三菱・パジェロミニ
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パジェロミニ(Pajero Mini)は、三菱自動車工業が生産・販売していた軽SUVである。
三菱・パジェロミニ | |
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2代目 後期型モデル(日本仕様) | |
概要 | |
販売期間 | 1994年 - 2013年 |
ボディ | |
ボディタイプ | 3ドアSUV |
駆動方式 |
後輪駆動 イージーセレクト4WD |
系譜 | |
後継 |
無し (間接上:三菱・eKクロス) |
概要
ミニキャブの駆動系統・変速機を流用している。シャーシはモノコックボディにラダーフレームを合わせたビルドインモノコック構造を採用。
発表当時、「人気車パジェロの弟分」として、車名を一般公募したことでも話題となった[1]。
初代(1994年-1998年)H51/56A型
三菱・パジェロミニ(初代) H51/56A型 | |
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VR-II (前期型) | |
XR-II (後期型) | |
概要 | |
販売期間 | 1994年12月 - 1998年10月 |
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 3ドアSUV |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 後輪駆動/イージーセレクト4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
4A30 659cc 直列4気筒SOHC16バルブ 4A30TwinT 659cc 直列4気筒DOHC20バルブICツインスクロールターボ |
最高出力 |
4A30 52ps/7,000rpm 4A30TwinT 64ps/7,000rpm |
最大トルク |
4A30 6.0kg・m/5,000rpm 4A30TwinT 9.9kg・m/3,000rpm |
変速機 | 3速AT/5速MT |
前 |
F マクファーソンストラット式コイルスプリング R 5リンク式コイルスプリング |
後 |
F マクファーソンストラット式コイルスプリング R 5リンク式コイルスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,200mm |
全長 | 3,295mm |
全幅 | 1,395mm |
全高 | 1,630mm |
車両重量 | 780kg - 930kg |
その他 | |
生産台数 | 26万6243台[2] |
歴史
- 1994年12月
- パジェロの技術を最大限に凝縮した、軽自動車を発売。グレードはNAエンジンの「XR」とターボエンジンの「VR」の2タイプに、装備品の差によって「I」「II」が組み合わされた。
- 1気筒5バルブの直列4気筒DOHC20バルブエンジンを搭載することで、力強い動力を実現した本モデルの車体は、ラダーフレームのようにプレス加工された部材をフロアパンに溶接した、ビルドインフレームのモノコック構造である。さらに40km/h前突時乗員障害値規制や1994年安全強化規制をクリアしたり、4輪ABS/SRSエアバッグシステムを装備するなど、高い安全性と安定性を両立した。駆動方式はFRと、イージーセレクト4WDと名付けられたパートタイム4WDの2種類があり、四輪駆動のトランスファーにはHi/Low2段の副変速機が備わる。
- また、ディーラーオプションにて、トムとジェリーのキャラクターを描いたスペアタイヤカバーが存在した(実際にCMにも登場していた)。
- 1996年5月
- タウンユース向けの特別仕様車として「スキッパー」登場。
- 1996年10月
- ウィンターレジャー向けの特別仕様車として「アイアンクロス」登場。
- 1997年1月
- 誕生2周年記念の特別仕様車として「アニバーサリーリミテッド」登場。
- 1997年5月
- マイナーチェンジ。全車、フロントにベンチレーテッドディスクブレーキとハイマウントストップランプを標準装備。制動能力を向上するとともに安全性能もアップした。
- オフロードドレスアップ特別仕様車「デザートクルーザー」とサンルーフ特別仕様車「ダブルサンルーフ」の2タイプも設定された[3]。
- 1997年12月9日
- 本車ベースのパジェロミニデュークが発売される。同時に一部改良が行われ、グリル上に「PAJERO MINI」の車種名ステッカーが装着される。
- 最高出力・最大トルク
- 64ps/7,000rpm、9.9kg·m/3,000rpm(DOHC 20バルブ ツインスクロールターボ)
- 52ps/7,000rpm、6.0kg·m/5,000rpm(SOHC 16バルブ 自然吸気)
- 使用燃料種類:レギュラーガソリン
-
ホワイトスキッパー(リア)
2代目(1998年-2013年)H53/58A型
三菱・パジェロミニ(2代目) H53/58A型 | |
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1998年10月登場型 V | |
2005年12月改良型 VR | |
2008年9月改良型 EXCEED | |
概要 | |
製造国 | 日本(岡山県倉敷市) |
販売期間 | 1998年10月 - 2013年1月 |
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 3ドアSUV |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 後輪駆動/イージーセレクト4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
4A30 659cc 直列4気筒SOHC16バルブ 4A30TwinT 659cc 直列4気筒DOHC20バルブICツインスクロールターボ 4A30T 659cc 直列4気筒SOHC16バルブICターボ |
最高出力 |
4A30 52ps/6,500rpm 4A30TwinT 64ps/7,000rpm 4A30T 64ps/6,000rpm |
最大トルク |
4A30 6.3kg・m/4,500rpm 4A30TwinT 10.2kg・m/3,000rpm 4A30T 9.0kg・m/4,000rpm |
変速機 | 4速AT/5速MT |
前 |
F マクファーソンストラット式コイルスプリング R 5リンク式コイルスプリング |
後 |
F マクファーソンストラット式コイルスプリング R 5リンク式コイルスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,280mm |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,635mm |
車両重量 | 850kg - 990kg |
その他 | |
姉妹車 | 日産・キックス |
生産台数 | 25万3540台[6] |
系譜 | |
後継 | 無し[7] |
- 自動車衝突安全テスト
機関 | 国 | 試験年 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|---|
JNCAP | 日本 | 2001年 | 運転席 ★★★★★ 助手席 ★★★★★ |
最高評価は★★★★★★である。 |
年表
- 1998年10月6日
- 軽自動車規格の変更に対応してフルモデルチェンジ(デュークも同時にフルモデルチェンジ)。1気筒5バルブの直列4気筒DOHC20バルブ方式のエンジンに、ツインスクロールターボを装着。これは、三菱の環境ミニエンジン「リーンバーンMVV」によって縦渦層状吸気を行うことで、安定した希薄燃焼を実現し、低燃費を記録した本モデルの安全性は、独自のモノコック高剛性ボディを基にし、衝突時のエネルギーを吸収して緩和する「クラッシャブルボディ構造」などを採用したり、緊急時のブレーキをサポートする「ブレーキアシスト機構」などを装備し、優れた安定性などを実現させた。充実した装備で、もとのコンセプトは先代と変わらないが、よりオンロードを重視したイメージ戦略・商品構成となり、縦基調の大型フロントグリルを採用した「デューク」や丸目4灯式ヘッドライトを採用した「リンクス」といった派生車種の存在からも窺える。駆動系についてはエンジンの改良により、ターボ、自然吸気仕様ともにトルクが向上したほか、ATについては先代の3速に対して全車が4速化された。また、タコメーターはパワーウィンドウやセンタードアロックが付かない自然吸気2WDの「S」にも標準装備された。登場以来、軽自動車の衝突安全性能総合評価においては、ホンダ・ゼストが現れるまで他の軽自動車を押さえて最も評価が高かった。
- 1999年10月未明
- 一部改良。ターボエンジン搭載のストリート向け新グレード「R」を追加。駆動方式はFRのみで専用サスペンションや185/65R15タイヤにより車高を40mmダウン。
- 2000年3月16日
- 特別仕様車スヌーピー・エディション発売。
- 2000年11月21日
- 一部改良。助手席エアバッグと前席シートベルトプリテンショナーを全車に標準化。パジェロミニの派生車として、丸目4灯式ヘッドライトの「パジェロミニリンクス」「パジェロミニリンクス リミテッド」が発売される。
- 2001年10月未明
- 一部改良。ABSを標準装備。特別仕様車スヌーピー・エディションII発売。
- 2002年9月未明
- 一部改良。低排出ガス規制の強化に対応させる形でターボエンジンをこれまでのDOHC20バルブからSOHC16バルブに差し替え、実用域でのドライバビリティの改善、および燃費、低エミッション性能が向上した。全車が「良-低排出ガス規制適合」となる。他にもリアコンビネーションランプやシート地の変更などを行った。シートヒーターもオプション設定となった。
- 2003年9月未明
- マイナーチェンジ。フロントグリルをメッキタイプに改め、装備やボディカラーの見直しも行った。
- 2003年11月30日
- パジェロシリーズ(『パジェロ』『パジェロイオ』『パジェロミニ』)の国内累計販売台数が120万1031台となり、1982年5月の『初代パジェロ』発売から21年6ヶ月で120万台の大台を突破したと発表。内訳は『パジェロ』が60万1697台、『パジェロイオ(パジェロジュニアを含む)』が20万2875台、軽自動車の『パジェロミニ』が39万6459台である[8]。
- 2005年1月未明
- 一部改良。ボディ同色電動格納式リモコンドアミラーやUV&ヒートプロテクトガラスを全車に標準装備。また特別仕様車アクティブフィールドエディションはVRをベースにHDDナビなど装備を充実。
- 2005年12月未明
- 一部改良。フロント周りはグリルをメッキの横2本構成として見た目を一新。リア周りはバンパーにブレーキ/テールランプ・ウィンカーが移設され、ボディにはバックランプのみ配置というレイアウトに変更された。これは、スペアタイヤが車体の右寄りに設置されているため「左斜め後ろ・右斜め後ろからブレーキランプが目視できなければならない」というテールランプに関する法規に対応するための措置である。一部グレードでニットとファブリックを組み合わせたシート地も採用。特別仕様車のアクティブフィールドエディションのナビ機能はさらに充実。
- 2008年2月27日
- 同年秋頃日産自動車へOEM供給されることで両者が合意に達したことが発表された(参照1・参照2)。同年9月30日にキックスの名称で販売される事が発表され(参照3)、10月30日に販売を開始した。
- 2008年9月3日
- マイナーチェンジ。フロント周りを兄貴分のパジェロ譲りのデザインへ変更した。リア周りはスペアタイヤの位置が車体の右寄りから中央付近に移動したため、バンパーのブレーキ/テールランプ・ウィンカーは廃止され、同時にナンバープレートはバンパー左側に移動された。これによりリア回りの外観がスズキ・ジムニーを彷彿させるものとなった。駆動系に関してはエンジンの制御が見直され、オルタネーターの発電量を可変式とし、またAT車には減速時におけるロックアップ機能を追加することによって、全グレードで燃費を改善した。このほか、リアボディ上のハイマウントストップランプがリアガラス内側に移設され、ナビ装備モデルではリアクオーターウインドウにワンセグTVガラスアンテナを内蔵している。インテリアではダッシュボード造形の一新によってカップホルダーなどを新設し、視認性や収納力、質感を向上させた(グローブボックスやステアリングコラム周りは従来通り)。メーターパネルにも高級感を演出するシルバーリングが施された。シートには落ち着いたブラウン系カラーのメッシュ生地を採用した。従来オプション設定されていたリア機械式差動制限装置がオプションリストから削除されている。またエンジン制御の最適化で10.15モード燃費が0.2~0.6km/l向上。
- 2009年5月7日
- 「VR」の4AT車をベースに、本来はオプションカラーである「ホワイトパール」を専用カラーに設定すると共に、フロントとリアのバンパー、スペアタイヤケースをホワイトパールで統一。さらに、フロントフォグランプ、本革巻ステアリングを追加装備し、寒冷地仕様化した特別仕様車「ホワイトパールセレクト」を発売。
- 2009年8月19日
- 「XR」をベースに、装備を簡略化した特別仕様車「Limited」を発売。
- 2009年12月3日
- 一部改良。「EXCEED」に装備されている2DINオーディオを仕様変更(MDデッキを廃止し、AUX端子を新搭載)すると共に、「VR」と「XR」は「EXCEED」と同じ2DINオーディオに変更。「Navi Edition VR」、「Navi Edition XR」に装備されているMMESを耐衝撃性に優れたSSDに変更するとともにSDカードスロットやUSB端子を新たに搭載した。また、「EXCEED」のドアミラーをつや消しのメッキ仕様に変更。ボディカラーも入れ替えを行い、モノトーンカラーにオプションカラーとして「ラズベリーレッドパール」と同年5月に発売された「ホワイトパールセレクト」の専用色だった「ホワイトパール」を追加し(「EXCEED」と「Limited」を除く)、モノトーンカラーの「ホワイトソリッド」と「レッドソリッド」並びに2トーンカラー全色を廃止した。特別仕様車「Limited」は好評につき、販売を継続する。
- 2010年8月5日
- 一部改良。メーター部分に低燃費運転をサポートするECOランプを追加。また、「Navi Edition VR」と「Navi Edition XR」には撥水フロントガラス、メッキ&親水ドアミラー、ABS(「Navi Edition XR」のみ)を新たに標準装備した。さらに、5年目以降の車検入庫時に保証延長点検(24か月定期点検相当)を受けることを条件に適用される「最長10年10万km特別保証延長」の対象車種となった。
- 2010年12月20日
- 「VR」をベースに、ルームミラーに内蔵された3.3インチカラー液晶ディスプレイが後方の様子を映し出し、安全な駐車をサポートするリアビューモニター付きルームミラー(自動防眩機能付)、本革とスウェード調ファブリックを組み合わせた専用シートと本革巻ステアリングホイール、撥水ドアガラス、親水メッキドアミラー、フォグランプを装備した特別仕様車「Premium Selection」を発表(2011年1月7日販売開始)。
- 2012年3月22日
- 同年6月をもって生産を終了することを発表。エコカー減税非対応などで販売数が最盛期の1/10に落ち込んでいること、独自プラットフォームのため他車種との共用によるコスト削減が困難であること[9]、2012年9月以降生産される車両に適用される基準「歩行者頭部保護基準」に対応できなかったことが要因(ダイハツ・コペンやテリオスキッド、マツダ・RX-8も同様)。生産終了に先立ち、2011年1月に発売された特別仕様車「Premium Selection」をベースに、フルカバータイプのスペアタイヤケース、ルーフレール(シルバー塗装)、寒冷地仕様を追加し装備の充実を図った特別仕様車「Premium Selection ~Final Anniversary~」を発表(3月26日販売開始)。ボディカラーは3ウェイ2トーンカラー2色を含む4色を設定する(ラズベリーレッドパールは3ウェイ2トーンカラーのクールシルバーメタリック/ラズベリーレッドパール/クールシルバーメタリックに置き換わる)。
- 2012年6月
- 生産終了。以降は在庫のみの販売となる。
- 2013年1月
- ホームページへの掲載を終了した。
- 2015年12月23日
- リクルートホールディングスが発行するカー雑誌「カーセンサー」2016年2月号において、カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー ビンテージ部門を初代パジェロミニが受賞[10]。
- 2016年4月14日
- エンジン制御用コントロールユニット(ECU)およびラジエーターファンモーターに不具合があるとして三菱自動車は国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、パジェロミニ、ミニキャブ、タウンボックスと、日産自動車の3車種の計6車種で、2002年8月8日から2013年12月27日に製造された12万4419台[11]。
-
前期型(1998年-2005年) リア
-
中期型(2005年-2008年) リア
-
後期型(2008年-2017年) リア
-
後期型 車内
- 搭載エンジン
- 水冷直列4気筒4A30型
- 最高出力・最大トルク:
- 64ps/7,000rpm、10.2kg・m/3,500rpm(DOHC 20バルブ ツインスクロールターボ、2002年9月まで)
- 64ps/6,000rpm、9.0kg・m/4,000rpm(SOHC 16バルブ ターボ、2002年9月以降)
- 52ps/6,500rpm、6.3kg・m/4,500rpm(SOHC 16バルブ 自然吸気)
- 使用燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
- 備考
- サンルーフ仕様の設定が存在した。
- X系は自然吸気エンジン、V系はターボエンジンを搭載する。
- Rはターボエンジン、扁平タイヤ、ローダウン、エアロのオンロードスポーティモデル。スヌーピーエディションはスヌーピーがボディなどに描かれた。
パジェロミニデューク
初代 H56A型
三菱・パジェロミニデューク(初代) H56A型 | |
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デュークX(フロント) | |
デュークX(リア) | |
概要 | |
販売期間 | 1997年12月 - 1998年10月 |
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 3ドアSUV |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 後輪駆動/イージーセレクト4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
4A30 659cc 直列4気筒SOHC16バルブ 4A30TwinT 659cc 直列4気筒DOHC20バルブICツインスクロールターボ |
最高出力 |
4A30 52ps/7,000rpm 4A30TwinT 64ps/7,000rpm |
最大トルク |
4A30 6.0kg・m/5,000rpm 4A30TwinT 9.9kg・m/3,000rpm |
変速機 | 3速AT/5速MT |
前 |
F マクファーソンストラット式コイルスプリング R 5リンク式コイルスプリング |
後 |
F マクファーソンストラット式コイルスプリング R 5リンク式コイルスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,200mm |
全長 | 3,295mm |
全幅 | 1,395mm |
全高 | 1,630mm |
車両重量 | 820kg - 930kg |
その他 | |
ベース車 | 三菱・パジェロミニ |
- 1997年(平成9年)12月9日
- パジェロで培ったオフロード走破性などの本格RV機能と軽自動車の扱いやすさ・手軽さ・経済性を兼ね備えたパジェロミニに、新デザインフロントグリルによる個性的で精悍なマスク、サイドプロテクトモールなどによるスマートなサイドビュー、モスグリーンシート&ブラックインテリアの気品あるシックな内装などを特長とした“最新ストリートスタイル”パジェロミニデュークを発売。
2代目 H58A型
三菱・パジェロミニデューク(2代目) H58A型 | |
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デューク | |
概要 | |
販売期間 | 1998年10月 - 2004年3月 |
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 3ドアSUV |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | イージーセレクト4WD |
パワートレイン | |
エンジン | 4A30TwinT 659cc 直列4気筒DOHC20バルブICツインスクロールターボ |
最高出力 | 64ps/7,000rpm |
最大トルク | 10.2kg・m/3,000rpm |
変速機 | 4速AT/5速MT |
前 |
F マクファーソンストラット式コイルスプリング R 5リンク式コイルスプリング |
後 |
F マクファーソンストラット式コイルスプリング R 5リンク式コイルスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,280mm |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,670mm |
車両重量 | 950kg - 960kg |
系譜 | |
後継 | 無し |
- 1998年(平成10年)10月
- ベース車と同時にフルモデルチェンジ。
- 2003年(平成15年)8月
- カタログ落ちする。
- 2004年(平成16年)3月
- 販売終了。
パジェロミニリンクス
初代 H53/58A型
三菱・パジェロミニリンクス(初代) H53/58A型 | |
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リンクス X | |
スヌーピーエディションII | |
リンクス | |
概要 | |
販売期間 | 2000年11月 - 2002年8月 |
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 3ドアSUV |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 後輪駆動/イージーセレクト4WD |
パワートレイン | |
エンジン |
4A30 659cc 直列4気筒SOHC16バルブ 4A30TwinT 659cc 直列4気筒DOHC20バルブICツインスクロールターボ |
最高出力 |
4A30 52ps/6,500rpm 4A30TwinT 64ps/7,000rpm |
最大トルク |
4A30 6.3kg・m/4,500rpm 4A30TwinT 10.2kg・m/3,000rpm |
変速機 | 4速AT/速5MT |
前 |
F マクファーソンストラット式コイルスプリング R 5リンク式コイルスプリング |
後 |
F マクファーソンストラット式コイルスプリング R 5リンク式コイルスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,280 mm |
全長 | 3,395 mm |
全幅 | 1,475 mm |
全高 | 1,635 mm |
車両重量 | 890 kg - 990 kg |
その他 | |
ベース車 | 三菱・パジェロミニ |
系譜 | |
後継 | 無し |
- 2000年(平成12年)11月21日
- 軽ボンネットタイプの『トッポBJ』、『パジェロミニ』にそれぞれ個性的な外観と機能・装備を充実させた新類別及び特別仕様車を設定。いずれも11月21日から全国のギャラン系販売会社より発売された。
- 2001年(平成13年)10月23日
- スヌーピーエディション II発売。
- 2002年(平成14年)8月
- カタログ落ち。
年間生産と販売
年 | 製造 | 販売 |
---|---|---|
1994 | 不明 | 不明 |
1995 | 104,990 | |
1996 | 71,185 | |
1997 | 43,302 | 44,224 |
1998 | 48,792 | 47,592 |
1999 | 36,580 | 35,673 |
2000 | 24,895 | 27,011 + 2 |
2001 | 16,590 | 17,458 |
2002 | 12,672 | 13,720 |
2003 | 17,141 | 17,237 |
2004 | 10,307 | 10,371 |
2005 | 10,445 | 10,611 |
2006 | 9,436 | 9,367 |
2007 | 9,279 | 9,195 |
2008 | 17,033 | 11,456 |
2009 | 11,195 | 8,646 |
2010 | 9,165 | 8,056 |
2011 | 9,681 | 8,281 |
2012 | 5,862 | 6,081 |
2013 | 無し | 24 |
2014 | 無し | 4 |
2015 | 無し | 1 |
2016 | 無し | 1 |
2017 | 無し | 2 |
(Sources: Facts & Figures 2000, Facts & Figures 2002, Facts & Figures 2005, Facts & Figures 2009,Facts & Figures 2013,Facts & Figures 2017, Facts & Figures 2018 Mitsubishi Motors website)
車名の由来
「パジェロ」(PAJERO)はチリ・アルゼンチン地方南部パタゴニア地方に生息するヤマネコのパジェロキャット(またはパンパスキャット、コロコロ)から。
「ミニ」(MINI)は「小さい」、「小型」という意。
「デューク」(DUKE)は、君主、公爵の意。
「リンクス」(LYNX)とは、北米、ユーラシア大陸に生息するヤマネコのこと。→オオヤマネコ
脚注
- ^ 「ル・ボラン」1995年2月号より。1994年10月7日付の全国紙の一面で公募を告知した。
- ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第64号21ページより。
- ^ “プレスリリース | 企業情報・投資家情報 | MITSUBISHI MOTORS”. www.mitsubishi-motors.com. 2018年5月25日閲覧。
- ^ “プレスリリース | 企業情報・投資家情報 | MITSUBISHI MOTORS”. www.mitsubishi-motors.com. 2018年5月25日閲覧。
- ^ パジェロジュニア/パジェロミニ「アニバーサリーリミテッド」1998年01月07日
- ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第67号21ページより。
- ^ ただし、間接的な代替車種は2019年3月28日より販売を開始したCUV風軽トールワゴンのeKクロスとなる。
- ^ 「パジェロシリーズ」国内累計販売台数120万台突破 - 2003年12月11日
- ^ 軽乗用車 『パジェロミニ』 の特別仕様車「Premium Selection ~Final Anniversary~」を発売 - 三菱自動車 ニュースリリース 2012年3月22日
- ^ 今、パジェロミニ がカーオブザイヤー?…カーセンサー2016年2月号2015年12月23日
- ^ 【リコール】三菱 パジェロミニ ほか6車種12万台、エンジンECUなどに不具合2016年4月14日
派生車
関連項目
- 三菱自動車工業
- 三菱・パジェロイオ - 本車から派生したパジェロジュニアの後継車
- 三菱・パジェロ
- 4A3型エンジン
- 三菱・ミニカスキッパー - 1971年登場
- 三菱・ギャラン - かつて「デューク」というグレードが存在した
- 日産・キックス - 姉妹車
- 三菱・eKクロス - 2019年3月28日から販売が開始されたCUV風軽トールワゴン
- 大橋愛 - 2代目後期型のCMに出演
外部リンク
- パジェロミニ|軽自動車|カーラインアップ - ウェイバックマシン(2008年7月17日アーカイブ分)
- 歴代車種一覧 - パジェロミニ