「オーラルセックス」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m 116.65.76.102 (会話) による版を 亜利紗 による版へ巻き戻し
タグ: 巻き戻し
cl
1行目: 1行目:
{{性的}}
{{性的}}
{{独自研究|date=2010年8月}}
{{独自研究|date=2010年8月}}
[[File:Fellatio2.svg|thumb|right|250px|フェラチオ]]
[[File:Cunni.svg|thumb|right|250px|クンニリングス]]
'''オーラルセックス'''([[英語]]:oral sex) (別名:'''口内性交''')とは、[[唇]]や[[舌]]を駆使して行う[[性行為]]全般のこと。これは、[[男性器]]を口腔などで愛撫する[[フェラチオ]]、[[女性器]]を口唇などで愛撫する[[クンニリングス]]、また同時に相互の性器を口で愛撫しあう[[シックスナイン]]などの種類に分かれる。
'''オーラルセックス'''([[英語]]:oral sex) (別名:'''口内性交''')とは、[[唇]]や[[舌]]を駆使して行う[[性行為]]全般のこと。これは、[[男性器]]を口腔などで愛撫する[[フェラチオ]]、[[女性器]]を口唇などで愛撫する[[クンニリングス]]、また同時に相互の性器を口で愛撫しあう[[シックスナイン]]などの種類に分かれる。
シックスナインの体位では、男性は視覚的官能的な興奮を得るが、女性は体が密着して興奮し感じすぎてしまい、フェラチオが疎かになったりと、苦手な女性もみうけられる。


== 概要 ==
== 概要 ==
[[File:Fellatio2.svg|thumb|right|230px|フェラチオ]]
厳格な[[法律]]が多いことで有名な[[シンガポール]]では、前戯の延長線上以外の目的でオーラルセックスをすることが[[2006年]]まで法律で禁止されていた。
[[File:Cunni.svg|thumb|right|230px|クンニリングス]]

== 場面 ==
オーラルセックスは、[[性行為]]の[[前戯]]としての役割が強く、[[ベッド]]など性交が行われる場所でその延長線上的に行われることが多い。
オーラルセックスは、[[性行為]]の[[前戯]]としての役割が強く、[[ベッド]]など性交が行われる場所でその延長線上的に行われることが多い。


[[吉行淳之介]]の小説『夕暮まで』(1978年)では、オーラルセックスは許すが、性交は許さないという[[処女]]の女性が[[主人公]]である。
[[吉行淳之介]]の小説『夕暮まで』(1978年)では、オーラルセックスは許すが、性交は許さないという[[処女]]の女性が[[主人公]]である。


== 性病口腔癌舌癌喉頭癌の危険性について ==
== 性病口腔癌舌癌喉頭癌の危険性について ==
オーラルセックスでも相手の[[体液]]に直接接触するので、[[性感染症]]に感染する危険性がある。
オーラルセックスでも相手の[[体液]]に直接接触するので、[[性感染症]]に感染する危険性がある。


24行目: 20行目:


[[2006年]]に、米マルム大学の学部の研究は、HPV([[ヒトパピローマウイルス]])に感染している人に対して無防備なオーラルセックスを行うことが[[口腔癌]]の危険性を増す可能性が高いことを明らかしている。調査では、がん患者における[[ヒトパピローマウイルス]]に感染した者の率は36%で、健康な人々における感染者率1%と比較して明らかに高い確率でHPVを持っていることされている<ref>[http://www.medindia.net/news/view_news_main.asp?x=5822 MedIndia: "Oral Sex Linked To Mouth Cancer Risk".]</ref>。
[[2006年]]に、米マルム大学の学部の研究は、HPV([[ヒトパピローマウイルス]])に感染している人に対して無防備なオーラルセックスを行うことが[[口腔癌]]の危険性を増す可能性が高いことを明らかしている。調査では、がん患者における[[ヒトパピローマウイルス]]に感染した者の率は36%で、健康な人々における感染者率1%と比較して明らかに高い確率でHPVを持っていることされている<ref>[http://www.medindia.net/news/view_news_main.asp?x=5822 MedIndia: "Oral Sex Linked To Mouth Cancer Risk".]</ref>。
{{-}}


== 法律 ==
== 直接的に性器・性器周辺を愛撫する行為 ==
厳格な[[法律]]が多いことで有名な[[シンガポール]]では、前戯の延長線上以外の目的でオーラルセックスをすることが[[2006年]]まで法律で禁止されていた。

== 類似行為 ==
* [[フェラチオ]]
* [[フェラチオ]]
*[[キャンディ (曖昧さ回避)|キャンディ]]
* [[キャンディ (曖昧さ回避)|キャンディ]]
* [[クンニリングス]]
* [[クンニリングス]]
* [[シックスナイン]]
* [[シックスナイン]]
37行目: 37行目:


== 脚注 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
<references/>
{{Reflist}}


== 外部リンク==
== 外部リンク==
44行目: 45行目:
{{Commonscat|Oral sex}}
{{Commonscat|Oral sex}}
{{性}}
{{性}}



{{DEFAULTSORT:おおらるせつくす}}
{{DEFAULTSORT:おおらるせつくす}}
[[Category:オーラル・エロティシズム|*]]
[[Category:オーラル・エロティシズム|*]]

2020年3月18日 (水) 10:40時点における版

オーラルセックス英語:oral sex) (別名:口内性交)とは、を駆使して行う性行為全般のこと。これは、男性器を口腔などで愛撫するフェラチオ女性器を口唇などで愛撫するクンニリングス、また同時に相互の性器を口で愛撫しあうシックスナインなどの種類に分かれる。

概要

フェラチオ
クンニリングス

オーラルセックスは、性行為前戯としての役割が強く、ベッドなど性交が行われる場所でその延長線上的に行われることが多い。

吉行淳之介の小説『夕暮まで』(1978年)では、オーラルセックスは許すが、性交は許さないという処女の女性が主人公である。

性病・口腔癌・舌癌・喉頭癌の危険性について

オーラルセックスでも相手の体液に直接接触するので、性感染症に感染する危険性がある。

フェラチオをする者がを磨いた後や歯周病などにより出血している場合、キスなどと同様に相手の男性をヘルペスウイルスなどに感染させる、もしくは自分が感染させられる可能性がある。

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は、血液や男性の精液に多く含まれる。このため、もし男性がHIVに感染していて、相手の口の中や目の周囲に射精した場合、相手をHIVに感染させてしまうという通常の性行為同様の危険性がある。

性病の予防にはコンドームの使用が望ましい。

2006年に、米マルム大学の学部の研究は、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染している人に対して無防備なオーラルセックスを行うことが口腔癌の危険性を増す可能性が高いことを明らかしている。調査では、がん患者におけるヒトパピローマウイルスに感染した者の率は36%で、健康な人々における感染者率1%と比較して明らかに高い確率でHPVを持っていることされている[1]

法律

厳格な法律が多いことで有名なシンガポールでは、前戯の延長線上以外の目的でオーラルセックスをすることが2006年まで法律で禁止されていた。

類似行為

関連項目

脚注

外部リンク