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'''酒井 和歌子'''(さかい わかこ、[[1949年]][[4月15日]] ‐ )は、[[俳優|女優]]。[[東京都]]出身。[[目白大学短期大学部|目白学園女子短大]]国文学科中退。[[血液型]]はB型。
'''酒井 和歌子'''(さかい わかこ、[[1949年]][[4月15日]] ‐ )は、[[俳優|女優]]。[[東京都]]出身。[[目白大学短期大学部|目白学園女子短大]]国文学科中退。[[血液型]]はB型。左利き


== 来歴・人物 ==
== 来歴・人物 ==
小学校4年の時に[[劇団若草]]入団する。[[1961年]]の[[日活]]映画『[[あいつと私]]』やテレビドラマに出演する傍ら『[[女学生の友]]』など少女雑誌のモデルとして活躍。[[1964年]]に[[東宝]]入社し、『[[今日もわれ大空にあり]]』に出演する。東宝は[[内藤洋子 (女優)|内藤洋子]]と共に青春スターとして売出しを図るが、どちらかといえば陽の内藤に比べると物静かで健気な役が多いためか陰の印象もあって、地味な助演が続いた。しかし、テレビでも出演した[[夏木陽介]]主演の青春学園シリーズの映画版『[[これが青春だ!]]』『でっかい太陽』『燃えろ!太陽』でメインの女子高生として出演。清純な女子高生役はさわやかな印象を残し、1967年度制作者協会新人賞を受賞するなど注目を得る。[[1968年]]には、初の主演作『[[めぐりあい (1968年の映画)|めぐりあい]]』の成功で東宝の看板女優として認められ、ワコちゃんと呼ばれて人気を得る。以降、[[若大将シリーズ]]社会人篇でのヒロイン・節子役や『[[どっこいショ|日本の青春]]』等の話題作にも主演した。長らく'''清純派女優'''と称されていたが、女優としての幅広さを求めて[[1976年]]の『[[妻と女の間]]』では、一時の愛に溺れる平凡な人妻役など過去のイメージを払拭するような激しい役をするようになる。同年、東宝を退職しフリーとなりテレビドラマに活躍の場を移し、主役から助演まで、清楚な役から悪女まで幅広い面で活躍している。左利き
小学校4年の時に[[劇団若草]]入団する。[[1961年]]の[[日活]]映画『[[あいつと私]]』やテレビドラマに出演する傍ら『[[女学生の友]]』など少女雑誌のモデルとして活躍。[[1964年]]に[[東宝]]入社し、『[[今日もわれ大空にあり]]』に出演する。東宝は[[内藤洋子 (女優)|内藤洋子]]と共に青春スターとして売出しを図るが、どちらかといえば陽の内藤に比べると物静かで健気な役が多いためか陰の印象もあって、地味な助演が続いた。しかし、テレビでも出演した[[夏木陽介]]主演の青春学園シリーズの映画版『[[これが青春だ!]]』『でっかい太陽』『燃えろ!太陽』でメインの女子高生として出演。清純な女子高生役はさわやかな印象を残し、1967年度制作者協会新人賞を受賞するなど注目を得る。[[1968年]]には、初の主演作『[[めぐりあい (1968年の映画)|めぐりあい]]』の成功で東宝の看板女優として認められ、ワコちゃんと呼ばれて人気を得る。以降、[[若大将シリーズ]]社会人篇でのヒロイン・節子役や『[[どっこいショ|日本の青春]]』等の話題作にも主演した。長らく'''清純派女優'''と称されていたが、女優としての幅広さを求めて[[1976年]]の『[[妻と女の間]]』では、一時の愛に溺れる平凡な人妻役など過去のイメージを払拭するような激しい役をするようになる。同年、東宝を退職しフリーとなりテレビドラマに活躍の場を移し、主役から助演まで、清楚な役から悪女まで幅広い面で活躍している。


==主な出演==
==主な出演==

2011年10月6日 (木) 15:33時点における版

さかい わかこ
酒井 和歌子
本名 酒井 和歌子(同じ)
生年月日 (1949-04-15) 1949年4月15日(75歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都板橋区
血液型 B
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1961年 -
活動内容 1959年劇団若草入団
1961年:映画『あいつと私
1964年東宝に移籍
公式サイト オフィシャルプロフィール
 
受賞
制作者協会新人賞、エランドール新人賞(1967年
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酒井 和歌子(さかい わかこ、1949年4月15日 ‐ )は、女優東京都出身。目白学園女子短大国文学科中退。血液型はB型。左利き。

来歴・人物

小学校4年生の時に劇団若草へ入団する。1961年日活映画『あいつと私』やテレビドラマに出演する傍ら『女学生の友』など少女雑誌のモデルとして活躍。1964年東宝へ入社し、『今日もわれ大空にあり』に出演する。東宝は内藤洋子と共に青春スターとして売出しを図るが、どちらかといえば陽の内藤に比べると物静かで健気な役が多いためか陰の印象もあって、地味な助演が続いた。しかし、テレビでも出演した夏木陽介主演の青春学園シリーズの映画版『これが青春だ!』『でっかい太陽』『燃えろ!太陽』でメインの女子高生として出演。清純な女子高生役はさわやかな印象を残し、1967年度制作者協会新人賞を受賞するなど注目を得る。1968年には、初の主演作『めぐりあい』の成功で東宝の看板女優として認められ、ワコちゃんと呼ばれて人気を得る。以降、若大将シリーズ社会人篇でのヒロイン・節子役や『日本の青春』等の話題作にも主演した。長らく清純派女優と称されていたが、女優としての幅広さを求めて1976年の『妻と女の間』では、一時の愛に溺れる平凡な人妻役など過去のイメージを払拭するような激しい役をするようになる。同年、東宝を退職しフリーとなりテレビドラマに活躍の場を移し、主役から助演まで、清楚な役から悪女まで幅広い面で活躍している。

主な出演

映画

テレビドラマ

NHK

日本テレビ

TBS

フジテレビ

テレビ朝日

テレビ東京

教養・バラエティー番組

CM

ディスコグラフィー

  • 大都会の恋人たち(1968年、コロムビアSAS-1043)江夏圭介とのデュエット
  • 花と走ろう/青春通り(1968年、コロムビアSAS-1127)映画「大都会の恋人たち」挿入歌
  • 大都会の夜(1969年)
  • 瀬戸の夕焼け/水玉もようの雨(1970年)
  • やさしくだまして(1973年)映画「グァム島珍道中」主題歌

受賞歴

関連項目

外部リンク