ワイルド・スピード SKY MISSION
ワイルド・スピード SKY MISSION | |
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Fast & Furious 7 | |
監督 | ジェームズ・ワン |
脚本 | クリス・モーガン |
原作 |
キャラクター創造 ゲイリー・スコット・トンプソン |
製作 |
ヴィン・ディーゼル ニール・H・モリッツ マイケル・フォトレル |
製作総指揮 | サマンサ・ヴィンセント |
出演者 |
ヴィン・ディーゼル ポール・ウォーカー ジョーダナ・ブリュースター ミシェル・ロドリゲス ドゥエイン・ジョンソン タイリース・ギブソン クリス・"リュダクリス"・ブリッジス ジェイソン・ステイサム カート・ラッセル ジャイモン・フンスー トニー・ジャー ナタリー・エマニュエル ロンダ・ラウジー |
音楽 | ブライアン・タイラー |
撮影 |
スティーヴン・F・ウィンドン マーク・スパイサー |
編集 |
レイ・フォルサム=ボイド ディラン・ハイスミス クリスチャン・ワグナー |
製作会社 |
オリジナル・フィルム ワン・レース・フィルムズ |
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ 東宝東和 |
公開 |
2015年4月3日 2015年4月17日 |
上映時間 | 138分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $190,000,000 |
興行収入 |
$298,829,565 [1] $1,156,687,512[1] |
前作 | ワイルド・スピード EURO MISSION |
次作 | Furious 8 |
『ワイルド・スピード SKY MISSION』(ワイルド・スピード スカイ・ミッション、原題: Fast & Furious 7、別題: Furious 7)は、2015年のアメリカ合衆国のカーアクション映画。『ワイルド・スピード』シリーズの7作目である。シリーズの時間軸は、1作目→2作目→4作目(『ワイルド・スピード MAX』)→5作目(『ワイルド・スピード MEGA MAX』)→6作目(『ワイルド・スピード EURO MISSION』)→3作目(『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』)→7作目(本作)の順となっており、時系列でもシリーズの中で最新のものとなる。
本作のクランクアップ前に主演のポール・ウォーカーが交通事故により他界したため、一部のシーンは彼の弟2人(カレブ・ウォーカーとコディ・ウォーカー)が代役を務めている[2]。
あらすじ
前作においてオーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織を仲間たちと打倒することに成功し、レティを取り戻すことに成功したドミニクであったが彼女の記憶喪失は戻らず、レティとの関係に苦悩する。また、息子のジャックの送迎を慣れない車で行うという平和な日々を送るブライアンであったが、かつての刺激を恋しく思う言動を妻のミアに打ち明ける。ミアは2人目の子供を身ごもっているが、ブライアンをより束縛してしまうのではないかと妊娠の件を打ち明けられていないことをドミニクに吐露する。
一方、ホブス、エレナが勤めるDSS本部のホブスの部屋で、見知らぬ男が彼のPCをハッキングしていた。男の名前はデッカード・ショウ、元イギリス特殊部隊員で秘密諜報機関にも在籍していた男であり、オーウェンの兄でもあった。デッカードは弟の復讐のためホブスの端末からドミニク一味のメンバーを探知、手始めにホブスに手傷を負わせ去っていく。そして東京に移り住んでいたドミニク一味であるハンを事故に見せかけて殺害し、更にドミニクの自宅に爆弾を送り届け、木端微塵にした。入院しているホブスから情報を手に入れたドミニクは仲間の命を狙うデッカードを打倒することを決意。その前に東京へ飛んでハンの遺品を受け取り、アメリカで葬儀を行う。そこで葬儀の最中に現れたデッカードを追い、一触即発となるが直後に現れた特殊部隊によりデッカードは逃走。
特殊部隊はミスター・ノーバディと名乗る男が率いるアメリカ政府に属する秘密組織であり、ドミニクに対してジャカンディという男が率いる民間軍事組織によって捕えられたラムジーというハッカーの奪回を依頼する。ラムジーが開発した『ゴッド・アイ』という監視プログラムは世界中のあらゆる情報機器よりデータを入手することでどんな人物が世界中のどこにいようとわずかな時間で発見することができる代物であり、ノーバディの提案はラムジーと『ゴッド・アイ』の奪還に成功したらそれを利用してのデッカード打倒に協力する、というものであった。
ドミニクは了承し、ファミリー全員と未だ記憶が戻らないレティと共にアゼルバイジャン山中で移動していたジャカンディらの車両部隊へ空からの急襲をかける。
登場人物
- ドミニク・トレット(愛称:ドム)
- アメリカでトラック強盗犯のリーダーを努めていた過去を持つ男。超一流の運転技術だけでなく、現役の捜査官や元諜報員とまともに戦える格闘能力も持つ。
- 前作でのホブスへの協力で無罪放免となり、念願のアメリカの自宅(ホーム)に帰ってきて、ブライアンとミア、甥っ子のジャック達を見守る幸せな暮しをしているかに見えたが、記憶が戻らずに苦悩するレティとの間に少しずつ溝が出来てしまっていた。
- そして、デッカードによってハンが殺され、自宅に届いた爆弾で家は消し飛んでしまった。仲間が命の危機に晒されたことで再び仲間たちを集めての大仕事をすることとなる。
- ブライアン・オコナー
- 元捜査官でドムを逃がした事で国際指名手配された男。ドミニク同様に、前作でホブスに協力した事で無罪放免となった。
- ドミニクのライバルでスポーツカーを乗り回す日々を送っていたが今は息子であるジャックの送り迎えにファミリーカーに乗る毎日である。ミアに対して「銃が懐かしい」と平和な日々に慣れないことを吐露する等してドムに心配されている。デッカードの凶行に対してミアと子供たちを守るべく、またもドミニクらと共に大仕事を行うこととなる。
- レティ・オルティス
- ドムの幼少の頃からの幼馴染であり恋人。
- 前作で記憶を無くして生きていた事が判明し、ドムの元に戻ってきた。しかし、時間は経ったものの、一向に記憶が戻らないことに人知れず苦悩している。
- ドムと思い出のレース場でレースをしたものの、記憶をとり戻すどころか逆にパニックを起こしてしまう。これにより、二人の記憶があるドムと記憶のない自分に溝を感じてしまい、一度はドミニクに別れを伝え、彼の元を去った。だが、ハンが殺された事で仲間たちの危機に再びファミリーの一員として合流する。そして、仕事の最中、ようやく断片的に記憶を取り戻しはじめる。
- ローマン・ピアース
- ブライアンの友人。相変わらず陽気でおしゃべりなムードメーカー。アゼルバイジャンでのパラシュート降下において一人だけ怖気づいて降下しなかった為、テズによって強制的に落とされたり、アブダビのパーティーにおいて客らの目を引くために客の前で芝居をうつなど今作ではよりコメディ・リリーフ的活躍が目立つ。
- しかし、車の運転技術も健在でデッカードと対決するドミニクの窮地を救うなど運転での活躍もする。
- テズ・パーカー
- ブライアンがマイアミで暮らしていた頃の土地の顔役で電子機器のスペシャリスト。今作でも相変わらずローマンとの掛け合いは健在である。今作ではハッキングだけでなく、格闘の立ち回りも披露する。
- ミア・トレット
- ドミニクの妹でありブライアンの妻。ブライアンとの第二子の妊娠をしているが、平和な日々に馴染めないブライアンの重荷になるのを気遣ってなかなか言い出せないでいる。デッカードの凶行に対して息子のジャックと共にマンドの豪邸に匿われるが、二人の事を常に心配している。
- ルーク・ホブス捜査官
- DSS(アメリカ外交保安部)の捜査官。過去にドミニク一味を追い回したが、その過程で彼らと協力関係になり信頼をおくようになった。デッカードの急襲により、重傷を負うが、終盤に戦線復帰を果たす。
- 本作において妻子持ちであることが発覚し、娘がいる[3]。また、ドムの事は「一番殴った相手」として娘に紹介している。
- ミスター・ノーバディ
- アメリカ政府に属する秘密工作組織の長。ラムジーと『ゴッド・アイ』奪還のため、ドミニクらと取引を持ちかける。
- ビールをこよなく愛しており、特にベルギー産のビールがお気に入りで、たびたびドミニクに勧めるがコロナビールを愛するドムには断られる。
(ただし、いろいろなビールをストックしているらしく、コロナビールもすぐに出している)
- ただのビール好きというだけではなく、銃器に精通していて戦闘能力も非常に高い。さらには暗視装置付きサングラスや高性能防弾着を装備している。
- ラムジー
- 女性ハッカー。人物監視プログラム『ゴッド・アイ』の開発者であり、その技術を欲するジャカンディ一味に拉致されてしまう。ドミニクらに救出され、『ゴッド・アイ』奪還に協力する為にテズとコンビを組んでハッキングを行う。また、かなりの美人でグラマラスな女性の為、テズとローマンがどっちが先に「モノ」にするかと張り合っている。
- デッカード・ショウ
- 前作の敵役であるオーウェン・ショウの兄。元イギリス軍特殊部隊出身。秘密諜報部に在籍していたが、その能力の高さ故に「知りすぎていた」ことから情報漏えいを恐れた組織から抹殺されそうになったところを返り討ちにして、6年間行方をくらましていた。
- 1対多数を得意としており、弟オーウェンが入院している病院にいた警備の部隊をたった一人で壊滅させる実力を持つ。また、ドムと同等の運転技術も持ち、街中やオフロード等の悪路すら自在に車を操る。
- オーウェンに意識不明の重症を負わされたことからドミニクらへ報復を決意。DSS本部に忍び込み、ドミニクたちの個人情報を入手、ハンの殺害を皮切りにドミニクらを執拗に狙う。
- ジャカンディ
- 民間軍事組織のリーダー。最新型の無人攻撃機ドローンを搭載した戦闘ヘリなど強力な武装を持つ。『ゴッド・アイ』の入手のためにラムジーを拉致していたがドミニクらによってラムジーを奪回されたため、敵対することとなる。
- キエット
- ジャカンディの部下の一人で、ラムジーの輸送車のリーダー。とてつもない身体能力を持ち、それを活かした格闘能力でブライアンと幾度となく戦う。
- カーラ
- アブダビの大富豪の私設警備隊の女リーダー。レティと激しい格闘戦を展開する。
- サファー
- アブダビにて自動車整備工場を営む男でラムジーのハッカー仲間でもある。ラムジーより『ゴッド・アイ』が隠された自動車電子部品を受け取っていたがそれを知らずに無断で大富豪に売ってしまう。
- シェパード
- ミスター・ノーバディの部下で常に付き添っている。作戦会議の際、ローマンと言い合いになる。
- エレナ・ネベス
- DSS(アメリカ外交保安部)の捜査官でホブスの部下。かつてはドミニクの恋人でもあった。ホブスより昇進の推薦を貰った矢先、デッカードの襲撃に巻き込まれることとなる。
- ハン・ルー
- ドミニクが南米で強盗団のリーダーをしていた頃の右腕的存在。前作でジゼルが死亡してから二人の夢だった東京に移り、走り屋として活動していたがデッカードによって事故に見せかけて殺害されてしまう。
- ショーン・ボズウェル
- 東京に在籍する走り屋。第3作「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」における主人公であり、ハンの世話になった人物である。東京にやってきたドミニクとレースで勝負をした。その後、ハンの遺品であるネックレスとジゼルの写真を渡した。
- マンド
- ドミニカ共和国出身のドミニクの親友。自分が住む豪邸にミアとジャックを匿う。
- オーウェン・ショウ
- かつてロンドンで暗躍していた国際犯罪組織のボスでデッカードの弟。
- 前作において離陸しようとしていた輸送機よりドミニクによって放り出されて重傷を負い、意識不明の状態で病院に収容されていた。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え |
---|---|---|
劇場公開版 | ||
ドミニク・トレット | ヴィン・ディーゼル | 楠大典 |
ブライアン・オコナー | ポール・ウォーカー | 高橋広樹 |
コディ・ウォーカー[4][2] | ||
カレブ・ウォーカー[4][2] | ||
ルーク・ホブス | ドウェイン・ジョンソン | 小山力也 |
レティ・オルティス | ミシェル・ロドリゲス | 甲斐田裕子 |
ミア・トレット | ジョーダナ・ブリュースター | 園崎未恵 |
ローマン・ピアース | タイリース・ギブソン | 松田健一郎 |
テズ・パーカー | クリス・"リュダクリス"・ブリッジス | 渡辺穣 |
エレナ・ネベス | エルサ・パタキー | 坂井恭子 |
デッカード・ショウ | ジェイソン・ステイサム | 山路和弘 |
ミスター・ノーバディ | カート・ラッセル | 大塚芳忠 |
ラムジー | ナタリー・エマニュエル | 坂本真綾 |
ジャカンディ | ジャイモン・フンスー | 立木文彦 |
キエット | トニー・ジャー | 浪川大輔 |
カーラ | ロンダ・ラウジー | 佐古真弓 |
サファー | アリ・ファザール | 佐藤せつじ |
シェパード | ジョン・ブラザートン | |
マンド | ロメオ・サントス | 志村知幸 |
ヘクター | ノエル・グーリーエミー | 山田浩貴 |
セレブDJ | T-ペイン | 樽美酒研二 (ゴールデンボンバー) |
瞬殺される警備員 | 鬼龍院翔 (ゴールデンボンバー) | |
ジャスミン | ブリティニー・アルガー | 歌広場淳 (ゴールデンボンバー) |
金粉ダンサー | 喜矢武豊 (ゴールデンボンバー) | |
ショーン・ボズウェル | ルーカス・ブラック | 浪川大輔 |
トゥインキー | シャド・モス[5] | 金城大和 |
ニーラ | ナタリー・ケリー[5] | |
ハン・ルー | サン・カン | |
オーウェン・ショウ | ルーク・エヴァンズ | |
ジゼル・ヤシャ | ガル・ガドット(写真のみの登場) | |
翻訳 | 岡田壯平 | 松崎広幸 |
登場車両
- プリマス・クーダ 72年式
- 前作からのドミニクの愛車。ボディカラーは黒。
- レース・ウォーにてレティが記憶を取り戻すため、ドラッグレースで搭乗し、最後のロスでの決戦にも搭乗する。
- サイオン・tC 11年式
- ボディカラーは黒/オレンジ。レース・ウォーで登場。
- クライスラー・タウンアンドカントリー 11年式
- ブライアンのファミリーカー。ボディカラーは青。
- フォード・エスケープ 13年式
- エレナの愛車。ボディカラーは銀色。
- プリムス・ロードランナー 70年式
- 銀色のアメリカのピュアビジョン社制作のカスタムカー仕様の個体が「TOKYO DRIFT」からドミニクの愛車として登場。
- またそれとは別に赤茶色の個体がデッカードのギブリと勝負し、正面衝突する。
- ダッジ・チャージャー 70年式
- ドミニクが搭乗。ボディカラーは黒。一見するとオフロード仕様と思われるが、正確にはバハのオフロードレーサーにチャージャーの外装パネルを被せたワンオフカスタムカーで、ラムジー救出作戦に使用された。
- またそれとは別に最後のロスでの決戦で用いられた個体も存在し、デッカードのDB9と勝負する。
- ダッジ・チャレンジャー SRT-8 11年式
- レティが搭乗。ボディカラーは緑。フロントガードと小ぶりのウイングが取り付けられ、ラムジー救出作戦に使用された。
- ジープ・ラングラー アンリミテッド 07年式
- テズが搭乗。ボディカラーは灰色。ボディを防弾化、ラムジー救出作戦に使用された。
- シボレー・カマロ Z28 67年式
- ローマンが搭乗。ボディカラーは銀色。オフロード仕様に改造され、ラムジー救出作戦に使用された。
- シボレー・カマロ
- ボディカラーは黄色。ノーバディ率いる秘密組織の基地のシーンで登場。
- シボレー・サバーバン 10年式
- ボディカラーは黒。ノーバディの部隊やジャカンディの組織が使用。
- ダッジ・チャージャー RT 15年式
- ボディカラーは赤。アブダビに向かうときにドミニクとラムジーが搭乗する。
- ダッジ・バイパー SRT-10
- ボディカラーは黒。アブダビに向かうときにレティが搭乗する。
- フォード・トリノ タラゲータGPTスペシャル 69年式
- ドミニクの愛車。ボディカラーは銀。ロスで全員集合したシーンで登場。
- シボレー・カプリス 87年式
- ボディカラーはベージュ。最後のロスでの決戦でテズとローマンが搭乗する。
- ダッジ・チャージャー 68年式
- ボディカラーは銀。ラストでドミニクが愛車として搭乗する。
- ジャガー・Fタイプ R クーペ
- 冒頭でデッカードが搭乗。ボディカラーは白。
- オーウェンが入院している病院をこの車で乗り込んだ。
- BMW・M3 E46 CSL 03年式
- ボディカラーは白。レース・ウォーのドラッグレースでインプレッサと対戦する。
- アウディ・R8 08年式
- ボディカラーは赤。レース・ウォーにてレティの対戦相手が搭乗する。
- ポルシェ・356 スピードスター
- ボディカラーは銀色。マンドが所有している。
- マセラティ・ギブリ 14年式
- ボディカラーは灰色。デッカードが搭乗。ドミニクのロードランナーと勝負し、正面衝突する。
- メルセデス・ベンツ・S55 AMG (W220型)
- ボディカラーは黒。ジャカンディの組織が使用。ラムジーを運搬するバスを護衛。
- メルセデス・ベンツ・G63 AMG
- ボディカラーは黒。ジャカンディの組織が使用。ラムジーを運搬するバスを護衛。
- マクラーレン・MP4-12C スパイダー
- ボディカラーは青色。アブダビに向かうときにブライアンが搭乗する。
- フェラーリ・458イタリア 10年式
- ボディカラーは黄色。アブダビに向かうときにテズが搭乗する。
- ブガッティ・ヴェイロン 11年式
- ボディカラーは白。アブダビに向かうときにローマンが搭乗する。
- ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4
- ボディカラーは黒。デッカードがアジトに向かう際に搭乗する。
- アストンマーティン・DB9 04年式
- ボディカラーは灰色。デッカードが最後のロスでの決戦の際に搭乗し、ドミニクのチャージャーと勝負する。
- スバル・インプレッサ WRX STI GDB-F
- ボディカラーは青。レース・ウォーのドラッグレースでM3と対戦する。
- 日産・シルビア S15
- 「TOKYO DRIFT」からショーンの愛車。ボディカラーは銀色。BEHRMAN/WISE SQUAREのD1-GP SPEC PRO仕様。
- 日産・スカイラインGT-R BNR32
- ボディカラーは黒色。ハンの葬式に登場した。
- スバル・インプレッサ WRX STI GRB 11年式
- ブライアンが搭乗。ボディカラーは青。ラムジー救出作戦に使用された。ノーバディの倉庫ではセダンタイプが登場したが救助に使用されたのはハッチバックタイプである。
- 日産・GT-R R35 14年式
- ボディカラーは青色。最後のロスでの決戦でブライアンが搭乗する。
- トヨタ・スープラ JZA80 95年式
- ボディカラーは白。ラストでブライアンが愛車として搭乗する。
- その他
- ファスト・アタック
- デッカードが搭乗する防弾装備を施した軍用バギー。ボディカラーは灰色。エンジンはV8HEMIを搭載。
- ドミニクらがラムジー救出作戦を行っている最中に乱入してきた。
- Wモーターズ・ライカン ハイパースポーツ
- ボディカラーは赤。アブダビの大富豪が所有しているもので防弾仕様となっているほかラムジーがサファーに渡していた『ゴッド・アイ』が隠された電子パーツを装備しているため、ドミニクらがパーツ奪取に向かう。
- 高層ビルのペントハウス内に展示されているのを見たドミニクとブライアンは「こんないい車にこのような扱いはダメだ」と憤慨する。
- 劇中、パーツのみの奪取が不可能になりかけた二人はやむなくこの『野獣』をペントハウスより解き放つこととなった。
- なお、撮影に際してはWモーターズの協力の元ポルシェ・ボクスターをベースとしたレプリカ6台が用いられた。
興行収入
この節の加筆が望まれています。 |
北米
2015年4月24日現在、本作は北米で2億9000万ドル以上を稼ぎ出し、2015年に北米で公開された映画の中で最高の興行収入を記録している[6]。
本作の公開初週末興行収入の予測は、公開日が近づくにつれて上方修正され続け、最終的には1億1500万ドルから1億4000万ドルを稼ぎ出すとされた[7][8]。2015年4月2日(木曜日)のレイトショーで先行上映され、本作は1580万ドル(うち220万ドルはIMAX上映分)を稼ぎ出した。この数字はレイトショーでの先行公開における興行収入の記録としては過去最高のものであった[9]。翌3日には北米3069館で公開が始まり、5150万ドルを稼ぎ出した[10]。最終的に、公開初週末を通して、本作は北米4004館(うちIMAX上映館365館)で公開され、1億4720万ドルを稼ぎ出し週末興行収入ランキング初登場1位となった[11]。この数字は、4月公開作としては過去最高のオープニング記録であり[12]、「ワイルド・スピードシリーズ」全体を通しても最高のオープニング記録である[13]。
本作は公開8日目で北米興行収入2億ドルを突破した。これはユニバーサル・ピクチャーズ配給の作品としては最速である[14]。
受賞
年 | 映画賞 | 賞 | 対象 | 結果 |
---|---|---|---|---|
2016 | 第73回ゴールデングローブ賞[15] | 主題歌賞 | See You Again | ノミネート |
第22回全米映画俳優組合賞 | 映画スタント・アンサンブル賞 | ノミネート | ||
2016 米メイク&ヘアスタイリスト組合賞[16] | 長編映画部門 現代メイク賞 | 受賞 |
続編
ヴィン・ディーゼルは続編製作の可能性に関して、「『ワイルド・スピード SKY MISSION』が公開された後も、シリーズ8作目を作ることに関心を持ち続けていた。ポール・ウォーカーは8作目もあると言っていたから。自分の兄弟が何かを確約したら、自分がそれを成し遂げねばならないと思うこともあるだろう。『ワイルド・スピード SKY MISSION』がポールに捧げた作品だとしたら、8作目はポールから受け継いだ作品になる。」と述べていた[17]。
2015年4月23日、ラスベガスで開催されたシネマコンで、ディーゼルが2017年4月14日の全米公開を目指して、シリーズ8作目を製作すると正式に発表した[18][19]。
その他
Xbox OneとXbox 360用のビデオ・ゲームのForza Horizon 2では、2015年3月27日、映画のワイルド・スピードとタイアップした,「Forza Horizon 2 Presents Fast & Furious」が配信された[20]。こちらはXbox360でもダウンロードとプレイが可能であり、2015年4月7日に公開された「ワイルド・スピード SKY MISSION」を記念して、2015年4月10日までは無料配信された[21]。
参考文献
- ^ a b “Furious 7”. 2015年4月24日閲覧。
- ^ a b c ポール・ウォーカーさん、2人の弟が『ワイルド・スピード』最新作で代役に - シネマトゥデイ
- ^ 作中では詳しく語られていないが、指輪をしていないことや入院中に見舞いに訪れたのは娘とエレナ・ネベスとドミニクのみで、加えて娘に「もうじきエレナが来る」と話していることから妻と離婚していると思われるが、真偽は不明。
- ^ a b ポールの没後、一部代役を担当
- ^ a b TOKYO DRIFTのラストシーンの映像流用。
- ^ “2015 DOMESTIC GROSSES”. 2015年4月23日閲覧。
- ^ “‘Furious 7′ Racing to Huge $140 Million Opening Weekend”. 2015年4月23日閲覧。
- ^ “‘Furious 7′ Speeding to Massive $150 Million Opening After $67.3 Million Friday Debut”. 2015年4月23日閲覧。
- ^ “‘Furious 7′ Supercharges Weekend With $15.8M Thursday Preview, $2.2M From Imax”. 2015年4月23日閲覧。
- ^ “Box Office: 'Furious 7' Sprints To $67.3M Friday, Could Nab $168M Weekend”. 2015年4月24日閲覧。
- ^ “Weekend Report: 'Furious 7' Opens to $392 Million Worldwide”. 2015年4月24日閲覧。
- ^ “TOP OPENING WEEKENDS BY MONTH April”. 2015年4月24日閲覧。
- ^ “The Fast and the Furious”. 2015年4月23日閲覧。
- ^ “‘Furious 7′ Heads for $60.2 Million Weekend, Crossing $250 Million Mark”. 2015年4月23日閲覧。
- ^ “ゴールデン・グローブ賞最多は『キャロル』の4部門5ノミネート!女性同士のラブストーリー(3/3)”. シネマトゥデイ (2015年12月10日). 2016年1月12日閲覧。
- ^ “「マッドマックス 怒りのデスロード」がメイク&ヘアスタイリスト組合賞2冠”. 映画.com (2016年2月23日). 2016年2月24日閲覧。
- ^ “Vin Diesel Says Furious 7 Was For Paul And 8 Will Be From Paul”. 2015年5月7日閲覧。
- ^ “'Furious 8' Gets 2017 Release Date”. 2015年5月4日閲覧。
- ^ “「ワイルド・スピード8」は2017年公開 ビン・ディーゼル、故ウォーカーさんに誓う”. 2015年5月5日閲覧。
- ^ 『Forza Horizon 2 Presents Fast & Furious』をプレイ! 映画『ワイルド・スピード』の世界で『Forza』を楽しむ心地よさ - ファミ通(2015年3月29日閲覧)
- ^ 「Forza」と映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」のコラボタイトルが3月27日より配信。4月10日までは無料でダウンロード可能 - 4gamer net (2015年3月29日閲覧)