藤井寺駅

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藤井寺駅
藤井寺駅外観(2005年12月20日撮影)
藤井寺駅外観(2005年12月20日撮影)
ふじいでら - FUJIIDERA
高鷲 (1.1km)
(1.9km) 土師ノ里
所在地 大阪府藤井寺市岡二丁目7-18
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 南大阪線
キロ程 13.7km(大阪阿部野橋起点)
電報略号 フチ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
38,075人/日
-2010年11月9日-
開業年月日 1922年大正11年)4月18日

藤井寺駅(ふじいでらえき)は、大阪府藤井寺市岡二丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線

藤井寺市の代表駅であり、かつては、往年のプロ野球球団・近鉄バファローズの本拠地・近鉄藤井寺球場の最寄り駅でもあった(プロ野球開催日は急行が臨時停車していた)。その藤井寺球場は2005年平成17年)1月末に閉鎖、2006年(平成18年)8月に解体されてしまった。

駅構造[編集]

藤井寺駅 配線図

高鷲駅

4 3 2 1


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土師ノ里駅

島式2面4線ホームを持つ橋上駅。ホーム有効長は8両。

改札口は1ヶ所のみ。自動改札機は、オムロン製が設置されている。赤い自動改札機(U-PG)は、出場時2枚一括処理、PiTaPaICOCA対応。

のりば
1・2 南大阪線(下り) 古市橿原神宮前吉野河内長野方面
3・4 南大阪線(上り) 大阪阿部野橋行き

内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。

引上線の配置による問題[編集]

当駅折返し列車の引上線は、1番線の大阪阿部野橋寄りに設置されており、列車は1番線到着後に方向転換をして引上線に入り、さらに方向を変えて3番線に入線、もう一度方向転換して発車する操車となっている。引上線から4番線へは線路の構造上入線できないため、3番線に始発列車が停車している場合には、特急や急行などの通過列車は待避線である4番線を通過することになる。4番線の制限速度は東側が35km/h、西側が45km/hと低速で走行しなければならず、通過列車の所要時間が伸びる要因となっている。しかし、現在の南大阪線の上りダイヤは日中以降特急・急行が藤井寺駅を通過した直後に普通が発車するダイヤが組まれており(河内松原駅で準急と普通との緩急接続を行うためにこのダイヤパターンが崩せない状況にある)、上り通過列車が4番線を徐行して通過することが多い現状にある[1]

日中に運転される普通列車のうち、1時間に1 - 2本の割合で古市駅まで運転している。この場合、普通列車は1・4番線に入線して通過待ちをする。藤井寺~古市間で準急が普通の役割を果たしているにも関わらず 古市まで運転する普通列車が一部組み込まれているのは、車両運用上のため古市車庫へ入出庫するためであり、上り特急が藤井寺駅で本線側を通過できるように時間を合わせて運行されている。なお、夕方以降は車両運用の都合で古市まで運転できないため、ほぼ全ての特急・急行が4番線を通過する(急行は日中も4番線を通過)。

また、引上線とホームの間に踏切があるが、頻繁に運転されるダイヤの上に折り返し列車が往復するため、日中でも数分間遮断機が下りたままの状態となる場合がほぼ10分間隔で起こり、通行人が多い踏切の前が踏切待ちの通行人で溢れる光景が見かけられる。

特徴[編集]

  • 普通列車の大半がこの駅で折り返す(昼間時は一部古市駅まで運用している)。そのため、準急はこの駅を境に古市方面は各駅に停車する。
  • 南口の入口部分の屋根側面は、かつては当時の近鉄バファローズのイメージカラーである、赤・白・青で塗り分けられていた。しかし現在は、紫色(藤色)と灰色のツートンカラーに塗り替えられている。また、ホームの屋根を支える柱にもバファローズのイメージカラーが塗られている箇所があったが、それも現在はマルーンレッドと白のツートンに塗り替えられている(近鉄の一般車両(シリーズ21を除く)の配色に準ずる)。
  • 前述の通り、藤井寺球場でのプロ野球開催時には急行が臨時停車していた。現在では、近くの私立学校での入試開催日の朝のみ急行が臨時停車することがある。
  • 定期券・特急券は、専用の自動発売機で購入が即刻可能。
    • なお手売りの駅窓口でも定期券・特急券の購入が可能だが、2009年(平成21年)1月16日より営業時間が縮小され、現在は朝夕のみの販売となっている(午前7時から9時までと、午後5時から7時まで。かつては時間制限が設けられていなかった)。またこれと同時に特急券は専用の自動券売機のみでの発売となっている。
  • 2009年(平成21年)春頃より、車内アナウンスで、当駅到着時に「四天王寺大学へお越しの方はこの駅でお降りください」とアナウンスされるようになったが、当駅に河内天美駅阪南大学前)や長瀬駅近畿大学前)のような副駅名は付いていない。
  • 駅長が置かれ、南大阪線の布忍駅 - 道明寺駅間と、道明寺線の各駅を管理している[2]

利用状況[編集]

近年における1日乗降人員は以下の通り。

  • 2005年11月8日:39,555人
  • 2008年11月18日:40,354人
  • 2010年11月9日:38,075人[3]

前身の大阪鉄道が開発した駅周辺の春日丘や恵美坂経営地のほか、羽曳が丘など周辺にも住宅地が発展しており、南大阪線では大阪阿部野橋駅に次いで乗降客数が多い。

2010年(平成22年)11月9日の調査結果によると、1日の乗降人員は38,075人。

  • 近鉄の全調査対象駅(287駅)中、15位。
  • 南大阪線・吉野線の駅(43駅、他線接続駅含む)の中では、2位。
  • 大阪府下の近鉄の駅(61駅)の中では、7位。

駅周辺[編集]

駅前は北口はロータリーが整備されている。南口は道が狭くロータリーがない。商店は駅の南北に広がっている。また、古墳など史跡も多数見られる。南側は、1920年代に当時の大阪鉄道が「藤井寺経営地」として開発した住宅街で、現存しない藤井寺球場や藤井寺教材園も宅地開発の一環として建設されたものであった。また北口のロータリーの辺りは当初池であったものを、駅橋上化と同時期に埋め立てて作ったものである。

バス[編集]

近鉄バスが運行(公共施設循環バスを除く)

南口発近鉄バス松原営業所羽曳野線の追記も参照のこと)

1・2番のりば(駅舎側)は藤ヶ丘・野中経由(系統番号70番台)、3番のりば(駅向かい側)は野々上経由(系統番号60番台)。いずれも羽曳野線を名乗る。バスは駅前で折り返すことができず、西側(野々上方向)から来たバスは全て東側(藤ヶ丘方向)に通り抜けることになる(逆方向も同様)。なお、藤井寺駅へ向かうバスは古市駅前発を除き、野中経由が70番、野々上経由が60番に統一される。

  • 1番のりば
    • 71番 四天王寺大学 行(藤ヶ丘・野中経由)
    • 78番 四天王寺大学 行(藤ヶ丘・野々上経由)
  • 2番のりば
    • 74番 古市駅前 行(藤ヶ丘・野中経由)
    • 77番 古市駅前 行(藤ヶ丘・羽曳野市役所前経由)
    • 73番 羽曳ヶ丘西三丁目 止(野中・羽曳ヶ丘西二丁目経由)
    • 72番 羽曳ヶ丘 方面循環(野中経由、羽曳ヶ丘八丁目→西三丁目回り)
    • 75番 羽曳ヶ丘 方面循環(野中経由、羽曳ヶ丘西三丁目→八丁目回り)
    • 84番 桃山台二丁目 行(野中・羽曳山住宅前経由)
  • 3番のりば
    • 61番 四天王寺大学 行(野々上・羽曳山住宅前経由)
    • 62番 羽曳ヶ丘 方面循環(野々上経由、羽曳ヶ丘八丁目→西三丁目回り)
    • 63番 羽曳ヶ丘西三丁目 止(野々上・羽曳ヶ丘西二経由)
    • 64番 古市駅前 行(野々上・軽里三経由)
    • 65番 羽曳ヶ丘 方面循環(野々上経由、羽曳ヶ丘西三丁目→八丁目回り)
    • 66番 羽曳ヶ丘西二丁目東 止(野々上・羽曳ヶ丘八丁目経由)
    • 83番 桃山台二丁目行(野々上・羽曳山住宅前経由)

北口発

八尾線が発着する。また、藤井寺市公共施設循環バス(市の自家用バスで運行)も発着。

なお、70・71番は南口発着の路線と系統番号が重複するが、無関係である。また、北口からはかつて堺東駅 - 国分駅前を結ぶ堺線も発着していた。

夜行高速バス

歴史[編集]

隣の駅[編集]

近畿日本鉄道
南大阪線
急行・区間急行
通過(ただし、周辺の学校での入学試験実施日に臨時に急行が停車することがある)
準急(当駅から土師ノ里方の各駅に停車)
河内松原駅 - 藤井寺駅 - 土師ノ里駅
普通
高鷲駅 - 藤井寺駅 - 土師ノ里駅

その他[編集]

当駅のソラリーには「準急」「普通」の他に、「快速急行」「急行」「臨時急行」「区間急行」「臨時区間急行」の表示が入っている。

脚注[編集]

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  1. ^ ただし駅のすぐ東側に制限速度70km/hの急カーブが存在するため、本線側を通過したとしても速達効果は限定される。
  2. ^ 『HAND BOOK 2010』、近畿日本鉄道総合企画部編、2010年9月
  3. ^ 駅別乗降人員 近鉄南大阪線 - 近畿日本鉄道

関連項目[編集]

外部リンク[編集]