北京原人
| 北京原人 ホモ・エレクトス・ペキネンシス |
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1929年に周口店で発見された最初の北京原人の頭蓋骨(レプリカ)
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Homo erectus pekinensis (Black, 1927) |
| 元謀・藍田・北京原人 | |||
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北京原人(ぺきんげんじん、Homo erectus pekinensis[1])とは、中華人民共和国北京市房山県周口店竜骨山の森林で発見された化石人類である。学名はホモ・エレクトス・ペキネンシス。2012年現在はホモ・エレクトス (Homo erectus) の亜種として扱われる。北京原人を含むホモ・エレクトスが生きていた時代は更新世である。
周口店の北京原人遺跡はユネスコの世界遺産として登録されている。
研究史 [編集]
スウェーデンの地質学者 ユハン・アンデショーンが人類のものと思われる歯の化石を発見した。さらに、その後の調査で1929年12月2日、中国の考古学者 裴文中が完全な頭蓋骨を発見した。結果的に合計十数人分の原人の骨が発掘された。
しかし、日中戦争の激化により、化石は調査のためにアメリカへ輸送する途中に紛失した。紛失の前に協和医学院の客員解剖学教授であったドイツ出身の学者F・ワイデンライヒがすでに詳細な記録や研究を残しており、レプリカが現存しているので、これが今日の北京原人の研究資料となっている(戦後、わずかに北京原人の骨が発掘されている)。
彼を含め、北京原人を現生人類(アジア人)の祖先とする考えがあった。2012年現在では、現代人のミトコンドリアDNAの系統解析により否定されている。
北京原人はアフリカ大陸に起源を持つ原人のひとつであるが、現生人類の祖先ではなく、何らかの理由で絶滅したと考えられている。石器や炉の跡が同時に発見されていることから、石器や火を利用していたとも考えられている。また、動物の骨が近くに見つかったことから、それらを焼いて食べていたという説もある。さらに、原人の骨自体が粉々にされていたので、北京原人の間では食人の風習もあったという説もまた有力であった。しかし、レプリカに残っていた食痕からハイエナ類によるものであるという見解が提出された[2]。
額が現代人に比べ、なだらかに傾斜し、後頭部の骨は突き出していた。類人猿でも現代の人間でもない、その進化の過程の原人だとされた。
関連項目 [編集]
脚注 [編集]
- ^ 発見当初の旧学名はシナントロプス・ペキネンシス (Sinanthropus pekinensis) とされたが、現在はホモ・エレクトス・ペキネンシス (Homo erectus pekinensis) とする意見が支配的である。
- ^ Noel T. Boaz, Russell Ciochon, Xu Qinqi, and Liu Jinyi (2000). “Large Mammalian Carnivores as a Taphonomic Factor in the Bone Accumulation at Zhoukoudian”. Acta Anthropologica Sinica (19).