スペンサー・ディンウィディー

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スペンサー・ディンウィディー
Spencer Dinwiddie
Spencer Dinwiddie (39916296274) (cropped).jpg
ブルックリン・ネッツでのディンウィディー (2018年)
ブルックリン・ネッツ  No.26
ポジション PG
背番号 26
身長 198cm (6 ft 6 in)
体重 91kg (201 lb)
ウィングスパン 206cm  (6 ft 9 in)
基本情報
本名 Spencer Gray Dinwiddie
ラテン文字 Spencer Dinwiddie
誕生日 (1993-04-06) 1993年4月6日(27歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州の旗 カリフォルニア州ロサンゼルス
出身 コロラド大学
NBAドラフト 2014年 38位 
選手経歴
2014-2016
2016
2016-
デトロイト・ピストンズ
ウィンディシティ・ブルズ (Dリーグ)
ブルックリン・ネッツ
受賞歴
NBAスキルチャレンジ優勝 :2018

スペンサー・グレイ・ディンウィディー (Spencer Gray Dinwiddie 1993年4月6日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身のプロバスケットボール選手。NBAブルックリン・ネッツに所属している。

来歴[編集]

ロサンゼルス近郊の高校からコロラド大学に進学し、中心選手として活躍していたが、3年生時の2014年1月に左膝の前十字靭帯を断裂する重傷を負い、先行きに暗雲が立ち込める中、ディンウィディーは敢えて2014年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明した[1]。ドラフトでは38位でデトロイト・ピストンズから指名と[2]、2巡目指名に甘んじ、ルーキーシーズンは膝の負傷の影響もあり34試合の出場に止まり、2015-2016シーズンもDリーグで大半を過ごした。

2016年6月17日、シカゴ・ブルズに移籍したが、10月21日に解雇[3]。解雇後に傘下のウィンディシティ・ブルズに送られた。同年12月8日、ブルックリン・ネッツと契約した[4]

2018年2月17日に行われたNBAスキルチャレンジに出場し優勝[5]。同年、Kia NBA年間最優秀躍進選手賞(Kia NBA Most Improved Player)の候補となった。

2018年12月13日、ブルックリン・ネッツとの間で3年間の契約延長に合意した。

2020-2021シーズン[編集]

12月29日シャーロット・ホーネッツ戦の第3クォーターにドライブした際に不自然な着地をして同箇所を負傷。その後ロッカールームへ帰っていった。診断の結果、右十字靱帯の部分断裂という大怪我を負ってしまいシーズン全休が発表された。

高校時代[編集]

タフト高校在籍時、ディンウィディーはジョーダン・ファーマー以来の卓越したプレイヤーだと考えられていた。2年生の時は、後に同じく2014年のNBAドラフトに指名されるデアンドレ・ダニエルズと共にプレイし、先発ポイントガードとして平均5.9得点 4.1アシストの成績を残した。最終年度は平均11.2得点 7.7アシストとさらに成績を伸ばしている。同高校の歴史で最も優れたパサーの一人と認識され、ロサンゼルス市区のJohn R Wooden賞を獲得。さらにライアン・アンダーソン (バスケットボール)を抑え、カリフォルニア・ミスターバスケットボールにも輝いている。このような賞を獲得した3年生の選手としては、全国でたった7人しかいない内の1人であった。

ディンウィディとダニエルズの強力なデュオの活躍があり、最終年度では市のチャンピオンとなる。この活躍が近隣のバスケットボール競合大学の注目をディンウィディへ向けさせることになり、最終的にハーバード大学、オレゴン州大学、サンタクララ大学、ネバダ大学ラスベガス校などの候補から、コロラド大学を選び入学することとなった。

Rivals.com[1]上での評価は3つ星とされ、2011年の選手としては全国で146番目の選手、ポイントガードとしては25番目の評価とされている。

大学時代[編集]

1年生[編集]

コロラド大学でのレギュラーシーズン初めての試合で、ディンウィディーは7得点(2-9)7リバウンドという成績を残し、フォート・ルイス大学相手の32点差勝利に貢献する。その後、6試合目にはジョージア大学相手に二桁得点、初めてのFG% .500を超えた試合だった。この試合の最終盤に勝利を決める3本のフリースローを沈めている。ディンウィディーは同じく1年生のアスキア・ブッカーと新たなデュオを結成しシーズン成績で合計677点、それぞれでは250点以上を挙げ、学校の歴史に名を遺した。チームはパシフィック12カンファレンスを勝ち抜き、2002-2003シーズン以来のNCAA男子バスケットボールトーナメントの出場権を獲得。ディンウィディーはフリースロー成功率でチーム1位、1年生で3位の結果を残した。

全国大会では3ポイントシュート成功率で .438という結果を残し、パシフィック12カンファレンスのオール・フレッシュマンチームにトニー・ローテンと共に選出される。Pac-12の新人で唯一FG% .400を超えた選手となった。


2年生[編集]

カーロン・ブラウンとネイト・トムリンソンの卒業は、ディンウィディーがブレイクアウトするシーズンのきっかけとなった。アシスト数でチームトップの成績を残し、2年連続でNCAA男子バスケットボールトーナメントに出場し2回戦まで進出。1963年のシーズン以来、2年連続出場したのは初めてであった。チームはチャールストン・クラシックを制したが、その時ディンウィディーは3試合でスモールフォワードを務めている。

NBA個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ    リーグリーダー    優勝シーズン

レギュラーシーズン[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2014–15 DET 34 1 13.4 .302 .185 .912 1.4 3.1 .6 .2 1.0 4.3
2015–16 12 0 13.3 .352 .100 .576 1.4 1.8 .3 .0 0.6 4.8
2016–17 BKN 59 18 22.6 .444 .376 .792 2.8 3.1 .7 .4 1.1 7.3
2017–18 80 58 28.8 .387 .326 .813 3.2 6.6 .9 .3 1.6 12.6
2018–19 68 4 28.1 .442 .335 .806 2.4 4.6 .6 .3 2.2 16.8
2019–20 64 49 31.2 .415 .308 .778 3.5 6.8 .6 .3 2.7 20.6
2020–21 3 3 21.3 .375 .286 1.000 4.3 3.0 .7 .3 1.7 6.7
通算 320 133 25.7 .410 .318 .794 2.8 5.0 .7 .3 1.8 12.9
オールスター 0 0 . . . . . . . . . .

プレーオフ[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2016 DET 1 0 2.0 1.000 .000 .000 .0 1.0 .0 .0 .0 2.0
2019 BRK 5 0 26.2 .435 .375 .714 2.6 1.6 .4 .0 1.6 14.6
通算 6 0 22.2 .444 .375 .714 2.2 1.5 .3 .0 1.3 12.5

プレースタイル[編集]

長いウィングスパンを活かしたドライブが持ち味で、ドライブ時の FG% はリーグ (NBA) トップクラスである。またクラッチタイムでのシュート成功率は高く、生粋のマンバメンタリティを持ったクラッチシューター。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

外部リンク[編集]