古市駅 (大阪府)

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古市駅
古市駅舎(2007年3月)
古市駅舎(2007年3月)
ふるいち - FURUICHI
所在地 大阪府羽曳野市古市一丁目1-22
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
電報略号 フル
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
20,995人/日
-2010年11月9日-
開業年月日 1898年明治31年)3月24日
乗入路線 2 路線
所属路線 南大阪線
キロ程 18.3km(大阪阿部野橋起点)
道明寺 (2.0km)
(1.7km) 駒ヶ谷
所属路線 長野線
キロ程 0.0km(古市起点)
(*道明寺) (-km)
(3.4km) 喜志
備考 * 南大阪線大阪阿部野橋方面へ直通

古市駅(ふるいちえき)は、大阪府羽曳野市古市一丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)の。羽曳野市の代表駅である。

柏原駅道明寺駅と並び、現在の近鉄に属する駅では最古の歴史を有する。

利用可能な鉄道路線[編集]

  • 近畿日本鉄道

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を持つ地上駅で、南大阪線と長野線が方向別にホームを共有する構成。ホーム有効長は8両分で、ホームの河内長野寄りに橋上駅舎が存在する。

改札口は1か所のみ。自動改札機オムロン製が設置されている。赤い自動改札機(U-PG)は、出場時2枚一括処理、PiTaPaICOCA対応。

のりば[編集]

1・2 南大阪線(下り) 橿原神宮前吉野方面
長野線 富田林河内長野方面
3・4 南大阪線(上り) 大阪阿部野橋行き

奇数番線(1番線と3番線)には主に橿原神宮前方面発着の列車が、偶数番線(2番線と4番線)には主に長野線方面発着の列車が入線する。

特徴[編集]

長野線の分岐駅であり、南大阪線の列車の大半がここで車両編成の増結・切り離しを行なう。河内長野方面行きの準急は橿原神宮前・吉野方面行きと相互接続を行う(昼間時は吉野行き急行、あるいは当駅始発橿原神宮前行き普通に接続)。また、橿原神宮前方面行き準急の設定本数が少ないため、それを補うべく当駅始発の橿原神宮前行き普通がほぼ終日運転される。

当駅南方では、支線の長野線(ただし乗客流動では南大阪線よりも多い)がまっすぐ南下する一方、本線の南大阪線は東へ大きくカーブしているが、これはもともと柏原駅 - 道明寺駅 - 古市駅 - 富田林駅間が先に開通し、後になって奈良県方面への区間が付け足されることで線名が変わったためである。当駅北隣の道明寺駅も同様である[1]

2012年3月のダイヤ改正でラッシュ時に一部の特急が停車するようになった[2]。それ以前も正月の終夜運転の時に限り、特急が臨時停車しており、その際にはホーム上に特急券臨時販売ブースがホーム上に運び込まれていた。

当駅を境に、列車の運行本数および沿線風景が一変する。大阪阿部野橋側は住宅が多いが、河内長野、橿原神宮前側は田園の広がるのどかな景色になる。また、当駅より橿原神宮前側の駅はその多くが構内踏切で各ホーム間を連絡する形態の駅となっている。

駅長が置かれ、南大阪線の当駅と上ノ太子駅間の各駅を管理している[3]

利用状況[編集]

近年における1日乗降人員は以下の通り。

  • 2005年11月8日:23,386人
  • 2008年11月18日:21,725人
  • 2010年11月9日:20,995人[4]

2010年11月9日の調査結果によると、1日の乗降人員は20,995人。

  • 近鉄の全調査対象駅(287駅)中、31位。
  • 南大阪線・吉野線の駅(43駅、他線接続駅含む)の中では、4位。
  • 長野線の駅(8駅、他線接続駅含む)の中では最多。
  • 大阪府内の近鉄の駅(61駅)の中では、15位。

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

近鉄バス

  • 1番のりば
  • 2番のりば
    • 81番 軽里・羽曳山住宅前経由 羽曳ヶ丘西五丁目
    • 82番 軽里・羽曳山住宅前経由 四天王寺大学
    • 85番 軽里・羽曳山住宅前・桃山台二丁目経由 学園前五丁目 行

羽曳野市公共施設循環バス(市の自家用バス) 古市駅筋(国道170号沿い)を経由する。

歴史[編集]

  • 1898年明治31年)
    • 3月24日 - 河陽鉄道として柏原駅 - 道明寺駅 - 古市駅間が開業した際に、その終点として設置。
    • 4月14日 - 当駅から富田林駅まで路線延伸。途中駅となる。
  • 1899年(明治32年)5月11日 - 河陽鉄道の路線を河南鉄道が承継。同社の駅となる。
  • 1919年大正8年)3月8日 - 社名変更により大阪鉄道の駅となる。
  • 1929年昭和4年)3月29日 - 当駅から久米寺駅(現在の橿原神宮前駅)が開業し分岐駅となる。
  • 1943年(昭和18年)2月1日 - 関西急行鉄道が大阪鉄道を合併。関西急行鉄道の駅となる。
  • 1944年(昭和19年)6月1日 - 戦時統合により関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身。後に再独立)と合併。近畿日本鉄道の駅となる。
  • 1969年(昭和44年)10月 - 現古市1号(竹内街道)踏切南側から北側に移設し、同時に橋上駅舎化する。
  • 2007年平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始。
  • 2012年(平成24年)3月20日 - 一部の特急が停車するようになる。

隣の駅[編集]

近畿日本鉄道
南大阪線
急行・区間急行
大阪阿部野橋駅 - 古市駅 - 尺土駅
準急・普通
道明寺駅 - 古市駅 - 駒ヶ谷駅
  • みかん狩りシーズンには上ノ太子駅に急行が臨時停車することがある。また、藤井寺駅には周辺学校入試当日に急行が臨時停車することがある。春の吉野の桜の見頃になると、快速急行が臨時運転される。
  • 1920年(大正9年)までは、当駅から1.9km、喜志駅から1.5kmの位置に西浦駅が存在した。
  • 1974年までは、道明寺駅と当駅の間に誉田八幡駅が存在した。
長野線(線内は全列車各駅に停車)
急行
(大阪阿部野橋駅 -) 古市駅 - 喜志駅
準急・普通
(道明寺駅 -) 古市駅 - 喜志駅

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 他には東海旅客鉄道(JR東海)の大府駅東海道本線武豊線)、京成電鉄青砥駅京成本線押上線)、阪急電鉄淡路駅京都線千里線)などがある。
  2. ^ 平成24年のダイヤ変更について (PDF) - 近畿日本鉄道プレスリリース 2012年1月20日
  3. ^ 『HAND BOOK 2010』、近畿日本鉄道総合企画部編、2010年9月
  4. ^ 駅別乗降人員 近鉄南大阪線 - 近畿日本鉄道

外部リンク[編集]