テオドール・アドルノ

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テオドール・ルートヴィヒ・ヴィーゼングルント=アドルノ(右)。左はホルクハイマー
テオドール・ルートヴィヒ・ヴィーゼングルント=アドルノ(右)。左はホルクハイマー

テオドール・ルートヴィヒ・ヴィーゼングルント=アドルノTheodor Ludwig Wiesengrund Adorno, 1903年9月11日 - 1969年8月6日)はドイツユダヤ系哲学者社会学者音楽評論家作曲家である。

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[編集] 略歴

1930年からフランクフルト大学に新設された社会研究研究所社会哲学教授だったが、第二次世界大戦中は アメリカ亡命。戦後、再びこの研究所が、再スタートを切ったときに、マックス・ホルクハイマーと共に研究所の所長に就任、亡くなるまでここに籍を置いた。ホルクハイマー、次世代のユルゲン・ハーバーマスらとともにフランクフルト学派を代表する思想家であり、その影響は現在でもなお大きい。

ナチスに協力した一般人の心理的傾向を研究し、権威主義的パーソナリティについて解明した。権威主義的態度を測定するためのファシズムスケール(Fスケール)の開発者として有名であり、20世紀における社会心理学研究の代表的人物である。

作曲家としても作品を残し、アルバン・ベルクに師事した。シェーンベルクをはじめとした新ヴィーン楽派を賞賛する一方、ストラヴィンスキーヒンデミットなどの新古典主義的傾向をもつ音楽や、シベリウスリヒャルト・シュトラウスヨーゼフ・マルクスといった、20世紀において後期ロマン主義のスタイルをとり続ける作曲家には否定的であった。また、一貫してジャズポピュラー音楽には批判的な態度をとりつづけた。

[編集] 日本語された著作

[編集] 単著

  • 『プリズム――文化批判と社会』(法政大学出版局, 1970年/改題『プリズメン』筑摩書房[ちくま学芸文庫], 1996年)
  • 『ゾチオロギカ――社会学の弁証法』(イザラ書房, 1970年)
  • 『音楽社会学序説』(音楽之友社, 1970年/平凡社[平凡社ライブラリー], 1999年)
  • 『不協和音――管理社会における音楽』(音楽之友社, 1971年/平凡社[平凡社ライブラリー], 1998年)
  • 『批判的モデル集(1・2)』(法政大学出版局, 1971年)
  • 『ヴァルター・ベンヤミン』(河出書房新社, 1972年)
  • 『キルケゴール――美的なものの構成』(イザラ書房, 1974年/みすず書房, 1998年)
  • 『文学ノート』(イザラ書房, 1978年)
  • 『楽興の時』(白水社, 1979年)
  • 『ミニマ・モラリア――傷ついた生活裡の省察』(法政大学出版局, 1979年)
  • 『権威主義的パーソナリティ』(青木書店, 1980年)
  • 『アルバン・ベルク――極微なる移行の巨匠』(法政大学出版局, 1983年)
  • 『美の理論』(河出書房新社, 1985年-1988年)
  • 『三つのヘーゲル研究』(河出書房新社, 1986年/筑摩書房[ちくま学芸文庫], 2006年)
  • 『美の理論・補遺』(河出書房新社, 1988年)
  • 『本来性という隠語――ドイツ的なイデオロギーについて』(未來社, 1992年)
  • 『認識論のメタクリティーク――フッサールと現象学的アンチノミーにかんする諸研究』(法政大学出版局, 1995年)
  • 『否定弁証法』(作品社, 1996年)
  • 『ベートーヴェン――音楽の哲学』(作品社, 1997年)
  • 『マーラー――音楽観相学』(法政大学出版局, 1999年)
  • 『アドルノ音楽・メディア論集』(平凡社, 2002年)
  • 『フッサール現象学における物的ノエマ的なものの超越』 (こぶし書房, 2006年)
  • 『新音楽の哲学』(平凡社, 2007年)

[編集] 共著

[編集] 講義録

  • 『社会学講義』(作品社, 2001年)
  • 『道徳哲学講義』(作品社, 2006年)

[編集] 書簡

[編集] 関連項目

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