リチャード・ドーキンス

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クリントン・リチャード・ドーキンス
『神は妄想である』について講演中のドーキンス(2006年6月)
『神は妄想である』について講演中のドーキンス(2006年6月)
生年 1941年3月26日(67歳)
ナイロビ, ケニヤ
居住国 オックスフォード, 英国
国籍 英国
研究分野 動物行動学 および 進化生物学
研究機関 カリフォルニア大学バークレー校
オックスフォード大学
母校 オックスフォード大学ベリオール・カレッジ
博士課程指導教官 ニコ・ティンバーゲン
主な業績 無神論 および 合理主義への支援
宗教批判
進化における遺伝子中心主義
ミーム
主な受賞歴 マイケル・ファラデー賞 (1990)他
信仰 無神論
王立協会員.

クリントン・リチャード・ドーキンス(Clinton Richard Dawkins, 1941年3月26日-)はイギリス動物行動学者。The Selfish Gene(『利己的な遺伝子』)をはじめとする一般向けの著作を多く発表している。存命の一般向け科学書の著者としてはかなり知名度の高い一人である。

ドーキンスは、自然選択の実質的な単位が遺伝子であるとする遺伝子中心視点を提唱したことでよく知られている。生物は遺伝子によって利用される「乗り物」に過ぎないと述べ、多くの読者に衝撃を与えた。遺伝子中心視点の考え方は、ミツバチが見せる一見利他的な行動など、動物のさまざまな社会行動の進化のプロセスを説明するためのものであり、血縁淘汰説やESS理論を先鋭なスタイルで表現したものである。

また、ドーキンスは社会生物学を唱える一人とみなされており[要出典](本人はこの言葉を好んでいない[要出典])、文化の伝播を遺伝子になぞらえたミームという語を考案した。スティーヴン・ジェイ・グールドとの論争でも知られる。熱烈な無神論者・反宗教主義者として知られ、世俗的ヒューマニズムブライト運動の推進者でもある。元妻のメリアン・スタンプ・ドーキンスも著名な動物行動学者。


目次

[編集] 経歴

ケニアナイロビに生まれる。オックスフォード大学にてノーベル賞学者ニコ・ティンバーゲンのもとで学ぶ。その後、カリフォルニア大学バークレー校を経てオックスフォード大学レクチャラーとなる。動物行動研究グループのリーダーの一人として活躍する。1995年にはオックスフォード大学に設置された“科学的精神普及のための寄付講座”の初代教授に就任した。

[編集] 批判

ドーキンスの宗教を批判する態度をめぐって、宗教の信者はもとより科学者の中にも批判者が存在する。

[編集] 主な著書

  • The Selfish Gene, 1976. (日高敏隆岸由二羽田節子垂水雄二訳『生物=生存機械論-利己主義と利他主義の生物学』, 1980)(改題『利己的な遺伝子』紀伊國屋書店, 1991)
  • "The Selfish Gene 30th anniversary edition",2006. (日高敏隆岸由二羽田節子垂水雄二訳 『利己的な遺伝子<増補改訂版>』紀伊國屋書店,2006)
  • The Extended Phenotype, 1982. (日高敏隆・遠藤知二遠藤彰訳『延長された表現型--自然淘汰の単位としての遺伝子』紀伊國屋書店, 1987)
  • The Blind Watchmaker, 1986. (日高敏隆・遠藤彰・遠藤知二・疋田努訳『ブラインド・ウォッチメイカー-自然淘汰は偶然か?』早川書房, 1993)(改題『盲目の時計職人-自然淘汰は偶然か?』早川書房, 2004)
  • River Out Of Eden, 1995. (垂水雄二訳『遺伝子の川』草思社, 1995)
  • Climbing Mount Improbable, 1996.
  • Unweaving the Rainbow, 1998. (福岡伸一訳『虹の解体-いかにして科学は驚異への扉を開いたか』早川書房, 2001)
  • A Devil's Chaplain, 2003. (垂水雄二訳『悪魔に仕える牧師』早川書房, 2004)
  • The Ancestor's Tale: A Pilgrimage to the Dawn of Life, 2004. (垂水雄二訳『祖先の物語-ドーキンスの生命史』小学館, 2006)
  • The God Delusion, 2006. (垂水雄二訳『神は妄想である-宗教との決別』早川書房,2007)

[編集] 受賞歴

[編集] 外部リンク