ナブーの戦い

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ナブーの戦い
戦争:ナブーの戦い
年月日:32BBY
場所ナブー
結果通商連合の敗北
交戦勢力
ナブー 通商連合
指導者・指揮官
アミダラ女王
ボス・ナス
クワイ=ガン・ジン
ヌート・ガンレイ
ルーン・ハーコ
ダース・モール
戦力
グンガン聖なる軍隊、ナブー義勇軍、ナブー戦闘機隊など ドロイド軍ドロイド指令艦一隻
損害
クワイ=ガン・ジン ダース・モール、使用していたドロイド・武器の全て、ドロイド指令艦一隻

ナブーの戦い(ナブーのたたかい、Battle of Naboo)はアメリカ映画スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の作中で起こる架空の戦闘。通商連合による惑星ナブーの侵攻である。

背景[編集]

そもそもの火種は、辺境貿易ルートへの課税に反対する通商連合が、ナブーへの全貿易をストップさせたことである。この経済封鎖に、スパイス輸出で生計を立てていた惑星の人々は困窮した。そこで銀河共和国元老院に解決のための助力を申し出る。

銀河元老院は重い腰を挙げようとしなかったが、銀河元老院最高議長フィニーズ・ヴァローラムの要請を受けジェダイ評議会はこの事態を調停するため、クワイ=ガン・ジンとその弟子であるオビ=ワン・ケノービを通商連合に交渉人として派遣する。だがこの経済封鎖事件には裏があり、共和国内に小さな混乱を起こして、より大きな目的を果たさんとするシスが関与していたのである。このためジェダイ達の身元はすぐに露見し、シスの暗黒卿ダース・シディアスの命によって通商連合はナブーへの軍事作戦を開始。さらに元老院議長の特使であるジェダイをも排除しようとする。

どうにかナブーに到着したジェダイらの活躍により首都シードに囚われていたアミダラ女王以下数名の側近が救出された。そして共和国元老院に事態の沈静化を求めるべく直訴団が編成され、ジェダイと共に惑星コルサントに赴く。

しかし元老院は官僚の意向にがんじがらめになっていたため、有効な手立てが打てないまま無駄に時間が過ぎる事に不満をもったアミダラ女王は、ナブーを代表するパルパティーン議員の助言を受けヴァローラム議長の不信任案を提出し、議長選挙を求めた。そして国民が次々に虐殺されている現状を憂慮して新議長選出を待つことなくナブーへ帰郷してしまった。彼女は自分たちの手で故郷の惑星の平和と取り戻す決意をしたのである。

戦闘[編集]

女王アミダラは、同じく惑星に居住して通商連合の侵攻を受けたグンガン族の協力を得て敵の主力軍をおびき出し、手薄になったシードで通商連合の総督ヌート・ガンレイを拘束する事で事態を打開しようとする。また通商連合のドロイド軍隊を無力化するため、ドロイドの集中制御を行っている軌道上の指令艦を宇宙戦闘機で破壊する作戦を立案する。

まず義勇軍の基地を奪取したパナカ隊長率いるナブー部隊はすぐさま攻撃隊を編成、一気に通商連合の指令艦を攻め落とすためスクランブル発進する。この混乱の中でジェダイと行動を共にしていたアナキン・スカイウォーカーは、飛び交うブラスターから逃れるため戦闘機のコックピットに入り込み、ドロイディカを相手に苦戦している女王一行を助けようと計器を操作するうちに発進させる。フォースの導きか、また天性の才能に拠るものか、アナキンは他のナブー義勇軍パイロットが次々に飛び出してくるドロイド・スターファイターに苦戦する中、偶発的に指令艦内に突入して図らずも内部から攻撃するという無謀な戦法で指令艦を破壊する。

地上では、陽動作戦を担っていたグンガンの「聖なる軍隊」が圧倒的な数のドロイド軍と対峙して苦境に陥っていた。しかし、指令艦が破壊されたことでドロイドのコントロールが失われて辛くも勝利した。一方同じ頃、シード宮殿の玉座の間に侵入したアミダラ女王らによってヌート・ガンレイとルーン・ハーコは拘束され、作戦は成功する。2人のニモーディアンは共和国首都へ送還され、通商連合によるナブー統治は終了する。

この後、ボス・ナスは自身の面前に身一つで救助を求めに来て、また自ら武器を取ったアミダラ女王の勇敢さに敬意を表し、戦勝祝典で地上人との和平を宣言して共に繁栄する道を選ぶ。

その後[編集]

アミダラが去った後に行われた議長選挙では、ナブー出身のパルパティーンが選出され銀河の歴史の大きな転換期に差し掛かる。

また、再度現れたダース・モールとの戦いでクワイ=ガンを失った事はジェダイにとって大きな痛手であった。ジェダイはこれ以降、復活したシス卿と、クワイ=ガンのもたらしたアナキンという二つの大きな問題に悩まされつづけるのである。

関連項目[編集]