龍井茶

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龍井茶
ラプサン・スーチョンの茶葉
各種表記
繁体字: 龍井茶
簡体字: 龙井茶
: Lóngjĭngchá
発音: ロンジンチャ
  

龍井茶(ロンジンちゃ/りゅうせいちゃ)は中華人民共和国杭州市特産の緑茶。中国を代表的する緑茶である。所謂「十大名茶」の一つ。

煎茶の名前の通り)煎ることで茶葉の中の酵素熱変性させ発酵を止めるので、茶葉は蒸してある日本の緑茶よりも緑ではなく、釜で煎ることから形も扁平形をしている。 飲み方は、コップに茶葉を入れ、88〜90度の熱湯を加える。飲む時は、茶をコップの二割程残して、その都度お湯を加えてゆき、3〜5杯ほど堪能できる。味気がなくなってきたところで茶葉もろとも捨てる。 中国で墓参りの時期として有名な清明節(太陰太陽暦4月5日)前に採取した茶葉で作った龍井茶が高級品「明前茶」として扱われる。

杭州のその産地により、獅峰、虎跑、雲栖、梅家烏の四つに大別されていた。杭州市内で、この四つに含まれない場所で作られる龍井茶は、単に「西湖」龍井茶と表示される。

中国のみならず有名な物があれば必ずその偽物が作られる現状であるが、龍井茶もその例に漏れず、杭州一帯で採れる茶をはるかに上回る「龍井茶」が生産されている。そのため、偽物を排斥する努力と産地のブランド化が、官民揚げてなされているものの、効果の方は甚だ疑問である。 元来、龍井茶は、杭州の西湖の西にある龍井村で産出されたことから、その名前がとられている。流通している大量の龍井茶が、龍井村で生産されていない現状を揶揄して「龍井茶不出於龍井村(龍井茶は龍井村では産出されない)。」と、有り難くない評価もされている。浙江省以外の大都市の一般店で売られている“龍井茶”は、ほとんどが杭州一帯で採られた茶葉で作られた龍井茶ではない、と言われている。当然、それを確認することも難しい。

近年、杭州や浙江省以外の生産地を冠した龍井茶、例えば「佛山龍井茶」等の“龍井茶”も製造販売されている。

龍井茶は、茶葉そのものを食べても、カテキンテアニンが豊富に含まれていて、とても健康的。 しかし、カフェインも含んでいるため、寝る前などに飲むことはなるべく避けた方がよい。 摘み取るときに上の新芽をとったら特級、その下の部分をとったら2級、それより下の青々と茂った部分は売店には出されない。