サガ フロンティア

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サガ フロンティア
SaGa Frontier
ジャンル コンピュータRPG
対応機種 プレイステーション (PS)
ゲームアーカイブス (PS3/PSP) (GA)
開発元 スクウェア
発売元 スクウェア
スクウェア・エニックス
シリーズ サガシリーズ
人数 1人
メディア PS:CD-ROM1枚
GA:ダウンロード販売
発売日 日本の旗通常版:1997年7月11日
ミレニアム版:2000年6月29日
PS one Books:2002年3月20日
アルティメットヒッツ:2006年7月20日
ゲームアーカイブス:2008年11月26日
アメリカ合衆国の旗1998年3月25日
対象年齢 CERO:C(アルティメットヒッツ、ゲームアーカイブス)
売上本数 日本の旗約 108 万本
アメリカ合衆国の旗約 12 万本
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サガ フロンティア』(SaGa Frontier) はスクウェア(現:スクウェア・エニックス)が1997年(平成9年)7月11日に発売したプレイステーション用ソフトのRPG2008年(平成20年)11月26日よりゲームアーカイブスで配信されている。

河津秋敏公認の通称は「サガフロ」。サガシリーズとしては 7 作目。後に本作のタイトルを継いだ『サガ フロンティア2』が発売されたが、世界観やストーリー上のつながりはない。日本国外で発売されたサガシリーズの中では、初めて日本国内と共通のタイトルになった作品である[1]

ストーリー・世界観[編集]

7人の主人公の中から 1人を選ぶシステムを採用。それまでの『ロマンシング サ・ガ』シリーズとは違い、主人公毎にシナリオは異なる。主人公によっては行動によりマルチエンディングへ分岐する。リージョンという様々な世界と種族の同居した世界観を持つ。前作とは異なり、ライフル・重火器・メカをはじめ、現代的な都市・生命科学研究などの施設といった、科学やテクノロジーを意識させるものが数多く登場する。誰でも挑む事の出来るクエストや種族の概念など、過去にゲームボーイスーパーファミコンで発売された「サガシリーズ」の要素を詰め込んだ作品である。

セーブシステム[編集]

システムデータ
ゲームの開始直後に、任意で作成するセーブデータ。1ブロックを使用。プレイヤーの名前などを登録し、そのプレイヤーの各主人公でのプレイ・クリアの回数が更新されていく。New Gameを始める際にこのデータを参照にすると、データの状態がゲームのいくつかの初期設定に反映される。また、全主人公のクリア回数が一回以上になるとおまけ要素も出現する。
セーブデータ
メモリーカードにセーブする、ゲームのセーブデータ。2ブロックを使用。他のゲームの標準的なセーブデータと同様。
クイックセーブ
メモリーカードへのセーブとは別に、PS 本体のメモリに一時的に保存するセーブデータ。R2ボタンと△ボタンを同時に押すことにより一瞬で記録ができ、ゲームオーバー時やソフトリセットなどによりタイトル画面へ戻った際、短いロード時間で再開可能(クイックセーブの操作を行わなかった場合でも、メモリーカードからロードした時点のデータが自動的にクイックセーブされている)。ただし、本体メモリに一時記憶させている性質上、本体の電源を切ったり、リセットボタンを押すと消える。後のシリーズにも導入されている。
なお、クイックセーブのシステムは、同社の『カリーンの剣』でも導入されていた。

用語[編集]

混沌、リージョン
混沌の中にリージョンという領域が存在する。それぞれのリージョンは1都市程度の規模で、様々な世界観を持つ。混沌の空間は生身では渡れないため、リージョン間を移動するためには基本的にリージョンシップなどの乗り物を利用する。
リージョンシップ
混沌から防護するための特殊なフィールドを張ってリージョン間を行き来する船の事で、旅客船や旅客飛行機のようなそれなりに身近な存在。高級旅客船「キグナス」を初め、様々な形態のシップが存在する。
超古代文明
遥か昔に栄えた文明。一部の主人公のシナリオに登場する「指輪」「キューブ」などがその代表であり、7人全てのシナリオの根底には必ずこの超古代文明が関わっている。
妖魔
種族の一種。人間よりはるかに寿命が長い。生まれつきの力がそのまま身分に対応する社会を構成している。人間(ヒューマン種)を見下している者もいる。位の低い者は人間や一部のモンスターと同じく、町で暮らしたり主な敵として徘徊している。
モンスター
種族の一種。多種多様で、マップ上では主な敵として徘徊している。リージョンによっては人間同様に集落を作ったり町で商売をする姿も見かける。この場合人語を話すことも珍しくない。

戦闘システム[編集]

敵とのエンカウントはシンボルとの接触による方式。戦闘はターン制コマンドタイプのもの。1回の戦闘で敵味方共に最大5人ずつのパーティーバトル。味方キャラクターの能力変化(成長)のシステムは種族毎に異なる。

パーティ編成[編集]

パーティーメンバーは最大で 15 名までであり、多くても5名までで構成される3組のグループからなる。戦闘開始時に戦わせるグループを選択できるが、ボス戦では強制的に左から1番目のグループが戦うことになる。

パーティーが15名に達しても新たに仲間を加える事は可能だが、16名以降の仲間はメニュー画面に表示されず、シナリオ上のみ登場の仲間となり、戦闘には参加できない。基本的に一度仲間にしたキャラクターを外すことはできない。ただし、シナリオの進行など、特定の条件で自動的に離脱する事がある。

連携[編集]

複数のキャラクターの技・術などの連続攻撃。一斉に行動し、個別に攻撃したときよりも大ダメージを与えられる。本作では、2 人目以降に顕著な影響があり、対象の防御力や耐性(状態異常耐性を除く)を無視する上、基本的なダメージ自体も上がり、追加効果の発動率も高まる。

敵味方両方にあるシステムであるが、本作では、敵味方が入り交じっての連携はない。本作以降のサガシリーズ作品にも登場。連携の名称はそれぞれの技・術などの名前の一部を繋ぎ合わせたものになる。そのため、変わった名称になることも多々あることから、ゲーム雑誌攻略本、ゲーム関連サイトなどで、話題として取り上げられている。

本作の場合、繋がり方によっては技・術の行動が完全に終わる前に次の連携に繋がり、突き上げからの突き落とし表現や、前の技の終了と次の技の開始が同時に行われる等、単発の技・術とは違う迫力のあるエフェクトを出す事ができる。

ステータス[編集]

性別
男性、女性、無性がいる。戦闘時の特定の攻撃[2]に影響を及ぼす。
種族
戦闘に使用できる技などの系統や、成長システムに影響を及ぼす。これが異なる者同士は、システム周りが大きく異なる。詳しくは後述。
HP
耐久力。ダメージを受けると減り、アイテムや術などで回復可能。0になると戦闘不能になり、この際にLPが1減る。戦闘終了後には完全に回復している。
LP
生命力。戦闘不能になった時に1減るが、HP×2のダメージを受けた場合は、2減る場合がある。戦闘不能の状態で敵から攻撃を受けると更に減る。特定の技や術を使うことで自分のLPが減る場合もある。0 になると昏睡状態になり、前作までのように死亡する事は無いが、回復させるまで戦闘に参加出来なくなる。アイテムや宿屋で回復可能。主人公が昏睡となると死亡した事になり、ゲームオーバー。
WP・JP
技や術などを使うために必要な数値。WP は技・モンスター能力・プログラム・妖魔武具憑依能力を、JP は主に術を使用することで消費する。移動中に回復アイテムを使用したり、戦闘に参加させなかったチームにいると回復する。
LP・WP・JP は、一般に宿屋・アイテムなどで回復。戦闘に参加させなかったグループに入れておくことでも徐々に回復する。
STR
筋力。高いほど剣や体術を使用する物理攻撃の攻撃力が高まる。
QUI
運動性。高いほど先に行動する可能性・体術の攻撃力・回避率などが高まる。
INT
知力。高いほど術の攻撃力や修得率・ステータス異常などの成功確率が高まる。メカはINTを上昇させるとプログラム(他の種族で言うところの技)の装備スロットが増える。
WIL
集中力。高いほど術や銃・重火器の攻撃力が高まる。
PSY
霊感。高いほど術の攻撃力が高まり、敵から受けたステータス異常の発生率を抑えられる。
VIT
丈夫さ。高いほど防御力が高まる。
CHA
魅力。高いほど誘惑系の攻撃の成功率が高まり、逆に敵からの誘惑系の攻撃を回避しやすくもなる。
DEF
防御力。装備した防具の総性能であり、高いほど防御力が高まる。ただし攻撃の属性によっては表示されている数値通りの防御力にならない場合もある。
それぞれの攻撃に属性が含まれるというシステム「防御特性」は、初登場の『ロマンシング サ・ガ2』と基本的には同様で、対応する防御属性が高いほど受けるダメージを抑えられる点は同じだが、本作では属性が、斬(斬撃)・打(打撃)・突(射突)・熱(高温)・冷(低温)・雷(電撃)・光(エネルギー)・状(状態異常)の8種類に組み直されている。

なお、これらは一部に例外もある。

装備品[編集]

武器
攻撃用の装備であり、種族によって装備できる数が異なる。片手で使える攻撃は盾と併用できるが、両手を使う攻撃は盾を持っていても回避効果が現れない。
  • - 片手/両手用。攻撃と防御にバランスの良い技が揃っている。
  • - 片手用。遠距離攻撃が出来る武器。弾を使い切ると弾込めをするため行動が遅れる。
  • 重火器 - 片手用。実弾を発射するタイプと光線を照射するタイプに大別され、強力だが弾を使い切るとその戦闘が終わるまで原則的に使えなくなる。
  • 拡張パーツ - 片手用。メカのみ性能を引き出す事が可能で、広範囲を攻撃したり特殊な効果を持つ物が多い。
  • 体術 - 片手(打撃)/両手(投げ)。武器の威力に依存せず、本人の強さにしたがって威力が大きく上がる。
    • 弾数について
      銃・重火器・一部の拡張パーツについては、武器ごとに弾数が設定されている。戦闘中に消費されるリソースである点はWP・JPに近いが、異なる点もあるため特徴を列挙する。「WP・JP」「弾数」の2つの条件が重なった場合は、WP・JPを優先する。
  WP・JP 弾数(銃) 弾数(重火器・拡張)
残量が足りる場合 そのまま消費して使用 そのまま消費して使用 そのまま消費して使用
残量が足りないが
0ではない場合
選択できず使用不可 残量全てを消費して
その分だけ使用
残量全てを消費して
その分だけ使用
残量が足りない上
0の場合
選択できず使用不可 残量が全回復して
そこから消費・使用するが
行動はターン最後になる
選択できず使用不可
戦闘終了時の残量 消費した分はそのまま 全回復している 全回復している
防具
防御用の装備。基本的に 1 種類 1 つしか装備できない。
  • - 特定の攻撃を一定確率で回避(ダメージや特殊効果の遮断)ができる。武器と防具で装備箇所の違う種族の場合、武器として装備する。装備欄の許す限り個数制限はない。
  • 身体 - 胴体用防具。総じて防御力が高い。
  • - 頭用防具。暗闇を防ぐ効果がある。
  • - 腕用防具。特定の種族が装備すると攻撃力を補強できる。
  • - 足用防具。特殊な攻撃を使用できる物も存在する。
  • 全身鎧 - 身体・頭・腕・足の防具がセットになったもの。部位が重複する他の防具とは併用できない。
  • - 鎧の下に着るため、全身鎧とも併用が可能。
  • アクセサリー - 主に耐性重視で、装備欄の許す限りいくつでも装備できる。

種族に関する特徴[編集]

大きく分けて4つの種族が存在し、それぞれのキャラクターが技や術を別々に修得するというシステム。前作までのように覚えた技術を他のキャラクターに使いまわすことはできない。種族の違いによって成長方法が全く異なるため、パーティメンバーがどの種族であるかを把握しておく必要がある。

ヒューマン[編集]

いわゆる人間。技と術と見切りを合計8つまで装備可能。能力装備欄に空きがあれば新たな技や見切りを閃いて覚えることが可能。戦闘を繰り返すことでLP以外のパラメータが上昇していく。戦闘中の行動によって成長する能力の傾向が異なってくる。

特殊な例

「ヒーロー」に変身できるキャラクターがいる。通常は他のヒューマンと同じだが、戦闘中に特定の条件を満たすと変身して能力が強化される上、「ヒーロー技」という強力な技を閃いて使用することが可能。代わりにその戦闘では一切成長せず、戦闘終了時に技や術を修得することも無い。

[編集]

技は体術・剣技・銃技・ヒーロー技があり、ヒューマンとヒーローのみが使用できる(ヒーロー技はヒーローのみ)。WPを消費し、銃技の場合は弾数も消費する。

剣技・体術・ヒーロー技は、戦闘中にそれぞれ剣や体術やヒーロー技を使用したときに突然閃いて修得する。「ある技をつかっていると特定の技を閃きやすい」「キャラクターや時期ごとに閃きやすい技に差が出る」などの性質もある。銃技は、戦闘中に銃を使用すると戦闘終了後に修得する場合がある。

覚えた技は戦闘中以外であればいつでも付け替えが可能。技を6つ以上装備し、かつ、術を1つも装備していない場合、技の達人となり消費WPが1減少する。

[編集]

術は全部で12系統存在し、ヒューマンと妖魔(後述)が使用可能。使用する際はJPを消費する。

基本的に店で購入して覚えるが、系統ごとに資質の概念が存在し、戦闘中に資質を持った系統の術を使うことで、戦闘終了時に同じ系統の新しい術を修得できることがある。資質の会得は特定のイベントでパーティ加入以後に得られるものと、パーティ加入以前に得ているものがある。ただしパーティ加入以後に覚えることができる機会は、1 つの系統につき 1 回のみ。資質を捨てることはできない。

覚えた術は戦闘中以外であれば基本的にいつでも付け替えが可能。術を 6 つ以上装備し、かつ技を 1 つも装備していない場合、術の達人となり消費 JP が 1 減少する。

それぞれの術には相反する系統が存在し、それらを両立することは一部の例外を除き不可能。資質も相反する系統の両立はできない。具体例を挙げると、陽術と陰術は対の関係にあり、陽術を覚えている者は陰術を覚えた途端に全ての陽術を忘れてしまい、陽術の資質を持つ者が陰術の資質を得ることもできない。ただし、持っている資質と相反する系統の術を店で購入して覚えることは可能。

術の系統は以下の種類のものがある。

陽術
ルミナスにて資質を修得できる、光の力を使った術。相反する系統は陰術。攻撃、回復などオーソドックスな効果を持った術が基本となる。強力な全体攻撃術と、能力を大幅に強化し持ち主を守る光の剣を召喚する上位術で幅広い対応が可能。
初期状態で修得しているのはメイレン、白薔薇。
陰術
ルミナスから向かえるオーンブルで資質を修得できる、光を利用してできる影を利用した術。相反する系統は陽術。攻撃力は乏しいが補助的な効果を持つ術が多く、ダメージを与えずに敵を欺いたりマヒさせてしまう術に長ける。最高位の術は自らの影を実体化させ共に戦わせる攻防一体の術「シャドウサーバント」。
初期状態で習得しているのはドール。
空術
空間や空気を操る術。相反する系統は時術。その強力さ故、一定以上の力を持った術者でなければ修得できない。攻撃術に優れる他、場の地相に作用する特殊な術を持つ。資質を持つのは麒麟のみ。
時術
時間の流れを操る術。相反する系統は空術。空術と同じく、修得にはそれなりの力量が求められる。状態異常を付与する術に優れ、資質を得た者は自分自身を超加速する事で無限大の行動速度を得ることさえ出来る。時の君のみが資質を持つ。空術、時術ともに資質を得る唯一の方法は、現在の資質所得者を殺す事である。
魔術
マジックキングダムで生まれた科学的超能力。相反する系統は妖術。マジックキングダムで生まれた者は例外なく資質を持ち、それ以外のキャラクターが資質を手に入れることは出来ない。特に攻撃に優れる系統。ブルー編のリージョン移動は、設定上はこの系統の「ゲート」という術を利用して移動している。しかし、ブルーは別に「リージョン移動」というアイテムも持っており、実際にはこれで移動することになる。逆に、「ゲート」は使おうとしても何も起こらないため、術欄から封印しても差し支えはない[3]
心術
自分の心の強さや精神力を術としたもの。相反する系統は邪術。ヒューマンのみ京にて資質を修得でき、妖魔は資質の取得および術の購入ができない。効果が及ぶ範囲は限定されるが、反面その恩恵は大きい。また、総じて消費JPが少ない。ブルー編は終盤でのみ資質を取得することが可能。
初期状態で習得し資質を持つのはヒューズ、ルーファス。
邪術
邪悪な呪いの術。相反する系統は心術。資質を獲得することはできず、特定のキャラクター(ゾズマ)が最初から覚えている術以外に使用する方法はなく、主に敵キャラクターが使用する術が多い。様々な状態異常効果を持つ。
妖術
ファシナトゥールで生まれた妖魔の術。相反する系統は魔術。妖魔・半妖(共に後述)は例外なく最初から資質を持つが、他の種族のキャラクターが資質を手に入れることは出来ない。ただし、ヒューマンが妖術を購入することは可能。補助的な効果に優れる系統。
初期状態で習得しているのはドール。
秘術
タロットカードを利用する術。相反する系統は印術。カードの絵の内容がそのまま術の効果となる。各地にある 4枚のアルカナ・タローを得ることで、4か所全てに立ち会った者にのみ資質が身に付く。多種多様な術を持ち、汎用性に優れる。全てのJPを消費して放つ極めて強力な術「」が存在する。
初期状態で習得しているのはヌサカーン。
印術
ルーン文字を使う術。相反する系統は秘術。対象に刻んだ文字の効果が現れる。各地にある 4 つのルーンに触れることで、4か所全てに立ち会った者にのみ資質が身に付く。ダメージを与える術がひとつもないが、反面補助術に特化している系統。秘術、印術に於いては資質を得る為のアイテム集めは、片方が進行中だともう片方のイベントを発生させる事が出来ない。両方のイベントを体験したい場合は、まず一方を完了させる必要がある。
初期状態で習得し資質を持つのはメサルティム。
幻術
妖術と陰術に吸収された古の系統であり、相反する術はない。特定のキャラクター(零姫)がパーティ参加時には覚えている以外に習得する方法は原則的になく、その効果は妖術の「幻夢の一撃」によってランダムに呼び出される幻獣を指定できるというもの。
命術
陽術と陰術の両方の資質を兼ね備えた者のみが使用できる術。その一見矛盾した条件により、通常の方法では覚えられない。戦闘不能と同時に復活する「リヴァイヴァ」、自らの命を削って仲間を回復する「サクリファイス」がある。
見切り[編集]

戦闘中に特定の攻撃を受けると、見切りを閃くことがある。覚えた見切りの装備中は、ステータス異常中などの発動しない局面もあるが、発動すればその攻撃を 100% 回避する。前作では不可能だった味方からの攻撃の回避も、今作では可能となっている[4][5]

妖魔[編集]

妖魔は人間に近い容姿の者が多いが、青い血が流れており、寿命も人間より遥かに長い。生まれ持った力と 3 つの価値観で妖魔の格が決まる。下級妖魔は上級妖魔に対して絶対的な服従を強いられ、身分の差は絶対的。位が高いほど他の存在には無関心である。人間から妖魔になった者もいる。モンスター同様に振る舞うものもいれば、一部を機械化した、メカに近い者もいる。

技術としては術と妖魔武具憑依能力を覚えられる。この「妖魔武具憑依能力」とは、妖魔が各自持っている「妖魔武具」という 3 種類の特殊な武器で攻撃すると敵モンスターを吸い取ることが可能なものであり、これによってパラメータの上昇と攻撃手段を会得できる。代わりに戦闘を繰り返しても上昇するのは HP・WP・JP・CHA のみ。

術についてはヒューマンとほぼ同じだが、4 つまでしか装備できないため達人にはなれない。妖術の資質を例外なく持っているが、心術は一切使用できない。

全ての妖魔は下級・上級に区別されており、戦闘において、仲間の上級妖魔は敵の下級妖魔からのダメージを軽減できる。

特殊な例

半妖」のキャラクターがいる。通常はヒューマンと同じだが、戦闘中に妖魔武具を使って攻撃を行うと一時的に特徴が妖魔となり(妖魔化)、妖魔武具に吸い取ったモンスターによる能力強化や「妖魔武具憑依能力」の使用が可能。代わりにその戦闘で成長するパラメータは通常の妖魔と同じものに限定される。なお通常の妖魔は妖魔武具の着脱が不可能だが、半妖は着脱が可能。

妖魔武具[編集]

妖魔武具は妖魔と半妖のみが使用できる。設定上は「武具」だが実際は技に近く、装備も技欄にセットされている。使用する際は WP を消費する。「剣・小手・具足」の3 種類があり、最初から全てを使用できないキャラクターも HP とパラメータを上昇させることで習得し 3 種類を揃えられる。半妖は、外している妖魔武具の能力は使用できないが、モンスターを吸収した場合、パラメータの変化は残る。

妖魔武具を使用して「モンスター種族の敵」を倒すと、その敵を武具に吸収できる(半妖は事前に妖魔化が必要)。「使用できる妖魔武具憑依能力」と「上昇するパラメータ」は、使用した武具と吸収したモンスターによって異なる。1 つの妖魔武具に一度に吸収できるモンスターは 1 体だけであり、新たに吸収するとそれまでの憑依能力とパラメータの変化は失われる。

モンスター[編集]

獣や鳥、昆虫をはじめ様々な種族のモンスターのこと。戦闘で倒した敵モンスターから「モンスター能力」を吸収して使用ができる。能力の組み合わせで様々な姿に変身し、現在変身している姿に対応したパラメーターになる。唯一最大 LP が変動する種族。装備品はアクセサリーを 4 つまで装備できるのみだが、変身した種族ごとに防御力が設定される。また、新たに術を覚えることはできないが、麒麟は最初から空術を全て習得している[6]他、敵対時のみ術を使ってくるモンスターがいる。

パラメータ画面での「種族」の欄には、現在の姿が表示されている。
モンスター能力[編集]

モンスター能力はモンスターのみが使用できる。使用する際はWPを消費する。味方モンスターがパーティーにいる状態で「妖魔・モンスター種族の敵」を倒して戦闘終了すると、その敵からモンスター能力を吸収するかどうか選択できる。

吸収できる能力は敵モンスターにより様々で、1 種類の敵から覚えられるモンスター能力は数種類(どれを覚えられるかはランダムだが確率はそれぞれ異なる)。これまで覚えたことのないモンスター能力を新たに覚えた場合は、HP も上昇する。但し 1 回の吸収で覚えられる能力は 1 つだけで、他の種族と違って自由に着脱できない。ただし、並べ替えは可能。吸収した能力は、メニューの一番下に配置した能力と入れ替えることになる。

違う姿に変身するには「特定のモンスター能力を持っている」必要があり、どの姿に変身したいかで必要な能力もそれぞれ違う。変身に必要なモンスター能力は 1 種類とは限らない。味方パーティにモンスター種族を入れることのできるシリーズ作品で唯一、モンスターの形態に合わないような攻撃手段を覚えることが可能である(例: 軟体のスライムが斬撃を扱うブレードを使用する)。

メカ[編集]

いわゆるロボット。武器や防具などアイテムを装備することでパラメータを増加させて強化する。他の種族なら武器は 4 個まで、また盾とアクセサリー以外の防具は 1 種類につき 1 個しか装備できないが、メカは可能な限り幾つでも装備できる。メカには 8 つのボディタイプが存在し、固有武装が数種類用意されており、ベースとなるパラメータもそれぞれ異なっている。

パラメータ画面での「種族」の欄が、「形式」になっており、ボディタイプが表示されている。

LP は他の種族に比べると高く設定されているが、戦闘に参加させなかった場合に他の種族なら生じるはずの LP 残量回復は起こらない。また、他の種族に比べて最大 WP の上限が低い代わりに、戦闘による WP 回復(後述)が可能であり、他の種族とはリソースコントロールの概念が若干異なる。

プログラム[編集]

プログラムはメカのみが使用できる。使用に WP や弾数を消費する物もある。メカがパーティーにいる状態で「メカ種族の敵」を倒して戦闘終了すると、その敵からデータを採取するかどうか選択できる。データを採取すると、プログラムを収集できる場合があるとともに、エネルギー充填で WP が必ず最大値まで回復する。

収集できるプログラムは味方側のボディタイプと敵メカにより様々で、1 種類の敵から収集できるプログラムは数種類(どれを覚えられるかはランダムだが確率はそれぞれ異なる)。ただし 1 回の採取で覚えられるプログラムは 1 つだけ。

プログラムによっては、特定の武器や防具(剣・重火器・拡張パーツ・ボディパーツ)を装備していないと使用できないもの、装備しているだけで効果を発揮するものも存在する。

WP を消費するプログラムを 6 つ以上装備している場合、技の達人となり消費WPが 1 減少する(プログラム以外でも同様に減少する)。

敵味方の種族による成長の可否[編集]

パーティメンバーが種族の違いにより成長方法が異なるのと同様に、敵キャラクターもそれぞれ種族が設定されているため、パーティメンバーおよび戦った敵キャラクターの種族の組み合わせにより、各々の成長方法が使えるかどうかが決まる。

↓パーティ \ 敵→ ヒューマン 妖魔 モンスター メカ
ヒューマン(パラメータ) 成長する 成長する 成長する 成長する
ヒューマン/ヒーロー(剣技・体術技) 閃く 閃く 閃く 閃く
ヒューマン(銃技修得) 修得できる 修得できる 修得できる 修得できる
ヒューマン/妖魔(術修得) 修得できる 修得できる 修得できる 修得できる
妖魔(妖魔武具憑依) 憑依できない 憑依できない 憑依できる 憑依できない
モンスター(能力吸収) 吸収できない 吸収できる 吸収できる 吸収できない
メカ(プログラム収集) 収集できない 収集できない 収集できない 収集できる

装備[編集]

武器や防具、回復薬などのアイテムを各キャラクターに装備させられる。何をどのように装備できるかは種族によって違い、例えばヒューマンなら武器や盾を 4 つまでと防具やアクセサリーを4つまで、メカなら装備可能なものを何でも8つまで好きなように装備可能となっている。

装備固有能力[編集]

主に WP を消費。特定の武器や防具を装備すると使用可能な技術。一部はそれ以外にも使用するための条件が必要なものや、使用することでその装備品が壊れてしまうものもある。

敵キャラクターの強化[編集]

本作の敵キャラクターは、『ロマンシング サ・ガ』以降のそれまでの作品と同様に、プレイヤーの戦闘回数に応じて、順次高いランクの強い敵が出現するようになる。本作のみ、イベント戦闘やボス敵キャラクターの HPは、戦闘回数に応じて原則的に最大 5 倍まで増えるため、同じボスキャラクターでも戦う時期によって倒しやすさが異なる。

イベント戦闘で戦う敵キャラクターに関しては、本作では特に、その戦闘専用の強化された仕様で出現することも少なくない。HP・各種能力値や耐性・攻撃方法・倒した時にメカが吸収できるプログラムが異なっており、低ランクの敵であっても強敵としてイベント戦闘に登場させている場面がシリーズ中でもかなり多い(逆に、高ランクの敵を弱体化させた仕様で序盤に登場させていることもある)。

主人公[編集]

それぞれの主人公のシナリオは「(主人公名)編」と呼称される。7 人の主人公全員になんらかの形で、他の主人公のシナリオでは利用できない技術・アイテムなどがある。メインとなるシナリオとは別に、複数の主人公が関わることができるサブシナリオも存在するが、主人公によってサブシナリオの発生可否などが異なる。特別な要素として、全主人公でクリアーすると「開発2部」へ行くことができる。

ブルー[編集]

ヒューマンの青年、22歳。魔術王国マジックキングダム出身の魔術師。マジックキングダムでは特別な存在である双子として生まれたため、キングダムの掟により「より優れた魔術師となるため、実の兄弟であるルージュを殺さなければならない」という使命を与えられる。冷静沈着な性格で、術の為なら殺人も厭わない冷酷さも持つが、終盤は感情を露わにさせるようになる。

シナリオは本作の術系統の大きな要素である、資質を獲得する事で進行していく。得た術の資質を駆使してルージュとの戦いに臨む。彼を主人公にすると、特定のイベント終了まで心術の資質を会得できない。なお、ルージュとの戦いに敗れると、ゲームオーバーにならない代わりに主人公がルージュへと交代する。

レッドが主人公の時のみ登場するが、名前が気に入らない(レッドは英語で、ルージュはフランス語で「赤」という意味)という理由で仲間に入る事を拒否する。他の主人公のシナリオには一切登場しない。

レッド[編集]

ヒューマンの青年。19歳。ほぼ全ての場面でレッドと呼ばれるが、本名は「小此木 烈人(おこのぎ れつと)」。科学者である彼の父親は、かつての友Dr.クラインと悪の組織ブラッククロスとの関係を調査しており、ついにその証拠を突きとめた。しかしそれをIRPOに突き出しに行く途中、親子共々ブラッククロスに襲撃され、父は拉致され母と妹も行方不明となる。瀕死の重傷を負ったレッドは謎のヒーロー・アルカールに助けられ、変身ヒーロー「アルカイザー」となることで一命を取り留める。リージョンシップ・キグナスの機関士見習いをする傍ら、復讐のためブラッククロスを追う。アセルスとは幼馴染みだったが、彼女が自分と同じ年頃の姿でいる事には困惑していた。

ヒーローに変身すると通常技に加え、独自のヒーロー技を修得・使用する事ができる。更に能力値も大幅に上昇するが、ヒューマンにはある戦闘後のステータスアップが無い。なお、ヒーローへはストーリーの進行上自動的に変身する場合もあるが、戦闘中に自分で変身する事も可能。しかし、「ヒーローは他人に正体を知られてはいけない」ので、他の仲間が全員気絶もしくはある種の(暗闇等、変身過程を認識できない)ステータス異常にかかっていなければならない。但し「人ではなく、口も堅い」メカに限っては、戦闘可能でも良い。

主にヒューマンとメカが仲間に加わり、レッドのみで仲間に出来るキャラクターも多い。他のキャラクターが主人公の場合、レッドは一切登場しない。

CM では唐沢寿明が声を担当していた。

エミリア[編集]

ヒューマンの女性。24歳。元トップモデルだが、警察組織・IRPOに所属する恋人レンと結婚することになり引退した。しかし、レンが何者かに殺害され、彼女はその殺人の容疑者として逮捕。レンの同僚で友人のヒューズにより、ろくな裁判もなく刑務所リージョン・ディスペアに送られてしまう。だが、刑務所所長の娯楽と、同じ囚人のアニーやライザの協力もあってディスペアを脱獄でき、彼女達が属する地下組織グラディウスの一員となって真犯人を追う。

主人公として選んだ場合にはシナリオ開始時に名前変更が可能。基本的に任務を順番にこなしていくシナリオで、進行に合わせて着ている服(コスチューム)が自動的に変化する(一度着た服は自由行動時に本部で選択可能になる)。コスチュームごとに修得しやすくなる技能が変化する[7]。機械は苦手なのでメカを仲間に加えることが出来ない。

CM では小原乃梨子が声を担当していた。

アセルス[編集]

17歳。シュライクに住むヒューマンの少女だったが、ある日ファシナトゥールの支配者である妖魔の君オルロワージュの乗る馬車にひかれ絶命する。だが、彼の気まぐれで彼の血を受けることで半人半妖の存在として生き返った。

バトルにおいては通常はヒューマンだが、妖魔武具を使用する事で「妖魔化」し、妖魔武具の能力を上乗せして戦う事ができる。他の主人公達のシナリオに比べ妖魔が多く仲間になる。反面、メカを仲間に加える事が出来ない。中盤は追っ手から逃れるシナリオとなり、各地で突然戦闘になる。

クーン[編集]

モンスターの子供で、初期段階の姿はラモックス。年齢は不詳で、性別の区別はない。故郷である辺境の小さなリージョン・マーグメルは寿命が近く、これまでは長老が持っていた指輪に念じ続けることでこの崩壊をどうにか食い止めてきたものの、もはや限界になろうとしていた。そこで長老は、全て集めると願いが叶うと言われる、各リージョンに散らばった指輪の兄弟を集めることにした。そのための旅の役割を任されたのが、クーンだった。長老はクーンを半獣半人の姿に変え、近くのリージョン、スクラップから旅を始めさせる。

クーン編の特徴として、アクセサリ扱いの防具「指輪」が手に入ることが挙げられる。指輪はステータス補正効果が高く、モンスターでも装備できるため独自の強化ができる。また、指輪は戦闘中一回だけ使用でき、どれも強力な効果を発揮する。他の主人公とは違う方法で仲間になるキャラクターが多く、一通りの種族が物語の過程で仲間になる。

CMでは黒田勇樹が声を担当していた。

T260G[編集]

製造年月日不詳(タイムに発掘された時点で墜落から 2000-4000年が経過)、メカであるため性別は存在しないが、設定上の人格は女性型である。リージョン破壊兵器「RB3」を破壊するために開発されたメカ(のコア)。かつてはシップとして戦闘していたが、大規模な戦争の末にRB3と戦い敗れた後、リージョン・ボロの郊外に墜落。しかし残ったコアが少年タイムにより掘り出され、ボロにいるメカ技術者タコおじさんの手によってボディのパーツをあり合わせの部品で組み立てられ、二足歩行型メカとして復活した。だが自身の任務を全て忘れており、それを思い出すために旅立つ。

主人公の場合はシナリオ開始時に名前変更が可能(7文字以下だと最後に強制的に「G」を付けられる)。ある場所でボディタイプを自由に変更可能で、それぞれ特化した能力を持つ。また、主人公にしなければ見られないボディもある。仲間に出来るメカの数が多く、メカのみで5名グループを組む事も可能。妖魔は一切仲間に出来ない。

メカの固有能力である「プログラム」の中の「ウィルス」はこのシナリオでしか入手できない。また、他の主人公のシナリオで仲間になる場合はGが付かない「T260」の名で登場する。

リュート[編集]

リージョン・ヨークランド出身のヒューマンの若者。25歳。親のすねかじりを卒業するべく一念発起し村を後にする。ヨークランドを発つ時に偶然にも世界政府トリニティの執政官と出会うが、それがきっかけで彼の運命を大きく動かしてゆくことになる。主人公として選んだ場合にはシナリオ開始時に名前変更が可能である。メインのシナリオは短く自由度が高い。シナリオ開始直後から1回も戦闘をせずにラストボスに挑める。また、他のシナリオでは主人公は第1グループにしか所属できないが、リュートの場合は一般の仲間のように第2・第3グループへも移動させることができ、主人公でありながらボス敵と戦う際に控えに回る事もできる。また、他のどの主人公の場合でも仲間にする事が出来る。

CM では吹越満が声を担当していた。

主人公以外の登場人物[編集]

(*)印のキャラクターは条件次第で仲間にする事が可能。途中で離脱するキャラクターも存在する。

トリニティ関係者[編集]

この世界に君臨する政治機関。3つのリージョンで構成されている。

レオナルド(*)
トリニティに属するロボット工学者。フルネームはレオナルド・バナロッティ・エデューソン。28 歳、男性。天才的な頭脳を持つ。T260G編では、シナリオ中に爆破事故で死亡し、彼の記憶や人格などをそのまま移したメカが仲間になる。特殊工作車と同じくタイプは6だが、機関砲ではなくビームソードを搭載しているなど、差異がある。
ヤルート
トリニティの執政官(後に失脚)。基地内にハーレムを作るほどの女好き。
モンド
トリニティ第七執政官に就任した人物。52歳、男性。かつては反トリニティを掲げる革命家であり、その同志にはリュートの父もいた。現在はその面影も無く、ブラッククロスへの武器の横流しや自らの秘密基地の建造の為にワカツを滅ぼすなど非道の限りを尽くすようになってしまった。リュート編のラストボス。エミリア編ではエミリアにジョーカーやキューブについての情報を渡したり、リュート編ではヨークランドから旅立つ事も出来ず難儀しているリュートをシップに特別に載せたりと、温情的な一面も持つ。
しかし、リュート編ではグレートモンドに化し、ラストボスとして立ちはだかる。

IRPO のメンバー[編集]

IRPO とは "Inter-Region Patrol Organization" の略で「リージョン相互警邏機構」という組織のこと。ゲーム中のキャラクターとしてはヒューマン・妖魔・モンスター・メカの各種族の隊員が登場。

ヒューズ(*)
IRPO の男性隊員。27 歳。本名はロスター。キレると手がつけられないことからクレイジーヒューズと呼ばれている。エミリア編では同僚レンの殺人事件に際し、エミリアを冤罪でディスペアに放り込んだ。開発段階では主人公の1人であり、「8人目の主人公になりそこねた男」として、攻略本の小説では主人公になった。
レン
IRPO の男性隊員でエミリアの婚約者。25 歳。エミリア編の重要人物。彼女の物語はレンが謎の仮面の男、ジョーカーに殺されてしまったというところから始まる。なおレッド編のキグナス艦内で、エミリアと共に乗っている姿が確認できる。
サイレンス(*)
IRPO の妖魔隊員。本名不詳。あまりにも無口なため、そのまま "Silence"(無言)がコードネームにされた。闇のリージョン、オーンブルで潜入捜査をしており、ここに送り込んだ自身の影は他のキャラクター同様に喋る。妖魔でありながら IRPO に所属しているのはヒューズが関係している。
ドール(*)
IRPO の女性隊員。冷めた性格からアイシィドール、略してドールと呼ばれる。本名はタリス。シンロウ遺跡のブラッククロス基地の捜査をしている。物理攻撃より術に長けている。
ラビット(*)
IRPO のメカ隊員。京のブラッククロス秘密基地の捜査をしている。人工衛星とリンクするプログラムを装備させる事で強力な攻撃が可能。
コットン(*)
IRPO のモンスター隊員。擬音じみた声しか出さないが、隊員同士では会話は通じる模様。シュライクの捜査の途中、生命科学研究所に拉致される(本人曰くおとり捜査)。

グラディウス[編集]

秘密裏に活動する地下組織。クーロン支部の表向きの顔はイタメシ屋。

ルーファス(*)
秘密組織グラディウスのクーロン地区のリーダー。40歳、男性。ライザとは昔、恋仲だった。また、IRPO 隊員のヒューズとは共に心術を学んだ仲で、ある時は味方、ある時は敵という関係。レッド編のキグナス奪回作戦では偶然乗り合わせており、場合によっては一時的に仲間となって共闘する事もある。また、「勝利、それは男の勲章」という信条を持っており、勝利のルーンを探す男性主人公(ブルー・レッド・リュート)及びエミリアが主人公の場合、武王の古墳で仲間に加わってくれる。
アニー(*)
グラディウスに所属し、お金を稼いで弟を養おうと頑張る強い女性。23歳。情報通で、ブラッククロスや指輪に関連する情報も持っている。監獄リージョンであるディスペアの内部にも詳しく、潜入する際には案内役を買って出る。妹はヨークランドの富豪の養子になったが、病魔に冒されている。
ライザ(*)
グラディウスに所属する、通称"鉄の女"。27歳。ルーファスとはかつて恋仲だったが、後に別れた。ブルー編では「保護のルーン」に詳しい女として仲間に加わる。レッド編ではシュウザー基地に乗り込む際にルーファスとの選択で仲間に加えられる。

ブラッククロス[編集]

悪の軍団。レッドの宿敵。

真の首領
レッド編ラストボス。ブラッククロスを支える真の支配者。
ベルヴァ
改造モンスター。シンロウ遺跡に待ち受けるブラッククロス四天王の1人。シンロウ遺跡へ見学に来た人間を捕獲、戦闘員へと改造している。
遺跡奥での戦闘では勝敗によってその後の展開が変化する。勝利していた場合はアルカイザーに変身せずに決戦に挑む事も可能。
モンスターでありながらヒューマンのように技の閃き・見切りが可能であり、それを活かしてシンロウの王宮で開催される仮面武闘会では自ら「仮面の巨人」として参戦、アルカイザーの技を見切ろうと試みる。そのため、多くの技が「スウェイバック」で避けられたり、「ベルヴァカウンター」で反撃を受ける。
メタルブラック
改造メカ。機械でありながら「武士(もののふ)」の心を理解するブラッククロス四天王の1人。麻薬の生産工場基地を統括している。京で敗れた後は「メタルブラック・改」として復活。再び敗れるが、最終的にはアルカイザーの能力をコピーした Dr. クラインの最高傑作「メタルアルカイザー」として立ちふさがる。それでも非情には徹しきれず、戦いの前には相手を回復させるなど武士としての心は健在であった。
シュウザー
改造人間。ブラッククロス四天王の1人で小此木博士の邸宅を襲撃したレッドの仇。男性。ブラッククロスの拠点のひとつであるシュウザー城を管理・支配している。レッドの父・小此木博士の脳を自分の体に埋め込み、その嘆きを聞いて喜ぶというサディスティックな男。
シンディ・キャンベル
表向きはキャンベル貿易の女社長。正体はブラッククロス四天王の1人、改造妖魔アラクーネ。本来妖魔はメカに疎いが、改造によってこの欠点を克服した。己の会社を使い、武器の密輸を行っている。
Dr. クライン
小此木博士の旧友でIQ1300を持つ天才科学者。45歳、男性。究極の改造を目指してブラッククロスに加担する。

その他[編集]

巨大組織などに所属していない者達。

ヒューマン[編集]

ルージュ(*)
マジックキングダム出身の魔術師。22歳、男性。ブルーとは双子の間柄であり、ブルー同様双子の片割れを殺すことを宿命付けられ、術の資質を得るべく修行に出た。ブルー編の終盤で対峙し、壮絶な戦いを繰り広げる。ブルーと同じく魔術の資質を持つ。 表面的な物腰はブルー同様温厚であるが、内面もブルーよりは温厚だと伺わせる場面がある。ブルー編では彼に負けると主人公が彼に替わる。
ゲン(*)
35歳、男性。いつも酒瓶を抱えた酔っ払いだが、実はトリニティに滅ぼされた亡国ワカツの生き残りの剣士。T260Gの記憶の取り戻しやクーンの指輪集めに協力する。鉄パイプを刀のように扱いロープを切断する等、相当の腕前。
メイレン(*)
指輪に関する情報を探し回っているチャイナドレスの女性。28歳。クーン編では指輪を探しているという事で共に指輪を探すためにクーンの協力者となる。他のシナリオでも比較的仲間にしやすい。
フェイオン(*)
メイレンの恋人だが、京に修行に出たきり行方が分からないままの拳法家。29歳。実はタンザーに飲み込まれていた。修行のために弁髪にしており、ゲーム内の各所でその髪型に対する反応がある。
艦長(*)
トリニティに対抗するネルソンの戦艦ビクトリア号の女性艦長。48 歳。リュートの父親の過去を知る人物。本名ハミルトン。
ジョーカー
キューブという謎の古代遺産を狙っている仮面を被った謎の人物。その正体はエンディングで明らかになる。
ローズ&タイム
辺境リージョン、ボロで健気に生活する姉弟。姉は 14 歳、弟は 11 歳。ゲンとは知り合い。T260G を発掘したのはタイム。
ホーク
リージョンシップ・キグナスの機関長。49歳、男性。レッドの上司でもある。
ユリア
リージョンシップ・キグナスのウェイトレス。レッドの同僚でガールフレンド的存在。実はレッドへの好意度が密かに設定されており、レッドの行動によって変化。エンディングに影響する予定だったが、製品版にはない。
ジーナ
ファシナトゥールの町のお針子の少女。アセルスと運命的な出会いを果たす。
中島正太郎
シュライクにある町工場「中島製作所」の社長。男性。T260Gに助けられたお礼に、ボディを変更してくれる。
ノーマッド
リージョン間強盗団の団長。女性。レッド編でキグナスを襲撃し、その後タンザーに飲み込まれ、フェイオンと対立している。クーン編では行動によって生死が分かれる。
カバレロ
リージョン「スクラップ」の工場を支配する悪徳商人。男性。辺境リージョン「ボロ」の利益を独占しようと企む。自分の工場の一室にベッドを用意してメイレンに迫っていたりと好色家でもある。
ディスペアの所長
男性。監獄リージョン「ディスペア」の所長であり、同時に刑期百万年の囚人。そしてリージョン「ディスペア」は彼のために作られたという謎多き男。実現不可能とされる脱走ゲームをたびたび開催して見物するのを道楽とする。
ナシーラ
女性。シュライクにある「生命科学研究所」の所長。所属の研究員すら人体実験の対象にし、モンスターに改造してしまう程のマッドサイエンティスト。ゲーム中はボスキャラを召喚するだけの役割だが、開発当初はアセルス編に彼女関連のイベントが入る予定であった。

妖魔[編集]

仲間になる妖魔はいずれも固有装備として「妖魔の鎧」を装備している。このため、固有装備部位の違うヌサカーンとメサルティムを除き装備の自由度が低い。

オルロワージュ
上級妖魔にして妖魔のリージョン、ファシナトゥールの針の城の主。男性。魅惑の君と呼ばれ、あらゆる者を魅了する力を有する。99 人の寵姫(チョウキ)が城に眠っている。
自分の乗っていた馬車がアセルスを轢き殺してしまった際、戯れで血を与えて蘇生させた。このためアセルスとは親子に近い関係と感情を持っている。これは妖魔としてはかなり珍しいケースである。
ゾズマ(*)
オルロワージュの元側近で、彼に次ぐ力を持つ。男性。上級妖魔としては珍しい性格を持ち、世界を放浪している。バトルキャラクターの中では唯一、邪術を使用できる。エミリア編ではトリニティ・ラムダ基地に潜入しており、アセルスが仲間にいると仲間に加わってくれる。
イルドゥン(*)
黒き翼、宵闇の覇者の異名を持つオルロワージュの側近の上級妖魔。男性。目覚めたばかりのアセルスの教育係となり、彼女には厳しい態度を採るが、基本的には味方である。
セアト
オルロワージュの側近の上級妖魔。男性。イルドゥンを敵視している。オルロワージュの命を受け、城から逃げ出したアセルスへ部下を刺客として差し向ける。ラスタバンの力を吸収し、自らアセルスへの刺客となるも敗北し、その後「影騎士」となり襲いかかってくるが敗北して消滅する。
ラスタバン
オルロワージュの側近の上級妖魔。男性。イルドゥンとは深い友情を持つ。針の城の中では穏やかな性格で、アセルスにも優しく接するが、内心に野心を秘める。
零姫(*)
古式懐しい装いで、淑やかに振る舞う、オルロワージュの最初の寵姫。瑞々しい乙女。一度死んで転生する事で彼の束縛を絶った唯一の寵姫である。これは増え続けた寵姫を前にした零姫が彼の気を引こうとしてのもので、滑稽な一面も見せる。現在は針の城を離れ行方知れず。長い時を生きて来たため術や妖魔のことに詳しく、失われた系統である幻術の資質を持つ数少ない人物で、空術を操る麒麟とも親しい。
金獅子姫
オルロワージュ 44番目の寵姫で、女性でありながら勇猛な戦士である。白薔薇同様に、獅子→シシ→44から44番目と設定されたという。金獅子姫の剣は、剣のなかで最高級の攻撃力を有する。
白薔薇姫(*)
オルロワージュ 46番目の寵姫で、その中で第一の優しさを持つ。元は人間。アセルスの教育係に任命され、不安定な彼女の心の支えとなる。アセルス編では物語後半でアセルスを救うべく一人闇の迷宮に残ることになる。エミリア編ではアセルス共々トリニティ・ラムダ基地に捕われている。レッド編ではキグナス襲撃時に乗客として登場する。
ヴァジュイール
上級妖魔にしてムスペルニブルの主。男性。指輪の君と呼ばれ、指輪を求めるものに試練を課す。美しい連携を見せる事でのみ評価点を貰え、その際には花火を上げて称えてくれる。振る舞いは気さくだが、無礼な者には容赦せず、怒らせるとクーロンの地下にある自然洞窟に飛ばす。ファシナトゥール・時間妖魔のリージョンなど通常の手段では行く事が困難な場所に案内することもある。
ヌサカーン(*)
上級妖魔。クーロンの裏通りで医者をしている。男性。病院を訪ねた者の恐怖感を煽り、症状も聞かずに患者を診るが、腕は確かで、普通の医者の手に負えない病気にも詳しい。ブルー編・クーン編でしか仲間にならない。
他の妖魔と違い、固有装備が妖魔の白衣であることから、装備の自由度が高い。
時の君(*)
時術の資質を持つ時術を操る下級妖魔。男性。時術を乱用されることを虞れ、自ら作り出したリージョンで自身と共に封印している。時術の研究に専心した彼は、位の高い上級妖魔と同じ「君」の呼称が付き、妖魔たちから一目置かれている。妖魔は持って生まれた資質で格が決まるため、努力によって力を身につけた彼は妖魔社会では上級妖魔としては扱われておらず、設定上は「上級妖魔に匹敵する能力を持った下級妖魔」という例外的な位置付け[8]
オウミの領主の偽者
誰もいなくなった館に領主の名を騙って住んでいる妖魔。策士の指輪を持っており、クーンたちが持っているほかの指輪をも狙っている。
病魔モール
下級妖魔。取り付かれると重い病気に冒されてしまう。性格は陰湿で、取り付いた相手を殺すまで決して諦めない。
フルド
下級妖魔で、マジックキングダムに巨大な工房を構える。石化能力で石像の製作をしている。元はアセルス編のストーリーに登場する予定のキャラクターの一人だった。
ゴサルス
下級妖魔。ファシナトゥールの工房で高い才能と技術を活かしたアイテムを製作している。妖魔の価値観にそぐわない努力家であることが災いし、オルロワージュには認められていない。非常に強力な性能を持つアイテムを販売してくれるが、その代償として主人公の最大LPを減少させられる。
メサルティム(*)
下級妖魔、水妖。女性。オウミの領主に助けられ、恩を感じつつも人間とは相容れないと思っている。上級妖魔(ヌサカーン・時の君)が仲間にいると友好的に振る舞う。ただし、サイレンスがパーティにいる場合、その無口さを怒っていると思い違いをして仲間に加わらず、そのまま去ってしまう[9]
他の妖魔と違い、固有装備がメロウリングであることから、装備の自由度が高い。また印術の資質を持つ数少ないキャラクターでもある。
裏解体真書の巻末のイラストレーションの小林智美のコメントによると、当初は男として描いていたとのこと。
ダエモン先生
下級妖魔でありカバレロ一味に所属。ボロにてタイムを誘拐し、クレーターの地下にある採掘坑に立てこもった。
ゴブリン
下級妖魔。ブラッククロスやジョーカーに雇われており、シンロウの仮面武闘会の裏を知った主人公たちを抹殺するために立ち塞がる。
ディーヴァ
下級妖魔。エミリア編のラストボス。下級妖魔である関係上、上級妖魔がいるか否かで難易度が大きく変わる。
ファシナトゥールの焼却炉にいる。アセルス編で訪れた時に名乗られるだけで、それ以上ははっきりしない。裏解体真書の設定資料では、オルロワージュの8番目の寵姫であり、彼ばかりでなく周囲からも忘れられた存在であると書かれている。

モンスター[編集]

済王(*)
5 世紀後半に絶頂を迎えた古代シュライク王朝の王。男性。指輪を求めて近隣リージョンにも遠征したらしい。現在はロードスケルトンとなっており、済王の古墳に指輪と共に埋葬されている。そのため、基本的には無性であるはずのモンスターにも関わらず性別の設定を持っている。固有技として「草薙の剣」とレッド編以外では吸収できない「ミニオンストライク」を持つ。
なお、「倭の五王」には、というがいる。
スライム(*)
タンザー内部のスライムプールと呼ばれる場所で生活しているスライム。なぜかその場に居合わせた主人公に付いていく。
サンダー(*)
ヨークランドに住む、リュートを兄貴と慕うオーガ族のモンスター。性別の区別は存在しない。暴れん坊だが、リュートには頭が上がらない。リュートがヨークランドを旅立ってからは、寂しそうにしている。
麒麟(*)
モンスターでありながら、空間を操る術「空術」を極めている。ただし術を自由に着脱することはできず、一度モンスター能力で上書きすると覚えなおすことは出来ない。麒麟の空間と呼ばれる不思議な空間に住んでいる。恵まれない子供たちを引き取って育てている。
朱雀(*)
全身が炎に包まれている伝説上のモンスター。ムスペルニブルには、山頂で襲い掛かってくる好戦的なものと、洞窟で封印され氷漬けにされているものの2匹がおり、後者は朱雀の山の始点で妖魔系(女)と戦闘し、霜の巨人と戦う手順を踏めば仲間にする事が出来る。
赤カブ(*)
その名の通り赤カブ姿(マンドレイク)のモンスター。闇の迷宮にただ一体たたずんでいる。
タンザー
混沌をさまよう巨大生物で、リージョンシップを飲み込んでしまう事もある。体内は広大で、モンスターや飲み込まれた人間達が生活している。
タコおじさん
リージョン「ボロ」に住むタコの技術者。T260のボディを現在の形に組み立て、名前に「G」を付けた。8本の足を用いた複雑な作業が可能であり、その技術力は天才科学者レオナルドも驚く程である。
マーグメルの長老
崩壊寸前のリージョン「マーグメル」に住むモンスターであるラモックスの一族の中の長老。礼儀などにはうるさいようである。たった一個の指輪に念じる事で、マーグメルの崩壊を何とか食い止めてきた。しかし指輪一個の力では限界があることを悟り、クーンに他の指輪を集めるよう依頼する。

メカ[編集]

BJ&K(*)
リージョンシップ・キグナスの医務係を勤めるメカ。正式名称は Black Jack & Dr.K。レッドの秘密に気づいてしまい、喋ったら壊すと脅迫されてレッドについていく事に。医療メカだけあり仲間を回復する技能に長けており、圧縮レーザー砲など最低限の攻撃手段も備える。
ナカジマ零式(*)
シュライクの「中島製作所」で開発された新型飛行メカ。とあるアクシデントにより妙な喋り方をするようになってしまう。素早さを活かした攻撃が得意。リージョン界で禁止されている搭乗メカの技術が応用されている。
pzkwV(*)
正式名称 Panzer Kampf Wagen V、読みは「パンツァー・カンプフ・ワーゲン V」(ドイツ語でV型装甲戦闘車両を指す)。クーロンで裏武器屋を商っているメカ。レオナルドを先生と崇めており、重火器攻撃に長けている。
特殊工作車(*)
「中島製作所」で開発されたメカ。メカがパーティーにいれば仲間になってくれる。メカの修理がメインだが攻撃から回復までこなせるオールラウンダー。
固有プログラムとして「集中射撃」と「範囲射撃」を持つ。
RB3
正式名称 Region Baster type3。はるか昔に起こった巨大戦争で造られた超巨大戦艦。自ら成長拡大を繰り返し、進路上の敵リージョンを破壊しながら目標へ侵攻するようセットされている。敵とは現在のトリニティであり目標は HQ である。当時のトリニティ陣営の中枢があった HQ が RB3 側の陣営によるウイルス攻撃で機能停止したため、目標が陥落したと見做し停止していたが、作中で HQ が再起動したために RB3 も再起動した。現在ではほとんどのリージョンがトリニティに加盟しているため、それら全てが破壊対象となる。
ヴァルカン
カバレロファクトリー所属の暴れん坊メカ。ヘルメスタイプ。ボロの闘技場に乱入して暴れまわる。後に改良型であるヴァルカン改も登場。

ヒーロー[編集]

アルカール
瀕死のレッドを救い、アルカイザーへの変身能力を与えた謎のヒーロー。ヒーロー達の住むリージョン・サントアリオ出身。その正体はレッド編のエンディングで明らかになる。

リージョン[編集]

混沌に浮かぶ、都市単位規模の領域。混沌を宇宙空間に例えるならば、リージョンは惑星という位置づけに近いが、現実の惑星1つとくらべれば小規模である。ロマンシング サ・ガなどで言う一国・一都市単位程度の大きさになっていることが多い。基本的にリージョンの歴史に関しては多くが明かされていないが、大きな力を持った者はリージョンそのものを作ることもできる。

基本的には、発着場で行き先を指定し、リージョンシップで目的地に向かう。ブルーのみ、「ゲート」の術を使う事でリージョン選択画面が表示され、行った事のあるリージョンを直接選択して移動する事が出来る。しかし選択できない(ブルー編のシナリオ上、行く機会が無い)リージョンが多い。それは本来は主人公がリージョンシップを操縦でき、どの主人公でもリージョン選択画面が表示されるシステムとなる予定だった為である。

マンハッタン
この世界を統治する組織「トリニティ」の、一大商業地域。アクセサリー店では有用なアクセサリーが売られている。
タルタロス
トリニティが所有する一大工業施設のあるリージョン。
トリニティ・ラムダ基地
トリニティ施政官のいる軍事施設リージョン。
HQ
T260G の任務に重要な役割を果たすトリニティ側の基地があるリージョン。
IRPO
この世界の警察組織のリージョン。組織の本部がある。
ディスペア
脱獄不可能といわれている巨大な監獄で構成されたリージョン。
クーロン
ネオン街の表通りと治安の悪い裏通りに分かれた市街地のあるリージョン。武器・防具・消耗品など大抵のアイテムが揃うリージョンでもある。
ボロ
多くの屑鉄が発掘できる、クレーターの多いリージョン。
スクラップ
他との交流は少ないものの、鉄工業が発達しているリージョン。ガラクタの中からアイテムを漁らせ、レアアイテムを買い取る「ジャンク屋」が存在する。
シュライク
現代日本の様な町並みと古くからの古墳が隣り合わせになっている市街地のリージョン。なお、シュライクとは「モズ(鳥)」の英語読みであり、大阪府堺市百舌鳥(もず)地区をモデルとしている。中島製作所で一部のアイテムの購入・売却(刀剣のみ)が可能。
ネルソン
トリニティの支配に入ろうとせず独立を掲げるリージョン。金を一定の相場で売る店があったり、一部の防具を取り扱っていたりする。
オウミ
水の都があるリージョン。シーフード目当てに多くの観光客が訪れる。
ヨークランド
トリニティに献上されるほどの酒が名物の村があるのどかなリージョン。
シンロウ
熱帯のジャングルに王国の宮殿や遺跡があるリージョン。
マジックキングダム
魔法科学が発展した、術士たちの住むリージョン。地下には地獄が広がる。魔術を購入でき、一部の魔法的なアイテムも購入できる(ただしブルー編除く)。ここに向かおうとするとルージュは離脱する事になる。
ドゥヴァン
様々な種類の占い屋が所狭しと集まっているリージョン。印術・秘術を購入でき、それらの資質にまつわるアイテムを入手可能。また、麒麟の空間へ向かう場所でもある。
ルミナス
光や影に関する術を扱っているリージョン。陽術・陰術を購入できる。
オーンブル
人も風景も、すべてが影だけで構成されている特殊なリージョン。店も一応あり、一部のアイテムを購入できる。
バカラ
地上 200 階にもおよぶ巨大カジノホテルが建つ街のあるリージョン。
ワカツ
独自の剣術を扱う剣豪たちがいたものの、現在は廃墟になっている中世の日本を思わせるリージョン。
日本庭園を思わせる、和風の建物や風景が広がるリージョン。心術を購入できる。また土産物屋で一部のアクセサリーや防具を購入可能。
マーグメル
住民のほとんどがモンスターのラモックスで構成される、滅亡寸前のリージョン。かつては豊かな緑を湛える美しいリージョンだった。
麒麟の空間
空術の使い手、麒麟が作ったリージョンで、巨大なお菓子が地形を作っている。麒麟の集めた孤児達が住む。
時間妖魔のリージョン
時術の使い手、時の君が住む特殊なリージョン。中央の砂時計で時間が管理されている。
ムスペルニブル
妖魔の君の一人・ヴァジュイールが統治するリージョン。雪山が並ぶ一方で空は燃えている。
ファシナトゥール
妖魔の君の一人・オルロワージュが統治するリージョン。針の城が聳え立つ。妖術を購入可能。また、ゴサルスの店で(メカ以外は)主人公のLPを代償にして強力なアイテムを購入できる。
ブラッククロス本部
悪の組織ブラッククロスの本拠地である基地リージョン。
最終兵器
T260G の任務と重要な関わりを有する、武装された超巨大要塞・RB3。

上記のリージョン以外にも、サントアリオなど設定上のみ名前が登場するリージョンが存在する。

スタッフ[編集]

関連項目[編集]

他のゲームとの関連[編集]

ファイナルファンタジータクティクス
同梱のディスクに本作の体験版が収録されている(廉価版以前のヴァージョンのみ)。クーン編・T260G 編の序盤、スクラップにおけるカバレロ一家との戦いを収録。なお、この際 T260G が製品版では装備しない電磁ハンマーを装備しているなど、若干製品版との差異がある。この体験版の解析データを公表することを咎めた河津ディレクターのメッセージが、製品版のディスクにテキストファイルとして入っている。
チョコボの不思議なダンジョン
同梱された「不思議なデータディスク」に本作のセーブデータが収録されている。このセーブデータでは、各主人公や仲間になるキャラクターが最初から最強に近い能力になっている。ただし、キャラクターのデータが一部混同されていたり、場合によってはゲームの進行が不可能になるなど、いくつかの不具合がある。
上記と同様のデータが、後にデジキューブから発行された PS 用 CD-ROM 付き書籍『スクウェア メモリーカード データコレクション』(ISBN 4-925075-77-2、2000年11月)にも収録された。

関連商品[編集]

音楽[編集]

「サガフロンティア オリジナルサウンドトラック」
ゲーム中ある場所にサウンドテストが存在するが、それとサウンドトラックは曲名と一部収録曲が異なる。サウンドトラック DISC3 の 1 曲目をタイムカウンターがマイナスになるまで巻き戻してから再生することでボーナストラックが聴ける。

書籍[編集]

小説版[編集]

上記の『裏解体真書』に小説「8 人目の主人公になりそこねた男 CRAZY FUSE」(ベニー松山)を収録。本編 7 シナリオにアレンジを加えてまとめつつ、笑いの要素が加えられている。また、この『裏解体真書』には企画として別の短編も収録されている。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ ゲームボーイ版は日本国外では『The Final Fantasy Legend』シリーズであり、ロマンシング サ・ガシリーズはPS2の『ミンストレルソング』以外発売されていない。
  2. ^ 本作には、異性のみをターゲットにした魅了攻撃や、特定の性別を持たないものに追加効果を持つ攻撃がある。
  3. ^ このため、「ゲート」のみ持つ仲間時のルージュは、リージョン移動を使うことはできない。
  4. ^ 混乱・魅了された味方の攻撃で同士討ちが行われた場合、見切りに対応したものならば、見切りが作動するようになっている。
  5. ^ 前作では「敵の行動と味方の行動がデータ内部では全くの別物として扱われていた」ため、敵の行動に対応した見切りでは味方の行動に対応出来なかったのだが、本作では敵も味方も行動が同じデータなので、味方の攻撃を見切ることが可能になっている。
  6. ^ 他の種族とは異なり、一時的に「封印」することができないため、他のモンスター能力で上書きすると、そのまま消えてしまう。また、再習得もできない。
  7. ^ ピンクタイガー:体術を閃く確率が上昇、マジカルバニー:術の習得確率上昇、ソードダンサー:剣技を閃く確率が上昇、リーサルコマンドー:銃技の習得確率上昇。
  8. ^ 『サガフロンティア 裏解体真書』P232より。
  9. ^ アセルスがパーティにいる場合を除く。

外部リンク[編集]