ダイハツ・ラガー

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初期型メタルトップ
写真は欧州向けロッキー

ラガー(RUGGER)は、ダイハツ工業が造っていたクロスカントリータイプの四輪駆動車である。

F70系 概要[編集]

中期型レジントップ
写真は欧州向けロッキー
中期型レジントップ バン
2.8D ターボ EL ( S-F75V )

タフトフルモデルチェンジにあたり、名称を「ラガー」へ変更。

タフト同様、ラダーフレームに、4輪リーフスプリングリジッドアクスル足回りを持つ本格四輪駆動車だが、ボディサイズを一廻り大きくし、スタイルも洗練されたものに変更され、より乗用車らしくなった。

ボディはタフトと同じ2ドアの幌タイプバンタイプのメタルトップ、FRPハードトップを持つレジントップの3タイプだが、レジントップのみホイールベースが長い。燃料給油口はロッキー(フェローザ)と同様、右側にある。

タフト同様、親会社のトヨタ自動車ブリザードの名でOEM供給された。但し,ブリザードはエンジンがトヨタの2L型2.4lへ変更された。

ターボ車、乗用車登録のワゴンオーバーフェンダー車の追加、さらにはサスペンションの変更と3ナンバー車の設定など、さまざまな改良を加えられた。しかし、ディーゼル、4ドア、ATが人気の鍵となった国内市場において、3ドアのみでATの設定が最後まで無かったことで、ライバル車の台頭とともに販売台数が伸び悩み、テリオスにその座を譲る形で、ロッキー(フェローザ)と共に生産終了となった。

エンジン・トランスミッション[編集]

エンジンはDL型2800ccディーゼルエンジンのみで、ガソリンエンジンは用意されなかった。トランスミッションも5速フロアMTのみである。

海外[編集]

ベルトーネ・フリークライマー
写真はフェローザ・ベースとなったフリークライマー2

欧州などではロッキーの名称が使われている。

また、アジア市場ではタフトの名が使われており、ロングホイールベースのピックアップや、そのキャブシャーシを利用した、コーチビルダー製の4ドアワゴンがラインナップされている。

1989年には、イタリアベルトーネライセンス契約を結ぶ。2.5Lターボディーゼル、2.0Lと2.7Lガソリン、全てBMW直列6気筒エンジンを積み、ベルトーネで組み立てられ、フリークライマーとして販売された。ターボディーゼルは少数ながら日本へも正規輸入され、販売された。

歴史[編集]

車名の由来[編集]

英語で「ラグビー」の口語である。

脚注[編集]

  1. ^ 他にはアルティスメビウスがあるのみで、いずれもトヨタのOEMである(前者はカムリ、後者はプリウスα)。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]