洞窟物語
| ジャンル | アクション |
|---|---|
| 対応機種 | Windows Mac OS Linux Amiga Wii PSP ニンテンドーDS |
| 開発元 | 開発室Pixel |
| バージョン | 1.0.0.6 |
| 人数 | 1人 |
| メディア | ダウンロード |
| デバイス | ゲームパッド |
『洞窟物語』(どうくつものがたり)は、開発室Pixelによって製作されたフリーゲーム。ジャンルはサイドビューのジャンプアクション、もしくはシューティングアクション。アクションロールプレイングに分類されることもあるが成長の概念はなく、どちらかというとアクションアドベンチャーに近いゲームシステムである。
目次 |
[編集] 概要
2004年11月にテスト版が公開され、フリーのオンラインソフトとして2004年12月に正式なバージョンが一般公開された。一次配布元は作者のウェブサイトとVector。窓の杜[1]とVector[2]にレビュー記事が掲載されている。
ゲームパッドに対応。パッドでのプレイには最低3ボタンが必要となる(武器切り替えやマップ表示は、アイテム表示画面で代用可能)。キーボードでもプレイ可能である。
ファミコン時代を彷彿とさせる、レトロな雰囲気のアクションゲーム。なお、本作品がレトロとされる理由の中には、独特の絵柄(ドット絵)やチープな音源(オルガーニャという独自の仮想音源が用いられている)といったもののほか、主人公が一切自分語りをしない、物語を語り切らずプレイヤーに想像の余地を残す、といった様式も含まれる。一つ一つのエリアが広いマップ、何回も挑戦しパターンを覚えて攻略するボス戦、注意深くプレイしないと手に入らない隠しアイテムが多くあるなど、手応えのあるゲーム内容も特徴的である。
個人製作のゲームでありながら、1度の作り直しと、ベータテスターの意見を取り入れた1年間のバランス調整・改良を経て、開発にのべ4年の歳月を費やして作り込まれている。
真のエンディングに向かうための最終ステージでは、ある隠しアイテムを入手することによってタイムアタックが可能となる。これに飽き足らず、体力上限の増加アイテムを一切入手しない初期体力プレイ(HP3プレイ、序盤マップを除きダメージを受けると即ゲームオーバーとなる)や、武器限定でのプレイを試みる者もいる。
マルチエンディングを採用しているが、真のエンディングへの分岐が非常に気付きにくいところに隠されていることから、初めてこの作品をプレイする者はほとんど通常エンドルートになる。通常エンドルートにおいて作中メッセージで真エンドへの分岐条件を匂わせる箇所がある。(しかし、その箇所も分かりにくい場所にあるものもある。)
作者により公式的に配布されているバージョンはWindowsでのみ動作するが、ファンの手によりMac OS X、Linuxなどいくつかのプラットフォームに移植されている。同じくファンによって表示メッセージを英語化するパッチが作成され、日本国外からもファンを獲得するに至っており、いくつかの海外のゲームレビューサイトでも本作が取り扱われている。海外のファンの中には、独自にPSPやニンテンドーDSへの移植をするものも現れた。海外では『Cave story』という名前で親しまれている[3]。
2008年10月3日、ニンテンドー・オブ・アメリカのプレリリース、および作者のサイトによりWiiウェア版のリリースが発表された(海外版のみ、日本国内のリリースは未定)。
2011年3月に行われた「GDC 2011」においては作者が出席し、本作についての講演を行った[4]。
[編集] 姉妹作
同じ作者の作品に『いかちゃん』(1998年発表)という作品がある。いかちゃんは海中を舞台としたサイドビューのアクションゲームで、烏賊に似た主人公を操作して海底地震により閉鎖された空間からの脱出を図る。
洞窟物語に登場するアイロンヘッドは、いかちゃんではラスボスとして登場していた。洞窟物語でアイロンヘッドをダメージを受けずに倒した際に隠しアイテムとして「異星人のメダル」が手に入るが、それにはいかちゃんの主人公が描かれている。前作『いかちゃん』をプレイした人にはニヤリとさせられるギミックである。
[編集] 幻の洞窟物語
洞窟物語には、一般には公開されていない旧バージョンが存在する[5]。これは、作者が学生の頃に開発していたもので、細かい調整を残してほぼ完成されていた。
しかし、前述の『いかちゃん』のファンであった学校の友人に見せたところ、「期待したほど面白くなかった(システムやゲームバランスなどが荒削りで、『いかちゃん』の次回作として期待に応えられるものではなかった)」と言われ、最低でも幾分かの作り直しを提案された。
この一言に、このまま完成させるか作り直すかの二択に悩みに悩んでいたが、ある日帰りをともにしたこの友人の「フリーでゲームを作っているのなら、作っている自分自身が『満足する』ことが最終的な目的になるんじゃないか。だから、一番満足できるようにするのがいいと思う。」という一言で、旧バージョンを全て捨てて一からの作り直しを決断することとなった[6][7]。
それから2年後、一から作り直された洞窟物語の正式版が公開され、現在に至る。
[編集] セーブ
マップに点在する、固定位置の安全地帯でのみゲームの途中セーブが可能。画面ではフロッピーディスク状の物体により表現され、調べることによりセーブの可否を問うウィンドウが現れる。付近にはたいていサーバーと呼ばれる装置が設置されており、体力の回復とミサイルの補充ができる。
[編集] 音楽ドライバ
同人作品では通常、BGM演奏にMIDIが用いられるが、プレイ環境に依存し演奏の再現性が悪いという難点がある。このため当作品では、独自開発された「オルガーニャ」と呼ばれる演奏ドライバが使用されている。これはサンプリング音源をソフトウェアエミュレートしたものであり、レトロゲームを彷彿とさせる独特の味わいがある。前作『いかちゃん』でも、プロトタイプである「PiyoPiyo」が使われている。
作者は現在、オルガーニャのサポートを第三者に譲り、ゲーム用音楽ドライバとしてより汎用的に使えるよう設計を一から作り直した「ピストンコラージュ」の開発に取り組んでいる。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 →[記述をスキップ]
[編集] あらすじ
暗い洞窟の中で突如覚醒した主人公。
古ぼけた銃を手にさ迷ううち、ミミガーと呼ばれる種族の村に辿り着く。
村は「ドクター」と呼ばれる人間とその配下の脅威にさらされ、ミミガー達が次々と強制連行されていた。
そんな中、主人公の前へ、ミミガーの「スー」を探してドクターの配下が現れる。そして、「スー」と見間違え「トロ子」を連行していったのだった。
主人公は、スーがかくまわれていたという「アーサーの家」へとたどり着く。そこには「転送装置」があった。
主人公は、転送装置による冒険を続け、スーの兄「カズマ」や「ブースター博士」と出会う。
彼らによれば「ドクター」は赤い花を集めているという。戦争を始めるために…。
ドクターとは何者なのか? さらわれたミミガーは何処へ?主人公は脱出手段を、そして失われた己の記憶を求めて洞窟を歩く。
[編集] 登場人物
- 主人公(プレイヤーキャラクター)
- 本ゲームのプレイヤーキャラクター。名前は『クォート』。戦闘用に作られた武装探索ロボットだが、外見はほぼ人間と変わらない。物語開始時は記憶を失っており、自らの名前をも覚えていない。彼の出自や名前は、真のエンディングへたどり着くプレイのなかで、カーリーによって明らかにされる。概要にあるように台詞は一切ないが、単に演出であるため、喋れない訳ではない。
- カーリー
- フルネームは『カーリーブレイス』。女性型の武装探索ロボット。過去の記憶を失っている。『砂区』で孤児のミミガーを保護し、育てていた。主人公のことをミミガーを殺して回るキラーロボットだと誤解して争う。真のエンディングか通常エンディングかどうかで彼女の運命が左右される。
[編集] ミミガー
花を主食とする、洞窟内に住む種族。垂れ耳で白い毛並みに覆われた、ウサギか犬に似た外見をしている。赤い花を摂取すると死んでしまうとされている。
- トロ子
- ミミガーの村の住人でアーサーの妹。余所者であるスーをかばい一緒に暮らしていた。ミザリーにスーと間違えられてさらわれてしまう。
- キング
- ミミガーの村の住人。アーサー亡き後、村のナンバー1として村をたばねている。
- ジャック
- ミミガーの村の住人で村のナンバー2。
- アーサー
- トロ子の兄で、古くからこの島に生存する怪物を村から撃退した英雄。
- 物語開始時には既にドクターの手先によって殺されており、村の共同墓地で静かに眠っている。
- マーヒン
- ミミガーの村の住人。食欲旺盛でいつも食べ続けている。
- かんぱち
- ミミガーの村の住人。釣りが好きで、いつも村の貯水池で釣りをしている。のちに『大農園』で主人公と再会する。
- 三代目
- ミミガーの村の住人で、村の農園の管理を任されている。赤い花に関する言い伝えを主人公に教える。
- サンタ
- 『クサムラ』に住むミミガー。臆病者で、モンスターから逃げる際に自宅の鍵を落としてしまい困っていた。
- チャコ
- サンタと同じく『クサムラ』に住んでいる色ミミガー。彼女だけ肌(毛並み)の色が、紫になっている。
[編集] 調査チーム
- スー
- フルネームは『坂本 数』。カズマの妹で、百鈴の娘。島に来るのを嫌がっていたが、まだ子供で一人残るわけにもいかず、調査チームに同行する。ドクターによってミミガーの姿に変えられるも、ドクターの手から逃れてミミガーの村に辿り着く。トロ子にかくまわれ、アーサーの家で生活するかたわら、脱出手段確保のための飛竜を求めて『タマゴ回廊』の調査をしていた。
- カズマ
- フルネームは『坂本 数馬』。調査チームに属する研究員。スーの兄。ドクターから逃れたものの、転送された先の建物に閉じ込められてしまう。
- ブースター博士
- 調査チームに属する研究員。スーの祖父的存在。ドクターから逃れ、数馬と同じ建物に転送されてくる。真のエンディングに関わる重要人物である。
- 坂本 百鈴
- 調査チームに属する研究員。スーとカズマの母親。ドクターから逃れ、『カクレガ』で反撃のチャンスを窺っている。名前は「ももりん」と読む。
- 伊藤
- 調査チームに属する研究員。臆病。主人公が出会うとき、スーと同じくミミガーの姿になっている。
- ドクター
- 調査チームに属する医者。本名は『伊達 冬彦』。スー達の健康管理をしていた。だが、悪魔の王冠が目当てであり、そのためだけにチームについて来た。
[編集] その他
- ジェンカ
- 『砂区』に古くから住む魔女。かつては強大な力を持っていたが既に引退し、愛犬たちと隠棲している。舞台である島の歴史や、赤い花の秘密に詳しい。魔女ということで、普通の人間よりも寿命がかなり長いと思われるフシがある。ミザリーの母。
- 彼女の住む家では、BGMにジェンカの曲が流れる。
- 釜谷鉄造
- 『最初の洞窟』で居を構えていた、はぐれの銃鍛冶。物語開始時に丸腰だった主人公は、ここから止む無く銃を盗む(借りる)ことになる。
- クトゥルー
- 謎の原住民。世界観を説明するためのメッセンジャー的役割で、物語には関与しない。緑のローブを身に纏っている。
- 島内各地で登場するが、同一人物かどうかは不明。また、クトゥルフ神話を想起させる名前だが、そちらとの関連も不明。
- マルコ
- 『クサムラ』の警備ロボット。主人公が起動させてすぐに悲惨な目に遭う。
- チャバ
- 『迷宮』に住むゴキブリに似た一族ガウディの一人で、武器屋を営んでいる。武器を合成したり、無償で補助アイテムを授けてくれる。
- ドクター下呂、ナース蓮美
- 『迷宮』で診療所を開業しているカエルのような外見の二人組。負傷したカーリーを保護していた。以前使っていた建物にお化けが住み着き、必要な薬品を運び出せずに困っている。
- 地上の兵隊
- 所々で見かけられる青いキャラクター。以前、島の鎮圧を目的として送り込まれたキラーロボット。バッテリー式らしい(バッテリーはかなりの間切れないようである)。ブースターに主人公もこれの一体ではないか、と言われる。(主人公(とカーリー)はこのロボットに形が似ている[8] ため、特にミミガーに間違えられる。)
- 多くはミザリーによって『迷宮』の奥深くに閉じ込められて機能停止に追い込まれる。
[編集] 敵勢力
- ドクター
- 悪魔の王冠の現在の所有者。赤い花を探している。
- ミザリー
- ドクターの手下の魔女。ドクターの命に従い、ミミガーの強制連行や刃向かう者の殺害を行う。ドクターのもとから逃げたスーの身柄を確保するべく探し回っている。
- バルログ
- ドクターの手下で、ミザリーの弟分。力仕事専門で、地上の兵隊であるロボットを壊して回っている。場合によっては、主人公側を助けることもあるなど、心優しい面も併せ持つ、不思議な悪党キャラである。
- 見た目は巨大な箱のような姿をしている。石鹸を基にした造形であり、当たり判定の分かりやすさから、この形を採用したという。[9]
- ボロス
- 『血塗られた聖域』に封印されている強大な魔術師。彼の経緯は『血塗られた聖域』を巡る上で明らかになる。
- なお、この物語はマルチエンディングであり、ボロスに出会いこれを倒すことができなければ真のエンディングを迎えることはできない。
[編集] 世界観
本作の舞台は、通称『島』である。おそらく正式な名称はあると考えられるが、本作では明らかにされない。
この島ははるか上空に浮かんでおり(少なくとも雲の上)、それは島に眠るコアによるものである。
[編集] 用語
- 赤い花
- 別名は悪魔の花。潜在能力を引き出す物質だけでなく、理性を破壊する物質も含まれている。どちらかというと麻薬に近い。
- ミミガーが食べると、凶暴化し、体力、攻撃力ともに上昇する。(ミミガーの噂では、死ぬということになっている。)
- 赤い結晶
- ドクターが研究・製作し、理性を破壊する物質だけを抜いた赤い花を凝縮させた結晶。人間に使用可能。ドクターが自身に使用。
- 使用すると、使用者の体が赤みを帯び、使用者が体を失ってもまだ生き延びられるほど能力が上昇する。結晶には一切の攻撃が効かず、結晶は使用者の周囲を周回する。そのため使用者に攻撃が当たらないことも。使用者の事を認識しているようで、使用者がワープすると、結晶まではワープしないものの、使用者のワープ先に直ぐに結晶が移動する。赤い結晶を使ってミミガー(スー)を操ることもできる。
- 悪魔の王冠
- ミザリーがボロスに作らせた王冠。悪魔の冠とも言われる。一つ目がある。ミザリーはこの王冠に呪われてしまった。
- この王冠には巨大な力があり、着けたものはその力を手にすることができる。かつて地上の国々がこの力を調査するために多くの探索ロボが派遣された。
- 王冠の歴代所有者は作中では4人とされており、初代から、ハルダー、アンナチュポネ、ミアキド、ダテ フユヒコ[10]である。
- 王冠はボロスが死なない限り破壊されても復活する。
- 島の戦い
- 主人公が目覚めた約10年前に島で起きた戦い。
- 10年前、地上の国々が島の悪魔の王冠、及びコアの探索のためにキラーロボットの軍隊を派遣し、島のミミガーを殺戮していった。
- 追い詰められた一部のミミガーは赤い花を使い凶暴化し、ほかのミミガーを守った。
- この時、主人公とカーリーが王冠を破壊するために派遣されたとされる。
- 一方キラーロボットはコアや、悪魔の王冠に到達し、ある一人の男が悪魔の王冠を手に入れた。
- 役目を果たしたロボットは仕事を終え、島は静かになった。
- しかしその男が、赤い花を栽培し、ミミガーを使って地上の国々に対して攻撃を開始。
- 主人公とカーリーはそれを食い止めるべく戦ったが、歯が立たなかった。しかしながら、男にダメージを与えたという。
- 恐らくこの直後主人公とカーリーは機能が一時停止したと思われる。
- 調査チーム
- 地上の国々から来た島を調査するためのチーム。メンバーは坂本一家やブースター博士、伊藤、伊達冬彦、他にもメンバーがいたらしいが、消息は不明。
- ヘリが島に到着し、伊達冬彦(以下、ドクター)が悪魔の王冠を手に入れた。ドクターの命令に逆らえない調査チームは島の研究を開始。
- その後に伊藤、スーが脱走。大農園の第2牢から数馬、ブースター博士が脱走。百鈴はドクターが花の種を見つけた後、ドクターによって大農園に突き落とされた。
[編集] 物語の時系列
先頭に?がついているものは、はっきりした先後が不明のもの。
- ある国の王が魔力をもつボロスに嫉妬し、ボロスを捕らえてとても残酷な刑を科す
- ボロスの魔力が暴走、王国が一夜にして崩壊する
- ジェンカが「島」にボロスを幽閉する
- ?ジェンカがコアの守らせる目的で迷宮を作り、ガウディ達を閉じ込める
- ?ミザリーが幽閉されたボロスに悪魔の王冠を作らせるも、呪われてしまう
- 地上の国々からたくさんの探索ロボットが派遣される
- ロボットがミミガーとそれを庇う人間を襲撃する。ミミガー達は赤い花を使って応戦(クトゥルーの言う「戦争」とはおそらくこのこと)
- ?キラーロボットのチーム9がコアの破壊の失敗、全滅する
- 主人公、カーリーの2人(武装探索ロボット)が、悪魔の王冠の力を破壊するために派遣される(当時、島はロボット達に荒らされて滅茶苦茶で、ミミガーはたくさん殺されていたとのこと)
- 一人の男(おそらく先代のミアキド)が悪魔の王冠を手に入れる。 バルログとミザリーが復活。ロボット達の仕事は終わったが、男はミミガーを赤い花で凶暴化させ、地上への攻撃を始める。
- ?ミザリーによってキラーロボットが何体か迷宮へ飛ばされる
- 主人公とカーリーが王冠の男と戦う(ダメージは与えたが、歯が立たなかったらしい)
- 男が何らかの事情で悪魔の王冠を手放す
- ジェンカが赤い花を倉庫に封印する
- カーリーが砂区で目覚める。コロンズを育てる
- 地上から調査チームが派遣される
- ?ブースターが空飛ぶ装置の開発を始める
- ドクターが悪魔の王冠を手に入れる。バルログとミザリーが復活
- チームのメンバーはやむを得ず、ドクターの命令で島の研究を続ける
- ?アーサーが島にいた鬼(赤い魔物、赤鬼?)を追い払う
- ドクターがミミガーの村に現れ、ミミガーを攫ったり殺したりするようになる。アーサーがドクターに殺害される
- スーと伊藤が魔法でミミガーの姿に変えられてしまう(スーはドクターに伊藤はミザリーに変えられた可能性が高い。伊藤は「ミザリーに変えられた」と言っているが、ミザリーはスーの顔を知らなかったことから)
- 伊藤が逃走(真っ先にドクターから逃げだしたとのこと) 、倉庫で立ち往生となる
- スーが逃走、ミミガーの村の貯水池にたどり着く
- スーとトロ子が一緒に住み始める(スーは飛竜を探していたとのこと)
- スー、アーサーの家からタマゴ回廊へ向かう
- 数馬が逃走、クサムラのシェルターにワープする
- 主人公が洞窟内で目覚める(ゲーム開始時、派遣から10年経過)
- トロ子がスーと間違えて攫われてしまう
- ブースターが逃走
- 主人公がクサムラのシェルターから数馬、ブースターを救出
- 主人公、砂区でカーリーと再会(ただし記憶がない)
- ドクターが砂区で赤い花を手に入れる
- 大農園で赤い花の栽培が始められる。坂本百鈴は用済みとして島から突き落とされるが、生還し大農園に隠れる
- 砂区の休憩所をミザリーが襲撃し、カーリーは迷宮に飛ばされてしまう。
- ミミガーの村をミザリーが襲撃し、スーや他のミミガーたちは攫われ、ブースターは迷宮に飛ばされてしまう。数馬だけはタマゴ回廊へ逃亡。
- 数馬が飛竜NO.00を孵化させる。タマゴ回廊で謎の爆発が起こる。
- ドクター、農場のミミガーを王座へ連れて行く。
- ドクター、赤い結晶を完成させる。
[編集] ゲーム内容
[編集] 武器一覧
このゲームに出てくる武器は全て銃器や投擲武器、いわゆる「飛び道具」である。剣であっても、相手に投げつけて攻撃する。 敵を倒して出現する武器エネルギーを入手することで、武器が強化されていく。強化の度合いはレベルによって表され、レベル1から最大3(一部の武器のみMAXを加えた4段階)まで上がる。それぞれのレベルで威力や射程などが変化する。 敵からダメージを受けると武器エネルギーも低下してしまう。
- ポーラスター
- 主人公が最初に入手する、北極星印のハンドガン。未完成なためか威力は低く射程距離も短いが、弾道が直線で扱いやすい。弾数無制限。レベルアップに伴い威力が向上する。
- ミサイル砲
- 強力な攻撃力を持つ切り札的な武器。敵と接触することで炸裂し、着弾地点の周辺にもダメージを与える。弾数制限があり、倒した敵から得られるアイテムかサーバーでしか補充できない。ミサイル砲での攻撃を無効化するものもごく一部いるほか、装填速度、および弾のスピードが遅いという難点がある。
- スーパーミサイル
- ミサイル砲が強化されたもの。弾速や攻撃力がアップしている。聖域のタイムアタックでは必須アイテムであり、この武器をいかに上手く使えるかがタイムに大きく影響する。
- ファイアボール
- 撃つと同時に地面に落下し、一定時間地面を跳ね回る。多少の坂なら登って行く上、壁に当たると跳ね返る特性があるため、通常の武器では攻撃しにくい起伏のある地形で有効。弾数無制限だが、一定の数しか一度に撃つことができない。レベルアップに伴い威力と同時に発射できる弾数が向上する。
- バブリン
- 隠し武器の一つ。非常に癖のある武器で、レベル1では攻撃力も射程距離も貧弱だが、レベル2でマシンガンの様になり、レベル3になると主人公の周囲にまとわりついて簡易バリアとなり、攻撃ボタンを離すとそれらが一斉に射出される。連射機能あり。弾数制限があるが、撃たずにいれば弾数は回復する。
- ブレード
- 高い攻撃力を持つ剣を投げつける。キングの形見の武器でキングの魂が宿っており、武器レベル3ではキングの姿をした残像が放たれる。なお、レベル3の攻撃が敵と接触すると周囲を滅多切りする。(ただしその間は次弾を発射できず、与えるダメージもばらつく。)弾数無制限だが、単発でしか撃てない。レベル2まではプレイヤーの少し後ろにも当たり判定がある。
- ネメシス
- 女神のいかずち。隠し武器の一つで、ブレードとの交換で入手する。攻撃力は高めで射程距離も長く、弾速も非常に速い。ただしレベルアップすると、逆に弱くなってしまうという癖のある武器。弾数無制限。
以下の武器はストーリーに伴い、ポーラスターとの交換で入手する。言い換えると、一度の通しプレイではどれか一つしか入手できない。
- マシンガン
- もともとはカーリーが持っていた武器。攻撃力は低いが、高い連射性能を誇るマシンガン。レベル3まで上がると、空中で下撃ちすることによりその反動で滞空することができる。ジャンプボタンも同時に押し続けることで上昇速度も上がり、適度に射撃を止めて弾数を回復させることで半永久的に滞空することも可能。ただし上撃ちするとジャンプ力が落ちるので注意。弾数制限があるが、撃たずにいれば弾数は回復する。補助アイテム(ターボチャージ)により充填速度が上がる。
- スネーク
- チャバがポーラスターとファイアボールを合成させた武器。弾が波線を描いて飛んでいく。当たり判定が大きいほか、壁を貫通する能力がある。弾数無制限で、なおかつ攻撃力も高い。壁の向こう側の敵を一方的に攻撃できる特性のため、聖域のタイムアタックではこの武器が最も好まれる。
- シュプール
- ポーラスターの完成形。連射弾はポーラスターのレベル3と同等の威力を持つ上に、連射性能はポーラスターより高い。溜め攻撃により強力な貫通ビームを放つことができる。武器エネルギーによるレベル変化をしない唯一の武器であり、ダメージを受けても威力が落ちないため安定した戦いが出来る。迷宮の店のチャバ曰く「最強の武器」。
[編集] ステージ一覧
本作のステージを記述する。
- 最初の洞窟
- ゲームのスタート地点。ここで主人公が目覚める所から物語が始まる。
- ミミガーの村
- 最初の洞窟を抜けた先にある、ミミガーが住む平和な村。
- 元は村民は多かったが、ドクターにさらわれた者が多く、主人公が来たときはスーを含めて7人だけとなってしまった。
- ボス:バルログ[11]
- タマゴ回廊
- 飛竜の卵が保管されている場所。ここにも管理人としてミミガーがいる。
- タマゴ No.00を含めて、卵は17個ある。
- ボス:イゴール
-
- タマゴ回廊?
- 迷宮から帰還した後タマゴ回廊を訪れると謎の爆発により、全体的に滅茶苦茶になっており殆どの飛竜が死亡あるいはゾンビと化しているタマゴ回廊?になっている。
- ボス:シスターズ
- クサムラ
- 数馬が閉じ込められているシェルターがある場所。その名の通り、草叢。
- ボス:バルログ、ボスフロッグ
- 砂区
- 赤い花の種の倉庫がある場所。砂漠地帯というイメージが近い。
- ボス:カーリーブレイス&コロンズ、オメガ、トロ子+
- 迷宮
- ジェンカがもともとコアを守るため作った迷宮。ミザリーが島中にいる地上の兵隊を閉じ込めている場所。
- ボス:プー・ブラック、モンスターX、バルログ
- コア(場所)
- 迷宮の奥深くにあるコアがある場所。見た目は何かの基地。シャッターがあり、厳重な雰囲気が出ている。水路が近いからか、水が溜まっており、水位の上下がかなり激しい。10年前にここに来たキラーロボットのチーム9がコアによって全滅、ボロボロに劣化している。
- ボス:コア
- 水路
- 迷宮から外界へと通じる水路。水流が激しく、大きく動きを制限される。また、水路の途中に小部屋が存在している。
- ボス:アイロンヘッド
- 外壁
- タマゴ回廊(?)を奥へ進んで行くと行き着く場所[13] 。風が強く(武器エネルギーや、ハートが飛ばされてくる)、夜空が広がっている。ここで主人公は、記憶をなくしてから初めて島の外側に出る。
- 島の外側ということもあって、落ちると「そしてあなたはいなくなった…」という表示がされ、「しんでしまった…」と同じ扱いとなる。
- さらに、選択肢によってここがエンディング(ただし、バットエンド)になる。
- 大農園
- 外壁を登って行くとたどり着くかなり大きな農園。誘拐されてきたミミガーがここで働かされている。
- 主人公がここに来たときは赤い花の種が植えられていた。
- 最後の洞窟
- 大農園の真上にある洞窟。洞窟らしい洞窟はここで最後。
-
- 最後の洞窟・裏
- ブースターv2.0を所持した状態で最後の洞窟を訪れると、最後の洞窟・裏となる。簡単に言えば裏ステージ。
- 最後の洞窟と違い、入った瞬間、全ての武器のレベルが1になってしまう、ステージの配置の難易度が上がっている、ボスである「赤鬼」がいる等、苦戦を強いられる場所である。
- ボス:赤鬼
- バルコニー
- 最後の洞窟を突破し、たどり着いた場所。外壁と同じく、島の外側に面している。島の頂上と思われる。天気はどちらかと言えば曇っている。奥にある「王の玉座」、「王の食卓」、「黒い広間」でボスとの連戦がある。
- 主人公が来たとき、スー達調査チームが乗ってきたヘリが放置してある。
- ボス:ミザリー、ドクター、マッスルドクター、アンデッドコア
- 血塗られた聖域
- 特定の条件を満たす事で、バルコニーにあるプレハブから侵入出来るようになる隠しステージ。入った瞬間、全ての武器のレベルが1になってしまい、さらに即死トラップも多く、敵の攻撃も激しい高難易度ステージである。最奥の「封印の間」にいるボロスを倒す事によって、真のエンディングを迎える事が出来る。
- なお、あるアイテムを入手する事で、このステージでタイムアタックをする事が可能となる。
- ボス:ヘヴィプレス、ボロス
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 移植
洞窟物語は元来、Windowsアプリケーションの形態で発表されたゲームだが、ファン有志によって他プラットフォームへの移植や、企業によって追加要素を施したコンシューマ販売が行われている。
[編集] Mac OS X
大泣きWWWによって移植が行われた。Universal Binaryであるため、Intel Macでも快適にプレイができる。ゲーム内容はWindows版とほぼ同じだが、一部のキーコンフィグが使用できない。
[編集] ニンテンドーDS
開発室Pixelから公式に承諾を得、有志によりニンテンドーDSへの移植が進められている[14]。もともとゲームボーイアドバンス向けに移植が進められていたが、2006年の10月にニンテンドーDSへと切り替えられた[15]。
[編集] PSP
アメリカ合衆国ミシガン州、デトロイト発のVariant InteractiveというゲームスタジオがPSP版の移植を名乗り出ているが、現段階で開発室Pixelはそれを容認していない。現在は移植交渉中である。なおVariant Interactiveは2007年10月現在稼働しておらず、リリース予定は2007年とされているが、スクリーンショットやプレスリリースは発表されていない。
また、それとは別にPSPの非公式な自作ソフト (Homebrew) として、ufo_zによって移植が進められている。2007年11月時点のバージョンではPSPのワイド画面に対応し、動作もPC版と遜色のないものとなっている。日本語と英語の両言語に対応。
[編集] Wiiウェア
2008年10月3日、ニンテンドー・オブ・アメリカのプレリリース、および作者のサイトにおいて、Wiiウェア版『Cave Story』が発表、同時に準備中の公式サイトが公開された[16][17]。開発は米国のNicalis社、公式サイトは同年10月6日開設。グラフィックや音楽が一新されているが、従来のもので遊ぶクラシックモードもあり、その他Wiiウェア版だけの新要素などが付加されている。現時点では海外(北米のみ?)で2010年3月22日にリリースされており、日本国内でのリリースは現時点で未定。
[編集] ニンテンドーDSiウェア
2010年9月にWiiウェア版の移植を担当したNicalis社によって発表された。配信日は2010年11月29日(北アメリカ)。
日本での配信は、同じくゲーム配信でNicalis社に関わりのあったNIGOROのチームと作者の交流を機に、NIGOROの運営会社であるアスタリズムが配信することを、洞窟物語の記念イベント放送で告知。配信は、2011年11月22日。
ボスラッシュモードや難易度を設定可能。
[編集] ニンテンドー3DS
2011年2月、ニンテンドー3DS版の北米での発売が告知された[18]。タイトルは、「CaveStory 3D」。発売元は日本一ソフトウェアのアメリカ法人であるNIS Americaが担当。発売日は2011年11月8日。
日本での発売は、日本一ソフトウェアが2012年内に予定している。日本での発売においては、有名なレトロゲームのキャラクターとのコラボも予定されている。
本作では2D版を元に、3Dモデルに置き換えている。SuperMeatBoy等の作曲を務めたDanny Baranowskyが編曲を担当している。
[編集] その他
その他にも、iOS用(App Store)や、Steam用の「Cave Story+」も配信されている。開発、販売はNicalis社で、App Store版が2011年9月7日、Steam版が2011年11月22日配信。
HD画質対応や、追加マップ、BGMのリマスター化などがなされている。
[編集] 脚注
- ^ 石川敬峰 「横視点で描かれた洞窟内を探検する2Dアクションゲーム「洞窟物語」が公開」 窓の社、2006年5月1日。
- ^ 秋山俊 「ベクターソフトニュース 2005.01.19」。同記事から「ソフト作者からのひとこと」などをカットした短縮版は、同社のメールマガジン「ベクターソフト情報メールサービス《ベックル》2005.01.19号」や当時のVector GAMES(「サクッと遊べるフリップ! -Free 2 Play-」にサイトリニューアル)にも掲載されている。
- ^ http://www.variantinteractive.com/en-us/games/variant/cs/index.php[リンク切れ]
- ^ [GDC 2011]日本の同人ゲーム作家がGDCで講演を行うという快挙を達成。フリーゲーム「洞窟物語」の作者 天谷大輔氏による講演の模様をレポート
- ^ http://tigsource.com/pages/doukutsu
- ^ “個人開発者の天谷大輔氏が「洞窟物語」で講演 北米からも賞賛されるゲームの開発ポイントを語る”. Impress GAME Watch (2011年3月7日). 2011年3月7日閲覧。
- ^ http://game.g.hatena.ne.jp/Nao_u/20041221
- ^ 主人公とカーリーはこのロボットをベースとしていると思われる。
- ^ 2011年11月3日に行われたトークライブ『洞窟物語のウラガワ』での作者の発言による。
- ^ この4人に名前の中にはいずれも四季の名が含まれている「ハル(春)」ダー、アン「ナチュ(夏)」ポネ、ミ「アキ(秋)」ド、ダテ 「フユ(冬)」ヒコ
- ^ 直前の選択肢で戦闘を回避する事が可能。
- ^ 真のエンディングルートの時のみ戦闘になる。
- ^ 迷宮から帰還してきた後でないとここに来れない。
- ^ http://community.livejournal.com/doukutsu/27249.html
- ^ http://community.livejournal.com/doukutsu/61296.html
- ^ http://press.nintendo.com/articles.jsp?id=16456 NOAのプレスリリース
- ^ http://www.cavestorywii.com/ 『Cave Story』公式サイト
- ^ Cave Story 3D spelunking 3DS – DS News at GameSpot
[編集] 外部リンク
- 開発室Pixel -作者のウェブサイト。洞窟物語の配布やサポートもこちらで行われている。
- 大泣きWWW - 洞窟物語のMac OS X版の製作・配布を行っている。
- Cave Story for WiiWare - NicalisのWiiウェア版公式サイト。
- Cave Story 3D - NISAmericaの3DS版公式サイト。
- DSiウェア 洞窟物語 - 日本語版DSiウェア公式。
- Cave Story (Doukutsu Monogatari), A Tribute Site - 英語化パッチ、Linuxへの移植版などを配布、英語による解説など。
- The Independent Gaming Source: The PIXEL Interview - 作者のインタビュー(英語)。