ホモ・ハイデルベルゲンシス

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ホモ・ハイデルベルゲンシス
絶滅 (EX)
Homo heidelbergensis-Cranium -5.jpg
分類
: 動物界 Animalia
: 哺乳綱 Mammalia
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 霊長目(サル目Primates
亜目 : 真猿亜目 Haplorhini
下目 : 狭鼻下目 Catarrhini
上科 : ヒト上科 Hominoidea
: ヒト科 Hominidae
: ヒト属 Homo
: ホモ・ハイデルベルゲンシス
H. heidelbergensis
学名
Homo heidelbergensis
Schoetensack, 1908

ホモ・ハイデルベルゲンシスHomo heidelbergensis ハイデルベルクのヒト)は、ヒト属の一種。ハイデルベルク人ホモ・エレクトスとは別種とするときの名称。ホモ・エレクトスに比べ脳容量が大きく(1100cc ~ 1400cc)、より高度な道具を作り、より人間的な行動をとることができ、これを種レベルの違いであると考える場合に別種とする。種レベルの違いはなかったと考える場合はエレクトスに含める。エレクトスの種内亜種として区別する場合は、ホモ・エレクトス・ハイデルベルゲンシス (Homo erectus heidelbergensis) と呼ぶ。

[編集] ハイデルベルク人

[編集] 発見

この種の設立の基となったのは、1907年にドイツのハイデルベルク近郊のマウエル村から発見された下顎骨である。マウエル村の砂採取場で作業員により偶然発見された。出土したのは下顎骨ただ1個で、他の部分の骨も、石器などの文化遺物も無い。この下顎骨は、翌1908年にドイツの人類学者シェッテンザックにより、Homo heidelbergensis と命名された。ハイデルベルク人と通称される。

[編集] 特徴

ハイデルベルク人の下顎骨は非常に大きく頑丈であるが、歯は小型で現生人類よりやや大きい程度で、同時代と思われる北京原人より小さい。そのためこの人類は、原人であるのか、原初的な旧人であるのかが議論されたが、巨大な下顎骨の形質や伴出した動物化石との比較などから、時代的に見て原人であろうと考えられる。ただし現生人類へと繋がる系統とネアンデルタール人との分岐直前(47万~66万年前)の時期・または分岐後のホモ・サピエンスへと続く系統側で、ホモ・サピエンスに進化する前段階には旧人段階の「ホモ・ヘルメイ」にまで進化していたことも考えられる。


ハイデルベルク人の下顎骨のレプリカ

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