三菱化学
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 |
大証1部(廃止) 4010 2005年9月27日上場廃止 |
略称 | MCC |
本社所在地 |
日本 〒108-0014 東京都千代田区丸の内一丁目1番1号 |
設立 |
1934年(昭和9年)8月1日 (日本タール工業株式会社) |
業種 | 化学 |
法人番号 | 7010001146743 |
事業内容 | 石油化学、機能商品、ヘルスケア他 |
代表者 | 小林喜光(代表取締役社長) |
資本金 | 500億円 |
売上高 |
連結:2兆0,196億円 単独:1兆1,017億円 (2011年3月期) |
営業利益 |
連結:880億77百万円 単独:287億32百万円 (2011年3月期) |
総資産 |
連結:1兆7,164億円 単独:9,351億円 (2011年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:27,828人 単独:6,031人 (2011年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 株式会社三菱ケミカルホールディングス 100% |
主要子会社 |
日本ポリケム株式会社 100% 三菱化学エンジニアリング株式会社 100% |
外部リンク | http://www.m-kagaku.co.jp/ |
三菱化学株式会社(みつびしかがく)は、東京都千代田区に本社を置く日本の総合化学メーカー。三菱グループの一つで、三菱ケミカルホールディングスの完全子会社。他に三菱樹脂および田辺三菱製薬、三菱レイヨンを傘下に抱える三菱ケミカルホールディングスは日本最大の総合化学会社にして、ダウケミカル・BASF・デュポン・バイエルに続く世界第5位である(2010年(平成22年)3月現在)。
概要
事業内容
各事業部門は、各々に所属するグループ会社を管掌する。製品の大半はグループ会社へ移管されている。
- 石化セグメント
- 国内最大の生産能力を持つエチレンプラントの誘導品である化成品、樹脂などの石油化学製品の開発、製造、販売。三菱化学本体の製品は、エチレン、プロピレン、アルコール、フェノールなど、化成品が中心。
- 機能商品セグメント
- 石化セグメント製品の加工品と、炭素誘導品、情報・電子製品の開発、製造、販売。本体の主な製品は、炭素製品、フィルム、電池基材。
- ヘルスケア部門
- 製薬の周辺事業である、診断薬・機器、臨床検査、創薬支援。ほとんどがグループ会社。
- 自動車関連事業推進センター
- 三菱ケミカルグループ全体の自動車関連事業窓口。
- その他
- 上記に属さない補完的事業全般。エンジニアリング、物流、情報システム、環境・応用分析。ほぼ全てがグループ会社。
事業拠点
- 本社 - (東京都港区)
- 支社・支店 - 大阪・名古屋・福岡・札幌
- 事業所・工場 - 黒崎・四日市・直江津・水島・坂出・鹿島・筑波・松山・小田原
- 海外事務所 - アメリカ(ニューヨーク・ヴァージニア)、ドイツ(デュッセルドルフ)、中国(香港・北京・上海)、シンガポール、タイ(バンコク)
- 研究所 - 横浜、筑波
沿革
- 1934年(昭和9年)8月 三菱鉱業(現在の三菱マテリアル)及び旭硝子の折半出資により、日本タール工業として設立。
- 1936年(昭和11年)10月 日本化成工業に商号変更。
- 1944年(昭和19年)4月 旭硝子(株)を合併し、三菱化成工業に商号変更。
- 1950年(昭和25年)6月 企業再建整備計画により、日本化成工業(化学工業部門)、新光レイヨン(現在の三菱レイヨン、繊維部門)、旭硝子(硝子部門)の3社に分割。
- 1952年(昭和27年)7月 日本化成工業が三菱化成工業に商号変更。
- 1953年(昭和28年)7月 東邦化学工業(株)を合併。
- 1956年(昭和31年)4月 三菱グループとシェル社グループとの共同出資により三菱油化設立。
- 1967年(昭和42年)6月 三菱油化が東海瓦斯化成を合併。
- 1987年(昭和62年)1月 三菱油化が三菱油化ファインおよび油化メラミンを合併。
- 1988年(昭和63年)6月 三菱化成工業が三菱化成に商号変更。
- 1989年(平成元年)10月 三菱化成が松山化成を合併。
- 1991年(平成3年)10月 三菱化成が化成直江津を合併。
- 1992年(平成4年)10月 三菱化成が三菱化成ポリテック及びジェー・ティー・シーを合併。
- 1994年(平成6年)10月 三菱化成と三菱油化が合併し、三菱化学に商号変更。
- 1999年(平成11年)10月 東京田辺製薬と合併、医薬事業を分社化して、三菱東京製薬が発足。
- 2001年(平成13年)10月 三菱東京製薬とウェルファイドが合併し、三菱ウェルファーマ(現・田辺三菱製薬)が発足。
- 2005年(平成17年)10月 三菱化学と三菱ウェルファーマが株式移転により、共同持株会社、株式会社三菱ケミカルホールディングスを設立し、両社は同社の完全子会社となる。
- 2007年(平成19年)10月 三菱化学は、発行済株式の52.61%を保有する三菱樹脂の全株式を公開買い付けし、その全株式を三菱ケミカルホールディングスに移管、三菱ケミカルホールディングスが三菱樹脂を完全子会社とした。
- 2008年(平成20年)3月 三菱化学は、三菱化学ポリエステルフィルム、三菱化学産資、三菱化学エムケーブイの3事業会社を三菱樹脂へ統合した。
社長
- 三菱化成
- 1936年(昭和11年) 5月~山田三次郎(日本タール工業~日本化成工業)
- 1939年(昭和14年) 6月~池田亀三郎(日本化成工業~三菱化成工業)
- 1946年(昭和21年) 3月~森本寛一 (三菱化成工業~日本化成工業)
- 1946年(昭和21年)12月~森規矩夫 (日本化成工業)
- 1950年(昭和25年) 4月~桑田時一郎(日本化成工業~三菱化成工業)
- 1958年(昭和33年) 3月~柴田周吉
- 1963年(昭和38年) 9月~佐藤止戈夫※在職のまま死去
- 1964年(昭和39年) 7月~篠島秀雄
- 1974年(昭和49年) 7月~鈴木永二
- 1982年(昭和57年) 4月~鈴木精二 (三菱化成工業~三菱化成)
- 1990年(平成2年) 6月~古川昌彦
主なグループ会社
(50音順・ABC順)
- 国内連結子会社
- 国内持分法適用会社
- 海外連結子会社
- MCC PTA India (India)
- Mitsubishi Polyester Film (Germany)
- Mitsubishi Polyester Film (U.S.A.)
- Mytex Polymers US (U.S.A.)
- PT. Mitsubishi Chemical Indonesia (Indonesia)
- Verbatim (U.S.A.)
- Verbatim (UK)
- Yuka Seraya (Singapore)
- 海外持分法適用会社
- Sam Nam Petrochemical (Korea)
- Sam Yang Kasei (Korea)
関連項目
- 四日市ぜんそく:三菱油化、三菱化成工業、三菱モンサント化成が被告
- 高杉良『懲戒解雇』、清水一行『背信重役』、大野誠治『明日を拓く情熱』:モデルとなった小説
- ギラヴァンツ北九州:前身が三菱化成黒崎サッカー部で、Jリーグ所属のサッカークラブ
- 三菱化学生命科学研究所:三菱化成工業が設立した生物系の研究所