服部弾馬

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服部 弾馬
はっとり はずま
Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム 服部 弾馬
ラテン文字 Hazuma Hattori
愛称 はず、ハズー
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 中距離走長距離走
所属 トーエネック
大学 東洋大学経済学部経済学科卒業
生年月日 (1995-02-07) 1995年2月7日(23歳)
出身地 新潟県の旗新潟県十日町市
身長 175cm
体重 58kg
自己ベスト
1500m 3分42秒06(2015年)
3000m 7分54秒73(2018年)
5000m 13分34秒64(2016年)
10000m 28分36秒50(2017年)
ハーフマラソン 1時間02分31秒(2014年)
30km 1時間31分31秒(2015年)
 
獲得メダル
男子 陸上競技
アジアジュニア陸上競技選手権大会
2014 台北 10000m
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服部 弾馬(はっとり はずま、1995年2月7日 - )は、日本陸上競技選手。新潟県十日町市出身。豊川高等学校東洋大学経済学部卒業。東洋大学陸上競技部に所属していた服部勇馬は1学年上の兄。身長175cm、体重58kg。 1500m5000mの東洋大記録保持者。O型

経歴[編集]

  • 2009年、全日本中学校陸上競技選手権大会に1500mと3000mの2種目で出場。1500mでは善戦したものの、着順で決勝に進める2位までに入れず予選第1組で3位。タイムでも拾われず、2種目共に予選敗退となった。この1500m予選第1組で2位に入り決勝に進出したのが秋山雄飛だった。またこの1500m予選にてタイムで拾われて決勝に進出したのが武田凛太郎だった。
  • 駅伝では兄・勇馬と共に全国中学駅伝出場を目指したが、あと一歩の所で出場を逃した。
  • 2010年、兄の勇馬も在籍していた宮城県仙台育英高校に入学。仙台育英では全国高校駅伝に2度出場。
  • トラック種目でも全国高校総体の3000mSCで5位に入賞するなどの実績を残した。
  • 2012年に同学年の一色恭志らとともに愛知県豊川高校に転校。豊川高校をその年の全国高校駅伝初出場に導いた。本戦で服部は1区を担当しトップ(伊賀白鳳高西山雄介)と1秒差の2位でタスキをつないだ。服部や、3区で区間賞のカレミ・ズク4区で区間賞を獲得した一色恭志の活躍により、豊川高校は初出場での初優勝を果たした。[1]
  • 高校卒業後は兄・勇馬の後を追い東洋大学に進学。初年度から駅伝メンバーとして活躍。第90回箱根駅伝では7区を担当し、1年生ながら区間賞を獲得。東洋大学の復路優勝・総合優勝に貢献した。[2]
  • 2014年に台北で開催された第16回アジアジュニア陸上競技選手権大会に10000m日本代表として出場し、31分10秒60の記録で優勝を果たす[3]。続いてユージーンで開催された第15回世界ジュニア陸上競技選手権大会にも10000m日本代表として出場し8位入賞を果たした[4]
  • 2015年7月に開催されたホクレンディスタンスチャレンジ北見大会で1500m-3分42秒06の東洋大新記録を樹立。同大会の5000mに出場し東洋大新記録を打ち立てた兄の勇馬とともに兄弟で東洋大記録保持者となった。
  • 2015年9月に開催された日本インカレでは5000mに出場し、エノック・オムワンバ山梨学院大学)ら外国人留学生や、高校時代の同級生である一色恭志(青山学院大学)などを抑えて13分38秒45の自己ベストで優勝を飾った。
  • 2015年10月に開催された第27回出雲駅伝では、花の3区を任され、兄・勇馬と共に区間賞は逃したものの、計7人を抜き、1区での出遅れを取り戻すまさにWエースの力を魅せた。
  • 2015年11月に開催された第47回全日本大学駅伝では2区を担当。1区を担当する兄の勇馬が3位まで秒差ながらトップでタスキを持ってくると、タスキを受け取った弾馬は並走していた小椋裕介青山学院大学)、平和真早稲田大学)を突き放し、工藤有生駒澤大学)、木村慎明治大学)らを抑え、歴代3位となる37分34秒を記録し、区間賞を獲得。兄弟での区間賞リレーとなった。「脱服部兄弟」をスローガンに掲げた東洋大学はその後も3区を担当した口町亮の区間賞・MVP受賞の快走などエースに頼らない走りを個々人が見せ、最終8区まで優勝候補筆頭と言われた青山学院大学と先頭を争った。最後には大きく突き放し、初の駅伝全国一位の称号を掴んだ。[5]
  • 第92回箱根駅伝では3区を走り、出雲・全日本に続き、兄の勇馬から2位でタスキを受け取ったが、先頭を走る秋山雄飛青山学院大学)とは逆に差が開いてしまい、区間3位に終わり、東洋大学も総合2位に終わった。
  • 4年生になると、副主将になり、主将の橋本澪とチームを引っ張ることと、日本学生エースとして、期待される。
  • 2016年5月に開催されたゴールデンゲームズinのべおかで、5000mに出場し、13分34秒64と、自己ベストと兄・勇馬を抜く東洋大記録更新と、2016年度5000m現役学生2位(現役日本人学生1位)となったが、目標としてたリオ五輪の参加標準記録(13分25秒00)に及ばず、レース後悔しさを露わにした。
  • 同年10月に開催された出雲駅伝では、花の3区を任され、区間賞こそはならなかったものの、順位を3つ上げる快走をし、エースの意地を見せたが、チームは9位で終わった。
  • 同年11月に開催された全日本大学駅伝では、前年、兄・勇馬が走ったスタートの1区を任され、前年同様、給水ポイントで仕掛け、43分34秒と、自身2年連続の区間賞だったが、チームは6位と、完敗だった。
  • 尚この2大会は、橋本がエントリーされてない為、チームの主将に任命されていた。
  • 同年12月10日第93回箱根駅伝の選手エントリー発表で、駅伝主将として、指名された。
  • 同年12月29日に同大会の区間エントリーが発表され、スタートの1区にエントリーされた。2017年1月2日3日に1区を出走し、ラストスパート勝負に勝ち、1年生以来の箱根区間賞となったが、チームは2年連続総合2位で終わった。
  • 大学卒業後はトーエネックへ就職。トーエネックは実業団では決して強豪チームというわけではなく、他の複数の実業団からも勧誘を受けていたが、練習環境を重視し、進路を決断。トラック競技でオリンピックを目指す。

人物・エピソード[編集]

  • 陸上を始めた頃からずっと兄・勇馬の背中を追ってきた。しかし第59回熊日30キロロードレースで前回兄・勇馬が打ち立てた学生新記録よりも3分負けたことを機に兄・勇馬の背中を追うのをやめ、トラックでオリンピックを目指すことにした。
  • 大学4年生時は、同級生の櫻岡駿口町亮とともに東洋大三本柱とも言われている。[要出典]
  • 青山学院大学に所属している一色恭志とは、盟友であり、ライバル関係である。陸上誌『大学駅伝2016-2017決算号』では、企画で一色と対談している。
  • 持ち味は、スピード溢れる走り。
  • 家族は両親と兄1人と弟と妹がそれぞれ1人。
  • 手先が器用で裁縫が得意。

成績・記録[編集]

主な戦績[編集]

大会 種目 順位 記録 備考
2012 第28回日本ジュニア陸上競技選手権大会 3000mSC 2位 9分00秒19 1位と0.09秒差
2013 関東私学五大学対校陸上競技選手権大会 3000m 1位 8分23秒07 大学進学後初出場
2013 日体大長距離記録会 1500m 不明 3分50秒63 シーズンベスト、関東インカレA標準突破
2013 チャレンジミートゥinくまがや 5000m 7組2位 14分06秒79
2013 関東インカレ 1500m 6位 3分50秒91
2013 関東インカレ 5000m 25位 14分33秒81
2013 ホクレン・ディスタンスチャレンジ 10000m 21着 30分07秒79 10000m初挑戦
2013 埼玉県実業団長距離競技会 5000m 不明 14分01秒54 シーズンベスト
2013 上尾シティハーフマラソン ハーフマラソン 10位 1時間02分54秒
2014 関東私学五大学対校陸上競技選手権大会 3000m 8位 8分15秒33 シーズンベスト
2014 チャレンジミートゥinくまがや 5000m 6組1位 14分12秒41
2014 平国大競技会 10000m 6位 28分55秒31 自己ベスト、関東インカレA標準突破
2014 関東インカレ 10000m 11位 29分21秒83
2014 関東インカレ 5000m 8位 13分55秒47 シーズンベスト
2014 アジアジュニア陸上競技選手権大会 10000m 優勝 31分10秒60
2014 ホクレン・ディスタンスチャレンジ 5000m 24着 14分15秒15
2014 世界ジュニア陸上競技選手権大会 10000m 8位 29分12秒74
2014 日本インカレ 5000m 12位 14分17秒01
2014 上尾シティハーフマラソン ハーフマラソン 5位 1時間02分31秒 自己ベスト
2015 熊日30キロロードレース 30km 5位 1時間31分31秒
2015 平成国際大学長距離競技会 1500m 1着 3分47秒06 日本選手権A標準突破
2015 日体大長距離競技会 1500m 2着 3分49秒04
2015 関東インカレ 1500m 6位 3分47秒70
2015 平国大長距離競技会 5000m 1着 14分19秒46
2015 日本陸上競技選手権大会 1500m 4着 3分50秒35 予選敗退
2015 ホクレン・ディスタンスチャレンジ北見 1500m 優勝 3分42秒06 自己ベスト、東洋大新記録
2015 ホクレン・ディスタンスチャレンジ網走 5000m 10着 13分44秒22
2015 日本インカレ 5000m 優勝 13分38秒45 シーズンベスト、本大会4年ぶりの日本人優勝
2016 日本陸上競技選手権大会クロスカントリー競走 シニア12km 5位 36分32秒 12km
2016 金栗記念選抜中・長距離熊本大会 1500m 2組4位 3分46秒89
2016 関東私学六大学対校陸上競技選手権大会 1500m 優勝 3分52秒20 関東インカレB標準突破
2016 ゴールデンゲームズinのべおか 5000m 10位(日本人トップ) 13分34秒64 自己ベスト、東洋大新記録
2016 関東インカレ 1500m 5着 3分51秒15 決勝DNS
2016 日体大長距離競技会 5000m 30組13位 13分59秒85
2016 日本選手権 5000m 10位 13分52秒90
2016 トライアルinいせさき 3000m 総合優勝 8分00秒82 自己ベスト
2016 八王子ロングディスタンス 10000m 120位 29分32秒28
2017 金栗記念選抜中・長距離熊本大会 5000m 5組14位 13分55秒94 トーエネック入部後初レース
2017 中部実業団対抗陸上競技選手権大会 1500m 総合優勝 3分47秒88
2017 第101回日本陸上競技選手権大会 5000m 10位 14分14秒24
2018 第102回日本陸上競技選手権大会 5000m 優勝 14分21秒52
※歴代記録は当時の記録

大学駅伝戦績[編集]

学年 出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝
1年生
(2013年度)
第25回
2区-区間6位
17分00秒
第45回
- - -
出走なし
第90回
7区-区間賞
1時間03分27秒
2年生
(2014年度)
第26回
1区エントリー
大会中止
第46回
1区-区間10位
44分08秒
第91回
7区-区間3位
1時間03分35秒
3年生
(2015年度)
第27回
3区-区間2位
24分13秒
第47回
2区-区間賞
37分34秒
歴代3位
第92回
3区-区間3位
1時間03分37秒
4年生
(2016年度)
第28回
3区-区間3位
24分59秒
第48回
1区-区間賞
43分34秒
第93回
1区-区間賞
1時間03分56秒

実業団駅伝戦績[編集]

年度 大会 所属 区間 区間順位 記録 総合順位
2017年度(入社1年目) 第57回中部・北陸実業団対抗駅伝競走大会 トーエネック 1区 区間2位 36分55秒 トーエネック5位

自己ベスト[編集]

種目
記録
大会
備考
1500m 3分42秒06 2015年7月12日 ホクレン・ディスタンスチャレンジ北見 日本歴代33位
3000m 8分00秒82 2016年7月9日 トライアルinいせさき
5000m 13分34秒64 2016年5月7日 ゴールデンゲームズinのべおか 日本学生歴代14位
10000m 28分36秒50 2017年10月16日 中部実業団陸上競技選手権大会
ハーフマラソン 1時間02分31秒 2014年11月16日 上尾シティハーフマラソン
30km 1時間31分31秒 2015年2月15日 熊本城マラソン

関連人物[編集]

関連項目[編集]

出典[編集]

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  1. ^ [1]豊川 初出場初V
  2. ^ [2]箱根駅伝公式Webサイト
  3. ^ [3]【結果報告】第16回 アジアジュニア陸上競技選手権大会
  4. ^ [4]【結果速報】世界ジュニア陸上競技選手権大会
  5. ^ 東洋大が初Vで青学大3冠阻止 2年ぶり箱根制覇だ 日刊スポーツ 2015年11月2日