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== アニメ == |
== テレビアニメ == |
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[[1982年]]には[[フジテレビジョン|フジテレビ]]でテレビ[[アニメ]]化もなされた(後期は『ぼくパタリロ!』と改題。詳細は[[#テレビアニメ『パタリロ!』『ぼくパタリロ!』|後述]])。製作は[[東映アニメーション|東映動画]](現 東映アニメーション)。 |
[[1982年]]には[[フジテレビジョン|フジテレビ]]でテレビ[[アニメ]]化もなされた(後期は『ぼくパタリロ!』と改題。詳細は[[#テレビアニメ『パタリロ!』『ぼくパタリロ!』|後述]])。製作は[[東映アニメーション|東映動画]](現 東映アニメーション)。 |
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アニメ関係のアルバム以外に、[[さくまあきら]]や[[新田一郎 (ミュージシャン)|新田一郎]]が中心となり、原作をなぞって作成したアルバムがある。 |
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=== 概要 === |
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=== テレビアニメ『パタリロ!』『ぼくパタリロ!』 === |
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原作の人気を受けてアニメ化された。漫画作品のアニメ化については、作画技術の問題から原作と異なったテイストのキャラクターが設定されることがあるが、本作に関してはキャラクター・背景とも可能な限り原作のユニークな作風が再現されている。 |
原作の人気を受けてアニメ化された。漫画作品のアニメ化については、作画技術の問題から原作と異なったテイストのキャラクターが設定されることがあるが、本作に関してはキャラクター・背景とも可能な限り原作のユニークな作風が再現されている。 |
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劇場版のためにキープされたスターダストなどを除き、1年で当時の原作はほぼ映像化しつくしたが、別世界の番外編「猫間天狗」のみアニメ化されなかった(オープニング、後期エンディングには登場)。 |
劇場版のためにキープされたスターダストなどを除き、1年で当時の原作はほぼ映像化しつくしたが、別世界の番外編「猫間天狗」のみアニメ化されなかった(オープニング、後期エンディングには登場)。 |
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=== 放送枠の変遷 === |
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放送:全49話 [[1982年]][[4月8日]] - [[1983年]][[5月13日]] [[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列 |
放送:全49話 [[1982年]][[4月8日]] - [[1983年]][[5月13日]] [[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列 |
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** 毎週金曜日19時00分 - 19時30分(1983年[[4月8日]] - 1983年5月13日) |
** 毎週金曜日19時00分 - 19時30分(1983年[[4月8日]] - 1983年5月13日) |
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=== スタッフ === |
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* 企画:土屋登喜蔵([[フジテレビジョン|フジテレビ]])、[[籏野義文]]([[東映アニメーション|東映動画]]) |
* 企画:土屋登喜蔵([[フジテレビジョン|フジテレビ]])、[[籏野義文]]([[東映アニメーション|東映動画]]) |
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* 原作:魔夜峰央 |
* 原作:魔夜峰央 |
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* 製作:フジテレビ、東映動画 |
* 製作:フジテレビ、東映動画 |
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=== キャスト === |
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* [[パタリロ・ド・マリネール8世|パタリロ]](声:[[白石冬美]]) |
* [[パタリロ・ド・マリネール8世|パタリロ]](声:[[白石冬美]]) |
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* [[ジャック・バンコラン|バンコラン]](声:曽我部和行(のち[[曽我部和恭]])) |
* [[ジャック・バンコラン|バンコラン]](声:曽我部和行(のち[[曽我部和恭]])) |
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* αランダム(声:[[堀絢子]]) |
* αランダム(声:[[堀絢子]]) |
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=== 主題歌 === |
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* オープニングテーマ |
* オープニングテーマ |
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*; 『パタリロ!』 |
*; 『パタリロ!』 |
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*: 製品コード:キャニオン C25G0141 |
*: 製品コード:キャニオン C25G0141 |
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== 放送データ == |
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=== パタリロ! === |
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!放送日!!話数!!サブタイトル!!脚本!!美術!!作画監督!!演出 |
!放送日!!話数!!サブタイトル!!脚本!!美術!!作画監督!!演出 |
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|9月30日||20||バンコラン死す!||河村信道||設楽博 |
|9月30日||20||バンコラン死す!||河村信道||設楽博 |
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=== 前後番組の変遷 === |
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|放送局=フジテレビ |
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|放送枠=[[金曜日]]19:00 - 19:30 |
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|番組名=パタリロ! <br |
|番組名=ぼくパタリロ! <br/>(1983. 4/ 8 - 5/13) |
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|前番組=[[青春…INGS・ゆう子とヘレン]]<br/>(1982.10/15 - 1983. 3/25)<br/>※ここまで[[関西テレビ放送|KTV]]制作枠 |
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|3前番組=[[阪急ドラマシリーズ]]・[[青春INGS]] |
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== 劇場アニメ == |
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『'''パタリロ! スターダスト計画'''』 |
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{{Infobox Film |
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| 作品名 = パタリロ! スターダスト計画 |
| 作品名 = パタリロ! スターダスト計画 |
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* ミーちゃん(魔夜峰央が自分を作中に登場させる際に用いるキャラクター、声:魔夜峰央)[''特別出演''] |
* ミーちゃん(魔夜峰央が自分を作中に登場させる際に用いるキャラクター、声:魔夜峰央)[''特別出演''] |
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== パタリロ西遊記 == |
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本作 |
本作は、[[2006年]]年末に[[テレビ神奈川|tvk]]で放送されたのを皮切りに、首都圏の[[独立UHF局]]で放送された。[[テレビ埼玉|テレ玉]]では『[[ひぐらしのなく頃に (アニメ)#第2期『ひぐらしのなく頃に解』|ひぐらしのなく頃に解]]』を[[2007年]][[10月1日]]に第13話で打ち切り、差し替え番組として放送を行った。[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]では[[2008年]][[1月4日]]より放送(本来は『[[君が主で執事が俺で]]』を放送する予定だったが、諸事情により時間変更したため)。 |
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;キャスト |
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2009年3月7日 (土) 20:50時点における版
Template:漫画 は 廃止されました |
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『パタリロ!』は魔夜峰央のギャグ漫画(「花とゆめ」などに連載)。1982年には、アニメ化されたほか、番外作品のひとつ『パタリロ西遊記!』も2005年にアニメ放送された。
作品紹介
バミューダ=トライアングルの真ん中に存在する常春の島国マリネラ王国を舞台に、その国王パタリロが、側近のタマネギ部隊や、イギリスの諜報機関MI6(エム・アイ・シックス)の少佐(スパイ)バンコランやその愛人マライヒ等を巻きこんで起こす騒動を描く。単なるドタバタギャグ漫画ではなく、練りに練ったストーリー展開や、小説並みのミステリーやシリアスプロットの高さ、ギャグ作品の懐の広さを生かしたジャンルを越えた多彩な内容等が長年支持される所以でもある。
1970年代、少女漫画界では耽美的な少年愛を題材に取り上げることが流行したが、これをコメディに取り入れたことでは『エロイカより愛をこめて』(作・青池保子)と並ぶ先駆的な作品である。
番外作品として『家政夫パタリロ!』、『パタリロ西遊記!』、『パタリロ源氏物語!』、『奥様はパタリロ!』、『ビストロ温泉パタリロ!』がある(詳細は後述)。また、パタリロ本編でも外見が同一の別キャラクターによる時代劇版がある。
各エピソードには作品番号がつけられているが、雑誌に掲載された順ではなく、単行本に収録された順につけられている。すなわち、古い番号のエピソードが新しい番号のエピソードより新しいことも時々ある。連載初期の時代劇版は「パタリロ! 外伝」として番号をつけていないものもあった。現在は「別冊花とゆめ」に掲載された作品を本編とし、それ以外の雑誌に掲載された作品を外伝としている模様。「MELODY」2008年8月号より同誌にも連載中。
作品の長さ
1978年の初掲載以来、2008年時点でも描き続けられており(正確には掲載誌の移行に伴い短期間だが中断期間が存在)、2008年5月時点で、花とゆめコミックスの正編のみで81巻に達し、少女漫画界第2位の長編漫画となっている。
ジャンル内最長は小学館の学習雑誌である『小学二年生』の1978年8月号(掲載時期は7月)に掲載された『あさりちゃん』(作・室山まゆみ)で、1978年の末頃に掲載された『パタリロ』よりも僅かに連載の開始が早い。ただ、『ぴょんぴょん』創刊までは小学館の学年誌や少年誌『コロコロコミック』に連載されていたため、また、単行本数では『パタリロ!』正編は『あさりちゃん』より少ないが、外伝作品の単行本を加算すると『パタリロ!』が『あさりちゃん』を上回ることから「純粋に少女漫画では本作が最長とする」という見方もある。
連載期間の長さという点では、1976年連載開始の『ガラスの仮面』や『エロイカより愛をこめて』、『王家の紋章』などの方が長いが、休載などのため、巻数は『パタリロ!』には遠く及ばない。
物語中の社会情勢は連載が進むにつれリアルタイムに変化する。ソ連崩壊後はKGBが作品中に登場しなくなるし(残党は除く)、インターネット普及後はそれが作品に取り入れられることもある。しかし、周囲状況がどれだけ変化してもキャラクターたちは基本的に年を取らない。これはサザエさんなどと同じ手法である。
パタリロはみだしファンクラブ
花とゆめに連載されていた当時、ページの外枠部分に設けられていた読者投稿コーナー。略称「パタはみ」。
活発な投稿があり単行本にも収録されていたが、「別冊花とゆめ」への連載移行に伴い消滅した。このコーナーへの投稿を元ネタにしたと考えられるエピソード(「紫タマネギ」など)も散見される。
作中で用いられるネタについて
作中には『マザー・グース』のパロディともいうべきシーンが多く含まれており、特に "Who killed Cock Robin?"(「誰が殺したクックロビン」)というフレーズが、「クックロビン音頭」として登場することで有名である(チェット・ベイカーのスタンダードナンバーのパロディという説もある)。アニメにおいては後期のエンディングテーマに採用されるなど反響を呼んだ。これらマザー・グースに関連する内容はすべて萩尾望都の『ポーの一族』へのオマージュによるものとされる。
作者の落語好きから、そこかしこに落語ネタが登場する。作者自身もインタビューで連載のストーリー作りを「三題噺」に喩えている。例として、マリネラ国歌が落語の出囃子風だったり(“チャカチャンリンチャンリン”と表現される事が多い)、毒蝮三太夫が立川談志を駅のホームで洒落で突き落とそうとしたエピソードなどがある。
他にも作者の大相撲好き、浪曲やミステリー嗜好から、その方面のネタも多数登場する(クトゥルフ神話や、アシモフ等の古典SFの影響も見られる)。
作者の趣味で一番反映されているのは宝石のネタであろう(ダイヤモンドはマリネラの基幹産業である。作者は独身時代から宝石収集を趣味としている)。
作品中頻繁に作者や妻・子供、担当者が登場し(妻・子供はモブキャラクター待遇)、主に作者とパタリロが絡む事が多いが、作品中で作者と担当者が作品の内容について議論したり、「花とゆめ」編集部内が描かれたりする。
また、作者の個人的趣味や要望が描かれる事も多い。タカラヅカの話題、中島みゆきや谷村新司の話題、日清食品のカップうどん「どん兵衛」が関東と関西で味付けが違うことについて、ハウス食品のラーメン「好きやねん」が美味しいなる感想、バレンタインデーにチョコレートを編集部宛に送ってくれとか、完全にストーリーとはかけ離れたメタフィクショナルな個人的な話題である。
登場人物
流星号
本作の主人公・パタリロが独自のオーバーテクノロジーで開発した高速飛行機である。その名は、アニメ『スーパージェッター』で登場した同名の高速航空機に由来する。機体は小さいため数人しか搭乗できない。
外見は薄汚れた絨毯をクロワッサンのように丸めた形状をしており、劇中では「絨毯型飛行ユニット」と呼称されることも多い。ただしその外見とは裏腹に性能は極めて高く、内部に半重力装置を搭載し光速の約90~95%での飛行が可能。 更に事実上、放出エネルギーに限界を持たないとされる超光学兵器「可動メイザー砲」や、あらゆるエネルギーをはね返す強力なバリヤーで機体を覆っている等、現代科学技術を超越した装備を誇る。
コンピュータも搭載しており学習能力もある程度備わっている。電話等の電波を探知し逆探知もなしに現地へ直行できる。光速巡航中は人間の目は役に立たないため、障害物の検知はレーダーで行い、パタリロがよくやる窓をぶち破っての突入はこれが大いに役に立つ。ただし当初コンピータに「目標地点に窓がない場合は回避する」ことを覚えさせてなかっため、壁に激突したことがある。
また、光速巡航中の機体は保護バリヤーによる大気中の原子の崩壊に伴う発光現象で、強い光を放つ。半重力機構の制御により、建造物を丸ごと持ち上げたり重力圏を脱出することも可能。特殊な繊維で作られているため、洗濯した後乾きにくいらしい。ある事件の際、機体が金に変質してしまったことがある。
なお後継機に「銀星号」(ぎんせいごう)が存在し、流星号より速い速度での飛行が可能である。
マリネラ王国
悪の組織
作中には数多くの悪人や悪の組織が登場したが、この内、複数巻に渡って登場した組織を紹介する。
- 国際ダイヤモンド輸出機構
- 最初に登場した悪の組織。世界中のダイヤモンド市場を一手に握り、ダイヤモンドの販売網を独占していた。失敗者の処分方法やナンバーで呼び合う設定、「ナンバー1」と呼ばれるトップが猫を膝に抱く姿など007シリーズの「スペクター」を彷彿とさせる。
- パタリロが即位して最初に行った事がこの組織からの脱退だった(業界団体であった事から止むを得ず加盟していたが、機関運営の不透明ぶりに嫌気が差した)。市場の独占を図りたい機構は幾人もの刺客をパタリロに送り込んだが、バンコランの活躍で失敗に終わっている。マライヒやバットもかつては機構に所属する暗殺者だった。
- バンコランと手を結んだマライヒの証言により解体された。
- タランテラ
- ナチスの狂気の科学者ハインリッヒ・シュゲルグを首魁とするテロ組織。
- スターダスト計画で地球上の大都市を破壊すると各国を脅迫したり、透明薬で透明人間になったマッタリロを誘拐して透明薬を奪取しようとした。
- 相当高い地位の幹部でも知らない事だが、実は魔界の存在が地上を支配するために作り上げた組織で、シュゲルグも悪魔であった(アニメ劇場版『スターダスト計画』では人間で、国際ダイヤモンド輸出機構のボスになり、その上に悪魔達が君臨しているという設定に。なおアニメ版の役名表記によると「彼ら」は大魔神とされている)。歴史上の征服者と呼ばれる人々に接近し、影から操っていた。アスタロトやベールゼブブが話題にしていない事から、彼らとは異なる魔王(もしくは邪神)が関係していると思われる。
- 「霧のロンドンエアポート」での作戦が失敗した後、活動を休止した。
- KGB
- 現実のKGBについては、KGBを参照。
- 作中では「カー・ゲー・ベー」と呼ばれていた。実在したソビエト連邦のKGBとほぼ同じ組織である。パタリロの知人がMI6やCIAに所属しているので悪の組織のように扱われたが、実際は『同じ穴の狢』でしかない。
- KGBが悪の組織のように扱われるのは『パタリロ』に限った事ではなく、冷戦時代に資本主義圏で描かれたスパイ小説やアクション小説では普通に行われていた。逆に共産圏ではCIAやMI6が悪役となる。
- ただし、日本のフィクションではCIAが悪役に描かれることもままあり、本作でもCIAが2度ほどマリネラに浸透作戦を実行し看破されている。史実通り、ソビエトの崩壊と共に解体された。
- ピョートル大帝
- 個人名のようだが、実際は複数の悪人によって運営される犯罪組織である。
- 様々な悪事に手を染めているが、実態は不明。バンコランが偶然発見した組織で、様々な国家や情報機関に配下を潜り込ませている。存在を知ったバンコランやパタリロに陰惨な報復を行うなど、非常に悪意に満ちた組織であった。
- メンバーの一人はダイヤモンド取引でマリネラ=パタリロの反抗に遭っていた中央販売機関CSA(『タマネギ!』、『旅立てジャック』に登場)トップだった人物。組織を潰された復讐心からパタリロの師・ブラント博士父娘を脅迫してアフロ18を殺害、遺されたプラズマ一家をも苦しめた。男子校の経営者でもあったがランダムが起こした事故で絶命する。
- あまりにも悪辣な性質が作風に合わなかったためか、ごく短期間しか登場しなかった。
- 一時期刊行されたよりぬき本で、話の展開上、とてつもなく大きな存在になりそうで、編集者と相談の上、存在自体をなかったことにした、と作者自身が述べている。
- キーンの組織
- バンコランの叔父、キーンが作った組織。ダイヤモンドの違法取引などでマリネラのダイヤモンド産業を圧迫していた。
- 「白紙のゴドー」と名乗っていたマキャベリ・ド・ラーケンに脱税などの不正経理を暴かれた挙句、本拠地がパタリロ、バンコラン、マライヒの総攻撃を受けて崩壊、完全に壊滅した。
- なお、キーンとの対決を描いた話はコミック3冊分の長さになり、パタリロで連載された長編ストーリーでは最も長い(ベールゼブブとの対決の話の方が長いが、連作短編という形態を取っている)。
欠番エピソード
いわゆる封印作品として欠番となったエピソードが何篇か存在する。
マリネラの吸血鬼
単行本第4巻の第15刷まで作品番号12番として収録されていたエピソード。
この作品はレギュラーキャラクターであるタマネギ部隊が初登場する作品であるが、第16刷以降、魔夜の別作品に差し替えられた。このことについて白泉社や魔夜からの公式な説明はないが、差別用語が用いられていたことが原因と考えられている(この作品はアガサ・クリスティの短編「ラジオ」を下敷きにしているため、著作権上のトラブルではないかという推測もある)。
なおアニメでは一部差別用語と思われるものをカットした状態で放送されている(なお原作版ではパタリロに依頼をした老婆は最後死亡するが、アニメ版では生存する)。
第16刷以降では第4巻に収録されていた作品番号13番以降の番号が1つずつ繰り上げられ、さらにもともと作品番号なしで発表されたエピソード「スターダスト」に新たに番号を割り振ることで帳尻合わせが行われており、現在、「マリネラの吸血鬼」は闇に葬られた状態になっている。そのため、現在の単行本ではタマネギ部隊は何の説明もなく唐突に登場することとなった。
地球人の課題
単行本8巻・作品番号25番のこのエピソードは文庫版に未収録である。これは、3本指の宇宙人に対してのルル=ベルの台詞や、パタリロが自身の指の数について種明かしをする描写などが原因となったと考えられている。「地球人の課題」は文庫版に未収録になっているだけで単行本において別作品への差し替え等は行われていない。
「地球人の課題」は設定を変更する形でアニメ化されており、ルル=ベルの代役がプララになっているため、この話数のプララは別人のようである(原作で一回しか発射していないビームをこの話で連射している)。
もともとルル=ベルは「パタリロ!」本編とは無関係の短編「ルル=ベル火星行」、また連載作品「ルル亀!」の登場人物である。「ルル=ベル火星行」はパタリロ!単行本第2巻巻末に収録されている作品であり、「地球人の課題」においても先に読者がルル=ベルを知っていることを前提にしている説明部分があるため、「ルル=ベル火星行」が未収録である文庫本には収録できなかった、という事情も関係している。
化学(ばけがく)騒動
初期のエピソードは時代劇ものを除いて殆どアニメ化されたが、これだけアニメ化されなかった。
番外作品
『パタリロ!』に登場するキャラクターたちをモデルに、全く異なる設定と舞台で描かれた作品。キャラクターの性格には改変がされているものもある。
家政夫パタリロ!シリーズ
白泉社の「Silky」に連載される外伝的作品。主人公は越後屋波多利郎(えちごやぱたりろう)。バブル経済期に事業に失敗した父が借金(百億円)を残して他界したため、それを返済(相続放棄をしなかった理由は、少しずつでも相続に付随する借金を返す限り不良債権にしなくて済むという銀行サイドの意向に、おパタが従った為。新たに借金をする心算なのかは不明)するべく家政夫として働く波多利郎の派遣先でのドタバタギャグを描いた作品。本編などと比較して、パタリロの性格付けに、金への執着よりも仕事への誠実さが見られ多少印象が変わっている。
2009年2月現在、シリーズ作品として以下の4作が発表されている。一作がちょうど単行本一冊に相当する。
- 家政夫パタリロ!
- 奥様はパタリロ!
- ビストロ温泉パタリロ!
- 出もどり家政夫パタリロ! (連載中)
登場人物については
パタリロ西遊記!
西遊記を基にした外伝的作品。白泉社の「月刊メロディ」に連載された。単行本は本編全8巻と外伝1冊の計9冊が出版された。後にアニメ化され、キッズステーションで放送された。原典である西遊記を大胆に翻案した作品で、伝奇要素とSF要素が入り混じった痛快活劇となっている。孫悟空(パタリロ)を主役に、三蔵法師(マライヒ)を準主役に描いている。
登場人物については
パタリロ源氏物語!
源氏物語を基にした外伝的作品。白泉社の「MELODY」に連載された。単行本は全5巻。 源氏物語を比較的原典に忠実に描いているが、源氏の裏のストーリーとして陰陽師たちの戦いがあったという設定を追加している。光源氏(バンコラン)を主役にし、オリジナルキャラクターである陰陽師・波多利郎(パタリロ)を狂言回しに配置している。なお、本作は魔夜峰央の漫画作品『アスタロト』とリンクしており、ベールゼブブやサルガナタスといった魔界の貴族たちも登場する。
物語は光源氏が須磨から都に帰還する時点で終了している(第14帖『澪標』のあたり)。作品中では光源氏が40歳あたりになるまで続ける予定と作者が語っていたため、諸事情により予定より短縮されたと思われる。
登場人物については
テレビアニメ
1982年にはフジテレビでテレビアニメ化もなされた(後期は『ぼくパタリロ!』と改題。詳細は後述)。製作は東映動画(現 東映アニメーション)。
テレビシリーズの好評を受けて、終了後の1983年7月には、劇場用アニメーション作品が製作・公開された(詳細は後述)。
2003年12月、2004年2月にはハピネット・ピクチャーズから、テレビアニメ全49話がDVD化して発売された。また、2005年12月には東映ビデオから、劇場用作品が同じくDVD化して発売された。
2005年6月には、番外編とも言うべき『パタリロ西遊記!』がキッズステーションでテレビアニメ化されている。
アニメ関係のアルバム以外に、さくまあきらや新田一郎が中心となり、原作をなぞって作成したアルバムがある。
概要
原作の人気を受けてアニメ化された。漫画作品のアニメ化については、作画技術の問題から原作と異なったテイストのキャラクターが設定されることがあるが、本作に関してはキャラクター・背景とも可能な限り原作のユニークな作風が再現されている。
一方、音効の面ではクックロビン音頭の節回しに関して試行錯誤があり、定着まで時間を要した。なお劇中の「クックロビン音頭」がエンディングテーマ等で知られる節回しで音楽が付くようになったのは第9話「べらんめえ桜吹雪」からであり。それまではアカペラで、節回しの一切ない平坦な音調で歌われており、原作に忠実な絵柄と相まってかなりシュールな雰囲気を醸していた。
内容については、ゴールデンタイムの放映にも関わらず、バンコランとマライヒの男同士の愛人関係を避けることなく描写している点が注目される(だが故意に女性に間違えられるようにマライヒをはじめ美少年役の声優は女性を用いている。又、それとは別に、放映前、実験的に男性声優により収録したが、男性の声だと気色悪いと言った意見が出たため、女性声優を起用したとも言われている)。マライヒ役の藤田淑子は、最初は少年っぽい声も試したが、やはり少女っぽい声のほうが適切と判断したと当時のインタビューで語っている(なおアニメ版第11話「マライヒマライヒ」の原作には藤田淑子が主役を演じていた一休さんを彷彿とさせる小坊主が登場していた為、アニメ化の際にその声をあえて一休さんっぽく演じるという製作サイドのお遊びもあった)。
劇場版のためにキープされたスターダストなどを除き、1年で当時の原作はほぼ映像化しつくしたが、別世界の番外編「猫間天狗」のみアニメ化されなかった(オープニング、後期エンディングには登場)。
放送枠の変遷
放送:全49話 1982年4月8日 - 1983年5月13日 フジテレビ系列
放送枠の移動が2回あり、開始当初の木曜日19:00-19:30枠では、裏番組である人気クイズ番組『クイズタイムショック』の影響もあって、1982年9月末に1回目の移動。10月からは土曜日19:30-20:00枠へと移動するも、そこには『クイズダービー』や『あばれはっちゃくシリーズ』(関西圏では『部長刑事』)といった強力な裏番組が存在しており(当時この枠はどの番組も視聴率が取れずに半年以内で打ち切られた時間帯だった)、1983年3月末に2回目の移動。4月からの金曜日19:00-19:30は、ローカルセールス枠であったことから、基幹局のテレビ西日本(TNC)ですら3月末に放送を打ち切る弊害はあったものの、キー局における本作は、1年余りの放送期間をそれなりに全うした。
1回目の時間帯移動の際に『ぼくパタリロ!』と改題されている。当時のアニメ誌で「パタリロ!」の名称がキャラクターの名前とはわかりにくいこと、また改題を機に脚本を少し児童向けにシフトさせる旨が語られていた。
時間帯移動が頻繁にあった事から『さすらいのパタリロ』とも呼ばれたという話もある。これはいつの間にかついた俗称がアニメ終了間際にラジオ番組『アニメトピア』において「さすらいのパタリロ」という続編の話が語られた件でその俗称が広く知れ渡り(ただし、続編の名称の噂はそのオンエア以前から存在していた)、「そのようなタイトルの企画が存在したらしい」と広く誤認された。この件については当時のアニメ雑誌でも、スタッフが否定している。
2度の時間帯移動に関して、終了時期に基本的に時間帯移動した先では、それなりに安定した視聴率を獲得していた事実をアニメ誌でスタッフがコメントしている。
『ぼくパタリロ!』最終回の本編終了後に劇場版公開の告知がされた。
- パタリロ! (1話 - 20話)
- 毎週木曜日19時00分 - 19時30分(1982年4月8日 - 1982年9月30日)
- ぼくパタリロ! (21話 - 49話)
スタッフ
- 企画:土屋登喜蔵(フジテレビ)、籏野義文(東映動画)
- 原作:魔夜峰央
- 音楽:青木望
- 総作画監督:鈴木欽一郎
- チーフデザイナー:土田勇
- チーフディレクター:西沢信孝
- 製作担当:佐々木章
- 作画:兼森義則、須田正己、安藤正浩 他
- 製作:フジテレビ、東映動画
キャスト
- パタリロ(声:白石冬美)
- バンコラン(声:曽我部和行(のち曽我部和恭))
- マライヒ(声:藤田淑子)
- 警察長官(声:永井一郎)
- 衛兵隊長(声:青野武)
- タマネギ(声:野島昭生、古川登志夫、古谷徹、三ツ矢雄二、塩屋翼、塩沢兼人、井上和彦、神谷明)
主題歌
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
放送データ
パタリロ!
放送日 | 話数 | サブタイトル | 脚本 | 美術 | 作画監督 | 演出 |
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1982年4月8日 | 1 | 美少年キラー | 辻真先 | 土田勇 | 兼森義則 | 西沢信孝 |
4月15日 | 2 | 霧の夜に花が散る | 土橋博 | 笠井由勝 | ||
4月22日 | 3 | 墓に咲くバラ | 津野二朗 | 久岡敬史 | ||
4月29日 | 4 | パタリロ危うし! | 酒井あきよし | アベ正己 | 芹川有吾 | |
5月13日 | 5 | 死の天使マライヒ | 金春智子 | 坂本信人 | 伊東誠 | 笠井由勝 |
5月20日 | 6 | 悲しみのエトランジュ | 土田勇 | 兼森義則 | 設楽博 | |
5月27日 | 7 | カンフー大あばれ! | 酒井あきよし | 坂本信人 | 河村信道 | 久岡敬史 |
6月3日 | 8 | パタリロより愛をこめて | 辻真先 | 土田勇 | 津野二朗 | 芹川有吾 |
6月17日 | 9 | べらんめえ桜吹雪 | 酒井あきよし | 坂本信人 | アベ正己 | 笠井由勝 |
6月24日 | 10 | マリネラに降る雪 | 金春智子 | 土田勇 | 兼森義則 | 西沢信孝 |
7月8日 | 11 | マライヒマライヒ | 辻真先 | 伊東誠 | 久岡敬史 | |
7月22日 | 12 | マリネラの吸血鬼 | 酒井あきよし | 坂本信人 | 河村信道 | 芹川有吾 |
7月29日 | 13 | アメリカ乗っ取り! | 津野二朗 | 設楽博 | ||
8月12日 | 14 | パタリロ7世と8世 | 金春智子 | 土田勇 | 兼森義則 | 笠井由勝 |
8月26日 | 15 | プリンス マライヒ | 酒井あきよし | 坂本信人 | アベ正己 | 芹川有吾 |
9月2日 | 16 | ダイヤモンドの伝説 | 金春智子 | 土田勇 | 河村信道 | 久岡敬史 |
9月9日 | 17 | ねらわれた赤い人魚 | 辻真先 | 坂本信人 | 星野絵美 | 設楽博 |
9月16日 | 18 | 輝けタマネギ! | 酒井あきよし | 土田勇 | 兼森義則 | 笠井由勝 |
9月23日 | 19 | 月への旅立ち! | 坂本信人 | アベ正己 | 久岡敬史 | |
9月30日 | 20 | バンコラン死す! | 河村信道 | 設楽博 |
ぼくパタリロ!
放送日 | 話数 | サブタイトル | 脚本 | 美術 | 作画監督 | 演出 |
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10月9日 | 21 | 超ロボット・プラズマX | 辻真先 | 土田勇 | 伊東誠 | 笠井由勝 |
10月16日 | 22 | プラズマの恋 | 金春智子 | 坂本信人 | 兼森義則 | 西沢信孝 |
10月23日 | 23 | 殺しのライセンス | 辻真先 | 土田勇 | アベ正己 | 久岡敬史 |
10月30日 | 24 | 旅立てジャック | 坂本信人 | 須田正己 | 笠井由勝 | |
11月6日 | 25 | プラズマ・パパ | 金春智子 | 河村信道 | 山吉康夫 | |
11月13日 | 26 | パタリロ8世と10世 | 酒井あきよし | 兼森義則 | 設楽博 | |
11月20日 | 27 | おちょくり24時間 | 辻真先 | 伊東誠 | 笠井由勝 | |
11月27日 | 28 | 忠誠の木ものがたり | 金春智子 | 土田勇 | 須田正己 | 西沢信孝 |
12月4日 | 29 | 帰ってきた暗殺者 | 酒井あきよし | 坂本信人 | アベ正巳 | 笠井由勝 久岡敬史 |
12月11日 | 30 | 愛しのプララ | 津野二朗 | 設楽博 | ||
12月18日 | 31 | ゲルマン城のとりこ | 金春智子 | 土田勇 | 河村信道 | 山吉康夫 |
12月25日 | 32 | ニャンコはニャンコ | 酒井あきよし | 坂本信人 | 我妻宏 | 笠井由勝 |
1983年1月8日 | 33 | わたし待つわ | 兼森義則 | 芹川有吾 | ||
1月15日 | 34 | やっぱりプララ | 金春智子 | 土田勇 | 伊東誠 | 設楽博 |
1月22日 | 35 | 雪がやんだら | 辻真先 | 坂本信人 | 富田邦 | 久岡敬史 |
1月29日 | 36 | パタリロ異変 | 酒井あきよし | 土田勇 | 津野二朗 | 芹川有吾 |
2月5日 | 37 | ベルサイユのヒマワリ | 金春智子 | 坂本信人 | 河村信道 | 山吉康夫 |
2月12日 | 38 | アイ・ラブ・マライヒ | 筒井ともみ | 兼森義則 | 西沢信孝 | |
2月19日 | 39 | その男バンコラン | 酒井あきよし | 土田勇 | 我妻宏 | 笠井由勝 |
2月26日 | 40 | プララのお兄さん | 金春智子 | 坂本信人 | アベ正己 | 久岡敬史 |
3月5日 | 41 | マライヒの季節 | 筒井ともみ | 土田勇 | 兼森義則 | 設楽博 |
3月12日 | 42 | パタリロ大集合 | 酒井あきよし | 河村信道 | 山吉康夫 | |
3月19日 | 43 | バンコランに死の愛を | 金春智子 | 坂本信人 | 津野二朗 | 芹川有吾 |
3月26日 | 44 | ファントム | 酒井あきよし | 土田勇 | 伊東誠 | 笠井由勝 |
4月8日 | 45 | ああ、花の新学期 | 坂本信人 | 兼森義則 | 西沢信孝 | |
4月15日 | 46 | プララの初恋 | 筒井ともみ | 土田勇 | 昆進之介 | 笠井由勝 |
4月22日 | 47 | さよならアフロ | 坂本信人 | 須田正己 アベ正己 |
芹川有吾 | |
5月6日 | 48 | 霧のロンドンエアポート | 土田勇 | 河村信道 | 山吉康夫 | |
5月13日 | 49 | 霧のロンドンエアポート 後編 | 伊東誠 | 笠井由勝 |
前後番組の変遷
フジテレビ 木曜日19:00 - 19:30 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
新竹取物語 1000年女王
(1981. 4/16 - 1982. 3/25) |
パタリロ!
(1982. 4/ 8 - 9/30) |
スペースコブラ
(1982.10/ 7 - 1983. 5/19) |
フジテレビ 土曜日19:30 - 20:00 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
科学救助隊テクノボイジャー
(1982. 4/17 - 9/11) |
ぼくパタリロ!
(1982.10/ 9 - 1983. 3/26) |
イタダキマン
(1983. 4/ 9 - 9/24) |
フジテレビ 金曜日19:00 - 19:30 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ぼくパタリロ!
(1983. 4/ 8 - 5/13) |
ストップ!! ひばりくん!
(1983. 5/20 - 1984. 1/27) |
劇場アニメ
『パタリロ! スターダスト計画』
パタリロ! スターダスト計画 | |
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監督 | 西沢信孝 |
脚本 | 田波靖男 |
原作 | 魔夜峰央 |
製作 | 横山賢二 |
製作総指揮 | 今田智憲 |
出演者 |
白石冬美 曽我部和恭 藤田淑子 |
音楽 | 青木望 |
主題歌 | 魔夜峰央 |
撮影 |
武井利晴 福井政利 |
編集 | 吉川泰弘 |
配給 | 東映 |
公開 | 1983年7月10日 |
上映時間 | 48分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
1983年7月10日公開作品。同時上映はシブがき隊の映画『ヘッドフォン・ララバイ』。単行本第5巻に収録された「スターダスト」を原作にした作品。テレビシリーズの好評を受ける形(OVAも存在しなかった時代であり、メディア展開の一環として『機動戦士ガンダム』や『宇宙戦艦ヤマト』の様に放映終了後に映画化された)で製作された。基本的には原作に忠実だが、原作と異なり、アニメのオリジナルで人間のシュゲルグ博士が登場し、彼が国際ダイヤモンド輸出機構No.1の正体という事になっている(これを踏まえてか、原作での「霧のロンドンエアポート」のラスト部分を引用する形でシュゲルグが処刑されている)。またラスト近くで、パタリロは7世と10世の力を借りて(連載当時にはなかった時間跳躍能力を使って)スターダスト計画を阻止する。
上映時間は48分だったが、当初はもっと長い作品として製作されていたが短縮された為、制作期間に余裕が出来た旨がアニメ誌で語られていた。
- 「美少年軍団対タマネギ部隊」アニメ雑誌の紹介で見せ場として言及されており、プログラムのストーリー紹介に掲載されている。
- 「NASA襲撃」途中まで製作していたのか、該当すると思われるアンドレセンが変装を解くシーンのセル画が当時の媒体やDVDジャケット裏面に使われている。
これらのシーンなどがカットされたとみられる。
アニメ誌において「ドラえもんと比べると…」という東映サイドのコメントがあり、また作者自身「ポシャった」と語っているので興行的には芳しくなかった模様(そもそも上映規模があまり大きい作品ではない)。
- オープニングテーマ
- 『RUN AWAY 美少年達(ローズボーイズ)』
- 歌:魔夜峰央
- 製品コード:キャニオン 7G0025
キャスト
- ジュニア(本名ビョルン、声:戸田恵子)
- アンドレセン(ジュニアの双子の弟、声:田島令子)
- シュゲルグ(声:大塚周夫)
- ミーちゃん(魔夜峰央が自分を作中に登場させる際に用いるキャラクター、声:魔夜峰央)[特別出演]
パタリロ西遊記
本作は、2006年年末にtvkで放送されたのを皮切りに、首都圏の独立UHF局で放送された。テレ玉では『ひぐらしのなく頃に解』を2007年10月1日に第13話で打ち切り、差し替え番組として放送を行った。TOKYO MXでは2008年1月4日より放送(本来は『君が主で執事が俺で』を放送する予定だったが、諸事情により時間変更したため)。
- キャスト
- パタリロ(声:甲斐田ゆき) - 孫悟空
- マライヒ(声:高木礼子) - 三蔵法師
- バンコラン(声:子安武人) - 盤古羅漢(十六羅漢の1人)
- 魔夜峰央(声:堀内賢雄) - ミーちゃん(狂言回し:原作未登場)
- 猪八戒(声:松本吉朗)
- 沙悟浄(声:小山力也)
- 釈迦(声:たてかべ和也)
- ヒューイット(アニメ未登場) - 飛遊糸(十六羅漢の1人)
前後番組
テレ玉 月曜25:30枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ひぐらしのなく頃に解
(第13話で打ち切り) |
パタリロ!西遊記
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TOKYO MX 金曜18:30枠 | ||
パタリロ西遊記!
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