コンテンツにスキップ

徳丸純子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
とくまる じゅんこ
徳丸 純子
プロフィール
生年月日 1966年6月26日
現年齢 58歳
出身地 日本の旗 日本大分県大分市
血液型 O型
公称サイズ(2012年時点)
身長 / 体重 165 cm / kg
スリーサイズ 80 - 60 - 85 cm
靴のサイズ 22.5 cm
活動
デビュー 1983年
ジャンル 歌手
モデル内容 一般
他の活動 モデル、女優
モデル: テンプレート - カテゴリ

徳丸 純子(とくまる じゅんこ、1966年昭和41年〉6月26日 [1]- )は、日本のモデルであり、元アイドル歌手、元女優である。大分県大分市出身[2]明治大学付属中野高等学校定時制卒業[2]

来歴

[編集]

1982年TDKコア主催の「TDK金の椅子オーディション」歌手部門に出場、全国大会・決勝で河合奈保子の「夏のヒロイン」を歌い、総数34,854人の中から優勝[1]。11月に出身地大分県から単身上京[3]、翌年の1983年3月21日「聖・ファーストラブ」でアイドル歌手デビュー。デビュー時のキャッチフレーズは「はばたけ'83のプリンセス」[4]。レコード会社TDKコア、事務所オフィスジュニアに所属。

初夏かけてハウスフルーチェ」のTVCMに出演。7月~8月には「チャレンジします3485.4マイル この夏、純子はPICA-PICA」と銘打った全国縦断キャンペーンを敢行し日本各地を巡る[5]。同年末の各種新人賞レースにも参戦、新宿音楽祭では銅賞に入賞。

2年目の1984年の4thシングル「蒼いサスペンス」では、新曲にあわせイメージチェンジをはかるため、デビュー以来のヘアスタイル[6]をショートカットに。[7]この年の秋には、東京5大学(東大、早大、慶大、立教大、明治大)、6サークル(歌謡研、芸音研、放送メディア研等)による、「JPリーグ」(Jは純子の頭文字、Pはプロデュース、プロモート、プランニング、プッシュ等の意味)が結成され、20以上の大学学園祭に出演。[8]

1985年以降は、俳優業に移行し、数多くのTVドラマに出演。また、一時は東京乾電池の劇団員として、舞台にも出演していた。

1990~2000年代にかけてはモデル専業としてTVCM中心に活動。(2024年現在もモデル事務所シュルー」に所属している。)

結婚を機に2010年以降、シアトル在住。

2014年11月23日、大阪梅田アズールにて、デビュー30周年記念ライブパーティーを開催。

2016年6月22日、全シングルAB面+アルバム曲10曲収録のゴールデン☆ベスト発売された(オリコン最高位126位)

2018年11月19日・11月20日、東京銀座博品館劇場にてデビュー35周年を記念して、同期デビューの大沢逸美森尾由美桑田靖子松本明子小林千絵木元ゆうこ(所謂「83年組」)を集めライブイベント『―不作と言われた私たち「お神セブンと申します」―』を開催[9]

2023年9月29日・9月30日、東京銀座博品館劇場にて、83年組デビュー40周年を記念して開催の「お神セブン[10]再結集」ライブイベントにVTRにて出演。

2023年11月17日、大阪梅田Soap Opra Classcs-Umeda-で開催の「小林千絵デビュー40周年記念ライブ」に飛び入り参加。「水色のカチューシャ」 [11]を小林千絵とふたりで歌唱。

ディスコグラフィー

[編集]

シングル

[編集]
# 発売日 タイトル A/B面 収録曲 作詞 作曲 編曲 最高順位 規格品番
TDKコア
1st 1983年
3月21日
聖・ファーストラブ A面 聖・ファーストラブ 阿久悠 小杉保夫 萩田光雄 115位 T07S-1022
B面 あ・ざ・や・か・娘
2nd 1983年
6月21日
PICA-PICA A面 PICA-PICA 阿久悠 いけたけし 99位 T07-1032
B面 すっぱいメルヘン 森由里子 武谷光
3rd 1983年
10月21日
恋はシーソーゲーム A面 恋はシーソーゲーム 大貫妙子 清水信之 清水信之 116位 T07S-1039
B面 涙のAdieu 竹花いち子 村松邦男乾裕樹
4th 1984年
2月21日
蒼いサスペンス A面 蒼いサスペンス 森雪之丞 清水信之 199位 T07S-1051
B面 シルバー模様 竹花いち子 村松邦男
5th 1984年
11月5日
哀の心話[12] A面 哀の心話 青木久美子 和泉常寛 飛沢宏元 圏外 T07S-1059
B面 魔法のカプセル 竹花いち子 清水信之

アルバム

[編集]

オリジナル・アルバム

[編集]
# 発売日 タイトル A/B面 収録曲 作詞 作曲 編曲 最高順位 規格品番
TDKコア
1st 1983年
6月21日
聖・ファーストラブ A面 めぐり愛Calendar 森由里子 小杉保夫 飛沢宏元 圏外 T28-1020
あ・ざ・や・か・娘 阿久悠 萩田光雄
シンデレラの家出
ミルキイウエイ 奥慶一
お・も・い・でYOUターン 森由里子 武谷光 萩田光雄
B面 聖・ファーストラブ 阿久悠 小杉保夫
来夢季節ライムシーズン 青木久美子 武谷光 飛沢宏元
風の予感 奥慶一
ルージュで書いたラブレター 阿久悠 濱田金吾 萩田光雄
黄昏のメヌエット 森由里子 武谷光
2nd 1983年
12月5日
青のないパレット A面 時の魔術 竹花いち子 村松邦男 清水信之 圏外 T28-1026
風もとまる十月 岩里祐穂 清水信之
In The Blue 竜真知子
ガラスの靴はいらない 亜蘭知子 大村憲司
あなたの胸に、もう一度 大貫妙子
B面 恋はシーソーゲーム 大貫妙子 清水信之
横顔[13] 大貫妙子
THE END 亜蘭知子 大村憲司
2ページ目のエチュード 岩里祐穂 清水信之
夢でさよなら 大貫妙子

ベスト・アルバム

[編集]

※最高順位=圏外

※最高順位=126位

出演

[編集]

歌番組

[編集]

テレビドラマ

[編集]

バラエティ番組

[編集]

トーク番組

[編集]
  • ごごナマ おしゃべり日和(2018年10月16日 NHK総合)-大沢逸美、森尾由美と共に出演

映画

[編集]

ラジオ

[編集]

CM

[編集]

83年組

[編集]

デビュー同期は、伊藤麻衣子(現いとうまい子)、岩井小百合、大沢逸美、木元ゆうこ、THE GOOD-BYE、桑田靖子、小出広美、小林千絵、武田久美子原真祐美松尾久美子、松本明子、森尾由美などがいた。前年82年デビュー組(いわゆる“花の82年組”)に比べて、露出もセールス的にも振るわず、のちに「不作の83年組」などと総括されることになった[16]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 月刊明星(集英社)1983年4月号付録YOUNG SONG(ヤンソン)p.57「デビュー・プロフィール」
  2. ^ a b 週刊テレビ番組(東京ポスト)1986年8月22日号 p.40「プロフィール」
  3. ^ 月刊明星(集英社)1983年5月号 p.83「もぎたてギャル4どのコがいちばん?」
  4. ^ デビュー時各種宣材、月刊平凡(平凡出版)1983年7月号 p.184等
  5. ^ 月刊明星(集英社)1983年8月号 p.82「こんなにあるぞ!'83夏休み7大イベントキミのアイドルにタッチ!」※3485.4はオーディションの応募総数にちなんだもの
  6. ^ いわゆる聖子ちゃんカット
  7. ^ 本人曰く「長くて早見優さん、短くて松本伊代さんってたのんだらこんなに切っちゃった」The SUGAR(考友社出版) 1984年4月号 p.39「SUGARアイドルパッケージ」
  8. ^ 月刊CANDY JACK(新和出版)1984年11月号 p.74、Beppon(英知出版)1984年12月号 p25 他
  9. ^ “不作の83年組アイドル7人合同で35周年イベント”. 日刊スポーツ. (2018年7月20日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201807200000073.html 2018年7月20日閲覧。 
  10. ^ 35周年イベントと同じメンバー
  11. ^ 小林千絵の持ち歌。同曲の振付は徳丸純子の発案
  12. ^ ジャケット写真提供:週刊プレイボーイ
  13. ^ 1978年9月発表の大貫妙子のアルバム「MIGNONNE」収録曲のカバー
  14. ^ 2010年、TDKコアの全権利が日本コロムビアに移管されたことによるもの。
  15. ^ 8時だョ!全員集合の作り方(双葉社 2001/05刊) p.258-257
  16. ^ 83年組!やっぱり最高のメンバーでしたわ!|小林千絵オフィシャルブログ

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]