デジキューブ
| 種類 | 株式会社 | |||
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| 市場情報 |
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| 本社所在地 | 〒140-0014 東京都品川区大井1丁目24-5 |
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| 設立 | 1996年2月6日 | |||
| 業種 | 卸売業 | |||
| 事業内容 | コンピューターソフトウェアの企画・製作・販売 | |||
| 代表者 | 代表取締役社長 染野正道 | |||
| 資本金 | 40億8777万円 | |||
| 関係する人物 | 鈴木尚(元社長) | |||
| 外部リンク | なし | |||
| 特記事項:2003年11月26日破産宣告。2006年4月25日破産手続終結。記載事項は破産宣告直前のもの(登記簿で確認)。 | ||||
株式会社デジキューブ (DigiCube Co., Ltd.) は、かつて存在した日本のゲームソフトウェア販売会社。1996年2月、コンビニエンスストアにおけるエンターテイメントソフトの販売を主たる目的としてスクウェア(現スクウェア・エニックス)が設立した。 スクウェアのゲームソフトのサウンドトラックCDや「アルティマニア」など、攻略本の出版事業、オリジナルのゲームタイトル発売も行っていた。 後に、旧エニックス、ナムコ、カプコン、カルチュア・コンビニエンス・クラブ等も出資した。
目次 |
[編集] 沿革
- 1996年2月6日 株式会社デジキューブ設立。当初の本社は東京都渋谷区恵比寿。
- 1996年4月 コンビニエンスストア店舗内での商品情報提供を目的として、委託放送業務認定を取得。
- 1997年1月 ゲーム関連書籍の制作及び販売を開始。
- 1998年7月 日本証券業協会(現ジャスダック)に店頭登録。
- 1998年12月14日 本社を広尾に移転。
- 2000年6月19日 ナスダック・ジャパン(現大証ヘラクレス)市場に上場。
- 2003年7月1日 本社を大井に移転。
- 2003年11月26日 東京地裁に自己破産を申請。負債総額95億円(ヘラクレス上場企業初の倒産)。
- 2006年4月25日 破産手続終結。
[編集] 事業
ソフト媒体の生産コストが大幅に下がったことを利用し、販売店(主にコンビニ)からの返品を受け入れる制度を取り入れていた。これは初回出荷本数をデジキューブ側が設定できる見返りとして契約されたもの。売り切れた場合は販売店の裁量で仕入れ、その場合は返品できない。ただし売れ残った場合は全て返品されるため、デジキューブの収益率はお世辞にも良いとはいえず、店側も任意分の売れ残りを中古業者に売却して処分していたため、一時期ソフトの価格が大幅に下落、価格設定を譲らないメーカー側との間で半ば強引なやり取りがあったとされている。このスタイルが定着した後、出荷本数と実売との差が大きく開くようになり、一部メディアから指摘されたこともあった。
形式上は独立した卸売・販売会社ではあったものの、その存在は母体であるスクウェアの売り上げを単に補填する為の存在であったという側面も否めない。 またスクウェアの当時交流があった会社にもその取り扱われるゲームのラインナップは左右され、そのために任天堂・コナミなどの製品を取り扱えなかったことが利益を取りこぼした原因とも言われている。
コンビニ店頭の端末へCS放送(スカイパーフェクTV!)によるゲームソフトのPR映像などを配信する「デジキューブチャンネル」の放送も行っていた。
ゲームソフト以外にも、グラビアDVD、音楽CD、パソコンソフト販売を行うようになった。
[編集] 突然の倒産
店頭ではほぼ定価販売であったための割高感や、ネット通販の普及によるコンビニでのゲームソフト売り上げの低下、コンビニに設置した端末(マルチメディアステーション)による音楽などの配信を行う「キオスク端末事業」より撤退する際の多額の損失により、資金繰りが悪化していた。さらに旧三和銀行との合弁で設立したコンビニATM事業会社「ミックスキューブ」が、三和銀行がアイワイバンク銀行(現・セブン銀行)のATM網を利用する方針に転換したことから清算を余儀なくされたこと、ファイナルファンタジーXIIの発売延期によりそれに伴う攻略本関連の収入が見込めなくなったことなどが重なり、事業継続を断念したとされている。また、エニックスとの合併により自社に出版事業を抱えることとなったスクウェアとの兼ね合いで整理を行ったためともされている。
デジキューブ倒産に伴い絶版となった一部の書籍や音楽CDは、スクウェア・エニックス名義で再発売されている。この規模の企業で会社更生手続きを行わず、即清算に踏み切ったのは異例であるが、スクウェア合併の兼ね合いや、コンビニゲーム販売事業そのものに再建の見込みがないと判断したためであった。
[編集] 社名の由来
デジタルと、スクウェア(四角形)の多角化(立方体)を意味している。
[編集] 商品を扱っていたコンビニエンスストア
[編集] 主なゲームタイトル
- プロ野球シミュレーション ダグアウト
- 兎-野性の闘牌-
- チョコレート♪キッス
- アメリカ横断ウルトラクイズ
- パネルクイズアタック25
- マリー・エリー・リリーのアトリエ デスクトップアクセサリーズ
- 銀河英雄伝説VI SG
- イースI・IIエターナルストーリー
- プロ野球シミュレーション ダグアウト'99 (1999年)プレイステーション
- 日本プロ麻雀連盟公認 本格プロ麻雀(2001年)プレイステーション
- 本格将棋指南(2001年)プレイステーション
- 花札&カードゲーム(2002年)プレイステーション
- チェス&リバーシ(2002年)プレイステーション
- ビリヤード・キング(2002年)プレイステーション
- ワールドトーナメント ボウリング(2002年)プレイステーション
- エレメンタル ピンボール(2002年)プレイステーション
- もっとゴルフルGOLF(2002年)プレイステーション2
- クイズDEバトル(2002年)プレイステーション
- パラダイス カジノ(2002年)プレイステーション
- 囲碁を打とう!(2002年)プレイステーション
- ニ角取りデラックス(2002年)プレイステーション
- 牌神2(1998年)プレイステーション
- Cool Shot 夕川景子のプロフェッショナルビリヤード(2003年) プレイステーション2
- 魁!!クロマティ高校(2003年)プレイステーション2
- プロ野球シミュレーション ダグアウト'03 -the TURNING POINT-(2003年)プレイステーション2
- めざましテレビ 〜10th Anniversary〜 きょうのわんこ(2003年)プレイステーション2
- 極楽雀 PREMIUM(2003年)プレイステーション2
[編集] 参考文献
- 「ザ・トーク/デジキューブ社長・染野正道」 週刊東洋経済 2003/06/07
- 「特集/危ない会社ランキング」 週刊東洋経済 2003/03/29
- 「デジキューブの奇妙な幕引き-直前に株式大量異動」 週刊東洋経済 2003/12/13
- 「デジキューブ「突然死」の怪-債務超過にあらず、不可解な株の流れ 」 日経ビジネス 2003/12/08