鋼鉄神ジーグ

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鋼鉄神ジーグ
ジャンル ロボット、ヒーロー
アニメ
原作 永井豪
監督 川越淳
シリーズ構成 早川正
脚本 早川正、高橋ナツコ
外池省二、柿原優子
キャラクターデザイン 菊池晃
メカニックデザイン 堀井敏之
音楽 平野義久
アニメーション制作 アクタス
製作 ビルドベース
放送局 WOWOW
放送期間 2007年4月5日 - 7月12日
話数 全13話
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト アニメ
ポータル アニメ

鋼鉄神ジーグ』(こうてつしんジーグ)は、『鋼鉄ジーグ』の続編にあたるアニメ作品。2007年4月5日から7月12日まで、毎週木曜23時30分-24時00分に、WOWOWスクランブル枠で放送された。

概要[編集]

時代は『鋼鉄ジーグ』から50年後という設定、テレビアニメ版『鋼鉄ジーグ』の続編ではなく安田達矢作画でテレビマガジン誌上で連載されたコミック版の続編であるが、一部キャラクター設定などが異なっている。本作は熱血主人公設定やヒロインなどのお色気シーン描写などがあり、1970年から1980年頃にかけての永井豪作品を彷彿させる作風になっている。

メカデザインも前作のものを改良した作風となっており、鋼鉄神ジーグも旧パーツやオプションを装着できる。

ストーリー[編集]

『鋼鉄ジーグ』から50年後の2025年。九州全域は50年前に発生した謎のゾーンに覆われたままになっていた。

その九州に近い下関にハニワ幻神(げんじん)が再び出現。草薙剣児は鋼鉄神ジーグのパイロットとなり、幼馴染の珠城つばきや親友の美角鏡らと共に新ビルドベースの下、妃魅禍率いる邪魔大王国に戦いを挑む。

キャラクター[編集]

ビルドベース[編集]

草薙 剣児(くさなぎ けんじ)
- 小野大輔
本作の主人公。学生ながらハイパーモーターバイク (HMB) に所属し、チャンピオンライダーとして活躍する。鋼鉄ジーグおよび鋼鉄神ジーグのパイロット。
初代鋼鉄ジーグの司馬宙とは異なり、サイボーグではない。バイクを乗りこなすだけでなく柔道剣道空手合気道など武道百般に長ける。その反面、バカでスケベで食いしん坊と欲望を行動原理としており、物事を深く考えない。実家のバイク屋「草薙モーターズ」(閉店中)で一人暮らし。
つばきとは幼馴染み。雷鋼馬開発のために犠牲となった両親と幼くして生き別れ、しばらくは麻布都珠勾神社に預けられ美和に育てられる。幼少期の性格は軟弱で、なにかにつけ泣いてばかりいた。しかし、つばきの前から離れていた間に自立心を身につけ、良くも悪くも男らしく生まれ変わる。
後述の理由から「ジーグの操縦者に最もふさわしい者」として選ばれ、雷鋼馬を駆りジーグヘッドに変形、さらに鋼鉄ジーグへとビルドアップを果たして、邪魔大王国との戦いの先頭に立つ。大の訓練嫌いで戦闘レクチャーもロクに受けないが、「実戦で学ぶ」たちでありジーグのシステムを直感的に理解し、武器の運用も想定とは異なる扱い方をするなど、型破りだが理に適った戦いを展開する。
かつて宇宙人として地球に漂着し、人類の守護者として邪魔大王国を封印した母・美夜の血を受け継ぎ、銅鐸の巫女であるつばきを守る宿命を持つ。そのため幼い頃からつばきを守るよう躾られていた。
最終決戦後は司馬レーシングに復帰し、鏡の遺品となったバイクでレースに出場する。
珠城 つばき(たましろ つばき)
声 - 植田佳奈
本作のヒロイン。剣児の幼馴染みで、麻布都珠勾(まふつすく)神社の巫女で美和の孫娘。性格は明るくお転婆。剣児のバカとスケベには振り回されるが、キレると過激な制裁を加える。幼い頃は軟弱な剣児を泣かせてばかりいた。
ビッグシューターのサブパイロット(正しくはコ・パイロット、副操縦士)で、ジーグパーツ射出は彼女が担当。第8話においてレーダーが攪乱された状態でジーグの位置を正確に割り出し、非武装のビッグシューターでハニワ幻人を退けるなど銅鐸の巫女として覚醒する。だが、その力を妃魅禍に狙われ、ビッグシューターもろとも捕らわれの身となる。儀式により妃魅禍の傀儡と化し、助けに来た剣児の雷鋼馬とジーグヘッドのまま眠りについていた宙からそれぞれ銅鐸を取り出して妃魅禍に与えてしまう。
月面での決戦時にはビッグシューターで大銅鐸に突入し、妃魅禍の懐深くに入り込み精神世界で果敢に戦いを挑むが、つばきが死んだと勘違いした剣児が暴走。宙の機転で鋼鉄神ジーグとなった剣児と共に妃魅禍を打倒した。
最終回のエピローグは彼女のモノローグで締めくくられる。
美角 鏡(みすみ きょう)
声 - 千葉進歩
剣児やつばきの通う高校の同級生で、同じ司馬レーシングのチームメイト。アルバイトでビルドベースの研修生をしており、つばきとは公私ともに親しいことから、剣児とは様々な面でライバルであり親友。剣児とは異なり、クールで落ち着いた性格から女子の人気は高く剣児とつるんでいる事を不思議がられる。バイクの技量は全くの互角。
邪魔大王国の復活後はビッグシューターのパイロット(機長)を務め、司馬遷次郎の片腕としてジーグによる戦闘の陣頭指揮をとる。
実は太古の昔に地球に漂着した宇宙人であり、本名は「多卦流(タケル)」。剣児の母・美夜(ミヤヅ)とは姉弟であり実は剣児の伯父にあたる。既に寿命が尽きかけており、銅鐸を奪われ無力化した剣児と宙、つばきを逃がすために犠牲となる。
最終決戦後、彼の死は秘密にされ、クラスメイトやファンの女子達には突然転校したと説明がなされている。[注 1]
珠城 美和(たましろ みわ)
声 - 兵藤まこ
50年前に先代鋼鉄ジーグこと司馬宙と共に戦った、ビッグシューターの初代パイロット。旧姓・卯月。通称はミッチー。つばきの祖母で、剣児の養母でもある。新ビルドベースの司令。
阿蘇付近で妃魅禍と交戦中にビッグシューターが墜落し、その際に宙を見失う。
第12話で初代ビッグシューターで出撃し、宙と往年のコンビネーションを見せる。
司馬 遷次郎(しば せんじろう)
声 - 上田陽司
司馬宙の父。鋼鉄ジーグではアニメ版、漫画版ともに死亡しており、その意識をコンピュータに移した「マシーンファーザー」として登場したが、本作では生身である。第7話でゾーン内部に取り残されていた妻の菊枝と娘のまゆみと再会する。最終決戦後は本業の考古学者に戻った。なお前作から50年が経過しているだけに、体格はやせ衰えていたが、性格はあまり変わっていない。
柳生 充子(やぎゅう みつこ)
声 - 野田順子
鋼鉄ジーグの支援を目的とした戦闘機部隊「ビルドエンジェル隊」の隊長を勤める女性パイロット。隻眼であり左目に眼帯をしており柳生十兵衛の血脈を受け継いでいると言われている。モデルは『ハレンチ学園』の十兵衛(柳生みつ子)。
ゾーンから弾き出され、50年の時を経てきた「はぐれ者」である門子と竜子を拾ってチームを結成した恩義により二人からは敬愛されている。また、ビルドエンジェル隊では最も女性的な性格かつ容姿端麗で言葉遣いも丁寧。剣児もメロメロで、第6話では彼女の「おっぱい」を賭け、換装訓練が行われた。もっともらしいことを言うものの性格は他の二人と同様に過激なサディストで、ある意味最も質が悪い。
最終決戦後は剣児の所属するバイクチームのレースクィーンになる。
早乙女 門子(さおとめ もんこ)
声 - 森夏姫
ビルドエンジェル隊一の大柄な女性。眉間から鼻筋にかけて大きな傷痕があり、早乙女主水之介の血脈を受け継いでいると言われている。力だけなら剣児でも適わないパワフルな性格の持ち主で、その大柄な容姿故に剣児からは常にゴリラと称されていた(なお、面と向かってこう呼ばれるとキレて激怒する)。モデルは『ガクエン退屈男』の早乙女門土。初回から「誘導」と称して雷鋼馬に乗る剣児に上空から機銃掃射を浴びせるなど容赦がない。
最終決戦後は柳生隊長と同様に剣児のバイクチームのレースクィーンとなる。
身堂 竜子(みどう たつこ)
声 - 岡村明美
ビルドエンジェル隊の一員。第5話で渦潮の講釈をするなど知性派を思わせる博識な描写がされているが、同時に物騒な発言をすることも。早乙女隊員ともども50年前に時間軸が停止したゾーンからの帰還者である。モデルは『ガクエン退屈男』の身堂竜馬。
最終決戦後は柳生隊長と同様に剣児のバイクチームのレースクィーンとなる。
司馬 宙(しば ひろし)
声 - 諏訪部順一
50年前に邪魔大王国と戦った初代鋼鉄ジーグ。かつて父・遷次郎にサイボーグに改造されて戦いに送り出され、美和とコンビを組んで戦っていた。九州・阿蘇での最終決戦において、自らの体内に隠されていた銅鐸の力を発動させ、発生したゾーンの中に邪魔大王国と共に消え消息不明となる。その身は無意識のうちに高千穂へと運ばれそこで攫座していたが、剣児たちより一足早く訪れた壱鬼馬にジーグヘッドと化したまま拉致される。銅鐸を欲する妃魅禍に拷問されるも堪えていたが、妃魅禍に操られたつばきにより銅鐸を抜き出される。剣児たちに救出された後、ビルドベースで修復作業を経て復活を果たし家族や美和との再会を果たす。[注 2]
原作劇中でも、サイボーグと人間という結ばれぬ間柄だったことから、年齢を重ねて老いてしまった美和と再会してもあまり大きな動揺は見せなかった。
第11話で復活した後は戦線に参加。第12話ではサイボーグ形態への変身や鋼鉄ジーグへのビルドアップを果たすが、前作後半の新サイボーグ形態ではなく旧作序盤のサイボーグ形態だった(現代風への改良はされていた)。
月面決戦では新旧ジーグによる共闘で邪魔大王国を圧倒。決戦終盤において剣児が悪鬼と化し暴走したのを止めるため、自らの銅鐸を与えた。
決戦後、50年ぶりに司馬レーシングのオーナーに復帰する。(剣児は驚いていたが、前作を知っていれば初回で気付く話)
なお、剣児達にサイボーグである事が伝わっていなかったのか、第12話で普段着姿で宇宙空間に飛び出した際に剣児達が驚いていた。
大利博士(だいりはかせ)
声 - 千田光男
ビルドステーションの所長を務める。遷次郎と同様にかなりの高齢だが、無重力空間が長寿の秘訣らしい。
黒鷲のドン、パンチョ、チビ
旧作の登場人物。第2話登場。年老いた姿がビルトベース内で見られた。メカドンも登場せず、セリフなども特になし。
破瑠覇(バルバ)
物語の後半から登場した巨大な白い虎。剣児の力を見定めるために何度も現れ、彼に襲い掛かる。後に剣児の「つばきを命に掛けても救って見せる」という意志を受け取り良きパートナーとなり、ジーグと共に戦うことになる。作中では語られなかったが、元は鏡が可愛がっていた宇宙生物である。
第10話でジーグと合体して共闘。[注 3]最終話でジーグと融合合体し、鋼鉄神ジーグとなる。
草薙 美夜(くさなぎ みや)
声 - 沢海陽子
剣児の母。本名はミヤヅ。美角鏡ことタケルとは姉弟であり妃魅禍たちとは同族にあたる。太古の昔に外宇宙から航行中にトラブルにより地球に不時着した。その際、黎明期の人類を力で支配しようとしていた妃魅禍たちと対立。戦いの最中に封印の力を用いて邪魔大王国もろとも数千年の眠りにつく。
目覚めた後は司馬遷次郎に協力して銅鐸を託し、初代鋼鉄ジーグ(=司馬宙)を生み出す手伝いをする。邪魔大王国との戦いの最中に発生したゾーン現象で宙を失ってからは、来たるべき次なる戦いに備え、夫と共に銅鐸を宿したバイク・雷鋼馬の開発に携わる。だが実験中の事故で死亡したとされる。
幼い頃から剣児に銅鐸の巫女であるつばきを守るよう躾けていた。

邪魔大王国(じゃまだいおうこく)[編集]

本作では外宇宙からやってきた宇宙人であると設定されている。

妃魅禍(ヒミカ)
声 - 木村亜希子
三幹部やハニワ幻神らを従える邪魔大王国の女王。鋼鉄ジーグ(=雷鋼馬)と司馬宙の持つ2つの銅鐸を狙っている。最終回で再び封印された。
壱鬼馬(イキマ)
声 - 石上裕一
三幹部のリーダー格。おもに参報役を務める。
本作では幹部の中で一番の戦闘力を持ち、剣からの稲妻などの妖術や剣術を駆使して戦う。要所要所で幹部らしい働きを見せる実用要員。第13話で妖術を暴走させ自爆した。
壬魔使(ミマシ)
声 - 松岡大介
三幹部の一人。全てを力で捻じ伏せようとする、典型的な豪腕タイプ。
第6話では阿磨疎と指揮権を巡って、漫才のごとく言い争った。第10話の戦いで、鏡に一刀両断され死亡。
阿磨疎(アマソ)
声 - 小伏伸之
三幹部の一人。子供のような無邪気さと残忍さを併せ持つ。
他の2人と違いノリが軽く、コメディメーカー(お笑い要員)的な位置付けがなされている。第12話の月面の戦いで巨大化し、剣児と宙のジーグに挑むもダブルスピンストームを受けて絶命した。

その他[編集]

本編では漫画『バイオレンスジャック』同様、スターシステムとして、一話限定でのサブキャラクターや群衆などに永井豪の他作品キャラクターが多数登場している(カメオ出演)。

  • 第1話
  • 第4話
    • 身堂・早乙女の回想救出シーンに出てくる自衛隊の参謀があばしり一家の亜馬尻 直次郎
    • 佐世保基地の救援時に剣児に救援される自衛官が五右衛門
  • 第5話
    • ハニワ幻神の精神攻撃で夢世界内でのお祭りの仮面が各他作の主役キャラクター
  • 第11話
    • 剣児の宇宙用ヘルメットのデザインが鋼鉄ジーグの新サイボーグ宙の顔
  • 第13話
    • 大銅鐸から現れた怪物が凄ノ王に登場した凄ノ王邪神体。
    • 怒りで銅鐸を暴走させ、大銅鐸の怪物と融合した剣児とジーグの姿が魔王ダンテ
    • 地球の逃げ惑う群衆の中にマジンガーZの兜甲児
    • エピローグのレースシーン会場にレースクイーン姿のキューティーハニー

登場メカ[編集]

鋼鉄神ジーグ[編集]

ビルドベースが作り上げた、新しいジーグ。先代同様、戦況によりパーツ交換ができる。初代鋼鉄ジーグとジョイントが同じであり、旧ジーグパーツも使用可能で武装や技も同類と見られる。剣児が乗るHMB雷鋼馬が変形し、コクピットを内蔵した頭部が先代と異なる。ジーグパーツやオプション武装はビッグシューターのコンテナ部分から射出されるが、場合に応じてギガシューターからも射出されることがある。第2話で妃魅禍が銅鐸の力を感じており、初代同様に銅鐸が頭部に内蔵されている。またビルドアップには銅鐸の力を利用しているようで、銅鐸を奪われた第10話ではビルドアップ出来なかった(これは宙のジーグも同じ)。最終決戦時に2つの銅鐸の力によりバルバの力を持った「鋼鉄神ジーグ」となる。

公式サイトでは剣児がジョイントしたジーグを「鋼鉄神ジーグ」と紹介されているが、劇中では第1話で「鋼鉄ジーグ」と呼ばれて以降、単に「鋼鉄ジーグ」もしくは「ジーグ」としか呼ばれていない。なお、「鋼鉄神」の呼び名は最終話での、鋼鉄神ジーグへ変化した直後の司馬博士の「あれはまさしく鋼の神、鋼鉄神ジーグ」という台詞と最終話タイトル「鋼鉄神になれ!」に出るのみで、「鋼鉄神ジーグ」という呼称を剣児自身は劇中で用いていない。

なお、ビルドアップ時のかけ声が宙のジーグと異なっており、「ビルドアップ」を先に叫び、ジーグパーツと合体後に「鋼鉄ジーグ」と叫ぶ[注 4]。  

通常武装・技[編集]

ジーグビーム
目から出す破壊光線。
ナックルボンバー
両手を組んで手首から先を撃ち出す。
マグネットロープ
胸の6つの射出口から発射する磁力線。相手に巻きつき動きを止める。
スピンストーム
腹部の発射口より磁流波エネルギーを噴出させる。
ダイナマイトキック
飛び蹴り。
ジーグクラッシャー
変形した左腕を切り離して殴る。
地獄ビンタ
手の平からスパイク)を露出し、手の甲からのジェット噴射の勢いで相手の顔に強烈なビンタ(平手打ち)を浴びせる。初使用の際に剣児はジーグオカンビンタと叫んでいた。
猛烈地獄張り手
第12話で使用した地獄ビンタのバリエーション技。掌からスパイクを出し、相撲の張り手を連続で放つ。
ジーグブリーカー
胸部を開き、磁力で相手を引き付けてから胸部の棘で固定し、相手を両腕で挟み込む。プロレス技のベア・ハッグに相当。ハニワ幻神の胴体を切断するほどの破壊力がある。[注 5]
マグネットプレッシャー
ジーグブリーカー同様に胸部を開き、磁力で二体の相手を引き寄せ合わせて両者を押しつぶす。
ダブルスピンストーム
宙の鋼鉄ジーグと並んで二人同時にスピンストームを放つ。二つのスピンストームは目標に当る前に一体化し、白い光線となる。第12話で初使用し阿磨疎を倒した。
トリプルストーム
第13話で鋼鉄神ジーグに変化した際に使用した超必殺技。両肩の装甲が開き砲口が現れ、さらに腹が開いてバルバの顔を展開して放つ黄金の光線。発射された三つの光線は目標に当る前に一体化する。大銅鐸から現れた怪物を一撃で葬り去った。

オプション武装[編集]

オプション武装は鋼鉄ジーグと共用が可能である。

ジーグバズーカ
鋼鉄ジーグが腕部を外して換装する巨大無反動バズーカ。連射可能。
マリンパーツ
第4話で登場したユニットで両手足を水中用推進に換装し、水中機動性を高める。追加武装としてマグネットストームマリンミサイルがある。
スカイパーツ
第8話で登場したユニットで両手足を空中用推進に換装。変形可能であり、飛行形態に推移する事により空中機動性を高める。対空戦ではマッハドリルより高機動である。
アースパーツ
第9話で登場したユニットで両手足を土中用推進に換装。変形する事により土中機動性を高める。
マッハドリル
先端がドリルになっている飛行用のブースター。本作のものは腕そのものを切り離した上で、肩部のジョイントによって合体・飛行する。体当たりの他、敵に向けてドリルを発射する「マッハドリルシュート」が必殺技。軌道は直線的であるため、高機動な空中戦に強い敵には弱い。第6話で登場した際、剣児におっぱいドリルと呼ばれ、合体に不慣れな彼はこれを「おっぱい」とみなし[注 6]、あえて両腕を破壊させる形で合体に成功している。

その他の登場メカ[編集]

銅鐸(どうたく)
本編において最重要とされるキーアイテム。ジーグには起動とコアユニットとして働き、大銅鐸には封印解除アイテムとして働く。ラングーンの制御ユニットでもある。感情の起伏によりその効果が最大限に発揮する。旧作「鋼鉄ジーグ」では竜魔帝王の封印の鍵だった。
HMB(ハイパーモーターバイク)
剣児と鏡が愛好しているバイクで、この世界でのバイクの通称。戦闘機に搭載されているものは操作と脱出ユニットを兼用している。
雷鋼馬(ライコウバ)
剣児専用のHMBで、これが変形することで鋼鉄神ジーグの頭部になる。剣児の父が製作者であることが第5話で判明。
ビッグシューター
先代とは違い基本二人乗り(複座操縦)で、つばきと鏡が乗りこむ。搭乗員が乗る戦闘機部分とジーグパーツを運送・射出するコンテナ部分とに分かれており、ジーグが出撃の際にはビルドベースから両部分を、戦闘機部分が上になる形で合体させて出撃する。先代ビッグシューターのように双胴。同時に雷鋼馬も運搬し空中から射出する[注 7]
なお、ジーグパーツの射出口は先代同様の機体左右に加え、機体中央にもう一つ、左右に比べ大口径のものがあり、都合3か所。左右からは主に手足を、中央からは胴体部やマッハドリル(本作では二本合わせた状態で収納・射出している)などの比較的大きなパーツが射出され、前作・初代ビッグシューターの時点で指摘されていた「径が全然違う腕と胴体の部品が、全く同じ径の射出口から全く同じように射出されている」という大きな矛盾は解消されている。
鏡の死後はつばき1人で操縦とジーグパーツの射出ができるように改修された。
初代ビッグシューターは第3話の回想シーンにて初登場し第12話で宙の元へ美和が乗って駆けつける。前作では基本美和一人で操縦だが、時により隣の副操縦席に宙を同乗させる事があり、その際宙は床下から出動し現場へ赴く事があった。
鋼鉄ジーグ(磁偉倶)
第3話の回想から登場。サイボーグ司馬宙が頭部になる。本作では鋼鉄神ジーグと区別をつけるためと宙が核である事を現すためか眼の部分に黒眼が存在する[注 8]。50年前の戦いで行方不明となったが、第12話で復活(宙自身は第11話で復活している)。剣児の鋼鉄神ジーグに引けを取らない活躍を見せた。[注 9]
ギガシューター
九州にあった50年前の戦いで使用されていた列車砲。ゾーン内部と外では時間の進み方が違うため、新品同様で残されていた。ビッグシューターから遠隔操作でジーグの強化パーツ、弾丸状に梱包されたマリン、スカイ、アースの各パーツを射出する。第4話で登場。後の話で複数台存在することが確認されている。
Xボンバー (正式名称不明)
第12話で宇宙での最終戦に臨んだ際に旗艦となった船。大利所長が管理し、ビルドベースを収容した後は旗艦となる。決戦兵器「オーバークロスブラスター」を搭載し、敵母艦の大量破壊兵器エネルギー柱(名称不明)を破壊する活躍を見せた。元ネタは永井豪原作の特撮人形劇『Xボンバー』に登場した主人公達の愛機。
ビルドエンジェル機
戦闘機部隊「ビルドエンジェル隊」が乗る戦闘機。主な任務はジーグやビッグシューターの戦闘支援や偵察。武装はバルカン砲の他にミサイル、レーザー兵器であるサークルブラスターがある。コクピット部分には脱出ユニットと兼用されたHMBを収納、搭乗者はHMBを操作して機体を操縦する。なお、サークルブラスターをはずしただけの量産機バージョンも存在する。[注 10]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

レーベルは全てランティス。

オープニングテーマ[編集]

「STORMBRINGER」(第1話 - 第13話)
作詞・作曲 - 影山ヒロノブ / 編曲 - 須藤賢一、栗山善親 / 歌 - JAM Project水木一郎、影山ヒロノブ、松本梨香遠藤正明きただにひろし奥井雅美福山芳樹ヒカルド・クルーズ

エンディングテーマ[編集]

HEAVEN」(第1話 - 第12話)
作詞 - 谷山紀章 / 作曲・編曲 - 飯塚昌明 / 歌 - GRANRODEO(谷山紀章、飯塚昌明)

なお、第13話に限りエンディングテーマに『鋼鉄ジーグ』のエンディングテーマである「ひろしのテーマ」(作詞 - 浦川しのぶ / 作曲・編曲 - 渡辺宙明 / 歌 - 水木一郎、こおろぎ'73)が使用された。

挿入歌[編集]

「Dead or Alive」
作詞・作曲 - 影山ヒロノブ / 編曲 - 須藤賢一、栗山善親 / 歌 - JAM Project(影山ヒロノブ、松本梨香、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹)

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 キャラ作監 メカ作監 登場怪獣、メカ
1 ビルドアップ! 鋼鉄ジーグ!! 早川正 川越淳 菊池晃 ハニワ幻神・魔愚羅
2 蘇る妃魅禍! 復活! 邪魔大王国 大平直樹 江原康之 阿部宗孝
3 じゃじゃ馬ならし! 炸裂! 地獄ビンタ 高橋ナツコ 河村智之 伊藤岳史 ハニワ幻神・馬頭羅
4 決死の水中バトル! 列車砲準備よし! 外池省二 戸部敦夫 登坂晋 井口忠一 山下将仁 ハニワ幻神・加治羅
5 無我夢中? 恐るべし、邪魔大王国の罠 早川正 川越淳 菊池晃 ハニワ幻神・罵玖羅
6 摩訶不思議 大黒様もビルドアップ! 柿原優子 井硲清高 岡嶋国敏 小峰正頼 ハニワ幻神・魔可羅
7 侵入! 高千穂の峰へ! 霧の大地にヤツを見た! 藤瀬順一 井口忠一
江原康之
阿部宗孝 -
8 愛の力でジーグを狙え! 換装完了 高度1万メートル! 外池省二 うえだひでひと 古川政美 伊藤岳史 神部一朗 ハニワ幻神・徒鼻羅
9 非情なる策略! ビルドベース殲滅作戦! 井硲清高 五十嵐達矢 永田正美 松原豊 ハニワ幻神・玄武羅
10 囚われたつばき! 邪悪なる妃魅禍の儀式! 高橋ナツコ 河村智之 菊池晃 山下将仁 ハニワ幻神・万象羅偶
11 月を睨め!! 悪を絶つ、不屈の想いで! 柿原優子 佐野隆史 登坂晋 江原康之 -
12 最終決戦! 大銅鐸、立つ! 早川正 大平直樹 伊藤岳史 阿部宗孝 名称不明(多数)
13 鋼鉄神になれ!! 川越淳 河村智之 羽山賢二、江原康之
佐藤修、伊藤岳史
阿部宗孝
大銅鐸の怪物

関連商品[編集]

玩具[編集]

2008年7月に玩具が発売されたが、発売元はタカラトミーではなくバンダイとなり、超合金魂ブランドとして発売することとなった。なお、超合金魂のパッケージ表記は「ZYYG」であるが、「ジーグ」と言う名の発祥から考えるとこの記述は誤りである(詳しくは「鋼鉄ジーグ」参照)。ただし、ディスプレイ台にあるレリーフには「JEEG」と記されているため、パッケージ表記のみの誤字である。

旧タカラ版マグネモ玩具に比べると、超合金魂鋼鉄神ジーグは磁石が接する面積が狭いため磁力がやや弱く、ジョイント径の違いなどもあるため、完全な互換性は求めるべくもないが、一部のパーツは換装できる。なお、本編に登場する先代ジーグは2012年にエヴォリューション トイより「ダイナマイト アクション!」ブランドで製品化され、新ジーグも同年内に発売される事が決まっている。エヴォ トイ版は旧マグネモとの互換性がある他、同規格の他社製品とは国内外の製品問わず完全な互換性がある。

テレビゲーム[編集]

本作の直接的なゲーム化作品はこれまで特に無いが、シミュレーションRPG『スーパーロボット大戦シリーズ』には本作に登場するキャラ・ロボが何回か登場しており、『スパロボ学園』以外では、いくつかのストーリーエッセンスも組み込まれている。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ ゲーム『スーパーロボット大戦K』では最終決戦後、無事帰還しエンディングまで生存する。
  2. ^ 遷次郞や美和にとっては50年ぶりの再会だが、宙本人と妹や母にとっては数日ぶりの再会に過ぎない。
  3. ^ パーンサロイド形態に似た形態だが、虎と人間の融合という姿はグレートマジンガーに登場するゴーゴン大公と瓜二つ。
  4. ^ 宙は逆に「鋼鉄ジーグ」を先に叫び合体後に「ビルドアップ」と叫んでいる。ただし、旧作の宙は「鋼鉄ジーグ」と叫んだ後、パーツが合体する前に「ビルドアップ」と叫んでいる
  5. ^ ゲーム『スーパーロボット大戦K』『L』ではダイナマイトキック、ジーグクラッシャー、猛烈地獄張り手、地獄ビンタを放ち、ジーグブリーカーでとどめを刺す複合技となっている。
  6. ^ マジンガーZ』初作アニメにてジェットスクランダーを未だ持たなかった当時のマジンガーZでの、空中を飛ぶ機械獣に対しての対策として兜甲児のZ飛行作戦の一つ(中で唯一成功したもの)がアフロダイAのオッパイミサイルを両手に掴んで飛ぶというものだった事のオマージュ。
  7. ^ 雷鋼馬の空中射出に関しては第2話での出撃時において剣児への事前説明なしにいきなり行われた。剣児は射ち出されながら「お前らバカかぁ~!!」と怒っていた。
  8. ^ 団龍彦の小説作品『スーパーロボット大戦』第3巻の後書きにて、石川賢が「ジーグも出して欲しかった」と発言して真・ジーグのイラストを描いているが、このジーグも黒眼が存在した。
  9. ^ スーパーロボット大戦K』『L』では剣児のジーグと区別するため、「磁偉倶」と書いて、「ジーグ」と読むようにしている。
  10. ^ 『スーパーロボット大戦K』『L』では「ビルトエンジェル」表記となっている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]