住吉駅 (東京都)

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住吉駅
A2番出入口(2008年7月)
すみよし
Sumiyoshi
地図
東京都江東区住吉二丁目23-12(東京都交通局)
北緯35度41分21.5秒 東経139度48分57.8秒 / 北緯35.689306度 東経139.816056度 / 35.689306; 139.816056 (東京都交通局 住吉駅)座標: 北緯35度41分21.5秒 東経139度48分57.8秒 / 北緯35.689306度 東経139.816056度 / 35.689306; 139.816056 (東京都交通局 住吉駅)
東京都江東区猿江二丁目9-10(東京メトロ)
北緯35度41分14.4秒 東経139度48分56.4秒 / 北緯35.687333度 東経139.815667度 / 35.687333; 139.815667 (東京メトロ 住吉駅)
所属事業者 東京都交通局都営地下鉄
東京地下鉄(東京メトロ)
電報略号 住(東京都交通局、駅名略称)
スミ(東京メトロ)
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線(新宿線)
計2面4線(2層式、半蔵門線)
乗降人員
-統計年度-
(東京都交通局)-2019年-
44,974人/日
(東京メトロ)-2019年-
60,041人/日
開業年月日 1978年昭和53年)12月21日
乗入路線 2 路線
所属路線 [1]都営地下鉄新宿線
駅番号 S13[1]
キロ程 11.2 km(新宿起点)
S 12 菊川 (0.9 km)
(1.0 km) 西大島 S 14
所属路線 [1]東京メトロ半蔵門線
駅番号 Z12[1]
キロ程 14.4 km(渋谷起点)
Z 11 清澄白河 (1.9 km)
(1.0 km) 錦糸町 Z 13
備考 直営駅
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住吉駅(すみよしえき)は、東京都江東区にある、東京都交通局都営地下鉄)・東京地下鉄(東京メトロ)のである。

都営地下鉄の新宿線と、東京メトロの半蔵門線が乗り入れ、接続駅となっている。それぞれに駅番号が割り当てられており、新宿線がS 13、半蔵門線がZ 12である。

所在地は東京都交通局が住吉二丁目、東京メトロが猿江二丁目となっている。

歴史

駅構造

東京都交通局

新大橋通りと四ツ目通りの交差点の下に駅がある。中柱のある相対式ホーム2面2線を有する地下駅である。新宿寄りに非常時折り返し運転用の片渡り線が設置されている。

半蔵門線が開業するまで、改札口は地下1階にあったが、開業後は半蔵門線との乗り換えの便宜を図る目的で地下2階に移転し、同時に地下1階の全体が改札外コンコースとなった。移転後は改札口が方面別とされ、一度改札を通過すると反対側のホームには直接連絡はしていない構造となっている。

のりば

番線 路線 行先
1 S 都営新宿線 馬喰横山新宿KO 京王線方面
2 大島本八幡方面

(出典:都営地下鉄:駅構内図

東京メトロ

2層構造の地下駅で、地下3階が1番線、地下4階が2番線であり、それぞれ島式ホーム1面2線となっている。片側は留置線として使われているため、フェンスが設けられて旅客用としては使われていないが、有楽町線の延伸計画(東京直結鉄道)に対応した設計となっている[7]

留置線は主に押上駅清澄白河駅終着列車の回送に利用され、当駅終着列車の設定はないが、渋谷方面への当駅始発列車が平日2本・土休日1本設定されている[8]。なお配線の都合上、地下3階留置線からの出庫時・地下4階留置線への入庫時には、錦糸町側の本線上で折り返しを行う。

改札口は地下2階に2か所設置されており、都営新宿線へも同一フロアで乗り換えることが可能である。ただし、前記したように都営新宿線は改札内で反対側のホームに直接連絡していない。

当駅は、「日本橋駅務管区 住吉地域」として近隣の駅を管理している[9]

2番線ホーム面の深さはマイナス31.0mであり[7]、東京の地下鉄で最も標高の低い場所に位置する[10]

のりば

番線 路線 行先
1 Z 半蔵門線 大手町渋谷中央林間方面
2 押上〈スカイツリー前〉久喜南栗橋方面

(出典:東京メトロ:構内図

発車メロディ

2018年9月13日からスイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している。

曲は1番線が「深呼吸」、2番線が「花霞」(いずれも福嶋尚哉作曲)である[11]

利用状況

  • 都営地下鉄 - 2019年度の1日平均乗降人員44,974人乗車人員:22,528人、降車人員:22,446人)であり[利用客数 1]、急行停車駅の大島駅よりも多い。ただし接続路線のある駅では最少の値。
  • 東京メトロ - 2019年度の1日平均乗降人員は60,041人である[利用客数 2]。開業前の予想乗降人員は16,000人だった。2015年度は半蔵門線で最も少なかったが、2016年度に隣駅の清澄白河駅を抜いた。

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降人員

近年の1日平均乗降人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降人員[* 1]
年度 都営地下鉄 営団 / 東京メトロ
1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率
2002年(平成14年) 13,999
2003年(平成15年) 28,091 22,813 63.0%
2004年(平成16年) 29,302 4.3% 27,081 18.7%
2005年(平成17年) 30,207 3.1% 30,170 11.4%
2006年(平成18年) 31,549 4.4% 32,765 8.6%
2007年(平成19年) 33,805 7.2% 36,292 10.8%
2008年(平成20年) 35,055 3.7% 37,844 4.3%
2009年(平成21年) 35,665 1.7% 39,236 3.7%
2010年(平成22年) 36,257 1.7% 41,150 4.9%
2011年(平成23年) 37,964 4.7% 43,767 6.4%
2012年(平成24年) 38,941 2.6% 46,400 6.0%
2013年(平成25年) 39,529 1.5% 48,020 3.5%
2014年(平成26年) 40,063 1.4% 49,893 3.9%
2015年(平成27年) 41,244 2.9% 52,314 4.9%
2016年(平成28年) 42,578 3.2% 54,658 4.5%
2017年(平成29年) 44,268 4.0% 57,015 4.3%
2018年(平成30年) 44,760 1.1% 58,854 3.2%
2019年(令和元年) 44,974 0.5% 60,041 2.0%

年度別1日平均乗車人員(1978年 - 2000年)

年度別1日平均乗車人員
年度 都営地下鉄 出典
1978年(昭和53年) [備考 1]1,010 [東京都統計 1]
1979年(昭和54年) 1,216 [東京都統計 2]
1980年(昭和55年) 3,195 [東京都統計 3]
1981年(昭和56年) 3,740 [東京都統計 4]
1982年(昭和57年) 4,271 [東京都統計 5]
1983年(昭和58年) 4,604 [東京都統計 6]
1984年(昭和59年) 5,030 [東京都統計 7]
1985年(昭和60年) 5,175 [東京都統計 8]
1986年(昭和61年) 5,918 [東京都統計 9]
1987年(昭和62年) 6,607 [東京都統計 10]
1988年(昭和63年) 7,414 [東京都統計 11]
1989年(平成元年) 8,918 [東京都統計 12]
1990年(平成02年) 9,197 [東京都統計 13]
1991年(平成03年) 9,383 [東京都統計 14]
1992年(平成04年) 9,811 [東京都統計 15]
1993年(平成05年) 10,055 [東京都統計 16]
1994年(平成06年) 10,499 [東京都統計 17]
1995年(平成07年) 10,636 [東京都統計 18]
1996年(平成08年) 10,688 [東京都統計 19]
1997年(平成09年) 10,482 [東京都統計 20]
1998年(平成10年) 10,362 [東京都統計 21]
1999年(平成11年) 10,164 [東京都統計 22]
2000年(平成12年) 10,373 [東京都統計 23]

年度別1日平均乗車人員(2001年以降)

近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおり。

年度別1日平均乗車人員[* 2]
年度 都営地下鉄 営団 /
東京メトロ
出典
2001年(平成13年) 10,751 未開業 [東京都統計 24]
2002年(平成14年) 11,074 [備考 2]9,000 [東京都統計 25]
2003年(平成15年) 13,962 11,352 [東京都統計 26]
2004年(平成16年) 14,657 13,712 [東京都統計 27]
2005年(平成17年) 15,104 15,208 [東京都統計 28]
2006年(平成18年) 15,715 16,584 [東京都統計 29]
2007年(平成19年) 16,809 18,393 [東京都統計 30]
2008年(平成20年) 17,495 19,052 [東京都統計 31]
2009年(平成21年) 17,835 19,633 [東京都統計 32]
2010年(平成22年) 18,119 20,622 [東京都統計 33]
2011年(平成23年) 18,966 21,959 [東京都統計 34]
2012年(平成24年) 19,434 23,144 [東京都統計 35]
2013年(平成25年) 19,730 24,093 [東京都統計 36]
2014年(平成26年) 20,017 24,989 [東京都統計 37]
2015年(平成27年) 20,631 26,180 [東京都統計 38]
2016年(平成28年) 21,310 27,342 [東京都統計 39]
2017年(平成29年) 22,153 28,537 [東京都統計 40]
2018年(平成30年) 22,425 29,438 [東京都統計 41]
2019年(令和元年) 22,528
備考
  1. ^ 1978年12月21日開業。開業日から翌年3月31日までの計101日間を集計したデータ。
  2. ^ 2003年3月19日開業。開業日から同年3月31日までの計13日間を集計したデータ。

駅周辺

バス路線

最寄りの停留所は住吉駅前となる。都営バスにより運行される以下の路線が発着する。

隣の駅

東京都交通局(都営地下鉄)
S 都営新宿線
急行
通過
各駅停車
菊川駅 (S 12) - 住吉駅 (S 13) - 西大島駅 (S 14)
東京地下鉄(東京メトロ)
Z 半蔵門線
清澄白河駅 (Z 11) - 住吉駅 (Z 12) - 錦糸町駅 (Z 13)

脚注

記事本文

出典

  1. ^ a b c d 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年5月26日閲覧)
  2. ^ "首都圏の地下鉄ネットワークがますます便利に! 半蔵門線 水天宮前・押上間 平成15年3月19日(水)開業(予定) 東武伊勢崎線・日光線南栗橋まで相互直通運転開始!" (Press release). 営団地下鉄. 29 August 2002. 2004年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月2日閲覧
  3. ^ 「鉄道記録帳2003年3月」『RAIL FAN』第50巻第6号、鉄道友の会、2003年6月1日、19頁。 
  4. ^ "「営団地下鉄」から「東京メトロ」へ" (Press release). 営団地下鉄. 27 January 2004. 2006年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月25日閲覧
  5. ^ "PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー" (PDF) (Press release). PASMO協議会/パスモ. 21 December 2006. 2020年5月1日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年5月5日閲覧
  6. ^ "半蔵門線に初めて発車メロディを導入します 半蔵門駅、三越前駅にはその駅にゆかりのある曲を採用" (PDF) (Press release). 東京地下鉄. 6 September 2018. 2018年9月13日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年3月20日閲覧
  7. ^ a b 藤沢一夫、千葉貞雄「水天宮前・押上間の実施計画 営団地下鉄半蔵門線の延伸」『トンネルと地下』、日本トンネル技術協会、1995年9月、37-43頁。 
  8. ^ 住吉駅時刻表 - 東京地下鉄
  9. ^ 鉄道ピクトリアル2016年12月臨時増刊号 【特集】東京地下鉄 p.17
  10. ^ 先入観と全く違う「東京の地下鉄」本当の深さ 大江戸線より銀座線のほうが海抜では低い”. 東洋経済オンライン. 東洋経済新報社. p. 3 (2017年8月25日). 2020年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。
  11. ^ 東京メトロ半蔵門線発車サイン音を制作”. 株式会社スイッチオフィシャルサイト. 株式会社スイッチ. 2019年9月30日閲覧。

利用状況

地下鉄の1日平均利用客数
  1. ^ 各駅乗降人員一覧 - 東京都交通局
  2. ^ 各駅の乗降人員ランキング - 東京地下鉄
地下鉄の統計データ
  1. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  2. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
東京都統計年鑑

関連項目

外部リンク