ウェイン・エリントン

ウェイン・エリントン
*Wayne Ellington*
	マイアミ・ヒートでのエリントン (2018年)
ロサンゼルス・レイカーズ No.2
ポジション	SG
所属リーグ	NBA
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
生年月日	1987年11月29日（36歳）
出身地	ペンシルベニア州ワインウッド（英語版）
身長	193cm (6 ft 4 in)
体重	94kg (207 lb)
ウィングスパン	199cm (6 ft 7 in)
キャリア情報
高校	ダニエル・ブーン（英語版）; イピスコパル・アカデミー（英語版）
大学	ノースカロライナ大学
NBAドラフト	2009年 / 1巡目 / 全体28位[1]
	ミネソタ・ティンバーウルブズから指名
プロ選手期間	2009年–現在
経歴
2009-2012	ミネソタ・ティンバーウルブズ
2012–2013	メンフィス・グリズリーズ
2013	クリーブランド・キャバリアーズ
2013–2014	ダラス・マーベリックス
2014–2015	ロサンゼルス・レイカーズ
2015–2016	ブルックリン・ネッツ
2016-2019	マイアミ・ヒート
2019	デトロイト・ピストンズ
2019–2020	ニューヨーク・ニックス
2020–2021	デトロイト・ピストンズ
2021-	ロサンゼルス・レイカーズ
受賞歴
	J・ウォルター・ケネディ市民賞 (2016); NCAAチャンピオン (2009); NCAAファイナルフォー最優秀選手 (2009); オールACCセカンドチーム (2008); No. 22 ノースカロライナ・ターヒールズ永久欠番; パレード誌オールアメリカン・ファーストチーム (2006); マクドナルド・オール・アメリカン (2006);
	Stats Basketball-Reference.com
	Stats NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ウェイン・ロバート・エリントン・ジュニア (Wayne Robert Ellington Jr. , 1987年 11月29日 - ) は、アメリカ合衆国・ペンシルベニア州ワインウッド（英語版）出身のプロバスケットボール選手。NBAのロサンゼルス・レイカーズに所属している。ポジションは主にシューティングガード。

経歴[編集]

ペンシルベニア州の高校時代はジェラルド・ヘンダーソン・ジュニアと共に過ごし、大学はヘンダーソンが進学したデューク大学ブルーデビルズとはライバル関係に当たるノースカロライナ大学ターヒールズに進学。2年生時の2007-08シーズンに平均16.8得点を記録し、2008年のNBAドラフトにアーリーエントリーする予定だったが、同シーズンのNCAAトーナメント準決勝でカンザス大学に敗北を喫し、雪辱を誓う為にエントリーを回避。翌2008-09シーズンに見事に全米王者に輝き、改めて2009年のNBAドラフトにエントリーを表明^[2]。全体28位でミネソタ・ティンバーウルブズから指名された。

2012年7月、ダンテ・カニンガムとのトレードでメンフィス・グリズリーズに移籍するも^[3]、2013年1月にマリース・スペイツと共にクリーブランド・キャバリアーズに移籍。

2013年7月、ダラス・マーベリックスと契約するも^[4]、自己ワーストの45試合の出場、3.2得点に止まり、シーズン終了後にニューヨーク・ニックス、サクラメント・キングスに放出された後解雇された。

2014年8月、ロサンゼルス・レイカーズと契約^[5]。

2015年7月、ブルックリン・ネッツと契約した^[6]。

2016年7月10日、マイアミ・ヒートと契約した^[7]。2017-18シーズンはチーム記録となる227本の3ポイントを成功させた^[8]。

2019年7月9日、ニューヨーク・ニックスと契約した^[9]。2020年11月19日、ニックスから解雇された^[10]。

2020年12月2日、ピストンズと契約^[11]。

2021年8月6日に古巣のレイカーズと契約した^[12]。

個人成績[編集]

略称説明
GP	出場試合数	GS	先発出場試合数	MPG	平均出場時間
FG%	フィールドゴール成功率	3P%	スリーポイント成功率	FT%	フリースロー成功率
RPG	平均リバウンド数	APG	平均アシスト数	SPG	平均スティール数
BPG	平均ブロック数	TO	平均ターンオーバー数	PPG	平均得点
太字	キャリアハイ	*	リーグリーダー	†	優勝シーズン

レギュラーシーズン[編集]

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
2009–10	MIN	76	1	18.2	.424	.395	.871	2.1	1.0	.3	.1	6.6
2010–11		62	8	19.0	.403	.397	.792	1.7	1.2	.5	.0	6.6
2011–12		51	4	19.1	.404	.324	.800	1.9	.6	.5	.2	6.1
2012–13	MEM	40	4	16.9	.407	.423	.938	1.3	1.1	.4	.0	5.5
2012–13	CLE	38	17	25.9	.439	.371	.898	3.0	1.6	.8	.1	10.4
2013–14	DAL	45	1	8.7	.437	.424	.909	1.0	.4	.4	.0	3.2
2014–15	LAL	65	36	25.8	.412	.370	.813	3.2	1.6	.5	.0	10.0
2015–16	BKN	76	41	21.3	.389	.358	.857	2.3	1.1	.6	.1	7.7
2016–17	MIA	62	13	24.2	.416	.378	.860	2.1	1.1	.6	.1	10.5
2017–18		77	2	26.5	.407	.392	.859	2.8	1.0	.7	.1	11.2
2018–19		25	12	21.3	.375	.368	.875	1.9	1.2	1.0	.1	8.4
2018–19	DET	28	26	27.3	.421	.373	.758	2.1	1.5	1.1	.1	12.0
2019–20	NYK	36	1	15.5	.351	.350	.846	1.8	1.2	.4	.1	5.1
2020–21	DET	46	31	22.0	.441	.422	.800	1.8	1.5	.4	.2	9.6
通算		727	197	21.0	.410	.382	.843	2.2	1.1	.5	.1	8.1

プレーオフ[編集]

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
2014	DAL	2	0	7.0	.333	.333	1.000	1.0	1.0	.0	.0	4.0
2018	MIA	5	0	20.2	.343	.400	1.000	1.6	.6	.4	.4	7.8
2019	DET	4	4	32.8	.314	.318	1.000	3.8	1.3	.8	.0	7.8
通算		11	4	22.4	.329	.362	1.000	2.3	.9	.5	.2	7.1

カレッジ[編集]

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
2006–07	ノースカロライナ	38	37	23.9	.433	.371	.836	2.9	2.1	.8	.0	11.7
2007–08		39	38	31.1	.467	.400	.826	4.5	2.0	1.1	.2	16.6
2008–09		38	37	30.4	.483	.417	.777	4.9	2.7	.9	.2	15.8
通算		115	112	28.5	.463	.397	.809	4.1	2.2	.9	.1	14.7

その他[編集]

2009年にノースカロライナ大学でNCAAトーナメントで優勝した当時のメンバーで、現在NBAでプレーしている選手に、タイ・ローソン、ダニー・グリーン、エド・デイビス、タイラー・ハンズブローなどがいる。

脚注[編集]

^ “Draft Combine Anthro 2009-10” (英語). NBA.com. 2021年12月28日閲覧。
^ Lawson, Ellington entering draft
^ Grizzlies acquire Wayne Ellington
^ Mavs Sign Swingman Ellington
^ Lakers Sign Wayne Ellington
^ BROOKLYN NETS SIGN WAYNE ELLINGTON
^ “HEAT Announce Free Agent Signings”. NBA.com. Turner Sports Interactive, Inc. (2016年7月10日). 2016年7月10日閲覧。
^ Ross Martin (2018年4月12日). “Wayne Ellngton Sets Miami Heat Three-Point Shooting Record” (英語). 247sports.com. 2018年4月21日閲覧。
^ “New York Knicks Sign Five Players”. NBA.com (2019年7月9日). 2021年12月28日閲覧。
^ “Knicks Announce Roster Moves”. NBA.com (2020年11月19日). 2020年11月19日閲覧。
^ “Detroit Pistons Sign Wayne Ellington”. NBA.com (2020年12月2日). 2020年12月2日閲覧。
^ “Lakers Sign Wayne Ellington”. NBA.com/Lakers (2021年8月6日). 2021年8月7日閲覧。

[脚注の使い方]

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference、ESPN、Eurobasket、RealGM
ウェイン・エリントン --- ドラフト情報 --- NBADraft.net （英語）,DraftExpress.com （英語）
North Carolina Tar Heels bio

[1] “Draft Combine Anthro 2009-10” (英語). NBA.com. 2021年12月28日閲覧。

[2] Lawson, Ellington entering draft

[3] Grizzlies acquire Wayne Ellington

[4] Mavs Sign Swingman Ellington

[5] Lakers Sign Wayne Ellington

[6] BROOKLYN NETS SIGN WAYNE ELLINGTON

[7] “HEAT Announce Free Agent Signings”. NBA.com. Turner Sports Interactive, Inc. (2016年7月10日). 2016年7月10日閲覧。

[8] Ross Martin (2018年4月12日). “Wayne Ellngton Sets Miami Heat Three-Point Shooting Record” (英語). 247sports.com. 2018年4月21日閲覧。

[9] “New York Knicks Sign Five Players”. NBA.com (2019年7月9日). 2021年12月28日閲覧。

[10] “Knicks Announce Roster Moves”. NBA.com (2020年11月19日). 2020年11月19日閲覧。

[11] “Detroit Pistons Sign Wayne Ellington”. NBA.com (2020年12月2日). 2020年12月2日閲覧。

[12] “Lakers Sign Wayne Ellington”. NBA.com/Lakers (2021年8月6日). 2021年8月7日閲覧。

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[8]

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表話編歴 J・ウォルター・ケネディ市民賞
1970年代	1974-75 ウェス・アンセルド(WAS) 1975-76 スリック・ワッツ(SEA) 1976-77 デイブ・ビン(WAS) 1977-78 ボブ・レイニア(DET) 1978-79 カルヴィン・マーフィー(HOU) 1979-80 オースティン・カー(CLE)
1980年代	1980-81 マイク・グレン(NYK) 1981-82 ケント・ベンソン(DET) 1982-83 ジュリアス・アービング(PHI) 1983-84 フランク・レイデン(UTA) 1984-85 ダン・イッセル(DEN) 1985-86 マイケル・クーパー(LAL)&ロリー・スパロウ(NYK) 1986-87 アイザイア・トーマス(DET) 1987-88 アレックス・イングリッシュ(DEN) 1988-89 サール・ベイリー(UTA) 1989-90 ドック・リバース(ATL)
1990年代	1990-91 ケビン・ジョンソン() 1991-92 マジック・ジョンソン(LAL) 1992-93 テリー・ポーター(POR) 1993-94 ジョー・デュマース(DET) 1994-95 ジョー・オトゥール(ATL) 1995-96 クリス・ダドリー(POR) 1996-97 P・J・ブラウン(MIA) 1997-98 スティーブ・スミス(ATL) 1998-99 ブライアン・グラント(POR) 1999-00 ブラデ・ディバッツ(SAC)
2000年代	2000-01 ディケンベ・ムトンボ(PHI) 2001-02 アロンゾ・モーニング(MIA) 2002-03 デビッド・ロビンソン(SAS) 2003-04 レジー・ミラー(IND) 2004-05 エリック・スノウ(CLE) 2005-06 ケビン・ガーネット(MIN) 2006-07 スティーブ・ナッシュ() 2007-08 チャウンシー・ビラップス(DET) 2008-09 ディケンベ・ムトンボ②(HOU) 2009-10 サミュエル・ダレンバート(PHI)
2010年代	2010-11 ロン・アーテスト(LAL) 2011-12 パウ・ガソル(LAL) 2012-13 ケネス・フェリード(DEN) 2013-14 ルオル・デン(CLE) 2014-15 ジョアキム・ノア(CHI) 2015-16 ウェイン・エリントン(BKN) 2016-17 レブロン・ジェームズ(CLE) 2017-18 J・J・バレア(WAS) 2018-19 デイミアン・リラード(DAL) 2019-20 マルコム・ブログドン(IND)
2020年代	2020-21 受賞者なし