笹峯愛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ささみね あい
笹峯 愛
本名 三浦 愛(旧姓・笹峯)
別名義 笹峰 愛
生年月日 (1978-03-04) 1978年3月4日(46歳)
出生地 日本の旗 日本鹿児島県姶良市
(旧:姶良郡加治木町
血液型 O型
職業 女優
活動期間 1993年 -
配偶者 三浦誠己
事務所 無し
公式サイト aibook
テンプレートを表示

笹峯 愛(ささみね あい、1978年3月4日 - )は、日本女優アイドルタレント脚本家演出家歌手である。本名は三浦 愛(みうら あい)、旧芸名は笹峰 愛(読み同じ)。所属事務所は現在フリー。

経歴[編集]

鹿児島県姶良市(旧:姶良郡加治木町)出身。姶良市立柁城小学校卒業・姶良市立加治木中学校卒業・鹿児島県立鹿児島東高等学校中退。

ゴールデンミュージックプロモーションから1993年にTBS系『赤い迷宮』でドラマデビュー。その後はアイドル・女優としてTVドラマやCMに出演。1996年には写真集「PEACE」を発表している。デビュー当時は事務所とレコード会社の先輩である島崎和歌子が住んでいた部屋にマネージャーと同居。家具などをほとんど島崎から譲り受け「和歌子さんと一緒に住んでるみたい」と言っていた。また、雛形あきこと仲が良く「ヒナの愛人第一号」と公言していたが、実際は事務所の管理が厳しく、恋愛はおろか、同性の友人とすらプライベートではマネージャー同伴でないと会えない状況であった。デビュー当時の好きな異性のタイプは福山雅治坂本サトル山田雅人うじきつよしであった。

2005年には演劇ユニット「and Me...」を立ち上げて以来、舞台の脚本・演出を手掛けるようになる。またゴールデンミュージックプロモーションから広栄へ移籍。

2012年1月に、俳優の三浦誠己と結婚し、8月に長男を出産した[1]。映画『彼女について知ることのすべて』で共演したことが交際のきっかけとなり、笹峯自身から結婚を申し出たという[1]。2021年12月に長女を出産[2]

その他エピソード[編集]

事務所の後輩であったアイドルグループ虹色幻想曲 〜プリズム・ファンタジア〜のキャッチコピー「咲き誇れ名もなき花」の名付け親である[3]

ドラマデビュー作となった『赤い迷宮』については、最初はこのドラマの撮影現場の見学に行っただけだったが、そこでプロデューサーの春日千春に挨拶した時に「じゃあ明日から来て」と言われ、その場でこのドラマのレギュラー出演が決まったという[4]

NHK教育で放送されていた『あつまれ!わんパーク』内で得意料理の卵かけご飯の作り方を披露した際、盛り付け時に茶椀から卵が溢れてしまうハプニングが発生した。これには共演していたニャンちゅうも『これは酷い』と言うしかなかった。後年この映像が同局の『ニャンちゅう30周年スペシャル』でも放送された。

出演[編集]

情報・バラエティ番組[編集]

·NHKおかあさんといっしょ40周年記念特番司会

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

  • 花より男子(内田有紀主演)
  • 政治と暴力 一部:三島由紀夫、二部:赤報隊(渡辺文樹監督、2010年))
  • 彼女について知ることのすべて(井土紀州監督、2012年)

オリジナルビデオ[編集]

CM[編集]

ラジオ[編集]

  • バンブー・ささみぃのレディオX(文化放送
  • ai-TIME(渋谷FM
  • 劇ラヂ!ライブ 2016「お墓参り」(NHKラジオ第1 / NHKワールド・ラジオ日本) - 脚本・演出
  • 青春アドベンチャー「当面の間、変身します」第三回(NHK-FM) - 脚本

舞台[編集]

  • 夢芝居(リーゼント、2004年7月31日 - 8月1日、新宿・THEATER BRATS) - 出演
  • やわらかな君の髪をなでる(ペテカン、2004年12月8日 - 19日、下北沢・駅前劇場) - 出演
  • 猪突するココロ(and Me、2005年1月21日 - 23日、松陰神社前・スタジオAR) - 作 / 演出 / 出演
  • ナクモ、ワラウモ。(and Me、2005年9月2日 - 4日、松陰神社前・スタジオAR) - 作 / 演出 / 出演
  • 南国プールの熱い砂(こどもの城+ネルケプランニング プロデュース、2006年7月26日 - 8月6日、渋谷・青山円形劇場) - 出演
  • そして竜馬は殺された(神田時来組、2007年6月14日 - 18日、シアターサンモール) - 出演
  • S 複数形(and Me、2007年8月19日 - 19日、新宿三丁目・SPACE雑遊) - 作 / 演出 / 出演
  • 旧歌(熱帯倶楽部、2008年7月30日 - 8月3日、シアターモリエール) - 出演
  • 斜塔〜シャトウ〜(DHE、2008年10月23日 - 11月2日、新国立劇場) - 出演
  • 散歩道楽男闘呼組「ポイズン」(2009年1月、新宿ゴールデン街劇場)
  • 喜劇工房(2009年7月、下北沢 駅前劇場)
  • and Me produce number5「くらやみに降る雪」(2009年12月、渋谷SPACE EDGE) - 脚本 / 演出 / 出演
  • らくだ工務店 第18回公演 十周年企画第1弾「カラスの歩く速さ」(2010年4月、下北沢 駅前劇場)
  • and Me produce number6「隣の芝」(2010年12月、下北沢OFFOFFシアター) - 脚本 / 演出
  • and Me produce number7「愛想笑いしかできない」(2011年、下北沢OFFOFFシアター) - 脚本 / 演出
  • and Me produce number8「ファミリー(仮)」(2012年、下北沢OFFOFFシアター) - 脚本 / 演出
  • and Me produce number9「その胸にうなだれて」(2013年、下北沢OFFOFFシアター) - 脚本 / 演出
  • aibook プロデュース#00「気がつけば、あした。」(2014年11月26日 - 12月2日、下北沢OFFOFFシアター) - 脚本 / 演出
  • aibook プロデュース#01「ミルフィーユ」(2016年2月3日 - 10日、下北沢OFFOFFシアター) - 脚本 / 演出
  • aibookプロデュース田野畑村公演「ミルフィーユ」(2106年8月28日、ホテル羅賀荘)-脚本 / 演出
  • yataPro「世界を繋ぐ方法」(2016年11月30日 - 12月11日、高円寺アトリエファンファーレ) - 脚本 / 演出
  • aibook プロデュース#02改め#03「疾走」(2017年8月23日 - 29日、下北沢駅前劇場) - 脚本 / 演出
  • aibook休日公演「ぺあ」(2018年2月11日ホテル羅賀荘、2月12日盛岡風のアトリエ、3月3日・4日渋谷E-BASE)-脚本 / 演出
  • aibook プロデュース#04「吐く」(2018年8月29日 - 9月4日、下北沢駅前劇場) - 脚本 / 演出
  • シアターまあプロデュース「しきしま探偵事務所」(2019年1月15日-20日、テアトルBONBON)出演
  • calmoプロデュース「boat」(2019年10月9日-14日、劇場MOMO)出演

ディスコグラフィー[編集]

  • ひとりぼっちのBirthday/ときめきの階段(1994年2月16日:ポリドール)
    作詞・小山薫堂、作曲・後藤次利。日本テレビ系ドラマ「ザ・ワイドショー」挿入歌。オリコン最高45位。
  • 東京は嫌いです/黙って帰ろう(1994年5月25日:ポリドール)
    作詞・売野雅勇、作曲・後藤次利。オリコン最高65位。
  • オリオン座のむこう/死のうかな(1994年10月1日:ポリドール)
    白石まるみカバー曲。
  • 淋しい人たち/最初のツバメを見た午后(1996年2月25日:ポリドール)
    作詞・売野雅勇、作曲・佐藤健
  • どうなっちゃうンだろ(1996年11月4日:ポリドール)
    「ZAZA」名義(笹峰愛+他25名)。テレビ東京系アニメ「モジャ公」3代目エンディングテーマ。
  • ハロー・グッバイ/夏模様(1998年3月18日:ポリドール)
    柏原芳恵がカバーして(オリジナルは讃岐裕子。元歌は「ハロー・グッドバイ」で歌唱はアグネス・チャン)大ヒットした曲のカバーで、「夏模様」も柏原のカバー曲である。

脚注[編集]

  1. ^ a b “笹峯愛、結婚&出産していた!お相手は三浦誠己”. サンケイスポーツ (産経デジタル SANKEI DIGITAL). (2013年5月18日). オリジナルの2013年6月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/*/http://www.sanspo.com/geino/news/20130518/mar13051805070000-n1.html 2013年5月18日閲覧。 
  2. ^ 三浦家に家族が増えました。女の子です。”. Instagram (2021年12月24日). 2023年8月6日閲覧。
  3. ^ 虹色幻想曲 〜プリズム・ファンタジア〜 オフィシャルブログ2015年7月20日更新分
  4. ^ FLASH 2023年5月9日・16日号「’90年代ドラマ ヒロインたちの撮影秘話」 p.22

外部リンク[編集]