コパノリッキー

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コパノリッキー
Copano-Rickey February-Stakes 2015(IMG3).jpg
2015年フェブラリーステークス表彰式
欧字表記 Copano Rickey
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2010年3月24日(8歳)
死没 (現役種牡馬)
抹消日 2018年1月10日
ゴールドアリュール
コパノニキータ
母の父 ティンバーカントリー
生国 日本の旗 日本北海道日高町
生産 ヤナガワ牧場
馬主 小林祥晃
調教師 村山明栗東
競走成績
生涯成績 33戦16勝
中央:16戦6勝
地方:17戦10勝
獲得賞金 9億9514万4000円
中央:3億824万4000円
地方:6億8690万円
 
勝ち鞍
GI フェブラリーS 2014年・2015年
GI 東京大賞典 2017年
JpnI かしわ記念 2014年・2016年・2017年
JpnI JBCクラシック 2014年・2015年
JpnI 帝王賞 2016年
JpnI MCS南部杯 2016年・2017年
GII 東海S 2015年
JpnII 兵庫CS 2013年
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2014年の第14回JBCクラシックで勝利した時のコパノリッキー

コパノリッキーCopano Rickey)は、日本の元競走馬種牡馬である[1]。主な勝ち鞍は、フェブラリーステークス(2回)、かしわ記念(3回)、JBCクラシック(2回)、帝王賞マイルチャンピオンシップ南部杯(2回)、東京大賞典[1]で、JRA認定のGI/JpnI 11勝は日本競馬史上最多である。

経歴[編集]

2歳(2012年) - 3歳(2013年)[編集]

2012年12月の新馬戦でデビューし8着。翌2013年1月の未勝利戦で初勝利を挙げると、続く500万条件にも勝利し連勝[2]。ヒヤシンスステークス3着を挟んで伏竜ステークスに優勝すると[3]、続く兵庫チャンピオンシップを6馬身差で圧勝し、重賞初勝利を挙げた[4]。その後東京優駿(日本ダービー)へ向かう予定だったが[5]、右前トウ骨の骨折が判明、全治6ヶ月と診断され、休養に入った[6]

4歳(2014年)[編集]

2014年はGI初出走となるフェブラリーステークスから始動。ケイアイレオーネとの抽選を潜り抜けての出走であり[7]、16頭立ての最低人気とまったく評価されていなかった。レースでは2番手を追走し、最後の直線で先頭に立つと追い込んできたホッコータルマエを振り切り半馬身差をつけて優勝。鞍上の田辺裕信とともにGI初勝利を挙げた[8]。単勝最低人気の馬がGIを勝利したのはJRA史上4度目。単勝2万7210円は、1989年エリザベス女王杯サンドピアリスに次ぐGI史上2番目の高配当となった[9]

その後は5月5日の「第26回かしわ記念」へ挑戦、勝利した[10]。コパノリッキーは出遅れるも、馬群の外へ回り3コーナーで仕掛け4コーナーで先頭集団まで並び掛けると、直線では他馬を圧倒する伸びを見せ勝利した[10]。ムチは2発入れたのみであった[10]。馬主である小林の誕生日でもあり、騎手の田辺はちょっとしたプレッシャーも感じつつも勝利で飾れたことに安堵した[10]。今回の勝利により、フェブラリーステークスの勝利を「フロック」と見做されていたコパノリッキーへの視線が改まる事になったと、web Furlong 2014で記事を起した斎藤修は評している[10]。斎藤は続けてコパノリッキーを「向こう何年かのダートGI/JpnI戦線で中心的存在となることは間違いないだろう」とも評している[10]

その後は11月3日に「第14回JBCクラシック」へ挑戦、勝利を収めた[11]。騎手の田辺は「ずっと強いと思っていたから、『強いですね』と聞かれても、そうとしか言えない」とコパノリッキーへの信頼を改めて示した[11]。調教師の村山は「潜在能力は高く、もう1つランクアップできると思います。」とコパノリッキーの更なる成長を期待した[11]

5歳(2015年)[編集]

2015年は武豊が騎乗して東海ステークスから始動。4コーナーで先頭に立つとそのまま4馬身差をつけて優勝した[12]。連覇を狙ったフェブラリーステークスでも2番手追走から逃げるアドマイヤロイヤルをかわして先頭に立つと、追い込んできたインカンテーションを半馬身抑えて優勝、フェブラリーステークス史上初の連覇を達成した[13]。後日、レース中に左橈骨遠位端骨折を発症していたことが判明[14]。全治については6か月程度と報じられた[15]

6歳(2016年)[編集]

7歳(2017年)[編集]

引退レースとなった東京大賞典は好スタートからハナを奪うと道中マイペースの逃げに持ち込むと直線でも後続を引き離し、最後はサウンドトゥルーの追い上げを振り切りって歴代最多のGI・JpnI競走11勝目を挙げるとともに有終の美を飾った[16]。翌2018年1月6日に京都競馬場で引退式が行われ[17]、1月10日付で競走馬登録を抹消された[18]。引退後はブリーダーズ・スタリオン・ステーション種牡馬入りする。

競走成績[編集]

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量 1着馬(2着馬)
2012.12.22 阪神 2歳新馬 ダ1800m(不) 11 6 7 042.80(8人) 08着 01:55.2(37.6) -1.3 鮫島良太 55kg ヒロノエンペラー
2013.01.12 京都 3歳未勝利 ダ1800m(良) 16 7 14 035.90(8人) 01着 01:52.4(36.7) -0.8 川須栄彦 56kg (ダイナミックウオー)
0000.01.27 東京 3歳500万下 ダ1400m(良) 14 7 12 001.90(1人) 01着 01:25.5(34.5) -0.9 C.ルメール 56kg サウンドトゥルー
0000.02.17 東京 ヒヤシンスS OP ダ1600m(良) 16 4 7 002.20(1人) 03着 01:36.8(38.1) -0.2 福永祐一 56kg チャーリーブレイヴ
0000.03.31 中山 伏竜S OP ダ1800m(良) 15 8 14 002.80(1人) 01着 01:53.6(38.1) -0.0 福永祐一 56kg (ロードクルセイダー)
0000.05.02 園田 兵庫CS JpnII ダ1870m(良) 11 7 9 001.50(1人) 01着 01:58.4(37.5) -1.0 福永祐一 56kg ベストウォーリア
0000.11.17 東京 霜月S OP ダ1400m(良) 16 2 3 004.00(1人) 10着 01:24.8(37.1) -1.1 内田博幸 56kg エーシントップ
0000.12.23 中山 フェアウェルS OP ダ1800m(稍) 16 3 6 006.60(3人) 09着 01:52.3(38.1) -1.4 戸崎圭太 56kg ジェベルムーサ
2014.02.23 東京 フェブラリーS GI ダ1600m(良) 16 7 13 272.1(16人) 01着 01.36.0(35.3) -0.1 田辺裕信 57kg ホッコータルマエ
0000.05.05 船橋 かしわ記念 JpnI ダ1600m(良) 08 5 5 002.40(2人) 01着 01:39.2(36.5) -0.4 田辺裕信 57kg セイクリムズン
0000.06.25 大井 帝王賞 JpnI ダ2000m(不) 11 6 7 001.60(1人) 02着 02:03.9(36.4) -0.4 田辺裕信 57kg ワンダーアキュート
000011.03 盛岡 JBCクラシック JpnI ダ2000m(重) 16 8 15 004.80(3人) 01着 R2:00.8(35.7) -0.5 田辺裕信 57kg クリソライト
000012.07 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 16 7 14 003.00(1人) 12着 01:52.2(36.9) -1.2 田辺裕信 57kg ホッコータルマエ
000012.29 大井 東京大賞典 GI ダ2000m(重) 16 4 7 004.10(2人) 02着 02:03.8(37.8) -0.8 田辺裕信 57kg ホッコータルマエ
2015.01.15 中京 東海S GII ダ1800m(良) 14 4 6 002.50(1人) 01着 01:50.9(37.5) -0.7 武豊 58kg (グランドシチー)
000002.22 東京 フェブラリーS GI ダ1600m(良) 16 2 4 002.10(1人) 01着 01.36.3(36.2) -0.1 武豊 57kg インカンテーション
000010.07 船橋 日本テレビ盃 JpnII ダ1800m(良) 12 3 3 001.60(1人) 03着 01.52.2(40.1) -2.0 武豊 58kg サウンドトゥルー
000011.03 大井 JBCクラシック JpnI ダ2000m(不) 16 8 15 006.20(3人) 01着 02.04.4(37.0) -0.5 武豊 57kg (サウンドトゥルー)
000012.06 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 16 4 7 003.30(1人) 07着 01.51.2(38.7) -0.8 武豊 57kg サンビスタ
000012.29 大井 東京大賞典 GI ダ2000m(良) 14 7 11 002.70(2人) 04着 02.04.5(39.3) -1.5 武豊 57kg サウンドトゥルー
2016.02.21 東京 フェブラリーS GI ダ1600m(重) 16 2 3 007.90(4人) 07着 01:34.6(35.6) -0.6 武豊 57kg モーニン
0000.05.05 船橋 かしわ記念 JpnI ダ1600m(稍) 12 1 1 006.30(3人) 01着 01.39.2(37.2) -0.7 武豊 57kg (ソルテ)
0000.06.29 大井 帝王賞 JpnI ダ2000m(不) 12 3 3 006.60(5人) 01着 02.03.5(36.1) -0.7 武豊 57kg ノンコノユメ
000010.10 盛岡 MCS南部杯 JpnI ダ1600m(稍) 16 7 12 001.80(1人) 01着 R1.33.5(35.2) -0.3 田辺裕信 57kg ベストウォーリア
000011.03 川崎 JBCクラシック JpnI ダ2100m(重) 14 5 7 002.10(1人) 05着 02.16.0(39.3) -0.7 田辺裕信 57kg アウォーディー
000012.04 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 15 6 11 006.30(3人) 13着 01.51.6(38.8) -1.5 C.ルメール 57kg サウンドトゥルー
000012.29 大井 東京大賞典 GI ダ2000m(重) 14 2 2 005.40(3人) 05着 02.07.5(38.0) -1.7 戸崎圭太 57kg アポロケンタッキー
2017.02.19 東京 フェブラリーS GI ダ1600m(良) 16 2 4 009.00(6人) 14着 01:36.5(37.3) -1.4 武豊 57kg ゴールドドリーム
0000.05.05 船橋 かしわ記念 JpnI ダ1600m(良) 10 1 1 003.20(2人) 01着 01:39.9(38.0) -0.4 武豊 57kg インカンテーション
000010.09 盛岡 MCS南部杯 JpnI ダ1600m(稍) 16 6 11 003.10(1人) 01着 01:34.9(34.6) -0.6 田辺裕信 57kg (ノボバカラ)
000011.03 大井 JBCスプリント JpnI ダ1200m(重) 16 5 10 003.00(1人) 02着 01:11.4(36.6) -0.0 森泰斗 57kg ニシケンモノノフ
000012.03 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 15 1 1 013.20(9人) 03着 01:50.2(36.3) -0.1 田辺裕信 57kg ゴールドドリーム
000012.29 大井 東京大賞典 GI ダ2000m(良) 16 7 13 004.70(3人) 01着 02.04.2(37.1) -0.6 田辺裕信 57kg (サウンドトゥルー)

上記「競走成績」は、netkeiba.com「コパノリッキーの競走成績」に基づく[19]

血統表[編集]

コパノリッキー血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 Halo系 (サンデーサイレンス系)
[§ 2]

ゴールドアリュール
1999 栗毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ニキーヤ
Nikiya
1993 鹿毛
Nureyev Northern Dancer
Special
Reluctant Guest Hostage
Vaguely Royal

コパノニキータ
2001 栗毛
*ティンバーカントリー
Timber Country
1992 栗毛
Woodman Mr. Prospector
*プレイメイト
Fall Aspen Pretense
Change Water
母の母
ニホンピロローズ
1996 栗毛
*トニービン *カンパラ
Severn Bridge
ウェディングブーケ *リアルシャダイ
*アリーウイン
母系(F-No.) (FN:1号族(F1-o)) [§ 3]
5代内の近親交配 なし [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ「5代血統表」[20]および、netkeiba.com「5代血統表」に基づく[21]
  2. ^ netkeiba.com「5代血統表」に基づく[21]
  3. ^ JBISサーチ「5代血統表」に基づく[20]
  4. ^ netkeiba.com「5代血統表」に基づく[21]


脚注[編集]

  1. ^ a b コパノリッキー - 基本情報”. JBISサーチ. 2015年8月5日閲覧。
  2. ^ 【3歳500万下】(東京6〜7R)”. netkeiba.com (2013年1月27日). 2014年2月25日閲覧。
  3. ^ コパノリッキーが人気に応えて3勝目/伏竜S”. netkeiba.com (2013年3月31日). 2014年2月25日閲覧。
  4. ^ コパノリッキーが断然人気に応え、6馬身差のぶっちぎりV/兵庫CS”. netkeiba.com (2013年5月2日). 2014年2月25日閲覧。
  5. ^ 【3歳次走】コパノリッキーはダービーへ、過去6戦芝は未経験”. スポニチアネックス (2013年5月4日). 2014年2月25日閲覧。
  6. ^ 兵庫CS圧勝のコパノリッキーが骨折、全治6ヶ月”. netkeiba.com (2013年5月7日). 2014年2月25日閲覧。
  7. ^ 【フェブラリーS】抽選突破コパノリッキー“良化の気配ある””. スポニチアネックス (2014年2月21日). 2014年2月25日閲覧。
  8. ^ 最低人気コパノリッキーが強敵完封!鞍上ともどもGI初制覇!/フェブラリーS”. netkeiba.com (2014年2月23日). 2014年2月25日閲覧。
  9. ^ 【フェブラリーS】最低人気コパノリッキー仰天V!単勝G1歴代2位”. スポニチアネックス (2014年2月24日). 2014年2月25日閲覧。
  10. ^ a b c d e f 斎藤修. “【レースハイライト】第26回 かしわ記念JpnI”. web Furlong 2014. 2015年8月4日閲覧。
  11. ^ a b c 深田桂一. “【レースハイライト】第14回 JBCクラシックJpnI”. web Furlong 2014. 2015年8月4日閲覧。
  12. ^ 【東海S】武豊コパノリッキー、新コンビ逆襲V「やっぱり強いな」”. スポニチアネックス (2015年1月26日). 2015年2月23日閲覧。
  13. ^ 【フェブラリーS】コパノリッキー史上初の連覇!武豊「強い」”. スポニチアネックス (2015年2月22日). 2015年2月23日閲覧。
  14. ^ コパノリッキー号が故障”. 日本中央競馬会 (2015年2月24日). 2015年2月25日閲覧。
  15. ^ 骨折コパノリッキー3・4手術へ 今後の予定は未定”. サンケイスポーツ (2015年2月25日). 2015年2月25日閲覧。
  16. ^ 【大井・東京大賞典】コパノリッキー、逃げ切り勝ちで統一G1最多更新の11勝目!スポーツ報知、2018年1月6日閲覧
  17. ^ コパノリッキー引退式、武豊を背に芝コース駆ける日刊スポーツ、2018年1月6日閲覧
  18. ^ コパノリッキー号が競走馬登録抹消日本中央競馬会、2018年1月8日閲覧
  19. ^ コパノリッキーの競走成績”. netkeiba.com. 2015年7月26日閲覧。
  20. ^ a b 5代血統表 - コパノリッキー”. JBISサーチ. 2015年7月26日閲覧。
  21. ^ a b c 5代血統表 - コパノリッキー”. netkeiba.com. 2015年7月26日閲覧。

外部リンク[編集]