ブラバム・BT3
BT3 | |||||||||
カテゴリー | F1 | ||||||||
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コンストラクター | モーター・レーシング・デベロップメント | ||||||||
デザイナー | ロン・トーラナック | ||||||||
後継 | ブラバム・BT7 | ||||||||
主要諸元 | |||||||||
シャシー | 鋼管スペースフレーム | ||||||||
サスペンション(後) | 4リンク | ||||||||
トレッド |
前: 後: | ||||||||
エンジン | コヴェントリー・クライマックス,FWMV 1,494cc V8 NA ミッドエンジン、縦置き | ||||||||
トランスミッション | 6速 MT | ||||||||
重量 | 501.2kg | ||||||||
タイヤ | ダンロップ | ||||||||
主要成績 | |||||||||
チーム |
ブラバム・レーシング・オーガニゼーション イアン・レイビー・レーシング | ||||||||
ドライバー |
ジャック・ブラバム イアン・レイビー | ||||||||
コンストラクターズタイトル | 0 | ||||||||
ドライバーズタイトル | 0 | ||||||||
初戦 | 1962年ドイツグランプリ | ||||||||
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ブラバム・BT3(Brabham BT3 )はブラバムが1962年のF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。設計者はロン・トーラナック。
若手ドライバーのためのF3マシンの製作から出発したブラバムはその改良発展型のF1マシンBT3を製作して1962年第6戦ドイツグランプリからジャック・ブラバム自身が乗り、F1への参戦を開始した。この時はリタイヤに終わったが第8戦アメリカグランプリ4位、第9戦南アフリカグランプリ4位となり、計6ポイントを得た。
当時スタンダードだった鋼管スペースフレーム、4リンクリアサスペンション、葉巻型とオーソドックスな構成だったが機能性と安全性を備えており、この保守的で着実なマシン製作は以降のブラバムの基本姿勢となった。
F1における全成績
(key)
年 | チーム | エンジン | タイヤ | ドライバー | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | ポイント | 順位 |
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1962 | ブラバム・レーシング・オーガニゼーション | クライマックス FWMV V8 | D | NED |
MON |
BEL |
FRA |
GBR |
GER |
ITA |
USA |
RSA |
6 | 7位 | ||
ジャック・ブラバム | Ret | 4 | 4 | |||||||||||||
1963 | ブラバム・レーシング・オーガニゼーション | クライマックス FWMV V8 | D | MON |
BEL |
NED |
FRA |
GBR |
GER |
ITA |
USA |
MEX |
RSA |
30+ | 3位 | |
ジャック・ブラバム | Ret | 5 | ||||||||||||||
1964 | イアン・レイビー・レーシング | BRM P56 V8 | D | MON |
NED |
BEL |
FRA |
GBR |
GER |
AUT |
ITA |
USA |
MEX |
7- | 6位 | |
イアン・レイビー | Ret | DNQ | ||||||||||||||
1965 | イアン・レイビー・レーシング | BRM P56 V8 | D | RSA |
MON |
BEL |
FRA |
GBR |
NED |
GER |
ITA |
USA |
MEX |
5- | 7位 | |
クリス・エイモン | DNS | |||||||||||||||
イアン・レイビー | 11 | DNQ | DNS |
脚注
参考文献
- ジョー・ホンダ『F1サーカスのヒーローたち』グランプリ出版