイ
声 - 松田健一郎
雲隠れの忍で、人柱力であるキラービーの監視を後輩の忍(声 - 逢坂力)と共に務める色黒スキンヘッドにサングラスをかけた男性。ビーとサスケたち小隊・鷹の戦いの一部始終を覗いた後、雷影に報告しようとしたが、サスケ達に殺害された。人柱力であるビーを様付けで呼ぶ一方、ユギトを呼び捨てにしており、おそらくユギトとは同格くらいの忍だと思われる。
サムイ
声 - よのひかり
雲隠れの小隊の一人で、オモイとカルイを従えるクールな性格のくノ一。巨乳の持ち主のためか、肩凝りである。得物は小太刀。何かと悶着を起こすオモイとカルイに振り回されており、その度「忍者ならもっとクールに」と諭している。雷影の命により、サスケ討伐の書面を持ってオモイ、カルイを引き連れて木ノ葉へ向かい、木ノ葉にてサスケと暁の情報を書き写した後、雷影の下へと向かうが、その際にヤマトに送信機を仕掛けられ、ナルト達の尾行を許してしまった。
第四次忍界大戦ではダルイの増援に加わるが、金角・銀角兄弟の紅葫蘆に吸い込まれて封印される。
オモイ
声 - 河本邦弘
雲隠れの小隊の一人で、雲流剣術で戦う色黒の男性。口に棒キャンディをくわえていることが多く、常にネガティブ思考で、雷影の命令でプロテインを買い溜めに行かされている。師匠であるビーを連れ去ったサスケへの復讐心はあるが、裏切り者であっても仲間であるサスケを売ろうとしなかったナルトの強い意志は、個人的に認めている。また、忍術に関してはあまり得意ではないが刀に帯びさせる程度には雷遁を扱うことが出来る。
第四次忍界大戦ではカンクロウ率いる奇襲部隊に配属され、穢土転生によって復活した暁のデイダラ・サソリらと交戦する。
疾風伝では撤退する際に霧の忍刀七人衆の林檎雨由利と交戦し、戦闘終結の際に餞別として雷刀「牙」を受け取る。
カルイ
声 - 小松由佳
雲隠れの小隊の一人で、色黒の女。常にポジティブで軽い性格。しかし、キラービーを師匠として強く敬愛していたため、そのビーを連れ去ったサスケに対して強い憎悪を抱き、木ノ葉に来た時は「サスケの情報を出せ」とナルトに詰め寄り、それを拒んだナルトに容赦なく殴りかかるなど、喧嘩っ早い性格であることが窺える。
第四次忍界大戦では第2部隊に配属され、10万体のゼツと交戦する。
ダルイ
声 - 竹内良太
五影会談における雷影の護衛で、口癖は「ダルい」と「すみません」のその名の通り常にダルそうな色黒の男性で、エーの暑苦しさについていけない時もある。しかし、エーのことは慕っており、彼からも右腕として信頼を置かれている。また、唯一、三代目雷影に「雷」の刺青を刻むことを許された忍で、水遁系と雷遁系のチャクラ性質を持ち、血継限界の嵐遁系も使用する。
第四次忍界大戦では第1部隊の隊長に任命される。蘇生された金角・銀角兄弟と戦闘になるが、六道仙人の宝具に苦戦する。しかし、隙をついて七星剣と紅葫蘆を奪ったことで、銀角を封印することに成功する。また、マブイによって送られた「琥珀の浄瓶」とシカマル達第十班の連携により金角も封印し、勝利する。その後、イズモとコテツと共に、蘇生された暁の角都と交戦、チョウジの力を借りて戦場の敵を制圧したが、金角銀角回収のため外道魔像で強襲を仕掛けてきたトビによって大打撃を受ける。
その際にシカマルと同様、外道魔像を使った攻撃の真の目的が金角・銀角兄弟の持つ九尾のチャクラと見抜いたあたり頭も切れる模様。
十尾復活により劣勢となるナルト達と合流し、シカクの指揮のもと連合との連携で十尾に挑む。
シー
声 - 福田賢二
五影会談における雷影の護衛で感知タイプの忍者で、ダルイとは対照的に真面目な男性。また、視覚に影響を及ぼす幻術を使用する。
第四次忍界大戦では感知部隊に配属される。
モトイ
声 - 遠藤大智、 織部ゆかり(幼少時代)
雲隠れの孤島(島亀)でのナルトたちの世話役。ビーの親友だったが、幼少時にフカイの暴走を止めようとして父親が死んだことから、八尾への憎しみの末、次の人柱力となったビーに刃を向けてしまったこともあるが、このことが原因でビーとの関係にわだかまりを作ってしまい、どうすればいいか悩み続けていたが、孤島での騒動を機にビーに謝罪するが、ビー本人は気にしてはおらず、また昔の関係に戻ることができた。その後、ナルト達に同行し、ビーの尾獣コントロールの指導を見守る。
マブイ
声 - 関山美沙紀
雷影の秘書を務める色黒の女性。物質を光の速さで任意の地点に即座に転送できる「天送の術」が使用でき、そのことが理由で秘書になったが、エーの暑苦しい振る舞いには色々と困らされている模様。
秘書として、第四次忍界大戦の作戦会議に出席したり、忍連合軍の連合会議にエーの付き人として同伴したりと重要な役割を任されている他、第四次忍界大戦では、金角封印のため「琥珀の浄瓶」をダルイのところに転送した。その後、本物のマダラ参戦に伴い、エーと綱手を戦場へ転送した。
タンゴ
声 - 松本忍
第四次忍界大戦でカンクロウ率いる奇襲部隊に選ばれた忍。
アツイ
声 - 松本忍
サムイの弟で、熱い性格をしている。第四次忍界大戦でダルイの増援に加わるが、金角・銀角兄弟の紅葫蘆にあっさりと吸い込まれて封印される。
ドダイ
声 - 松本忍
左眼に「雷」と書かれた眼帯を付けている壮年の忍。三代目雷影の部下だった。第四次忍界大戦では第4部隊に配属され周囲の者やナルトに、対峙する三代目雷影の情報提供及び援護を担った。また、ゴムを利用した熔遁を使う。
金角(きんかく)、銀角(ぎんかく)
声 - 黒田崇矢(金角)、矢崎文也(銀角)
六道仙人の末裔である兄弟で、「雲に二つの光あり」と謳われていたが、実際には雲隠れの歴史上最悪の大罪人である通称「金角銀角兄弟」。また、顔にナルトと同じヒゲのような線がある[22]
木ノ葉と同盟を結ぶ儀礼式ではクーデターを起こし、二代目火影と二代目雷影を騙し討ちにした。また、マダラが九尾を手懐ける前に雲隠れが九尾を捕獲しようとした際に食べられたが、九尾の体内でチャクラ肉を食べて2週間も生き長らえた結果、暴れ続けたことに耐えかねて九尾の体内から吐き出された際、九尾のチャクラを持つようになった。また、この時は九尾の衣と同じ姿になっていた模様。
かつて雲隠れが集めた、六道仙人の宝具のうちの4つ(幌金縄、七星剣、紅葫蘆、芭蕉扇)を所有、いずれも普通に扱うとチャクラ切れに追い込まれて死亡するが、九尾のチャクラのおかげで何の問題も無く扱える。
第四次忍界大戦では、カブトの穢土転生によって蘇生され、立て続けにアツイとサムイを封印したが、ダルイの封印に失敗したことで宝具を奪われ、先に銀角が紅葫蘆に封印された。その後、銀角が封印されたことに逆上した金角は尾獣化して暴れるも、第十班の策にはめられ「琥珀の浄瓶」に封印された。後に彼らの九尾チャクラを狙ったトビによって宝具ごと回収され、ナルト達との交戦中に十尾復活のために外道魔像の口に投入された。
フカイ
声 - 古澤徹根本泰彦
名前はアニメより。エーの従兄弟で、ビーの先代の八尾の人柱力。30年前に八尾を暴走させ死亡した。
疾風伝では、第四次忍界大戦にてビーとモトイの前に穢土転生体として現れ、カブトが大蛇丸から引き継いでいた八尾の角の破片により尾獣化させられた状態で戦わされることになる。2人と八尾に暴走の真相が、雲隠れに潜入していた大蛇丸の手により引き起こされたことを明かし、ビーとの戦いの末に昇天した。
トロイ
血継限界の磁遁を使う忍で、磁力を帯びた手裏剣を投擲し、初撃に触れた敵の体に磁力を溜めさせ、二回目の攻撃を磁力の引き合いで確実に当てる戦術を取る。第四次忍界大戦でカブトの穢土転生によって蘇生され、本部の守りを固めるため移動していた忍と戦闘中に、戦場へ向かうナルトの螺旋丸を受けて封印班に封印された。

音隠れの里[編集]

大蛇丸(おろちまる)
声 - くじら山口由里子(草忍変装時)、山口眞弓(少年時代)、小島幸子(幼少時代)
伝説の三忍の一人、元木ノ葉の根の忍で、音隠れの里の長。第二部で再び登場し、サスケに殺され、彼の呪印を培養にし復活した際にイタチに封印されるも、第四次忍界大戦で再び復活を遂げる。
薬師カブト(やくし カブト)
声 - 神奈延年水野マリコ(少年期)
大蛇丸の側近で医療忍者。かつてはサソリのスパイだった。
赤胴ヨロイ(あかどう ヨロイ)
声 - 桐本琢也勝杏里
24歳。身長180cm。体重70kg。
音隠れの里の忍で、カブト同様、音隠れのスパイとして木ノ葉隠れの里に入り込んでいた、頭巾に黒いレンズの忍。年齢やスパイとしての地位はカブトより上だが、カブトの実力に焦りを感じ、そのことを彼本人から指摘され、半ば馬鹿にされているチャクラを吸い取る能力の持ち主。
中忍試験第三試験予選ではサスケと対戦、自身の能力を活かした近接戦闘でサスケを苦しめたが、その底力と新技「獅子連弾」の前に敗退した。アニメでは再登場(同時に素顔も判明)し、水遁系の高等忍術や幻術でナルトらを苦しめるが、シノに敗北した。また、大蛇丸直属ではあるが、アニメではサスケに敗れてから彼には会っていない模様。
剣ミスミ(つるぎ ミスミ)
声 - 河本邦弘小泉一郎太
24歳。身長174cm。体重61kg。
音隠れの里の忍で、カブト同様、音隠れのスパイとして木ノ葉隠れの里に入り込んでいた、頭巾に丸眼鏡の忍。カブトからは軽んじられている、加減を知らない冷酷な性格で、情報収集のために様々な場所に潜入出来るように関節を外して腕を曲げたり、伸ばしたりなどの改造をされた体質の持ち主。
中忍試験第三試験予選ではカンクロウと対戦、その体質を使った締め技を披露するものの、逆に彼の策にはまってしまった上、そのまま傀儡で締め上げられて敗退した。アニメではヨロイと共に再登場(ヨロイ同様素顔が判明)するが、いのに心乱身の術で操られて動きを封じられ、崩れる洞窟の下敷きになる。
幻幽丸(げんゆうまる)
声 - 三戸貴史
17歳。身長172cm。体重57kg。
大蛇丸の器を決めるための残酷な殺し合いの中で唯一生き残った忍。屍鬼封尽の呪いによってサスケが来るまでに体が持たない大蛇丸の器に選ばれると大蛇丸の強烈な殺気の前に自分の死を悟り、自らが器になることと引き換えに、実験材料に使われている自分の一族の解放を願い、そのまま大蛇丸に転生されて死亡(厳密には、精神世界で覚めぬ眠りにつかされた)。
下忍
木ノ葉崩しの前段階として、大蛇丸からサスケ殺害を命じられ受験者として中忍試験に送り込まれた3人。年齢は皆14歳。本来の役割は「サスケの実力を見るための捨て駒」だったが、彼ら自身はそのことを知らず、カブトが味方であることも知らなかった。
ドス・キヌタ
声 - 江川大輔
身長157cm。体重49kg。
顔を包帯で覆った、下忍3人のリーダー格。好戦的だが、冷静で礼儀正しい。腕の装備で音を増幅させ、チャクラでそれを統制し、敵の聴覚を攻撃する。口調は丁寧だが、感情が高ぶると若干言葉遣いが悪くなる。
サスケが呪印を刻まれていたことから大蛇丸の思惑に気づき、サスケを倒すことで大蛇丸を見返すために中忍試験最終試験予選を勝ち抜く。準備期間の間、本戦でサスケと対戦することになっていた我愛羅に奇襲を仕掛けるも、半尾獣化した彼に返り討ちにされ死亡した。
ザク・アブミ
声 - 奥田啓人、保志総一朗(幼少時代)
身長156cm。体重49kg。
自信家で好戦的な少年。両腕に穿たれた孔から風または超音波を放出する事で物理的攻撃や超音波攻撃を行う。貧しかった幼少の折に、大蛇丸に才能を見出されて音忍になったため、大蛇丸に対して強い忠誠心を誓い、それを拠り所としている。
中忍試験予選でシノと闘ったが、サスケに折られた両腕で戦い、シノの術を見下したことなどの不運が重なり敗北、同時に片腕を失った(アニメでは腕に穴が空き、重傷)。その後、大蛇丸が用いた穢土転生の二代目火影の器にされて、命を落とす。
キン・ツチ
声 - 小池亜希子
身長150cm。体重39kg。
かかとまで届くほどの長髪を持つくノ一。性格は冷酷かつ嫉妬深く、自分の髪よりも美しいサクラの髪に嫉妬し、彼女の髪を掴んで追い詰めた。
最終試験の予選では鈴と千本を使った複合攻撃で聴覚、身体共にシカマルを攻撃したが、影真似の術とその策にはめられて敗退した。その後、大蛇丸が用いた穢土転生の初代火影の器にされて、ザク同様命を落とす。

音の四人衆/五人衆[編集]

三尾出現の章[編集]

以下に挙げるのは、アニメオリジナルストーリー「三尾出現の章」に登場する人物である。

幽鬼丸(ゆうきまる)
声 - かないみか
三尾をコントロールする能力を持つ少年。天真爛漫な性格だが、幼い頃に母を殺された経験があり、「自分の帰る場所」にこだわるなど不思議な言動が多く、熱を出した自分を看病してくれた紅蓮のことを「帰る場所」だと思って懐いている。
彼女に危機が及ぶと三尾のコントロール能力が飛躍的に上昇するも使い果たしてしまい、力を失って倒れ、ナルト達に保護されたが、紅蓮が生きていることを感じ取り、紅蓮の下へ向かい、紅蓮, 牛頭と共にナルト達を見届けて去って行った。
紅蓮(ぐれん)
声 - 宮島依里
あらゆる物質を結晶と化す晶遁忍術の使い手。かつては大蛇丸の器の候補でもあったが、三年前は転生の儀式に間に合うことができなかったため、次の器であるサスケには反感を抱いている。カブトから幽鬼丸の護衛を命じられ、任務に向かうに当たって辺境アジトで部下の選抜戦を行うも、その道中での出来事から、幽鬼丸と心を通わせていくが、実は幽鬼丸の母を殺した張本人で、数年前に大蛇丸と一緒に音隠れ建設のため、ある村を殲滅するという命令を受けていたが、チャクラの使い過ぎで倒れた所を幽鬼丸の母親に助けてもらい、その恩から一度は見逃すが、その後は大蛇丸から強制される形で結局は幽鬼丸の母親を殺害してしまう。また、冷酷で好戦的な性格だが、幽鬼丸との出会いの中で、本人は当惑しながらも優しさに目覚めていく。
カブトらを裏切り、ナルトとも共闘、カブトの口寄せで操られた麟児を道連れにしたが、牛頭に助けられ、牛頭, 幽鬼丸と共にナルト達を見届けてその場を去った。その後、生存していることを知らないカブトによって大蛇丸に報告され、死亡という扱いにされた。
牛頭(ごず)
声 - 斧アツシ
紅蓮の仲間の巨体の男性。肉体を泥に変えることにより、状況に応じて体型を変化できる。また、幽閉されていた頃の恩義から、紅蓮に対して絶対的な忠誠を誓っており、辺境アジトでの選抜戦をたった一人で勝ち残った実力の持ち主で、力尽くで三尾を止められるほどの豪腕を誇る。
木ノ葉との交戦で、シノの寄壊蟲に晶遁を封じられてピンチに陥った紅蓮をカカシの雷切から庇う形で死亡したかに見えたが、泥の状態で湖底に潜んでおり、麟児を道連れにして沈んできた紅蓮を再び救出し、紅蓮, 幽鬼丸と共にナルト達を見届けてその場を去った。
麟児(りんじ)
声 - 内田夕夜
蝙蝠を使う感知タイプの忍。頭の回転が速く、鬼霧らのリーダー的存在で彼らと協力し、辺境アジトでの選抜戦に生き残るが、実は晶遁との相性も兼ねて大蛇丸に派遣されていたスパイであり、カブトを出し抜いて出世を目論んでいたため、カブトに邪魔者と見なされ、暗殺される。その後はカブトが成りすましていたが、紅蓮が裏切った際にカブトの死魂の術で生ける屍となって紅蓮と戦い、蝙蝠の超音波で晶遁を無力化するが、紅蓮の捨て身の攻撃で倒される。
鬼霧(きぎり)
声 - 細谷佳正
ガスマスクを装備した忍。ガスマスクから吐き出されるガスは、視覚・嗅覚が無くなり、この能力で嗅覚で動くキバとの交戦時は優位に立ったが、感知タイプである麟児がいないと自らも味方の位置を把握できないという欠点がある。
二度目の交戦ではその弱点を突かれてリー達に敗北し、瀕死状態になったが、カブトから呪印の力を与えられて復活した。その後はカカシと戦い、煙重分身を使って一時優位に立つも、カカシの頭脳戦の前に敗れ、そのまま濡羅吏に取り込まれるが、濡羅吏、鬼鳳と共に水に溶けて死亡。
鬼鳳(きほう)
声 - 松田健一郎
腕に大型のリボルバーのような武器を装備している小柄な忍。煙で砲撃を行い、煙龍を呼び出すことができる。
鬼霧ら同様、リーとの戦いで瀕死状態になるも、カブトから呪印の力を与えられて復活し、ヤマトと戦うが、水遁で得意の煙を液化されて木遁に敗れる。その後は濡羅吏に取り込まれるが、濡羅吏、鬼霧と共に水に溶けて死亡。
濡羅吏(ぬらり)
声 - 利根健太朗
水色の装束をまとった忍で、常にオカマ口調。見かけ通り全身を水の粘膜質のようなもので覆っており、チャクラを通さないため、ヒナタとの交戦時はこの能力で柔拳を封じて一方的な展開に持ち込んだ。
鬼鳳ら同様、リー戦で瀕死状態になるも、カブトから呪印の力を得て、シノとの戦いでも能力を用いて優位に立つが、寄壊蟲によって体の粘液を剥がされて敗北、その後は同じく倒された鬼霧と鬼鳳を取り込み、もはや人とは呼べない状態で復活するも、浮上してきた三尾に潰されて鬼霧、鬼鳳と共に水に溶けて死亡。

雨隠れの里[編集]

里関連[編集]

半蔵(はんぞう)
声 - 沢木郁也
内戦中の雨隠れの里の長を務めていた「山椒魚の半蔵」とまで呼ばれていた凄腕の忍で、鎖鎌を武器として使用し、毒の山椒魚・イブセを使った忍術を駆使する。
頭部には常に水中用のシュノーケルマスクを装備しているが、これは幼少期に雨隠れの猛毒の黒山椒魚が死亡した際、体内に毒袋が埋め込まれたためで、呼吸するだけで周囲の人間に毒を掛けてしまう毒人間である性質のため、安全のために口呼吸しかできなくなった。また、脇腹に入った毒袋を破られると、毒の耐性によって命を落とすことはないものの、毒液から気化したガスで動けなくなり、隙が生じてしまうため、これらが幼少期から周囲に恐れられた原因になっており、ある意味では人柱力に等しい立場の人間であったと思われる。
かつては「和」を目指し、忍五大国をまとめることで、忍の世界を一つにしようとするダンゾウにも似た理想を持っていた。また、自分が認めた相手は見逃そうとする等、人間としての器も大きい人物であり、弥彦や長門からも尊敬され、過去に若き日の自来也、綱手、大蛇丸ら三人を同時に相手取り余力を残したまま追い詰めたことがあり、彼らの実力を賞賛して“木ノ葉の三忍”の呼び名を与えた。また、鉄の国のミフネとも死闘を演じたことがあり、身を挺して仲間を守り抜いた信念を認め、解毒剤を飲ませて助けている他、風の国のチヨバアとも、幾度にも渡って対決しており、それによって山椒魚の毒の解毒配合を始めとした手の内のほとんどを読まれている。しかし、果てしなく争いが続いていった結果、和の信念を捨てて自己保身にのみ走るようになり、警戒心も強くなって、護衛の忍に加えて自分の周囲を結界で常時覆っていたが、弥彦の組織が勢力を増していったことに危機感を覚え、三大国への平和交渉のために手を組むと偽って弥彦達をおびき出し、協力関係であったダンゾウと共に小南を人質に取り、さらには周囲を配下の忍で包囲して長門に弥彦を殺害させようとし、結果的に弥彦が長門のクナイで自決をしたが、弥彦の死によって輪廻眼の能力を完全に覚醒させた長門の「口寄せ・外道魔像」により部下の忍を殺害されて逃亡する。その後、長門が弥彦の亡骸で作り出したペインに殺害され、彼の一族及び依頼人も徹底的に消された。アニメでは弥彦たち暁の理想に最初は共感していたが、ダンゾウの策略によって暁が里の転覆を謀っていると信じこみ、彼らを裏切ることになる。
第四次忍界大戦ではカブトの穢土転生によって蘇生され、奇襲部隊を口寄せしたイブセの毒で追い込むが、ミフネが現れ、彼と交戦する。しかし、鎖鎌の二段攻撃をかわされた上に忍術を発動する隙すら与えられず、イブセによる毒殺にも失敗、名刀「黒澤」によるミフネの一撃に斬られ、信念のために己の身を削る覚悟で戦う侍に理解を示さないでいたが、最終的にはかつて自分が助けたミフネの言葉によって己が信念を思い出し、それをミフネに託すため、鎖鎌の刃で切腹、あえて脇腹の毒袋から漏れた毒ガスで自らの身体を動けなくし、カブトによる札の命令にも屈することなく、布縛りの術で封印された。
忍術は火遁系を使用していたと思われ、口寄せ動物として山椒魚のイブセを使用する。
シグレ、バイウ、ミダレ
声 - 川村拓央藤本隆行ヤスヒロ
雨隠れの里の下忍達。シグレは長身(195.6cmと、作中に出てくる人物の中で2番目)で、仕込み千本による攻撃を得意とするリーダー格、バイウは小柄ながら怪力の持ち主、ミダレは頭脳派といったチーム。中忍試験に参加し、第二試験の際に我愛羅につっかかるが、3人とも砂漠送葬であえなく死亡。シグレは我愛羅から「雨隠れのおじさん」と呼ばれたが19歳である。
篝(かがり)、夢火(むび)、朧(おぼろ)
声 - 原田正夫上田陽司大水忠相
雨隠れの里の下忍達で、幻術や分身を用いた戦法を得意とする。中忍試験に参加し、死の森にて第七班およびカブトと対峙するが敗北し、天の書を奪われる。アニメで再登場を果たしたが再び敗北し、生死不明になる。

暁関連[編集]

弥彦(やひこ)
声 - 堀内賢雄羽多野渉(少年時代)
身長170cmで、暁の初代筆頭となった青年。
里の内戦の時の少年時代、長門と小南と共に自来也に世話をされており、強くなるため、忍としての修行をつけてもらっていた。3人の中ではリーダー格で、2人を支え戦場と化した里で生き抜き、自来也が去った後の内戦の末、自らを筆頭に「武力に頼らない平和」を見つけるべく仲間を集めて「暁」を組織したが、この暁の結成は、うちはマダラを名乗ったトビによって仕組まれていたことでもあった。しかし、里の主導権を奪われることを危惧した半蔵の罠に掛かり、長門と小南を助けるため、長門の持つクナイを自らの身体に刺し、長門に後のことを託して死亡した。その亡骸は、ペインとなった長門により「ペイン天道」にされるが、長門の死後は小南に回収されて、雨隠れの里に安置された。
既に亡き者のため、最初から回想のみの登場であったが、長門や小南の回想で頻繁に登場している通り、重要人物だったことが伺える。
長門(ながと)
声 - 森田順平前野智昭(少年時代)
暁の中心人物の一人で、後に傭兵組織となった暁の筆頭となり、ペイン六道を率いる「ペイン外道」にもなる。
小南(こなん)
声 - 田中敦子峯香織(少女時代)
暁の中心人物の一人で、後に傭兵組織となった暁の一員にもなる。
リュウスイ、ユウダチ
声 - 柳田泰道中西としはる
雨隠れの里の下忍達で、ペイン派の末端であり、ペインに関する情報を知るため自来也に拘束され尋問を受ける。リュウスイは自来也の身代わりにされた後解放され、ユウダチは蛙に変えられたまま木ノ葉に送られ、ペインの情報を引き出される。

滝隠れの里[編集]

シブキ
声 - 千葉一伸
ジャンプフェスタ2004のアニメに登場した、滝隠れの里の長。まだ若く、臆病な性格。
フウ
声 - 白石涼子
七尾の人柱力で、橙色の眼をしている黄緑色の髪をした色黒の少女で滝隠れのくノ一。赤く巨大な巻物を背負っている。「〜っす」が口癖。
暁対戦時は不明だが、何らかの形で尾獣を奪われ死亡している。第四次忍界大戦では、カブトの穢土転生によって蘇生され、マダラによって新たなペイン六道にされた。
鱗粉隠れという術を使用し、粉の反射光で相手の視界を奪うことができる。

波の国[編集]

タズナ
声 - 青野武牛山茂[23]
第七班が護衛した波の国の橋作り職人で、国に勇気と希望をもたらそうと、遮断されている物流を活発化させるために、命懸けで橋の建設を試みる。本来の難度を偽って依頼をするなど、したたかな食わせ者の一面もある(大名ですら貧しい波の国にて国家レベルの相手と戦うには仕方ないが)。言葉の頭に必ず「超」をつけるのが口癖。七班の活躍もあり、無事に橋は完成し、その活躍とイナリや島民の心を開かせたナルトの功績を称えて「ナルト大橋」と名づける。第二部ではその間に依頼で一年近く雷の国に滞在していたが、木ノ葉復興のためにイナリと共に再登場した。
イナリ
声 - 石川静
タズナの孫。慕っていた義父・カイザを殺されたことにより心を閉ざしていたが、ナルトと出会ったことで大きく影響を受け、国を守るために島民と共に立ち上がる。第二部では成長して大工になり、ペインにより壊滅した木ノ葉に復興作業に訪れ、ナルトと再会する。また、カイザとの出会い以前から同世代の子供たちからいじめられていたが、後に和解し、彼らもまた大工として木ノ葉にやってきた。
ツナミ
声 - 渡辺美佐
イナリの母親でタズナの娘。イナリを守るために、ゾウリとワラジに人質にとられるが、ナルトによって助かる。
カイザ
声 - 高瀬右光
イナリの義父で、波の国に働きに来た言葉に必ず「モロ」をつけるのが口癖の男性。海に落とされ溺れていたイナリを助けたことでイナリに懐かれ、その縁でツナミの再婚相手となり本当の家族となる。仲間やイナリのために危険を顧みずに行動する姿から「英雄」と呼ばれたが、波の国を牛耳りに来たガトーに目を付けられ処刑された。
ガトー
声 - 坂東尚樹
海運会社・ガトーカンパニーを経営する大富豪だが、裏では麻薬や禁制品の販売、企業や国の乗っ取りまで行う、悪徳組織の長で、波の国を乗っ取り、物流を遮断し富を独占して波の国を貧困に追い込んだ。抜け忍である再不斬らを雇い、橋の建設による新たな物流を試みるタズナを暗殺しようと企むが、実は再不斬に対しては最終的に裏切る腹積もりでカカシとの戦闘で重傷を負った再不斬の前に頃は良しとカカシ共々葬るために多くのならず者を引き連れて登場し、裏切りの宣言や白の死体を蹴飛ばすなどの暴挙を行ったことで再不斬のクナイ一本での捨て身の特攻を受け、ならず者達を嗾けるが、首を刎ねられ(アニメでは海に落とされ)死亡。
ゾウリ
声 - 奥田啓人
ガトーのボディガードで、常に帽子を被っている。ツナミを襲い、助け出そうとしたイナリを殺そうとするが、駆けつけたナルトに倒される。疾風伝では水月に脅迫され行方不明になった首切り包丁に関する情報を吐かされた。
ワラジ
声 - 酒井敬幸
ゾウリの同僚で、ガトーのボディガード。また、上半身裸に眼帯を着けた居合いの使い手で、冷酷な男。ゾウリと共にツナミを襲い、助け出そうとしたイナリを殺そうとするが、駆けつけたナルトに倒される。その後ナルト達が波の国を去った後に、略奪行為を行おうとしていたが、引き返してきたナルトとサスケ、そして島の大人達によって拘束された。

鉄の国[編集]

ミフネ
声 - 長克巳
鉄の国の大将。名刀「黒澤」を持つ。忍に印を結ぶ間を与えさせないほどに居合術に長けている。無名の頃に半蔵と交戦し、猛毒を染み込ませた鎖鎌で頭部を斬り付けられ、瀕死の重傷を負った過去を持つ。
五影会談では進行役を務めた。会談中、うちはシスイの写輪眼を持ったダンゾウにより操られるが、ミフネの言動を不審に思った青が白眼で見抜いたことによりダンゾウが写輪眼の使用を止めたため我にかえった。
第四次忍界大戦では第5部隊の隊長に任命される。蘇生された半蔵と再び交戦し、名刀「黒澤」で斬ることに成功し、勝利する。その後、半蔵の最期を見届けながら、半蔵の信念を受け継ぐことを約束する。
オキスケ、ウラカク
声 - 高橋英則、遠藤純平
ミフネの側近。

土蜘蛛の里[編集]

疾風伝のオリジナルストーリーに登場した里。

ホタル
声 - 豊口めぐみ
土蜘蛛一族の少女で、一族の頭領・役の行者の孫娘として一族に伝わる禁術を受け継いでいる。そのため、多くの忍から狙われており、里の者たちからも白い目で見られている。少し弱気だが、純粋でひたむきな性格であり、芯は強い。
忍としては未熟であるが、忍として基本的な事柄は遁兵衛やウタカタから教わっている。また、ウタカタのことは非常に慕っており、何度も正式な弟子入りを志願するが、ウタカタからは断られていた。
自身と同じ土蜘蛛一族のシラナミに利用され体内に封印されていた禁術が暴走してしまうが、ナルトとウタカタにより救出され、禁術は消滅する。その後はウタカタに正式に弟子入りし共に旅立つことになったが、その直前にウタカタが暁に拉致されて、尾獣を奪われて死亡したため、永遠に叶わぬ夢となった。
遁兵衛(とんべえ)
声 - 佐々木省三
ホタルの従者である老人。また、ウタカタの実力を認め、土蜘蛛の里までホタルの護送を依頼する。
たった一人で葛城山に残り、マガキ衆の4人組と交戦し、重傷を負ってしまう。その後は遅れて到着したナルトたちにホタルの事を託し、サクラの治療を受けることになる。
役の行者
声 - 真田五郎
土蜘蛛一族の頭領で、第三次忍界大戦においてたったひとつの術で里ひとつを丸ごと焼き尽くしたという。あまりに危険であるこの術を禁術に指定する代わりに一族の危機を木ノ葉が護ってくれるようにと三代目火影と密約を交わしていた。

抜け忍[編集]

元・霧隠れの里[編集]

桃地再不斬(ももち ざぶざ)
声 - 石塚運昇
26歳。身長183cm。体重72kg。
霧隠れの抜け忍。霧隠れの鬼人としてその名を轟かせた元霧隠れの暗部で、“無音殺人術”(サイレントキリング)の達人。かつての忍者学校の卒業試験で同期の生徒を皆殺しにした過去を持つ。霧隠れの実力者・霧の忍刀七人衆の一人だったが、水影暗殺のクーデター未遂の末に、数人の部下と共に里抜けを行う。また、常に巨大な大刀・断刀首斬り包丁を担ぎ、口を包帯で覆っており、残忍な表情の奥に大いなる野望を持つ。
霧隠れの術、及び水遁系の術を得意とし、忍術・体術・分析力の全てが優れており、カカシとも互角に渡り合った。腹心の部下・白のことは道具扱いしていたが、本当は忍としてのあるべき姿と、純粋に自分を疑わず慕い付き従う白への情とのジレンマに苦悩していた。
ガトーに雇われタズナ暗殺を請け負い、彼の護衛を担当する第七班と戦闘になり、鬼人の異名に違わぬ実力でカカシを水牢に閉じ込めるも、ナルトとサスケの奇策により、術の解除を余儀なくされた上、カカシの写輪眼に翻弄され、敗北する。再戦時は初戦時に得たデータを基に写輪眼を封じ、得意の無音殺人術でカカシを追い詰めるが、カカシのオリジナル忍術により逆転され、再度敗北を喫した。直後、雇い主のガトーに裏切られ、白の死を愚弄されたことに怒り、決死の特攻を仕掛けて、ガトーの部下達の攻撃を受けながらもガトーの殺害に成功するが、自身も同時に力尽き、カカシに白の隣に運んでもらい、涙しながら息を引き取る。後に亡骸は白と共に波の国に葬られた。
第四次忍界大戦ではカブトの穢土転生によって白と共に蘇生され、戦場でカカシやサクラと再会する。ナルトが成長したことをカカシから聞き、意識を消される間際に、既に「人間として死んだ」自分を止めるよう頼む。カカシの“雷切”を止めに掛かった(身代わりにさせられた)白ごと斬るも寸前でカカシを切断するには至らず、左腕を砕かれた上に“雷切”を受けて敗北し、布縛りの術で拘束・封印された。この戦いの際、かつて再不斬がカカシに敗北した時、カカシの動きに再不斬がついていけなかったのは再不斬自身の気付かないところで白の死に動揺していたからだとカカシが明かしている。
白(はく)
声 - 浅野まゆみ
15歳。身長155cm。体重43kg。
幼い頃に再不斬に拾われ、戦闘術を教わった彼の相棒で、水と風の性質変化を組み合わせて氷を作り出す血継限界氷遁忍術”の使い手である雪一族の末裔。ナルト達より3歳年上。性格は非常に温厚で雪のように静かだが、常に再不斬に忠実につき従い、再不斬に危害を加えようとする者には容赦しない。かつて再不斬が水影暗殺を謀っていた頃追い忍として働いていたため、人体の構造を知り尽くしており、千本を得物とする。里抜け後も追い忍時代の仮面を着けて戦うが、仮面の下の顔はナルトに女と間違われるほどの美少年で、「サクラちゃんよりも可愛い」と評されたほど。
秘術“魔鏡氷晶”を用いた高速攻撃を切り札とする。また、一度見た技に対して分析を行い対抗策を編み出すほど頭脳明晰である。
幼少期、妻子の持つ血継限界を畏怖した父により母(声 - 皆川純子)を殺され、自分も殺されそうになり術で父を殺めてしまったという悲劇を経験している。そのため、自身の「呪われた血=血継限界」に価値を見出し、存在を認めてくれた再不斬を心から慕っていたが、再不斬に対して素直すぎたため、最後まで忍=道具と信じて再不斬の本当の気持ちに気づくことはなかった。
波の国では、一度はカカシによって追い詰められた再不斬を「抜け忍狩り」を装って抹殺したように見せかけ助け、大橋との戦いではナルト、サスケと交戦し、気絶したナルトを庇ったサスケを瀕死状態にさせた(わざと急所を外して攻撃したという描写が後にある)が、九尾のチャクラをまとったナルトに追いつめられ、正体を明かした後、ナルトの忍道に直接関わる重大なことを話し、自分をナルトに殺させようとするが、再不斬の危機を感じ取り、カカシの“雷切”を受けそうになった彼の前に身を投げ出し死亡した。遺体は直後に死亡した再不斬と共に波の国に葬られた。
第四次忍界大戦ではカブトの穢土転生によって再不斬と共に蘇生され、戦場でカカシやサクラと再会する。再不斬が自分同様に蘇生されていたことから「自分は再不斬を守ることができなかった」と自責の念に駆られたが、戦闘中にそれを否定し再不斬の本音を語ってくれたカカシの言葉に涙する。直後に意識を消され、かつての波の国での戦い同様カカシの“雷切”の盾となり再不斬の攻撃のチャンスを作るが、失敗し、布縛りの術で拘束・封印された。
本編においてナルトの人生に深く影響する重要人物であり、何度も回想で登場している。特に、最初の出会いの際に呟いた「人は大切な何かを守りたいと思った時、本当に強くなれるもの」という言葉はナルトの心に今もなお深く刻み込まれている。
鬼兄弟(おにきょうだい)
再不斬の配下で元・霧隠れの中忍の兄弟、兄の業頭(ごうず)と弟の冥頭(めいず)(声 - くわはら利晃)によるコンビ。兄は冷静で残虐、弟は凶暴な性格である。双方が身に付けた特殊な籠手を刃付きの鎖で繋いで標的を捕らえ、バラバラにする。タズナの暗殺を試みるも、あえなくカカシに敗れて失敗に終わる。原作・アニメではこの後どうなったか不明だが、小説版ではそのまま放置され見逃された。
黒鋤雷牙(くろすき らいが)
声 - 藤原啓治
アニメオリジナルキャラクター。霧隠れの抜け忍で、元は霧隠れの実力者・霧の忍刀七人衆の一人だったが、アニメに登場した時は、カタバミ金山のボディーガードの「黒鋤ファミリー」の棟梁として登場する。同じ忍刀七人衆でありながら再不斬や鬼鮫の事を嫌っているようで、雷刀“”を使用する。また、自分を裏切った者に対して、悪い思い出は全て水に流して、その人物と良いことしか思い出せないということで、生きたまま葬式する(いわゆる生き埋め)という狂気を秘めている。
相棒である蘭丸に非常に深い情を持って、病弱な蘭丸の手足となり、色々な世界を見せるため、村から連れていき、蘭丸の繋がりは深く、離れた蘭丸を見て、ナルトは白と重ね合わせる。霧隠れの術なども使用するが、主に雷撃を利用した術(雷遁かどうかは不明)を利用し、蘭丸が自分の目や耳になるため、非常に広範囲な洞察力を持つようになるが、そのおかげで、追い忍の一人でしかなかった自分が、七人衆に入れるようになった。その後は蘭丸が人とのつながりや生の実感を新たに感じたことによって相容れなくなった時、深い悲しみと怒りで満ちていたが、本当は見送る気持ちを持っており、自身の敗北を機に蘭丸の真の自由を笑顔で見送った後、自身の体に雷を打たせて灰となり死亡する。
蘭丸(らんまる)
声 - 矢島晶子
アニメオリジナルキャラクター。雷牙の相棒として、不思議の力を持つ病弱な子供。
ナルトと雷牙の戦いによって雷牙から離れて、黒鋤ファミリーの一員である芥子(からし)の家であるカレー屋に住む。芥子のカレーとテンテンの言葉でナルトの味方になって、雷牙と別けて芥子の家に住む。
ウタカタ
声 - 鈴村健一
体内に六尾を宿した人柱力で、霧隠れの里の抜け忍。黒い長髪で、水色の着物を着ている。水遁系の忍術を得意としており、特にシャボン玉を使った忍術を使う。原作では設定のみ存在していたが、小隊「蛇」が暁の傘下に入った時点で既に死亡しており、具体的なエピソードは疾風伝の「六尾発動の章」にて描かれる。一見すると冷静な性格だが頑固な所がある、そのため、非常に気難しいが、根は優しい。
師匠・ハルサメに殺されかけたことから「師匠」という存在を忌み嫌い里を出奔、成り行きで出会った土蜘蛛一族の少女・ホタルから弟子入りを志願されるが、前述の過去を引きずり断り続けていた。土蜘蛛一族とのいざこざにナルト達と共に巻き込まれ、共闘してホタルを救い出す。その後、過去のしがらみを断ち切ってホタルと正式な師弟関係を築き、旅立つ前に霧隠れと和解するためツルギに会いに行くが、六尾を捜索していたペイン六道と遭遇し敗北、尾獣を奪われて死亡した。
第四次忍界大戦では、カブトの穢土転生によって蘇生されトビによって新たなペイン六道にされた。疾風伝ではナルトとの遭遇時にペインとの戦闘などの過去をナルトに語る場面が描かれていた。

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蛇/鷹[編集]

うちはサスケが大蛇丸を殺した後、その支配下にいた者から組織した四人一組の小隊。当初は『蛇』と名乗り、うちはイタチの抹殺を目的としていたが、それを果たした後は『鷹』と名乗り、木ノ葉隠れの里の殲滅を目指すと同時に利害が一致したため『暁』と手を組んでいる。五影会談の一件でサスケがメンバーを見限った後、一旦事実上の解散状態になるも、第四次忍界大戦終盤に復活した大蛇丸と共に再合流する。

鬼灯水月(ほおずき すいげつ)
声 - 近藤隆
16→17歳。身長177cm。体重57kg。大蛇丸の獄に封じられていた霧隠れ出身の青年で、鬼灯兄弟の片割れで、満月の弟にして「鬼人・再不斬の再来」とまで言われる神童であり、その名は暁の干柿鬼鮫にも知られていた(鬼鮫曰く「可愛い顔で笑う子」)。忍刀七人衆の復活と、そのリーダーになるのが夢。大蛇丸から自分を解放したサスケの実力を認め、同行している。
同じ里出身である再不斬を「大先輩」と呼んでいるが、波の国にある彼の墓の墓石代わりになっていた大刀「首切り包丁」を「受け継ぐ」という名目で盗んでいる。相手を殺す際、手足を切り落としてから頭にとどめをさすというスタイルを好むが、蛇に所属してからは(多少不満に思いつつも)サスケの「急所を外せ」という言葉に従っている。戦闘では独自の水遁忍術「水化の術」とその応用術を操る。また雷遁は苦手。アニメ版において、鬼鮫と対峙した際に「あの小僧(再不斬)よりはマシにその大刀(首斬り包丁)を扱うようだ」と言われているが、あまりに単調な攻め方故に「一本調子、再不斬より上だと言ったのは取り消す」と鬼鮫は前言撤回した。
キラービー戦では、自分の身を挺して仲間を救おうともしたものの、尾獣化したキラービーの一撃で戦闘不能にされた。その後、キラービーを倒したサスケと重吾に救われた。五影会談のときに、雷影に首切り包丁を折られてしまい、その状態でダルイと交戦。雷遁を帯びた刀で刺され、液体化もできなくなり、動きを封じられた。その後、サスケに重吾と共に置いていかれ侍に見つかり牢に閉じ込められるも、第四次忍界大戦開始からほどなく脱出し、重吾とサスケを探索、大蛇丸のアジトで戦争をも左右しかねないような資料を発見する。その後、穢土転生を止めイタチと別れたサスケと合流し、半ば不本意ながらもサスケが復活させた大蛇丸たちと行動を共にする。
香燐(かりん)
声 - 東條加那子
16→17歳。身長162cm。体重45kg。南アジト監獄の管理者。チャクラを感じ取ることのできる感知タイプのくノ一で、その能力を買われ、同行することになった。
うずまき一族の末裔であり、赤い長髪に赤い瞳を持ち、普段は眼鏡をかけている。基本的に乱暴な口調で喋り、口より先に手が出るタイプである。しかしサスケには好意を抱いており、彼と2人きりになると眼鏡を外して迫ってくるという、いわゆるツンデレキャラであるが、変態な一面を度々見せている。当人は別の用事があると主張しているが、サスケに同行するのもその好意ゆえである。自分の体を噛んだ者を(自身も含め)回復させる能力を持っており、彼女の上半身には無数の噛み痕らしきものが残っている。感知タイプであると同時に、自身のチャクラを消して他人の感知から逃れることも可能。またチャクラの乱れを感知することで、相手が嘘をついているか見抜くこともできる。言い訳などする時いつも眼鏡を「くいっ」とする癖がある(ちなみにこの眼鏡には刃が仕込まれている)。水月とは犬猿の仲。
キラービー戦では天照の黒炎が着火した際に仲間から見捨てられかけたが、土壇場でサスケが右目の万華鏡の力を解放しこれを救った。サスケとダンゾウの交戦中、サスケを回復させた直後ダンゾウに人質にとられ助けを請うが、足手纏いだと突き放され、ダンゾウごと千鳥を受けて倒れる。ダンゾウ殺害後サスケにとどめを刺されそうになった所で、サスケを追ってきたサクラの治療により一命を取り留める。その後木ノ葉に連行され尋問を受けるが、中には彼女に同情的な反応を示す者もおり、一時は木ノ葉の牢に留め置かれていた。サスケのブロマイドに語りかけるなど気が触れたように振る舞っているが、このブロマイドの裏にピッキング道具を忍ばせており、第四次忍界大戦終盤に脱獄、ちょうど先代火影たちと共に戦場に向かおうとしていたサスケたちと合流し、自身も戦闘に参加する。戦いの最中に、かつてクシナも使用した封印術の鎖を発現していた。
『者の書』によると、かつて戦火に消えた村に唯一人無傷で生存した少女で、故郷が滅びる際に大軍が迫るのがわかったと言ったのが、大蛇丸に拾われたきっかけとされている。回想では、草隠れの額当てをつけてナルト達第七班が最初に受験した中忍試験に参加していた[24]。その第二の試験で危ないところを一人駆けつけたサスケに救われて以来、彼のことを好いており、助けてくれた時の彼の表情をもう一度見たいと思っている。サスケに対するその想いは真剣なもので、変わり果てた彼にとどめを刺されかける瞬間にも出会った当時のことを思い出していた。サスケに殺されかけた件は彼の詫びでチャラにしている。
重吾(じゅうご)
声 - 阪口周平
18→19歳。身長202cm。体重75kg。本来はおとなしい性格であるが、精神の一部に異常な殺人衝動が隠れており、その衝動をコントロールできない自分を更生させるために「自ら望んで」北アジトの人体実験場に囚われていた。生前の君麻呂に対して「自分の殺人衝動を抑えることができる唯一の人物」という理由で心を開いており、君麻呂が命に代えて招き入れたサスケの価値を見極めるために同行する。
香燐によると呪印の唯一のオリジナルであり、大蛇丸がサスケや音の五人衆に与えた呪印は彼の体液から作られたものであるとのこと。そのため呪印の扱い方がサスケや音の五人衆より多岐に渡り、「体の一部を戦闘に特化した形に変化させる」「呪印を聴覚にのみ作用させ、小動物と意志の疎通を図る」「自分が縮む代わりに負傷した他人に自分の血肉を分け与える」「逆に他人の血肉を取り込んで自分を回復させる」などの多彩な術を使う(仙術に由来するものであることがカブトにより説明されている)。重吾の一族は自然エネルギーを取り込むことのできる体質を持っており、一族ではこの呪印のオリジナルとなった力を仙人化と呼んでいる模様。
五影会談の時に、雷影と交戦。呪印を最大解放するも、敗北した。その後、サスケに水月と共に置いていかれ侍に見つかり牢に閉じ込められるも、第四次忍界大戦開始から程無く脱出する。その少し後、水月と共にサスケと合流、十尾との戦いにも現れるが、サスケの行く末を見るため傍観の立場をとる。

フリド一味[編集]

疾風伝のオリジナルストーリーに登場した4人組。火ノ寺付近の隠し墓から元守護忍十二士である雷遁四人衆の遺体を盗み出し、木ノ葉に侵攻した。

フリド
声 - 中井和哉
リーダーで、錫杖のような武器を使うが、その正体はかつて火の国による世界統一を目指してクーデターを起こしアスマや地陸との戦いの末、戦死したはずのソラの父親であり、元・守護忍十二士カズマ。九尾のチャクラを宿したソラを利用して里への復讐を企てたが、それがアスマの怒りを買い、一騎打ちの末、倒される。アスマ同様、物事を将棋に喩えた言い回しをする白く長い髪と顔の傷痕が特徴的。
フドウ
声 - 伊丸岡篤
土遁系の術と怪力による戦法を得意とし、体を岩より硬くする能力がある。ヤマトと最初に対戦した時は土遁で勝負し、追い詰めるが、止めの確認をしなかったため、木ノ葉で2度目の対戦をすることになり、この時は自分の能力を利用された上、水遁で追い詰められ、木遁で縛り上げられて圧死、ヤマトの言う通り木ノ葉の土となった。
フエン
声 - 上田燿司
相手を洞窟に閉じ込め、幻術、罠、毒でじわじわと弱らせる戦法をとる女。この戦法でサイに傷を負わせるが、2度目はサクラに術を看破され、サクラの鉄拳を浴びて敗れる。
フウカ
声 - 浅川悠
屍鬼接吻と屍鬼転身を組み合わせることで、5つのチャクラ属性を使い分けることができる女だが、本体は髪の毛の化け物であり、ナルトを殺し肉体を奪おうとした。最初の戦闘ではナルトを惑わせ追い詰めたが、2度目は術の特性に気づかれ、螺旋丸を食らい敗れる。

マガキ衆[編集]

疾風伝のオリジナルストーリーに登場した5人組。賞金稼ぎの集団であり、土蜘蛛一族の禁術を狙ってホタルを襲う。

シラナミ
声 - 草尾毅
マガキ衆の頭領。文字を使って対象の人や物を操る「字縛術」と呼ばれる術を得意とする。
アカボシ、チュウシン、ナンゴウ、ベンテン
声 - 高瀬右光多田野曜平金光宣明逢坂力
リーダー格のアカボシ、痩せていて巨大な手裏剣を背負ったチュウシン、大男のナンゴウ、小柄なベンテンからなる4人組。
チームワークを駆使した集団戦闘を得意としており、全員で連携して術を繰り出す。

その他[編集]

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大筒木ハゴロモ(おおつつき ハゴロモ) / 六道仙人(りくどうせんにん)
声 - 中根徹
大筒木カグヤの子にして忍の始祖。チャクラの真理を解き明かし、忍宗の開祖となった伝説の僧侶。
かつて荒廃した世界を救った救世主で、忍びの神として崇められた。全ての始まりの者とも、乱れた世界に安寧と秩序を齎す創造神とも、世界を無に帰す破壊神とも伝えられ、実在したことさえ曖昧な神話のような存在。三大瞳術の一つである血継限界『輪廻眼』の最初の開眼者にして、体内に十尾を宿した最初の人柱力。二人の息子がおり、死の間際に平和には「力」が必要だと悟った兄・インドラではなく平和には「愛」が必要だと悟った弟・アシュラを自分の後継者に指名したことが、後にうちは一族と千手一族の確執を生む遠因となったと言われている。
頭に2本の角を生やし、額には第三の眼のような模様がある。片方が太陽、片方が月を模した錫杖を携えている。昔の人間らしく難解な話し方をするが、転生者を通じて時代の流れを学習しており、真面目な顔のままとてつもなくチャライしゃべり方から普通のしゃべり方で口調を調整するなど順応性が高い。
死の少し前、自らの体から解放し、分割した尾獣達に「お前達は離れていても一つ。いずれ正しく導かれる時が来る」と諭していた。粗暴な性格の守鶴を含む尾獣達からも慕われていたらしく、九喇嘛からは「六道のジジイ」と呼ばれている。
死後もチャクラだけでこの世を漂い、自分の息子達の転生者の争いを見てきた。第四次忍界大戦では、マダラにより瀕死の状態に陥ったアシュラとインドラの転生者であるナルトとサスケの精神世界に現れ、自分と同じ十尾の人柱力となったマダラを止めてもらうべく、彼らに自身の力を託した。
なお、うちは一族にも千手一族にも属さない子孫が存在しており、金角・銀角兄弟は六道仙人の血縁にあると考えられている。
大筒木アシュラ(おおつつき アシュラ)
六道仙人の子で、インドラの弟。
生まれながらに仙人の「肉体」(生命力と身体エネルギー)を授かっている。しかし、兄とは違い落ちこぼれで一人では何もできなかったが、自身の努力と他人の協力により肉体のチャクラの力を開花させインドラと並ぶ力を得た。皆の協力と助けがあったからこそ強くなれたと理解し、平和には「愛」が必要だと悟った。
協力という繋がりこそ本当の力だと感じた六道仙人に後継者に指名されるが、インドラがそれを認めなかったことで長きに渡る争いが始まり、後の千手一族の祖となった。死後、そのチャクラは消えることなく転生を繰り返し、千手柱間を経て現在はナルトに転生している。
大筒木インドラ(おおつつき インドラ)
六道仙人の子で、アシュラの兄。
生まれながらに仙人の「眼」(チャクラの力と精神エネルギー)を授かっている。弟とは違い優秀で強い瞳力とセンスを合わせ持ち、何でも一人の力でやりぬき己の力が他人とは違う特別なものと知り、平和には「力」が必要だと悟った。
アシュラが六道仙人の後継者に指名されたことに納得がいかず長きに渡る争いが始まり、後のうちは一族の祖となった。死後、そのチャクラは消えることなく転生を繰り返し、うちはマダラを経て現在はサスケに転生している。
大筒木ハムラ(おおつつき ハムラ)
大筒木カグヤの子で六道仙人の兄弟。
かつて六道仙人と共に、神樹の化身である十尾と戦った。
大筒木カグヤ(おおつつき カグヤ)
六道仙人こと大筒木ハゴロモと大筒木ハムラの母。人類で初めてチャクラを駆使した人物。頭に2本の角を生やし、両目に白眼、額に第三の眼として写輪眼を有する。その実力は息子のハゴロモをして「誰よりも強かった」と評し、サスケからも「マダラなど比ではない」と驚愕されるほど。
人類がチャクラという言葉すら知らなかった遥か昔、争いを終結させるべく、人々が崇め敬い決して口にしてはならないと伝承があった十尾の最終形態・神樹に成った禁断の実を食べ、チャクラを手にし争いを治めた。人々は彼女を「卯の女神」と崇め恐れた。乱世を終わらせた後も一人の力で世界を束ねたが次第にその力はうぬぼれを生み、人々は恐れるようになり、いつしか「鬼」と呼ばれるようになった。
第四次忍界大戦では、どういう訳か十尾の人柱力となって両目に輪廻眼を揃えたマダラを触媒にこの世に復活し、ナルトとサスケを消すべく動き出す。
キャラ造形のモチーフは『竹取物語』のかぐや姫。
サブちゃん
声 - 宝亀克寿
演歌忍者をしている初老の男性。巨大なアライグマのポン太を連れている。キラービーに演歌を教えていた最中、鬼鮫の襲撃に巻き込まれる。
アニメ版では「キンちゃん」に名前が変更されている。

尾獣[編集]

口寄せ動物[編集]

脚注[編集]

  1. ^ おいしくできていたがサクラに余計なことをされたため、渡すことができず、キバとシノへの義理チョコと誤魔化す羽目になった。
  2. ^ 疾風伝により代役。
  3. ^ 作中やガイドブックでは「リン」としか表記されておらず、本名は不明だったが、原作607話(巻ノ六三)の彼女の墓石によって姓が判明した。
  4. ^ 後に左目の負傷の手当てに使用している。
  5. ^ カブト曰く、柱間の強さは六道仙人と同じ御伽噺だとされており、今の木の葉では現実離れしていて信じられていない模様。
  6. ^ 実際の戦闘の描写はなく角都本人の発言
  7. ^ マダラ反乱後の処置としてはかなり穏当な上、うちは一族をエリートとして羨望の対象となるよう配慮も行っているほか、カガミなどは側近として配属している。誤解されがちだがうちはの不満の原因の直接的な隔離と監視が徹底されたのは、仮面の男(トビ)による九尾の木の葉襲撃後であり、監視の強化をヒルゼンやご意見番に進言したのはダンゾウである。
  8. ^ マダラ曰く、柱間と同様に本来の力を出せないのは理由がある模様。
  9. ^ 当時は優秀な上忍は育っていたが、まだ皆をまとめるには経験不足であった。
  10. ^ この時ダンゾウは一度火影の座を譲り渡していることや九尾出現の際に駆け付けていながら、ミナトを救えなかった事を持ち出して反論したが、ご意見番2人から騒動の最中に姿を消していたことを咎められ断念している。ヒルゼン自身は「次の火影が育つまでの繋ぎ」という事でダンゾウを説得していた。
  11. ^ 対グルグル戦で影分身を使いながら全属性を使用
  12. ^ 当初はただの「イルカ」と紹介されており、途中から姓が追加された。
  13. ^ 第1部で25歳と誤表記されたことがあった。
  14. ^ 疾風伝では、試験の模様を誰も見ていなかったことから「自分を始末した」とサイに偽らせて帰還させ、自身はそのまま果てたことが語られている。
  15. ^ 疾風伝によると、その任務には大蛇丸も参加していた。
  16. ^ 窮地に陥った十尾の方からアプローチがあり、マダラがそれに応じた形である。
  17. ^ 第二部には「加瑠羅」を表記する。
  18. ^ オフィシャルデータBOOK「者の書」にも名前が記載されているが、我愛羅より僅かに年上。
  19. ^ オオノキが2人を派遣したのはヨスガ峠の悲劇で犠牲になった忍びの遺品の返還と事件の正式な謝罪が目的であった。
  20. ^ 疾風伝では、デイダラが里抜けした直後に起きた事件を目の当たりにした回想シーンが追加されている。
  21. ^ 520話では、腕に巻かれた額当ては砂隠れと同じであるが、服装は岩隠れのものであるため、作画ミスと思われる。
  22. ^ 疾風伝で追加された回想シーンでは、九尾のチャクラを取り込む前から付いている。
  23. ^ 2010年の『疾風伝』より。前任の青野の病気療養(後の2012年に死去)のため。
  24. ^ ちょうどこの時、大蛇丸一派は草隠れから来た受験者を殺してすり替わっていた。