ダイハツ・アルティス

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トヨタ・カムリ > ダイハツ・アルティス

アルティスALTIS )は、トヨタ自動車が製造し、ダイハツ工業が販売しているセダンである。

4代目モデル

概要[編集]

ダイハツでは最上級車種(フラッグシップカー)である。ダイハツ史上、普通乗用車(3ナンバー)として発売されたのは、アルティス歴代モデルと、後期型ラガーの一部グレード(唯一のダイハツ製3ナンバー)に存在したのみで、4代目の発売後にもメビウス(←プリウスα)が発売される程度と、ダイハツの3ナンバーは非常に珍しい。

その中身は、親会社であるトヨタのカムリの同型(OEM)車である。カムリはグローバルカーとして世界中で販売されているが、アルティス自体は国内専用車である。

4代目ではハイブリッド専用車となった。なお、ダイハツでは以前、軽商用車ハイゼットカーゴをベースにした商用ハイブリッドカーを発売していたが、乗用ハイブリッドカーの発売は軽自動車を含めて今回が初となった。

歴史[編集]

初代(2000年-2001年)[編集]

初代アルティスと同型の6代目カムリ

2000年3月、新発売。カムリに搭載されていた2500cc・V6エンジンは搭載されず2200ccの5S-FE型のみの搭載である。ボディも、カムリに採用されていたワゴンはなく、4ドアセダンのみの設定である。初代は6代目カムリの後期モデル(1999年 - 2001年)がベースとなっている。グレードはアルティス独自に設定された「SLパッケージ」および「SXパッケージ」の2グレード。

2代目(2001年-2006年)[編集]

2代目アルティスと同型の7代目カムリ(前期型 2001年9月 - 2004年7月)

2001年9月、フルモデルチェンジ。カムリのフルモデルチェンジに合わせて一新された。エンジンは2400ccの2AZ-FE型に変更された。グレードはアルティス独自の「SL」および「SXパッケージ」の2グレード。

2004年7月、マイナーチェンジ。内外装の変更が行われた。

3代目(2006年-2010年)[編集]

ダイハツ・アルティス(3代目)
ACV4#N型
フロント
DAIHATSU-ALTIS1.jpg
リア
DAIHATSU-ALTIS2.jpg
販売期間 2006年 - 2010年
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン 2AZ-FE型 直4 DOHC 2.4L
最高出力 123kW(167PS)/6000rpm
最大トルク 224N・m(22.8kg・m)/4000rpm
変速機 5AT
駆動方式 FF/4WD
サスペンション 前:ストラット式コイルスプリング
後:ストラット式コイルスプリング
スタビライザー付)
全長 4,815mm
全幅 1,820mm
全高 1,470 - 1,480mm
ホイールベース 2,775mm
車両重量 1,500 - 1,590kg
-自動車のスペック表-

2006年1月、フルモデルチェンジ。エンジンは引き続き2AZ-FE型が使用されるが、出力は前モデルより向上しており、カムリ同様に159→167馬力となっている。また、これもカムリ同様、横幅がセルシオ並に拡大された。グレードはカムリでは中間グレードにあたる「G リミテッドエディション」1種類のみ。

2007年7月2日、マイナーチェンジ。カムリの一部改良に合わせて、ボディカラーにシルバー・グレー・ベージュが追加された。これに伴い、今まで設定されていたターコイズメタリックと、レッドが廃止されている。また、内装の木目調パネルの色がブラウンに変更された。

2009年1月13日、マイナーチェンジ。カムリのマイナーチェンジにあわせ、ボディカラーにベージュメタリックとダークグリーンマイカを追加し、内外装を一新した。また、2WD車にはVSCTRCを追加し、高い安全性を確保したほか、自動防眩ルームミラーとAUX端子も装備された。

2010年2月、ダイハツのラインナップから消滅。それとともにダイハツブランドの3ボックスセダンは一時消滅した。

4代目(2012年-)[編集]

ダイハツ・アルティス(4代目)
AVV50N型
フロント
DAIHATSU ALTIS AVV50N 01.jpg
リヤ
DAIHATSU ALTIS AVV50N 02.jpg
販売期間 2012年 -
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン 2AR-FXE型 直4 DOHC 2.5L
モーター 2JM型 交流同期電動機
最高出力 エンジン:118kW(160PS)/5700rpm
モーター:105kW(143PS)
最大トルク エンジン:213N・m(21.7kg・m)/4500rpm
モーター:270N・m(27.5kg・m)
変速機 電気式無段変速機
駆動方式 FF
サスペンション 前:ストラット式コイルスプリング
後:ストラット式コイルスプリング
全長 4,825mm
全幅 1,825mm
全高 1,470mm
ホイールベース 2,775mm
車両重量 1,540kg
プラットフォーム トヨタ・Kプラットフォーム
-自動車のスペック表-

2012年5月10日、約2年のブランクを経て、3代目までと同様、カムリのOEM供給を受け販売開始。本代からハイブリッド専用車となった。ハイブリッドシステムにカムリと同じリダクション機構付THS II(ハイブリッド車専用2.5Lエンジンと交流同期電動機の組み合わせ)が採用されており、JC08モードで23.4km/L(平成27年度燃費基準+20%達成)の優れた低燃費を実現している。外内装はエンブレム類の変更以外はカムリとほぼ同じで、他のダイハツ車がリア右側に装着されている車名エンブレムはカムリと同じくリア左側に装着されており、トヨタのハイブリッド車に装着されている「HYBRID SYNERGY DRIVE」エンブレムもそのまま装着されている。グレードは「HYBRID"G Package"」のみのモノグレード展開で、メーカーオプションとして、ステアリングスイッチ、HDDナビゲーションシステム&音声ガイダンス機能付カラーバックガイドモニター、USB/AUX端子を追加した「ナビパッケージ」が設定されている。

2012年9月4日、一部改良。クルーズコントロールとリアプライバシーガラス(スモークグラス)を標準装備するとともに、車両の左右後方からの車両接近を検知する「ブラインドスポットモニター」をメーカーオプションに追加。ボディカラーはレッドマイカメタリックを追加し全8色となった。

2013年9月2日、一部改良。ボディカラーはオリーブマイカメタリックと入れ替えでダークブルーマイカを追加。さらに、リア左右席ELR付3点式シートベルトにプリテンショナー&フォースリミッター機能を追加した。


車名の由来[編集]

  • 「Altitude、地位が高い」から。 
  • 「アルティス」は、9代目カローラのアジア仕様車のサブネーム(「カローラアルティス」)である。車名の書体ならびにエンブレムは全く同じものを採用している。

脚注[編集]


関連項目[編集]

外部リンク[編集]