デッドライジング

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デッドライジング
DEAD RISING
ジャンル ゾンビパラダイスアクションオープンワールド
対応機種 Xbox 360
開発元 カプコン
発売元 カプコン
人数 1人
発売日 アメリカ合衆国の旗 2006年8月8日
欧州連合の旗 2006年9月8日
オーストラリアの旗 2006年9月14日
日本の旗 2006年9月28日
日本の旗 2007年6月14日プラチナコレクション
日本の旗 2007年11月1日(DR・GOWダブルパック)
対象年齢 CERO: Z(18才以上のみ対象)
ESRB: Mature
PEGI: 18+
BBFC: 18
エンジン MT Framework
売上本数 アメリカ合衆国の旗 約100万本
世界 170万本[1]
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デッドライジング(DEAD RISING)とは、カプコンから2006年9月28日(アメリカでは8月8日、ヨーロッパでは9月8日)に発売されたXbox 360用のアクションゲームである。通称「デッドラ」。

概要[編集]

自社製マルチプラットフォーム対応を謳うエンジン「MT Framework」の第1作目。プレイヤーは主人公を操りウィラメッテで起きた怪奇事件の謎を究明していくことが目的。

フォトジャーナリストの主人公は、巨大なショッピングモールの中で大量のゾンビや錯乱して危害を加えてくる人間(サイコパス)などと戦いながら、サバイバルを送らなければならない。救助のヘリコプターが到着するのは3日後である72時間後。ただしこの72時間をどのようにして過ごすかはプレイヤーに委ねられており、ストーリーを追う必要はなく自由度は高い(ゲームのスタート地点であり、ヘリの到着場所でもあるショッピングモールの屋上にあるヘリポートに72時間立ちつくしているだけでもクリアとなる)。ゲーム内での24時間は、現実には約2時間で経過するため一度のプレイは6〜8時間程度。ゲームオーバーまたはクリア時のアイテムやステータスを次回に繰り越すことが可能で、主人公が強くなっていくにつれて次第にストーリーの真相に近づきやすくなっていく。最初のうちはB級映画テイストでストーリーは進んでいくが、真相に近づくにつれてストーリーはアメリカの食料事情への皮肉を感じさせつつ徐々に暗い展開へ変貌していく。

エンディングは7つあり、プレイヤーの行動によりそれぞれA〜Fまで分岐する。

画面内を200体以上のゾンビが埋め尽くす点が特徴。同じくカプコンによるゾンビを題材にした『バイオハザードシリーズ』とは一線を画している。

舞台となるショッピングモールには玩具屋、DIYショップ、食料品店、ガンショップなどが揃っておりオモチャの水鉄砲からスナイパーライフル、フライパンからアルコールまで数百を超えるアイテムが存在する。そして、そのほとんどが武器もしくは食料(回復アイテム)として使用可能である。また、主人公の見た目を変える眼鏡や衣装なども充実している。男性向けジャケットなどはもちろんのこと女性用ワンピースや子供服、さらには馬の頭の被り物などのジョークグッズまで着用可能。これらはリアルタイムデモにも反映される。レベルが上がれば主人公が素手でゾンビを殴り殺すといったこともでき、さながら無双シリーズのごとくゾンビをなぎ倒していくことも可能。

経験値(PRESTIGE POINTS)は「ゾンビを殺す」「サイコパスを倒す」「スクープを撮影する」「生存者を救助する」といった行動をこなすことで獲得できるほか、ジムのフィットネスマシーンなどステージ上に設置されているものからも得ることができる(一回のシナリオで一回だけ)。また、書店などで入手した本を所持することで新たなスキルを得たり、アイテムの効能を増強することができる。

2009年2月19日にはリメイク作品『デッドライジング ゾンビのいけにえ』がWiiで発売。Xbox 360版にアレンジが加えられており、写真撮影などのゲーム性を一部排除しアクション・シューティングにゲーム性の重点を置いた作品になる。Wii独特のコントローラーを用いた操作が新たに盛り込まれている。ほか登場キャラクターの一部が登場しなくなっていた、一部のサイコパスが普通のゾンビとしてゾンビの中に紛れていたり、本作では通れた通路が通れなくなっていたり、と若干の違いが存在する。また、今作の5年後を描いた続編『デッドライジング2』がXbox360、PS3Windowsの3機種の制作が決定し、Windows版を除いて日本では2010年9月30日に発売された。そして第3作、『デッドライジング3』がXbox Oneで2013年11月20日に発売された。

ストーリー[編集]

アメリカ合衆国コロラド州ウィラメッテ。人口53,594人、特産物なし。目立つものは大きなショッピングモールのみ……この何の変哲もない街が突如として厳重な情報規制の下、完全に封鎖された。

フリージャーナリストであるフランク・ウェストはこの事態にスキャンダルの匂いを感じ、民間のヘリをチャーターして空からウィラメッテへ侵入する。最初は住民による暴動のように見えた。だが彼がカメラのファインダー越しに見たものは、人間とは違う大量の何かが人間を襲う凄惨な場面であった。

途中で軍のヘリに追われたフランクは72時間後に迎えに来るよう操縦士に告げてモールの屋上へと飛び降りる。そこには一人の男が立っていた。何が起こったのか尋ねるフランクへ彼はこう告げる。

「その目で確かめるがいい。ここは、地獄だ───」

モード[編集]

72 hours mode
いわゆるストーリーモード。フランクがウィラメッテで発生した事件の真相を追っていく。一部例外を除き72時間経過後にヘリが迎えに来た時点でエンディングが発生して終了する。Wii版では時間経過が無くなっており、ストーリーを進めない限り時間も進まない。また、エンディングも一種類のみである。
Overtime Mode
72 hours modeの直後を描いている。条件を満たす事でプレイ可能(Wii版はエンディングが1種類しかなく、エンディングにたどり着いた時点で条件を満たしてしまうため必ずプレイする事になる)。救助に来たヘリが墜落し脱出手段を失ったフランクは、突然意識を失う。イザベラに救助されたフランクは、彼女からゾンビ化寄生虫に感染している事実を告げられる。24時間以内に抑制剤を投与しないとゾンビ化すると告げられたフランクが、抑制剤を作成する道具の収集と新たな脱出手段を探す。
∞ Mode
条件を満たす事で選択可能。一定時間経過で体力が減る環境でどれだけ生存できるかを競う。本編とは違い期限はなく、フランクが死ぬまで永久に続く。モールの構造やアイテムの配置などは同じだが、ゴミ箱などを壊しても食料が出ない、モール内に落ちている食材を拾うと二度と復活しない、本編では食料を無限回収できたスーパーに入れないなどの制限がある。
モール内のさまざまな場所には武装した生存者やサイコパスがおり、フランクを見つけると襲ってくる。だが、倒すと必ず食料を落とす(サイコパスのほうが落とす物は豪華)ため、クリアのためには落ちている物を集める以外に、他の生存者から奪い取ることが重要になる。
セーブ不可のため、実績解除の達成には、このモードで実時間にして約14時間プレイすることが必要。

登場人物[編集]

ここで書かれているキャラクターの末路は全てのCASE FILEを埋める、またはサブストーリーを最後まで終了させると発生する末路である。 そのため、CASE FILEを途中で終わらせればストーリー上必ず死亡するキャラクターを生存させることも可能である。(ただしストーリーは進められず、真相にはたどり着けなくなる)

主要キャラクター[編集]

フランク・ウェスト(Frank West)
声 - TJ・ロトロ
本作の主人公であるフリーランスフォトジャーナリストで、戦場での取材経験もある。ジャーナリストらしく好奇心旺盛で、皮肉屋だが、根は正義漢である。
当初は銃撃を受けうろたえる場面もあったものの、頑健な体格の持ち主であって腕っ節は非常に強く、レベルが上がるとプロレス技を基本としたスキルを習得する。
ウィラメッテで起こった暴動を独占スクープしようと単身潜入するが、降り立ったショッピングモールで大量のゾンビによる襲撃に巻き込まれてしまい、72時間後に来る迎えのヘリだけが頼みの綱となった。しかし、ヘリによる脱出に失敗し、ゾンビ化寄生虫に感染している事実が発覚したものの、抵抗力が並外れていたためにゾンビ化が大幅に遅れており、イザベラが作った有合せの抑制剤(『2』のゾンブレックスの試作型)を投与され、ブロック率いる特殊部隊に襲われながらもモールからの脱出に成功した。その後、自身の記事は全米を震撼させる大スクープとなり、政府に犯罪の一部を認めさせるに至ったが結局は揉み消され、忘れ去られてしまう。
本作の続編となる『デッドライジング2』のエピローグストーリー『CASE:WEST』では2Pプレイヤー(シングルプレイ時はAI)として登場している他、『OFF THE RECORD』では主人公に返り咲いている。また、『デッドライジング3』ではフランクの像がコレクションアイテムとして登場し、博物館にはウィラメッテ事件当時のフランクの姿を模した等身大のパネルがカリートと2の主人公チャック・グリーンのパネルと共に展示されている。
イザベラ・キーズ(Isabela Keyes)
声 - キム・メイ・ゲスト
ゾンビがショッピングモールに突入する直前にENTRANCE PLAZAで出会ったヒスパニック系の美女だが、実はカリートの妹で、彼の復讐を手伝う形でモールへとやって来た。27歳。バイクの扱いに長け、医術・薬学にも精通している。また、一度はサイコパスとしてフランクと戦い、武器による攻撃は行わないがバイクで突進して来る。
最初はフランクを信用していなかったが、ゾンビによる被害を拡大させようとするカリートの狂気を止めるため、彼に協力するようになる。その後、エンディングにおいて彼女の生死については明確にはされていなかったが、後に『デッドライジング2』の『CASE:WEST』や『デッドライジング3』に登場しており、生存が明かされた。
ブラッド・ガリソン(Brad Garrison)
声 - TJ・ストーム
ゾンビがショッピングモールへ突入した際に生存者に守衛室への避難を促していた黒人男性だが、正体はアメリカ国土安全保障省(DHS)のエージェントで、ある人物を保護するためにモールへとやって来た。46歳。寡黙で、任務に忠実だが、避難民を保護するために食料や毛布を調達するなど、気のいい一面も見せる。
最初はフランクをパパラッチ呼ばわりし、煙たがっていたが、共に協力するうちに信頼関係が生まれている。その後、カリートと地下倉庫にて対決、彼に重傷を負わせるが後一歩の所で、右腕を刺されてゾンビの集団の中へと放り込まれ、取り逃がしてしまう。その後は駆けつけたフランクに自身はもう助からないことやこのことをジェシーに黙ってほしいと告げて彼に看取られながら絶命し、ゾンビと化した。
ジェシカ・マッカーニー(Jessica McCarney)
声 - ローラ・ナポリ
通称ジェシー、ブラッドと同じDHSの新人エージェント。25歳。スーツに隠れているが、プロポーションは良い。
ブラッドの危機を救おうと向かう途中でゾンビと勘違いされてフランクに襲われそうになった際に足首を痛めたため、以後は守衛室のモニターでモール内の出来事を監視し、ブラッドやフランクのサポート役に回っている。その後、ゾンビ化しかけたバーナビーに噛み付かれて寄生虫に感染、特殊部隊の監視下に置かれる最中にゾンビと化し、特殊部隊員を食い殺してしまう。その後は様子を見に来たフランクにも襲い掛かるが無理に倒す必要は無く、また耐久力が通常のゾンビより桁違いに高い。ゾンビ化した後の状態を撮影すると実績解除に繋がる。
カリート・キーズ(Carlito Keyes)
声 - アレックス・フェルナンデス
フランクがモール屋上で最初に出会ったヒスパニック系の男性で、パチャママと呼ばれる神を崇拝している、中南米の某国にある「サンタ・カベザ」の出身だが、実はウィラメッテでゾンビアウトブレイクを発生させた張本人である。33歳。ゲーム中では三度に渡って交戦する事になり、ストーリーを進めれば全てのボスの中で最初に戦い、一度目はFN P90による銃撃で、二度目は遠距離からバレットМ82で狙撃して来て、三度目は地下駐車場でトラックに乗って襲って来る(この時に爆発物を使い、Wii版ではゾンビの犇めく地下搬入路でカーチェイスを繰り広げる事になる)。
バーナビーの研究による事故で自分の村を滅ぼされた事から彼とアメリカを激しく憎み、復讐を決意、妹のイザベラに医学を学ばせたり、戦災孤児向けのNPO法人を設立するなどして用意周到に計画し、終盤にはアメリカ全土にゾンビを大量発生させるための壮大な「仕掛け」を行っていた事実が判明する。その後、ブラッドと地下倉庫で対決した際に重傷を負い、ラリーに捕獲されて生きたまま大型のミンチ製造機へ放り込まれかけ、フランクによって救助されるも最後までアメリカを呪い、妹のイザベラを想いながらロケットペンダントをイザベラに渡すよう、フランクに託して息を引き取った。
全米各地に送られた50人の孤児の一人が『デッドライジング3』の主人公ニック・ラモスである。
ラッセル・バーナビー(Russell Barnaby)
声 - フィル・プロクター
元サンタ・カベザ畜産研究所所長。62歳。アメリカ政府の命を受け、低コストで飼育できる食用牛の研究をしていたが、その過程で偶然に牛がゾンビ化したことから生物をゾンビ化させる寄生虫の研究を進めるようになり、後々に寄生虫が所外に逃げたためサンタ・カベザにゾンビが大量発生、村が崩壊する直接の原因を作り、カリートの復讐の的となる。
カリートに捕われてゾンビの餌食となる寸前だったところをフランクとブラッドによって救助されるが、彼もまた寄生虫に感染しており、後にジェシーに襲い掛かるもフランクに阻まれ、過去に自分が行ったことや研究は間違ってはいないと真実を話した後に痙攣して絶命し、直後にゾンビとなって活動を始めたところをブラッドに頭を撃たれ、完全に死亡。彼が過去に犯した過ちの因果応報とも言うべき最期を遂げた。
オティス・ワシントン(Otis Washington)
ショッピングモールの老従業員。携帯無線機を使い、フランクへモールの情報を逐一連絡する役割を担う。67歳。
ゾンビがショッピングモールへ突入した際にフランクが逃げ遅れてゾンビに襲われた場合は彼を守衛室まで運び、その後はゾンビが進入できないように守衛室のドアを溶接していた。その後、フランクにモールの地図とトランシーバーを与え、生存者やサイコパスの情報を寄越す事で支援する。その後は真相解明ルートやWii版ではセスナ機の免許を持っているという事もあって自分たちを拘束していた特殊部隊の隙を突いてヘリを奪取、守衛室の生存者と共に脱出に成功する。
Wii版では生存者の救助をミッションと言う形で半強制的にフランクに依頼する。クリア後はクエストを提示する役割も担っており、無理難題を押し付ける人物としての色が濃くなっている一方で、XBOX360版のようにこちらの状況お構いなしに通信を寄越す事も無くなっている。また、実績を解除すると着ていたユニフォームがコスチュームとして登場し、また何故かクエストモードの背景に居る。
グレッグ・シンプソン(Greg Simpson)
ショッピングモールの従業員で、オティスとは親しい間柄。38歳。アダムによってスペースコースターに閉じ込められ、延々と乗せられていたが、救助するとモール内の秘密の通路を教えてくれる。その後はオティスの隣にいて、後にオティスと共に脱出した。
Wii版では銃砲店への近道を教えてくれる。
エド・デルーカ(Ed DeLuca)
声 - デイヴ・ウィテンベルク
観光ヘリコプターのしがない操縦士。33歳。フランクの依頼で彼をウィラメッテの街まで空輸すると、72時間後に迎えに行くことを約束し、フランクをモール屋上へ降ろして軍のヘリから逃走した。その後、真相解明ルートやWii版ではフランクを迎えに行く際にヘリに潜んでいたゾンビの餌食になり、ヘリは墜落して彼は死亡したものの、衝撃でできた出口まで続いている穴をフランクが見つけることで彼がイザベラと共に脱出する手段を見つけ出すきっかけとなった。
リンゼイ・ハリス(Lindsay Harris)
声 - スーザン・サイロ
ENTRANCE PLAZAで愛犬「マドンナ」を探していた老婦人。70歳。マドンナを溺愛している故にモール入口に押し寄せたゾンビの大群の中にマドンナを発見し、助けるためにライアンの制止も振り切って身勝手な行動を起こし、築いたバリケードを破壊、それが原因でモール内にゾンビを大量に侵入させてしまい、その際に真っ先にゾンビの餌食となった。
ある意味、最初に出会うサイコパスと言える人物である。
ライアン・ラロッサ(Ryan LaRosa)
ENTRANCE PLAZAでバリケードを築いていた男性。54歳。モールの入口にバリケードを築き、侵入を防いでいたが、愛犬マドンナを助けるためにバリケードを破壊しようとしたリンゼイを止めようとするも阻止できず、モール内に押し寄せたゾンビに襲われて死亡する。
ブロック・メイソン(Brock Mason)
声 - グレッグ・バーガー
アメリカ政府によってモールへ送り込まれた特殊部隊の指揮官で、マーシャルアーツの達人。今作の最終ボスである。
性格は真面目だが陰険で、サンタ・カベザにゾンビが大量発生した際も指揮を取り、住人ごとゾンビを掃討したため、「作戦をしっかり達成していればこの出来事が発生することもなかった」と発言するもフランクやイザベラに対しては「君たち人間はゾンビよりもしぶとい」と言っている他、「人間は永遠に過ちを犯すことしかできない」と苦言も呈している。終盤でフランクとイザベラを自動操縦システム搭載の戦車で追いかけ、戦車の停止後は戦車上でフランクと素手で殴り合い、敗北して倒れた際に戦車上から転落してゾンビの餌食となった。

サイコパス[編集]

本作におけるサイコパス発狂した人間混乱に乗じて悪事を働く人間主人公を敵と見なして攻撃して来る人間で、ボスとして要所要所に登場し、ゾンビよりもはるかに手強い。従来のゾンビ系ゲームとは違い、本作にはボスとしてのゾンビや異形のクリーチャーなどは存在しないが、これは「最も恐ろしいのはモンスターではなく人間自身」というテーマ性が入っているためである。

ケント・スワンソン(Kent Swanson)
声 - マーティ・ベラフスキー
PARADISE PLAZAでフランクに写真の出来で勝負を挑んでくるカメラ小僧。24歳。
ストーリー上一番最初に出会う(戦闘は無い)サイコパスである。
フランクを「フランキー」と呼ぶなど比較的明るい性格だが、粘着質な自信を持っている故に自分の腕を鼻にかけており、フランクを頭から馬鹿にしている。
動きが俊敏で、素早い飛び蹴り攻撃を主に使うが、距離が離れると拳銃も使う。
最初は写真撮影のチュートリアルとして、カメラ撮影によるPPの取得方法、被写体のタイプなどをフランクに教えてくれる。その後、フランクに写真撮影勝負を持ちかけ、彼が勝負に勝った場合はフランクを笑い飛ばしてどこかへと去って行くが、フランクが勝負に勝った場合はそれが信じられず、もう一度勝負を挑んでくる。
二度目の勝負では指定された時間に指定された場所にいるかどうかで2つのイベントが存在し、5分以内に指定された場所にたどり着いた場合は、フランクに勝とうとするあまりTadを縛り上げ、どこからか調達したゾンビ化寄生虫をTadに向けて放り投げ、Tadがゾンビになる瞬間をスクープしようとするもそれをフランクが踏み潰して阻止されると、本格的に敵意を示し出して襲い掛かってくる。時間に5分以上遅れた場合は既に生存者Tadを殺害しており、その瞬間の写真をフランクに見せると同時にTadの身ぐるみを剥がし、首輪をかけた状態で写真撮影を行い、その後に戦闘開始となる。
フランクとの戦いに敗れると、「最期はカッコよく撮ってくれ…」と自分のカメラをフランクに差し出すが断られ(カメラを投げ捨てられる)、そのまま死亡する。
Wii版ではゾンビとして登場、飛び蹴りも健在で、倒すと火炎瓶を必ず落とす。
囚人の3人組(Convicts Boss)
パニックに乗じて軍用ハマーを奪って脱獄した、ショッピングモールの中庭に出現するサム(Sam)、ミゲル(Miguel)、レジナルド(Reginald)の3人の囚人服の男たち。
軍用ハマーを乗り回し、サムが運転席で運転に専念し、助手席のミゲルはバット、後部座席のレジナルドはM2マシンガンで武装し、ゾンビ及び人間狩りをして楽しんでいる。どこから脱獄してきたのかは不明。
倒しても日付が変わると復活する(正確には同じ外見の別人という設定)が、フランクに敗北しても特にイベントムービーは無い。また、戦闘後はハマーの後部座席のM2マシンガンを取り外し、武器として使用できる。
サイコパスの中では唯一、名前と体力バーが表示されない敵であり、戦闘中どれほどダメージを与えたか分かりづらい。
また、1人でも生き残っている状態で別のエリアに移動すると、再度中庭エリアに戻ってきた時、三人とも復活してしまうので、囚人の3人組との戦いを終わらせるには一度の戦闘で三人全員を殺害する必要がある。また、サム(運転手)を倒してもミゲル(助手席の男)がまだ生きている場合、ミゲルが運転席に移り運転を引き継ぐので、車両を停止させたい場合はサムとミゲル二人を始末しなければならない。しかし、それよりもレジナルド(後部座席の男)が操るM2マシンガンの方が遥かに厄介なので(一度視認されるとどれだけ離れていてもかなり正確に狙撃してくる)最初にレジナルドを始末する方が安全である。
Wii版での戦闘はコマンド入力式のイベントとなっており、表示されたコマンドを正確に入力する事でダメージを与える事が出来るが、失敗すると逆にダメージを受けたり、或いは即死する。また、Xbox360版と違い、一度倒せば復活しない。
ちなみに彼らの囚人番号は、サムが942237番、ミゲルが941780番、レジナルドが950216番である。
サム・フランクリン(Sam Franklin)
声 - デイブ・ヴィッテンベルク
囚人服の3人組の1人。運転席に乗り運転に専念している。
ミゲル・サンチェス(Miguel Sanchez)
声 - デビッド・ベロン
囚人服の3人組の1人。助手席に乗り、バットで武装している。
イベントで男性を殺害したのは彼。
レジナルド・ジェンキンス(Reginald Jenkins)
声 - ジェームズ・マーティス
囚人服の3人組の1人。後部座席に乗り、M2マシンガンで武装している。
アダム・マッキンタイア(Adam MacIntyre)
声 - ジョン・カッサー
WONDERLAND PLAZAの遊戯施設に潜むピエロ。35歳。暴走しているスペースコースターを止めようとすると登場する。
目の前で子供達がゾンビに食い殺されたのを目の当たりにして発狂、常に大声で笑っており、生存者のグレッグをゾンビに食い殺された子供達が遺した物と思われる血のついた人形と共にスペースコースターに閉じ込め、延々と動かし続けている(本人曰く「ゾンビに追いつかれないようにする」ため)。
もっとも始めに戦うことになるサイコパスである。
両手の小型チェーンソー[2]で攻撃する他、ナイフ投げや火噴き攻撃、催涙性のある粉が含まれた風船を投げつけてくる。また、銃器や打撃武器をチェーンソーで防いでしまう。
フランクとの戦いに敗れると、倒れた際に自分の持っていたチェーンソーを真下に落としていたため胴をズタズタにされ、笑いながら死亡した(この時の出血量はWii<Xbox日本版<Xbox北米版の順に多くなる)。
続編である『デッドライジング2オフ・ザ・レコード』では弟であるエヴァン(アダム同様職業はピエロで、スティルト・クラウンという通称がついている)が登場、フランクの事を兄の仇として恨み、襲い掛かってくる。
クレタス・サムソン(Cletus Samson)
声 - ビル・ファーマー
NORTH PLAZAにある銃砲店の店主。46歳。ゾンビの襲撃によって何も信じられなくなっており、多少は警告をするものの、警告を聞かず店に入った人間は容赦なく射殺するため、銃を手に入れるため店にやって来た生存者Jamesを殺害し、そのままフランクにも襲いかかってくる。カウンターの奥でショットガンを乱射し、フランクがカウンターの奥へ入ろうとすると、軽々と持ち上げ、投げ飛ばしてしまう。
フランクとの戦いに敗れると、「人殺し! 助けて!」と叫びながら店外へ逃走するが、直後に戦闘前自分が殺し、ゾンビ化したJamesに襲われて食い殺された。
Wii版では戦闘後にゾンビから救助することができ、救助すると正気を取り戻し、武器を売るようになる。
スティーブン・チャップマン(Steven Chapman)
声 - アダム・D・クラーク
NORTH PLAZAのスーパーマーケット「Seon's Food」の店長。37歳。気弱ながらも客思いであったのだが、ゾンビの襲撃と避難誘導に従わずにゾンビに食われていく客、混乱に乗じて店の商品を奪っていく暴徒の為に発狂、店を守るためにピッチフォークやガスバーナー、包丁など数多の刃物や凶器を括り付けたショッピングカートとショットガンで武装し、侵入者を襲撃するようになった。そのため、フランクより前に食料を取りに来た生存者を負傷させて捕らえ、更には薬を探しに来たフランクを暴徒と思い込み、「This is my store!(ここは私の店だ!)」と絶叫して襲い掛かる。
フランクとの戦いに敗れると、店と顧客の事を心配しながら6番レジに縋り付き、一度力尽きた後に突然「Clean up ... Register 6!(6番レジへどうぞ!)」と叫び、直後に完全に死亡した。
クリフ・ハドソン(Cliff Hudson)
声 - スティーヴン・ブルーム
老年だが、屈強な肉体を持つベトナム帰還兵。58歳。孫娘がゾンビに食い殺されたのを目の当たりにして発狂、精神がベトナム戦争当時の状態に戻ってしまい、NORTH PLAZAの工具店で何体ものゾンビを吊るし、人間を捕虜と称して人質にとって立て篭もる。手にしたマチェット(鉈)と爆弾が武器で、また店の小さな地下通路を利用して襲うという、アメリカ兵というよりむしろベトナム兵寄りと言っても良いような戦術を取っている。
フランクとの戦いに敗れると、サイコパスの中では珍しく完全に正気に戻り、娘の写真を見せつつ、自分が発狂した原因をフランクに告げて、静かに息を引き取った。
Wii版ではゾンビとして登場し、倒すと必ず日本刀を落とす。
ジョー・スレイド(Jo Slade)
声 - キャロル・バキリタ
サングラスを掛け、醜く太った婦人警官。33歳。ゾンビの襲撃でパニックに陥り、その際に何人もの美女を見た事で鬱積していたものが爆発し、WONDERLAND PLAZAの婦人服店で美女達を監禁拷問する。着ている制服夏服で、相当に口汚く、雌豚などといった猥雑な言葉を喚き散らす。巨体の割に動きが速く、近距離ではスタンガン警棒で攻撃し、遠距離では銃も使ってくる。また、巨体を生かした体当たりも仕掛けてくる他、戦闘中にも監禁された美女たちをスタンガンで攻撃する(放置して攻撃させ続けるともちろん死亡する)。
フランクとの戦いに敗れると、最期まで汚い言葉を叫びながら痙攣して死亡する。
Wii版ではゾンビとして登場し、耐久力の高さが特徴で、スタンガンで攻撃してくるが、倒すと巨額の現金を必ず落とす。
ロジャー・ホール(Roger Hall)
声 - スティーヴン・ブルーム
ジャックとトーマスという息子を持つホール家の父親。44歳。3人ともスナイパーライフルで武装しており、自己防衛と称してENTRANCE PLAZAの2階で人間狩りを楽しんでいる。攻撃手段は持っているライフルによる射撃しかないが、狙いは非常に正確である。また、2人の息子と共に1対3で戦うため、攻撃中に妨害を受けやすい。
フランクと戦い、ジャック、トーマス共々敗れるが、戦闘後のイベントムービーは無い。
ジャック・ホール(Jack Hall)
声 - ジェイソン・スピサック
ホール家の長男。23歳。勝気な性格で、ロジャーと同じく人間狩りを楽しんでいた。フランクと戦うが、敗死した。
トーマス・ホール(Thomas Hall)
声 - フィリップ・タンジーニ
ホール家の次男。20歳。気が弱く、サイコパスの中では精神が真面な方である。登場時に銃口を向けたフランクがゾンビではなく生きた人間だと分かり、撃つのを躊躇うが、ロジャーとジャックに撃つように命じられる(しかし、戦闘中は躊躇無く撃ってくる)。その後、フランクと戦うが、敗死した。
ポール・カーソン(Paul Carson)
声 - ガブリエル・オールズ
長髪に華奢な引きこもりの若者で、パンク・ロック調の格好をしている。19歳。幼いころに虐待されており、いつも何かに怯えている。普段から他人が自分のことを嘲笑していると思い込んでおり、ゾンビの襲撃でパニックに陥った際にその箍が外れ、WONDERLAND PLAZAのカジュアルショップで火炎瓶を手に女性二人に襲い掛かる。他のサイコパスに比べて体力は低いが足が非常に速く、火炎瓶を投げつけたり、逃げながら爆弾をばら撒いたりして攻撃する。また、距離が離れると死角から爆弾付きのラジコンカーを操作して攻撃する。
フランクとの戦いに敗れると、火炎瓶を落とし、火が自分の服に燃え移るが、焼死する前に消火器やツバを吹き付けて火を消すとオドオドしながらも正気に戻り、救助することが出来る。その後、守衛室にてフランクが自身の悪行を見逃してくれることを条件に脱出するまで無制限に火炎瓶を補給してくれる。
Wii版では登場しない。
ショーン・キーナン(Sean Keanan)
声 - ピーター・レナデイ
カルト教団の教祖。62歳。ゾンビの襲撃を終末の到来と信じ、救済と称して誘拐した人間を生贄にしようとする。また、洗脳術に長け、モール内に武装した黄色いレインコートに緑のマスクを着た信者を蔓延らせている他、映画館をアジトにしており、を突き刺すなど歪な装飾を施したマネキン胴を神像として崇拝している。救済と称し、生存者を処刑しようとしたが侵入してきたフランクを異教徒扱いし、両手剣を武器に老齢ながら素早い身のこなしでフランクに襲い掛かる。
彼とは2回対面することになり、1回目は信者たちをけしかけて自分は逃げてしまう。2回目は映画館で直接対決となる。
フランクとの戦いに敗れると、瀕死になりながらも力を求めて神像へ縋り、その衝撃でマネキンが倒れ込み、マネキンの背中を貫通して突き出た剣先が顔面に突き刺さって死亡する。
Wii版では死亡の瞬間に画面全体が赤くなり、出血場面がカットされている(しかし、ローディング画面では従来通り表示されている)。
ラリー・チャン(Larry Chiang)
声 - マイケル・ヤーマ
NORTH PLAZA地下の精肉所従業員で、首の後ろに「肉」という刺青を彫っている。40歳。ジョー以上の体躯を持ち、常に笑いながら「お客様」のために新鮮なを求めて、生きた人間を捕らえてはミンチマシーンにかけようとしている(ゾンビは臭いから駄目との事)。瀕死のカリートを捕らえて、ミンチマシーンにかけようとしたところでフランクと遭遇する。当初は上手く立ち回ったフランクを肉を買いに来た客として認識しており、こちらから敵対行動をとらない限りは襲ってこない(しかし、攻撃しないでいると時間切れとなり、カリートがミンチになってしまう)。肉切り包丁を手にしている他、ナイフを投げたり、食肉で殴りつけてくる。
フランクとの戦いに敗れると、特に台詞も無くすぐに息絶える。

その他の生存者[編集]

ジェフ・マイヤー(Jeff Meyer)、ナタリー・マイヤー(Natalie Meyer)
モールの屋上にいる老夫婦で、ストーリー上最初に救出することになる生存者。ジェフははぐれたナタリーを探しており、ナタリーの元まで連れて行けば2人とも同行する(先にナタリーに話しかけても同行してくれない)。2人はそんなに離れていない上、このときはゾンビも登場せず、生存者救出のチュートリアルとなる。
ビル・ブレントン(Bill Brenton)
In The Closetの奥にいた男性。荷物が崩れてきたせいで身動きが取れず、2日間も閉じ込められていたため、アウトブレイクに気づいていない。フランクに段ボール箱を片付けてもらって帰ろうとするが、モール内を徘徊するゾンビの姿を見てアウトブレイクが起きていることを初めて知り、フランクに同行する。
ジェームズ・ラムゼイ(James Ramsey)
Huntin' Shackに来ていた男性。身を守るための銃を手に入れるためにクレタスを説得していたが、店の中に入ったために射殺されてしまう。その後はゾンビ化し、フランクとの戦いに敗れて店から逃げ出してきたクレタスを襲って食い殺した。Wii版では彼と一緒にクレタスを食い殺そうとした他のゾンビ共々フランクに退治される。
バート・トンプソン(Burt Thompson)、アーロン・スゥープ(Aaron Swoop)
Weber's Germentsにバリケードを築いて立てこもっていた二人組。侵入してきたフランクに対し、興奮したバートが野球バットを片手に襲いかかるが、フランクに殴られて大人しくなり、説得に応じる。その後、アーロンもバートと一緒に同行する。
リア・ステイン(Leah Stein)
Riverfield Jewelyにいた女性。息子のグレースがゾンビに食われたせいで発狂している。
ソフィー・リチャーズ(Sophie Richards)、シド(Sid)
Leisure Parkで囚人たちに追われていた恋人同士と思しき男女。囚人から逃げる途中で、シドをミゲルによってバットで撲殺されてしまう。その後、ソフィーは彼を失ったショックで泣き喚いており、囚人たちに狙われていたが、フランクによって助けられてそのまま同行する。
ユウ・タナカ(Yuu Tanaka)、シンジ・キタノ(Shinji Kitano)
Sir Book-a-lotにいた日本人観光客。日本語しか話せず、コミュニケーションが取れずにいる(彼らと会話するには日本語の本が必要である)。
デイビッド・ベイリー(David Bailey)
North Plazaの空き店舗にいた男性。スティーブンに襲われて足を負傷し、ほとんど歩けなくなっていた。
ロス・フォーク(Ross Folk)、トンヤ・ウォーターズ(Tonya Waters)
Run Like the Windにいたカップル。ロスはトンヤを守るために重傷を負い、動けなくなっている。しばらく会話を続ければ救助できるが、会話中にロスの「ケジメをつけたいから拳銃をくれ」という要望通りに拳銃を渡すとロスがその拳銃で自殺してしまい、残ったトンヤも救助不可能になってしまう。
ジョッシュ・マニング(josh Manning)、バーバラ・パターソン(Barbara Patterson)、リッチ・アトキンス(Rich Atkins)
クリフに「捕虜」として囚われ、空き店舗に閉じ込められていた3人。クリフを倒した際に入手できる鍵を使えば救出できる。
ヘザー・トンプキンズ(Heather Tompkins)、パメラ・トンプキンズ(Pamela Tompkins)
Child's Playにいた姉妹。ヘザーが姉で、パメラが妹である。
ゴードン・ストールワース(Gordon Stalworth)
McHandy's Hardwareの奥でうずくまっている男。非常に臆病な性格で、ゾンビに怯えており、フランクの話を一切聞こうとしないため、何かしらの攻撃を加える必要がある。
ロナルド・シャイナー(Ronald Shiner)
Jill's Sandwichesの入口にバリケードを築き、ひたすら店の物を食べている男性。食べることしか頭になく、エスコートする際にも食べ物が必要となる。救助後は一定条件を満たしていると、追加のサイドストーリーが発生し、再び食べ物を要求する(これを放置すると自分と同じ部屋にいる生存者を連れて食料を探しに行ってしまい、戻ってこなくなる)。
ジェニファー・ゴーマン(Jennifer Gorman)
Paradise Plazaの劇場の前でカルト信者に囚われ、生贄にされそうになっていた女性。
ケイ・ネルソン(Kay Nelson)、リリィ・ディーコン(Lilly Deacon)、ケリー・カーペンター(Kelly Carpenter)、ジャネット・スター(Janet Star)
ジョーに捕えられていた女性たち。ジョーを倒せば4人まとめて救助可能になる。
サリー・ミルズ(Sally Mills)、ニック・エヴァンス(Nick Evans)
Wonderland Plazaにあるウサギのバルーンにぶら下がっている二人。ゾンビに襲われ、逃げようとしてバルーンの両手にぶら下がっていた。
ウェイン・ブラックウェル(Wayne Blackwell)
Estelle's Fine-lady Cosmeticsの奥に隠れている男性。ホール一家に狙われており、彼らを全員倒すまで同行してくれない。
ジョリー・ウー(Jolie Wu)、レイチェル・デッカー(Rachel Decker)
二人組の女性。ジョリーはGramma's Kidsに隠れているが、友人のレイチェルをLadies'Spaceに置いてきたことを後悔しており、ジョリーを連れてレイチェルのところまで行けば二人とも同行してくれる。
フロイド・サンダース(Floyd Sanders)
Ned's Knicknackeryにいる老人。人生に達観しており、生きる努力をするよりも美しい骨董品に囲まれて死にたいと思っているため、なかなか説得に応じないが、しばらく説得すれば考えを改めて同行するようになる。また、救助すると、追加のサイドストーリーが発生し、他の生存者たちの緊張をほぐすためにワインを持ってきてほしいと頼んでくる。
キンデル・ジョンソン(Kindell Johnson)
North Plazaでショットガンを手に戦っていた黒人男性。フランクに説得され、渋々ながら同行する。救出後は一定条件を満たしているとサイドストーリーが発生、先走って脱出計画を企て、同じ部屋にいる生存者を扇動し、一斉に脱出を図ろうとするもフランクの説得によって計画を一旦中止にした(そのため、反乱は回避できるが、逆に間に合わなかった場合は同じ部屋の生存者と共に離脱してしまい、帰ってこなくなる)。
レイ・マシスン(Ray Mathison)、ネイスン・クラブ(Nathan Crabbe)、ミッシェル・フェルツ(Michelle Feltz)、ベス・シュレイク(Beth Shrake)、シェリル・ジョーンズ(Cheryl Jones)
カルト教団に捕えられていた生存者たち。ショーンを倒すことで5人まとめて救助可能になる。また、シェリルを救助すると追加のサイドストーリーが発生し、彼女の頼みで写真をひたすら取ることになる。
ギル・ヒメネス(Gill Jimenez)
現在の状況に絶望し、ヤケになってFood CourtのChris' Fine Foodsで酒盛りをしていた男性。飲み過ぎで、ひどく酔っており、フランクの説得にも耳を貸さないが、フランクが立ち去ろうとすると、急に気が変わってフランクを信用し、同行する。
ブレット・スタイルズ(Brett Styles)、ジョナサン・ピカードセン(Jonathan Picardsen)、アリッサ・ローレント(Alyssa Laurent)
Huntin' Shankに立てこもっている3人組。それぞれ銃を手にして、店に侵入してきた者を見境なく撃ち倒しており、フランクが入ってきた際も発砲してくるが、人間であることに気付き、近付いてくる。その後、ジョナサンに脱出ルートがあることを証明できれば同行してくれる。
ミンディ・ベイカー(Mindy Baker)、デビー・ウィレット(Debbie Willett)
Casual Galsでポールに脅されていた女性たち。
リロイ・マッケンナ(Leroy McKenna)
Estelle's Fine-lady Cosmeticsの店内をふらふら歩きまわっている男性。首をケガしており、具合が悪そうにしているが、本人は大丈夫だと言い張るため、しつこく説得しなければ同行してくれない。
スーザン・ウォルシュ(Susan Walsh)
Wonderland Plazaのサッカーボールのオブジェの上で孤立しているお婆さん。
シモーネ・レイベンダーク(Simone Ravendark)
Playersの奥に隠れている女性。ゾンビに噛まれたことで絶望しており、根気良く説得する必要があるが、ある程度メインケースを進めていないと説得することができない。また、救助すると、後に追加のケースが発生し、いざという時のために拳銃を持ってきてほしいと頼む。
タッド・ホーソーン(Tad Hawthorne)
Paradise Plazaでケントに捕えられていた男性。ケントとの1回目の勝負で負けた場合は登場しない。2回目の勝負の時間に遅れると既に殺されて救助不可能になるが、間に合った場合はまだ生存しており、ケントを倒すことで救助可能になる。

登場する敵[編集]

ゾンビ
寄生虫に感染し、ゾンビ化した人々。数は無限で、倒してもマップが切り替わる、あるいは一定距離を離れるたびに沸いて出ており、モールに集まってくるのは生前の習慣らしいとのことである。地下駐車場などの場所では1000体以上のゾンビであふれており、行動パターンは多彩で、ひたすら肉片を食らっているゾンビやショッピングカートを意味もなく押している個体などもいる他、ヘルメットをかぶっているゾンビもおり、このゾンビの頭部を撃っても効果がない。噛み付いてきたり、爪で攻撃を仕掛けてくる他、複数回連続で噛み付かれた場合やレバガチャで振りほどくのに手間取った場合は正確にアクションボタンを入力しなければ押し倒されて(押し倒されている場合は更に噛み付かれて)大ダメージを受けてしまう。また、19:00から7:00にかけては体力・攻撃力・攻撃頻度が上昇し、耐久力が低下する。
Wii版では掴み掛かられてもリモコンを振ってすぐに振りほどけば噛み付かれず、ダメージも受けずにに済む。また、Wii版にボスとして登場しないサイコパスはゾンビとして登場し、通常のゾンビよりも攻撃力、耐久力の高い強敵である上に何体も存在する。
信者
ショーンに洗脳され、黄色いレインコートに緑色のマスクを被った狂信者。二日目の昼ごろから登場し、普段は集団で祈りを奉げているが、近づくと襲い掛かってくる。レインコートの割りには耐久力が高いが、ヘッドショットなら一撃で倒せる。基本的にはナイフで襲いかかってくるが、中にはダイナマイトを持って特攻を行う者までいる。また、白い粉を投げつける者もおり、これに触れるとしばらく行動不能になり、そこを拘束されると装備品と衣服を全て奪われ、彼らがアジトにしている倉庫に監禁されてしまう(PPステッカーを全部集めたい場合はわざと監禁される必要が有る)。彼らはショーンに洗脳されているだけで、ただの人間であるのだが、何故かゾンビに襲われない。また、彼等がゾンビを襲う事も無く、サイコパスの一員として、倒すと1人当たり500PP(Wii版は625pp)得られる。
戦闘員
CASEを最後まで進めると、終盤で登場する特殊部隊の隊員。M4カービンM203グレネードランチャー付だが、使用しない)を装備し、銃弾・打撃武器に対する耐久力が高いが、刃物を使うと比較的早く倒せる他、投げ技なら一撃で始末できる。ヘルメットを被っているのでヘッドショットだと胴体を撃つより効率が悪い。倒すと撃破ボーナスによって1人当たり5000PP(Wii版では2500PP)得られる。また、持っていたライフル(装弾数は150発)を必ず落すので終盤では武器に困る事が無い。特殊部隊の出現後に死亡した場合は装備品と衣服を全て奪われ、拘束される(この場合は隊員が後ろを向いた隙に暴れてゲージを溜め逃げ出すミニゲームが発生、ゲージを溜めれば脱走できるが、見つかると隊員にリンチされて気絶し、3時間のタイムロスになってしまう。また、拘束されたのが2回目だと手錠が二つ、3回目以降は三つに増える)。
犬ゾンビ
Wii版に登場するある意味ゾンビがショッピングモールに溢れる元凶となったプードルの「マドンナ」、及び同タイプの犬のゾンビ。ゾンビよりも格段に素早く、飛び掛って攻撃してくる。また、サッカーボールを転がすと、其方に注意が逸れる事が有る。倒すと1匹につき600PP得られる。
インコゾンビ
Wii版に登場するゾンビとなったインコ。近くに存在すると羽音が聞こえ、突く攻撃以外に手榴弾を落とすタイプも存在する。また、小さい上に飛び回って狙いがつけ辛いが耐久力は低く、銃弾一発で倒せる。倒すと1羽につき1000PP得られる。

売り上げ[編集]

北米では発売から2週間で50万本を出荷。2006年12月には100万本を突破。カプコン41作品目のミリオンセールスを記録した。これを受けてカプコンの株価は上昇、業績の上方修正[3]を発表する運びとなった。また日本ゲーム大賞2007のグローバル賞(日本作品部門)を受賞しており、外国作品部門を受賞している『Gears of War』とのダブルパック仕様版も発売された。

日本版・欧州版・北米版の相違点[編集]

日本版と北米版には以下の違いが存在する。以下に列挙する。

  • 一部のスキル・武器の攻撃時のゾンビの欠損表現の修正。
  • スキル「Disembowel」発動時の内臓露出描写の削除。
  • アイテム、「肉の塊」のグラフィックの修正。
  • 一部のムービーの出血表現の減少・修正。

また以下の変更点は日本版・欧米版での変更点である。[4]

  • エントランスプラザにある紳士服店、「IN THE CLOSET」内のアイテム「絵画」のグラフィック修正。
  • ワンダーランドプラザにある婦人服店、「CASUAL GALS」内のコスチューム「カジュアル1」のイラスト修正。

また、激しい残虐表現の為にドイツにおいては発売禁止に指定された[5]

制作エピソード[編集]

自由度の高い、いわゆる「洋ゲー」の様相を示しているが、開発チームは稲船敬二率いる日本人が主体となっている。リアルさを追求するためアメリカのショッピングモールまで足を運んだというエピソードがある。

備考[編集]

  • ゾンビ』の権利を持つ米映画会社MKRグループ2008年2月25日、カプコンに対して「デッドライジング」は実質的に「ゾンビ」のゲーム版だと申し立てたが連邦地裁にその申出を却下されている。

外部出演作品[編集]

ロストプラネット
Windows版にプロレス姿、ロックマン(メガマン)としてフランクが登場。
TATSUNOKO VS. CAPCOM ULTIMATE ALL-STARS
フランクがプレイヤーキャラクターとして登場。彼のエンディングにはブラッド、ジェシーも登場する。
ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3
フランクがプレイヤーキャラクターとして登場。日本語ボイスは小山力也が担当。
プロジェクト クロスゾーン
フランクが登場。『ヴァンパイア』シリーズのレイレイとペアを組んでいる。ボイスはUMVC3同様に小山力也が担当している。

映画版[編集]

映画化作品としてゲーム版の2を下敷きにして舞台を日本に変えた映画『屍病汚染 DEAD RISING』が2010年にXbox LIVE先行配信、後にDVD化という形式で公開。キャストは吉田大輝矢崎広安藤聖尾上寛之渋川清彦。稲船の初監督作品であり、脚本は稲船と池原実が担当[6]

脚注[編集]

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  1. ^ ミリオンセールスタイトル一覧”. 株式会社カプコン (2011年6月30日). 2011年9月27日閲覧。
  2. ^ 通常の物より殺傷力・耐久力が強い上、何回でも再登場する。然も、起動の手間が掛らない。
  3. ^ 業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ2006年10月12日
  4. ^ 欧州版の変更点についての解説 ※ドイツ語
  5. ^ First Xbox 360 Game Ban: Dead Rising Banned From Germany、2006年7月17日、Gaming Bits
  6. ^ 『デッドライジング2』「コンボ武器」を紹介、稲船氏監督の映画も発表/ゲーム情報ポータル:ジーパラドットコム

外部リンク[編集]