ブラッド・トーマス

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ブラッド・トーマス
Brad Thomas
Brad Thomas 2011.jpg
基本情報
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
出身地 ニューサウスウェールズ州シドニー
生年月日 1977年10月22日(34歳)
身長
体重
193cm
97kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 1995年 アマチュアFAでロサンゼルス・ドジャースと契約
初出場 MLB / 2001年5月26日
NPB / 2005年3月27日
KBO / 2008年3月30日
最終出場 NPB / 2006年10月25日
KBO / 2009年9月25日
年俸 $800,000(2011年)[1]
経歴(括弧内は在籍年)
国際大会
代表チーム Flag of Australia.svg オーストラリア
WBC 2009年

ブラッド・トーマス(Bradley Richard Thomas, 1977年10月22日 - )は、オーストラリアニューサウスウェールズ州シドニー出身のプロ野球選手投手)。

目次

[編集] 経歴

[編集] 来日前

子どもの頃はサッカーをしていたが、9歳の時に友人に誘われ野球を始めた。シドニーのミッチェル・ハイスクールで活躍し、1995年ロサンゼルス・ドジャースと契約。1997年、ドジャースがマイナーで規定人数以上の外国人選手を保有していたことが発覚し、ビザの問題で退団して3日後にミネソタ・ツインズと契約。

2001年5月26日のオークランド・アスレチックス戦に先発しメジャーデビューしたが、2回途中4失点でKO。同年は5試合先発で登板したが、0勝2敗、防御率9.37と結果を残せなかった。2004年まで主にツインズ傘下3Aでプレーし、マイナーリーグのオールスターゲームに4度出場。2004年4月にボストン・レッドソックスに移籍したが、左肘の手術を受けほとんど登板できず、ワールドシリーズの40人ロースターに含まれチャンピオンリングを手にしたものの、シーズン後にロースターから外れて自由契約となった。

[編集] 日本ハム時代

最速155km/hの豪速球を謳い文句に、ツインズ時代の同僚であったマイケル中村の紹介で2005年開幕前に北海道日本ハムファイターズのテストを受けて合格し入団。背番号は当時空き番となっていた70に決まった。速球派の左腕として期待された。

開幕時は先発を任されていたが、2004年に左肘を手術した影響もあって、コントロールが悪く球の出所が見えやすいという致命的な欠陥を露呈。直球を狙い撃ちにされたり、四球連発で自滅したりするなどして早い回でのKO劇を繰り返し、二軍に落とされた。その後、左肘の回復が進み、球の威力が回復したことから、一軍に再昇格。短いイニングの敗戦処理から、シーズン終盤には勝ちゲームのセットアッパーに昇格し、立石尚行武田久建山義紀とともに4人の頭文字を取った「4Ts(フォーティーズ)」を形成して試合終盤を任されるようになる。8月27日の対ソフトバンク戦で、田中幸雄のサヨナラ打で来日初勝利を挙げ、同月30日の対楽天戦で来日初セーブを挙げた。9月のある試合では、実際に155 km/hを計測している。シーズンを通しての数字を見れば残留は微妙だったが、終盤以降はセットアッパーとして活躍した事を受け、フェルナンド・セギノールと共に翌年の契約を締結した。

2006年は背番号を17に変更。開幕からセットアッパーを任され、40試合に登板して4勝1敗1セーブの成績だった。7月に夫人の出産に立ち会うために一時帰国している。好不調の波が激しく安定したとは言いがたいものの、リーグ優勝、44年ぶりの日本一に貢献した。日本シリーズでは、第4戦に登板して被安打1、与四球1でイニング途中で降板となった(自責点は0)。同年オフ、先発で投げてほしいフロントと中継ぎで投げたいトーマス自身との意見が衝突し、契約交渉がもつれた。リリーフ陣が充実していることから翌年の構想外となり、11月29日に正式に退団が発表され、自由契約公示された。ニュージーランドでの優勝旅行には参加している。

[編集] 米国復帰

2007年も日本でのプレーを希望したが、制球難がネックとなり獲得に乗り出す球団はなく、シアトル・マリナーズ傘下3Aタコマ・レイニアーズでプレー。34試合に登板し8勝6敗2セーブ、防御率4.87、WHIP1.55の成績でメジャー昇格はなかった。

[編集] ハンファ時代

2008年韓国プロ野球ハンファ・イーグルスと契約。自己最多の59試合に登板した。この年、故障と不振で振るわなかった具臺晟に代わって抑えの役割を担って31セーブを挙げ、チームに大きく貢献した。同年オフ、中日ドラゴンズが左のセットアッパーとして獲得を検討したが、ドミニカ・ウィンターリーグで活躍したネルソン・パヤノに切り替えたため、日本球界復帰は実現しなかった。

2009年WBCオーストラリア代表に選ばれ、キューバ戦で1イニング登板し2奪三振を挙げた。オーストラリア代表では、かつて阪神タイガースに在籍したクリス・オクスプリングとチームメイトとなった。同年は開幕前の調整が順調で、トーマス自身は抑えとして活躍したが、ハンファが最下位を独走したため登板機会は減り、セーブ数も13にとどまった。

オフには選手保留名簿に載せられてハンファは再契約の意思を見せたが、デトロイト・タイガースとメジャー契約を結んだ。

[編集] タイガース時代

2010年、6年ぶりとなるメジャーリーグ復帰を果たした。中継ぎとして48試合に登板し、メジャー初勝利を含む6勝2敗、防御率3.89、WHIP1.53を記録した。

2011年は左ひじの故障もあり、12試合に登板して防御率9.00、WHIP2.09を喫し、7月14日に40人枠から外れた。

[編集] プレースタイル

調子がいいときは、150km/hの剛速球と抜群の制球力で打者を封じるものの、調子が悪いと、制球力が著しく乱れる。また、一度崩れると復元しにくい脆さがある。

日本通算で投球回94で奪三振94、韓国通算では投球回114で奪三振119と奪三振率が非常に高く、さらに2005年に許した本塁打はわずか1本と被本塁打が極めて少ない。

外国人投手にありがちな、セットボジションが苦手・ボークが多い・短気であるといった欠点がない。

[編集] 人物

真面目な性格で、課題のコントロールの修正にはひたむきに取り組んでいる。日本ハム在籍時の監督だったトレイ・ヒルマンを尊敬しているという。日本ハム時代はファンにサインをしている姿もよく見受けられた。

家族旅行が好きらしく、日本ハム在籍時、試合のない日は各地を観光していた。

[編集] 詳細情報

[編集] 年度別投手成績





















































W
H
I
P
2001 MIN 5 5 0 0 0 0 2 0 0 .000 82 16.1 20 6 14 0 1 6 2 0 17 17 9.37 2.08
2003 3 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 22 4.2 6 1 3 1 0 2 0 0 4 4 7.71 1.93
2004 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 16 2.2 7 0 1 0 0 0 1 0 5 5 16.88 3.00
2005 日本ハム 38 4 0 0 0 1 5 1 6 .167 236 48.1 54 1 39 3 5 51 0 2 30 25 4.66 1.92
2006 40 0 0 0 0 4 1 1 4 .800 208 45.2 50 2 23 0 4 43 3 1 21 19 3.74 1.60
2008 ハンファ 59 0 0 0 0 3 6 31 0 .333 257 63.1 52 3 23 4 4 63 5 0 21 20 2.84 1.18
2009 45 0 0 0 0 2 5 13 0 .286 203 50.0 43 2 20 2 1 56 3 0 20 16 2.88 1.26
2010 DET 49 2 0 0 0 6 2 0 3 .750 307 69.1 77 4 29 3 4 30 4 0 31 30 3.89 1.53
2011 12 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 56 11.0 17 1 6 0 1 7 0 0 12 11 9.00 2.09
MLB:5年 72 7 0 0 0 6 6 0 3 .500 483 104.0 127 12 53 4 6 45 7 0 69 67 5.80 1.73
NPB:2年 78 4 0 0 0 5 6 2 10 .455 444 94.0 104 3 62 3 9 94 3 3 51 44 4.21 1.77
KBO:2年 104 0 0 0 0 5 11 44 0 .313 460 113.1 95 5 43 6 5 119 8 0 41 36 2.86 1.22
  • 2011年度シーズン終了時

[編集] 記録

NPB

[編集] 背番号

  • 56 (2001年 - 2004年)
  • 70 (2005年)
  • 17 (2006年)
  • 26 (2008年 - 2009年)
  • 36 (2010年 - 2011年)

[編集] 脚注

  1. ^ Brad Thomas Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2011年12月14日閲覧。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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