犬夜叉の登場人物
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犬夜叉の登場人物(いぬやしゃのとうじょうじんぶつ)は、高橋留美子原作の漫画作品『犬夜叉』に登場する架空の人物の一覧。
劇場版オリジナルの登場人物については「犬夜叉 (映画)」を参照
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目次 |
[編集] 犬夜叉一行
「犬夜叉 (架空のキャラクター)」を参照
「日暮かごめ」を参照
- 弥勒(みろく)
- 声優 - 辻谷耕史、高城元気(少年時代)
- 女たらしで、美男子な不良法師。年齢は18歳。身長は179.4cm。
- 性格は普段はキレると言葉遣いがかなり変わる。他人と深く拘る事を避け、犬夜叉達と出会うまでは仇敵(奈落)を探し独りで旅をしていた。女性に「私の子を産んでくだされ」と言う度に珊瑚に飛来骨で頭をたたかれている。人としては異常に足が速く、犬夜叉や雲母とも並行して走ることが出来る。出会った美女の手を握り「私の子を産んでくだされ」と口説くのはもはや条件反射である(奥義皆伝には、軟派成功率90%以上と記載されている)。しかし珊瑚に対しては当初何故か言わなかった。手にしている錫杖で犬夜叉と互角に打ち合える人間離れした戦闘力を持つが、最大の武器は右手の平にある「風穴(かざあな)」。これは祖父(映画二作目『鏡の中の夢幻城』では弥萢(みやつ)と呼ばれた)が奈落の呪いによって穿たれたもので代々受け継がれており、普段は数珠で封印されている。風穴はブラックホールの如く何でも吸い込むが、年々大きくなり吸う力も増し、いずれは自分自身をも吸い込み死んでしまうという諸刃の剣でもある。奈落を倒さない限り、この呪いが解かれることはない。また毒や邪気の強いものを吸い込むと、体が毒や邪気に冒されてしまう。珊瑚とは相思相愛の仲である(第30巻で、「奈落を倒したら私とともに生き…私の子を生んでくれないか。」とプロポーズとも受け取れる発言をし、第35巻では妖怪に連れ去られた珊瑚を取り戻す時の勢いで「俺の女」とまで言った程)。その後の奈落との戦いで、瘴気を風穴で大量に吸い込んでしまい、瘴気の傷が心臓付近にまで達したが、桔梗に浄化を施され一応回復。しかし、その際に桔梗に、風穴を使って強い毒を吸い込むたびに体内の浄化しきれなかった瘴気の傷が心臓に進み、それが心臓に達すれば命がつきる、と宣告される。弥勒自身がこのことを口外する事を拒んでいるため、この事実を知っているのは、治療及び宣告をした桔梗と鼻が利く犬夜叉のみに留り、他は瘴気の傷は完治したと思っていた。しかし戦力として役に立たない自分にジレンマを感じ、珊瑚の飛来骨を直すために訪れた仙人(薬老毒仙)のもとで、痛みを感じなくする薬を飲んだ。ただこの薬は、毒を無効にするのではなく、あくまでも痛みを感じなくなるだけである。この事実を知っているのは、その場に居合わせた犬夜叉のみで、その後の戦いに大きな影響を及ぼした。琥珀に憑依した曲霊との戦いで曲霊を風穴で吸おうとするも悪霊の毒を吸ってしまい、瘴気の傷が胸に達し風穴が裂けかけるが、その後死闘の末、奈落との戦いで風穴は弱まっていき、奈落が死んだことにより風穴の呪いが解けて助かった。
- 四魂の玉の消滅から三年後、珊瑚との間に双子の姉妹と男の子を儲け、近隣町村からの妖怪退治の依頼(しかし、札一枚につき米一俵というぼったくりに近い法外な報酬を要求してくる)をこなしながら楓の村で暮らす。
- 珊瑚(さんご)
- 声優 - 桑島法子
- 妖怪退治を生業とする妖怪退治屋、若干16歳ながら退治屋の里では一番の手練れといわれるほどの腕前を持つ少女。年齢は16歳。身長は162.8cm。
- 奈落の陰謀により父と弟を殺され、退治屋の里も滅ぼされた後、奈落に騙されて犬夜叉を仇と狙うが、やがて真相に気付き、仇を討つ為、犬夜叉の仲間に加わる。
- 飛来骨(ひらいこつ)という巨大なブーメランのような武器を使う。また腰の刀や腕に仕込んだ刃の他、妖怪退治の際の装束には毒などさまざまな武器や道具を隠し持っている。妖怪退治の専門家だけあって妖怪の事に詳しく、また肉体能力も優れている。猫又妖怪の雲母をパートナーとして連れている。飛来骨は持ち主の身長くらいあるが、実際にこの大きさでもブーメランは戻ってくることが、映画公開記念の特別番組で実証されている(このとき使用された「飛来骨」は、珊瑚役の声優桑島法子にプレゼントされた)。非常に弟思いで、たった一人の肉親となった琥珀の事を常に気に掛けては、思い悩む日々を過ごす。彼が記憶を取り戻し、奈落の手から一応解放された後も、その命を繋ぐ四魂のかけらが奈落を倒す切り札となっている事、また四魂の玉の完成無くしての戦いの終結が見えない事への強い不安と悲しみにかられている(その後琥珀は奈落にかけらを取られてしまったが、桔梗の霊力で生き延びた)。作中、弥勒に惹かれていき、第30巻でその想いが弥勒に届いた。後に弥勒を助けるために飛来骨に溶毒を塗り、共に戦ってきた最大の武器を犠牲にしてまでも妖怪を退治したこともあった(その後飛来骨は薬老毒仙のもとで直した)。『犬夜叉 奥義皆伝』には、弥勒にとっての唯一無二と記載がある。しかし、弥勒は現在でも浮気する為、その度珊瑚は嫉妬する(だが『子を産んで欲しい』の台詞は、プロポーズ以降口にしていない)。弥勒が奈落から受けた瘴気の傷は、飛来骨を直しに訪れた薬老毒仙のもとで飛来骨の魂たちに告げられるが、うすうす感づいていたためか驚かなかった。弥勒が痛みを感じなくする薬を飲んだことは知らなかったが、曲霊との戦いでその事実を知る。琥珀や自分のために身を削りながら戦ってきたことを涙ながら感謝し、口づけをかわす。
- 四魂の玉の消滅から三年後、弥勒との間に双子の姉妹と男の子を儲け、楓の村で幸せに暮らす。また、この頃には母親になったからか以前より角が取れ貫禄のある姿を見せた。
- 七宝(しっぽう)
- 声優 - 渡辺久美子
- 子狐妖怪。父親の仇である雷獣兄弟を犬夜叉が討ったことで仲間になった。可愛らしい姿の子どもだが性格は少しませており、犬夜叉に余計な事を言ってはいつも殴られている。自分も妖怪なのに妖怪を恐れるなどかなり臆病で、「〜じゃ」などの年寄りくさい喋り方をする。狐火や様々なものに変身できる他、狐妖術(幻術)を使うが、こけおどし程度にしかならない。ちなみに、変身した時の姿は全て、ギャグ漫画のような可愛らしい姿(化けようと思ったものにほとんど似ていない姿)になる事が共通している。最近は弥勒の肩の上に乗り、弥勒の子分のような存在になっていることも。旅の途中で出会った、戦で兄を亡くした少女・サツキに恋心を抱いている。そのサツキが初恋の人であったはずがアニメオリジナルストーリーで別の女の子にも好意をよせて「初恋の相手だったのに」と発言し忘れっぽいのか弥勒のような女好きなのかと思わせる節がある。犬夜叉のTVゲームの攻略本にはかごめが好きで付いてきたとの記載があるが恋愛感情というよりも母親か姉のような好意のようである。変化すると桜色の風船型のものになり、かごめなどをのせる。「おらがしっかりせねば」が口癖。体重は4kg、人間換算年齢は7歳。
- 奈落との戦いが終わった後、立派な妖怪になるために、楓の村の外に出て修行しているようだ。
- 雲母(きらら)
- 珊瑚と一緒にいる猫又。普段は可愛い子猫のような姿だが、戦闘時には巨大化し、牙を持つ化け猫になる。本来は珊瑚の下僕で、人間の言葉も良く分かるという賢しい妖怪。巨大化すると珊瑚たちを乗せて空も飛べる。滅ぼされた退治屋の里でただ1匹生き残っていた。アニメ版では、かつて翠子にも仕えていたような描写がある。だがそうなると500年以上生きている可能性がある。
- 珊瑚が子供を授かった後は琥珀と共に妖怪退治の旅をしている。
[編集] 犬夜叉たちの協力者
- 楓(かえで)
- 声優 - 京田尚子、伊藤実華(幼少期)
- 桔梗の妹。村の巫女をしている隻眼の老女で、村のまとめ役でもある。犬夜叉に言霊の念珠をかけた。かごめが桔梗の生まれ変わりであることを最初に見抜き、犬夜叉とかごめを四魂のかけら集めの旅に出した。一応霊力もあるが桔梗やかごめに比べてその力は強くない。薬草作りに長けている。刀の鍔の眼帯で覆った右目は、原作では不明だが、アニメ版では犬夜叉が封印される少し前、妖怪に襲われたときその妖怪を桔梗が破魔矢で貫いた衝撃で潰れた。最終話では、かごめの師匠とりんの保護者をしている。
- 冥加(みょうが)
- 声優 - 緒方賢一
- 犬夜叉の父と犬夜叉に仕える蚤妖怪。蚤であるため、登場するときは大抵誰か(主に犬夜叉)の血を吸い、潰される。また吸血によって気付けや毒を吸い出すこともでき、最大までに吸血すると2mまで大きくなれる(通常時は言霊の念殊と同じぐらいなので7mm)。そのため七人隊の一人である霧骨の強力な毒で瀕死の状態であったかごめ、弥勒、珊瑚の毒の混ざった血を吸い出した事によって助けた。血を吸い出すだけでなく薬の原料を吸って体のなかで調合することも出来る。豊富な知識を持っているが、危険が迫ると真っ先に逃げ出してしまう。その危機察知能力は「冥加が逃げないのなら安全」と言われたほど。犬夜叉の父にも仕えていたので犬夜叉の父の付近のことは詳しい(ついでに彼の血も吸った事があるようだ)。
- 刀々斎(とうとうさい)
- 声優 - 八奈見乗児
- 妖怪の刀鍛冶。よぼよぼの老人の姿をしている。犬夜叉の父の依頼で、彼の牙から息子達への形見の刀「鉄砕牙」「天生牙」を作った。一見とぼけた老人だが刀鍛冶としての腕は確かで、右に出るものは居ない。口から火を吹くのと手にした金槌で地面から溶岩を出すいった火を司る能力を持ち刀を鍛えるのにも利用する。猛々(もうもう)という名の、空を飛べる三つ目の牛を乗り物とし、普段は火山帯と思われる山中にある、巨大な魚の骨で出来た工房に住んでいるが、主に殺生丸の不興を買った時に引っ越しと言う名の逃亡をする。かって灰刃坊と言う弟子がいたがあまりに邪悪すぎるので破門している。
- 奈落を斬れる刀は最強の刀だと回想しており、直接的な関係は持たなかったが奈落の実力を極めて高く評価している。
- 宝仙鬼(ほうせんき)
- 声優 - 大友龍三郎
- 宝石を司る妖怪で犬夜叉の父の友人。かって犬夜叉の父の依頼で妖怪の墓場に繋がる黒真珠を作った。石の声を聞く力を持ち、四魂のかけらを邪悪な奈落に渡さない為、自らの死と共に妖怪の墓場にかけらを持ち込んだ。年月を経た大妖怪でもあり、無数の金剛石の槍を飛ばす金剛槍破と言う術を使う他、自らの体を金剛石で覆う事も出来る。かけらを巡る奈落との戦いで犬夜叉に金剛槍破を授けた。ちなみに一つの黒真珠を作るのに100年はかかる。[1]
- 八衛門狸(はちえもんだぬき)
- 声優 - 中嶋聡彦
- 狸妖怪。弥勒の子分格で木の葉で化ける能力を持つ。弥勒には散々こき使われているが彼の事を慕う舎弟でもある。弥勒がかごめの四魂の欠片を狙った時、目晦ましとして使われた。偶に弥勒に反抗するが、逆にボコボコにされる。かなり昔からの知り合いらしい。
- 夢心和尚(むしんおしょう)
- 声優 - 藤本譲
- 弥勒の育ての親。弥勒が幼い頃、死期を悟った父親から弥勒を託される。飲んだくれの生臭坊主でアルコール依存症のフシがある。弥勒に酒や、女遊びなど、良いことも悪いことも全て教えた。弥勒の風穴を手当てできる唯一の人物である。
- 妖霊大聖(ようれいたいせい)
- 刀々斎の知り合い。外見は頼りない老人の姿だが強い妖気と幻術を使う妖怪の大仙人。
- 胆を盗まれたと偽り、犬夜叉に竜鱗の鉄砕牙の極意である妖穴斬りを体得させた。
- 薬老毒仙(やくろうどくせん)
- 薬と毒を扱う妖怪の仙人。四六時中酔っぱらっている老人で女好きでもある。
- 珊瑚の飛来骨を治し、弥勒には毒の苦しみを感じなくなる薬を与えた。
[編集] 桔梗関連
- 桔梗(ききょう)
- 声優 - 日高のり子
- 犬夜叉のかつての想い人。
「桔梗 (犬夜叉)」を参照
- 死魂虫(しにだまちゅう)
- 桔梗の体を動かすための死魂を運ぶ妖怪。常に数匹が桔梗に付き従っており、桔梗を乗せて空を飛んだりすることもある。
- 胡蝶(こちょう)/飛鳥(あすか)
- 声優 - 増田ゆき/清水香里
- 桔梗の式神。
[編集] 殺生丸一行
- 殺生丸(せっしょうまる)
- 声優 - 成田剣
- 犬夜叉の兄。
「殺生丸」を参照
- 邪見(じゃけん)
- 声優 - 長島雄一
- 殺生丸に仕える妖怪。人間の子供くらいの背丈で、翁と女の顔を持つ「人頭杖(にんとうじょう)」という杖を持つ。殺生丸に付き従って忠義を尽くしているが、小心者でどこか間の抜けたところがある。ゴマすりが得意だがまたしばしば余計な事を言っては殺生丸にしばかれたり睨まれたりもする。[2]殺生丸の事は慕ってはいるようだが、気むずかしい殺生丸の相手をするので気苦労が絶えない。長年仕えているせいか殺生丸の心の内を読むのに長けていて、殺生丸の気持ちを代弁する事が多い。アニメでは殺生丸と出会う以前は剣を武器に戦っていたが、殺生丸に従うようになってからは殆ど戦うシーンはなく愛すべきキャラクターとして過ごしていた。
- りん
- 声優 - 能登麻美子
- 野盗に親兄弟を殺され、言葉をなくした少女。犬夜叉との戦いで深手を負った殺生丸を介抱した。自らも鋼牙の手下の人喰い狼に殺されるが、殺生丸の「天生牙」によって生き返って言葉も取り戻し、以前よりも明るい性格になった。殺生丸を慕って邪見や阿吽と旅に同行する。邪見のことも大切に思っていて、アニメでは最猛勝に射された邪見を助けるために命懸けで千年草の実という毒消しを採りに行った。その際に地念児に会って千年草の実のありかを聞いた。地念児曰くかごめのように温かい少女だと言う。旅の中で殺生丸が天生牙を鍛えるため冥界に行くときについて行くも、再び命を落としてしまう。天生牙は同じ者に対しては1度しか使用できないため、殺生丸には生き返らせる術は無かったが、殺生丸の母親によって生き返らせてもらった。冥界の一件で、殺生丸にとって唯一無二の存在であることが確認された。
- 奈落との戦いが終わった後、楓の村で人里にも慣れるための訓練のため暮らしているが、殺生丸との縁が切れたわけではなくたびたび殺生丸から着物などの贈り物を受け取っている。
- 阿吽(あうん)
- 殺生丸の連れている双頭の龍。空を飛び、口から電撃を吐く。りんとよく一緒にいて、なついている。アニメではりんが崖に上る時に妖怪に襲われそうな所を助けたりした。
[編集] 妖狼族
- 鋼牙(こうが)
- 声優 - 松野太紀
- 妖狼族の東の洞穴の若頭。足に四魂のかけらを仕込んでおり、つむじ風のように早く走れる。登場初期は右腕にも四魂のかけらを仕込んでいた。奈落と神楽の策略によって大勢の仲間を殺された事から、その仇を討つため奈落を追っている。思ったことをはっきり言う性格で、「俺はかごめに惚れたんだ」と公言したことから、犬夜叉とは「犬っころ」「痩せ狼」と呼び合い、いがみ合っている(が、鋼牙の完全な片思いである)。かごめに会いに来る際、犬夜叉を踏んづけて、別れる際はかごめの手を握ったり抱きしめるのはお約束。
- アニメでは女妖狼族の菖蒲に「修行が終わって山から下りてきたら俺の許婚にしてやる」といい、かごめに怒られる場面もあった。また、殺生丸と遭ったことがあったが「犬夜叉はムカツクがアニキのほうはなんとも思っていない」と言って喧嘩にはならなかった。[3]。
- 桔梗が翠子の魂と同化した後、彼の足は敵の前で動かなくなり窮地に陥ることが多くなった。奈落と戦うため、一時期犬夜叉一行に加わったが、奈落に四魂のかけらを奪われてしまい、自ら戦線を離脱する。桔梗を失い悲嘆に暮れる犬夜叉を思い、かごめをきっぱり諦めたことで男を上げた。四魂のかけらによって手に入れた足の速さや足技と、妖狼族に代々受け継がれてきた「五雷指(ごらいし)」という特殊なカギ爪を武器に戦う。ちなみに腰にさしている刀は武器ではなく飾りのようだ[4]。四魂のかけらを奈落にとられた後は犬夜叉達に後を任せ、その後は登場しない。人間換算年齢15歳。身長は170.2cm。
- 銀太(ぎんた)/白角(はっかく)
- 声優 - 吉野裕行/岸尾大輔
- 鋼牙の仲間の二人組。かごめを姐さんと敬っている。奈落を追う鋼牙に同行するが、鋼牙の無茶なペースにいつも振り回されている。一時期、灰と芯太の兄弟を群れに送り届けるため、鋼牙と離れていたが、鋼牙が戦線離脱する際に戻ってきた。尚、トサカ頭が白角。名前はアニメのみの設定で原作では名前が出てこない。
- 菖蒲(あやめ)
- 声優 - かかずゆみ
- 鋼牙に片思いしている北の妖狼族の少女。木の葉を手裏剣のように操る技が得意。昔、妖狼族の天敵である妖怪「極楽鳥」に襲われたところを鋼牙に助けてもらい、その時に鋼牙が言った言葉を信じていた純情一途なところがある。かごめが鋼牙に気がないことを知りつつも「四魂の玉を見えるようにする」「鋼牙のこと、あきらめないから」ということもいっていた。アニメのみ登場。
- 灰(かい)
- 妖狼族の少年、芯太という弟がいる。群れの仲間と共に奈落から逃げる旅の途中で奈落の妖怪に襲われた後、白夜によって弟を人質に取られて、弟を救うため鋼牙を襲った。足に白夜から与えられた四魂のかけらを仕込んであり、鋼牙と互角に走る事が出来る。
- 芯太(しんた)
- 灰の弟、まだ幼児と言ってもいい子供で灰の事を「あんちゃん」と呼んでいる。白夜によって人質にされる。
[編集] 奈落一味
- 奈落(ならく)
- 声優 - 家中宏→森川智之
- 浅ましい心をもった「鬼蜘蛛(おにぐも)」という名の野盗をつなぎに、無数の妖怪が寄り集まってできた半妖である妖怪の集合体。[5]瘴気を武器とし、体から妖怪を出し入れし、自分の肉体を強化できる。また、狒々の皮を被った傀儡を使うこともある。登場初期や犬夜叉たちなどと対峙する時は自らが狒々の皮を被っており、素顔や正体を隠していた。鬼蜘蛛の感情を受け継ぎ、桔梗に片想いをしている。半妖である自己の存在を忌まわしく思っており、それゆえにひたすら強大な力を求めており、そのために四魂の玉に執心する。直接の戦闘よりも人の弱みに付け込む卑劣な策略を好む性格は冷酷。人間の姿を借りる能力があり、作中ではとある城の城主・人見蔭刀(ひとみ かげわき)に成り代わっている。ちなみに蔭刀は漫画では登場時から奈落であったが、アニメでは登場時は本人であり、珊瑚が犬夜叉を倒しに彼の城を出る直前に奈落と入れ替わっている。その話の最後に登場する蔭刀(奈落)は瞳が違い、アイシャドウがある。
- 琥珀を利用して珊瑚に鉄砕牙を持ってこさせ、犬夜叉一行を殺そうとするが、かごめの反撃で体を砕かれ、以降はかごめに恐怖を抱くようになる。桔梗から四魂のかけらをもらった後は神無や神楽などの分身を作る事が可能になった。なお、奈落の背中には鬼蜘蛛の名残と思われる蜘蛛形の痣があり、奈落の分身達にも同様に受け継がれている。犬夜叉に赤い鉄砕牙で結界を斬られた後は白霊山に身を隠し、傭兵として七人隊を復活させ、犬夜叉たちと戦わせた。その時に新生奈落(アニメ版での名称)としてパワーアップを遂げ、鎧を纏ったような姿となった。それ以後は、体や結界で妖気の流れを変えたり、吸収・増幅して反撃できるようになり、また粉々に粉砕されても僅かな肉片からその場で再生できるようになった。またその際に桔梗を慕う鬼蜘蛛の心を捨てることにも成功した。自らの心臓である赤子を出し、魍魎丸を作らせたが、予想以上に強くなりすぎてしまい、なりを潜めていた。赤子と魍魎丸を吸収した後、桔梗が四魂の玉ごと自分を消滅させようといていることに気付いた後は白霊山に戻り、負の心を取り戻し、蜘蛛の糸で桔梗を汚すことに成功する。桔梗に致命傷を負わせ、鋼牙の四魂のかけらを奪ってからは、再びなりを潜めていた。その後、四魂の玉を完成させて巨大な蜘蛛になり、りんを人質にし、犬夜叉、殺生丸に最後の勝負を挑む。最後の闘いでかごめに「四魂の玉は自分の本当の望みを叶えてくれなかった」と見抜かれ、最期は自分の本当の想い「ただ桔梗の心が欲しかった」ことを思い出し、安らかな顔をして消滅した。その後四魂の玉の中に遺体があったが、かごめが四魂の玉の消滅を望み、完全に消滅した。劇中での逃亡回数は20回を超えている。人間換算年齢23歳(人見蔭刀)。身長は殺生丸と同じで180,6cm(人見蔭刀)で、初期の奈落(人見蔭刀と入れ替わる前)は、少し身長が低い。
- 神楽(かぐら)
- 声優 - 大神いずみ
- 奈落が生み出した2番目の分身で、風使い。若い女性の姿をしている。扇子で風を操り、カマイタチで切り裂く「風刃の舞(ふうじんのまい)」・竜巻で突き刺す「竜蛇の舞(りゅうじゃのまい)」・死体を操る「屍舞(しかばねまい)」等の技を使う。蓮っ葉な口調で喋り、奈落には嫌々従っており奈落の側も神楽を信用していない。風のように自由に生きたいと考え、奈落への背信を企図するが、神楽の心臓は奈落の手中にあり、彼女の命は奈落に握られている状態。そのため殺生丸に助けを求めるなど知略を廻らす。度々、奈落を殺す算段がつくと殺生丸を頼っていた。また御霊丸によって貫かれ、「最期の前に一度だけ」と殺生丸に会いにいっていることから、殺生丸に想いを寄せている節がある。後に魍魎丸の陰謀に気付き、琥珀を逃がし、同時に奈落一味から離反する。白童子との死闘の末、奈落に心臓を返してもらうと同時に瘴気を注ぎ込まれ、最期は天生牙でも救われることなく殺生丸に看取られながら風となって消えていった。奈落を殺して自由になりたいと言っていたが、白夜曰く「奈落が死ねば、分身である自分も死ぬ」らしく、なぜか矛盾している。人間換算年齢17歳。[6]
- 神無(かんな)
- 声優 - ゆかな
- 奈落が生み出した最初の分身で、妖気も気配も匂いも無く他の分身たちとは、かなり掛け離れている。見た目は幼い少女の姿をしているが、神楽より先に奈落から生み出されたため姉にあたる。口数が少なく、いつも大きな鏡(映画二作目の『鏡の中の夢幻城』では、「死鏡」と呼ばれる)を抱えている。その鏡は魂を吸い取り、また攻撃を跳ね返す能力を持っているが、魂の容量には限りがありかごめの魂は吸い切れなかった。奈落を裏切り、魍魎丸に寝返ったようなそぶりを見せていたがそれすらも奈落の策略であり、遂には奈落の命令で鏡を開放させ、犬夜叉と戦った。犬夜叉は傷ついて無力になった神無にとどめを刺そうとはしなかったが、結局奈落の力によって自爆させられ消滅した。最期は、かごめに「光が奈落を殺す。」という言葉を残した。人間換算年齢10歳。
-
- 鏡の妖
- 巨大の武者のような妖。見たものをそっくりそのまま写し取り相手の力を奪い取ることができる。ただし、この妖の受けた傷は全て使い手の神無が負う。
- 最猛勝(さいみょうしょう)
- 奈落が居る場所に現れる、地獄の毒虫。スズメバチに似た姿をしている。主に弥勒の風穴を封じるのに使われる(吸い込むと弥勒の体内に毒が回ってしまう)他、スパイ、物品運搬など、奈落の手先となり働く。
- 悟心鬼(ごしんき)
- 声優 - 佐藤正治
- 奈落から生まれた第三の妖怪。人の心を読む能力があるため相手よりも先回りして攻撃できる。鉄砕牙を噛み砕き、犬夜叉を追い詰めたが、犬夜叉が妖怪に変化(へんげ)し、引き裂かれてしまった。なお、首を飛ばされた悟心鬼の牙は天生牙で甦った後、殺生丸の依頼により、灰刃坊が闘鬼神という刀に仕立てた。
- 獣郎丸(じゅうろうまる)/影郎丸(かげろうまる)
- 声優 - ともに山崎たくみ
- 奈落から生まれた第四・第五の妖怪。二体とも同じ顔をしている。獣郎丸は一言も喋らず闘争本能しかなく、奈落の壷の中で生まれたとたんに奈落の首をはね落とす凶暴な性格(しかし奈落はそれでも死なない)。影郎丸の言う事しか聞かない。影郎丸は小さく、カマキリのような腕をしており、普段は獣郎丸の体内に隠れている。獣郎丸の分までよく喋る。目に見えないほどの速度で動き回り、地中に潜って奇襲をかけることもできる。犬夜叉と鋼牙の共闘によりまとめて倒される。
- 巨大死魂虫(きょだいしにだまちゅう)
- 奈落が桔梗を始末するために送りつけた妖怪。桔梗の死魂を奪って消そうとするが、駆けつけてきた犬夜叉に倒された。
- 無双(むそう)
- 声優 - 家中宏
- 奈落が、桔梗を慕う鬼蜘蛛の心を捨てようとして切り捨てた肉塊が人型の妖怪となった。鬼蜘蛛の心が不完全な形で出された姿。鬼蜘蛛としての記憶も、奈落の分身としての自覚も無かったが、かごめの姿を見たことをきっかけに記憶を取り戻す。顔が無く、「無双」という僧侶(声優 - 杉田智和)から顔(の皮)と名前を奪った。性格は残虐。奈落と同様、粉々に粉砕されても心臓を中心に再び一つに結集して再生し、また体の一部を変形させて武器にする能力を持つ。自分を“つなぎ”として利用していた奈落を嫌う。しかし奈落の体はまだつなぎとしての鬼蜘蛛を必要としていたため、再び奈落に取り込まれた。
- 赤子(あかご)/白童子(はくどうし)
- 声優 - ともに小林愛
- 奈落の分身。事実上の第6妖怪。奈落が捨て去った鬼蜘蛛の邪心を持っている。鬼蜘蛛の心が完全な形で出された姿であるが、もとの人間らしい心と桔梗を慕う心は持っていない。性格は冷酷。人間の心の闇をつく心理攻撃をする。最初は一体だったが神楽と共に神官・僧侶を襲っている最中、和尚(アニメでは妖怪封じの名手・神泉和尚)の法力を受けて真っ二つにされ、その際に二体に分裂。片方は子供の姿になり、白童子と名乗った。
- 白童子は猪の妖怪から奪った薙刀を武器とし、妖馬・炎蹄に乗る。後に魍魎丸という妖怪を作り出して奈落を裏切ろうとしたが、奈落に勘付かれており、最期は弥勒の風穴に吸い込まれて消滅した。もう片方には奈落と白童子の心臓が隠されており、神無が魍魎丸の体内に入れた。その後この赤子は魍魎丸を利用し奈落になり代わろうとしたものの逆に取り込まれてしまった。
- 炎蹄(えんてい)
- 白童子と神楽が殺した和尚に封印されていた妖馬で、封印を解いた礼として、白童子に乗馬として付き従う。元は人食い鬼(アニメでは煉獄鬼(れんごくき)という名前)のものだった。高速で空を飛ぶことが出来、口から強力な炎を吐く。最期は原作では聖様(桔梗の操る人形)の破魔の矢で白童子の結界を破られた後犬夜叉の風の傷で倒され、アニメでは犬夜叉と雲母の連携により洞窟に誘い込まれた後で犬夜叉の爆流破に討ち倒された。
- 魍魎丸(もうりょうまる)
- 白童子が、妖怪を寄せ集めて作った体に人間の魄(ハク)を入れて生み出した妖怪。魂が無かったため最初は人形のようだったが、神無が白童子の片割れである赤子を入れたことで自我が生まれた。自分に直接攻撃した相手を取り込んでしまう力がある。後に冥王獣の鎧甲と金剛槍破を取り込み、殺生丸の闘鬼神を折り、犬夜叉の鉄砕牙を圧倒する。その瘴気と妖力は奈落にも並ぶほどで、魍魎丸と奈落が向かい合うだけで山一つが消滅してしまう。赤子が隠し持っていた奈落の心臓も受け継ぎ、奈落に最後の戦いを仕掛ける。
- 最初は奈落を圧倒し取り込む寸前まで追い詰めるが、事前に溶命樹を取り込んでいた奈落に内側から取り込まれてしまう。
- 夢幻の白夜(むげんのびゃくや)
- 声優 - 真殿光昭(OVA)
- 奈落が放った最後の分身(第7妖怪)で、幻術を使う。あまり戦おうとせず、様子を見守る観察者的存在。奈落の代わりに策を張り巡らしたりする。動きが素早い。移動の際は主に巨大な白い折鶴に乗って飛行する。翼の生えた左目を出し入れすることが出来、それで遠くの様子を調べることが可能。(犬夜叉と殺生丸の戦いでは、右目を出していた)。背中にさしている刀には刀身が無いが、妖力を写し取る能力がある(ただしその力は一度しか使えないようである)。後に奈落に指示され冥道残月破(めいどうざんげつは)の力を吸い取ったことで黒い刀身が発生した。最期は奈落の体内でかごめを刀で斬りつけた後、犬夜叉の冥道残月破で倒された。分身ではほぼ唯一、最期まで奈落に忠実だった。しかし今までの分身とは違い奈落がやられた場所は白夜も受けること、奈落を本体と供述している。結果的には全くの無駄死にという形に人生の終止符を閉じた。
- 曲霊(まがつひ)
- 四魂の玉の邪悪な部分。奈落の肉体を使い発生し、殺生丸と犬夜叉と戦った。鎌のような手を伸ばして闘う。素手の殺生丸を圧倒したが新しい左腕と爆砕牙を得た殺生丸には勝てず退散した。本体は肉体ではなく霊体である。霊体の時は憑依することができ、琥珀や犬夜叉に憑依して卑怯な手を使ったが、犬夜叉からかごめに憑依しようとした際に犬夜叉の妖穴に捕らえられ、動けないところを殺生丸の天生牙で一刀両断され消滅した。
- 骸鬼(がいき)
- ゲームオリジナルキャラクター。奈落の分身で獣郎丸のように口を聞かず、奈落でも制御できない凶暴性を持っている。奈落の傀儡の首をはねた。
[編集] 現代の人々
- 日暮草太(ひぐらしそうた)
- 声優 - 中川亜紀子
- かごめの弟。小学三年生。姉と違い、度胸がなく、お化けや妖怪は大の苦手で腰を抜かすのだが、犬夜叉の事は「犬の兄ちゃん」(または「犬夜叉の兄ちゃん」)と呼び、なついている。
- アニメ版では「サッカー選手」になることが夢らしい。
- 最終回では、中学生になっていた。
- かごめの母(通称ママ)
- 声優 - 百々麻子
- 本名不明。あまり物事に動じない性格。アニメ版では流れ星を見つけた際、「宝くじが当たりますように」とお願いした。草太に「医者になってほしい」と言ったらしい(草太談)。
- かごめの祖父
- 声優 - 松尾銀三→鈴木勝美
- 本名不明。日暮神社の宮司。物の由来をいちいち語りたがる。かごめが戦国に行っている間は、学校を休む口実としてかごめが様々な奇病にかかったとしている。草太を神社の跡継ぎにするつもり(アニメ版)。
- 北条(ほうじょう)
- 声優 - うえだゆうじ
- かごめの同級生。良い人であることに間違いはないのだが、天然ボケの気があり、かごめに対する恋愛感情の発露もユニークである(例:青竹を渡して踏むことを薦めるなど)。かごめがしょっちゅう学校を休んでいる理由が、表向きは病気がちだからと誤解している。戦国でかごめ達が出会った北条秋時は彼の先祖とのこと。自分はかごめと付き合っていると思い込んでいる(が、本人の片思いである)。
- アニメでは文化祭の演劇で犬夜叉と対面している。またオリジナルストーリーや映画版でも登場している。
- 15巻(サンデーでの掲載は1999年)を最後に登場していなかったが、中学卒業の際に8年ぶりに登場。行く予定の高校は男子校らしく、「これからも友達でいよう」とかごめに別れを告げた。
- 由加(ゆか)/絵理(えり)/あゆみ
- 声優 - 清水香里/増田ゆき/岡本奈美
- かごめの同級生の友達で特にあゆみはおっとりしているが頭がよく成績がいい。かごめが「不良の二股暴力男」と付き合っていると勘違いしていた(あながち間違ってもいないが)。34巻で犬夜叉と対面(耳はバンダナで隠していた)し、認識を改めた。名前はアニメのみの設定。
- 最終回の高校の卒業式で、3人とも大学に受かった事が判明。由加は女子アナ、絵理は不明、あゆみは通訳を目指す事を語っていた。
[編集] その他
[編集] 犬夜叉一行の関係者
- 琥珀(こはく)
- 声優 - 矢島晶子
- 珊瑚の弟。武器は鎖鎌。奈落の謀略により一度死んだが、奈落が四魂のかけらを入れたことにより蘇生し、奈落に記憶を操作され忠実な手下となっていた。しかしその間に本来の記憶を取り戻し、奈落の心臓、赤子を狙うが、琥珀のかけらを取り込もうとしている魍魎丸の陰謀を知った神楽の手によって逃がされ、一時期犬夜叉一行に加わっていた。その後桔梗と行動を共にし、桔梗の死後は殺生丸一行に加わっていた。なお、四魂のかけらで命を繋いでいるため、りん同様、天生牙で生き返らせることは出来ない。彼の持つ四魂のかけらは奈落を倒す鍵となっていたが、結局は奈落に奪われてしまった(ただし桔梗が四魂のかけらに遺した光は琥珀の肉体に残り、生きながらえることができた)。戦線を離脱していたが、奈落との最後の戦いでは、途中から加わり、りんを救出する活躍を見せた。年齢は11歳。
- 三年後、珊瑚が弥勒との間に子供を儲けた後は、雲母と共に妖怪退治と修行の旅をしている。特徴のそばかすがなくなる。また鎖鎌は曲霊との戦いで失ったが、刀々斎によって新しい鎖鎌を得た。
- 殺生丸と犬夜叉の父
- 声優 - 大塚明夫
- 西国を支配していた犬の大妖怪。犬夜叉が生まれた夜、竜骨精と戦った瀕死の重傷を負ったまま刹那猛丸と戦い死んでいったとされている。その実力は刀刀斎曰く金剛槍破会得後の犬夜叉をさらに上回る。彼の墓はこの世とあの世の境に存在し、犬夜叉の右眼の中にあった黒真珠、火の国の「門」、「血の川」などを通じることで行くことができる。映画「天下覇道の剣」公開前後に公式サイトで闘牙王(とうがおう)という名前が発表されたが、その後再び「犬夜叉の父」に戻っており、真相は不明である。犬夜叉と殺生丸が叢雲牙を封印した時にふたりの前に姿を現した。この時犬夜叉と初めて会った。妖犬の姿の殺生丸は彼の生き写し。犬夜叉に鉄砕牙、殺生丸に天生牙を与えたが、天生牙の秘密が白日のもとにさらされ、殺生丸を憤怒させるだけでなく、兄弟仲の悪さを決定的なものにしてしまうなど、とかくその「本意」とやらのわかりにくさが周囲を混乱させる元となっている。竜骨精、豹猫族、飛妖蛾、四闘神、死神鬼など数々の大妖怪と渡り合ってきたが、敵が敵なだけに倒しきれていない大妖怪も多い。
- 犬夜叉の母
- 声優 - 井上喜久子
- 没落系貴族の人間。犬夜叉が幼いときに亡くなった。とても美しく、心優しい人間だった。アニメでは十六夜(いざよい)という名前がついている。作中では無女という妖怪が化けて犬夜叉を取り込もうとした。
- 殺生丸の母
- 殺生丸と同じ犬妖怪で、額に月のしるしがある。りんを冥界の犬にさらわせ、殺生丸を冥道へ送り込んだ張本人。高飛車で子を子とも思っていないかのような振る舞いやシニカルな言動に母性を疑われたが、殺生丸が最終奥義を獲得するよう導いた。「殺生丸が悲しんでいる」と聞き、死んでしまったりんを生き返らせるなど、母親らしい一面も見せている。りんと殺生丸の関係を「変なところが、父親に似てしまったな」と看破してのけた。
- 裏陶(うらすえ)
- 声優 - 太田淑子
- 鬼の術を使う鬼女。桔梗の霊骨を奪い、墓土の体で桔梗を復活させようとするが、桔梗の魂はかごめに転生していたため桔梗の抜け殻しかできなかった。そこでかごめを拉致し、妖術で魂を抜け殻に取り込み見事桔梗を復活させるが、逆に復活した桔梗に倒されて塵となった。
- 鬼蜘蛛(おにぐも)
- 声優 - 家中宏
- 50年前、仲間である隻眼の羅刹(アニメオリジナルキャラ)を裏切ったため彼の逆襲によって大怪我をして動けなくなったところを桔梗にかくまわれていた非道な野盗。桔梗を手に入れるために動けぬ体を妖怪に差し出し、数多の妖怪と結合し半妖奈落となる。全身大火傷を負っていたため、素顔は不明。後に無双として目を覚ます。
- 翠子(みどりこ)
- 強い霊力を持ち、かつて四魂の玉を生み出したと伝えられる巫女。妖怪の魂を奪い浄化する術を使う。珊瑚の故郷である退治屋の里の洞穴の奥に、妖怪とともにミイラ化している。桔梗と魂を一つにする。
- 竜骨精(りゅうこつせい)
- 声優 - 井上和彦
- 体の長い竜の大妖怪。竜の額に人面がついており、そちらが主人格である。犬夜叉の父と戦って死因となる傷を負わたものの、心臓に牙をつきたてられ谷に封印された。アニメではその谷は竜骨精の谷と呼ばれている。奈落が犬夜叉と戦わせるべく復活させた。風の傷を受け付けないほどの防御力と強力な雷球を操るが、犬夜叉の爆流破で倒された。
- 彼を知る者、刀刀斎や冥加などにとっては存在自体が恐怖そのものであり、竜骨精がいるだけで武蔵の国は焼け野原になるとまで言われる。その妖気は当時の奈落や殺生丸すら上回る。
- 朴仙翁(ぼくせんおう)
- 声優 - 鈴木泰明
- 樹齢2000年の朴の木が妖怪化したもので、犬夜叉の父とは友人だった。鉄砕牙・天生牙の鞘は彼の枝から作られたもの。
- 死神鬼(ししんき)
- 犬夜叉と殺生丸の父のかつての宿敵。冥道残月破をもともと持っていた妖怪。犬夜叉と殺生丸の父に冥道残月破を奪われ、顔の一部を消された。殺生丸を呼び出し、天生牙の秘密を教え、激しく動揺する殺生丸に攻撃をした。殺生丸のものより強大な冥道残月破を出せるが、近くに鉄砕牙があったおかげで殺生丸の冥道が円を描き冥道に飲み込まれた。
[編集] 奈落の関係者
- 狼野干(ろうやかん)
- 声優 - 梁田清之
- 平面顔の狼妖怪で自称「地獄の狼」。口から無数の狼を吐く。奈落の命令で重傷を負った犬夜叉を襲った。その後、四魂のかけらのついた苗を奈落に頭に入れられ凶暴化するが、かごめに取ってもらい、何事もなかったかのように笑顔で去って行った。アニメでは鋼牙と会い、豹猫族について話した。
- 白心上人(はくしんしょうにん)
- 声優 - 松岡文雄
- 100年ほど前に生きていた僧。徳が高く聖人として多くの人に慕われていたが飢饉、疫病に苦しむ村を救うため村人に請われて即身仏となったが入定の直前に人間本来の死の恐怖、自分をそうさせた村人への恨みが頭をもたげ、その魂が奈落につけ込まれる。奈落に協力して白霊山に聖なる結界を張ることになる。結界を弥勒と珊瑚に破られた後、桔梗に諭され成仏した。
- 耳千里(みみせんり)
- 声優 - 西村淳二
- この世のあらゆる事を聞き取る事が出来る妖怪。最後の四魂の瓊の欠片のありかを奈落に伝えた。
- 阿毘姫(あびひめ)
- 声優 - 島津冴子
- 鳥使いの女妖怪。母親の鉄鶏のくらった毒を薄めるため、妖怪鳥を使って人間の血を大量に集めていた。女ながらも残忍な性格。あの世とこの世の境への道を開こうとしていた奈落に利用される。鉄鶏が回復するとすぐに奈落を殺そうとするが逆に鉄鶏は殺され自身も奈落によって殺される。
- 鉄鶏(てっけい)
- 声優 - 麻志那恂子
- 阿毘姫の母親。外見は巨大な鳥。毒妖怪を喰って毒にあたってしまい、崖に身を潜めていた。阿毘姫が集めた人間の血を飲み続けて体調が良くなった後、奈落を殺すために崖から姿を現す。奈落を丸飲みにするが、奈落の触手で体内から頭を破られて死亡。その後あの世とこの世の境へつながる血の河の道を作るため、奈落の触手で首を切断される。
- 冥王獣(めいおうじゅう)
- 巨大な亀の様な妖怪。数多ある妖怪の中でもっとも堅い鎧甲を持つ。その昔、高僧によって滅っせられたが魍魎丸の肉片を食べて復活。金剛槍破を取り込む為の盾として操られ、魍魎丸に取り込まれてしまう。
- 二枯仙(にこせん)
- 樹木の精気を喰う妖怪、元は仙人だった。首をはねられても精命幹がある限り再生できる。奈落に四魂のかけらを渡され、犬夜叉に竜鱗の鉄砕牙を使わせるための刺客として差し向けられる。
- 金禍(きんか)と銀禍(ぎんか)
- 二つの頭を持って生まれた妖怪。金禍は褐色の肌に金髪で炎を操る力を持つ。銀禍は白い肌に銀髪で雷を操る力を持つ。完全な一匹の妖怪と化す為どちらかの頭を食らう宿命であり、産まれてから幾度と無く争っていたが、決着がつかずに争い続けていた。元はそれほど凶暴な妖怪ではなく、人間を故意に傷つける事は無かった。彼らの血が魍魎丸の鎧甲を強化する役割を持っていたため、魍魎丸に襲われる。
- 溶命樹(ようめいじゅ)
- 樹木の精気を喰う妖怪。結界を溶かすことが出来る。封印されていたが奈落の四魂のかけらによって復活し、奈落に吸収され、奈落の心臓である赤子を食らう為に利用された。
- ウツギ
- 声優 - 小西克幸
- 式神を操る呪術師。土くれでできた体から人間になるために奈落と行動を共にする。奈落の裏切りによって取り込まれるが最後の力で奈落の結界を消滅させ死亡する。ゲームオリジナルキャラクター。
[編集] その他の登場人物(人間)
- 甘利信長(あまりのぶなが)
- 声優 - 石田彰
- 武田家につかえる若侍で、露姫の身を案ずる主人から、挙動不審(九十九蝦蟇に取り付かれたため)な嫁ぎ先の領主から露姫を救出する命を受けた。露姫はその領主が好きで、骨折り損の結末を迎える。織田信長を「うつけ者」と評していることからこの作品の大体の年代がわかる。因みにこの武田家は甲斐武田氏ではなく上総武田氏で、信長は1401年 - 1477年に実在した武田家の当主(武田信長)がモデル。そこまでの言及はアニメ、コミックともになされていない(苗字は甲斐武田氏と勘違いしたアニメ版スタッフが武田信玄の家臣で二十四将の一人甘利虎泰にちなんでつけてしまったもの)。
- 黒巫女 椿(くろみこ つばき)
- 声優 - 山田美穂、有馬瑞香(老婆)
- 四魂の玉を手に入れようとして奈落と手を結び、式神を使ってかごめを呪殺しようとした黒巫女。妖怪に魂を売って永遠の若さを手にしているが、老女に化けることもある。生前から桔梗のライバル的存在だったようだが、共闘した際のコンビネーションは絶妙であった。体内に多数の妖怪を飼っている。
- アニメでは鬼に変化し犬夜叉を取り込もうとしたが、爆流破により鬼の体は崩壊。体に飼っていた全ての妖怪を失い、本来の姿の老婆になり自分の人生をどこで間違えたのかを思い返し、「この椿こそ最高の巫女」と叫びあっけなく消滅。
- 紅葉(もみじ)/牡丹(ぼたん)
- 声優 - 菊池志穂/西村ちなみ
- アニメオリジナルキャラクター。椿と同門の巫女。仲が良くいつも二人でいるようである。当初は椿を信じきっていたので、椿に利用され犬夜叉たちを足止めした。七宝や雲母のように可愛い妖怪を見て、「可愛い」と素直に言う事から普通の女の子である。
- 北条秋時(ほうじょうあきとき)
- 声優 - うえだゆうじ
- アニメオリジナルストーリーや二作目の映画『鏡の中の夢幻城』に登場。現代の北条の先祖である。神久夜の「明鏡止水の法」によって動きを封じられたり、妖忍衆の朱雀に襲われたりと何かと不運な役が多い。犬夜叉たちと別れた後、かごめという女性と結婚する(妻の旧名は朱雀だったが、前述の朱雀と同じ名前だったためかごめに改名させた)。
- 刀秋(とうしゅう)
- 刀鍛冶。最強の刀を鍛えたいという願望を持って合戦の後を放浪していた。竜人と出会った後は恐怖より喜びを覚え、竜人の鱗をもらい「奪鬼(だっき)」を鍛え始める。そして犬夜叉と竜人を戦わせ、敗れた竜人の妖力を吸い取り、完璧な奪鬼を鍛えることに成功する。その後犬夜叉と戦うが、折れることを恐れた奪鬼によって死亡する。
- 瞳子(ひとみこ)
- 小さな村に住まう巫女、巫女としての霊力は高かったが奈落の策により殺される。己の死後に首と胴を分けて埋葬しろと村人に託たが実行されず魂と肉体を奈落に捕らえられ、かごめを殺す刺客として差し向けられる。身の自由は利かないが自我は保っている。最期はかごめに「何かが本当の霊力を生まれた時から封印している」と言い残す。
[編集] その他の登場人物(妖怪)
- 百足上臈(むかでじょうろう)
- 声優 - 五十嵐麗
- 現代の日暮神社の骨喰いの井戸から現れ、日暮かごめを戦国時代に引き込み、すべての始まりとなった。アニメ版では、楓を人質に四魂の玉を奪おうとしたところを犬夜叉に成敗され、桔梗によって骨を骨喰いの井戸に封じられたことになっており、現代に甦ったかごめの四魂の玉に反応して現れたようである。
- 屍舞烏(しぶがらす)
- 死体に巣食うことで人を操る妖怪鳥。本体は弱く、野盗の死体を操りかごめから四魂の玉を奪ったが、かごめにより玉ごと射貫かれ、四魂の玉が欠片となって四散する事になった。
- 無女(むおんな)
- 飢えや戦で子を失った母たちの無念の魂が寄り集まってできた妖怪。犬夜叉から父の墓の場所を聞き出すために、犬夜叉の母に化けて殺生丸が差し向けた。子を思う情念の妖怪でもあり、殺生丸の爪から犬夜叉をかばって死んだ。
- 九十九の蝦蟇(つくものがま)
- 声優 - 立木文彦
- ある国の領主の体を乗っ取っていた齢三百年の蛙の妖怪。舌以外に攻撃方法は無いが、体を傷つけられても女の魂を食べることで再生できる。犬夜叉のツッコミ攻撃で一瞬領主の意識がもどったこともあった。最後はかごめのヘアスプレーと火を使う攻撃で領主から魂が離脱し、逃げようとしたところを犬夜叉の散魂鉄爪で倒された(アニメでは鉄砕牙で魂を両断されて消滅した)。後に別個体が登場。
- 灰刃坊(かいじんぼう)
- 声優 - 青野武
- 妖怪の刀鍛冶。かって刀々斎の弟子であったが、あまりにも邪悪な刀ばかり打つので破門された。殺生丸の依頼で闘鬼神を鍛えたが、刀の邪気に取り憑かれ犬夜叉一行を襲撃する。最後は闘鬼神の力に耐えきれず死亡。アニメ版では星黄泉の依頼で乾坤の薙刀を打った。
- 鬼(おに)
- 声優 - 川津泰彦
- 椿の修行していた寺の多宝塔で代々封印してきた巨大な鬼。幾重にも重ねられた封印を椿が破り復活。だが椿の持っていた四魂の玉に取り込まれた。しかし取り込まれても尚、その膨大な妖力は椿の体から溢れだしてきた。鬼の持つ力は鉄砕牙を素手で受け止め、風の傷に耐えたり技は手から雷を出したり、口から炎を出すなど。最期は爆流破により討ち倒される。
- 大獄丸(たいごくまる)
- 声優 - 槐柳二
- 血玉珊瑚によって強い結界を張ることが出来る百鬼蝙蝠(ひゃっきこうもり)という妖怪の長。息子の月夜丸を殺し、孫である半妖の紫織を人質にとるなど作中でも稀に見る凶悪な妖怪である。半妖はともかく、純粋な妖怪である肉親を殺めた妖怪はこの大獄丸以外登場しない。紫織の結界にはじき出され、犬夜叉の爆流波に倒されるが、血玉珊瑚に蓄えられていた大獄丸の妖力はなおも紫織を殺そうとするが、同じく血玉珊瑚に蓄えられていた月夜丸の妖力による結界にはじかれ、犬夜叉の鉄砕牙によって滅ぼされた。
- 月夜丸(つくよまる)
- 声優 - 鈴木琢磨
- 大獄丸の息子で紫織の父。 百鬼蝙蝠でありながら人間は襲わず、人間の娘との間に子供を作った。大獄丸の跡を継ぎ、結界の守り役となるが、娘の紫織とその母を守る為に一族を去ろうとするが父である大獄丸によって殺される。その魂は紫織と紫織の母親を大獄丸の怨霊から守った。
- 牛頭(ごず)/馬頭(めず)
- 声優 - 千葉進歩/巻島直樹
- 火の国にあるあの世とこの世の境の扉の門番。通常は扉の脇に鎮座する巨大な石像の姿をしている。門を通ろうとするものを死者にして通すのが役目。ひとたび動き出せば門が開いて閉じるまで止まらない。この世の物では無く、この世の刀では傷つける事が出来ないがあの世の刀である天生牙を持つ殺生丸は通る事が出来た。
- 岳山人(がくさんじん)
- 声優 - 側見民雄
- 巨大な山の妖怪。争いを望む妖怪ではなく、不妖璧という玉により妖気を隠してただの山として眠っていたが、奈落により不妖璧を持ち去られ目覚めてしまい、奈落を追っている。犬夜叉たちに不妖璧のありかを探すための妖気の結晶を与える。その後も一人で奈落を追うが御霊丸の配下の子供たちによって滅ぼされる。
- 御魎丸(ごりょうまる)
- 声優 - てらそままさき
- 人間の行者。右腕は妖怪に喰われてしまったが、その妖怪の力を法力でねじ伏せて自分の武器としている。御魎丸自身の魂が生きていたため、白童子に殺されたと思われていたが、奈落に幽閉されていた。
- 三つ首の狼
- 妖狼族の聖域の番人。五雷指を守っていた。
- 竜人(りゅうじん)
- 刀秋に自分の鱗を与え、奪鬼を鍛えさせる。竜人の持つ盾も妖力を吸う力を持っており、犬夜叉を圧倒するが、爆流波によって粉砕される。最期は刀を持つことは考えてなかったと言い残し、刀秋に妖気を吸われ死亡。
[編集] 半妖
- 地念児(じねんじ)
- 声優 - 江川央生
- 妖怪の父と人間の母の間に生まれた半妖。巨大な肉体と剛力を持つが気が優しくおとなしい為、村の人間から迫害されていた。かごめが妖怪に襲われた際、本来の力を発揮した。アニメではりんと会っている。
- 紫織(しおり)
- 声優 - 水橋かおり
- 百鬼蝙蝠の父、月夜丸と人間の母との間に生まれた半妖の少女。月夜丸から結界を張る力を受け継いでいる。
- 牛王/出雲(ぎゅうおう/いずも)
- 声優 - 松本大
- アニメオリジナルキャラクター。人間の父と牛妖怪の母の間に生まれた半妖。出雲とは父の名前である。昼間は人間の姿に、夜は妖怪の姿になるが、本人は人間になることを望み、新たな四魂の玉を生み出そうとしていた。
[編集] 雷獣一族
- 七宝の父の仇。いい女をさらって食べてしまうという説もある。アニメでは雷鳴谷と言われる谷に住んでいた。
- 飛天(ひてん)
- 声優 - 神奈延年
- 雷獣兄弟の兄。若い人間の男の姿をしている。足元に付いている滑車で空を飛びまわり、「雷撃刃(らいげきじん)」と呼ばれる矛を使って攻撃する。一見人間っぽいが弟より凶暴な性格で満天のマヌケ振りに激怒して口説いてた女妖怪の頭をぶち抜いたりした事もあった。四魂のかけらを持っている犬夜叉と対決。満天の死後、満天の心臓を喰らい妖力を取り込んだ。(アニメでは遺体から四魂のかけらを体内に取り込んだ)弟の仇を討とうするが、かごめに滑車を破壊され、最後は犬夜叉の鉄砕牙で雷撃刃ごと一刀両断にされ肉体ごと消滅した。
- 満天(まんてん)
- 声優 - 稲田徹
- 雷獣兄弟の弟。飛天とは違い怪物のような顔をしており(アニメでは飛天が父親似で満天が母親似だという事が判明)、口から雷撃波を吐く。飛天のように髪の毛を多くして女にもてるのが夢らしい。冷酷で人をバカにした態度をとるが、兄である飛天には逆らえない。3本しかなかった自分の残り少ない髪を散らされ激怒し攻撃。その後、かごめをさらって毛生え薬の材料にしようとした。犬夜叉と飛天の対決の際、最後の髪の毛一本を七宝に散らされ本気で激怒し、七宝やかごめを襲って殺そうとするが、犬夜叉の投げ飛ばした鉄砕牙で倒される。
- 蒼天(そうてん)
- 声優 - 水谷優子
- アニメ版のみ登場。雷獣兄弟と同族の妖怪。実は女子。紅竜を従がわせ、犬夜叉一行を罠に落とし入れ七宝をさらった。七宝の持っていたもの(かごめが現代から持ち込んだクレヨン)を欲しがるようになり、それを掛けて対決をする。七宝は最初彼女をただの子供だと見下していたが、彼女の力を見てほめるようになる(とは言っても、戦いは団栗の背比べで一方に決着が着かなかった)。そして彼女が女子だと知った七宝は呆れ返り、クレヨンを渡して去っていった。その後、七宝に好意を持った彼女は野原で七宝の似顔絵を書いていた。
- 紅竜(こうりゅう)
- 声優 - 大谷育江
- アニメ版のみ登場。蒼天の配下。三回殴られると雲のような物体に変身する。蒼天の指示で犬夜叉一行を罠に落とし入れた。最初の内は成功していたが、犬夜叉とかごめの時は見事に失敗して捕まる。その後、偉そうに言われて怒った犬夜叉が三回殴り、雲に変化。矢を乱れ打ちして犬夜叉とかごめを襲うが、その矢はこけおどしだとばれてあっけなく敗れ、蒼天のアジトへの道案内をさせられた。
[編集] 七人隊
かつて「七人で百人分の働きをする」といわれるほどの圧倒的な戦力を誇ったが、その強さと残虐性を恐れた大名によって斬首された傭兵部隊。東国出身だが、討伐時に逃げた先の北の地で殺され、白霊山の麓の寒村につくられた七人塚に葬られた。奈落によって首(巨体を誇る凶骨のみ額)に四魂のかけらを埋め込まれて復活、「犬夜叉たちを全員倒せば四魂のかけらを永久に与える」という条件をのみ犬夜叉一行や鋼牙らと戦う。亡霊であるため死人と墓土のにおいがするが、妖気は持たない。四魂のかけらを埋め込むと力が増すが、体内のかけらを全て抜き取られると骨に戻ってしまう。 十数年経ってなお、野盗ではなく傭兵だと再三言われているあたり戦以外での殺人はしていなかった可能性が高い。
- 蛮骨(ばんこつ)
- 声優 - 草尾毅
- 七人隊の首領。仲間からは「大兄貴」と呼ばれている。髪型は長い三つ編みで額に十字の形の紋様を持つ。大鉾「蛮竜(ばんりゅう)」を軽々と扱う腕力の持ち主。七人の中で最年少であるが、腕っぷしの強さで仲間達を束ねてきた。残忍な性格だが、さっぱりした能天気な一面も持つ。仲間に対する思いは強いが、それを感じさせぬ物言いが裏目裏目と重なり結果煉骨の謀反を招いてしまう。裏切りは決して許さず、蛇骨を殺した煉骨を自らの手で殺している。犬夜叉とは計3回戦っており、互角の勝負を見せるが最後の白霊山の決戦で懐に飛び込んだ犬夜叉の鉄砕牙で切り倒される。アニメでは生前に蛮竜に願をかけ、人と妖怪合わせて二千の恨みを蛮竜に宿し妖刀化させた。これにより妖気を用いた攻撃をすることが出来るようになったが、これが仇となり爆流破で蛮竜共々撃破され、最期は奈落によりかけらを抜かれて骨にされた。必殺技は蛮竜閃と竜雷閃。没年齢17歳。
- ドラマCD『地獄で待っていた七人隊』では、旅芸人であり、七人隊で唯一、料理が下手である。この時は蛮竜をまな板代わりにしていた。
- 煉骨(れんこつ)
- 声優 - 杉田智和
- 七人隊の副将兼参謀。坊主頭で頭に布を巻いている。蛮骨以外の仲間からは「兄貴」と呼ばれ慕われる。頭が良く策略に長けているが冷酷で目的のためには手段を選ばない性格。寺を乗っ取り、僧侶に扮することで犬夜叉を騙し、奈落に関する情報を得ると共にかごめから四魂のかけらを奪った。手甲から出す鋼の糸(ワイヤー)や油を用いた火炎攻撃、砲筒(バズーカ)や爆雷筒(ダイナマイト)といった自作の兵器を使って戦う。銀骨の改造なども行っていた。一応蛮骨に従っているが、四魂のかけらを勝手に使った事がきっかけで蛮骨に叛意を抱き、蛇骨からかけらを奪い蛮骨を倒そうとするが殺される。原作では始終冷酷だったが、アニメでは睡骨や銀骨など弟分を労わる面も見られ、以外にも生前は笑顔を多く見せていた。享年24歳。
- 蛇骨(じゃこつ)
- 声優 - 折笠愛
- 七人隊の一人。女ものの着物を着て、蝶柄の簪で髪をまとめ、紅を口に差している若い男。「蛇骨刀(じゃこつとう)」という蛇腹剣を自在に操る七人隊の切り込み隊長。飄々とした性格だが同性愛者で、犬夜叉の事が気に入っている。ちなみに他の人間に関しては殺生丸は色男だが好みでなく、鋼牙は生足はいいのだが微妙に趣味ではないらしい。原作者は犬夜叉図説大全奥義皆伝のインタビューで、メンバーにバリエーションをつけるため当初は女性という案もあったが犬夜叉が女性を倒すのはどうかと思い、やめたとコメントしている。そのため、オカマっぽいキャラなのは当初の設定の名残りと思われる。男と殺戮以外には興味は無い。素直で、しばしば無邪気な表情を見せるが、残虐性や加虐癖をも持つ(いわゆるサディスト)。アニメでは蛮骨と七人隊結成以前から行動を共にしていた。(ドラマCDでは、仲間のエピソードを明かしているが、蛇骨は明かされなかった。幼馴染や、もとから仲良しという説などがある。)
- が、実はアニメも原作も蛮骨との接点は以外に少なく、睡骨や特に煉骨との接点が一番長い。
- 七人隊では最初に犬夜叉一行と出会い、計4回戦っている。
- 原作では殺しに躊躇を見せなかったが、アニメ版では睡骨の精神ダメージを気遣い子供殺しを躊躇う描写がある。
- 最期は犬夜叉に手ひどくやられ、それを見ていた煉骨に四魂のかけらを取られて骨に還る。生への執着はなく、二度目の人生を楽しんだと納得して死んだ。アニメではかけらを取られる時に煉骨に微笑みかけており、煉骨の謀反に気付いていた節が見られる。没年齢20歳。
- 霧骨(むこつ)
- 声優 - 稲田徹
- 七人隊の一人で毒使い。七人の中で最も小柄で白装束を着ている。強力な毒を使う為毒に身体が慣れており、種々の毒を自ら調合する。醜悪な容貌の為、女にモテないと思いこんでおり、かごめをさらって自分の物にしようとした。彼の毒の強さは蛇骨も認めるところで、かごめ・弥勒・珊瑚を苦しめるが、それ以上の毒を持つ殺生丸には全く効かず、あっけなく斬り捨てられる。四魂のかけらは最猛勝に回収されたのち、蛮骨の手に渡った。
- 銀骨(ぎんこつ)
- 声優 - 江川央生
- 七人隊の一人。戦いで傷付くごとに煉骨に改造され、全身に多数の武器を仕込んでいるサイボーグとなった。ゆえに煉骨を誰よりも信頼・尊敬している。後に犬夜叉によってバラバラにされ、戦車のような姿に改造された。この時点では人間の体はほぼ頭部しか残っていない。改造されてからは主に「ぎしぎし」としか言わなくなった。鋼牙の捨て身の攻撃を受け、原作では破壊されるがアニメでは尚も戦い、最期は煉骨を庇って自爆し、四魂のかけらの力で爆発から煉骨を守った。
- 煉骨も銀骨には特別な感情を匂わせており、銀骨の死に対し煉骨は生き延びてみせると誓う場面が見られた。
- 睡骨(すいこつ)
- 声優 - 平田広明
- 七人隊の一人。善良な医者と残忍な殺人鬼の2つの心を持つ二重人格者。蘇った後は過去の記憶を持たない「医者」の睡骨として白霊山の麓の貧しい村に住み、身寄りのない子供たちを養っていたが、蛇骨から子供を庇おうとして負傷したことにより「殺人鬼」の人格が出現してしまう。「殺人鬼」の睡骨は髪が逆立っており、鉤爪付き手甲を用いた接近戦を得意とする。また、正反対の人格を併せ持つがゆえに「医者」人格は血を見ることを恐れ、「殺人鬼」人格は医者や僧などの善人を嫌っている。殺生丸一行との戦闘の途中でりんや邪見とつり橋から川に転落して流された後、外見は「医者」人格だが心は「殺人鬼」人格という、特殊な状態になる。医者のフリをしてりんを連れ白霊山麓の村に戻り、村を出ることを要求した村人達を惨殺するも、「医者」人格の影響で村の子供たちは殺せなかった。最期は喉に突き立った桔梗の矢に浄化されて「医者」人格に戻り、死んだ記憶や他人格が殺人者であった記憶も戻り、桔梗に殺してくれるよう頼む。桔梗が四魂のかけらに手をかけようとした直前、蛇骨にかけらを取られ、桔梗に看取られながら骨に還った。四魂のかけらは蛇骨の手を経て蛮骨に渡った。アニメでは睡骨の過去が追加されており、戦の時に逃げ遅れた子供を殺した侍を無我夢中で殺してしまったことで自分を許せない思いに捉われ、第二の人格が発現した。その後殺戮を繰り返す中で蛮骨・蛇骨と出会い、七人隊に勧誘される。没年齢26歳。
- 凶骨(きょうこつ)
- 声優 - 郷里大輔
- 七人隊の一人。人間離れした巨体の持ち主(頭部だけで2m近くある)で、口は大きく裂けて歯は尖っているため「大鬼」とも呼ばれたが、本人は「俺は人間さまだ」と主張する。その巨体を武器にして力任せに戦い、妖怪すら捕まえて食べる。巨体を維持することが思考の大半を占めており、頭は殆ど使わない。生前は鋼牙と戦った時に比べてまだ小さく、5メートルあるかないか程度であった。鋼牙の四魂のかけらを奪おうとするが、返り討ちに遭う(弱点である四魂のかけらを埋め込まれた場所を、自ら教えてしまったことが主な敗因)。力は強いが技は達者でなく、蛇骨曰く「(七人隊の中で)一番弱かった」らしい。四魂のかけらは最猛勝に回収されたのち、蛮骨の手に渡った。原作では武器を使用していなかったが、アニメでは鎖付きの巨大な鉄球を使用した。
[編集] 豹猫族
(ひょうねこぞく)犬夜叉の父率いる西国の妖怪がかつて闘った東国の猫妖怪の集団。犬夜叉と殺生丸の父との戦から150年後、今度は殺生丸や妖怪たちと戦をした。豹猫族は逃げたが、多くの妖怪達も死んだ。それから50年後、とある城を根城にして、城下町の人間をお館様復活の生贄に捧げようとしたが犬夜叉や殺生丸たちに負け、犬夜叉たちと和解し、東国に帰った。
- お館様(おやかたさま)
- 声優 - 西前忠久
- 巨大な化け猫。かつて犬夜叉と殺生丸の父に敗れてミイラ化していたが、四魂のかけらを取り込み復活。その後春嵐、夏嵐、秋嵐の魂を取り込んで再び肉体を得た。強さは四魂のかけらを使っている分、竜骨精より強いと言われている。犬夜叉と殺生丸と戦ったが、殺生丸の天生牙で春嵐、夏嵐、秋嵐の魂を抜かれたことで再びミイラ化し、最期は犬夜叉の風の傷を受け倒された。
- 豹猫四天王
- 豹猫族の四姉弟で、豹猫族を率いる幹部的存在。姉弟仲は良く、それぞれの妖気を活かした連携技もある。
- 冬嵐(とうらん)
- 声優 - 冬馬由美
- 豹猫四天王の長女。殺生丸との因縁があり、昔から殺生丸を知っていた。氷を操る力を持つ。水の上を凍らせながら歩くことが出来る。
- 春嵐(しゅんらん)
- 声優 - 増田ゆき
- 豹猫四天王の次女。花の幻術を使うことができ、この幻術を使って犬夜叉たちを気絶させてかごめを攫った。後にお館様に殺され魂を取り込まれたが、殺生丸に生き返らせてもらった。
- 夏嵐(からん)
- 声優 - 鉄炮塚葉子
- 豹猫四天王の三女。火を操る力を持つ。四天王の中で最初に犬夜叉たちを襲った。後にお館様に殺され魂を取り込まれたが、殺生丸に生き返らせてもらった。
- 秋嵐(しゅうらん)
- 声優 - 高塚正也
- 豹猫四天王の末弟。巨漢で、雷を操る力を持つ。後にお館様に殺され魂を取り込まれたが、殺生丸に生き返らせてもらった。
[編集] 妖忍衆
星黄泉率いる妖怪の忍集団。妖忍四人衆と呼ばれる四人の妖忍がいる。
- 星黄泉(ほしよみ)
- 声優 - 中井和哉
- 妖忍の首領で乾坤の薙刀の持ち主。昔は月黄泉(つきよみ、声優 - 天野由梨)という人間の女性と恋仲にあり、星黄泉という名も彼女に出会ってから名乗るようになった。体の弱い月黄泉を戦わせなくてすむようにと願っており、その願いから月黄泉の霊力と同等の力を求めて灰刃坊に「乾坤の薙刀(けんこんのなぎなた)」を打たせるが、乾坤の薙刀の凄まじい力にとりつかれたため薙刀の力に危険を感じた月黄泉に封印され、乾坤の薙刀も乾の刃・坤の刃に分かたれてそれぞれ封印された。復活後は月黄泉に裏切られたと思い人間を儚み、全ての人間を滅ぼすために乾坤の薙刀を再び復活させた。最期は犬夜叉とかごめを自分と月黄泉に重ね、自らの妖気を爆流破と破魔の矢で返され、「これで良かったんだ」と言い遺して月黄泉と共に成仏した。坤の刃を使った時は黒い爆風を放ち、乾坤の薙刀を使った時はブラックホールのような黒い穴を発生させたり火炎球を使う。
- 朱雀(すざく)
- 声優 - 岩田光央
- 妖忍四人衆の一員。二つ名は「花の朱雀」。オカマ。乾の刃を狙ううちに乾の刃の持ち主である北条秋時に一目惚れする。本来の姿は焔の鳥。
- 青龍(せいりゅう)
- 声優 - 西前忠久
- 妖忍四人衆の一員。二つ名は「月の青龍」。
- 玄武(げんぶ)
- 声優 - 田中一成
- 妖忍四人衆の一員。二つ名は「闇の玄武」。
- 白虎(びゃっこ)
- 声優 - 川中子雅人
- 妖忍四人衆の一員。二つ名は「雪の白虎」。
[編集] 注釈
- ^ そのため犬夜叉たちは黒真珠からあの世とこの世の境に行く事を断念せざるをえなかった。
- ^ 原作者は邪見やりんについて少年サンデーのマンガの描き方を教える「第12回まんがカレッジ特別講座」において「漫才のボケとツッコミみたいに役割分担させるとうまくキャラの配置ができる。お堅いキャラの脇にはいい加減なキャラを置くとお互いのキャラが強調し合って魅力を引き出しあうだけでなくお話もうまく運ぶ。」とコメントしている。
- ^ 銀太と白角は喧嘩になるのを心配していた。
- ^ 武器として使用したのは魍魎丸に取り込まれそうになった時のみ。
- ^ 自分ではその人格は体を構成する妖怪のどれでもないと語っている。
- ^ ゲーム「犬夜叉 〜呪詛の仮面〜」でも奈落に心臓を握りつぶされて殺された。
以上で犬夜叉に関する核心部分の記述は終わりです。
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