スペインかぜ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スペイン風邪から転送)
ナビゲーションに移動 検索に移動
スペインかぜ
Soldiers from Fort Riley, Kansas, ill with Spanish flu at a hospital ward at Camp Funston
病棟で治療を受けるスペインかぜに罹患したフォート・ ライリー英語版陸軍基地(カンザス州)の兵士
疾病 インフルエンザ
ウイルス株 H1N1
最初の発生 不明
最初の報告 アメリカ合衆国
場所 世界中
日付 1918年1月 – 1920年12月
確定症例数 5億人(推計)[1]
死者数
1700–5000万人(推計)

スペインかぜスペイン風邪英語: Spanish Flu (influenza))は、1918年-1921年に世界各国で極めて多くの死者を出したインフルエンザ(当時はインフルエンザかどうかが不明で風邪の扱いをしていた)によるパンデミックの俗称である。第一次世界大戦時に中立国であったため情報統制がされていなかったスペインでの流行が大きく報じられたことに由来する(スペインが最初の発生源という訳ではない)。1918年パンデミックとも呼ばれる。

1918年1月から1920年12月までに世界中で5億人が感染した[2]とされ、これは当時の世界人口の4分の1程度に相当する。その中には太平洋の孤島や北極圏の人々も含まれた。死者数は1,700万人[3]から5000万人との推計が多く、1億人に達した可能性も指摘されるなど人類史上最悪の感染症の1つである[4][5]アメリカ合衆国ではパンデミックの最初の年に平均寿命が約12歳低下した[6][7][8]

近年[いつ?]の研究により、スペインかぜはH1N1亜型インフルエンザウイルスによるものと判明した。H1N1によるパンデミックは、スペインかぜと2009年の新型インフルエンザ[9]の2回である[10]

概要[編集]

第一次世界大戦中の士気維持のため、ドイツイギリスフランスアメリカ合衆国での病状や死亡の初期報告は検閲により最小限に抑えられた[11]。一方で中立国スペインにおける伝染病の影響は自由に報道され[12]アルフォンソ13世の重病を初めとする多数の記事はスペインが特に大きな被害を受けたという誤った印象を生み出した[13]。ここから「スペインかぜ」という呼称が広まった[14]。しかし歴史的・疫学的データは、地理的起源を確実に特定するには不十分であり[2]、その起源には諸説ある(後述)。

ほとんどのインフルエンザの流行では、死者が乳幼児高齢者に偏り、その中間の年齢層の生存率は高いが、スペインかぜでは若年成人の死亡率がその他のインフルエンザと比較して高かった。科学者たちは、1918年のインフルエンザ大流行の死亡率の高さについて、いくつかの可能性のある説明を提示している。

いくつかの分析は、ウイルスサイトカイン放出症候群を引き起こし、強い致死性を得ることを示している(サイトカインストーム)。サイトカインストームは、若年成人の強い免疫システムを破壊する[15]。これとは対照的に、パンデミック期以降の医学誌に対する2007年の分析では、スペインかぜのウイルス感染は、以前のインフルエンザ株よりも攻撃的ではなかったことが判明した[16][17]。その代わり、栄養失調、過密な医療キャンプや病院、劣悪な衛生状態が、細菌性の重複感染を促進していた。ほとんどの犠牲者は、この重複感染が死因であり、重篤期間はやや長期化することが多かった[18][19]

表記[編集]

PSIカテゴリー[20]

スペインかぜと表記されることが多いが[21]国立感染症研究所などではスペインインフルエンザと表記する[22][23][24]。スパニッシュインフルエンザ(英語のSpanish Fluより)と表記されることもある。当時の日本では(インフルエンザの総称である)「流行性感冒(かんぼう)」とも表記された[25][26][注 1]

起源[編集]

スペインかぜ(1918年パンデミック)の起源については諸説あるが、いずれも仮説の域を出ていない。

フランス[編集]

ウイルス学者ジョン・オックスフォード英語版は、1918年パンデミックの起源を第一次世界大戦中フランスのエタプル英語版に存在した大規模なイギリス陸軍の駐屯地と推定している[29]。オックスフォードの研究によれば、エタプル駐屯地では1916年末にスペインかぜと症状が類似する致死率の高い新種の病気が流行し[30][29]、その後1917年3月にはイギリス本土のオールダーショットにある陸軍の兵営でも同様の流行が発生しており[31]、イギリス軍の病理学者はのちにエタプルおよびオールダーショットで流行した病気が1918年のスペインかぜと同一のものであったと結論づけている[32][29]。オックスフォードはエタプル駐屯地について、常に約10万人の兵士が密集した状態で存在しただけでなく、敷地内に大規模なブタの飼育所があり、周辺の市場から生きたニワトリアヒルガチョウが持ち込まれていたなど、呼吸器系ウイルスが流行するためには理想的な環境であったと指摘している[32]

北米[編集]

アメリカ合衆国は複数の研究者によってスペインかぜの起源と考えられている[29]。歴史学者アルフレッド・クロスビーは1918年パンデミックがアメリカのカンザス州に起源を持つと述べている[33]。同様に、ジョン・バリー英語版はカンザス州のハスケル郡で1918年1月に発生した病気の流行がスペインかぜの起源であるとしている[29][34]アメリカ疾病予防管理センター (CDC) は、アメリカでは1915年1916年に既にインフルエンザと肺炎による死亡率の急増が見られていたと指摘する一方で、この現象と1918年パンデミックとの関連性は不明としており、パンデミックの地理的な発生源を特定するには歴史的・疫学的なデータが不足していると述べている[35]。他に、カナダウイルスイリノイ州のブタに感染したとの推定もある[36][注 2]

中国[編集]

パスツール研究所のウイルス研究者クロード・アヌーン (Claude Hannoun) は1993年、スペインかぜのウイルスは中国からもたらされた可能性が高いと主張した。アヌーンは、中国に由来するウイルスがアメリカのボストン近郊で変異したのち、フランスのブレストに渡ってヨーロッパ全域に広まり、その後連合国の兵士を主な媒介者として全世界に広まったとの見解を示した[37]。歴史家マーク・ハンフリーズ (Mark Humphries) は、第一次世界大戦中イギリス・フランス軍後方での作業に約9万6000人の中国人労働者が動員されたことが1918年パンデミックを引き起こした可能性があると述べている[38]。ハンフリーズによれば、1917年11月に中国北部で流行した呼吸器系の病気はのちに中国当局者によってスペインかぜと同一のものと確認されている[38][39]

進化生物学者マイケル・ウォロビー (Michael Worobey) が中心となった研究チームは2019年、スペインかぜの中国人労働者起源説に対する反証を示した[40]。ウォロビーらは、ヨーロッパに渡った中国人労働者の間でインフルエンザの症例が報告された時期は同地点の他の集団に対して遅れているなどの理由を挙げ、彼らが最初の感染源であった可能性は低いと指摘した[40]

近年のコンピューター解析によって、1918年型インフルエンザウイルスの前駆体1907年頃に発生したことが判明している。

経緯[編集]

起源に諸説あることから、必然的に経緯も諸説ある。以下は諸説の1例に過ぎないと考えるべきである。

スペインかぜは、記録にある限り人類が遭遇した最初のインフルエンザの大流行(パンデミック)である[注 3]

第1波は1918年3月にアメリカのデトロイトサウスカロライナ州付近などで最初の流行があり[42]アメリカ軍のヨーロッパ進軍と共に大西洋を渡り、5月から6月にヨーロッパで流行した。

第2波は1918年秋にほぼ世界中で同時に起こり、病原性がさらに強まり重篤な合併症を起こし死者が急増した。

第3波は1919年春から秋にかけて、第2波と同じく世界で流行した。さらに、最初に医師看護師の感染者が多く、医療崩壊してしまったため、感染被害が拡大した。

この経緯を教訓とし、2009年新型インフルエンザの世界的流行の際にはインフルエンザワクチンを医療従事者に優先接種することとなった。

世界規模で猛威を振るったスペインかぜであるが、世界規模に広がったことにより、死者も甚大になった一方で、生き残った人は抗体を獲得して、集団免疫を形成することによって、感染者の減少へと繋がって収束した。

被害状況[編集]

スペインかぜの患者でごった返すアメリカ軍の野戦病院。
マスクをつける日本の女性たち。

被害者数[編集]

世界[編集]

世界全体の推定感染者数は世界人口の25-30%(WHO)、または世界人口の3分の1、または約5億人とされる[43]。当時の世界人口は18億人から20億人と推定されている。

世界全体の推定死者数は1700万人から1億人と幅がある。アメリカでも50万人が死亡したとされる。これらの数値は感染症のみならず戦争災害などすべてのヒトの死因の中でも、最も多くのヒトを短期間で死亡に至らしめた記録的なものである[注 4]

日本[編集]

日本では1918年4月、当時日本が統治していた台湾にて巡業していた真砂石などの大相撲力士3人が謎の感染症で急死。同年5月の夏場所では高熱などにより全休する力士が続出したため、世間では「相撲風邪」や「力士風邪」と呼んでいた[44]

その後、1918年10月に大流行が始まり、世界各地で「スパニッシュ・インフルエンザ」が流行していること[45]や、国内でも多くの患者が発生していることが報じられた。第1回の大流行が1918年10月から1919年3月、第2回が1919年12月から1920年3月、第3回が1920年12月から1921年3月にかけてである[46]。当時の人口5500万人に対し約2380万人が感染したとされる。

第1回の患者数・死亡者数が最も多い。第2回では患者数が減少する一方、致死率は上昇している。第3回の患者数・死亡者数は比較的少数であった。

日本におけるスペインインフルエンザの被害
流行 患者 死者 致死率
1918(大正7)年8月-1919(大正8)年7月 2116万8398人 25万7363人 1.22%
1919(大正8)年8月-1920(大正9)年7月 241万2097人 12万7666人 5.29%
1920(大正9)年8月-1921(大正10)年7月 22万4178人 3698人 1.65%
合計 2380万4673人 38万8,727人 1.63%

感染者数2380万人、死亡者約39万人が内務省衛生局編『流行性感冒』による統計数値である[47]

速水融は死亡者を約45万人(肺結核、気管支炎等が死因とされていた者を含む)[48]と推計している。

特徴[編集]

スペインかぜはH1N1型インフルエンザウイルスが原因とほぼ特定されているにもかかわらず、他のインフルエンザ流行とは異なる特徴がいくつか見られる。

ただし、第1次世界大戦中の流行であり、当時の記録には様々な混乱要素が含まれ得ることを考慮する必要がある。

被害者の年齢層[編集]

若年成人が死に至りやすい傾向が見られた。一般にインフルエンザの犠牲者は乳幼児(0–2歳)、高齢者(70歳以上)、免疫不全者に集中することから、これはスペインかぜの際立った特徴と考えられる。

アメリカの記録では、1918年から1919年までのスペインかぜによる死者数の99%は65歳未満であり、ほぼ半数が20歳から40歳の間である。65歳未満の死亡率は65歳以上の6倍であった。1920年になると65歳未満の死亡率は65歳以上の半分まで減少したが、それでも死者数の92%が65歳未満であった[49]。日本の記録でも同様の傾向が見られた[50]

若年成人の死亡率の高さについては、スペインかぜのウイルスが引き起こすサイトカイン放出症候群が若年成人の強い免疫システムを破壊する[15]ことが原因の一説として挙げられている。妊婦の死亡率が特に高い[51]ことも若年成人の死亡率を高くした要因と見られる。また、実際にはスペインかぜのほとんどの犠牲者が栄養失調、過密な医療キャンプや病院、劣悪な衛生状態による細菌性の重感染を死因としているとの指摘もあり[18][19]、第一次世界大戦による過酷な兵役、軍需産業への動員が若年成人の死亡率を引き上げた可能性もある。

高齢者の死亡率の低さについては、この時代の高齢者は1889年頃に流行した「ロシアかぜ」で免疫を獲得していたのではないかとの説もある[52]

流行時期[編集]

夏から秋にかけて大流行した。一般のインフルエンザの流行ピークは冬季である。

病原体[編集]

患者の遺体から見つかったゲノムより復元されたスペインかぜウイルス

スペインかぜの病原体は、A型インフルエンザウイルスH1N1亜型)である。ただし、当時はまだウイルスの分離技術が十分には確立されておらず、また実験動物であるマウスウサギに対しては病原性を示さなかったことから、その病原体の正体は不明であった。

ヒトのインフルエンザウイルスの病原性については、1933年フェレットを用いた実験で証明された。その後、スペインかぜ流行時に採取された患者血清中にこの時分離されたウイルスに対する抗体が存在することが判明したため、この1930年頃に流行していたものと類似のインフルエンザウイルスがスペインかぜの病原体であると考えられた。

その後、1997年8月にアメリカ合衆国アラスカ州凍土より発掘された4遺体から組織検体が採取され、ウイルスゲノムが分離されたことによって、ようやくスペインかぜの病原体の正体が明らかとなった。

これにより、H1N1亜型であったことと、鳥インフルエンザウイルスに由来するものであったことが証明された。よってスペインかぜは、それまでヒトに感染しなかった鳥インフルエンザウイルスが突然変異し、受容体がヒトに感染する形に変化するようになったものと考えられている。つまり、当時の人々にとっては全く新しい感染症(新興感染症)であり、ヒトがスペインかぜに対する抗体を持っていなかったことが、パンデミックの原因になった。

スペインかぜについては、ゲノム解読された遺伝子からウイルスを復元したところ、マウスに壊死性の気管支炎、出血を伴う中程度から重度の肺胞炎肺胞浮腫を引き起こすことが判明した。このような強い病原性は、ウイルス表面にあるタンパク質HA(赤血球凝集素ヘマグルチニン)が原因である。また、スペインかぜウイルスは、現在のインフルエンザウイルスよりも30倍も早く増殖する能力を持つことが分かっている(増殖を司る3つのDNAポリメラーゼによる)。

通常の流行では小児と老人で死者が多いが、スペインかぜでは若年成人層の死者が多かった点に関して、2005年5月にマイケル・オスターホルム英語版はウイルスによって引き起こされるサイトカインストームが原因[53]であるという仮説を提唱したが、これに反対する説もある。一方2007年1月に、科学技術振興機構東京大学医科学研究所が、人工合成したウイルスを用いてサルで実験した結果では、スペインかぜウイルスには強い致死性の肺炎免疫反応の調節に異常を起こす病原性があることを発表している[54][注 5]

2008年12月に、東京大学河岡義裕など日米の研究者グループによって、強い病原性を説明する3つの遺伝子を特定したことが発表された[55][注 6]

画像[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 西班牙流行性感冒を、当時のマスメディアが西班牙感冒かぜと読ませたからとする出典もある[27]大日本帝国陸軍病院の1918年の診療録には、病名が流行性感冒と記されていた[28]誤解される場合も多いが、風邪は病名ではなくインフルエンザを含む病気の総称としての風邪症候群である。よって、病名においてこの「かぜ」という名称を使うべきでないと主張する研究者もおり、議論されている[要出典]
  2. ^ 2009年7月のNEJMでは、アイオワ州のCeder Rapids Swine Festivalを流行の起源としているが、当時豚インフルエンザ様の疾患が豚に大流行していたとの記録からの類推に過ぎない。
  3. ^ ロシアかぜのほうが古い記録であるという説もあるが、確証されていない[41]
  4. ^ 第一次世界大戦:戦死者900万、非戦闘員死者1000万、負傷者2200万人。第二次世界大戦: 戦死者1500万、軍人負傷者2500万、一般市民の死者数3800万。控えめな推定。ただし第一次世界大戦の戦死者には戦闘活動以外による死亡者が多く占め、スペインかぜによる戦病死も含まれていることから、スペインかぜの死亡者と第一次大戦の戦死者には重複がある。
  5. ^ サイトカインストーム説の出所はF・マクファーレン・バーネットの免疫過剰反応説である。
  6. ^ スペイン風邪の第2波でRNAのPB2の627番目がリシンに変わって強毒性となったという。第1波のアミノ酸が何であったかは不明である。

出典[編集]

  1. ^ “1918 Influenza: the mother of all pandemics”. Emerging Infectious Diseases 12 (1): 15–22. (January 2006). doi:10.3201/eid1201.050979. PMC: 3291398. PMID 16494711. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3291398/. 
  2. ^ a b Taubenberger & Morens 2006.
  3. ^ P. Spreeuwenberg (Dec 1, 2018). “Reassessing the Global Mortality Burden of the 1918 Influenza Pandemic.”. American Journal of Epidemiology 187 (12): 2561–2567. doi:10.1093/aje/kwy191. PMID 30202996. 
  4. ^ World Health, Organization. (9 December 2005). “Ten things you need to know about pandemic influenza (update of 14 October 2005).”. Weekly Epidemiological Record (Relevé Épidémiologique Hebdomadaire) 80 (49–50): 428–431. PMID 16372665. https://apps.who.int/iris/bitstream/handle/10665/232955/WER8049_50_428-431.PDF. 
  5. ^ Jilani, TN; Jamil, RT; Siddiqui, AH (14 December 2019). H1N1 Influenza (Swine Flu). PMID 30020613. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK513241/. 
  6. ^ The Nation's Health” (英語). flu.gov. U.S. Department of Health & Human Services. 2016年3月31日閲覧。
  7. ^ Life Expectancy”. Our World in Data. 2016年3月31日閲覧。
  8. ^ Life expectancy in the USA, 1900–1998”. demog.berkeley.edu. 2016年3月31日閲覧。
  9. ^ La Grippe Espagnole de 1918 (Powerpoint)” (フランス語). Institut Pasteur. 2015年11月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月25日閲覧。
  10. ^ 堀本泰介, 山田晋弥, 河岡義裕, 「新型H1N1インフルエンザ ―ウイルス学の立場から―」『ウイルス』 60巻 1号 2010年 p.3-8, doi:10.2222/jsv.60.3
  11. ^ Valentine 2006.
  12. ^ Porras-Gallo & Davis 2014.
  13. ^ Barry 2004, p. 171.
  14. ^ Galvin 2007.
  15. ^ a b Barry 2004b.
  16. ^ MacCallum, W.G. (1919). “Pathology of the pneumonia following influenza”. JAMA: The Journal of the American Medical Association 72 (10): 720–723. doi:10.1001/jama.1919.02610100028012. https://zenodo.org/record/1423419. 
  17. ^ Hirsch, Edwin F.; McKinney, Marion (1919). “An epidemic of pneumococcus broncho-pneumonia”. Journal of Infectious Diseases 24 (6): 594–617. doi:10.1093/infdis/24.6.594. JSTOR 30080493. https://www.jstor.org/stable/pdf/30080493.pdf. 
  18. ^ a b “What really happened during the 1918 influenza pandemic? The importance of bacterial secondary infections”. The Journal of Infectious Diseases 196 (11): 1717–1718; author reply 1718–1719. (December 2007). doi:10.1086/522355. PMID 18008258. 
  19. ^ a b “The 1918 influenza pandemic: Insights for the 21st century”. The Journal of Infectious Diseases 195 (7): 1018–1028. (April 2007). doi:10.1086/511989. PMID 17330793. 
  20. ^ Department of Health & Human Services, (2007) Interim Pre-Pandemic Planning Guidance: Community Strategy for Pandemic Influenza Mitigation in the United States— Early, Targeted, Layered Use of Nonpharmaceutical Interventions (Full Text of the Initial Report outlining PSI), Centers for Disease Control, USA
  21. ^ 戸田新細菌学』 改訂32版2刷(2004年1月)での表記
  22. ^ 厚生科学審議会 (2003年11月26日). “感染症分科会感染症部会新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会第二回議事録”. 2009年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月3日閲覧。
  23. ^ 厚生労働省 (2006年11月). “新型インフルエンザに関するQ&A (PDF)”. 2020年4月3日閲覧。
    これまで一般に、スペインかぜと表記してきたものについて、スペインインフルエンザと表記
  24. ^ 国立感染症研究所感染症情報センター. “インフルエンザ・パンデミックに関するQ&A”. 2020年4月3日閲覧。
  25. ^ 内務省衛生局発行 『流行性感冒』 1921年
  26. ^ 『史上最悪のインフルエンザ』 p.404
  27. ^ 『史上最悪のインフルエンザ』 p.404
  28. ^ スペインかぜ、旧日本陸軍で猛威 カルテなど発見(「YOMIURI ONLINE」2005年5月17日)
  29. ^ a b c d e Vikki Valentine (2006年2月20日). “Origins of the 1918 Pandemic: The Case for France”. National Public Radio. 2009年4月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月13日閲覧。
  30. ^ J. S. Oxford (2001年12月29日). “The so-called Great Spanish Influenza Pandemic of 1918 may have originated in France in 1916 (PDF)”. Royal Society. 2020年4月15日閲覧。
  31. ^ Connor, Steve (2000年1月8日). “Flu epidemic traced to Great War transit camp”. The Guardian (UK). http://www.independent.co.uk/life-style/health-and-wellbeing/health-news/flu-epidemic-traced-to-great-war-transit-camp-728112.html 2009年5月9日閲覧。 
  32. ^ a b “A hypothesis: The conjunction of soldiers, gas, pigs, ducks, geese, and horses in northern France during the Great War provided the conditions for the emergence of the "Spanish" influenza pandemic of 1918–1919”. Vaccine 23 (7): 940–945. (January 2005). doi:10.1016/j.vaccine.2004.06.035. PMID 15603896. オリジナルの12 March 2020時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200312192929/https://www.faculty.umb.edu/peter_taylor/epi/oxford05.pdf 2020年3月12日閲覧。. 
  33. ^ Crosby, Alfred W. (2003). America's Forgotten Pandemic: The Influenza of 1918 (2nd ed.). Cambridge University Press. ISBN 978-0-521-54175-6. https://books.google.com/?id=KYtAkAIHw24C 
  34. ^ “The site of origin of the 1918 influenza pandemic and its public health implications”. Journal of Translational Medicine 2 (1): 3. (January 2004). doi:10.1186/1479-5876-2-3. PMC: 340389. PMID 14733617. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC340389/. 
  35. ^ 1918 Influenza: the Mother of All Pandemics”. 2009年2月18日時点の1918 Influenza: the Mother of All Pandemics オリジナルよりアーカイブ。2020年4月9日閲覧。 “Historical and epidemiologic data are inadequate to identify the geographic origin of the virus, and recent phylogenetic analysis of the 1918 viral genome does not place the virus in any geographic context”
  36. ^ 日本の新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会(2003年)における委員の説明感染症分科会感染症部会新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会第二回議事録(厚生科学審議会)。同資料が述べているのはswine fluと言う英語の起源が豚と人のインフルエンザの同時流行から『当時の人が』人のインフルエンザは豚起源であると考えての命名(という推定)であり、「豚から人に感染した」とは推定していない。
  37. ^ Hannoun, Claude (1993). “Documents de la Conférence de l'Institut Pasteur”. Ed Techniques Encyclopédie Médico-Chirurgicale (EMC), Maladies infectieuses. 8-069-A-10. La Grippe Espagnole de 1918 
  38. ^ a b Humphries, Mark Osborne (2014). “Paths of Infection: The First World War and the Origins of the 1918 Influenza Pandemic”. War in History 21 (1): 55–81. doi:10.1177/0968344513504525. 
  39. ^ Vergano, Dan (2014年1月24日). “1918 Flu Pandemic That Killed 50 Million Originated in China, Historians Say”. National Geographic. オリジナルの2014年1月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140126185316/http://news.nationalgeographic.com/news/2014/01/140123-spanish-flu-1918-china-origins-pandemic-science-health/ 2016年11月4日閲覧。 
  40. ^ a b Michael Worobey, Jim Cox, Douglas Gill, The origins of the great pandemic, Evolution, Medicine, and Public Health, Volume 2019, Issue 1, 2019, Pages 18–25
  41. ^ 英語版Wikipedia
  42. ^ 1918-19スペイン風邪の流行状況(労研図書館資料から)”. 財団法人 労働科学研究所. 2009年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月9日閲覧。
  43. ^ インフルエンザ・パンデミックに関するQ&A 国立感染研究所 感染症情報センター
  44. ^ 余録:「春のさきぶれ」といえば何か聞こえが良いが…”. 毎日新聞 (2020年5月15日). 2020年5月17日閲覧。
  45. ^ 読売1918.10.25「世界的感冒 到る処猖獗を極む」。
  46. ^ 岡田晴恵、速水融、立川昭二、田代眞人 強毒性新型インフルエンザの脅威 p.32 2009増補新版第1刷
  47. ^ 『「スペイン風邪」大流行の記録』平凡社東洋文庫、2008年、p.104。国会デジタルライブラリー『流行性感冒』[1]
  48. ^ 速水融、日本を襲ったスペイン・インフルエンザ p.234-9、2006
  49. ^ L, Simonsen (1998年7月). “Pandemic Versus Epidemic Influenza Mortality: A Pattern of Changing Age Distribution” (英語). The Journal of infectious diseases. 2020年3月29日閲覧。
  50. ^ 東京都健康安全研究センター » 日本におけるスペインかぜの精密分析(インフルエンザ スペイン風邪 スパニッシュ・インフルエンザ 流行性感冒 分析 日本):(東京都健康安全研究センター)”. www.tokyo-eiken.go.jp. 2020年3月29日閲覧。
  51. ^ Ms, Payne (2014年11月27日). “Exploring Preterm Birth as a Polymicrobial Disease: An Overview of the Uterine Microbiome” (英語). Frontiers in immunology. 2020年3月29日閲覧。
  52. ^ Hanssen, Olav. Undersøkelser over influenzaens optræden specielt i Bergen 1918–1922. Bg. 1923. 66 s. ill. (Haukeland sykehus. Med. avd. Arb. 2) (Klaus Hanssens fond. Skr. 3)
  53. ^ Osterholm, Michael T. (2005). “Preparing for the Next Pandemic”. New England Journal of Medicine 352 (18): 1839–1842. doi:10.1056/NEJMp058068. 
  54. ^ “スペイン風邪をサルで再現させ、謎であったウイルスの病原性を解析” (プレスリリース), 科学技術振興機構東京大学医科学研究所, (2007年1月18日), http://www.jst.go.jp/pr/announce/20070118/index.html 2020年4月3日閲覧。 
  55. ^ “スペイン風邪の強い病原性の鍵となる遺伝子、日米の研究者が解明”. AFP. (2008年12月30日). http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2553162/3640960 2020年4月3日閲覧。 

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]