実況パワフルプロ野球9
| ジャンル | スポーツゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション2 ニンテンドーゲームキューブ |
| 開発元 | パワプロプロダクション |
| 発売元 | コナミ |
| 人数 | 1~2人用 |
| メディア | PS2:CD-ROM GC:8cm光ディスク |
| 発売日 | 2002年7月18日 2002年12月19日(決定版) |
| 価格 | 7140円(税込) |
| 対象年齢 | CERO:全年齢対象 |
| 売上本数 | 52万本 |
『実況パワフルプロ野球9』(じっきょうパワフルプロやきゅうナイン)は2002年7月18日にコナミから発売された野球ゲーム。製作はコナミコンピュータエンタテインメント大阪(現:パワプロプロダクション)。同年12月19日には『実況パワフルプロ野球9決定版』が発売された。実況担当は辻よしなり。
前作までのプレイステーション2に加え、ニンテンドーゲームキューブでも発売された。ただし、同じ作品であっても両ハードのサクセス選手およびのパスワードに互換性はなく、公式サイトの実在選手パスワードなどもハード別に掲載された。これは以降の作品でも同様。また『パワプロクンポケット4』(決定版は『パワプロクンポケット5』含む)の選手のパスワードはGC版のみ、『実況パワフルプロ野球2002春』のパスワードはPS2版のみ有効である。
目次 |
[編集] 概要
プレイステーション2におけるパワプロの3作目。今作から観戦モード時は実際のテレビ視点(バックスクリーンからの視点)が標準になる。また、投手でも代打としての出場が可能になる(DH制無しの時のみ)。
[編集] ゲームモード
- 対戦モード
- 今作より、対戦時に初心者の為の「ルーキー設定」が選択可能になった。これは守備と走塁をコンピュータが自動で操作され、また打撃操作をミートカーソルが自動追尾するロックオン機能にした設定である。
- ペナントモード
- リーグモード
- 内容は今までのシリーズと同様。
- サクセスモード
- 詳しい内容は、後述にて説明。
- アレンジモード
- 内容は前作の『パワプロ8』と同様。
- シナリオモード
- ホームラン競争
- 通常の「ホームラン大会」と「それいけ!ホームランくん」(9決定版では「はしれー!ホームランくん」)がある。「それいけ!ホームランくん」及び「はしれー!ホームランくん」の詳しい内容は後述にて説明。
- データあれこれ
- 今作より、「サクセス選手を見る、消す(登録選手データの消去)、パスワード表示」選択後、LボタンまたはRボタン切り替えで「人気者」「変化球中心」「強振多用」などといったその他の特殊能力を見る事が出来る。
- 練習モード
- 前作までの「キャンプモード」と同等。内容は今までのシリーズと同様。ただし、「打撃練習」で実在投手を使用しなかった場合、打撃投手の代わりにピッチングマシーンになる場合がある。
- サウンドモード
- 今作より、応援曲、歓声の音の調整を設定出来るようになった。
[編集] サクセスモード
- サクセスモードの概要については実況パワフルプロ野球 サクセスモードを参照。
今回のテーマは「熱闘高校野球編」。時系列的には『パワプロ7』の前の話とされる。ナンバリング作品としては『パワプロ5』以来の高校野球編だが、主要な登場人物を除き、メンバーや対戦相手となる高校が一新されている(特に『パワプロ5』でも登場した高校は、校名、登場人物を含めた変更が多い[1])。また、本作に登場する高校は、『パワプロ13』、『パワポタ3』、と同プロダクション作品『熱闘!パワフル甲子園』に再登場するものもある。
主人公は5つの高校(最初はパワフル高校だけだが、クリアしていくごとに選べる高校が増える)のうち一つを選んで入学し、練習を重ね、試合で活躍し、スカウトに認められてプロ入りを目指す。なお、このゲームが発売された2002年に入団した選手のドラフト会議(2001年開催)からは「○位指名」ではなく「○巡目指名」という表現を使用しているが、このゲームは従来通り「○位指名」となっている。
今作の新要素として、継承選手の登場が挙げられる。これは、サクセスモード開始時に継承選手として登場させるかという質問に「はい」と答えた選手が次のプレイ以降で一般選手に混じって登場し、試合に登場したり特殊能力を伝授したりするというものである。能力の高い選手が作成できた場合に強力な戦力となる反面、育成に失敗した選手が登場した場合は足を引っ張ることにもなりうる。
前作『パワプロ8』には登場しなかった肩爆弾・ひじ爆弾の他に守備練習時や走塁練習時に発生する足爆弾が初登場。野手も爆弾爆発の危険性を考えてプレイしなければならなくなった。ただし、爆発によって再起不能(ゲームオーバー)とはならずに能力のペナルティだけですむ場合が多い。ちなみに、この爆弾は体力を減らす練習をすれば爆発する恐れがあるものなので、場合によっては、そよ風高校の阿畑練習の「茶道」のような練習で爆発することもある。
2010年11月現在、リメイク版がiアプリ、EZweb向けアプリとして配信されている。
[編集] 能力
『パワプロ8』から更に初期能力の決定方法が変更され、ポジションごとに設定されたランダムの数値から選択されるようになった(『パワプロ8』では投手・野手18パターンのみ、『パワプロ7』以前はポジションごとの補正なし)。
野手の初期能力はGやFであるが、特殊能力のセンス×が付く場合は元の能力にパワー+25、走肩守は+2、弾道+1を加えた能力になっている。ごく低確率で登場する天才型はミートF、それ以外はEかD、弾道は1か2で、特殊能力としてセンス○持ちとなっている。マイナス要素は無く、投手能力も高い。
投手の場合は最高球速が125km/h~130km/h(左投手の場合は-5km/h)、コントロールがG~E、スタミナがF~E、ランダムで変化球が1つ付く場合があり、センス×が付く場合は球速+5km/h、コントロール+10となっている。天才型は135km/h~140km/h、コントロールD、スタミナFで、変化球を1つか2つ持ち、センス○を持つ。野手能力も高い。また、(改造しなかった場合の)最高球速の上限値が160km/hから165km/hに変更された。
センス×以外にも野手・投手ともに初期状態で病気などのバッドステータスがある場合があり、その場合はセンス○を含めた能力の補正がつく場合がある。また、天才型は育成終了後の選手能力表示画面で通常選手と別の色のパネルが用意されており、区別できるようになった。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
[編集] 登場人物及び登場する高校
彼女候補となるキャラクターは、各人がマネージャーとなる高校の項に記載した。
[編集] 共通のチームメイト(どこの高校でも仲間になる)
- 矢部 明雄(やべ あきお)
- 外野手。主人公と同級生で、パワプロシリーズではお馴染みの相棒・オタクキャラ。相も変わらずガンダーロボが好きだが、今作ではそれが功を奏し、あかつき大付属でのプレーの際に猪狩のライジングショットを完成に導く決定的な言葉を発している。同高校の1軍・2軍入れ替え戦では必ず主人公と運命を共にし、合否は常に一緒になる。初期の能力値は主人公よりはるかに高い。その後の成長の度合いは全くのランダムだが、大抵は俊足巧打の選手に成長する。矢部がケガをし、誰もいない保健室で主人公が手当てをすることにより、友情が成立する。得意練習は基礎。
- 円谷 一義(つぶらや かずよし)
- 1年後輩の二塁手(能力の設定上ではサブポジションとして遊撃手も務めることができる。また、パワフル高校、そよ風高校での入部時の手塚の説明によれば、三塁手もできるらしい)。手塚とは中学が同じである。中学時代に「二中の盗塁王」と称されたほどの俊足。真面目な好青年だが、怒らせると非常に怖い。自分の道具には強いこだわりがある。理由は明らかにされないが、親が野球に反対しており、道具購入の資金は自らが早朝新聞配達のアルバイトをすることで稼いでいる苦学生である。主人公が寝坊した円谷の新聞配達を手伝うことで友情が成立する。得意練習は走塁。
- 手塚 隆文(てづか たかふみ)
- 1年後輩の投手。明るくひょうきんな性格で、話し出すと止まらない。しかし、投手としての努力は怠らず、時に尋常でないほどの練習量をこなし、見えないところでも密かな努力を続けている。中学時代は「二中の快速急行」と称されていたが、その理由は球速ではなく「ちょうど良いところにとまる」というコントロールの良さから。手塚が主人公に球速を上昇させるためにはどうすればいいかアドバイスを求め、手塚が主人公のアドバイスを実践し上手くいくと友情が成立する。得意練習はコントロール。
- 猿山 武(さるやま たけし)
- 2年後輩の外野手。名前どおりの猿のような容貌である。攻守に高い能力を持つうえに、野球に関する豊富な知識をも併せ持つ。将来キャプテンになりたいがために計算ずくの行動をとり、自信過剰。そのため少々生意気な言動が見られ、手塚らの反感を買ってしまう。他校の野球部へ偵察に出向くこともある。彼との友情成立もまた、猿山の深い意図が隠されたものであり、キャプテンである主人公を評価する内容のチームメイトの会話を聞いた猿山が、キャプテンシーを学ぶべく主人公と仲良くしておこうと思い立つところから始まる。そのため、主人公がキャプテンになっていないと、友情を成立させることができない。
- 得意練習は守備。なお、あかつき大学付属高校では入れ替え試験の時期の関係から、猿山からの評価が友情を組めるまでのレベルに至らずに終わる。
[編集] パワフル高校
最初から選択しプレイできる高校。その為くせの無いチームで、比較的容易であり、プレイ時間が短くなりやすい。他の高校と比べて日常を描くイベントが多い。かつて甲子園に出場したこともあるが、近年は同地区のライバル・あかつき大付属を相手に苦杯をなめ続けている。試合操作はキャプテンになってもならなくても、投手はリードしていない状況でランナーが出た時、野手は自分の打席のみ。
- 大波 久(おおなみ ひさし)
- パワフル高校監督。一応ライバル・あかつき大付属を倒し甲子園に出場することを目標にしているが、普段は割とおとなしく選手に対しあまり厳しくない。主人公たちが3年生にあがると、条件次第ではあるが突如方針を変え練習レベルを大きく引き上げることもある。
- 石原 泰三(いしはら たいぞう)
- 主人公の2年先輩の捕手。能力面で特段強いところはないが、親切で面倒見の良いキャプテン。パワフル高校では、主人公が捕手の場合、石原の評価を一定以上に高めておくと、引退時にキャッチャーミットを託されて、その後主人公が石原を思い出して「キャッチャー○」を取得するというイベントが発生する。
- 尾崎 竜介(おざき りゅうすけ)
- 主人公の1年先輩で、石原からキャプテンに指名される。スイッチヒッターの遊撃手(設定上は三塁手も務めることができる)で、能力のバランスがよい。熱血漢で、甲子園出場に並々ならぬ熱意を燃やす。得意練習は打撃、守備。卒業後はどすこい酒造に就職する。
- 栗原 舞(くりはら まい)
- 主人公の幼なじみで野球部のマネージャー。彼女にすることが出来る。クリスマスプレゼント[2]は投手・野手問わず野手の基本能力を上げるものである。ただ、条件次第ではあるがイベントで投手に恩恵をもたらすこともある。
[編集] あかつき大学付属高校
「常勝無敗」「完全勝利」という言葉が校歌の歌詞に織り込まれており、実力第一主義の厳しさのある学校。野球部では一軍/二軍の入れ替え試験が定期的に行われる。一軍は練習レベルが高く、後述のように、沢山のキャラがいて豊富な友情タッグ練習が用意され、ポイントや特殊能力を稼ぐことのできる実技練習も行われる。したがって、最初の試験で一軍に上がり、最後まで一軍に残留できれば強い選手を作成できる。試験の合格基準は監督の評価が上がるに従って下がっていく。ただ、試験自体はたとえキャプテンでも必ず受けなければならず、主人公がキャプテンで2軍に落ちるようなことがあると、監督からキャプテンを剥奪され、猪狩守が新たにキャプテンに就任することになる。
ポジション毎に固定キャラの先輩がおり、評価を一定以上に高めることで1学年上のの先輩達との友情が成立する。投手以外の場合、主人公と同じポジションの先輩との友情が成立しており、監督評価が一定以上であれば、2年目の夏の大会でポジションが譲られる[3]。その他、先輩との友情を成立させた後にさらに一緒に練習をすることで、様々な特殊能力を取得できるイベントが発生する。上手く行けばその恩恵は大きいが、多くの場合高いリスクを伴う。
大会中には、一軍の練習内容が一部変化し、実技練習が行われる。
- 野手の場合、打撃練習がバッティングマシンによる打撃実技練習へと移行する。バッティングマシンは「球小僧」、「球青年」、「球将軍」、「球仙人」、「ボールキング」の5種類がランダムに登場する。登場する確率が高いのは「球将軍」か「球青年」だが、「球仙人」や「ボールキング」では獲得したポイントの数値がそのまま筋力、技術ポイントに加算される(その他のマシンはポイントの半分)。
- 投手の場合は、コントロール練習が、練習モードの投球練習のように、動く枠にボールを入れて10球で多くのポイントを稼ぐといった形の投球実技練習に移行し、枠に入れた回数や球種などに応じて変化球などの能力が上がる。
試合操作はキャプテンになった場合は7回以降全選手、キャプテンにならなかった場合は投手はリードしていない状況でランナーが出た時、野手は自分の打席のみ。
矢部は先述の通り、試験の結果が必ず主人公と同じになる。なお、2軍では固有キャラとの友情は成立しない。また、1軍で友情を成立させた場合も、2軍では友情タッグ練習を行うことが出来ない[4]。
- 千石 忠(せんごく ただし)
- 監督。黒いサングラスを掛けている上に髭を蓄えているため、かなりの強面に見える。非常に厳格な性格で、選手を褒めることは滅多に無い。主人公が捕手の場合、かつてあかつきにいた神童裕二郎(パワプロ10などで登場)のように、猪狩の球を取れる者がいなくなるのを恐れた千石が、主人公と進に指導をし、「キャッチャー○」を取得するというイベントが起きる(既に「キャッチャー○」なら「◎」に進化する)。
- 猪狩 守(いかり まもる)
- 主人公と同級生の投手。多彩な変化球とノビのある直球が武器。自らを天才と称するほどの自信たっぷりな性格は、派手な色を好むあたりによく現れている。もちろん実力は折り紙つきで、1年の時点で既に145km/hの速球と、キレのあるスライダー、さらには初期の主人公とは比べ物にならない野手能力を誇る。
- 主人公がパワフル高校とあかつきでプレーする際は、猪狩は些細な点に注目して主人公をライバル視し、しきりに勝負を挑んでくる。パワフル高校の場合は、定期的に川原で勝負が行われるが、主人公が敗北すると、決まって雑誌に守の記事が掲載され、ごくたまにそれを見たスカウトの主人公に対する印象を薄めることがある(すなわち、主人公に対するスカウトの評価が下がる結果になる)。その一方で、主人公が勝負に勝つと守は猛特訓を自らに課し、球速アップ、フォーク習得、新球「ライジングショット」の開発などの成果を見せ、主人公にますます敵愾心を抱くようになる。あかつきの場合でも、主人公が初めて1軍に上がったときなど、数回勝負の機会がある。
- いずれにせよ、主人公のことを高く評価しているのだが、それをおくびにも出そうとはしない。ちなみに、主人公を褒めるようなそぶりを見せるのは、猪狩進との友情が発生するイベント内や、「評価」の欄だけである。
- 家は破格の金持ちで、猪狩兄弟の専用グラウンドまである。あかつきでプレーする際、守の評価が一定以上になると、主人公をそのグラウンドに招待するようになる。
- 先輩達が引退した後、あかつき全体を背負う覚悟にとらわれ無茶なトレーニングをしていたが、主人公に諭されて友情成立となる。
- 巨人軍への入団を志望し、特に桑田真澄の背番号18を受け継ぐのが夢であると主人公に語る。そのため、主人公が巨人の1位にドラフト指名された場合は大学進学の道を選ぶ。
- あかつきでは一定の条件を満たすと、「超一流」を目指してライジングショットの開発に着手するイベントが発生する。その開発に成功した後、主人公にそれを教えるイベントが発生するが、ハイリスク・ハイリターンである。主人公が習得に失敗すると能力が大幅に下がってしまう一方で、成功すれば「ジャイロボール」と「ノビ4」を習得できる。得意練習は球速、打撃。
- 非常に弟思いであり、進が交通事故に遭った際には進から髪止めを託され、それから勇気を貰っていたようである。
- あかつきの学園祭では女装をさせられることもある。野球以外でも売られた喧嘩は必ず買う性格で、ゲームや大食いでの勝負も、当初は嫌がる素振りを見せながら、主人公の口車に乗せられて、結局は参加している。
- 猪狩 進(いかり すすむ)
- 捕手。主人公の1年後輩。守の弟で兄とは違い謙虚。俊足・巧打・好守を誇る万能選手。捕手としての実力も最上級で、「キャッチャーフライ」という言葉を聞くと無意識に体が反応してしまうほど。
- 主人公と守の勝負について、最初は「チームメイト同士で何故争う?」と理解を示さなかった。しかし、2人がお互いをライバルとして尊重している雰囲気を察して理解を示すようになる。自身も主人公に守備で勝負を挑むようになり、主人公との間に友情が成立する。得意練習は守備。
- 兄には尊敬の念を抱いている一方で、密かに対抗意識も燃やしている。部室でテレビを観ている際に、プロ野球で圧倒的な活躍を見せる神童の姿を目にしたことが、後の進の野球人生に大きな影響を与えることになる。
- ゲーム展開によってはパワプロ5同様交通事故に遭うこともある。
- 一ノ瀬 塔哉(いちのせ とうや)
- 投手。主人公の2年先輩でキャプテン。主人公が入部した時のエースピッチャーである。投手としては、コントロールに優れ、変化の大きい変化球を4種類も操る技巧派で、その実力は圧倒的である。また、各種野手能力も高く、イベントで登場するバッティングセンターの、打球飛距離の最高記録を保持している。そのような超高校級の選手でありながら、すこぶる付きの好人物であり、特に後輩の面倒見が非常に良い。
- 一ノ瀬の最後の夏は、地方大会決勝でノーヒットノーランを達成して甲子園に進むが、決勝で帝王実業相手に敗れ、主人公や猪狩を含めた後輩はその雪辱を果たすべく練習に励むことになる。
- 一応、得意練習は設定されているが、主人公が1軍入りできるのは1年目の9月以降であるため、彼と友情タッグを組むことはできない。
- 主人公が1年生の時の11月のドラフト会議で、ヤクルトスワローズに1位で指名され入団。パワプロ11、パワポタ3にも登場する(パワプロ10にも選手としてのみ登場)。
- 二宮 瑞穂(にのみや みずほ)
- 捕手。主人公の1年先輩(以下九十九まで同学年)。赤髪で見た目通りのかなり突っ張った性格。他とは一味違う打撃センスを持ち、長打にも巧打にも優れる。捕手としては強肩を誇り、ブロックが上手い。総合能力は同学年の他のメンバーより頭一つ飛び出ている。入部間もない猪狩守に打撃で洗礼を浴びせる。その後も猪狩が二宮に対ししきりに勝負を仕掛けるのを一蹴し続けるが、そのような猪狩の姿に、かつて一ノ瀬に挑んだ自分を重ね合わせている。そのような猪狩に対する心境を主人公に語るイベントが発生すると、主人公との友情の成立となる。
- 彼との能力アップイベントもまた高いリスクを伴う。トスバッティングでは、成功すればミートカーソルが広がるが、失敗すれば狭くなる。さらにスイング指導イベントでは成功すると「アベレージヒッター」を獲得できるが、失敗すれば、ミートとパワーが下がるばかりか、捻挫で1週間入院するはめになる。得意練習は打撃。
- 一ノ瀬と同じくヤクルトスワローズにドラフト1位で入団。パワプロ11にも登場する(パワプロ10にも選手としてのみ登場)。付き合っている彼女がおり、彼女には「みずくん」と呼ばれている(パワプロ11のイベントで彼女が一ノ瀬の妹であることが判明する)。
- 主人公が3年夏の甲子園で決勝進出を決めた後、アンドロメダ学園が帝王実業を破ったというニュースを聞いて、チームが自信を無くしているときに、一ノ瀬と二宮が宿舎に現れ、活を入れてくれる。
- 三本松 一(さんぼんまつ はじめ)
- 一塁手。特大のホームランを放つことを美学とするチーム一の長距離砲。ライバルの七井としばしば筋力勝負を繰り広げる。
- 小学校の時は背も低くベンチだったが,対戦相手に親戚の助っ人として来ていた青い目の外国人の大活躍に憧れ,それから5年間憧れのスラッガーのようになれるよう鍛え,あかつき大附属に推薦で入学することができた。その青い目をした少年こそが七井であり、高校生になっていわば運命の再会を果たしたことになる。
- 彼との能力アップイベントでは、主人公が弾道4、パワーAであれば、「パワーヒッター」を取得できる。パワーA未満なら筋力トレーニングをやらされ、弾道3以下なら弾道を上げてくれる。
- 卒業後は七井とともに首都体育大学に入学。パワプロ11では体育大学に進み、体育教師になっている。続編のパワプロ13では七井と共にみずき達を指導していた。得意練習は筋力。
- 四条 賢二(よじょう けんじ)
- 二塁手。一ノ瀬からキャプテンを託される。パソコンを駆使しデータを解析しており、主人公が二塁手で一定以上の評価を得ると、主人公の能力にかかわらず、主人公を起用した方が勝てるとのデータが導き出され、主人公がレギュラーの座を得る。
- 妹の澄香は冷静沈着であると決め付けており、澄香が犬を拾ってきた際にも、犬好きであるかもしれないとの主人公の言葉を信じようとしなかったが、澄香が犬を飼いたいと懇願し犬とじゃれ合う光景を見て、自らの過ちに気づき、澄香に犬を飼うことを許した上で、主人公とも友情を結ぶようになる。後には、犬を妹が可愛がる以上に可愛がるようになる。このため、引退後は獣医になると発言し、主人公にキャラが変わったと驚かれた。パワプロ11では、夢が叶って獣医になった。
- 妹を溺愛しているため、彼がいる間はテスト勉強などの澄香とのランダムイベントが阻止されることがある。学業面は部内でトップクラス。
- 彼との能力アップイベントでは、サブポジションとして新たに守備位置を増やすことができるが、成功率は四条の評価と当該ポジションの先輩の評価に左右される。
- 得意練習はメンタル。能力面では打撃がやや弱いが、全体的にはバランスが良い。
- 五十嵐 権三(いがらし ごんぞう)
- 三塁手。ごつごつした容貌で、その有様は、初対面の際に主人公と矢部が「おっさん」と陰で形容するほどである。その見た目通りの男臭い性格で、主人公や矢部をよく叱りつけるが、彼らからはあまり怖がられていない。また、彼との友情タッグの絵では「号泣しながら夕日を背にして走る」という、彼の熱血な性格をよく表したものとなっている。得意練習は基礎。
- 基礎練習にうるさく最初のうちは主人公や矢部も辟易していたが、その言動には過去に基礎練習を怠ったがゆえに自身が負ったケガが関係しており、その事を校医の加藤理香から聞かされた主人公達は彼の言うことを素直に聞くようになり、友情が成立する。彼の評価が高いと、2年目のドラフト直前に彼が加藤に告白するイベントが発生し(加藤に制止され未遂に終わる)、「ケガしにくさ4」「回復4」をなどを取得できることがある。主人公がレギュラーを奪うのは、五十嵐が再度ケガをしてしまうことがきっかけとなっている。
- 能力面では、二宮を上回る強肩を持ち、打撃にもパンチ力があって、更には「連打○」「逆境○」といった珍しい特殊能力を持っている。その一方で、「エラー」・「送球2」・「三振」といったマイナス特殊能力を持っている。
- 見た目からは想像もつかないが、実は四条と覇を競うほどの秀才である。卒業後は官僚大学に入学し、自身のようにケガで苦しむ者を救うために、憧れている加藤と同じ医学の道に進む。パワプロ11で医者になる夢がかなった。
- 六本木 優希(ろっぽんぎ ゆうき)
- 遊撃手。普段は温厚で後輩に対して敬語を使うほど物腰が柔らかいが、守備練習となると目の色が変わる。主人公との初顔合わせの場面で、練習中後方から飛んできた高速の打球に素早く反応し捕球するなど、守備のセンスは早くから際立っている。プロ野球選手になることが夢であり彼の強いモチベーションとなっている。
- ロードワーク中に倒れるなど、体は丈夫ではない。実は重い心臓病を患っている。主人公の手前ではただの風邪と言っているが、主人公が遊撃手の場合で夏大会前に友情を成立させていると、真実が明かされる。六本木は、子供の時に長期入院していた六本木の友人になってくれたあかつきの野球部員と一緒に野球をする約束を交わしており、その後プロに進んだその人物と一緒に野球をするために、プロを目指しているのである。
- 彼との間に起こるスペシャルノックのイベントでは、ノックを受けて成功すると、「守備職人」・「ケガしにくさ4」などを取得できるが、失敗すると「エラー」を取得する。
- パワプロ11では病を完治させ、アメリカでレッドエンジェルス傘下の球団でプレーしており、翌年のメジャーデビューが期待されると評価される。卒業後の進路が明らかにされているあかつきの先輩メンバーで、プロの選手として野球を続けているのは、日本プロ野球に進んだ一ノ瀬・二宮を除くと、彼だけである。
- 七井=アレフト(なない あれふと)
- 外野手。いつもサングラスを着けているアメリカ人と日本人のハーフで、海外生活が長いが、幼い頃はあかつき周辺の祖父母の家に何度が遊びに来ていた。その際に親戚の助っ人として参加した少年野球の試合で、当時の三本松に強烈な印象を与えている。高校を前にして、親の仕事の都合で日本に住むことになり、あかつきに入学することになった。
- 三本松としばしば打撃・筋トレの勝負を繰り広げるが、パワーでは三本松に敵わないことが明白になって、腐ってしまう。主人公がきっかけで三本松と和解し、主人公と友情を結ぶようになるが(この時三本松と主人公の間にも友情が成立)、この時サングラスが外され素顔が明らかになる。
- 彼との能力アップのイベントは、成功すると「広角打法」を取得できるが、失敗すれば「三振」がつく。
- 打撃面では、三本松と競ったパワーもさることながら、広角に長打を放つことを美学としており、それが三本松にはない彼の特徴でもある。その反面、外野手としては守備・走塁能力が低い。卒業後は三本松とともに首都体育大学に入学し同じく体育教師になる。得意練習は筋力。
- 八嶋 中(やしま あたる)
- 外野手。主人公が入部した時から、走力Aの俊足を誇る「あかつきのイダテン」。厳格な監督の率いるあかつきでは珍しく、楽しんで野球をすることをモットーとしている。ダッシュ練習でミスを犯し、落ち込む主人公を励ますイベントが発生し、友情が成立する。
- 彼との能力アップイベントは、二宮に借りたCDを返すために、どちらが早く二宮を見つけるかで勝負するというものである。勝つと「盗塁4」「走塁4」などの能力を取得できることがあり、負けると「盗塁2」「走塁2」を取得してしまうこともある。得意練習は走塁。
- かなりの童顔。初登場時は「おっさん」の五十嵐と一緒であるが、八嶋は後輩の主人公と矢部にタメ口をきかれた上に、「小学生(とおっさん)」と陰口を叩かれている。
- なお、八嶋の卒業後の進路は先輩メンバーの中で唯一明らかにされていない。
- 九十九 宇宙(つくも そら)
- 外野手。能力が1番バランス良く安定している選手である。流し打ちが得意。関西弁を話し、口に葉っぱをくわえているのが特徴であり、飄々とした性格である。同じく関西弁を話すそよ風高校の阿畑とは、同じ中学校出身で親友にしてライバル。阿畑に度々勝負を仕掛けられたが、野球のみならず勉強、ケンカ、他のスポーツでも九十九が圧勝していた。ただし、ひとつだけ勝てないことがあったらしい。
- 得意練習はメンタル。九十九が阿畑との再会に刺激を受け、主人公を精神を集中させられる場所に連れて行く約束をする、というイベントが発生した時に友情が成立する。彼との友情タッグトレーニングでは、大量の精神ポイントが入るのはもちろん、体力も大幅に回復する。彼との能力アップイベントは、主人公が九十九流居合打ち練習を行うが、成功すると流し打ちを習得できるが、失敗するとやる気が下がるだけというローリスク・ハイリターンである。卒業後は阿畑と同じ近代学院大学に入学する。
- 四条 澄香(よじょう すみか)
- マネージャー。賢二の妹。常に冷静で文句も言わずに仕事をこなし、主人公などに対しても幾分距離を置いた厳しい態度を取っている。その裏では、周囲から自分の性格を決め付けられることに悩んでいる。捨て犬を見つけ仕事をさぼってまで世話をしていたが、周囲の決め付けの為に飼いたいとなかなか言い出せなかった。彼女にしたときのプレゼントは投手・野手問わず野手向けの特殊能力を伝授する効果がある。
- また、カレンを除けば、彼女は唯一主人公がドラフト指名されなくても破局にならない彼女候補のキャラである。
[編集] そよ風高校
パワプロ5ではそよ風学院の名前で登場。歴史と伝統を誇る高校。主人公の育成は阿畑の存在にほとんど全てが左右される。阿畑はキャプテンに就任すると、気まぐれに特殊な練習を導入しはじめ、通常の練習は(友情タッグ練習を含め)しばしば遮られる。その内容は千差万別・玉石混淆で、ボランティアや茶道など野球と余り関係の無い練習から、日本刀でのフルスイングや地獄ノック、変化球講座など非常に効果的な練習まで様々である。練習によっては、パワー、スタミナなどの基礎能力が上がったり、特殊能力が身についたりすることもある。阿畑の練習への介入は、ごく僅かな時期を除いて、自身の引退・卒業後も続くので、プレイヤーは最後まで阿畑に苦しめられることになる。
このほか、投手の場合は、阿畑との友情を成立させた後、阿畑の指導により自分のオリジナル変化球を開発できるというイベントがある。これは、主人公が既に習得している変化球の特性(変化量、スピード、ノビ、キレなど)を変化させることによって、新しい独自の変化球を生み出すというものである。完成したオリジナル変化球にはプレイヤー自身で名前を付けることができる。
稀に発生する校内の地下室を探索するというイベントで、うまく野球道具を見つけることができれば大幅に能力が上昇する。また、これも稀に発生する阿畑に「ひこう」を突かれるというイベントでは、主人公の能力が様々なパターンで変化する。
試合操作はキャプテンになった場合でも、投手はリードしていない状況でランナーが出た時、野手は自分の打席のみ。
- 阿畑 やすし(あばた やすし)
- 投手。1学年上のキャプテン。関西弁を話すシリーズでおなじみのナックルボーラー。当初はスライダーとカーブを投げる普通の投手だったが、キャプテン就任後に石原との特訓を基に「タコヤキボール」を習得。その後更に特訓を重ねて、ナックル系の「アバタボール」を開発。さらに改良を進めて、アバタボールは引退までに「7号」までに達している。よくも悪くもそよ風野球部の全てを握る人物である。
- 得意練習は速球と変化球。
- あかつきの九十九は同じ中学の出身で、互いにライバル関係にある。
- ドラフトでは指名を受けなかった。卒業後はスポーツ推薦で近代学院大学に入学。
- 石原 泰三(いしはら たいぞう)
- 捕手。2学年上のキャプテン。パワフル高校プレイ時に発生した「キャッチャー○」取得イベントは、そよ風では発生しないので、主人公にとって彼の存在意義は非常に薄い。ただ、自身の引退後は阿畑のパワーアップに力を貸しており、一応見せ場も用意されている。
- 小暮 茂雄(こぐれ しげお)
- 監督。定年を目前に控えた年配の教師。出勤は気まぐれで、主人公達の入部時には姿を見せず、初めて出会うのはかなり後になってから。また物忘れが激しく、ブレザーを置いた所を忘れたうえに、主人公に探すよう命じて自分は余所に行ってしまうこともある。さらに、監督であるにもかかわらずノックすらうまく出来ないありさまであるが、ノックを必死に練習しているところは主人公にも認められている。
- 芹沢 茜(せりざわ あかね)
- 野球部のマネージャー。関西弁を話す阿畑の幼なじみ。主人公が茜を彼女にしなかった場合には、阿畑との恋が次第に深まっていく。阿畑を男前と誉めるイベントが発生すると、阿畑の練習で効果の高いものが発生しやすくなる。
- 彼女にしたときのプレゼントは野手は走力アップに寄与するもの、投手は球速、コントロールアップに寄与するものとなっている。男勝りの強気の性格だが、占いを好むなど女の子らしい一面をも持つ。
[編集] 恋恋高校
主人公の入学した年度から共学となった高校。主人公は野球部を作ろうとするが、男子生徒が極端に少ないため(1年生時に全校で7人)、野球部が成立せずに野球同好会として、野球もままならない状態からスタートし、甲子園を目指すことになる。主人公は、同好会の創立メンバーとして早川あおいから要請されて、必ずキャプテンになる。
1年目は男子生徒全員が野球同好会に入会するも、選手数があおい含めて8人にしかならないので、大会への出場はおろか試合すら出来ないまま、ただひたすら練習に明け暮れる。手塚・円谷などが入部した2年目にようやく野球部に昇格するが、夏の大会で、女子生徒であるあおいを選手としてベンチ入りさせたことにより規則に違反したため、勝ち進んでいたとしても途中で出場停止処分が下されてしまう。その後、チームの出場停止処分は解かれるため秋季大会には出場でき、優勝すれば春の選抜大会にも出場できるが、あおいの出場は認められず、あおいは一時的にマネージャーに転身することになる。その後、主人公達を中心として学校全体が、女性選手の出場を認めさせるための活動に身を投じることになる。
3年目には、規則の変更を勝ち取り、あおいも選手として試合に出場できるようになる(進め方によってはマネージャーのまま夏の大会に突入する場合がある)。これらの事情からスカウトの評価を高めるために必要な試合の数が他校よりも必然的に少なく、またプレイヤーは全ての試合で7回から全選手を操作する必要がある為、難易度はかなり高い。
- なお、2010年現在、実際の(男子)高校野球では女子選手出場は認められていない[5]が、NPBでは女子プロ選手の登録は認められている。パワプロの世界では、あおいの後も高校野球で、聖タチバナ学園のみずき(パワプロ10で初登場)、六道(パワプロ13で初登場)が女子選手として登場する。パワポタ4では、女性のパワプロ君が、パワプロ2011では小山雅(後にイベントで判明)が選手として登場する。
このチームの特徴として、チームメイトとして継承選手がチームメイトとして多く登場する点が挙げられる。能力の高い継承選手がたくさん登場すればするほど、試合に勝ちやすくなる。さらにこの高校の特有のイベントとして、チームメイトが成長するイベントがあり、ここでも能力の高い選手において発生したほうが主人公に入る経験ポイントも多くなる。また、この高校で自分のオリジナル練習を編み出し、その選手が継承選手として登場し成長イベントが発生した場合は、経験ポイントにボーナスがつく。
決定版で追加された修学旅行イベントが他の高校のものと少し違う。
前述のように、試合では主人公が必ずキャプテンであるため、7回以降全選手を操作する必要がある。
- 早川 あおい(はやかわ あおい)
- 投手。名門校の野球部に女子選手として入る事を望んでいたが果たせず、恋恋高校に入学した。高い変化量を持つシンカーとするサブマリン。アンダースローの投手にしては球が速く、コントロールも平均以上のものを持つが、スタミナに欠ける。このスタミナ不足から練習についていけなくなり、女性だから体力がないのだと悩みを深める描写が見られる。得意練習は変化球とメンタル。
- パワポタ3では恋恋高校のマネージャーを兼任。
- 七瀬 はるか(ななせ はるか)
- 野球部マネージャーであおいの親友。実家はかなり裕福であり、お嬢様育ちである。体質は極めて虚弱で、他校における登場シーンは、路上で倒れているはるかを主人公が助けるというものである。中学3年生までアニメを見ていたり、特撮映画に造詣が深かったりと、オタクらしい一面も持つ。彼女として付き合う際に貰えるプレゼントには、改造手術の成功率を高める等の効果がある。プレゼントを他のイベントで使用せずに持ち続けてプロ入り出来た場合、プレゼントとして家宝がもらえ、能力の大幅アップに寄与してくれる。
- 倉橋 彩乃(くらはし あやの)
- 恋々高校の理事長の孫娘で、主人公たちと同学年。非常に高飛車なお嬢様キャラ。また、何でも一番でないと気がすまない性質で、学力テストではるかに敗れ2位になったことから、はるかに強い敵愾心を燃やすようになる。はるかがマネージャーとして所属する野球同好会の存在も快く思っておらず、理事長に掛け合って同好会を潰すと息巻く。しかし一方で、何故か主人公にだけは密かなる想いを寄せるようになり、主人公を見るなり顔を赤らめて逃げ出す始末である。その為、野球同好会潰しを思いとどまったばかりか、後にあおいの出場停止問題を抱えた野球部の加藤監督から、理事長に働きかけるという形で協力することを要請された際にも、初めは拒んだものの、主人公の為と考え直した上で、要請を受諾するという行動までとった。ただし、設定上では彼女候補とはされていないので付き合うことはできない。
- その後の作品には登場していないが、パワプロ12で「見合いを繰り返すも4回連続で婚約を断る」「高校時代に一目惚れした男(主人公)に未練がある」という事実が発覚する。
- なお、倉橋理事長は直接登場はしないものの、野球部やあおいに対し好意的であると見られ、加藤の監督就任やあおいの出場停止解除を求める運動にも一役買っている。
- 高木 幸子(たかぎ さちこ)
- 主人公たちと同学年の女子生徒で、ソフトボール部でエースと四番を務める。野球にこだわるあおいに対して厳しい。だが、実は困った人を放っておけない性格であることを加藤に見抜かれており、あおいの問題の際には、加藤の説得を受けてしぶしぶ野球部に協力する。
- パワプロ12で再登場した際は、高校時代あまり好きではなかった野球をしており、全員が女性から構成される草野球チームのキャプテンをしている。選手として能力の設定もあり、ポジションはキャッチャーで、歴代の女性キャラで随一のパワーを誇る。結婚して苗字が「海野」に変わっており、娘もいる。旦那のことはほったらかしにしているらしい。
[編集] 球八高校
『実況パワフルプロ野球8』サクセスモードの主人公と白鳥(パピヨン)の出身校。白鳥が抜けた後は平凡な野球部となり、主人公も楽々レギュラーを勝ち取れたが、不運に不運が重なり、三年目の夏まで公式大会に出場できないでいた。一回でも負けてしまうと、それまでのオーバーワークが祟り選手生命を終えざるを得なくなり、ゲームオーバーになってしまう、まさに「負けたら終わり」のチームである(他の高校でプレーした際に対戦相手として登場する球八高校が負けた際にも、選手がゲームオーバーと発言する)。主人公が投手の場合、手塚が一塁手となり、無条件でエース(背番号1)になる学校でもある。
試合だけでポイントを稼ぐ上級者向けの高校。主人公の成績が直接能力変動に影響するパワプロ6のするめ大学やパワプロ'99の冥球島編と異なり、主人公の能力上昇はポイントで割り振るため、野手能力の高いいわゆる二刀流投手が作成しにくくなっている。
前述の2チームとは異なり、勝利後には途中で大会を辞退することが可能になり、1試合勝利した時点でも能力上昇をあきらめて選手が登録できるようになった。最大11試合を戦うため、最後までプレイするとが他の高校よりも長くかかる。試合操作は1回から全選手。するめ大学同様9人で戦う(対戦相手として登場した場合は9人ではない)ため、ピッチャーの手塚(または主人公)のスタミナ配分が重要となる。
[編集] その他の登場人物
- 姫野 カレン(ひめの かれん)
- パワプロ7,パワプロ8に引き続き登場。今作でも主人公に狙いを定めて無理矢理アタックをしかける。評価が上がるとデートもしていないのに告白イベントになる場合がある。特殊能力「威圧感」を狙うには避けて通れない相手。あかつき大附属では必ず登場するが、他校でもしばしば登場する。
- ダイジョーブ博士(‐はかせ)
- シリーズではおなじみのドイツ生まれのマッドサイエンティスト。助手としてゲドーを従えている。今回はアイテムとして手術御加護のお守りを持っていると能力アップ手術の成功率が上昇する。
- 加藤 理香(かとう りか)
- シリーズではおなじみのキャラクターである。あかつき大附属でプレイするときには、校医として登場し、上述のように五十嵐と絡むイベントが起こる。恋恋高校でプレイするときには、野球に関しては素人同然でありながら、同好会の頃より陰から主人公達を見守り続け、部に昇格すると同時に監督に就任する。出場停止処分を下された傷心のあおいを励まし、マネージャーとして再起させたりする。
- 同じくおなじみのキャラクターである妹の京子(きょうこ)も、看護師として主人公のケガ・病気の時や六本木のイベントの時に登場する。
[編集] 対戦相手となる高校
[編集] 地方大会
- 極亜久高校
- パワプロクンポケットの舞台の高校(パワプロ5、パワプロ'99では「極亜久商業」と呼ばれている)で校章もパワポケ3以降のアレンジチームで使われている教頭の顔だが、前述[1]の理由からパワポケ1(パワプロ'99)の登場人物は固有選手の外藤以外登場しない(外藤の学年と照らし合わせれば、パワポケ1の2年目が今作の3年目となる)。ビーンボールに注意しようという主人公の台詞があるが、実際に投球時に危険球等を投げることはない(ただし外藤をはじめ選手が「体当り」を習得しており、クロスプレー時に野手にタックルを仕掛けることはある)。また、パワプロ5の通常イベントとして実行していた妨害作戦もしない(本作で起きる猪狩進の交通事故は、パワプロ5で外藤が行った「バナナの皮作戦」を匂わせるが、極亜久高校の生徒の犯行であるという確証はない)。打撃力の高さと穴だらけの守備は相変わらず。
- ちなみに、後の作品にも登場した「極亜久やんきーズ」、「極亜久商会」は、極亜久高校と同じ、パワプロシリーズ独自の設定である(極亜久高校との関係性は不明)。
- バス停前高校
- 「個性がない」事が特徴らしい弱小公立高校。コンピュータによる操作のレベルも選手の能力も非常に低い。ただ、固有選手の捕手・山本の能力は高めに設定されている。
- ブロードバンドハイスクール
- 制球に優れた固有選手の中島投手を擁する高校。データをネット検索で収集したと語るが、パワプロ5のインターネットハイスクールのようなサイン見破りはしない。データ野球の名に恥じない連携の取れた守備が特徴である。中島は試合開始前での会話でインターネットスラングを多用している。
[編集] 甲子園大会
- 湯けむり高校
- 温泉街にある高校。先発投手の固有選手有馬はパーム、スローカーブと球速の遅い大きな変化球を投げるが、温泉でのぼせているせいか、キレに欠ける。他の選手の能力は高くない。
- 満腹高校
- 試合中でもとにかく食事を取り続け、全選手が同じ体型である高校。見た目どおりパワーは高く、特に固有選手の捕手飯田のパワーは230に達する。その反面選手の走力およびコンピュータ操作の走塁レベルはかなり低く、鈍足ゆえに守備範囲も狭い。
- さわやかなみのり高校
- さわやかと称して歌って踊る高校。全選手の肌が褐色になっており雰囲気が軽い。全般的に選手のミートカーソルが大きく走力、守備力も高いが、甲子園で対戦する高校としてはコンピュータ操作レベルは低めなので、難しい相手ではない。固有選手である遊撃手の丘は、少女マンガの人物のように描かれ、奇妙な踊りと歌を披露するナルシストである。あかつきでプレイした場合、主人公が丘を見て「さしずめ猪狩(守)2号か…」とつぶやくが、猪狩はその発言に対し必死の形相で反論する。
- 流星高校
- パワプロ5にも登場した高校。俊足選手が揃い積極的な走塁と果敢な守備を見せるが、基本的にはそれだけの学校。固有選手の投手・阿久津も足が速いが、その口調もとにかく早口で、聞き取ることが出来ないほどである。ただし肝心の球速はたいして速くない。
- 大東亜学園
- パワポケ1にも登場した高校たが、今作では地方大会ではなく全国大会で戦うことになる(パワポケシリーズでは、大東亜学園はあかつき大附、極亜久高校などと同じ地区になる)。固有選手は鋼毅(はがね つよし)一人のみ(パワポケ1およびパワプロ'99に登場するアンソン・ドナルドなどの他固有選手は登場しない)で、鋼もトルネード投法で投げない(そもそもトルネード投法のデータが9では存在しない)という違いあるが、少しだけ背中を打者に向けて投げる。全体的には選手能力やコンピュータの操作レベルが高めで初心者には手強いレベルである。
- ワールド高校
- 選手全員が外国人である高校であり、固有選手の投手・アレックスは英語を話している。長打力のある選手が揃い、その上コンピューターによる打撃の操作レベルが「パワフル」であるので決して侮れない。
- 帝王実業高校
- パワプロ5にも登場した高校。固有選手であるエース山口(賢)投手を擁する常勝無敗の高校。主人公が3年夏のとき以外の甲子園の決勝で戦う相手。パワプロ13ではパワフル高校と同じ地区になる。
- アンドロメダ学園高校
- パワプロ5にも登場した高校で、パワプロ2011の舞台になる高校。3年夏時に準決勝で帝王実業を破って決勝に進出した高校。ただし、球八高校でプレイした場合は、必ず準決勝で帝王実業と、決勝でアンドロメダ学園と戦うことになる。強化された身体能力と凄まじい勝利への執念で戦う。固有選手であるエースの左腕大西を筆頭に選手の能力が非常に高く、コンピュータの操作レベルも非常に高い。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] ペナントモード
今回は10年の長期間を戦うことが出来るようになった(ゲームを続行するかどうかは各年度のドラフト選手獲得後に選択できる)。また、フリーエージェント制や新外国人選手の発掘システムの導入や選手の成長、サクセスモードで育成した選手がドラフト候補として登場するかなどの細かいオプション設定が可能になるなど、前作からの改良がなされている。新人選手の調査方法は前作とほぼ同じ。
- 新外国人選手発掘
スカウトに守備位置や能力タイプの大まかな発掘指示をして新外国人選手を入団させることができる。指示できる期間はペナント終了後から当時のトレード・新入団期限である6月30日まで。ドラフト候補発掘と違い選手の能力値は正確ではなく、入団して初めて判明する。新外国人は選手の成長をありにした場合、一度だけ秘められた能力を発揮して能力が大幅上昇するか、スランプに陥って大幅下降するイベントがある。また、規定打席・規定投球回に到達していない場合にシーズン途中で退団・帰国してしまうイベントが発生する場合がある。
- コーチ
選手の成長をありにした場合、前作同様コーチとしてOB選手を選択することになるが、そのコーチの持っていた特殊能力を選手に伝授することが可能となった。
- 心境
今回も選手の心境が設定されており、自分と同じポジションの選手を複数獲得する、試合に出さないでいるなどすると選手の不満がたまり、FA宣言しやすくなる。
[編集] ホームラン競争
ホームラン大会モードは従来のホームラン競争と同一で、選手を1人選んで(サクセスで育成した選手も選択可能)。10本中何本ホームランを打てるか競うモード。10本連続で打った後もオマケとして記録が途絶えるまで打つことが出来る。成績に応じてOB選手が何人か使用可能になる(100本で全員)。
また、結果表示画面にはスコアとパスワードが表示され、このパスワードを公式サイトに送信することで、インターネットランキングに登録することが出来た。
[編集] それいけ!ホームランくん
今作では、モード専用キャラクター「ホームランくん」を操作して、東京都中央区の地方球場から福岡県福岡市の福岡ドームまでの当時のフランチャイズ11球場を巡るモードが追加された。道中では各地の名産品を手に入れることができる。移動方法はホームランくんがホームランを打った飛距離だけ進めるシステムで、1000km以上ある道のりを高々160mのホームランで移動するため、クリアまでのプレイ時間が非常に長い(個人差はあるが30時間前後)。
決定版では、同じコースを999人とともにマラソンのように走る『はしれー!ホームランくん』となった。このモードでは連続でホームランを打つと、ボーナス距離が追加されるシステムに変更された。また道中では、それぞれの区間(球場間)でライバルと戦うイベントがあり、勝敗の結果がクリア後のホームランくんの能力に影響した。このモードもプレイヤーの腕によるがそれなりのプレイ時間を要する。また、ゴール後のランキング画面では、パワポケを含めた歴代作品のサクセスモードの登場人物の名前が登場する。
クリアすると、ホームランくんを選手として使用できる。このモードも、クリア後にパスワードが表示され、ホームラン大会と同様にインターネットランキングを競うことが出来た。
[編集] 実況
このパワプロ9と、2003年1月にPSで発売されたプレミアム版のみ辻よしなりが起用されており、パワプロ2を除くパワプロ8以前は安部憲幸(パワプロ2は太田元治)、続編のパワプロ10以降は河路直樹(パワプロ2010は堂前英男)が起用されている。しかも他の作品と違い辻の名前が試合開始時に表示されない。
何故この作品にのみ辻よしなりが起用され、1年で交代となったかは不明。
[編集] 決定版の主な変更点
- 『8』『8決定版』『9』には無かったリプレイ機能が復活。
- 巨人の上原浩治や西武の和田一浩等、選手の固有フォームが追加された。また巨人の松井秀喜、オリックスの具臺晟のモーションが変更された。
- 投手の場合、あかつき大学付属高校で実技練習で変化球を10球全て成功すれば「キレ4」を習得できるようになった。
- そよ風高校で、一部の阿畑練習で取得経験点が多くなった。
[編集] 脚注
- ^ a b パワプロ5のシナリオと直接関連のあるパワプロクンポケットシリーズの公式設定集「パワプロクンポケット大全」の開発者インタビューでは、「(パワプロ5を除いて)パワプロシリーズとパワポケシリーズのキャラクターや設定が相互に関係することは原則としてない。」という記述がある。
- ^ 『パワプロ8』から誕生日を選手登録時に決めるようになったため、今作以降誕生日イベントが廃止され、彼女のプレゼントをもらえる日がクリスマス中心になった。
- ^ 主人公が投手の場合、2年の夏の時点では猪狩守からスタメンの座を奪うことが出来ず、控え投手としてベンチ入りするにとどまる。投手としての主人公がスタメンを勝ち取れるのは2年の秋以降。
- ^ もっとも、1軍で友情が成立したキャラで2軍に落ちる可能性があるのは、矢部だけである。
- ^ なお、1995年以前は女子マネージャーとしてのベンチ入りも不可であったが、1996年以降、高野連は女子マネージャーとしてのベンチ入りは認められている。(第78回全国高等学校野球選手権大会項を参照)
[編集] 外部リンク
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