「三冠 (競馬)」の版間の差分
Zai零細系統保護協会 (会話 | 投稿記録) |
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===3歳三冠=== |
===3歳三冠=== |
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本節ではそれぞれの3歳馬の三冠競走について概説する。 |
本節ではそれぞれの3歳馬の三冠競走について概説する。 |
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==== 中央競馬の三冠 ==== |
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[[皐月賞]]、 [[東京優駿]](日本ダービー)、 [[菊花賞]] |
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*{{Main|中央競馬クラシック三冠}} |
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=====出典===== |
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*[http://www.jra.go.jp/topics/video/vg_race/g1_kikukasho/g1_kikukasho_02.html JRA公式HP 三冠馬物語・歴代の三冠馬] |
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==== 中央競馬の牝馬三冠 ==== |
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[[桜花賞]]、[[優駿牝馬]](オークス)、[[秋華賞]] |
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※1970年から1975年は[[ビクトリアカップ]]、1976年から1995年までは[[エリザベス女王杯]]が最終戦の役割を担っていた。また、1952年までは優駿牝馬は秋に開催されていたので、春は桜花賞、東京優駿、秋は優駿牝馬に出走することが容易だった。 |
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*{{Main|中央競馬クラシック三冠}} |
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=====出典===== |
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*[http://www.jra.go.jp/150th/rp/17.html JRA公式HP 牝馬三冠 メジロラモーヌ] |
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*[[中央競馬クラシック三冠|JRA3歳クラシック三冠]]<ref>[http://www.jra.go.jp/topics/video/vg_race/g1_kikukasho/g1_kikukasho_02.html JRA公式HP 三冠馬物語・歴代の三冠馬]</ref> - [[皐月賞]]、 [[東京優駿]](日本ダービー)、 [[菊花賞]] |
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==== 北海道三冠 ==== |
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[[北斗盃]] (H2)、[[北海優駿]] (H1)、[[王冠賞]] (H2) |
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*[[中央競馬クラシック三冠|JRA3歳牝馬三冠]]<ref>[http://www.jra.go.jp/150th/rp/17.html JRA公式HP 牝馬三冠 メジロラモーヌ]</ref> - [[桜花賞]]、[[優駿牝馬]](オークス)、[[秋華賞]] |
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[[ホッカイドウ競馬]]の[[サラブレッド]]系3歳馬による三冠競走。[[1980年]]成立。達成馬はトヨクラダイオー([[1981年]])、モミジイレブン([[1999年]])、ミヤマエンデバー([[2001年]])、[[クラキンコ]]([[2010年]])の4頭。このうちクラキンコは牝馬による達成。 |
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:1970年から1975年は[[ビクトリアカップ]]、1976年から1995年までは[[エリザベス女王杯]]が最終戦の役割を担っていた。また、1952年までは優駿牝馬は秋に開催されていたので、春は桜花賞、東京優駿、秋は優駿牝馬に出走することが容易だった。 |
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=====出典===== |
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*[http://www.keiba.go.jp/furlong/2013/tokusyu/dw_data/130604.html NAR公式HP 第41回北海優駿] |
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==== ばんえい三冠 ==== |
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[[ばんえい大賞典]] (BG3)、[[ばんえい菊花賞]] (BG2)、[[ばんえいダービー]] (BG1) |
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*[[ホッカイドウ競馬]]3歳三冠<ref>[http://www.keiba.go.jp/furlong/2013/tokusyu/dw_data/130604.html NAR公式HP 第41回北海優駿]</ref> - [[北斗盃]] ([[競馬の競走格付け#地方競馬の各主催者が定める格付け|H2]])、[[北海優駿]] (H1)、[[王冠賞]] (H2) |
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[[ばんえい競走|ばんえい競馬]]の3歳馬による三冠競走。達成馬は[[ハクリュウ (競走馬)|ハクリュウ]](1975年)、[[マルトダンサー]](1980年)、[[ウンカイ]]([[1997年]])、[[ヨコハマボーイ]](2001年)の4頭。 |
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:[[サラブレッド]]系3歳馬による三冠競走。[[1980年]]成立。達成馬はトヨクラダイオー([[1981年]])、モミジイレブン([[1999年]])、ミヤマエンデバー([[2001年]])、[[クラキンコ]]([[2010年]])の4頭。このうちクラキンコは牝馬による達成。 |
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===== 出典 ===== |
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* [http://www.banei-keiba.or.jp/racemenu/jyusyouschedule.html ばんえい競馬公式サイト(2013年度重賞競走体系図)] |
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*[[ばんえい競走|ばんえい競馬]]3歳三冠<ref>[http://www.banei-keiba.or.jp/racemenu/jyusyouschedule.html ばんえい競馬公式サイト(2013年度重賞競走体系図)]</ref> - [[ばんえい大賞典]] (BG3)、[[ばんえい菊花賞]] (BG2)、[[ばんえいダービー]] (BG1) |
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==== 岩手3歳三冠 ==== |
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:達成馬は[[ハクリュウ (競走馬)|ハクリュウ]](1975年)、[[マルトダンサー]](1980年)、[[ウンカイ]]([[1997年]])、[[ヨコハマボーイ]](2001年)の4頭。 |
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[[ダイヤモンドカップ]]、[[不来方賞]]、[[ダービーグランプリ]] |
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*[[岩手県競馬組合|岩手競馬]]3歳三冠<ref>[http://www.iwatekeiba.or.jp/hp/data/r-sys/index10.html いわて競馬公式HP 2010年度 岩手競馬重賞特別競走体系]</ref> - [[ダイヤモンドカップ]]、[[不来方賞]]、[[ダービーグランプリ]] |
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[[岩手県競馬組合|岩手競馬]]の[[サラブレッド]]系3歳馬による三冠競走。達成馬はセイントセーリング(2007年)、[[ロックハンドスター]](2010年)の2頭。 |
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:[[サラブレッド]]系3歳馬による三冠競走。達成馬はセイントセーリング(2007年)、[[ロックハンドスター]](2010年)の2頭。 |
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:岩手競馬は近年競走体系をたびたび変更し、2000年からは距離別体系の導入で牝馬限定戦をのぞき7つの重賞競走(スプリント2つ、マイル2つ、クラシックディスタンス3つ)が組まれたことで三冠という概念はなくなった。 |
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:競走体系を見直した2007年からは主催者は上記の競走で正式に三冠制度を導入し、対象競走の優勝馬馬主に特別奨励金(ボーナス)が支給されることになった。 |
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:2007年 - [[2009年]]はダイヤモンドカップ・不来方賞に加えて従来11月に行われていた[[阿久利黒賞]]を5月に移行して三冠競走を形成していたが、2008年に休止したダービーグランプリを2010年に復活させ上記3競走を「三冠レース」として設定したため阿久利黒賞は対象競走から外れる形となった。なお、不来方賞は[[2004年]]から地方競馬全国交流競走であったがダービーグランプリが2010年から地方競馬全国交流競走として設定されたため、2010年からはダービーグランプリの岩手所属馬限定トライアル競走となった。 |
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*[[南関東公営競馬|南関東]]三冠<ref>[http://www.tokyocitykeiba.com/data/column/column_vol10/ 東京シティ競馬公式HP 南関東初の3冠馬ヒカルタカイ]</ref> - [[羽田盃]](南関東SI)、[[東京ダービー (競馬)|東京ダービー]](南関東SI)、[[ジャパンダートダービー]] (JpnI) |
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岩手競馬は近年競走体系をたびたび変更し、2000年からは距離別体系の導入で牝馬限定戦をのぞき7つの重賞競走(スプリント2つ、マイル2つ、クラシックディスタンス3つ)が組まれたことで三冠という概念はなくなった。 |
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:[[サラブレッド]]系3歳馬による三冠競走。[[1964年]]成立。3走とも[[大井競馬場]]で開催される競走である。 |
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競走体系を見直した2007年からは主催者は上記の競走で正式に三冠制度を導入し、対象競走の優勝馬馬主に特別奨励金(ボーナス)が支給されることになった。 |
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:[[1990年代]]後半から競走体系がたびたび変動している。 |
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:* [[1980年]] - [[1995年]] : 羽田盃(2000[[メートル]])→東京ダービー(2400メートル)→[[東京王冠賞]](2600メートル) |
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2007年 - [[2009年]]はダイヤモンドカップ・不来方賞に加えて従来11月に行われていた[[阿久利黒賞]]を5月に移行して三冠競走を形成していたが、2008年に休止したダービーグランプリを2010年に復活させ上記3競走を「三冠レース」として設定したため阿久利黒賞は対象競走から外れる形となった。なお、不来方賞は[[2004年]]から地方競馬全国交流競走であったがダービーグランプリが2010年から地方競馬全国交流競走として設定されたため、2010年からはダービーグランプリの岩手所属馬限定トライアル競走となった。 |
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=====出典===== |
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*[http://www.iwatekeiba.or.jp/hp/data/r-sys/index10.html いわて競馬公式HP 2010年度 岩手競馬重賞特別競走体系] |
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==== 南関東三冠 ==== |
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[[羽田盃]](南関東SI)、[[東京ダービー (競馬)|東京ダービー]](南関東SI)、[[ジャパンダートダービー]] (JpnI) |
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[[南関東公営競馬]]の[[サラブレッド]]系3歳馬による三冠競走。[[1964年]]成立。3走とも[[大井競馬場]]で開催される競走である。 |
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[[1990年代]]後半から競走体系がたびたび変動している。 |
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* [[1980年]] - [[1995年]] : 羽田盃(2000[[メートル]])→東京ダービー(2400メートル)→[[東京王冠賞]](2600メートル) |
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: 東京王冠賞は秋に開催するヨーロピアンスタイルであった。 |
: 東京王冠賞は秋に開催するヨーロピアンスタイルであった。 |
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* [[1996年]] - [[1998年]] : 羽田盃(1600メートル)→東京王冠賞(2000メートル)→東京ダービー(2400メートル) |
:* [[1996年]] - [[1998年]] : 羽田盃(1600メートル)→東京王冠賞(2000メートル)→東京ダービー(2400メートル) |
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: 東京王冠賞が春に移動し、三冠すべてを春に行うアメリカンスタイルとなった。あわせて羽田盃と東京王冠賞が距離短縮。 |
: 東京王冠賞が春に移動し、三冠すべてを春に行うアメリカンスタイルとなった。あわせて羽田盃と東京王冠賞が距離短縮。 |
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* [[1999年]] - [[2001年]] : 羽田盃(1600メートル)→東京王冠賞(1800メートル)→東京ダービー(2000メートル) |
:* [[1999年]] - [[2001年]] : 羽田盃(1600メートル)→東京王冠賞(1800メートル)→東京ダービー(2000メートル) |
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: [[ダートグレード競走]]の[[ジャパンダートダービー]](2000メートル)が東京ダービーのあとに新設される。さらに東京王冠賞と東京ダービーが距離短縮。 |
: [[ダートグレード競走]]の[[ジャパンダートダービー]](2000メートル)が東京ダービーのあとに新設される。さらに東京王冠賞と東京ダービーが距離短縮。 |
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* [[2002年]]以降 : 羽田盃(1800メートル<ref>2002年と2003年のみ、大井競馬場のスタンド改築の関係で1790メートルで行われた。</ref>)→東京ダービー(2000メートル)→ジャパンダートダービー(2000メートル) |
:* [[2002年]]以降 : 羽田盃(1800メートル<ref>2002年と2003年のみ、大井競馬場のスタンド改築の関係で1790メートルで行われた。</ref>)→東京ダービー(2000メートル)→ジャパンダートダービー(2000メートル) |
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: 東京王冠賞が廃止され、ジャパンダートダービーが南関東三冠に組み込まれた。羽田盃が東京王冠賞の距離を引き継ぐ形で距離延長。 |
: 東京王冠賞が廃止され、ジャパンダートダービーが南関東三冠に組み込まれた。羽田盃が東京王冠賞の距離を引き継ぐ形で距離延長。 |
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達成馬は[[ヒカルタカイ]]([[1967年]])、[[ゴールデンリボー]]([[1975年]])、[[ハツシバオー]]([[1978年]])、[[サンオーイ]]([[1983年]])、[[ハナキオー]]([[1986年]])、[[ロジータ]]([[1989年]]、唯一の牝馬による達成)、[[トーシンブリザード]](2001年)の7頭。トーシンブリザードはジャパンダートダービーも優勝しているため、[[四冠馬]]と呼ばれることもある。 |
:達成馬は[[ヒカルタカイ]]([[1967年]])、[[ゴールデンリボー]]([[1975年]])、[[ハツシバオー]]([[1978年]])、[[サンオーイ]]([[1983年]])、[[ハナキオー]]([[1986年]])、[[ロジータ]]([[1989年]]、唯一の牝馬による達成)、[[トーシンブリザード]](2001年)の7頭。トーシンブリザードはジャパンダートダービーも優勝しているため、[[四冠馬]]と呼ばれることもある。 |
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=====出典===== |
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*[http://www.tokyocitykeiba.com/data/column/column_vol10/ 東京シティ競馬公式HP 南関東初の3冠馬ヒカルタカイ] |
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==== 南関東牝馬三冠 ==== |
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[[桜花賞 (浦和競馬)|(浦和)桜花賞]](南関東SI)、[[東京プリンセス賞]](南関東SI)、[[関東オークス]](JpnII) |
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*南関東牝馬三冠<ref>[http://uma-furusato.com/i_search/detail_horse/_id_0000762859 競走馬のふるさと案内所公式HP チャームアスリープ]</ref><ref name="nar20060615">{{Cite web|date=2006-06-15|url=http://www.keiba.go.jp/topics/2006/0615.html|title=TOPICS 2006「チャームアスリープ(船橋)南関東牝馬3冠達成!」|language=日本語|publisher=[[地方競馬全国協会]]|accessdate=2012-09-30}}</ref> - [[桜花賞 (浦和競馬)|(浦和)桜花賞]](南関東SI)、[[東京プリンセス賞]](南関東SI)、[[関東オークス]](JpnII) |
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[[南関東公営競馬]]の[[サラブレッド]]系3歳牝馬による三冠競走。[[1987年]]に東京プリンセス賞の創設によって成立。牡馬クラシックと異なり[[浦和競馬場|浦和]]、大井、[[川崎競馬場|川崎]]を転戦する。 |
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:[[サラブレッド]]系3歳牝馬による三冠競走。[[1987年]]に東京プリンセス賞の創設によって成立。牡馬クラシックと異なり[[浦和競馬場|浦和]]、大井、[[川崎競馬場|川崎]]を転戦する。 |
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達成馬は2006年の[[チャームアスリープ]]<ref name="nar20060615" />1頭。 |
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:達成馬は2006年の[[チャームアスリープ]]<ref name="nar20060615" />1頭。 |
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:牡馬三冠と異なり、設立当初からアメリカンスタイルの短期連戦型となっている。 |
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*[[金沢競馬場]]三冠 - [[北日本新聞杯]]、[[MRO金賞]]、[[サラブレッド大賞典 (金沢競馬)|サラブレッド大賞典]] |
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牡馬三冠と異なり、設立当初からアメリカンスタイルの短期連戦型となっている。 |
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=====出典===== |
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*[http://uma-furusato.com/i_search/detail_horse/_id_0000762859 競走馬のふるさと案内所公式HP チャームアスリープ] |
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*<ref name="nar20060615">{{Cite web|date=2006-06-15|url=http://www.keiba.go.jp/topics/2006/0615.html|title=TOPICS 2006「チャームアスリープ(船橋)南関東牝馬3冠達成!」|language=日本語|publisher=[[地方競馬全国協会]]|accessdate=2012-09-30}}</ref> |
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:サラブレッド系3歳馬による三冠競走。[[1993年]]成立。2004年まではMRO金賞のかわりに[[サラブレッドチャレンジカップ]]であった。 |
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==== 金沢三冠 ==== |
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:達成馬は1996年のプライムキング、2008年のノーブルシーズの2頭。 |
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[[北日本新聞杯]]、[[MRO金賞]]、[[サラブレッド大賞典 (金沢競馬)|サラブレッド大賞典]] |
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*東海三冠 - [[駿蹄賞]](愛知)、[[東海ダービー]](愛知 一時期、ダートグレードGIII競走として[[名古屋優駿]]と名称を変えていた)、[[岐阜金賞]](笠松) |
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[[金沢競馬場]]のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。[[1993年]]成立。2004年まではMRO金賞のかわりに[[サラブレッドチャレンジカップ]]であった。 |
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:達成馬は1996年以降いないものの、参考までに1995年以前に上記3つを制した馬はイズミダッパー(1980年)、ゴールドレット(1982年)、サブリナチェリー(1993年)の3頭。ほか、サンリナール(1989年)が駿蹄賞、東海ダービー、岐阜王冠賞を、マックスブレイン(1991年)が東海ダービー、岐阜王冠賞、岐阜金賞をそれぞれ制している。 |
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達成馬は1996年のプライムキング、2008年のノーブルシーズの2頭。 |
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=====出典===== |
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:[[名古屋競馬場]]、[[笠松競馬場]]のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。1996年成立。東海地区は重賞競走の乱立および改廃が多く、三冠と称しにくいきらいがある。同地区独自のローカルグレード (SPI、SPII、SPIII) が存在しSPI(スーパープレステージワン)に{{独自研究範囲|格付け、伝統を考慮すると上記3競走が三冠と言える|date=2012年9月}}。なお、SPIとしては[[笠松競馬場]]で岐阜王冠賞、東海チャンピオンシップという重賞競走が過去に行われていた。 |
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*兵庫三冠<ref>[http://www.keiba.go.jp/topics/2007/0202.html NAR公式HP 兵庫3冠馬ロードバクシンの引退式を実施]</ref> - [[菊水賞]]、[[兵庫チャンピオンシップ]] (JpnII)、[[兵庫ダービー|兵庫(園田)ダービー]] |
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==== 東海三冠 ==== |
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[[駿蹄賞]](愛知)、[[東海ダービー]](愛知 一時期、ダートグレードGIII競走として[[名古屋優駿]]と名称を変えていた)、[[岐阜金賞]](笠松) |
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:[[兵庫県]]([[園田競馬場]]、[[姫路競馬場]])のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。2000年成立。2000年のみ兵庫チャンピオンシップの代わりに[[六甲盃]]であったが、兵庫チャンピオンシップも行われたので事実上の四冠競走であった。 |
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達成馬は1996年以降いないものの、参考までに1995年以前に上記3つを制した馬はイズミダッパー(1980年)、ゴールドレット(1982年)、サブリナチェリー(1993年)の3頭。ほか、サンリナール(1989年)が駿蹄賞、東海ダービー、岐阜王冠賞を、マックスブレイン(1991年)が東海ダービー、岐阜王冠賞、岐阜金賞をそれぞれ制している。 |
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:達成馬は2001年の[[ロードバクシン]]1頭。 |
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=====出典===== |
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[[名古屋競馬場]]、[[笠松競馬場]]のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。1996年成立。東海地区は重賞競走の乱立および改廃が多く、三冠と称しにくいきらいがある。同地区独自のローカルグレード (SPI、SPII、SPIII) が存在しSPI(スーパープレステージワン)に{{独自研究範囲|格付け、伝統を考慮すると上記3競走が三冠と言える|date=2012年9月}}。なお、SPIとしては[[笠松競馬場]]で岐阜王冠賞、東海チャンピオンシップという重賞競走が過去に行われていた。 |
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*[[高知競馬場|高知]]三冠<ref>暫定出典[http://blog.oddspark.com/akami/2009/10/post_571.html オッズ・パーク内 高崎競馬の元騎手のブログ 高知3冠馬!!!]</ref> - [[黒潮皐月賞]]、[[高知優駿]](黒潮ダービー)、[[黒潮菊花賞]] |
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==== 兵庫三冠 ==== |
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[[菊水賞]]、[[兵庫チャンピオンシップ]] (JpnII)、[[兵庫ダービー|兵庫(園田)ダービー]] |
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:サラブレッド系3歳馬による三冠競走。1997年成立。 |
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:達成馬はカイヨウジパング(1998年)、オオギリセイコー(2000年)、グランシング(2009年)の3頭。 |
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===2歳馬の「三冠」=== |
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達成馬は2001年の[[ロードバクシン]]1頭。 |
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=====出典===== |
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*[http://www.keiba.go.jp/topics/2007/0202.html NAR公式HP 兵庫3冠馬ロードバクシンの引退式を実施] |
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==== 高知三冠 ==== |
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[[黒潮皐月賞]]、[[高知優駿]](黒潮ダービー)、[[黒潮菊花賞]] |
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[[高知競馬場]]のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。1997年成立。 |
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達成馬はカイヨウジパング(1998年)、オオギリセイコー(2000年)、グランシング(2009年)の3頭。 |
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=====出典===== |
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*暫定出典[http://blog.oddspark.com/akami/2009/10/post_571.html オッズ・パーク内 高崎競馬の元騎手のブログ 高知3冠馬!!!] |
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===2歳馬の「三冠」=== |
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===その他の「三冠」=== |
===その他の「三冠」=== |
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2013年11月30日 (土) 04:50時点における版
この記事はただいま大幅な改稿を行っています。 申し訳ございませんが編集の競合を避けるため、4日ほど編集を控えてくださるとありがたく存じます。ご迷惑をおかけしますが、ご協力お願いいたします。 このメッセージは2013年11月28日 (木) 06:01 (UTC)に貼られました。設定期限もしくは貼付後72時間経っても工事が完了していない場合は、このテンプレートを除去しても構いません。 |
競馬における三冠(さんかん、Triple Crown)とは競馬の競走のうち特定の3競走を指す。一般に、1シーズンの間にこの3競走すべてに優勝した馬を三冠馬と呼ぶ。
概要
もとは、イギリスの3歳馬のための競走である2000ギニー、ダービーステークス、セントレジャーステークスの3戦を全て制したものを三冠(Triple Crown)と言った。
のちに各国でイギリスの三冠戦に相当する競走をそれぞれの国で「三冠(Triple Crown)」と称するようになった。これにより、狭義の「三冠・三冠馬」は、こうしたクラシック競走3戦すべてを勝ったものを指す。
ここから派生し、「特定の3競走を同一シーズン内に全て勝ったもの」にも「(特定の)三冠」という用法が広まった(広義の三冠)。
「三冠」概念の興り
この概念が登場したのは、19世紀半ばのイギリスと考えられている。イギリスでは、2000ギニー(1809年創設)、ダービーステークス(1780年創設)、セントレジャーステークス(1776年創設)の3競走が3歳馬にとって特に重要な競走と考えられてきた。これらはそれぞれ全く別個に創設、発展してきたものだが、19世紀には、3歳の一流馬は年間を通してこの3競走を目標とするようになった。
初めてこの3競走全てを制したのは1853年のウェストオーストラリアンだが、当時はまだ「三冠(Triple Crown)」という語は用いられていない。その後、有力馬がこの3競走に出走するのが一般的となり、「三冠」と言われるようになったと考えられている。
他国での「三冠」概念の興り
アメリカでは、実際に初めて三冠(Triple Crown)という語が用いられたのは、1930年にアメリカでギャラントフォックスが三冠を達成した年で、デイリーレーシングフォーム誌のコラムニスト、チャールズ・ハットン(Charles Hatton)が記事中に用いたのが、はっきりと判っている最初の例とされている[1]。
フランスでは3歳馬のための伝統的な主要戦として、プール・デッセ・デ・プーラン、リュパン賞、ジョッケクルブ賞、パリ大賞典、ロワイヤルオーク賞という5つの大競走が組まれていた。これらのうちプールデッセプーランを2000ギニーに、ジョッケクルブ賞をダービーに、ロワイヤルオーク賞をセントレジャーに見立てて、この3戦を「フランス三冠(Triple Crown)」と称する場合もあるが、イギリスの3戦とは様相が大きく異なるため、実際にこの3戦だけが特別視されたり、3戦を制することが目標になるということはほとんどない[2]。
派生した用法
これとは別に、特定の範囲で重要な2戦をまとめて「二大(the Double)」などと称する習慣があった。たとえば1839年に創設されたケンブリッジシャーハンデキャップとロシア皇太子ハンデキャップの2競走は、「秋の二大競走(the Autumn Double)」と称されていた。
さらに、イギリスの代表的な古馬戦のゴールドカップ、グッドウッドカップ、ドンカスターカップの3つのカップ戦を「長距離三冠(Stayers' Triple Crown)」と呼ぶようになった[3]。
こうした用法はさまざまに拡大し、「特定の3つの代表的な競走を1シーズンで制する」ものにも「三冠(Triple Crown)」の呼称が使われるようになった。今では、いわゆる「クラシック三冠」以外にも、特定の地区の大レースを制したもの、特定の条件の3競走を制したものなどにも「三冠」という語が使われることがある(広義の「三冠」)。
なお、上記の「長距離三冠」は古馬の競走であるため、年をまたいで何度も出走することが可能である。一般的には、異なる年にそれぞれの競走に勝って3競走を制しても「三冠」と称されることはない。ただし、中には、特定の年齢の時しか出走できないような競走を3つ制することで成立するような「三冠」もある。
たとえば旧ソ連では、2歳馬の最大の競走「МИカリーニン記念」、3歳馬の最大の競走「ソビエト・ダービー(ボリショイ・フシエソユツニー賞)」、古馬の最大の競走「ソビエト社会主義共和国賞」を全て勝つと「三冠」と言われる[4]。
「三冠」と言われるものには、この語の起源である2000ギニー、ダービー、セントレジャーのように、自然発生的にうまれた概念が定着したもの、最初から「三冠」戦となるように意図して用意されたもの、主催者が興行的な目的で「三冠」を称するもの、実際に「三冠」を達成することで何らかの特別な賞金等が得られるもの、単にいくつかの主要レースをひとまとめにしたものなど、様々なものがある。
「三冠」を表す語
「三冠」を表す英語は「(the)Triple Crown」であり、「three crowns」ではない。これは、競馬の発祥国であるイギリスのグレートブリテン王国の形態が、ひとつの玉座(王冠)の下に複数の王国が束ねられていることと同じである。
牝馬限定のクラシック競走3戦の総称として「トリプルティアラ(Triple Tiara)」と言う場合もある。
「三冠」と「3つの冠」
上述のように、一般的には、特定の3競走を制したものを特別に「三冠」と呼ぶ。三冠のうち2つを制したものを「二冠」と呼ぶ場合もある。
しかし、たとえば「イギリスクラシック三冠」の二冠と、「イギリス長距離三冠」の一冠を制したことで、あわせて「三冠」とは呼ばない。
ただしこれには反するが、用例としては、複数の大レースを勝ったことを「冠」で表現することはある。
日本の「五冠」「七冠」
日本では、シンザンが1964年に史上2頭目の日本三冠馬となった。シンザンはその後、有馬記念と天皇賞を制したことから、「五冠馬」と呼ばれるようになった。
これに習い、1984年に三冠を達成し、その後に有馬記念、宝塚記念、天皇賞、ジャパンカップを勝ったシンボリルドルフは「七冠馬」と呼ばれるようになった。
しかし、たとえば三冠戦のうち二冠(皐月賞と菊花賞)を制し、さらに有馬記念を勝ったとしても、普通はこれを「三冠」とは表現しない。
ただし、クリフジのように、牡馬と牝馬のクラシック競走5戦のうち3つを制したもの、4つを制したものを「変則三冠・変則四冠」と呼ぶ例はある。近年は、クラシック競走ではないNHKマイルカップを含めて「変則二冠」と称する場合もある。
日本の「三冠」
日本には、中央競馬(JRA)と地方競馬(各地方の主催者が開催)が併存し、それぞれ独自の競走体系を持っている。
3歳三冠
本節ではそれぞれの3歳馬の三冠競走について概説する。
- JRA3歳クラシック三冠[5] - 皐月賞、 東京優駿(日本ダービー)、 菊花賞
- 1970年から1975年はビクトリアカップ、1976年から1995年まではエリザベス女王杯が最終戦の役割を担っていた。また、1952年までは優駿牝馬は秋に開催されていたので、春は桜花賞、東京優駿、秋は優駿牝馬に出走することが容易だった。
- サラブレッド系3歳馬による三冠競走。1980年成立。達成馬はトヨクラダイオー(1981年)、モミジイレブン(1999年)、ミヤマエンデバー(2001年)、クラキンコ(2010年)の4頭。このうちクラキンコは牝馬による達成。
- サラブレッド系3歳馬による三冠競走。達成馬はセイントセーリング(2007年)、ロックハンドスター(2010年)の2頭。
- 岩手競馬は近年競走体系をたびたび変更し、2000年からは距離別体系の導入で牝馬限定戦をのぞき7つの重賞競走(スプリント2つ、マイル2つ、クラシックディスタンス3つ)が組まれたことで三冠という概念はなくなった。
- 競走体系を見直した2007年からは主催者は上記の競走で正式に三冠制度を導入し、対象競走の優勝馬馬主に特別奨励金(ボーナス)が支給されることになった。
- 2007年 - 2009年はダイヤモンドカップ・不来方賞に加えて従来11月に行われていた阿久利黒賞を5月に移行して三冠競走を形成していたが、2008年に休止したダービーグランプリを2010年に復活させ上記3競走を「三冠レース」として設定したため阿久利黒賞は対象競走から外れる形となった。なお、不来方賞は2004年から地方競馬全国交流競走であったがダービーグランプリが2010年から地方競馬全国交流競走として設定されたため、2010年からはダービーグランプリの岩手所属馬限定トライアル競走となった。
- 南関東三冠[10] - 羽田盃(南関東SI)、東京ダービー(南関東SI)、ジャパンダートダービー (JpnI)
- サラブレッド系3歳馬による三冠競走。1964年成立。3走とも大井競馬場で開催される競走である。
- 1990年代後半から競走体系がたびたび変動している。
- 東京王冠賞は秋に開催するヨーロピアンスタイルであった。
- 東京王冠賞が春に移動し、三冠すべてを春に行うアメリカンスタイルとなった。あわせて羽田盃と東京王冠賞が距離短縮。
- ダートグレード競走のジャパンダートダービー(2000メートル)が東京ダービーのあとに新設される。さらに東京王冠賞と東京ダービーが距離短縮。
- 東京王冠賞が廃止され、ジャパンダートダービーが南関東三冠に組み込まれた。羽田盃が東京王冠賞の距離を引き継ぐ形で距離延長。
- 達成馬はヒカルタカイ(1967年)、ゴールデンリボー(1975年)、ハツシバオー(1978年)、サンオーイ(1983年)、ハナキオー(1986年)、ロジータ(1989年、唯一の牝馬による達成)、トーシンブリザード(2001年)の7頭。トーシンブリザードはジャパンダートダービーも優勝しているため、四冠馬と呼ばれることもある。
- サラブレッド系3歳牝馬による三冠競走。1987年に東京プリンセス賞の創設によって成立。牡馬クラシックと異なり浦和、大井、川崎を転戦する。
- 達成馬は2006年のチャームアスリープ[13]1頭。
- 牡馬三冠と異なり、設立当初からアメリカンスタイルの短期連戦型となっている。
- サラブレッド系3歳馬による三冠競走。1993年成立。2004年まではMRO金賞のかわりにサラブレッドチャレンジカップであった。
- 達成馬は1996年のプライムキング、2008年のノーブルシーズの2頭。
- 達成馬は1996年以降いないものの、参考までに1995年以前に上記3つを制した馬はイズミダッパー(1980年)、ゴールドレット(1982年)、サブリナチェリー(1993年)の3頭。ほか、サンリナール(1989年)が駿蹄賞、東海ダービー、岐阜王冠賞を、マックスブレイン(1991年)が東海ダービー、岐阜王冠賞、岐阜金賞をそれぞれ制している。
- 名古屋競馬場、笠松競馬場のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。1996年成立。東海地区は重賞競走の乱立および改廃が多く、三冠と称しにくいきらいがある。同地区独自のローカルグレード (SPI、SPII、SPIII) が存在しSPI(スーパープレステージワン)に格付け、伝統を考慮すると上記3競走が三冠と言える[独自研究?]。なお、SPIとしては笠松競馬場で岐阜王冠賞、東海チャンピオンシップという重賞競走が過去に行われていた。
- 兵庫三冠[14] - 菊水賞、兵庫チャンピオンシップ (JpnII)、兵庫(園田)ダービー
- 兵庫県(園田競馬場、姫路競馬場)のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。2000年成立。2000年のみ兵庫チャンピオンシップの代わりに六甲盃であったが、兵庫チャンピオンシップも行われたので事実上の四冠競走であった。
- 達成馬は2001年のロードバクシン1頭。
- サラブレッド系3歳馬による三冠競走。1997年成立。
- 達成馬はカイヨウジパング(1998年)、オオギリセイコー(2000年)、グランシング(2009年)の3頭。
2歳馬の「三冠」
その他の「三冠」
その他の三冠
日本
JRA秋古馬三冠
秋の10 - 12月の関東各開催の最終日に行われる3歳以上の牡馬・牝馬が出走できる3つの主要GIを同一年に制することをいう。中央競馬を主催する日本中央競馬会 (JRA) はこの三冠に正式な呼称を設けていないが、JRAの子会社が運営する競馬情報サービスJRA-VANでは「秋古馬三冠路線」と称している。達成馬はテイエムオペラオー(2000年)、ゼンノロブロイ(2004年)。
2000年からこの3つの競走を同一年に制した場合に、褒賞金が1億円贈られるようになった。現在は内国産馬2億円、外国産馬1億円に増額されており秋古馬三冠を達成したテイエムオペラオー、ゼンノロブロイはこの褒賞金を獲得している。
出典
秋ダート三冠
秋に行われる3歳以上が出走できる3つの主要中距離ダート競走をすべて制覇することを秋ダート三冠という。JBCクラシックは地方競馬場の持ち回り開催、ジャパンカップダートは2008年から阪神競馬場での開催、東京大賞典は大井競馬場での開催である。
出典
2007年にヴァーミリアンが初めてこの3競走を制覇したことから、新聞などでこの呼称が用いられた[要出典]。正式な呼称ではないため同一年での制覇でなくとも用いられる場合があるかもしれないが、実際にこの3競走をすべて制覇しているのはヴァーミリアンのみである。
北海道2歳三冠
- 栄冠賞 (H2)
- ブリーダーズゴールドジュニアカップ (H1)
- 北海道2歳優駿 (JpnIII)
ホッカイドウ競馬のサラブレッド系2歳馬による三冠競走。2007年成立。達成馬なし。
出典
ばんえい2歳三冠
- ナナカマド賞 (BG2)
- ヤングチャンピオンシップ (BG3)
- イレネー記念 (BG1)
「新馬三冠」ともいう[16]。ばんえい競馬は4月から3月までを1つの年度としており、イレネー記念は3月に施行され「明け3歳馬」による競走となる。
出典
岩手2歳三冠
達成馬はワタリシンセイキ(2008年)とベストマイヒーロー(2010年)の2頭。ワタリシンセイキはこの活躍が認められ、2歳馬ながら岩手競馬年度代表馬に選出された。
出典
岩手古馬三冠
2008年度より3歳と古馬の三冠指定競走が設定され、達成すると主催者より馬主に対して奨励金(ボーナス)300万円が与えられる(3歳三冠についても達成すると与えられる)。なお、古馬三冠については2007年に同年年度代表馬テンショウボスが達成している。ただし、岩手古馬三冠指定競走が設定される前の2007年と2008年ではシアンモア記念の代わりに北上川大賞典であった。
出典
現在、使われなくなった三冠
3歳ダート三冠
1996年、ジャパンブリーダーズカップ協会により上記3競走をすべて勝った競走馬の馬主、調教師、生産者、父馬(種牡馬)の所有者を対象とする総額2000万円の「三冠ボーナス」が制定された[17]。
1999年、7月中旬に統一GIジャパンダートダービーが新設され、それにともないスーパーダートダービーは南関東のローカル重賞に格下げされ名称もスーパーチャンピオンシップとなった。2001年からはユニコーンステークスも三冠の1つ目ではなく、ジャパンダートダービーのステップ競走となっている。2013年現在この「3歳ダート三冠」という総称は使われておらず、2005年にカネヒキリがユニコーンステークス、ジャパンダートダービー、ダービーグランプリをすべて制したが三冠馬と呼ばれることは少ない。
短距離三冠
グレード制が導入された1984年から導入。同年にハッピープログレスが達成。スプリンターズステークスの開催時期変更にともない廃止。
地方交流三冠
1991年以降、上記3競走をすべて勝った競走馬には、ジャパンブリーダーズカップ協会から1億円のボーナスが贈られる[18]ことになっていたが達成馬なし。
小倉三冠
小倉競馬場で施行される古馬による平地競走の重賞[19]。呼称のみであり、達成ボーナスなどは制定されていない。アトラス[19](北九州記念1967年、小倉大賞典1968年、小倉記念1969年)、ロッコーイチ[19](北九州記念1974年、小倉記念・小倉大賞典1975年)、ミヤジマレンゴ[19](北九州記念・小倉記念1976年、小倉大賞典1978年)、メイショウカイドウ[19](小倉記念2004年・2005年、小倉大賞典・北九州記念2005年)が達成した。
アトラスは当時小倉競馬場で行われていた重賞をすべて優勝している。また、メイショウカイドウは2005年に同一年制覇を成し遂げている[19]。中央競馬の場内放送でも、小倉競馬場で誘導馬となったメイショウカイドウが登場した際に「小倉三冠馬」と紹介した。
2006年、北九州記念の施行距離がそれまでの1800メートルから1200メートルに大きく短縮されたことにより「小倉三冠」の呼称は使われなくなった。
ばんえい牝馬三冠
- 黒ユリ賞 (BG3)
- ばんえいプリンセス賞 (BG3)
- ばんえいオークス (BG1)
ばんえい競馬の3歳牝馬による三冠競走。2007年度成立。2010年廃止。達成馬はニシキエース(2008年)の1頭。
北海道アラブ三冠
ホッカイドウ競馬のアラブ系3歳馬による三冠競走。1980年成立。1996年廃止。
達成馬はバンガードライデン(騸馬 1983年)[20]、ミヤコスイセイ(1994年)[20]の2頭。
岩手アラブ三冠
- ビクトリーカップ
- 北日本アラブ優駿
- 日高賞
岩手競馬のアラブ系3歳馬による三冠競走。一般的にはほとんど三冠と称されることはない。1984年成立。1999年廃止。
達成馬はテットテンプー(1984年)、ワダリンホー(1985年)、ジョセツローゼン(1995年)の3頭。
上山三冠
- さつき賞(旧競走名:上山王冠賞→日本海賞)
- こまくさ賞(上山ダービー)
- すみれ賞(旧競走名:紅葉賞)
上山競馬のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。こまくさ賞は定量戦ではなく、賞金ハンデ戦だった。1992年成立したが、達成馬が現れないまま、2002年廃止。岩手・山形・新潟持ち回りで開催されていた東北優駿については上山三冠に含まない。上山競馬が廃止された2003年はさつき賞・こまくさ賞だけ実施された。
上山アラブ三冠
- スズラン賞(旧競走名:さくらんぼ賞)
- ひまわり賞(旧競走名:上山アラブ王冠)
- コスモス賞(旧競走名:菊花賞)
上山競馬のアラブ系3歳馬による三冠競走。達成馬はカウンターアタック(1994年)の1頭のみ。1978年成立。1997年廃止。上山競馬が廃止される前年2002年までに全廃された。
北関東三冠
北関東地区(宇都宮競馬場、足利競馬場、高崎競馬場)のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。2000年成立。2004年廃止。
達成馬はフジエスミリオーネ(宇都宮)1頭。
1999年までは栃木県(宇都宮、足利)と群馬県(高崎)は別立てで
- 栃木 - しもつけ皐月賞、とちぎダービー、しもつけ菊花賞
- 高崎 - 高崎皐月賞、高崎ダービー、北関東菊花賞
と、独自の三冠路線を敷いていた。統一以前には栃木でサラノオー(1981年)、カネユタカオー(1991年)、ベラミロード(牝馬 1999年)の3頭が達成した。
北関東アラブ三冠
- 華厳賞(宇都宮)
- とちぎアラブ王冠(宇都宮)
- 北関東アラブチャンピオン(高崎)
北関東地区(宇都宮競馬場、足利競馬場、高崎競馬場)のアラブ系3歳馬による三冠競走。かつては重賞競走として高崎競馬場でアラブ4歳チャンピオン、足利競馬場で朝顔賞も行われていたが1993年で廃止され三冠が成立。だが三冠と称されることはなく、三冠馬も皆無。1998年から華厳賞が格下げされたため成立した期間はわずかだった。1995年成立。1997年廃止。
南関東アラブ三冠
南関東公営競馬のアラブ系3歳馬による三冠競走。1956年成立。サラブレッド牡馬の南関東三冠と同様、すべて大井競馬場で開催される競走であった。
南関東地区所属のアラブ系競走馬の減少にともない1993年に千鳥賞、アラブ王冠賞が廃止。ここに三冠としての競走体系が消滅した。1996年には大井競馬場のアラブ系単独の競走そのものが廃止となり、この年をもって残るアラブダービーも廃止となった。
達成馬はタカラガワ(1960年)、セカンドホーリ(1969年)、ホクトライデン(1975年)、ガバナースカレー(牝馬 1978年)、ケイワイホマレ(1982年)、ゴールデンビクター(1985年)、タイヨウペガサス(1986年)、オタルホーマー(1988年)、トチノミネフジ(1993年)の8頭が達成した。
東海アラブ三冠
- 帝冠賞(愛知)
- アラブ王冠(愛知)
- アラブダービー(岐阜)
名古屋競馬場、笠松競馬場のアラブ系3歳馬による三冠競走。1995年成立。2003年廃止。東海地区の三冠定義、ローカルグレードについては上記の東海三冠を参照。1994年までは笠松競馬場で岐阜銀賞が行われていた。達成馬はいないが、参考までに1994年以前、上記3つを制した馬としてはカヅミネオン(1989年)、スズノキャスター(1991年)の2頭。
兵庫アラブ三冠
兵庫県(園田競馬場、姫路競馬場)のアラブ系3歳馬による三冠競走は1999年まで菊水賞・楠賞全日本アラブ優駿・六甲盃、2000年から2001年までフクパーク記念・楠賞全日本アラブ優駿・姫山菊花賞の3競走で行われたが、2001年廃止。菊水賞はサラブレッドの三冠競走に転換されている。
達成馬はアサヒマロット(1970年)、ケイエスヨシゼン(1996年)の2頭。
福山アラブ三冠
福山での本格的なサラブレッド系競走馬の導入、またアラブ系競走馬の減少もあり、2007年に福山ダービーと鞆の浦賞がサラ系競走へ転換されたために三冠としての競走体系が消滅、残されたアラブ王冠も2008年に競走名を福山王冠と改めたうえでサラ系競走へ転換された。
達成馬はテルステイツ(1980年)、ウインホープ(1981年)、マグニカチドキ(1983年)、サワトヨキング(1984年)、ローゼンホーマ(1986年)、ハイセンプー(1991年)、ユノワンサイド(2001年)の7頭。
福山三冠
福山競馬場のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。2008年成立。それまでに行われたアラブ系3歳馬の三冠競走から2008年に完全にサラブレッド系3歳馬の三冠競走に転換したが、競走体系はそのままで、アラブ王冠の名称が福山王冠に変更されただけである。
達成馬なし。2013年3月で福山競馬が廃止。
高知アラブ三冠
- マンペイ記念
- 南国優駿(アラブダービー)
- 荒鷲賞
高知競馬場のアラブ系3歳馬による三冠競走。1997年成立。2004年廃止。達成馬なし。
九州三冠
九州地区のサラブレッド系3歳馬による三冠競走。2001年成立。2011年、荒尾競馬場の廃止にともない荒尾ダービーが廃止となり、かわりに飛燕賞が一冠目となる。
達成馬は2002年のカシノオウサマ1頭。
パート1国
イギリス
- クラシック三冠 - 2000ギニー、ダービー、セントレジャーステークス
- 詳細は「イギリスクラシック三冠」を参照
- 詳細は「イギリスクラシック三冠」を参照
- 長距離三冠 - アスコットゴールドカップ、グッドウッドカップ、ドンカスターカップ
- 達成馬はIsonomy(1879年)、Alycidon(1949年)、Souepi(1953年)、Le Moss(1979年・1980年)、Longboat(1986年)、Double Trigger(1995年)。
- 古馬による三冠競走である。この3競走はどれも200年近い歴史を持ち、古くは非常に重要で価値の高い競走だった。
- BHBサマー三冠(2003年制定、現在廃止) - コロネーションカップ・オークス・ダービー・プリンスオブウェールズステークス、エクリプスステークス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス
- 英国競馬公社 (BHB) の主催で施行されていた、夏季に行われる主要競走で形成された「三冠」である。
- 一冠目はコロネーションカップ・オークス・ダービー・プリンスオブウェールズステークスのいずれかを勝てばよい。三冠達成報酬は100万ポンド。
- さらにBHBサマー三冠達成馬が同年のインターナショナルステークスに優勝するとBHBグランドスラムとなり、ボーナス500万ポンドが支払われることになっていた。
- 2003年の制定後の達成馬はなく、現在は廃止されている。
- スプリント三冠 - ジュライカップ、ナンソープステークス、スプリントカップ
- マイル三冠 - ロッキンジステークス、サセックスステークス、クイーンエリザベス2世ステークス
アイルランド
- クラシック三冠 - アイリッシュ2000ギニー、アイリッシュダービー、アイリッシュセントレジャー
- 牝馬クラシック三冠 -アイリッシュ1000ギニー、アイリッシュオークス、アイリッシュセントレジャー
- 現在はほとんど機能していない。1926年の制定以来、達成馬なし。
フランス
- 達成馬はStuart(1888年)、Ajax(1904年)、Hotweed(1929年)、Mieuxce(1936年)、Clairvoyant(1937年)、Le Pacha(1941年)、Charlottesville(1960年)。2005年にリュパン賞が廃止され、この体系は消滅した。
- 牝馬三冠 - プール・デッセ・デ・プーリッシュ、ディアヌ賞、ヴェルメイユ賞
- 達成馬はSemendria(1900年)、La Camargo(1901年)、Pearl Cap(1931年)、Nikellora(1945年)、Corteira(1948年)、Allez France(1973年)、Zarkava(2008年)。なおヴェルメイユ賞は2004年から4歳牝馬に、2006年からは5歳以上の牝馬にも開放された。
- 2歳三冠 - モルニ賞、ジャン・リュック・ラガルデール賞、クリテリウム・アンテルナシオナル
ヨーロッパ
- 近代三冠 - ダービー、アイリッシュダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス
- Generous(1991年)が上記3競走を制した際、Racing Post紙がその偉業を讃え命名したもの。同馬以降ではGalileo(2001年)も達成している。後述の「ヨーロッパ三冠」という言葉は、これにヒントを得たものである。
- ヨーロッパ三冠 - ダービー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、凱旋門賞
- 達成馬はMill Reef(1971年)、Lammtarra(1995年)の2頭。
- なお「ヨーロッパ三冠」という言葉は日本人による命名であり、当地には「ヨーロッパ三冠」という言葉は存在しないが、この三つのレースが特に格の高いレースであることは間違いない。
- オークス三冠 - オークス、アイリッシュオークス、ヨークシャーオークス
- 英愛オークス三冠とも。ヨークシャーオークスは古馬混合競走である。達成馬はFair Salinia(1978年)、Diminuendo(1988年)、User Friendly(1992年)、Ramruma(1999年)、Alexandrova(2006年)の5頭。
- 3歳牡馬マイル三冠 - 2000ギニーまたはプール・デッセ・デ・プーラン、アイリッシュ2000ギニー、セントジェームズパレスステークス
- 一冠目は2000ギニーかプール・デッセ・デ・プーランのいずれかを勝てばよい。達成馬はRock of Gibraltar(2002年)、Henrythenavigator(2008年)の2頭。いずれも2000ギニーを勝利して三冠を達成している。
- 3歳牝馬マイル三冠 - 1000ギニーまたはプール・デッセ・デ・プーリッシュ、アイリッシュ1000ギニー、コロネーションステークス
- 一冠目は1000ギニーかプール・デッセ・デ・プーリッシュのいずれかを勝てばよい。達成馬はAttraction(2004年)1頭で1000ギニーを勝利して三冠を達成している。
イタリア
- 達成馬はNiccolo dell'Arca(1941年)、Gladiolo(1946年)、Botticelli(1954年)。セントレジャーイタリアーノが準重賞に降格し三冠も廃止。
- 牝馬三冠 - レジーナエレナ賞、オークスイタリアーノ、セントレジャーイタリアーノ
- セントレジャーイタリアーノが準重賞に降格し三冠も廃止。
ドイツ
- 三冠 - メールミュルヘンスレネン(ドイツ2000ギニー)、ドイチェスダービー、ドイチェスセントレジャー
- 達成馬はKönigsstuhl(1979年)。現在ではドイチェスセントレジャー(2005年にG3降格、2007年に古馬開放)に出走する有力馬が少なく、ほとんど機能していない。
- 牝馬三冠 - ヘンケルレネン(ドイツ1000ギニー)、ディアナ賞、ドイチェスセントレジャー
アメリカ
- クラシック三冠 - ケンタッキーダービー、プリークネスステークス、ベルモントステークス
- 達成馬はSir Barton(1919年)、Gallant Fox(1930年)、Omaha(1935年)、War Admiral(1937年)、Whirlaway(1941年)、Count Fleet(1943年)、Assault(1946年)、Citation(1948年)、Secretariat(1973年)、Seattle Slew(1977年)、Affirmed(1978年)の11頭である。
- アメリカ三冠の最大の特徴はケンタッキーダービーからプリークネスステークスまで中1週、プリークネスステークスからベルモントステークスまで中2週とわずか5週間で終わってしまうキャンペーンの短さにある。短期間に3競走を使うことによるコンディション維持の難しさから勢いで二冠を達成する馬は比較的多いものの三冠まで届くのは困難を極め、二冠を達成できなかったケンタッキーダービー優勝馬がベルモントステークスを回避することも少なくない。
- 近年も二冠を達成して三冠に挑戦する馬は多いがことごとく失敗し、1978年以降アメリカ三冠馬は誕生していない。イギリスのクラシック三冠馬も近年は誕生していないがイギリスのクラシックは三冠体系自体が形骸化しているのに対してアメリカ三冠はそのようなことはなく、常に有力馬が顔をそろえている。
- 詳細は「アメリカクラシック三冠」を参照
- ニューヨーク牝馬三冠 - エイコーンステークス、コーチングクラブアメリカンオークス(CCAオークス)、アラバマステークス
- 牡馬三冠の「トリプルクラウン」にちなみ、こちらはトリプルティアラ (Triple Tiara) とも呼ばれる。すべてニューヨーク州の競馬場で施行される競走であるため「ニューヨーク牝馬三冠」と呼ばれるが、同国を代表する牝馬三冠戦として「アメリカ牝馬三冠」の呼称が使われる場合もある。
- 達成馬はDark Mirage(1968年)、Shuvee(1969年)、Chris Evert(1974年)、Ruffian(1975年)、Davona Dale(1979年)、Mom's Command(1985年)、Open Mind(1989年)、Sky Beauty(1993年)の8頭。
- 2002年まではすべてベルモントパーク競馬場で施行されるエイコーンステークス、マザーグースステークス、CCAオークスの3競走で構成されており上記の三冠達成はすべてこの期間になされたものである。
- 2003年に主催元であるニューヨーク競馬協会によって三冠体系が改定され、エイコーンステークスの代わりにサラトガ競馬場のアラバマステークスが新たに加わりマザーグースステークスを第1戦、コーチングクラブアメリカンオークスを第2戦、アラバマステークスで第3戦と制定されていた。当時達成馬には200万ドルのボーナスが用意されていたが改定後に達成した馬はなく2005年にボーナスは打ち切られ、2007年からはレース構成も2002年までのものに戻された。期間外に上記の3競走すべてに優勝した馬はShuvee(1969年)、Mom's Command(1985年)、Open Mind(1989年)、Sky Beauty(1993年)がいる。
- 2010年からはマザーグースステークスが外れてアラバマステークスが再度三冠に復帰し、CCAオークスの開催もサラトガ競馬場に移行した。
- 中部アメリカ三冠 - アーリントンクラシックステークス、アメリカンダービー、セクレタリアトステークス
- 中部地区の3歳戦3競走による三冠戦。しかし権威の低下に伴い、現在G1競走となっているのはセクレタリアトステークスのみである。達成馬はHonor Glide(1997年)。
- ニューヨークハンデ三冠 - メトロポリタンハンデキャップ、ブルックリンハンデキャップ、サバーバンハンデキャップ
- ニューヨーク州で行われる古馬競走の、主要なハンデキャップ戦3競走による三冠戦。現在は意義が薄れ、ブルックリン・サバーバンの2競走はG2へと格下げされている。達成馬はWhisk Broom(1913年)、Tom Fool(1953年)、Kelso(1961年)、Fit to Fight(1984年)。
カナダ
- 1959年に創設された、カナダ産馬による3歳馬限定の三冠戦。産地限定戦のため、いずれも格付けは持たない。
- 達成馬はニュープロヴィデンス(1959年)、ケンボラ(1963年)、ウィズアプルーヴァル(1989年)、イズヴェスティア(1990年)、ダンススマートリー(牝馬、1991年)、ペテスキー(1993年)、ワンド(2003年)。制定前の3競走制覇馬はクイーンズウェイ(牝馬、1932年)、アーチワース(1939年)、オトモスト(1946年)、エースマリン(1955年)、カナディアンチャンプ(1956年)。
- 牝馬三冠 - ウッドバインオークス、バイソンシティステークス、ワンダーウェアステークス
- カナダ産馬による3歳牝馬限定の三冠戦。牡馬のものと同じく、格付けは持たない。達成馬はSealy Hill(2007年)。
- トロッター三冠 - ハンブルトニアン、ヨンカーズトロット、ケンタッキーフューチュリティ
- 英語版:Triple Crown of Harness Racing for Trottersを参照。
- トロッターの三冠。スタンダードブレッドによって行われる。繋駕速歩競走の項を参照。
- 達成馬はScott Frost(1955年)、Speedy Scot(1963年)、Ayres(1964年)、Nevele Pride(1968年)、Lindy's Pride(1969年)、Super Bowl(1972年)、Windsong's Legacy(2004年)、Glidemaster(2006年)。
- ペーサー三冠 - リトルブラウンジャグ、ケインペース、メッセンジャーステークス
- 英語版:Triple Crown of Harness Racing for Pacersを参照。
- ペーサーの三冠。スタンダードブレッドによって行われる。繋駕速歩競走の項を参照。
- 達成馬はAdios Butler(1959年)、Bret Hanover(1965年)、Romeo Hanover(1966年)、Rum Customer(1968年)、Most Happy Fella(1970年)、Niatross(1980年)、Ralph Hanover(1983年)、Western Dreamer(1997年)、Blissful Hall(1999年)、No Pan Intended(2003年) 。
ブラジル
- サンパウロ三冠 - イピランガ大賞、サンパウロジョッキークラブ大賞、ダービーパウリスタ大賞
- 当初はサンパウロジョッキークラブ大賞の代わりにコンサグラシカオ大賞。
- 達成馬はFarwell(1959年)、Giant(1967年)、Cacique Negro(1989年)。
- サンパウロ牝馬三冠 - バラオジ・デ・ピラシカバ大賞、エンリケ・デ・トレド・ララ大賞、サンパウロディアナ大賞
- 当初はエンリケ・デ・トレド・ララ大賞の代わりにホセ・グァテモジン・ノゲイラ大賞。
- 達成馬はDulce(1957年)、Olhada(1961年)、Jembélia(1963年)、Emerald Hill(1977年)。
- リオデジャネイロ三冠 - リオ・デ・ジャネイロ州大賞、フランシスコドゥアルドデポーラマチャド大賞、クルセイ・ド・スル賞
- 当初はフランシスコドゥアルドデポーラマチャド大賞の代わりにブラジルジョッキークラブ大賞。
- リオデジャネイロ牝馬三冠 - エンリケポッソーロ大賞、リオ・デ・ジャネイロディアナ大賞、ゼリア・ゴンザーガ・ペシュート・デ・カストロ大賞
- 当初はゼリア・ゴンザーガ・ペシュート・デ・カストロ大賞の代わりにモルシアノジア・グイアルモレイラ大賞。
アルゼンチン三冠
- 達成馬はPippermint(1902年)、Old Man(1904年)、Melgarejo(1906年)、Chopp(1908年)、Botafogo(1917年)、Rico(1922年)、Mineral(1931年)、Silfo(1934年)、Sorteado(1938年)、Embrujo(1939年)、Yatasto(1951年)、Tatan(1955年)、Manantial(1958年)、Gobernado(1964年)、Forli(1966年)、Telescopico(1978年)、El Serrano(1986年)、Refinado Tom(1996年)。
- アルゼンチン四冠については四冠馬参照。
- 牝馬三冠 - ポージャ・デ・ポトランカス、エンリケアセバル大賞、セレクシオン大賞
- サンイシドロ三冠 - 2000ギニー大賞、ジョッキークラブ大賞、カルロスペレグリーニ大賞
- サンイシドロ牝馬三冠 - 1000ギニー大賞、ジョッキークラブ大賞、カルロスペレグリーニ大賞
ペルー
- 三冠 - ポリャデポトリリョス、リカルドオルティスデゼバリョース大賞、ダービーナシオナル
チリ
- ナシオナル三冠 - エル・エンサーヨ、チリセントレジャー、エルダービー
- 異なる3団体が1戦ずつ行う三冠戦。10月のエルエンサーヨ(芝2400メートル)、12月のチリセントレジャー(ダート2200メートル)、2月のエルダービー(芝2400メートル)の3戦。これまでに11頭が達成[21][22]。詳細はチリの競馬参照。
- 牝馬三冠 - ミルギニー、アルベルト・ソラリ・マグナスコ賞、ハラス・デ・チリ大賞
- チリ競馬場三冠 - ドスミルギニー、エル・エンサーヨ、チリグランクリテリウム
- サンティアゴ三冠 - ポリャ・デ・ポトリリョス、ナシオナル・リカルド・ライオン、チリセントレジャー
香港三冠
- 香港三冠 - スチュワーズカップ(董事盃)、香港ゴールドカップ(香港金盃)、香港チャンピオンズ&チャターカップ(香港冠軍曁遮打盃)
- 達成馬はRiver Verdon(翠河 1994年)。
- 短距離三冠 - センテナリースプリントカップ(百週年紀念短途盃)、チェアマンズスプリントプライズ(主席短途獎)、クイーンズシルヴァージュビリーカップ(女皇銀禧紀念盃)
- 1993/1994年の制定から1998/1999年まではハッピーヴァレートロフィー(跑馬地錦標)、センテナリーカップ(百週年紀念盃)、チェアマンズプライズ(主席獎)が香港短距離三冠とされており当時は年をまたいで行われる形になっていた。2000年から2005年まではボーヒニアスプリントトロフィー(洋紫荊短途錦標)、センテナリースプリントカップ(2001年にセンテナリーカップから改称)、チェアマンズスプリントプライズ(2001年にチェアマンズプライズから改称)の3競走。
- 達成馬はMr. Vitality(活力先生 1995/1996年)、Grand Delight(喜勁寶 2003年)、Silent Witness(精英大師 2004年・2005年)。2006年に現在の3競走に改定されてからの達成馬はなし。
ドバイ
- 三冠 - UAE2000ギニー、アルバスティキヤ、UAEダービー
- 達成馬はAsiatic Boy(2007年)。
- 牝馬三冠 - ムーンシェルマイル、UAE1000ギニー、UAEオークス
- 2003年を最後にムーンシェルマイルが廃止されたことにより消滅。達成馬なし。
オーストラリア
- シドニー2歳三冠 -ゴールデンスリッパーステークス、サイアーズプロデュースステークス、シャンペンステークス
- 2歳秋(おもに4月)に行われる、ニューサウスウェールズ州の2歳短距離三冠。1200メートル→1400メートル→1600メートルと距離が伸びていく。Dance Heroの年は3連闘、長くても中1週ずつの開催と、オセアニア特有の非常に短いレース間隔が特徴。
- 達成馬はBaguette(無敗 1970年)、Luskin Star(1977年)、Tierce(1991年)、Burst(牝馬 1992年)、Dance Hero(2004年)、Pierro(無敗 2012年)。
- シドニー春季3歳三冠 - STCピーターパンステークス、グローミングステークス、スプリングチャンピオンステークス
- シドニー秋季3歳三冠 - ランドウィックギニーズ、ローズヒルギニー
- 達成馬はMoorland (1943/1944年)、Martello Towers (1959/1960年)、Imagele (1973/1974年)、Octagonal (1995/1996年)、It's A Dundeel(2012/2013年)
- メルボルン2歳三冠 - ブルーダイヤモンドプレリュード、ブルーダイヤモンドステークス、VRCサイアーズプロデュースステークス
- メルボルン3歳三冠 - アリスタークラークステークス、シャノンズクラシック、オーストラリアンギニー
- クイーンズランド三冠 - クイーンズランドギニー、グランプリステークス、クイーンズランドダービー
- アデレード牝馬三冠 -レイクウッドステークス、オーストララシアンオークス、サウスオーストラリアンフィリーズクラシック
ニュージーランド
- ニュージーランド三冠 - ニュージーランド2000ギニー、レヴィンクラシック、ニュージーランドダービー
- 達成馬なし。
- 牝馬三冠 - ニュージーランド1000ギニー、レヴィンクラシック、ニュージーランドオークス
- ホークスベイ三冠 - チャレンジステークス、ウィンザーパークプレート、スプリングクラシック
- カップ三冠 - ニュージーランドカップ、オークランドカップ、ウェリントンカップ
南アフリカ
かつては州毎に三冠体系を設定していたが現存しない。1999年に競馬運営企業のヒューメレラ(Phumelela)社が三冠を設定すると、その年にHorse Chestnutがこれを達成した。しかしこの制度はしばらくすると廃れた。2004/05シーズンにも新たな三冠ボーナスが企画されたが1シーズン限りで終わった[23]。
- 南アフリカの三大都市ヨハネスブルグ、ケープタウン、ダーバンの各都市の代表的な競走。芝2000メートルのサマーカップ、芝2000メートルのJ&Bメット、芝2200メートルのダーバンジュライの3競走だが、100年以上の南アフリカの競馬の歴史上、達成した馬はいない。
パート2国
ノルウェー
- ノルウェー三冠 - ノルウェー2000ギニー、ノルウェーダービー、ノルウェーセントレジャー
- 牝馬三冠 - ノルウェー1000ギニー、ノルウェーオークス、ノルウェーセントレジャー
スウェーデン
- スウェーデン三冠 - スヴェンスク2000ギニー、スヴェンスクダービー、スヴェンスクセントレジャー
- 牝馬三冠 - スヴェンスク1000ギニー、スヴェンスクオークス、スヴェンスクセントレジャー
デンマーク
- デンマーク三冠 - デニッシュ2000ギニー、デニッシュダービー、デニッシュセントレジャー
- 牝馬三冠 -ポンポスカップ、デニッシュオークス、デニッシュセントレジャー
パナマ
- パナマ三冠 - A.E.マックス&エリックアートロ・デルヴァーレ賞、カルロス&フェルナンド・エレータ賞、パナマ独立記念日賞
- 牝馬三冠 - ルイーズ&ロジータ・マーティッツ賞、テミストクレス・ディア・A賞、T.G.デュキー&T.アルタミラノ・デュキー賞
ベネズエラ
- ベネズエラ三冠 - ホセ・アントニオ・パエス、クリアナシオナル、ベネズエラ・ボリバル共和国賞
- 牝馬三冠 - ラ・リンコナーダ競馬場大賞、愛馬プレンサナシオナル、ヨハンキン・クレスポ将軍大賞
トルコ
- トルコ三冠 - エルケック・タイ・デネメ(トルコ2000ギニー)またはディシ・タイ・デネメ(トルコ1000ギニー)のいずれかひとつ、ガジ賞(ガジ・ダービー、トルコダービー)、アンカラ賞(アンカラステークス、トルコセントレジャー)
- 2013年の競馬施行規則ではガジ賞(トルコのサラブレッド競走で賞金最高額)の一着賞金と同額の報奨金が与えられる[24]。エルケック・タイ・デネメとディシ・タイ・デネメは同日に開催され、それぞれ3歳牡馬限定、3歳牝馬限定のためどちらかの勝利が条件となる。また、ガジ賞はトルコ内国産馬限定競走のため、内国産のサラブレッドしか達成できない。なお、トルコにはオークスに当たるクラシック競走としてクスラック賞があるが、牝馬の三冠競走としては扱われない。
- 達成馬はSadettin(1970年)、Minimo(1971年。唯一の牝馬)、Karayel(1973年)、Seren(1983年)、Uğurtay(1985年)、Hafız 2(1986年)、Bold Pilot 2(1996年)、Grand Ekinoks(2001年)。
- アラブ三冠 - トルコ大国民議会賞、ニーボル賞、ヴェリエフェンディ賞
- 純血アラブによる三冠。2013年の競馬施行規則ではトルコ共和国賞(トルコのアラブ競走で賞金最高額)の一着賞金と同額の報奨金が与えられる[24]。ニーボル賞以外の2競走は5歳以上の古馬も出走できるが、三冠達成を認められるには4歳時に3競走を全勝しなければならない(アラブの競走馬のデビューはサラブレッドより1年遅れの3歳)。また、トルコ大国民議会賞はトルコ内国産馬限定競走のため、内国産のアラブしか達成できない。
インド
- インド三冠 - インド2000ギニー、インドダービー、インドセントレジャー[25]
- 牝馬三冠 - インド1000ギニー、インドオークス、インドダービー[26]
- この他、各競馬場主催者による三冠競走がいくつか存在する。
シンガポール
- シンガポール三冠 - クランジマイル、ラッフルズカップ、シンガポールゴールドカップ
- スプリント三冠 -クランジスプリント、マーライオントロフィー、ライオンシティカップ
- 4歳三冠 -パトロンズボウル、スチュワーズカップ (シンガポール)、シンガポールダービー
マレーシア
- マレーシアスランゴール三冠 - ピアラ・エマス・スルタン・スランゴール、スランゴール・ゴールドカップ、ツンク・ゴールドカップ
ジンバブエ
- ジンバブエの3歳三冠は、ジンバブエギニー(G3、芝1600メートル)、ジンバブエ2000(G3、芝2000メートル)、ジンバブエダービー(G3、芝2400メートル)とされている。
パート3国
スペイン
- スペイン三冠 - シメラ賞、ヴィラパディエルナ賞、ヴィラメジャー賞。1997年に廃止。
- 牝馬三冠 - ヴァルデラス賞、ビーモンテ賞、ヴィラメジャー賞。1997年に廃止。
ポーランド
- ポーランド三冠 - ナグロダ・ルーレラステークス、ポーランドダービー・ナグロダ、ナグロダ・ポーランドセントレジャー
- 牝馬三冠 - ナグロダ・ウィオセナステュブナステークス、ナグロダ・リリー賞、ナグロダ・ポーランドセントレジャー
チェコ
- チェコ三冠 - チェスコスプリング大賞、チェスコダービー、チェスコセントレジャー
- 牝馬三冠 - サラブレッド春季大賞、チェスコオークス、チェスコセントレジャー
スロバキア
- スロバキア三冠 - スロヴェンスコ2000ギニー、スロヴェンスコダービー、スロヴェンスコセントレジャー
- 牝馬三冠 - スプリング牝馬賞、アービー賞、スロヴェンスコオークス
オーストリア
- オーストリア三冠 -トライアルステークス、オーストリアンダービー、オーストリアンセントレジャー
- ウィーン三冠 - フロイデナウ2000ギニー、フロイデナウダービートライアル、ダービーウィーン
スイス
- スイス三冠 - ヘルウェティア2000ギニー、ヘルウェティアダービー、ヘルウェティアセントレジャー
- 牝馬三冠 - ヘルウェティア1000ギニー、スチューテンクラシック、ヘルウェティアセントレジャー
オランダ
- オランダ三冠 - ヘングステン・プロダクテンレン賞、ネーデルラントダービー、ネーデルラントセントレジャー
- 牝馬三冠 - メリーズ・プロダクテンレン賞、ダイアナ賞、ネーデルラントセントレジャー
メキシコ
- メキシコ三冠 - ジョッキークラブメヒカーノス、ナシオナル大賞、ダービーメヒカーノス
ドミニカ共和国
- ドミニカ三冠 -ラモン・M・メラー賞、フランシスコ・デル・ロザリオ・サンチェス賞、ジョアン・パブロ・デュアーテ賞
ジャマイカ
- ジャマイカ三冠 - ジャメイカ2000ギニー、ジャメイカダービー、ジャメイカセントレジャー
- 牝馬三冠 - ジャメイカ1000ギニー、ジャメイカオークス、ジャメイカセントレジャー
トリニダード・トバゴ
- トリニダードトバゴ三冠 - イースターギニー、ミッドサマークラシック、ロイヤルオークダービーステークス
コロンビア
- コロンビア三冠 - ポージャ・デ・ポトリロス、エルキンエチャバリッア大賞、ダービーアンティオキア
- 牝馬三冠 - ポージャ・デ・ポトランカス、エルキンエチャバリッア大賞、ダービーアンティオキア
エクアドル
- エクアドル三冠 - エストレーノDr.ロールレベッドシガリ賞、Sr.オーガスチン・フェブレス・コルデロ賞、Sr.ベンジャミンローセールスA賞
韓国
その他の地域
ロシア・旧ソ連
- ロシア三冠 - ボルソージュヘチニージュ賞、ボリショイフシエソユツニー賞、ブディオニー記念
- ロシア牝馬三冠 - アナロギックノージュ賞、ボリショイ賞、ブディオニー記念
- МИカリーニン記念は2歳馬最大の競走。ボリショイ・フシエソユツニー賞(ソビエト・ダービー)は3歳馬の競走。ソビエト社会主義共和国賞はモスクワで行われる古馬の競走。三冠達成馬は、1963年から1965年にかけて達成したアニリンなどで、アニリン以前には第2次世界大戦前の達成馬が2頭いる[29]。
セルビア
- セルビア三冠 - セルビアダービートライアルステークス、セルビアダービー、セルビアセントレジャー
- 牝馬三冠 - セルビア1000ギニー、セルビアオークス、セルビアセントレジャー
ハンガリー
- ハンガリー三冠 - ナショナル賞、マジャールダービー、マジャールセントレジャー
- 牝馬三冠 - エリザベス女王賞、マジャールメア賞、マジャールセントレジャー
バルバドス
- バルバドス三冠 - バルバドス銀行ギニー、バルバドスミッドサマークレオールクラシック、バルバドスダービー
- 牝馬三冠 - バルバドスフィリーズギニー、バルバドスミッドサマークレオールクラシック、バルバドスダービー
脚注
- ^ 一方、NYタイムズ紙はこれより早く、少なくとも1923年から「三冠(Triple Crown)」という語を使用していたとしている。Origins of Triple Crownニューヨーク・タイムズ紙公式ブログ 2008年4月24日付。2013年11月28日閲覧。
- ^ フランスギャロ公式HP ロワイヤルオーク賞の歴史、フランスギャロ公式HP パリ大賞典賞の歴史2013年11月28日閲覧。
- ^ アスコットゴールドカップの歴史2013年11月28日閲覧。
- ^ 『サラブレッド血統事典』山野浩一・著、二見書房・刊、1991年(第6版)p86-95
- ^ JRA公式HP 三冠馬物語・歴代の三冠馬
- ^ JRA公式HP 牝馬三冠 メジロラモーヌ
- ^ NAR公式HP 第41回北海優駿
- ^ ばんえい競馬公式サイト(2013年度重賞競走体系図)
- ^ いわて競馬公式HP 2010年度 岩手競馬重賞特別競走体系
- ^ 東京シティ競馬公式HP 南関東初の3冠馬ヒカルタカイ
- ^ 2002年と2003年のみ、大井競馬場のスタンド改築の関係で1790メートルで行われた。
- ^ 競走馬のふるさと案内所公式HP チャームアスリープ
- ^ a b “TOPICS 2006「チャームアスリープ(船橋)南関東牝馬3冠達成!」”. 地方競馬全国協会 (2006年6月15日). 2012年9月30日閲覧。
- ^ NAR公式HP 兵庫3冠馬ロードバクシンの引退式を実施
- ^ 暫定出典オッズ・パーク内 高崎競馬の元騎手のブログ 高知3冠馬!!!
- ^ “重賞特設ページ 【第43回イレネー記念】出走予定馬”. ばんえい十勝. 帯広市 (2012年). 2012年11月13日閲覧。
- ^ a b c d 「JRA News『4歳ダート三冠馬に三冠ボーナス』」『優駿』、日本中央競馬会、1996年9月、155頁。
- ^ a b c d 「トピックス『〈ブリーダーズ協会〉1億円ボーナス実施』」『ハロン』、地方競馬全国協会、1991年4月、59頁。
- ^ a b c d e f g h i “心に残る名勝負・名場面「メイショウカイドウ VS ワンモアチャッター」”. 日本中央競馬会 (2007年7月30日). 2013年6月1日閲覧。
- ^ a b c d e 北海道競馬事務所「トピックス『11年ぶりに3冠馬誕生』」『ハロン』、地方競馬全国協会、1994年10月、60頁。
- ^ 『海外競馬完全読本』海外競馬編集部・編、東邦出版・刊、2006、p136-147,p157-159
- ^ 『奇跡の名馬』要目和明・大岡賢一郎・著、パレード・刊、2010、p313-316
- ^ a b 『海外競馬完全読本』p166
- ^ a b “2013 Yılı At Yarışları Genel Hükümleri” (PDF) (トルコ語). Jockey Club of Turkey. 2013年7月11日閲覧。
- ^ “The Indian St. Leger (Gr.1)” (英語). 2013年7月11日閲覧。
- ^ “The Indian Oaks (Gr. 1)” (英語). 2013年7月11日閲覧。
- ^ 『海外競馬完全読本』p168
- ^ ロシアダービー勝馬一覧2013年11月29日閲覧。
- ^ a b 『伝説の名馬PartII』山野浩一・著、中央競馬ピーアール・センター・刊、1994,p86-95