三菱・ギャランフォルティス

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三菱・ギャランフォルティス
CY3A/CX3A/CY4A/CX4A/CY6A/CX6A型
セダン(前期型)
2007 Mitsubishi Galant-Fortis 01.jpg
スポーツバック RALLIART
Mitsubishi Galant Fortis Sportback Ralliart.JPG
セダン(前期型・車内)
Fortisinterior.jpg
販売期間 セダン:2007年8月 - 2015年3月
スポーツバック:2008年12月 - 2015年3月
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
5ドアハッチバックセダン
(スポーツバック)
エンジン 4B11 2.0L 直列4気筒DOHC16バルブ MIVEC
(前期型)
4B10 1.8L 直列4気筒DOHC16バルブ MIVEC
(中期型)
4J10 1.8L 直列4気筒SOHC16バルブ MIVEC
(後期型)
4B11 2.0L 直列4気筒DOHC16バルブ MIVEC ICターボ
(RALLIART)
駆動方式 FF
4WD
AWC
最高出力 2.0L 154ps/6,000rpm
1.8L 139ps/6,000rpm(中期型)
1.8L 139ps/6,000rpm(後期型)
2.0L 240ps/6,000rpm(ICターボ)
最大トルク 2.0L 20.2kg・m/4,250rpm
1.8L 17.5kg・m/4,200rpm(中期型)
1.8L 17.5kg・m/4,200rpm(後期型)
2.0L 35.0kg・m/3,000rpm(ICターボ)
変速機 INVECS-III
CVT
MT(セダン・SPORT)
SST(RALLIART)
サスペンション F マクファーソンストラット式
R トレーリングアーム式マルチリンク
全長 4,570mm(セダン)
4,585mm(スポーツバック)
全幅 1,760mm
全高 1,490mm(セダン)
1,515mm(スポーツバック)
ホイールベース 2,635mm
車両重量 1,340 - 1,530kg(セダン)
1,380 - 1,580kg(スポーツバック)
先代 セダン:6代目ランサー8代目ギャラン(日本国内のみ)
後継 国内向けセダン撤退の為なし
プラットフォーム GSプラットフォーム
-自動車のスペック表-

ギャラン フォルティスGALANT FORTIS )は、三菱自動車工業が生産・販売していた中級セダンである。なお、ギャランフォルティスを名乗るのは日本国内仕様のみであり、日本国外ではランサー(2017年3月ブランド終了)、ランサーEX中東専売、2017年3月ブランド終了)、ランサー フォルティス/ランサーiOグランドランサー(いずれも台湾専売)など各国に応じた名前で販売されている(ただし、日本における6代目ランサーは2009年8月10日をもって生産終了したのち、2010年5月をもって販売終了)。日本ではセダンが2007年8月23日に、スポーツバックが2008年12月2日に発売された。

概要[編集]

  • 日本国内で「ギャラン」の名前が付けられた理由は、2005年でギャランやディアマンテの国内販売を終了し、三菱自動車の販売ラインナップに一般セダンの穴が開いていたことが主な要因である。
    • 併せて、ターゲット層ともいわれる40~60歳代の購買層に、国内三菱の歴史において3ナンバーフルサイズセダンとして受け入れられる名称、ギャランを採用した。(中高年層にとって、ランサーは5ナンバーのスモールセダンであり、1.5リッター前後以下の小型車であるイメージが強い)
    • また、当時、日本を含むアジア圏の5ナンバー乗用・商用車の需要のために継続併売していた6代目「ランサー」(5ナンバー)、そして日産ADのOEMを受けていた商用バン「ランサーカーゴ」との混乱を避けるためであったことが理由として挙げられる。
  • さらに、「フォルティス」というサブネームをつけた理由は、海外(北米)で販売されている9代目ギャランのフルモデルチェンジしたモデルであるとの誤解を避け、新規のサブネームで新規開発車両であるイメージが必要であったためである。
  • 日本国内向けの三菱自動車製のセダンとしては、6代目ランサー(当初「ランサーセディア」)以来7年ぶりの新型車種であった。なお、具体的な詳細は三菱・ランサー(7代目)の節を参照のこと。
シャーシ・ボディ
  • 世界販売戦略シャシを用いて設計される三菱・GSプラットフォームの小型車版PMを用いて作成された車両。
    • 同プラットホームを用いる車両は非常に多く、三菱社内だけでも、三菱・デリカD:5三菱・アウトランダー三菱・RVR三菱・エクリプスクロスなど、主力販売中型乗用車のほどんどが共通のプラットホームとなる。(例えば、フロントタワーバーやプレース強化など、車体フレーム強化部品にこれらの車種は完全互換の軸間を持っている。)同プラットホームの最初の量販車は、先代(2代目)アウトランダーであり、それの乗用版として開発されたのがフォルティスにあたり、そこから中間を埋めるRVR、さらに、カーゴであるデリカD-5と、開発が進んだ。ほかにも、シトロエンにもプラットホームを共通する車両が多くある。
    • 衝突安全強化ボディ RISE を採用している。高エネルギー吸収構造と高耐力キャビン構造で、衝突安全性を高めた三菱自動車独自の衝突安全強化ボディRISE。高張力鋼板や超高張力鋼板などの採用で、正面衝突をはじめオフセット衝突、側面衝突、後面衝突など、全方向の衝突安全性を高めている。
エンジン
  • エンジンは、当初4B11 2.0L 直列4気筒DOHC16バルブ MIVECのみだった。
  • その後4B10 1.8L 直列4気筒DOHC16バルブ MIVECに変更。2011年10月以降の後期型には日本国内専用エンジンとして新規開発した4J10 1.8L 直列4気筒SOHC16バルブ MIVECを採用し、動弁機構をDOHCからSOHCにダウングレードし低回転型低燃費型とし、さらにアイドリング休止対応エンジンへ変更するという、昨今の環境強化に対応するマイナーチェンジを行った。
  • ラリーアートモデルには、4B11 2.0L 直列4気筒DOHC16バルブ MIVEC ICターボを採用。
サスペンション
四輪駆動システム
  • プラットホームを共有する先代アウトランダーで開発された電子制御4WDを採用している。
    • 燃費のよい「2WD」、路面状況や走行条件に応じて、前後駆動力を機械的に差動制限を持つデファレンシャルで配分する「4WDオート」、センターデフの差動をなくし強力なトラクションが得られる「4WDロック」の3つをダイヤル式のドライブモードセレクターで、走行中でも簡単に切り替えることができる。
  • ラリーアートグレードには、駆動電子制御をセンターのみとしたAWC(オール・ホイール・コントロール・システム)を採用。
    • ヨーセンサーやGセンサー、ハンドル角センサーなどで演算し最適な前後駆動力配分にオイルポンプで制御するACD(アクティブセンターデファレンシャル)をシステムの中心に据えた。これは、前後駆動力の配分を50:50に設定した上で、オイルで動作する多板クラッチをセンターデファレンシャルに接続し前後輪間での差動制限をフリー状態から直結4WD状態までコントロールするシステムである。さらに、フロントにはヘリカルLSD・リヤに機械式LSDを装備することで、AWCとした。3つのモード(ターマック・グラベル・スノー)の配分傾向を選択し使用する。
      • 補足して、この車種には存在しないが、S(スーパー)-AWCとなるシステムはセンターデフ同様に、オイルポンプ加圧制御や左右独立ブレーキ制御を用いてリアもしくはフロントデフの左右駆動配分を演算して電子的にコントロールするシステム。
自動車衝突安全テスト
機関 試験年 評価 備考
ユーロNCAP ヨーロッパ 2009年 ★★★★★ 最高評価
ANCAP オーストラリア 2008年 ★★★★★ 最高評価(セダン)
ANCAP オーストラリア 2008年 ★★★★★ 最高評価(スポーツバック)
ANCAP オーストラリア 2013年 ★★★★★ 最高評価
IIHS アメリカ 2008年 2009トップセーフティピック 最高評価
IIHS アメリカ 2009年 2010トップセーフティピック 2年連続で最高評価
IIHS アメリカ 2010年 2011トップセーフティピック 3年連続で最高評価
IIHS アメリカ 2011年 2012トップセーフティピック 4年連続で最高評価
IIHS アメリカ 2012年 2013トップセーフティピック 5年連続で最高評価

歴史[編集]

2007年1月
2007年3月19日
  • 北米地域より販売開始。車名はランサー。
2007年4月26日
  • 三菱自動車は同年秋に発売する新型セダン(北米で発表された新型ランサー)の日本国内仕様の車名を「ギャランフォルティス」 (GALANT FORTIS) にすると発表した。
    • 2005年に販売を終了した8代目以来国内では名前が途絶えていた「ギャラン」の名前が約1年半ぶりに復活する。尚、6代目ランサーおよびランサーカーゴ(日産ADのOEM)は、ギャランフォルティスが販売開始された後も5ナンバー乗用商用車として併売され、モデル間の住み分けを行っていたが、2010年に6代目ランサーも販売終了した。
2007年8月23日
  • 日本国内で販売開始。
    • 月間販売目標は1,000台と発表された。ランサーとしては通算7代目、日本でのギャランとしては通算9代目となる。
    • グレード体系はエントリーグレードの「EXCEED」と、フロントエアダム、サイドエアダム、18インチホイール、スポーツサスペンション(RALLIART追加以前の車両に装備されるスポーツサスペンションは、RALLIART追加後の車両に比べて硬めのセッティングになっている)、ストラットタワーバー、スポーツABSを標準装備した「SPORT」の2グレード。
      • FFの「SPORT」系のみ5速MTも選択可能である(価格はCVT車と同額)。
      • エクステリアの特徴は歴代ギャランを意識した逆スラントノーズと台形グリルの組み合わせによる「ジェットファイターグリル」、セダンとしては高めの全高を低く見せるため、開発当初から18インチタイヤを装着することを前提にデザインされたフォルムなどを特徴とする。またメーカーオプションとしてドアミラーウィンカー付きカバー(従来のウィンカー部にはエアアウトレット調の加飾が付く)、フロント・リアエアダム、HIDヘッドランプ、AFS(アタブティフ・フロンとライトシステム~ハンドル切れ角に応じてコーナーライトが付くシステム)などがあった。
      • インテリアはシンプルで見やすさを重視、40 - 60代と言われるターゲットユーザー層にも扱いやすく居心地の良い空間づくりを目指した。
2007年10月
  • ハイコントラストメーターや木目調パネル、クローム加飾などを追加した「SUPER EXCEED」を販売開始。
    • 尚、このグレード(仕様)は国内市場専用である。
2008年1月14日
2008年7月3日
  • 同年10月より韓国ソウルの総輸入販売代理店であるMMSKコーポレーションを通じて韓国国内で販売すると発表(韓国名「ランサー」)、その後10月より発売を開始した。日本仕様の「SPORT」に相当する単一グレードとなる。
2008年7月9日
  • 上述の「RALLIART」を追加。
    • エクステリアでは専用前後バンパー、エボXのアルミボンネットなどを装備。
    • また、インテリアでは本皮革ステアリングとシフトノブを装備。アクセルペダルとブレーキペダルにはエボXのラバーグリップつきのアルミ製を採用している。エンジンはエボXと同じ4B11型2L・MIVECインタークーラーターボエンジンを搭載するが、シングルスクロールターボチャージャーを採用し、エボXとは違って低 - 中速域トルクを重視したセッティングとした。そのため、最大の出力は低めの6,000回転で240PSを、最大トルクに至っては3000回転という低回転で最大35.0kg・mを発生するようにデチューンされた。トランスミッションもエボX同様にツインクラッチSSTを採用しているが、5速と6速をハイギアードとし高速巡航時の燃費を向上させ、変速タイミングのコントロールもチューニングされ、セレクターモードも通常ポジションとスポーツモードのみとしエボXで採用されているスーパースポーツモードとローンチコントロールを廃した。
    • 同時にシリーズ全体も一部改良され、全車に運転席バニティミラーを標準装備、「EXCEED」以外の全車にキーレスオペレーションシステムとオートライトシステム、雨滴感応ワイパーを標準装備、「SUPER EXCEED」にはステアリングスイッチとクルーズコントロール、プライバシーガラスを標準装備、「SPORT」にはリヤコンビネーションレンズをブラックエクステンションに変更、ハイコントラストメーターとエアコンパネルのクロームリング、フロアコンソールリッド、カップホルダーリッドを標準装備するなどした。
2008年10月30日
  • メーカー公式サイトにて5ドアハッチバックセダンの「スポーツバック」を今冬発売予定と公表。
2008年12月2日
  • ギャランフォルティススポーツバックを発売(車両型式CX4A型)。
    • 欧州仕様には1.8Lの設定もあるが、日本仕様はセダン同様に2L・MIVECのみとなる。グレードは「TOURING」(セダンの「EXCEED」に相当)、「SPORT」、「RALLIART」の3種で、「RALLIART」にはセダン同様4B11型2L・MIVECインタークーラーターボエンジン+ツインクラッチSSTが搭載され、エアインテーク&アウトレット付きアルミボンネットが装備される。
    • エクステリアは全車に「RALLIART」と共通のマスク(ジェットファイターグリル)を採用。ルーフスポイラーは全てのグレードでオプションとなっている。リヤには大開口のテールゲートを備え、ユーティリティ向上を図った。また、分割可倒式を採用したリヤシートはカーゴルーム内のレバーで簡単に倒すことができる。リヤシートを畳んだ場合の荷室の奥行きは1,570mm。「RALLIART」を除き2段階高さ調整付のカーゴフロアを備え、フロアを下段にした場合の容量は345L。
    • インテリアの構成や装備は基本的にセダンと変わらないが、内装色はブラックのみ、ナビパッケージは設定されずオプションでの対応となる。また、55km/h以上での急制動やABS作動時にハザードランプを高速点滅させる「緊急制動信号システム」を三菱車で初めて搭載。価格は「TOURING」を除いてセダン同グレード比31,500円のアップにとどめている。尚、セダンの「SPORT」にある5速MTはスポーツバックには用意されない。
2009年2月4日
  • 安全性・快適性も向上させた特別仕様車「Black Leather Edition」を発売。
    • セダンの「SUPER EXCEED NAVI PACKAGE」をベースに、ブラック本革シート・本革巻きパーキングブレーキレバーなどを採用して上質な内装にしたほか、ディスチャージヘッドランプ、シートヒーター、サイド&カーテンSRSエアバッグなども装備し、ボディカラーはエボXで人気の高い専用色「ファントムブラックパール」を含む3色を設定した。
2009年2月19日
  • セダン・スポーツバックともに、ヨーロッパの自動車衝突安全テストである「ユーロNCAP」2009年の総合評価で、最高評価となる5つ星に認定されたと発表。
2009年12月24日
  • セダン・スポーツバックともマイナーチェンジ。
    • セダン「SPORT」のFFに設定されていたMT車を廃止。「RALLIART」を除く全てのグレードのエンジンを燃費性能に優れた1.8Lに変更し、燃費を向上。これにより、2WD車は「平成22年度燃費基準+15%」を達成した。このほか、ハイコントラストメーターを新デザインに変更し、マルチインフォメーションディスプレイにカラー液晶を採用。さらにポジションライトやヘッドライトを30秒間点灯させて夜間の乗降に安心感を与えるウェルカムライト・カミングホームライト機能を追加(これらの機能はセダンの「EXCEED」、スポーツバックの「TOURING」を除く)。「SPORT」とセダンの「SUPER EXCEED」には低燃費運転に寄与する「ECOランプ」を新たに装備したほか、「RALLIART」は坂道発進を容易にするヒルスタートシステムを採用し、レカロ社製フロントシートを新たにオプション設定した。さらに、急減速時やABS作動時にハザードランプを通常の約2倍周期で高速点滅させて後続車に危険を促すエマージェンシーストップシグナルシステム(ESS)をすでに採用済みのスポーツバックに加え、セダンにも拡大適応させた。なお、「RALLIART」を除く全グレードはエンジンの変更に伴って車両型式がCY3A/CX3A型となる。
2010年7月22日
  • 米国道路安全保険協会は、衝突安全試験の結果、最高評価となる「2010年トップセーフティピック」に認定すると発表した。
2010年8月19日
  • マイナーチェンジ。
    • 1.8Lエンジンはエンジン内部の摺動抵抗を低減するなどの改良を行なうとともに、電動パワーステアリングを4WD車にも採用したことで4WD車の燃費が向上。「平成22年度燃費基準+15%」を達成した。
    • 「RALLIART」もエンジン点火プラグの変更とエンジン最適化を行うことで燃費が向上され、「平成22年度燃費基準」を達成した。また、「RALLIART」に装備されているアクティブスタビリティコントロール(ASC)を全車標準装備化すると共に、ブレーキアシストをペダル踏力・踏込み速度感応型に変更し安全面も向上。そのほか、「SPORT」・「RALLIART」はサイドエアダムを大型化。「RALLIART」を除く全グレードでシフトノブのデザインを変更し、セダン「EXCEED」とスポーツバック「TOURING」は単色液晶メーターのデザインを変更し、ECOランプを追加。「RALLIART」のハイコントラストメーターにもECOランプを追加した。なお、今回の一部改良モデルより、5年目以降の車検入庫時に保証延長点検(24か月定期点検相当)を受けることを条件に適用される「最長10年10万km特別保証延長」の対象車種となった。
2010年12月20日
  • 特別仕様車「Navi Collection」を発表(2011年1月21日販売開始)
    • セダンの「SUPER EXCEED」・「SPORT」・「RALLIART」及びスポーツバックの「SPORT」・「RALLIART」をベースに、7インチワイドHDDナビゲーションシステム(MMCS、リアビューカメラ付)、ステアリングホイールオーディオスイッチ(「RALLIART」のみ、他のグレードはベース車に標準装備)、本革巻パーキングブレーキレバー(「SUPER EXCEED」・「SPORT」のみ、「RALLIART」はベース車に標準装備)、アダプティブフロントライティングシステム付ディスチャージヘッドライト(「SUPER EXCEED」のみ、他のグレードはベース車に標準装備)を装備した。
2011年10月20日
  • マイナーチェンジ(10月27日販売開始)。
    • 「RALLIART」を除く全車に新開発の4J10型MIVECエンジンとアイドリングストップシステム「オートストップ&ゴー(AS&G)」を搭載したことで燃費を向上。これにより、「平成22年度燃費基準+25%」を達成した。安全装備も充実され、「EXCEED」を除く全グレードで後続車のヘッドライトの光を感知し、光の反射を調整する自動防眩機能を備え、シフトポジションを「R」にすると内蔵された3.3インチカラー液晶モニターが後方の様子を映し出し、安全な後退・駐車をサポートするリヤビューモニター付ルームミラー(自動防眩機能付)をオプション設定に追加するとともに、「RALLIART」に標準装備されていたヒルスタートアシストを全車に拡大、走行中、アクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏んだ場合にブレーキを優先させるブレーキオーバーライド制御も標準装備された。18インチアルミホイール(セダン「RALLIART」とスポーツバック全グレード)や16インチフルホイールカバー(セダン「EXCEED」)のデザインを変更するなど内外装の変更も実施され、ボディカラーは一部のグレードでチタニウムグレーメタリックとウォームシルバーメタリックを追加した。また、人気の高いオプションをパッケージ化し、新たに7種類(スポーツバックは「ベーシックパッケージ」を除く6種類)のパッケージオプションを設定。グレード体系も見直され、セダンの「SPORT」・スポーツバックの「TOURING」を廃止した。なお、「RALLIART」を除く全グレードはエンジンの変更に伴って車両型式がCY6A/CX6A型となった。
2012年10月10日
  • マイナーチェンジ。
    • セダン「RALLIART」とスポーツバック全車でボディカラーの見直しを行い、「ライトニングブルーマイカ」に替わり、「コズミックブルーマイカ」を追加設定するとともに、スポーツバック専用色の「パッションオレンジパール(オプションカラー)」を廃止。メーカーオプション設定されているMMCSは高解像度・高精細WVGAモニターを搭載した多機能メモリーナビゲーションなどで構成される新型に更新し、ロックフォードフォズゲート プレミアムサウンドシステムには「DTS Neural Surround」などの新機能を採用した。また、セダン「EXCEED」を除く全グレードには6.1インチQVGAタッチパネルを採用し、駐車場などの後退時にリアビューカメラから後方の映像を確認できるディスプレイオーディオをメーカーオプションに追加した。
2014年7月10日
  • 一部改良(「RALLIART」のみ、8月1日販売開始)[1]
    • ドアミラーをウィンカー付に変更し、ボディカラーはセダン「RALLIART」及びスポーツバック専用色の「コズミックブルーマイカ」を「ライトニングブルーマイカ」に差し替え。また、セダンは「EXCEED」と「SUPER EXCEED」のフロントバンパーをスポーツバック「SPORT」と同デザインに統一し、「SUPER EXCEED」はラウンドリムタイプのアルミホイールを採用した。
  • この一部改良と同時に、「RALLIART」は2014年度中に生産終了することが発表された。
2014年12月下旬
2015年1月下旬
  • 「RALLIART」以外の残りの全グレードがオーダーストップ、ならびに生産終了。以後は在庫のみの販売となる。
2015年2月28日
  • 「RALLIART」が販売終了。
2015年3月
  • 「RALLIART」以外の残りの全グレードの日本向け仕様の販売終了、併せてホームページの掲載も終了。日本国内市場でのギャランは通算46年の歴史に幕を下ろすこととなった。
  • なお、輸出向けの「ランサー」並びに「ランサースポーツバック」としては引き続き輸出諸外国向けにこのモデルを継続生産・販売する。
2016年2月3日
  • 相川社長が記者会見を行い、三菱・ランサーの自主開発を取り止めることを明らかにした[2]
(2016年6月15日
  • 国の燃費試験で使う「走行抵抗値」を机上計算し、燃費を良く見せるデータの改竄を行っていたことが発覚。[3]
2017年2月14日)
  • 台湾市場にて「ランサーフォルティス」と「ランサーiO」の統合改良版を「グランドランサー」の名で発表。同年4月から発売を開始する。
    • 開発は中華汽車主導で行われ、改良場所は多岐にわたり、フロント周辺の意匠を近年の三菱のデザインアイコンである「ダイナミックシールド」を採り入れた迫力あるマスクに変更するとともに、フェンダー、ドア、リヤ周りのプレスすべてを新造形とすることで、大規模なフルモデルチェンジに匹敵する意匠変更が採り入れられた。(同社エクリプスクロスの部品が使われている)ボディは4ドアセダンのみで後期型ギャランフォルティスとほぼ共通の4J10型直列4気筒SOHC16バルブガソリンエンジンにCVTが組み合わされる。

グレード体系(特別仕様車除く)[編集]

ギャランフォルティス[編集]

グレード 製造年 エンジン型式 エンジン 排気量 最大出力 最大トルク 変速機 駆動方式 価格
エクシード 2007年08月 - 2009年11月 4B11 直列4気筒DOHC16バルブ 1,998cc 154ps/6,000rpm 20.2kg・m/4,250rpm CVT FF 1,785,000円
2009年12月 - 2011年09月 4B10 1,798cc 139ps/6,000rpm 17.5kg・m/4,200rpm 1,796,000円
2011年10月 - 2014年3月 4J10 直列4気筒SOHC16バルブ 1,838,000円
2014年4月 - 2014年7月 1,890,515円[4]
2014年7月 - 1,901,880円
2007年8月 - 2009年11月 4B11 直列4気筒DOHC16バルブ 1,998cc 154ps/6,000rpm 20.2kg・m/4,250rpm 4WD 1,995,000円
2009年12月 - 2011年9月 4B10 1,798cc 139ps/6,000rpm 17.5kg・m/4,200rpm 2,006,000円
2011年10月 - 2014年3月 4J10 直列4気筒SOHC16バルブ 2,058,000円
2014年4月 - 2014年7月 2,116,800円[4]
2014年7月 -2015年3月 2,127,600円
スポーツ 2007年8月 -2009年11月 4B11 直列4気筒DOHC16バルブ 1,998cc 154ps/6,000rpm 20.2kg・m/4,250rpm CVT FF 2,131,500円
2009年12月 -2011年9月 4B10 1,798cc 139ps/6,000rpm 17.5kg・m/4,200rpm 2,153,000円
2007年8月 -2009年11月 4B11 1,998cc 154ps/6,000rpm 20.2kg・m/4,250rpm 4WD 2,341,500円
2009年12月 -2011年9月 4B10 1,798cc 139ps/6,000rpm 17.5kg・m/4,200rpm 2,363,000円
2007年8月 -2009年11月 4B11 1,998cc 154ps/6,000rpm 20.2kg・m/4,250rpm 5MT FF 2,131,500円
スーパーエクシード 2007年8月 - 2009年11月 4B11 直列4気筒DOHC16バルブ 1,998cc 154ps/6,000rpm 20.2kg・m/4,250rpm CVT FF 2,026,500円
2009年12月 - 2011年9月 4B10 1,798cc 139ps/6,000rpm 17.5kg・m/4,200rpm 2,048,000円
2011年10月 - 2014年3月 4J10 直列4気筒SOHC16バルブ 2,090,000円
2014年4月 - 2014年7月 2,149,715円[4]
2014年7月 -2015年3月 2,161,080円
2007年8月 - 2009年11月 4B11 直列4気筒DOHC16バルブ 1,998cc 154ps/6,000rpm 20.2kg・m/4,250rpm 4WD 2,236,500円
2009年12月 - 2011年9月 4B10 1,798cc 139ps/6,000rpm 17.5kg・m/4,200rpm 2,258,000円
2011年10月 - 2014年3月 4J10 直列4気筒SOHC16バルブ 2,310,000円
2014年4月 - 2014年7月 2,376,000円[4]
2014年7月 -2015年3月 2,386,800円
ラリーアート 2008年7月 - 2014年3月 4B11(ICターボ) 直列4気筒DOHC16バルブ 1,998cc 240ps/6,000rpm 35.0kg・m/3,000rpm 6SST 4WD 3,003,000円
2014年4月 - 2014年7月 3,088,800円[4]
2014年7月 - 2015年2月 3,094,200円

ギャランフォルティススポーツバック[編集]

グレード 製造年 エンジン型式 エンジン 排気量 最大出力 最大トルク 変速機 駆動方式 価格
ツーリング 2008年12月 - 2009年11月 4B11 直列4気筒DOHC16バルブ 1,998cc 154ps/6,000rpm 20.2kg・m/4,250rpm CVT FF 1,921,500円
2009年12月 - 2011年9月 4B10 1,798cc 139ps/6,000rpm 17.5kg・m/4,200rpm 1,890,000円
2007年8月 - 2009年11月 4B11 1,998cc 154ps/6,000rpm 20.2kg・m/4,250rpm 4WD 2,131,500円
2009年12月 - 2011年9月 4B10 1,798cc 139ps/6,000rpm 17.5kg・m/4,200rpm 2,100,000円
スポーツ 2008年12月 - 2009年11月 4B11 直列4気筒DOHC16バルブ 1,998cc 154ps/6,000rpm 20.2kg・m/4,250rpm CVT FF 2,163,000円
2009年12月 - 2011年9月 4B10 1,798cc 139ps/6,000rpm 17.5kg・m/4,200rpm 2,184,000円
2011年10月 - 2014年3月 4J10 直列4気筒SOHC16バルブ 2,226,000円
2014年4月 - 2014年7月 2,289,600円[4]
2014年7月 -2015年3月 2,295,000円
2008年12月 - 2009年11月 4B11 直列4気筒DOHC16バルブ 1,998cc 154ps/6,000rpm 20.2kg・m/4,250rpm 4WD 2,373,000円
2009年12月 - 2011年9月 4B10 1,798cc 139ps/6,000rpm 17.5kg・m/4,200rpm 2,394,000円
2011年10月 - 2014年3月 4J10 直列4気筒SOHC16バルブ 2,446,000円
2014年4月 - 2014年7月 2,515,885円[4]
2014年7月 -2015年3月 2,521,800円
ラリーアート 2008年12月 - 2014年3月 4B11(ICターボ) 直列4気筒DOHC16バルブ 1,998cc 240ps/6,000rpm 35.0kg・m/3,000rpm 6SST 4WD 3,034,000円
2014年4月 - 2014年7月 3,120,685円[4]
2014年7月 - 2015年2月 3,126,600円

名前の由来[編集]

出典・注訳[編集]

関連項目[編集]