福田裕彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索

福田 裕彦(ふくだ やすひこ、1957年 - )は、日本音楽プロデューサー及び作・編曲家。東京都板橋区出身。早稲田大学文学部卒業。自身が代表取締役をつとめるクリエイターカンパニー、大頭主催者。その活動は多岐にわたる。

[編集] 来歴

東京都板橋区に生まれる。東京都立竹早高等学校卒業後の1976年、早稲田大学第一文学部に進学。1978年には、YAMAHA主催のバンドコンテスト「EAST WEST 78」決勝大会で優秀賞を受賞。

早稲田大学卒業後の1980年に、ベーシスト鳴瀬喜博(現・カシオペア)、ドラマー岡井大二(元・四人囃子)らと結成したバンド「QUYZ」のキーボード奏者としてプロデビュー。翌1981年、ギタリスト山岸潤史のソロアルバム「ALL THE SAME」にセッションミュージシャンとしてレコードデビュー、同年斎藤英夫らとのバンド「YOU」で、メジャーデビュー。1982年デビュー前の爆風スランプに参加、1983年南こうせつのツアーに参加。以降、スタジオプレイヤーとして、シブがき隊松田聖子佐野量子などからKODOMO BAND浜田省吾村下孝蔵尾崎豊大沢誉志幸、爆風スランプにいたるまで、1000曲を超えるレコーディングに参加。また生方則孝と共にYAMAHAのデジタルシンセサイザーDX7用音色ソフト「生福」を開発し、1984年に発表。これは国内のスタジオ業界を席巻、海外でも高い評価を得た。「CS01パーフェクト活用法」「DX7パーフェクト活用法」「DX7Ⅱパーフェクト活用法」などのシンセサイザー関係著作も多く、特に「DX7パーフェクト活用法」は英訳バージョンも出版され、世界的なベストセラーとなった[要出典]

1988年には「生福」ユニットでオリジナルアルバム「内容の無い音楽会」を発表、カルト的人気を獲得。翌年、同ユニットでファミコンソフト「キャプテンED」を制作する。また、同年から2年間鈴木雅之のツアーに参加。鈴木のオファーにより、J-WAVEの音楽番組にコントを執筆。1989年には、自身の80年代を音楽活動を通じて得たノウハウを全て総括したSF小説仕立ての「福田裕彦のスーパーロックキーボード」を執筆。

1990年から「エンペラー福田」名義で爆風スランプのツアーに参加。同年、アレンジを担当した小泉今日子の「見逃してくれよ!」がオリコン第1位を獲得、ビクターヒット賞を受賞。以降は主に作編曲家として活動。宍戸留美中江有里、爆風スランプ、NOB、MASAKIおおたか静流鈴木結女宇都宮隆谷村有美木村由姫玉木宏他、数多くの作編曲を手がける一方、「スーパーボンバーマン」シリーズ、「ジェリーボーイ」「天外魔境II 卍MARU」、「エメラルドドラゴン」などのゲーム音楽、「11人いる!」「ビースト三獣士」「ヘリタコぷーちゃん」などのアニメ音楽も多数制作。一方で放送作家、コラムニスト、コミック原作者、作詞家としても活動を展開、マルチな才能を見せる。1996年執筆の「ピアノコードワーク入門」(音楽之友社)、1999年執筆の「CDで学ぶ作曲入門」(ナツメ出版)は、ともに2006年に加筆修正されて再発売され、「誰も書かなかった作曲のウラ話」(YAMAHAミュージックメディア)とタイトルを変えた「CDで学ぶ作曲入門」は、2009年現在も再版を続ける息の長い「作曲ノウハウ本」となっている[要出典]

1996年以降、俳優・岸谷五朗の発起により始まったチャリティLIVEイベント「A.A.A.(Act Against AIDS)バラエティin武道館」の音楽監督を務める。1998年からは、浜田省吾の4年間に渡るロングツアー「ON THE ROAD 2001」に参加、キーボード、ストリングスアレンジを担当する。

2003年にはPS2専用ゲームソフト「OVER THE MONOCHROME RAINBOW featuring SHOGO HAMADA」の企画、総監督を務める。2004年「剣伎衆かむゐ」のファーストDVD「斬雪」をプロデュースする。翌2005年再び浜田省吾のLIVEツアー「MY FIRST LOVE」に参加。

また、1999年には日本テレビの人気番組(当時)のウッチャンナンチャンのウリナリのコーナーで、ポケットビスケッツが3人それぞれソロでCDデビューした際に内村テル(内村光良)が、「青の住人(すみびと)」のピアノ演奏(かなり高度なレベルを要する)を弾いておらず、代わりに福田が弾いていた事が発覚(番組内では内村の影武者と呼ばれる)し、番組内で有名人になる。その後、内村が生放送で青の住人の演奏をするという特番に再び登場した。この時、アノマロカリスという生物のフィギアを持ってきて、「これの腹に触ったら落ち付く」と言って内村に触らせるキャラクターとして登場。この頃から、「アロマノカリスのおじさん」と呼ばれ、その後ウリナリ実行委員会の面々とCD発売を賭け勝負した際も、アノマロカリスを持ってきて、しかも「アノマロカリスの歌(まんま大きな古時計の替え歌)」を披露していた。

2006年実相寺昭雄プロデュースのDVD「怪獣のあけぼの」に音楽協力。また同年7月「多種多様なクリエーターによる「創出物」のジャンル的境界とクリエーター間の垣根を取り払い、幅広くフレキシブルなクリエーターのネットワークを創出する」ことを目的として、株式会社 大頭を設立、新たに設立されたレーベル「大頭視聴覚」より、様々なCDを送り出す。2008年河崎実監督作品「ギララの逆襲~洞爺湖サミット危機一発~」、2009年井口昇監督作品「ロボゲイシャ」の音楽を担当している。

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語