夏をあきらめて

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夏をあきらめて
サザンオールスターズ楽曲
収録アルバムNUDE MAN
リリース1982年7月21日
規格レコード
12cmCD
デジタル・ダウンロード
ジャンルロック
時間3分42秒
レーベルInvitation
タイシタレーベル(再発盤)
作詞者桑田佳祐
作曲者桑田佳祐
プロデュース高垣健
サザンオールスターズ
研ナオコ
Ms.OOJA
NUDE MAN収録順
思い出のスター・ダスト
(2)
夏をあきらめて
(3)
流れる雲を追いかけて
(4)

夏をあきらめて」(なつをあきらめて)は、サザンオールスターズの楽曲。作詞・作曲は桑田佳祐、編曲はサザンオールスターズ、弦管編曲は八木正生1982年7月21日に発売した5枚目のオリジナル・アルバム『NUDE MAN』の3曲目に収録された。

解説

歌詞に登場する「Pacific Hotel」とは、神奈川県茅ヶ崎市上原謙加山雄三父子が経営していたパシフィックパーク茅ヶ崎のことである[注 1]。作詞・作曲の桑田佳祐は若い時に、このホテルでアルバイトをしていたことがある。

スチャダラパーの楽曲「サマージャム'95」の歌詞に、この歌の歌詞から引用した「熱めのお茶だ、意味深なシャワーだ」という部分がある。

研ナオコによるカバー

夏をあきらめて
研ナオコシングル
B面 今はブルース
リリース
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル キャニオン・レコード
作詞・作曲 桑田佳祐(作詞・作曲)
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間5位(オリコン
  • 1982年度年間74位(オリコン)
  • 1983年度年間68位(オリコン)
  • 5位(ザ・ベストテン
  • 1982年年間31位(ザ・ベストテン)
  • 研ナオコ シングル 年表
    ボサノバ
    1981年
    夏をあきらめて
    1982年
    ふられた気分
    (1982年)
    テンプレートを表示

    研ナオコによるカバー・シングルは、1982年9月5日キャニオン・レコードから発売された。『ザ・ベストテン』(TBS)では1978年の「かもめはかもめ」「窓ガラス」に続き、4年ぶり3回目のランクインとなる(最高5位・9週間)。また、第24回日本レコード大賞金賞(作者の桑田佳祐には作曲賞も)、日本有線大賞優秀音楽賞、全日本有線放送大賞最優秀スター賞を受賞している。さらに『第33回NHK紅白歌合戦』(NHK)にも同曲で6回目の出場を果たした。

    研ナオコがスタッフとの食事中にサザンオールスターズの新譜「Nude Man」を聴く機会があり、その場で「夏をあきらめて」をカバーしたいと申し出た。スタッフは女性の歌の「私はピアノ」を推したが、「夏をあきらめて」がいいと譲らなかった[2]

    ものまねタレント清水アキラが研ナオコの顔に似せて、清水自身の鼻にセロハンテープを貼り付けながら物真似番組で当曲を歌唱披露した際、毎度清水を酷評し続ける審査員の淡谷のり子が珍しく笑顔を見せる場面があった。その後、研本人がモノマネ番組に登場する際は、研自らも清水と同様敢えて鼻にセロテープを付けて同曲を歌唱し、清水と共にスタジオ全員を大爆笑させていた。

    シングル収録曲

    1. 夏をあきらめて(3分35秒)
      作詞・作曲:桑田佳祐/編曲:若草恵
    2. 今はブルース(4分16秒)
      作詞:来生えつこ/作曲:鈴木キサブロー/編曲:奥慶一

    その他のカバー

    リリース アーティスト 収録作品 備考
    2006年5月24日 MOOMIN アルバム「Adapt」
    2020年8月26日 Ms.OOJA カバーアルバム「流しのOOJA 〜VINTAGE SONG COVERS〜

    関連項目

    脚注

    注釈

    1. ^ サザンオールスターズにはこのホテルを題材にした「HOTEL PACIFIC」(2000年発売)という曲もある[1]

    出典

    1. ^ パシフィックパーク茅ヶ崎”. ちがさきナビ. 2021年8月1日閲覧。
    2. ^ 研ナオコ「『夏をあきらめて』私が歌ったらヒットする予感が」”. 週刊FLASH. 2021年8月1日閲覧。

    外部リンク