ドラゴンスレイヤー (ゲーム)

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ドラゴンスレイヤー
ジャンル コンピュータRPGアクションRPG
対応機種 PC-8801シリーズ
PC-8001mkIISR
FM-7
X1シリーズ
PC-9801シリーズ
MSX
スーパーカセットビジョン[SCV]
ゲームボーイ[GB]
セガサターン[SS]
開発元 日本ファルコム
発売元 日本ファルコム
スクウェア[PC98][MSX]
エポック社[SCV][GB]
日本ビクター[SS]
人数 1人
メディア FD[PC88][PC80][FM][X1][PC98]
TAPE[PC88][PC80][FM][X1][MSX]
ROM[MSX][SCV][GB]
CD-ROM[SS]
発売日 1984年10月[PC88]
1984年11月[FM]
1984年12月20日[X1]
1985年3月[PC80]
1985年7月15日[MSX](TAPE版)
1985年9月[PC98][MSX](ROM版)
1986年4月[SCV]
1990年8月12日[GB]
1997年11月6日[SS]
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ドラゴンスレイヤー』(DragonSlayer)は日本ファルコムによるコンピュータロールプレイングゲーム。『ドラゴンスレイヤー(ドラスレ)シリーズ』の第1作目。

T&E SOFTの『ハイドライド』シリーズ、クリスタルソフトの『夢幻の心臓』シリーズと並び、国産の三大パソコンRPGと評される。

概要[編集]

1984年に発売されたパソコン用ゲーム。キャッチコピーは「前代未聞麻薬的爽快遊戯」。前作『ぱのらま島』の反省から木屋がシステムを簡略化して改良したロールプレイングゲームパズル要素を含むアクションロールプレイングゲームの元祖と言われているが、実際は「インジケーター」と呼ばれる画面右下にある人の形をしたアイコンが左から右に移動している間にプレイヤーが行動する「時間制限のあるターン制」ロールプレイング・パズルゲームで、完全にアクションRPG化したのは『ザナドゥ』からである。 開発を短縮する為にファルコムは、木屋善夫井上忠信の2人に別々の「ドラゴンスレイヤー」を開発させて競わせた。結果的に「木屋善夫のドラゴンスレイヤー」が採用されて、「井上忠信のドラゴンスレイヤー」は「ログイン」のプログラムオリンピック用に掲出されている。また本作以降、ファルコムで木屋が指揮したゲームは全て「ドラゴンスレイヤー」の名を冠し、『ドラゴンスレイヤーシリーズ』として発売されて行った。

PC-8801PC-8001mkIISRFM-7X1日本ファルコムより発売)、PC-9801MSXスクウェアより発売)といった当時の主要パソコン機種用に発売されたほか、スーパーカセットビジョンエポックより発売)でも発売された。また後年、ゲームボーイ(エポックより発売)、セガサターン日本ビクターより発売された『ファルコムクラシックス』に収録)等ゲーム機にも移植された。

ゲームシステム[編集]

ダンジョンを探索し、ドラゴンを倒し、それによってマップ上にばらまかれる全てのクラウンを家に持ち帰るとステージクリアとなる。総ステージ数は機種によって異なる。

主人公のパラメータ[編集]

HITPOINTS
主人公の生命力。0になるとゲームオーバーとなる。
STRENGTH
主人公の攻撃力。パワーストーンを家に持ち帰ることで増えていく。
EXPERIENCE
一般には経験値とされるが、このゲームの場合は家に帰宅した場合に回復されるHITPOINTSの最大値となる。またダメージを減らす防御力でもある。モンスターを倒すことで増えていく。
GOLD
所持しているコインの量。
MAGIC
主人公の魔力。魔法の壷を拾うと増えるが、魔法を使うと減少する。
CROWN
所持しているクラウン。

アイテム[編集]

マップ上にあり、拾ったり置いたりすることができる。ただし剣・コイン・魔法の壷は拾うのみであり、マップ上に置きなおすことはできない。

これを入手しないうちは主人公の攻撃力は無いも同然である。速やかに入手する必要がある。
コイン
家に持ち帰るとEXPERIENCEの上限を超えて、一時的にHITPOINTSが増加する。
魔法の壷
MAGICが増加する。
クラウン
ゲームの目的となるアイテム。1つでも所持しているときは魔法が使えない。

以下のアイテムは同時には所持できない。

パワーストーン
家に持ち帰るとSTRENGTHが増加する。1/8の率で宝箱から出現するが、主人公に特定の行動を取らせることで、意図的に出現させることができる。
十字架
所持している間は敵からの攻撃を受けないが、自身も魔法や攻撃ができない。また、モンスターはマップ上にある十字架の位置へ移動や攻撃ができない(後述)。ゴーストも同様なのでマップ上に置いてある十字架を持ち去ることはないが、主人公の所持している十字架は持ち去ることがある。
所持している間は、宝箱を開けることができる。
指輪
所持している間は、ブロックや家を押して動かすことができる。

その他のオブジェクト[編集]

HITPOINTSの回復、STRENGTHやEXPERIENCEの向上、ゲームのクリアが行える。指輪を所持していると、押して移動させる事ができる。
ブロック
主人公やモンスターは通過できない。ゴーストは通過する。魔法や指輪を使用することにより、破壊や除去が可能となる。
モンスターが発生する。
宝箱
アイテムが入っている。鍵を所持している時のみ、開ける事ができる。
ワープゾーン
マップ上の別の場所にワープする。ワープ先は固定である。

敵キャラクター[編集]

モンスター
墓から現れる通常のモンスター。様々な種類があり、倒すたびに強敵が出現する。
ゴースト
ブロックを超えてマップ上を素早く動き回る。直接の攻撃は加えてこないが、アイテムを持ち去ってはマップ上のどこかに放置する。
死神
宝箱に潜む。取り憑かれると魔法が使えない。十字架の上を通過すると消えるなど、引き離す方法はいくつかある。なお『ファルコムクラシックス』などの一部のバージョンでは十字架の上を通過しても消えないものもある。
ドラゴン
クラウンを護る3つ首のドラゴン。炎を吐いて攻撃してくるほか、尾に跳ね飛ばされると遠くへ跳ばされる。斜めには攻撃してこない。

魔法[編集]

魔法はMAGICを消費して使用する(一部例外有り)。MAGICが0の時は使用できない。EXPERIENCEがある値に達するごとに、順に習得していく。

JUMP
マップ上を移動しているゴーストの中から一匹がランダムに選ばれて、その近くの場所にワープする。
RETURN
家にワープする。
MAP
縮小マップを表示する。
BREAK
壁を壊す事ができる。この魔法は例外的にMAGICが消費されないが、魔法であるためMAGICが0のときや十字架・死神・クラウンの影響で使えなくなる。
KICK
壁を蹴り飛ばす事ができる。モンスターにぶつけて即死させることもできるが、それ以外ではBREAK同様にMAGICを消費しない。
FREEZE
周囲の敵を凍らせ、行動不能にする(ゴーストドラゴンに対しては効果がない)。凍った敵を攻撃する事も出来る。
FLASH
画面内の敵を一定時間、行動不能にする。
FLY
しばらくの間、空を飛ぶ事ができる。
斜め移動
主人公を斜めに移動させる事が可能となる。これは厳密には魔法ではないためMAGICが0でもよく、十字架・死神・クラウンの影響も受けない。しかし魔法と同様にEXPERIENCEがある値に達することで習得するため、こちらに記す。
SAVE
ゲームの状態を保存する。この魔法が存在するかどうかは機種による。
KEY
これも機種依存の魔法。SCV版ではパスナンバーを入力して別のステージを最初から始める。魔法であるため使用するにはMAGICが必要。

バージョン[編集]

開発順に複数のバージョンが存在する。オリジナルであるPC-8801版の初期出荷バージョンとしてLEVEL1.0およびLEVEL1.1が存在するが、その後ゲームバランス調整を中心とした改良バージョンとしてLEVEL2.0が登場した。LEVEL2.0では主に十字架上のモンスター移動が不可になる重要なルール変更を中心とし、タイトル画面の改良、ゲーム中の音楽、攻撃音など多くの変更がある。なおLEVELはタイトル画面後のデモンストレーションにて確認することができる。PC-8801版以外の主要パソコン機種版や、後年移植されたものは改良後であるLEVEL2.0の移植となっている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]