IWGPインターコンチネンタル王座

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IWGPインターコンチネンタル王座
ファイル:2nd version IWGP Intercontinental Championship.jpg
詳細
現王者 ケニー・オメガ
獲得日 2016年2月14日
管理団体 新日本プロレス
創立 2011年5月15日
統計
最多保持者 中邑真輔 : 5回
初代王者 MVP
最長保持者 中邑真輔:285日
最短所持者 ラ・ソンブラ:50日
最年長 田中将斗:38歳
最年少 ラ・ソンブラ:23歳

IWGPインターコンチネンタル王座は、新日本プロレスが管理する王座(タイトル)。略称はIWGPIC

概要

2011年1月、新日本プロレスが自社主催によるアメリカ興行を、同年5月に行うことを発表。併せて、「IWGPインターコンチネンタル王座」の新設と、アメリカ興行での同初代王座決定戦開催を発表した。アメリカを始めとする海外マットにおいての、IWGPヘビー級王座への登龍門というのが、設立に際しての位置付けである[1][2]

初代王座決定戦は、海外及び中堅の選手を中心とした8人エントリーのトーナメントで、2011年5月13日(現地時間)から5月15日までアメリカで開催された[3][4][5]

出場者はMVP矢野通高橋裕二郎内藤哲也オカダ・カズチカダン・マフ英語版ジョシュ・ダニエルズ(Josh Daniels)[6]ヒデオ・サイトー

トーナメント決勝でMVPが矢野を破り初代王座を獲得した。

歴代王者

王者が王座返上した場合は、王座決定戦によるタイトル移動。それ以外は、すべて前王者に勝利してのタイトル移動。

レスラー 防衛回数 獲得日付 獲得した場所(対戦相手・その他)
初代 MVP 2 2011年5月15日 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国アサイラム・アリーナ矢野通
第2代 田中将斗 3 2011年10月10日 日本の旗 日本両国国技館
第3代 後藤洋央紀 2 2012年2月12日 日本の旗 日本大阪府立体育会館
第4代 中邑真輔 8 2012年7月22日 日本の旗 日本山形市総合スポーツセンター
第5代 ラ・ソンブラ 1 2013年5月31日 メキシコの旗 メキシコアレナ・メヒコ
第6代 中邑真輔 3 2013年7月20日 日本の旗 日本秋田市立体育館
第7代 棚橋弘至 1 2014年1月4日 日本の旗 日本東京ドーム
第8代 中邑真輔 1 2014年4月6日 日本の旗 日本、両国国技館
第9代 バッドラック・ファレ 0 2014年6月21日 日本の旗 日本ボディメーカーコロシアム
第10代 中邑真輔 3 2014年9月21日 日本の旗 日本神戸ワールド記念ホール
第11代 後藤洋央紀 1 2015年5月3日 日本の旗 日本福岡国際センター
第12代 中邑真輔 2 2015年9月27日 日本の旗 日本、神戸ワールド記念ホール、王座返上
第13代 ケニー・オメガ 2016年2月14日 日本の旗 日本アオーレ長岡棚橋弘至

主な記録

  • 最多戴冠回数:5回 -中邑真輔(4代・6代・8代・10代・12代)
  • 最多連続防衛回数:8回 -中邑真輔
  • 最多通算防衛回数:17回 -中邑真輔
  • デビュー最長戴冠記録:17年10ヶ月 - 田中将斗
  • デビュー最短戴冠記録:4年2ヶ月 - バッドラック・ファレ
  • 最年少戴冠記録:23歳5ヶ月 - ラ・ソンブラ
  • 最年長戴冠記録:38歳8ヶ月 - 田中将斗

デザインの改変

当初はベルト部分は黒でバックルは銅色の物だったが、第4代王者の中邑真輔が同王座のデザインに対して「10円玉」、「IWGPの権威を落とす」と酷評し作り直しを要求。新たに制作された2代目ベルトはバックルの部位が金色に変更され、ベルト部分は白というデザインとなった。

脚注

関連項目

外部リンク