2018年のニューヨーク・ヤンキース

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2018年のニューヨーク・ヤンキース
成績
アメリカンリーグ東地区2位
ディビジョンシリーズ敗退
本拠地
都市 ニューヨーク州ニューヨーク
ヤンキー・スタジアムII
球団組織
オーナー Yankee Global Enterprises
(ハル & ハンク・スタインブレナー)
GM ブライアン・キャッシュマン
監督 アーロン・ブーン
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2018年ニューヨーク・ヤンキース(2018 New York Yankees season)は、球団創設以来117年目のシーズン。ニューヨークブロンクス区ヤンキー・スタジアムでは10年目のシーズン。監督は1年目のアーロン・ブーン。所属はアメリカンリーグ東地区

オフシーズン[編集]

2017年は91勝71敗で地区2位だった。ポストシーズンではリーグチャンピオンシップシリーズまで進出したが、ヒューストン・アストロズに3勝4敗で敗れた。10月26日にジョー・ジラルディが監督を退任し、12月4日には新監督にアーロン・ブーンが就任することが発表された。

開幕後[編集]

10月1日に全日程が終了。100勝62敗で2年連続で2位だった。

ワイルドカードプレーオフではオークランド・アスレチックスに勝利したが、ディビジョンシリーズでボストン・レッドソックスに1勝3敗で敗れた。

チーム成績[編集]

シーズン成績[編集]

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 ボストン・レッドソックス 108 54 .667
2 ニューヨーク・ヤンキース 100 62 .617 8.0
3 タンパベイ・レイズ 90 72 .556 18.0
4 トロント・ブルージェイズ 73 89 .451 35.0
5 ボルチモア・オリオールズ 47 115 .290 61.0
中地区
1 クリーブランド・インディアンス 91 71 .562
2 ミネソタ・ツインズ 78 84 .481 13.0
3 デトロイト・タイガース 64 98 .395 27.0
4 シカゴ・ホワイトソックス 62 100 .383 29.0
5 カンザスシティ・ロイヤルズ 58 104 .358 33.0
西地区
1 ヒューストン・アストロズ 103 59 .636
2 オークランド・アスレチックス 97 65 .599 6.0
3 シアトル・マリナーズ 89 73 .549 14.0
4 ロサンゼルス・エンゼルス 80 82 .494 23.0
5 テキサス・レンジャーズ 67 95 .414 36.0
チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 アトランタ・ブレーブス 90 72 .556
2 ワシントン・ナショナルズ 82 80 .506 8.0
3 フィラデルフィア・フィリーズ 80 82 .494 10.0
4 ニューヨーク・メッツ 77 85 .475 13.0
5 マイアミ・マーリンズ 63 98 .391 26.5
中地区
1 ミルウォーキー・ブルワーズ 96 67 .589
2 シカゴ・カブス 95 68 .583 1.0
3 セントルイス・カージナルス 88 74 .543 7.5
4 ピッツバーグ・パイレーツ 82 79 .509 13.0
5 シンシナティ・レッズ 67 95 .414 28.5
西地区
1 ロサンゼルス・ドジャース 92 71 .564
2 コロラド・ロッキーズ 91 72 .558 1.0
3 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 82 80 .506 9.5
4 サンフランシスコ・ジャイアンツ 73 89 .451 18.5
5 サンディエゴ・パドレス 66 96 .407 25.5

ワイルドカードチーム[編集]

ワイルドカードチーム
(上位2チームがポストシーズン進出)
勝率 ゲーム差
ニューヨーク・ヤンキース 100 62 .617 +3.0
オークランド・アスレチックス 97 65 .599
タンパベイ・レイズ 90 72 .556 7.0
シアトル・マリナーズ 89 73 .549 8.0
ロサンゼルス・エンゼルス 80 82 .494 17.0
ミネソタ・ツインズ 78 84 .481 19.0
トロント・ブルージェイズ 73 89 .451 24.0
テキサス・レンジャーズ 67 95 .414 30.0
デトロイト・タイガース 64 98 .395 33.0
シカゴ・ホワイトソックス 62 100 .383 35.0
カンザスシティ・ロイヤルズ 58 104 .358 39.0
ボルチモア・オリオールズ 47 115 .290 50.0

ポストシーズン[編集]

ワイルドカードプレーオフ
日付 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月4日 オークランド・アスレチックス 2-7 ニューヨーク・ヤンキース ヤンキー・スタジアム
ディビジョンシリーズ進出
ディビジョンシリーズ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月6日 第1試合 ニューヨーク・ヤンキース 4-5 ボストン・レッドソックス フェンウェイ・パーク
10月7日 第2試合 ニューヨーク・ヤンキース 6-2 ボストン・レッドソックス
10月9日 第3試合 ボストン・レッドソックス 16-1 ニューヨーク・ヤンキース ヤンキー・スタジアム
10月10日 第4試合 ボストン・レッドソックス 4-3 ニューヨーク・ヤンキース
ディビジョンシリーズ敗退

入団・再契約[編集]

オフシーズン・開幕前[編集]

入団
日付 背番号 選手名 ポジション 前所属 出典
2017年12月11日 27 ジャンカルロ・スタントン 外野手 マイアミ・マーリンズ(トレード) [1]

首脳陣[編集]

ニューヨーク・ヤンキース 2018
背番号 名前 役職
17 アーロン・ブーン 監督
63 マーカス・テイムズ 打撃コーチ
P.J.ピリッテア英語版 打撃コーチ補佐
58 ラリー・ロスチャイルド 投手コーチ
50 レジー・ウィリッツ 一塁兼外野守備コーチ
53 フィル・ネビン 三塁コーチ
59 ジョシュ・バード ベンチコーチ
60 マイク・ハーキー ブルペンコーチ
64 カルロス・メンドーサ英語版 クオリティ・コントロール兼内野守備コーチ
ラドリー・ハダッド ブルペン捕手
ジェイソン・ブラウン英語版 捕手コーチ
松井秀喜 GM付特別アドバイザー
ブレット・ウェバー アシスタントコーチ兼インスタントリプレイ・コーディネイター

個人成績[編集]

投手成績[編集]

色付きは規定投球回数(162イニング)以上の選手


































ルイス・セベリーノ 32 1 1 19 8 0 .704 191.0 173 19 46 220 76 72 3.39

野手成績[編集]

色付きは規定打数(440打数)以上の選手



































ジャンカルロ・スタントン 158 705 617 102 164 34 1 38 100 5 0 10 70 211 .266 .343
ミゲル・アンドゥハー 149 606 573 83 170 47 2 27 92 2 0 4 25 97 .297 .328
ブレット・ガードナー 140 609 530 95 125 20 7 12 45 16 0 5 65 107 .236 .322
ディディ・グレゴリウス 134 569 504 89 135 23 5 27 86 10 0 9 48 69 .268 .335
アーロン・ヒックス 137 581 480 90 119 18 3 27 79 11 2 6 90 111 .248 .366

表彰[編集]

達成記録[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ ヤンキース、59本塁打のスタントン獲得 今季MVP”. 日本経済新聞 (2017年12月12日). 2024年4月8日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]