パパのいうことを聞きなさい!

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パパのいうことを聞きなさい!
ジャンル ラブコメ
小説
著者 松智洋
イラスト なかじまゆか
出版社 集英社
レーベル スーパーダッシュ文庫,ダッシュエックス文庫
刊行期間 2009年12月 -
巻数 全18巻
漫画
原作・原案など 松智洋
作画 竹村洋平
出版社 集英社
掲載誌 ジャンプスクエア
ジャンプSQ.19
レーベル ジャンプ・コミックス
(JUMP COMICS SQ.)
発表号 SQ:2011年9月号 - 2012年4月号
SQ.19:2012年Vol.01 - Vol.04
巻数 全3巻
話数 全15話
アニメ
原作 松智洋
監督 川崎逸朗
シリーズ構成 荒川稔久
脚本 荒川稔久、成田良美
あみやまさはる、大知慶一郎
キャラクターデザイン 豆塚隆
音楽 上杉洋史
アニメーション制作 feel.
製作 PPP (TV)
パパ聞き!OVA製作委員会 (OVA)
放送局 #放送局を参照
放送期間 2012年1月 - 3月
話数 全13話 + OAD+OVA
ゲーム:ゲームでも、パパのいうことを聞きなさい!
ゲームジャンル 六畳間どたばたアットホームAVG
対応機種 PlayStation Portable
発売元 バンダイナムコゲームス
プレイ人数 1人
発売日 2012年4月26日
売上本数 21,215本[1]
レイティング CEROC(15才以上対象)
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメ

パパのいうことを聞きなさい!』(パパのいうことをききなさい)は、集英社スーパーダッシュ文庫より刊行されている、松智洋による日本ライトノベルイラストなかじまゆかが担当。略称は「パパ聞き!」。

2011年より、集英社各誌にて漫画化作品が連載されたほか、2012年1月から同年3月までテレビアニメ版が放送された。

2015年1月にドラマCD付の17巻、3月にOVA付の18巻[注釈 1]が発売され、本編は完結した。その二つの連動購入特典として、ファン感謝イベントが開催された[2]

また、2016年5月25日に『パパのいうことを聞きなさい! after1』の発売が、ラノベの杜において発表されている。

概要

本作は『迷い猫オーバーラン!』に続く松智洋のスーパーダッシュ文庫からのリリース2シリーズ目のライトノベル作品である。

スーパーダッシュ文庫担当編集者へのインタビュー記事では本作について「(同じく松さん作である)『迷い猫オーバーラン!』が大ヒット継続中で漫画化、アニメ化もされている中での新シリーズのスタートは編集部としても大きな冒険だったが、松さん本人の強い希望に押される形でのスタートとなった。うまくいってほっとしている」との趣旨でシリーズスタートの経緯について触れられている[3]。また同インタビュー記事では「松さんから『なかじまゆかさんがこのタイミングなら新作にイラストを付けてくださる可能性がある』との話があったこともシリーズスタートを決める一因となった」との趣旨の発言もあり、それまで同人サークルで活動していたなかじまゆかの商業誌デビューのきっかけとなった作品でもある[3]

本作の小説リリース当初のキャッチコピーは「普通の大学生が、いきなり血のつながらない3姉妹を引き取ることに!?ハイテンション同居系アットホームラブコメ!!6歳差の恋は、実る以前に始まるのか!?」である[3]。ごく普通の大学1年生である主人公の瀬川祐太がいきなり6畳一間で姉の娘達3人(空・美羽・ひな)との生活を強いられ、アクの強い路上観察研究会のメンバーに振り回されるなど様々な難題に立ち向かいつつも、暖かく3人を見守る優しく温かい物語として描かれる。

本作についてのメディアミックス展開としては、ジャンプスクエア週刊ヤングジャンプ他の集英社各誌における漫画化作品の連載、テレビアニメ放送、WEBラジオスマートフォンアプリPSP用ゲーム、カードゲームなど多岐にわたっている。

ストーリー

主人公・瀬川祐太は、大学に入学し新生活をスタートさせたばかり。小学生の頃に両親と死に別れ、当時高校生だった姉・祐理に育てられるも、中学生の時にその姉がバツ2で2人の子持ちの男性・小鳥遊信吾と結婚したため、義兄となった信吾への嫉妬と姉の家庭と幸せを壊したくないという思いから、姉夫婦の家庭とは距離を置き、1人で暮らしていた。

そんなある日、アパートに突然訪ねてきた姉に、美羽ひなという3人の娘たちとの半日だけの留守番を頼まれた祐太は、渋々それを引き受ける。しかし、そこで垣間見た幸せそうな姉夫婦と子供たちの様子に、くだらない子供染みた嫉妬心で姉家族と距離を置いてきたことを後悔し、今までの不義理を返して姉家族との関係を修復しようと決心する。

その矢先、姉夫婦の乗った飛行機が行方不明となり、彼らは消息不明のまま政府発表では死亡したことになってしまう。残された3人の娘たちは親族会議の末、全員バラバラにされそうになるが、見かねた祐太は全員自分が引き取ると宣言し、自分が住む6畳1間のアパートで4人暮らしを始める。

最初は、慣れない家事や狭い部屋で問題ばかり起こったものの、やがて親戚にも認められた4人は、かつて3姉妹が信吾と祐理と暮らしていた元の家で暮らせるようになるのだった。

登場人物

声は、特に断りの無い限り、テレビアニメ、ドラマCD、ゲーム共通。

祐太と小鳥遊3姉妹

瀬川 祐太(せがわ ゆうた)
- 羽多野渉
本作の主人公。多摩文学院大学文学部国文学科1年生(1 - 10巻)→2年生(11 - 15巻)→3年生(16巻) →4年生(17巻) →社会人(18巻)。同大学のサークル・路上観察研究会(通称「ロ研」)に所属している。幼い頃に両親を亡くし、姉・祐理に育てられてきた。自覚症状があるくらいのシスコンで、祐理がバツ2の信吾と結婚しようとしていると打ち明けられたときは密かに激怒していた。
祐理と信吾が生死不明になったことで、三姉妹が行き場を失くしたとき、その姿をかつての自分と重ね合わせ、「家族は一緒でなければ」という思いから保護者役を買って出る。アパートで4人で生活するために学業の傍らバイト漬けの毎日を送り、家事も空や美羽、ロ研の面々の協力を得て両立できていると思っていたが、よし子から話を聞くまで3人に負担をかけていることに気づいておらず、家族は一緒、という思いだけでは生活できないことを知る。それをきっかけにこれからのことを考えたうえで、3人と共に歩むことを選ぶ。親戚も3人と祐太の決意を知り、4人で暮らすことを認める。その後、信吾と祐理と暮らしていた元の家で暮らすことも認められる。
何だかんだで面倒見のよい性格をしており、最年少のひなにもすぐに打ち解けて懐かれている。その性格も相まって複数の女性に好意を持たれているが、鈍感なため自覚が無い。
17巻にて空と莱香に想いを打ち明けられるが、自身の気持ちに整理がつかず、断る。後に空とは、彼女が高校生の時限定で付き合うことになった。
小鳥遊 空(たかなし そら)
声 - 上坂すみれ
本作のメインヒロイン。三姉妹の長女。物語開始当時14歳。中学2年生→3年生(11 - 15巻)→高校1年生(16巻)→2年生(17巻)→3年生(18巻) 。少々人見知りなところがあり、祐太に着替え姿などを見られるとつい手が出てしまうこともあるが、姉として面倒見の良い性格でもある。また、まだ小学生の頃、祐太と初めて会ったとき以来、祐太を異性として意識しているため、途中から祐太のことを「お兄ちゃん」と呼ぶことにしている。料理が大の苦手だったが、後に莱香から料理を教わり克服する。
学校では合唱部に所属している。事故の後に家事を手伝うため退部していたが、それを知った祐太の配慮で復帰した。また後に上級生の卒業にあたり副部長に就任した。
実は軽度のオタク趣味の持ち主のため、同人誌を祐理に買ってきてもらったこともあり、15歳になったらコミケに連れて行ってもらう約束をしていた。
小鳥遊 美羽(たかなし みう)
声 - 喜多村英梨
三姉妹の次女。物語開始当時10歳。小学5年生→6年生(11 - 15巻)→中学1年生(16巻)→2年生(17巻)→3年生(18巻) 。ロシア系の母譲りの金髪が特徴の美少女。小学生とは思えないほど大人びた対応をするため、祐太ははじめ彼女を長女の空かと勘違いしたほど。誰とでも要領よく付き合い、姉をからかうことを楽しんでいる。小悪魔的な魅力の持ち主で、彼女の言葉にはなぜか強制力があり、ある意味もっともしたたかで力関係の上位に立っている。祐太のことは「叔父さん」と呼ぶ。姉の空の思いを知っているためか口癖は「叔父さん、デリカシーに欠けますよ」。
実は、実母のサーシャがとある有名俳優との間に儲けた子であり、空やひなとの血縁関係はない。自分を引き取りに来たサーシャから真実を打ち明けられたときには大きなショックを受けたが、その後立ち直り、それまで通り過ごしている。
少しワイルドで男臭い感じのするタイプの男が好みであるため、線の細いタイプの美形である仁村は親しげだが「好みではない」としている。
学校では男子の間でアイドル的扱いを受けており、実際にモデルとしてスカウトされたこともあったが、結局は断った。
小鳥遊 ひな(たかなし ひな)
声 - 五十嵐裕美
三姉妹の三女。物語開始当時3歳。保育園児(1 - 16巻)→小学1年生(17巻)→2年生(18巻)。三姉妹の中では唯一祐理が産んだ実の娘であり、祐太と唯一血縁を持っている。年の割にはアクション系のゲームなどもよくこなし、時には祐太を負かすこともある。性格は年相応の幼さを持ち、祐太と空と美羽そして多くの人たちの生活の中心ともいえる。人見知りはしない方で、初対面の相手でもあまり警戒しない。町内ではアイドル的な存在。話し方はまだ舌足らずで、祐太のことは「おいたん」と呼ぶ。

小鳥遊家・瀬川家親族

小鳥遊 祐理(たかなし ゆり)
声 - 大原さやか
祐太の姉。両親が亡くなってから女手一つで祐太を育て、大学にまで通わせたという教育実績を持つ。普段はふざけているような明るい女性だが、家族のことになると非常に真面目な顔をすることもあり、血縁関係のない空と美羽や離れて暮らす祐太のこともきちんと家族だと思っているのだと熱弁を奮ったこともある。結婚してからはことあるごとに祐太に彼女を作って卒業したら結婚しちゃいなさいと言い続けていた。信吾と共に行方不明になり、政府の発表では死亡したとされた。
弟の祐太にすら隠し通していたが、実はアニメ・漫画・ゲームなどに詳しいオタク趣味の持ち主であった。特にコスプレはカリスマレイヤーとして有名で、信吾と知り合ったのも撮影のルールがわからずマナー違反を犯していた信吾を怒鳴りつけたのがきっかけ。趣味のことが祐太にバレた場合、「殺すか同じ趣味に引き込むしかない」と言っている。
小鳥遊 信吾(たかなし しんご)
声 - 飛田展男
祐理の夫。祐理との前に2度の結婚歴(空の母親である最初の妻とは死別、2番目の妻であるサーシャとは協議離婚)がある。普段は気立てのいい温厚な人物だが娘のことになると目の色が変わる。主な武装はスリッパと靴べら。小鳥遊家から出てきた祐太をいきなり襲撃するなど思い込みの激しさが玉に瑕。祐理と共に行方不明になり、政府の発表では死亡したとされた。
佐原 よし子(さはら よしこ)
声 - 氷上恭子
祐理と祐太の伯母(父の姉)で祐太の後見人を務めている。保険の外交員をしている。未亡人であり、未成年で突然父親となった祐太と小鳥遊家の娘たちを厳しくも優しい目で見守っている。暴走する佐古をその威厳で抑え込むことのできる数少ない人物。
息子(祐太とは年の離れた従兄にあたる)が2人いるが、2人とも海外に赴任しているため滅多に会うことができない。
祐理や祐太の両親が亡くなったのとほぼ同時期に夫を亡くしたため、子供を大学に通わせるために家を売りボロアパートに一人暮らしをするなどかなりの苦労人である。
犬を苦手としており、ジュウベエが傍にいると非常に脅える。しかし本人はあくまで「得意ではないだけで嫌いなのではない」と主張している。
如月 渚(きさらぎ なぎさ)
空の生みの母親。ストーリー開始時点で既に故人。
サーシャ・イリイーニチナ・ガガーリナ
声 - 岡村明美(ドラマCD、OVA2)
美羽の実の母。ロシア系(言語・文化はスラヴ圏のため、祐太は仁村にロシア人と説明している)のプラチナブロンドをした美女。14歳の時から日本で数年間モデルやタレントとして活動していた時期を持ち、現在は祖国でデザイナーをやっている。祐太に裸を見られても平然としていたり、娘と一緒にいるために祐太と再婚しようとするなど、豪快な面のある人物。
美羽は彼女がタレントをしていた時期に恋愛関係にあった男性との間の娘であり、タレントを引退したのはこのスキャンダルが原因。そのため美羽は信吾と血縁はない。
信吾とはある商品の宣伝ポスターの撮影の際に知り合い、そこから祐理とも知り合う。その後スキャンダルが切っ掛けとなり、信吾と結婚する。その後美羽を産み、幸せな家庭を築いていたが、祖国でクーデターが発生し、それに親が巻き込まれたため帰国する。その後母が病に倒れてしまったため、母を支えていくために祖国に残ることを決意。信吾と離婚して美羽とも離れ、「美羽が10歳になったら引き取りに行く」という約束を交わした。
飛行機事故からしばらくして再来日し、美羽に出生の秘密を明かし引き取ろうとするが、姉妹と離れることを拒んだ美羽の意を汲み取り帰国した。その後もたびたびテレビ電話で連絡をとったり来日したりするなどして小鳥遊家との交流を続け、空と美羽の進学に合わせ日本に住まいと仕事の拠点を移している。この頃美羽の実父にあたる元恋人と再会するが、美羽たちとの生活をとり復縁の申し出を断った。
小鳥遊 信好(たかなし のぶよし)
声 - 島田敏
信吾の兄で空たちの伯父に当たり、3姉妹の後見人を務めている。役人気質の人物だが空たち3人を心から心配しており、決断力にやや欠いている処も。かつてサーシャのスキャンダルを理由に信吾との結婚に当初から反対しており、サーシャの帰国の際に美羽と引き離した張本人である。そのことからサーシャに対して負い目を感じている。

路上観察研究会

織田 莱香(おだ らいか)
声 - 堀江由衣
ヒロインの一人。多摩文学院大学文学部人文学科2年生→3年生(11 - 15巻)→4年生(16巻)→社会人(17 - 18巻)。路上観察研究会の紅一点。
豊満な肉体を備えた美人だが同時に超が付く天然かつ変人。普段はとにかく無表情で、口調にもあまり抑揚が無い。
実はかわいい物好きで、祐太の家を訪れた際に空、美羽、ひなを前にしてほんわかした笑みを浮かべるというそれまでのキャラをぶち壊すような反応を見せ、特に空を一番に気に入っている。(OVAではひなにぞっこんであったが新作では空と裸で抱き合ったことを喜ぶ描写があった)料理人並みの料理の腕前で、祐太や空に料理の手ほどきをしたこともあった。祐太と仁村が入部するまでは佐古と2人でロ研を仕切っていた。左利き[注釈 2]。12歳以上という些細な理由で空のことを軽蔑したり、美羽やひなに対してやらしい妄想をしてはしばしば暴走する佐古にハリセンでお仕置きしたりする。
後に進級に伴い新宿キャンパスに変わったため池袋に引っ越す。大学卒業後は教師になり、ひなの通う小学校に赴任、クラスの副担任を務める。
仁村 浩一(にむら こういち)
声 - 小野大輔
多摩文学院大学文学部国文学科1年→2年(11 - 15巻)→3年生(16巻)→4年生(17巻)→社会人(18巻)。祐太の親友で、女好きの軽薄な美少年。実家は宮城の味噌蔵だが、長姉に厳しくしつけられた経験から、本人は家業を継ぐ気はない。「自宅は女の子を連れ込む(本人曰く「お招きする」)場所」と主張してあまり自分の家に帰らず、祐太の家に布団まで持ち込んで生活していたが、三姉妹が住み始めると追い出された。とことん女には軽い性格だが義理堅く、また友達想いでもある。三姉妹とはノリの良い性格のおかげで初対面時からすぐに打ち解けている。料理の腕はかなりのもので、時々祐太の家に夕飯を作りに来ている。祐太が小鳥遊家に住むようになってからは、祐太のいたアパートの部屋にそのまま引っ越してきている。
大学卒業後は「クリエ」に就職した。
佐古 俊太郎(さこ しゅんたろう)
声 - 間島淳司
多摩文学院大学の3年生[注釈 3]→4年生(18巻)。路上観察研究会の創始者にして会長。眼鏡をかけた肥満体で、筋金入りのロリコン。ただし彼にとって美少女は象徴的存在であるため、手は出さないことを信条にしているがやらしい妄想をしたり、美羽とひなを私利私欲のために引き取ろうとするなどしている。また、対象年齢は小学生以下のようで、三姉妹と初めて出会ったとき、美羽とひなには感激したが中学生の空を「おばさん」呼ばわりしたため空には非常に敵視され、彼女を大切に思っている莱香の怒り(無表情だが)を買っている。色々な方面に顔が利く人物で、その交友範囲は学内のみならず山一つ向こう側の大学のラグビー部とも親交があるほどで、そこの主将にとても尊敬されている。その顔の広さを利用して、祐太に様々な割のいいアルバイトを斡旋してくれる。根っからのゲーマーで、ファミコン世代らしい。
祐太たちの卒業の翌年に自身もようやく大学を卒業した。

空の同級生・先輩

前島 大機(まえしま だいき)
空のクラスメイトで、合唱部に所属している。空に特別な想いを抱いている。本人は隠しているつもりなのだが、態度があからさまなので周囲からはバレバレ。もっとも当の空からは目つきが悪く声が大きいので苦手意識を持たれてしまっている。思い込みの激しい性格で、空が合唱部を辞めたのを祐太のせいだと思い込んでいたが、空本人によってその思い込みを否定された。
後に岡江の卒業による引退に伴い合唱部部長に就任したが、進級後はクラス替えにより空と離れた。
岡江 清美(おかえ きよみ)[注釈 4]
声 - ささきのぞみ
合唱部部長。可愛い女の子が大好きで、部長をやっているのは自分の周囲に可愛い女の子を侍らせるため。格闘技マニアで、様々なプロレス技を会得している。常に合唱部は自分のハーレムと豪語して憚らない。
花村 陽子(はなむら ようこ)
空のクラスメイト。文芸部所属の眼鏡っ娘。ピアノが弾けるため、弾ける人間のいない合唱部に手伝いとして参加していたが、9巻で合唱部に正式に入部することを決めた。多摩文学院大学のアメフト部キャプテンは彼女の兄。オタク趣味の持ち主。
進級後はクラス替えにより空と離れた。
谷 修二(たに しゅうじ)
大機の友人。冷静で大人びた思考の持ち主。暴走しがちな大機の抑え役に回ることが多い。
進級後はクラス替えにより空と同じクラスになる。陽子に好意を抱いており、進級から間もなくして告白した。

その他

新子 胡桃(あたらし くるみ)
声 - 中村桜
漫画『小鳥遊の陽だまり』およびアニメに登場。
祐太の隣人の女性。職業は声優で、ひなが好きな女児向けアニメ『ルナルナセブン』の敵役「バンドラー」を演じているが、あまり売れておらず今後の進退について悩んでいる。
北原 栞(きたはら しおり)
声 - 井口裕香 (OVA1)
小鳥遊家の向かいの家に住んでいる高校2年生→3年生(11 - 15巻)→大学生(16 - 18巻)。正義感が強く思い込みの激しい性格で、突然小鳥遊家に出入りするようになった祐太のことを変質者だと思い込んでいた。誤解が解けて以降は、お向かいさんとして祐太と小鳥遊家の姉妹たちを色々助けてくれるようになる。裕太のことを異性として意識している。
後見人制度について調べたことをきっかけとして、高校卒業後は多摩文学院大学より上位の大学の法学部に進学した。
北原母
本名不明。栞の母親。料理上手で面倒見のいい人物。かつて保母さんをしており子供の扱いには慣れており子供の心理にも詳しく、表情や仕草だけでひなの気持ちを理解することができる。
花村先輩
声 - 三宅健太
本名不明。陽子の兄で、多摩文学院大学のアメフト部のキャプテン。筋骨隆々の大男。実家は苺大福が売りの製菓会社「花村製菓」。祐太とは佐古を介したアルバイトの紹介で知り合う。祐太の事情を知っている一人で、シフトの時間などに融通を利かせてくれる。
大学卒業後は花村製菓を継いだ。
ヒロミちゃん
本名は不明だが、いとこから「ヒロミチ」であることが語られている(12巻より)。ごつい体格をした髭面の大男の身体と乙女の心を持つ、カフェ(バー)「クリエ」のオーナー。祐太とは学祭で開く喫茶店のためにウェイター修行をしたことで知り合い、後に祐太や仁村にアルバイトをしてもらうようにもなる。
杉原 祥子(すぎはら さちこ)
声 - 佐藤聡美
美羽の小学校のクラスメイトで親友。食いしん坊で身長と体重共にクラストップクラスの元気娘。愛称は「サッちん」。
クラス内で美羽のことを色々フォローしてくれるが、強引なやり方をして美羽を困らせてしまうことも多い。
小学校卒業後は美羽と違う中学校に進学した。
野際 立夏(のぎわ りっか)
美羽の中学校のクラスメイト。美羽とは異なるタイプの美人で、モデルをしている。
中学入学直後は美羽に対する劣等感から、美羽に冷たい態度をとっていたが、のちに和解した。
和解後は美羽と一緒に手芸部を立ち上げた。
緑川 佐和子(みどりかわ さわこ)
声 - 佐藤利奈
祐太のアパートの管理人。祐太に契約違反を理由にアパートから1ヶ月以内の退去を言い渡すが、母親から諭されて考えを改めた。
大家
声 - 梅田貴公美
祐太のアパートの大家で佐和子の母。
菅谷 ミキ(すがや ミキ)
多摩文学院大学文学部人文学科1年→2年生(11 - 15巻)→3年生(16巻)→4年生(17巻)→社会人(18巻)。童顔で小動物系の可愛い女の子。テニスサークルに所属しており、サークルとして参加した合コンで祐太と仲良くなる。祐太と専攻が一緒で同じ講義を履修しており、前々から校内で浮いた存在だった祐太に興味を持っていた。
会長
菅谷の所属するテニスサークルの会長。佐古の幼馴染で、幼い頃は一緒に風呂に入るほど親しかった。昔は歴女だったが大学デビューしたタイプのため、同じように頑張る後輩を応援する。ずっと本名が不明だったが、18巻で由嘉里という名前が判明した。
小出(こいで)
多摩文学院大学文学部国文学科1年。祐太や仁村とはクラスは違うが悪友の1人。
吉岡(よしおか)
多摩文学院大学文学部国文学科1年。祐太や仁村とはクラスは違うが悪友の1人。髪の色がコロコロと変わる。
田沢 美佳(たざわ みか)
多摩文学院大学社会学部2年。「路上観察研究日誌」に登場。自称大学ナンバーワン美女だが、自らのサークル勧誘を蹴った祐太や1年前のミスコンにて優勝をさらっていった莱香を敵視している。後に仁村に口説かれ関係を持つ。
ジュウベエ
佐古先輩の紹介で数日間小鳥遊家で預かることになった老犬。ひなにはすぐに懐いたが祐太には懐かなかった。しばらくしたら元の飼い主に返す予定になっていたが、その飼い主が夜逃げしたため、ひなが別れることを拒んだこともあり正式に小鳥遊家の一員となった。その後、14巻にて寿命を迎え永眠した。
仁村 聡美(にむら さとみ)
仁村の4歳下の妹で高校1年生。そそっかしく他人の話を最後まで聞かない上、余計なひと言を発する悪い癖がある。彼氏との結婚を認めない長姉の芳美に反発して家出し、仁村のアパートに押し掛けた。
羽柴(はしば)
大手芸能事務所に所属する敏腕スカウトマン。美羽をスカウトし勧誘の末に一度は承諾を得るものの、結局断られた。かつては小さな事務所でサーシャのマネージャーをしていたことがあり、その縁でサーシャが日本に戻ってきてからは仕事の付き合いをするようになった。
湯川(ゆかわ)
よし子の知り合いであり、祐太のアルバイト先の出版社に勤める老齢の男性。祐太が就職した直後に定年退職した。

漫画版

パパのいうことを聞きなさい!
ジャンプスクエア2011年9月号から2012年4月号まで連載された後、『ジャンプSQ.19』に移籍し2012年Vol.1からVol.4まで連載。作画は竹村洋平
ストーリーは本編第2巻までをベースにしている。
パパのいうことを聞きなさい! 〜小鳥遊の陽だまり〜
ウルトラジャンプ』2011年9月号 - 2012年2月号に連載。作画はわだぺん。F4U東雲龍・左折・渡会けいじ桐原いづみ
小鳥遊家の周辺の人々を中心に、小説では描き切れなかったストーリーを複数の作家が交代で描く読切連作。
パパのいうことを聞きなさい! 〜美羽様のいう通り!〜
Cookie』2011年10月号 - 2012年4月号に連載。作画は加藤友緒
美羽を中心に描かれている。
パパのいうことを聞きなさい! 〜うさぎのまぁく〜
Cobalt』2011年11月号 - 2012年3月号に連載。作画はMATSUDA98
ひなの保育園生活を中心に描かれている。
パパのいうことを聞きなさい! 〜空色の響き〜
『スーパーダッシュ&ゴー』2011年12月号(創刊号)より連載されていた。作画は江尻立真
中学校に入学したばかりの空の合唱部を中心とした学園生活を描く。
パパのいうことを聞きなさい! 〜路上観察研究日誌〜
週刊ヤングジャンプ』2011年48号より連載され、途中で不定期連載となったが再開されず、単行本書き下ろしという形で完結した。作画は宮乃ひろつぐ。
大学に入学直後にロ研に入会させられた祐太を中心に、路上観察研究会の面々の視点から物語を描く。連載誌が青年誌であることからも莱香の全裸をはじめ性的描写が多く盛り込まれている。これに関して原作者である松自身も「ここまでエロくなるとは思わなかった」等のとコメントもしていた。

書誌情報

小説

集英社スーパーダッシュ文庫〉,〈ダッシュエックス文庫〉より刊行。

タイトル 第1刷発行日 第1刷発売日 ISBN 備考
パパのいうことを聞きなさい! 2009年12月30日 2009年12月25日 ISBN 978-4-08-630526-6
パパのいうことを聞きなさい! 2 2010年2月28日 2010年2月22日 ISBN 978-4-08-630533-4
パパのいうことを聞きなさい! 3 2010年5月30日 2010年5月25日 ISBN 978-4-08-630547-1
パパのいうことを聞きなさい! 4 2010年9月30日 2010年9月25日 ISBN 978-4-08-630569-3
パパのいうことを聞きなさい! 5 2010年11月30日 2010年11月25日 ISBN 978-4-08-630582-2
パパのいうことを聞きなさい! 6 2011年1月30日 2011年1月25日 ISBN 978-4-08-630588-4
パパのいうことを聞きなさい! 7 2011年5月30日 2011年5月25日 ISBN 978-4-08-630611-9 短編集
パパのいうことを聞きなさい! 8 2011年9月27日 2011年9月22日 ISBN 978-4-08-630635-5
パパのいうことを聞きなさい! 9 2012年1月30日 2012年1月25日 ISBN 978-4-08-630658-4
パパのいうことを聞きなさい! 10 2012年5月30日 2012年5月25日 ISBN 978-4-08-630678-2
パパのいうことを聞きなさい! 11 2012年10月30日 2012年10月25日 ISBN 978-4-08-630704-8
パパのいうことを聞きなさい! 12 2013年2月27日 2013年2月22日 ISBN 978-4-08-630719-2
パパのいうことを聞きなさい! 12(限定版) ISBN 978-4-08-907037-6 ドラマCD付
パパのいうことを聞きなさい! 13 2013年6月30日 2013年6月25日 ISBN 978-4-08-630733-8
パパのいうことを聞きなさい! 13(限定版) ISBN 978-4-08-907038-3 OVA付
パパのいうことを聞きなさい! 14 2013年10月30日 2013年10月25日 ISBN 978-4-08-630756-7
パパのいうことを聞きなさい! 15 2014年2月28日 2014年2月25日 ISBN 978-4-08-630771-0
パパのいうことを聞きなさい! 16 2014年6月30日 2014年6月25日 ISBN 978-4-08-630787-1
パパのいうことを聞きなさい! 16(限定版) ISBN 978-4-08-907045-1 ドラマCD付
パパのいうことを聞きなさい! 17 2015年1月28日 2015年1月23日 ISBN 978-4-08-907050-5
パパのいうことを聞きなさい! 17(限定版) ISBN 978-4-08-907050-5 ドラマCD付
パパのいうことを聞きなさい! 18 2015年3月30日 2015年3月25日 ISBN 978-4-08-907051-2
パパのいうことを聞きなさい! 18(限定版) ISBN 978-4-08-907051-2 OVA付

集英社〈コバルト文庫〉全1巻(著:ココロ直、イラスト:MATSUDA98、原著:松智洋)

  • パパのいうことを聞きなさい!〜うさぎのまぁく〜小説版 2012年3月28日第1刷発行(2012年3月23日第1刷発売)ISBN 978-4-08-601621-6

漫画

巻数 発売日 ISBN 初出
1 2011年12月2日 ISBN 978-4-08-870351-0
2 2012年4月4日 ISBN 978-4-08-870411-1
3 2012年12月4日 ISBN 978-4-08-870561-3
  • 松智洋(原作)、宮乃ひろつぐ(漫画)、なかじまゆか(キャラクター原案) 『パパのいうことを聞きなさい! 〜路上観察研究日誌〜』集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、全4巻
巻数 発売日 ISBN 初出
1 2012年1月19日 ISBN 978-4-08-879258-3
2 2012年5月18日 ISBN 978-4-08-879336-8
3 2012年8月17日 ISBN 978-4-08-879365-8
4 2015年1月19日 ISBN 978-4-08-890173-2
  • アンソロジー 『パパのいうことを聞きなさい! 〜小鳥遊の陽だまり〜』集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、単巻
発売日 ISBN 初出
2012年2月17日 ISBN 978-4-08-879279-8 ウルトラジャンプ11年9月 - 12年2月
  • 松智洋(原作)、MATSUDA98(漫画)、なかじまゆか(キャラクター原案) 『パパのいうことを聞きなさい! 〜うさぎのまぁく〜』集英社〈愛蔵版コミックス〉、単巻
発売日 ISBN 初出
2012年3月23日 ISBN 978-4-08-782442-1 Cobalt11年1月,12年1月,3月
  • 松智洋(原作)、江尻立真(漫画)、なかじまゆか(キャラクター原案) 『パパのいうことを聞きなさい! -空色の響き-』集英社〈愛蔵版コミックス〉、全2巻
巻数 発売日 ISBN 初出
1 2012年3月23日 ISBN 978-4-08-782443-8 スーパーダッシュ&ゴー!11年12月,12年2月,4月
2 2013年2月19日 ISBN 978-4-08-782486-5 スーパーダッシュ&ゴー!12年6月,8月,10月,12月,13年2月
巻数 発売日 ISBN 初出
1 2012年3月23日 ISBN 978-4-08-867192-5 クッキー平成23年10月 - 24年2月

テレビアニメ

2012年1月から3月まで、独立局ほかにて放送された。放映版全12話+未放映1話(映像ソフト最終巻に収録[4])。

原作第1巻と第7巻(祐太が八王子のアパートで三姉妹と生活するエピソード)を元にしたオリジナルストーリーで、オリジナルキャラクターも追加されている。また、小鳥遊夫妻が行方不明ではなく死亡している[注釈 5]など原作とは一部設定が異なる。

スタッフ

  • 原作 - 松智洋
  • イラスト - なかじまゆか(集英社スーパーダッシュ文庫
  • 監督 - 川崎逸朗
  • 助監督 - 及川啓
  • シリーズ構成 - 荒川稔久
  • キャラクターデザイン - 豆塚隆
  • ゲストデザイン - 緒方浩美
  • プロップデザイン - 立田眞一
  • 小物設定 - 立田眞一 (OVA)
  • 衣装設定 - 藤井結 (OVA)
  • メインアニメーター - 枡田邦彰・鈴木豪 (TV)、佐藤篤志・星野円哉・三浦龍 (OVA)
  • 美術監督 - 小濱俊裕 (TV,OVA)、小野由紀子 (OVA)
  • 美術設定 - 青木薫 (TV,OVA)、金城沙織 (OVA)
  • 色彩設計 - 岩井田洋、田川沙里
  • 撮影監督 - 近藤靖尚 (TV)、小池里恵子 (OVA)
  • 編集 - 平木大輔
  • 音響監督 - 岩浪美和
  • 音響効果 - 小山恭正
  • 音楽 - 上杉洋史
  • 音楽制作 - スターチャイルドレコード
  • プロデューサー - 山中隆弘、篠崎真哉、川﨑とも子
  • 制作プロデューサー - 瀧ヶ崎誠
  • 企画協力・制作 - GANSIS
  • アニメーション制作 - feel.
  • 製作協力 - キングレコード、集英社、バンダイナムコゲームスクロックワークススタジオマウス
  • 製作 - PPP (TV)、パパ聞き!OVA製作委員会 (OVA1)、パパのいうことを聞きなさい!OVA&ドラマCD製作委員会 (OVA2)

主題歌

オープニングテーマ「Happy Girl」(第2話 - 第13話、OVA)
作詞 - 大森祥子 / 作曲 - 河合英嗣 / 編曲 - 山崎寛子、河合英嗣 / 歌 - 喜多村英梨
第1話ではエンディングテーマとして使用。OVA2では挿入歌としても使用。
エンディングテーマ「Coloring」(第2話 - 第13話、OVA)
作詞 - Minamoto.K&shu / 作曲 - Minamoto.K / 編曲 - Minamoto.K&真下正樹 / 歌 - 堀江由衣
OVA1では挿入歌としても使用。
挿入歌
ルナルナGO!GO!」(第3話)
作詞 - うらん / 作曲・編曲 - 菊谷知樹 / 歌 - 小鳥遊ひな(五十嵐裕美)、小鳥遊美羽(喜多村英梨)
夢の翼」(第10話)
作詞 - うらん / 作曲・編曲 - 菊谷知樹 / 歌 - 合唱部一同

各話リスト

各話のサブタイトルは過去に放送されたテレビドラマのタイトルが付けられている。

話数 サブタイトル シナリオ コンテ 演出 作画監督 総作画監督 エンドカードイラスト
第1話 パパと呼ばないで 荒川稔久 川崎逸朗 川崎逸朗
及川啓
星野円哉、立田眞一
新家由貴男
豆塚隆、枡田邦彰
鈴木豪
竹村洋平
第2話 家へおいでよ 吉田りさこ 桜井正明、野道佳代 豆塚隆、枡田邦彰
新田靖成
矢吹健太朗
第3話 泣いてたまるか 葛谷直行 大河原晴男 枡田邦彰、鈴木豪
佐藤元昭、豆塚隆
MATSUDA98
第4話 ワンダフルライフ 成田良美 高橋丈夫 ふじいたかふみ 斉藤雅和 豆塚隆 宮乃ひろつぐ
第5話 少女に何が起こったか あみやまさはる 及川啓 川島尚、高原修司 豆塚隆、清水祐実
鈴木豪、佐藤元昭
山口智、枡田邦彰
加藤友緒
第6話 素晴らしき家族旅行 成田良美 川崎逸朗 北條史也 広尾佳奈子、杉藤さゆり
野道佳代、児玉亮
豆塚隆、新田靖成
枡田邦彰、山口智
桐原いづみ
第7話 毎度おさわがせします 大知慶一郎 高柳滋仁 佐々木真哉 中山初絵 豆塚隆、枡田邦彰
鈴木豪、清水祐実
山口智
江尻立真
第8話 ゆるしません! 高橋丈夫 ふじいたかふみ 斉藤雅和、高原修司
重本和佳子、新家由貴男
豆塚隆、枡田邦彰
山口智
有葉
第9話 ちょっとマイウェイ あみやまさはる 池端隆史 川島尚、新家由貴男
藤井結、小林調
村上直紀
豆塚隆、清水祐実
鈴木豪、枡田邦彰
山口智
蒼樹うめ
第10話 私の青空 成田良美 川崎逸朗 小野田雄亮 片岡千春、大河原晴男 豆塚隆、枡田邦彰
山口智、清水祐実
鈴木豪
和泉つばす
第11話 逢いたい時にあなたはいない… 荒川稔久 吉田りさこ 成川多加志、桜井正明
広尾佳奈子、橋口隼人
野道佳代
豆塚隆、新田靖成
枡田邦彰、鈴木豪
清水祐実、山口智
助野嘉昭
第12話 世界で一番パパが好き 及川啓
川崎逸朗
川島尚、新家由貴男
斉藤雅和、高原修司
重本和佳子、藤井結
豆塚隆、枡田邦彰
鈴木豪、清水祐実
山口智
なかじまゆか
第13話
(未放送)
ぽっかぽか 大知慶一郎 及川啓 ふじいたかふみ 中原久文、新家由貴男
藤井結、佐藤篤志
豆塚隆、枡田邦彰
山口智、清水祐実
-
OVA1 男女8人夏物語
  • 空ちゃんていそうの危機!?
  • 美羽ちゃんファッション指南
  • ひなちゃんひとりたび
荒川稔久 川崎逸朗 三浦龍、中原久文
北村友幸、星野円哉
枡田邦彰、佐藤篤志
川島尚
豆塚隆
OVA2 異人たちとの春 田所修 松本マサユキ 豆塚隆、佐藤篤志
三浦龍、高橋和也
  • 第13話はBlu-ray第5巻・DVD第4巻収録(ただしレンタル版DVDは第5巻収録)の未放送エピソード。
  • OVAは、2013年6月25日発売の原作第13巻DVD付限定版と、2015年3月25日発売の原作第18巻OVA付限定版に収録。

放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送時間 放送系列 備考
東京都 TOKYO MX 2012年1月10日 - 3月27日 火曜 25:30 - 26:00 独立局
愛知県 テレビ愛知 テレビ東京系列
神奈川県 tvk 火曜 25:45 - 26:15 独立局
千葉県 チバテレビ 2012年1月12日 - 3月29日 木曜 25:30 - 26:00
近畿広域圏 毎日放送 木曜 26:30 - 27:00 TBS系列
日本全域 BS11 2012年1月13日 - 3月30日 金曜 23:00 - 23:30 独立系BS放送 ANIME+
AT-X 金曜 23:30 - 24:00 CS放送
埼玉県 テレ玉 金曜 25:05 - 25:35 独立局
日本全域 バンダイチャンネル 2012年1月16日 - 4月2日 月曜 12:00 更新 インターネット配信 最新話1週間無料
ニコニコチャンネル 月曜 26:00 更新

関連商品

Blu-ray / DVD

2012年3月7日から発売。特典として松智洋書き下ろしキャラクターコメンタリー、ノンクレジットオープニング、オリジナルサウンドトラックCDなどが収録・封入されている。なお、北米版もライセンス取得元のSentai Filmworksが2012年販売を発表している[5]

Blu-ray

巻数 発売日 収録話 規格品番
1 2012年3月7日 第1話 KIXA-177
2 2012年4月11日 第2話 - 第4話 KIXA-178
3 2012年5月9日 第5話 - 第7話 KIXA-179
4 2012年6月6日 第8話 - 第10話 KIXA-180
5 2012年7月11日 第11話 - 第13話 KIXA-181

DVD

巻数 発売日 収録話 規格品番
1 2012年4月11日 第1話 - 第3話 KIBA-1942
2 2012年5月9日 第4話 - 第6話 KIBA-1943
3 2012年6月6日 第7話 - 第9話 KIBA-1944
4 2012年7月11日 第10話 - 第13話 KIBA-1945

CD

発売日 タイトル 規格品番
2011年11月9日 パパのいうことを聞きなさい! キャラクターソングCD ソライロ KIZM-121/22
2011年11月23日 パパのいうことを聞きなさい! キャラクターソングCD Brilliant Days KIZM-123/24
2011年12月7日 パパのいうことを聞きなさい! キャラクターソングCD しゃらららるんら KIZM-125/26

WEBラジオ

パパ聞き!RADIO』は、2011年12月8日から2012年6月21日までHiBiKi Radio Stationで配信されていたラジオ番組。2012年3月までは毎週木曜日配信、2012年4月からは隔週木曜日配信。なお本放送前の12月1日にはプレ放送が配信された。

パーソナリティ
ゲスト
  • #0(2011年12月1日) - 五十嵐裕美(小鳥遊ひな 役)
  • #1、#2(2011年12月8日、15日) - 羽多野渉(瀬川祐太 役)
  • #6(2012年1月12日) - 松智洋(原作者)、丸宝行晴(スーパーダッシュ文庫編集長)
  • #7(2012年1月19日) - 堀江由衣(織田莱香 役)
  • #9(2012年2月2日) - 喜多村英梨(小鳥遊美羽 役)、五十嵐裕美(小鳥遊ひな 役)
  • #11、#12(2012年2月16日、23日) - 間島淳司(佐古俊太郎 役)
  • #13、#14(2012年3月1日、8日) - 五十嵐裕美(小鳥遊ひな 役)
  • #18(2012年4月5日) - 川崎逸朗監督
  • #19(2012年4月19日) - 山中隆弘プロデューサー
  • #20(2012年5月3日) - 羽多野渉(瀬川祐太 役)
  • #21(2012年5月17日) - 松智洋(原作者)
  • #23(2012年6月14日) - 小野大輔(仁村浩一 役)

ゲーム

モバイルゲーム

『パパのいうことを聞きなさい! TB(といぼっくす)』
スマートフォン用アプリとして、2012年1月よりバンダイナムコゲームスから配信。2013年3月終了。

コンシューマーゲーム

『ゲームでも、パパのいうことを聞きなさい!』
PSP用ソフトとして、2012年4月26日バンダイナムコゲームスから発売。限定版「パパといっしょにおやすみなさい!パック」と通常版との2種類が発売された。前者の特典としてピクチャードラマDVD、小鳥遊ひなの等身大エアクッション、全4種のクリアminiポスターとお風呂ポスター、初回封入特典として、全15種からなるPSP用のオリジナルカスタムテーマのデータが入ったプロダクトコード、ヴィクトリースパークのプロモーションカードが封入されている。
ジャンルはAVGで、祐太の視点で三姉妹と一ヶ月間共同生活をする。
主題歌
オープニングテーマ「Smile Continue」
作詞 - うらん / 作曲・編曲 - 河合英嗣 / 歌 - 小鳥遊空(上坂すみれ)、小鳥遊美羽(喜多村英梨)、小鳥遊ひな(五十嵐裕美)

その他

ヴィクトリースパーク
ブシロードのトレーディングカードゲーム、ヴィクトリースパークに参戦している。収録タイトルは、パパのいうことを聞きなさい!(2012年2月18日発売)

脚注

注釈

  1. ^ 同巻はスーパーダッシュ文庫(2014年10月に事実上廃止)の最終刊行作でもあった。
  2. ^ 本編5巻イラストP.41ではシャープペンシルを左で持っている。だが、1巻のイラストでは箸と包丁は右で持っている。
  3. ^ 莱香が入学した時点で既に3年生であり、実際に何年在籍しているかは定かではない。学部・学科についての記述は9巻現在表記されていない。
  4. ^ アニメ版のエンドクレジットでは「岡田清美」と表記されている。
  5. ^ アニメでは行方不明のまま死亡扱いにされたという描写は存在せず(第2話)、祐太たちは死亡を事実として受け止めていて(第12話)、さらに4年後の二人は幽霊として登場 (OVA2)。

出典

外部リンク