ロマンシング サ・ガ3

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サガシリーズ > ロマンシング サ・ガ3
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ロマンシング サ・ガ3』 (Romancing Sa・Ga3) は1995年11月11日スクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたスーパーファミコンコンピュータRPG。出荷本数約130万本(エンターブレイン調べ実売67万本)。「ロマサガ3」、「ロマスリ」などの略称がある。サガシリーズ全体では6作目にあたる。

ロマンシング サ・ガ3
ジャンル コンピュータRPG
対応機種 スーパーファミコン
開発元 スクウェア
発売元 スクウェア
人数 1人
メディア ロムカセット
発売日 1995年11月11日
価格 11,400円
売上本数 130万本
  

目次

[編集] 概要

サガシリーズの中の「ロマンシング サ・ガ」シリーズ第3作。本作はSFC時代の後期に作られた事もあり、緻密に描き込まれたグラフィックや、キャラクターの繰り出す技・術法などのアニメーションによって、SFC史上でも最高峰に位置する演出が可能となった(特に新要素であるキャラクター複数が同時に行う「陣形技」等に見られる)。

SFCがハードとしての晩年を迎えており、やや慌ただしく発売された事情もあって、開発段階で没になった要素も多い(ちなみに、スクウェアは翌年2月にプレイステーション参入を表明した)。当時のスーパーファミコンソフトの高額なロイヤリティと分納出荷ルールによって、大幅な値崩れを生み出してしまった作品でもある。

前作よりやや易しくなったゲームバランスと自由度も含め、総合的に見て高い完成度を誇る作品と称される。やりこみの要素が多く、練磨の書というやりこみをファン向けに流布した攻略本も話題になった。現在、この攻略本の入手は極めて困難である。

[編集] 主な制作スタッフ

  • 河津秋敏 - 制作総指揮、ゲームデザイン、シナリオ
  • 伊藤賢治 - 音楽
  • 小林智美 - キャラクターデザイン
  • 小泉今日治 - バトルデザイン
  • 篠宮淳一 - マップディレクター
  • 高井浩 - バトルエフェクトデザイン
  • 穴澤友樹 - メインプログラム
  • 渋谷員子 - キャラクターグラフィック(メインキャラクター)
  • 岡宮道生 - プロデューサー

注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] システム

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[編集] フリーシナリオ

フリーシナリオシステムを引き続き採用。主人公選択は8人の男女の中から好きなキャラを選択。但しどの主人公でもオープニングの発生イベントはある程度共通。エンディングは主人公ごとに複数のパターンが用意されている。

移動はシリーズおなじみのマップを選択して移動する方式。一度行ったことのある場所には原則的に無条件に入れるが、今作ではほぼ全ての地域を最初から地図で選択可能(場合によっては世界地図自体が広がる)。

[編集] 戦闘システム

性別
前作に引き続き男性、女性、性別不明がいる。戦闘時の特定の攻撃(異性を対象とする魅了)や、一部の装備品を身に着けた際に影響することがある(一部のパラメータが低下)。ただし性別によるパラメータの傾向の違いは顕著では無い。
宿星
各キャラに設定されている星。主人公選択時に設定でき、能力値に影響する。
  • 歳星・狩人の星 - 主に素早さが上昇する。
  • 熒惑・学者の星 - 主に魔力が上昇する。術使いに多い。
  • 鎮星・王者の星 - 主に魅力が上昇する。
  • 太白・武人の星 - 主に腕力、体力が上昇する。
  • 辰星・商人の星 - 主に器用さが上昇する。
武器
攻撃用の装備で、片手用・両手用がある(アイコンに緑色のリングが表示されている場合は両手用)。盾の効果や二刀流などの特典は両手用武器では発生しない。
各キャラには得意武器が設定されており、能力値と技の閃きやすさに影響する(素手での格闘である「体術」を含む)。主人公は選択時に変更が可能。得意武器が「なし」の場合は術を得意とする。
  • - 片手用。威力は標準的で技のバリエーションが豊富。
  • 大剣 - 両手用。高威力だが多数の敵を相手にするのには向かない。
  • - 片手用。高威力だが命中率に難がある。遠距離攻撃が多い。
  • 棍棒 - 片手用。低威力だが追加効果が豊富。補助に向く。
  • - 両手用。高威力で技のバリエーションも多い。
  • 小剣 - 片手用。低威力だが敵に回避されない。補助効果も多い。
  • - 両手用。低威力で命中率も低いが、全てが遠距離攻撃でありバリエーションも豊富。
  • 体術 - 片手(打撃)/両手(投げ)。武器の威力に依存せず、本人の成長にしたがって威力が大きく上がる。
  • なし - 主人公で選ぶと初期状態で各自決まった系統の術を所持し、魔力が大きく上がる。
防具
防御用の装備。最大4つまで装備でき(ただし固定装備は武器・防具欄を1つ埋める)、基本的に1種類1つしか装備できない。
  • - 特定の攻撃のダメージを一定確率で抑える。
  • ガーダー - 盾と似ており、回避率は低いが発動すれば攻撃自体を無効化できる。盾とガーダーは武器の装備欄に装備し、どちらか1つしか装備できない。
  • 身体 - 胴体用防具。物理防御重視の「重鎧」、打撃に強く軽い「軽鎧」、魔法防御重視の「ローブ」がある。
  • - 頭用防具。物理防御重視で暗闇を防ぐ「兜」、魔法防御重視の「帽子」がある。
  • - 腕用防具。やや物理防御重視で、主に腕力や器用さを補強する。
  • - 足用防具。やや魔法防御重視で、主に素早さを補強する。
  • 全身鎧 - 身体・頭・腕・足の防具がセットになったもの。部位が重複する他の防具とは併用できない。
  • - 鎧の下に着るため、全身鎧とも併用が可能。
  • 指輪 - アクセサリー。主に魔法防御や耐性重視で、装備欄の許す限りいくつでも装備できる。
全部で6系統存在し、各地の店で購入して習得。4系統が地術、2系統が天術に分類されており、覚えられるのはそれぞれの分類から1系統ずつのみ。相反する系統の術を覚えるとそれまでの系統を忘れてしまう。忘れたり封印した場合の再習得には、再購入が必要。
  • 玄武術 - 地系統。回復を行ったり時の流れを操ったりできる、水の力を使った術。
  • 朱鳥術 - 地系統。生命を司る、炎の力を使った術。
  • 白虎術 - 地系統。地震や重力を操れる、土の力を使った術。
  • 蒼龍術 - 地系統。広範囲の攻撃を得意とする、風の力を使った術。
  • 太陽術 - 天系統。攻撃と補助にバランスの良い、陽光の力を使った術。
  • 月術 - 天系統。補助に特化した、影や月光の力を使った術。
  • 特殊 - 一部のキャラクターのみが使用することの出来る術。WPを使用し、技能レベルは体術と共用する。
パラメータ
特に説明のないパラメータに関しては成長しない
  • HP - 耐久力。0になると気絶し、LPが1減る。戦闘終了後に成長し、ダメージを受けた分は全回復する。
  • LP - 生命力。通常はHP0(気絶)・気絶中に攻撃を受けるとそれぞれ1減るが、LP自体にダメージを与える特殊な攻撃もある。0になると死亡してパーティから離脱(主人公だとゲームオーバー)。LPは宿に泊まることで全回復できるが、死亡した仲間の復活方法は原則的にアビスゲートを閉じるのみ
  • WP - 技力。技の使用で消費する。武器や体術を使うと成長する。
  • JP - 術力。術(一般的なRPGの魔法に相当)の使用で消費する。使うと成長する。WPとJPは、武器や術のスキルレベルが高いほどより多く成長する。
  • 腕力 - 武器(小剣・弓以外)の威力に関わる。
  • 器用さ - 小剣・弓の威力に関わる。
  • 素早さ - 行動順、回避率、体術の威力に関わる。防具に設定されている重量によって下がる。
  • 体力 - 再生状態でのHP回復量、毒のダメージ、状態異常の自然回復力に関わる。
  • 魔力 - 術の威力に関わる。
  • 意志力 - 状態異常攻撃の成功率、敵からの状態異常(誘惑以外)の回避率に関わる。
  • 魅力 - 誘惑攻撃の成功率、敵からの誘惑の回避率に関わる。
  • 防御 - 装備した防具性能の合計。受けるダメージを軽減。対応する属性によって物理防御と魔法防御がある。特定の属性防御力に補正がある防具もある。
  • スキルレベル - 技・術の熟練度。戦闘中に使用した系統が成長する。高いほど効果が上昇する。ほとんどの能力値が成長しないため、このスキルレベルを上げることで強化をしていく。

[編集] 変更点

前作の戦闘システムの基本がほぼそのまま踏襲されているが、変更点もある。

エンカウント
ダッシュ時は敵シンボルが影になるため視認は困難だが、視界は狭くならない(戦闘に突入した時のペナルティは同じ)。
エンカウントしても、誰でも退却できる(前作は皇帝キャラのみ)。今作では退却しても敵ランクが強化されない。
編成
パーティーメンバーは最高6人、戦闘参加は5人まで。パーティが2名以上だと1人だけ控えとして戦闘に参加させない事が可能。主人公を控えにしていると、戦闘がコマンダーバトル(後述)になる。
陣形
メニュー画面で変更可能(コマンダーバトルなら戦闘中でも変更可能)。主人公の配置も変えられる。
陣形変更した時点での仲間次第で、新たな陣形を獲得する。前作では5人でなければ陣形が組めなかったが、本作では人数に応じて陣形が用意されている。
技と見切り
戦闘中にランダムで閃いて習得する。習得直後は閃いたキャラしか使えないが、使い続けて「極意」を会得すると、他のキャラも使用可能。
見切りは、今作以降は同様の性質を持つ攻撃全般を回避できる(例えば地震攻撃見切りなら地震を起こす攻撃全てに有効)。ただし行動不能状態では回避できない。今作に限り、味方からの攻撃は見切りで回避できない。
達人
WPまたはJPのどちらかが、もう片方の数値を大きく上回っていると王冠マークが付き、王冠の付いた側の技・術の消費ポイントが1減る(例外有り)。WPの場合は技を閃きやすくもなる。
特効
敵モンスターには不死者や飛行など、特殊な性質を持つ者がおり、特定の技や術で攻撃すると防御力を無視したダメージを与えたり、即死させたりできる。
ステータス異常
本作には戦闘後も継続するようなステータス異常が存在しないため、石化を含む全ての異常は戦闘後に回復する。ただし、LPが0になったキャラクターは戦闘後にパーティーから離脱する。

[編集] コマンダーバトル

主人公を控えにしている場合、控えにしている主人公(コマンダー)が大まかな戦法を指示、それに従って他のメンバーが独自に行動するコマンダーバトルが発生する。戦闘中のメンバーが倒されるとコマンダーも死亡(敵の場合も同様)。なお、コマンダーバトル時は毎ターンHPが自動で少量回復する。

コマンダーバトルでは、複数のメンバーが参加するコンビネーションによる陣形技合成術が使用できる。各陣形には基本技が設定されている他、通常の技と同様に閃くことでより強力なものを習得できる。複数の陣形で使用可能な技は、一度閃けばそれら全ての陣形で使用可能。

それぞれの陣形技・合成術には、必要な「武器・術の系統」が設定されており、使用には条件を満たすメンバーが特定のポジションにいる必要がある。合成術は、キャラクターが習得している術系統によって発動する術が違う「スペルフュージョン」、ダンジョンから奥義書の入手が必要な「上位の合成術」に大別される。

発動にはターンごとに蓄積されるWP(各キャラのそれとは別のもの)を消費する。

[編集] ミニゲームなど

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マスコンバット
数千人の軍団同士でリアルタイムで戦う。特定のイベントで発生したり、施政イベント(後述)で行う。
自軍と敵軍が左右に陣取り、様々な戦術を使用しながら互いに画面端の敵陣を突破することが目的。
勝利したり、施政イベント(後述)で新たな陣形や作戦を編み出す。
画面の下にはモラル(士気)のゲージがあり、高いほど有利。
どちらかの軍の兵士が全て画面から消滅した時点で戦闘が終了し、生き残り数で勝敗が決定する。
トレード
会社を設立し、他社に買収を仕掛けて自分の会社を大きくする。各地の町にいるエージェントを介して行われ、互いに資金を積み立てて取引をする。自社資金以外にも、取引中に編み出す物件同士の共同出資「グループ技」や、取引終了後に覚える各種小技「かけひき技」を駆使できる。
億単位の資金を扱うことになるが、会社の資金は本編に流用できない。
施政イベント
ミカエルが主人公の時のみ、ロアーヌ国の施政を行う。様々な方法で産業・社会・軍事を発展させ、国威を高めることが目的。マスコンバットに関連した要素の強化や、武器防具開発なども可能。マスコンバットのイベントが発生する場合もある。

[編集] あらすじ

[編集] この世界の特徴

300年に一度、死の星が太陽を覆い隠す。死星による「死食」が起こる時、その年に生まれたあらゆる生命が全て死に絶える。

ところが600年前の死食で人間の赤ん坊一人だけが生き残った。人々は死食を跳ね返した神の子としてその赤ん坊を祝福したが、その子は死に魅入られて死の定めを負い、やがて魔王として世界に君臨し、人々を圧政で苦しめた。そのうえ「アビス」と呼ばれる地に住む四魔貴族をも支配した。

その後魔王は消息不明となり、四魔貴族が新たな支配者となった。魔王のような野心はなかったが、強大な力を持つ彼らの気まぐれに多くの人々が苦しめられた。

それから300年後。次の死食でも一人の赤ん坊が生き残る。魔王の再出現を恐れた人々は赤ん坊を殺そうとしたが、その子は死の誘惑に耐えて死の定めを退け、生き延び成長して多くの仲間に支えられ、四魔貴族をアビスに追い返し、アビスとの出入り口「アビスゲート」を封印、世界を復興して聖王と呼ばれた。

そして更に300年後。かつて聖王が作った秩序が崩れ、再び動乱の世になろうとしていたその時、やはり死食は起きた。人も魔物も新たな「宿命の子」の出現を見守っている。魔王か、聖王か、そのどちらでもないのか。

最後の死食から15年後に物語は始まる。

[編集] オープニング

東方の小国、ロアーヌ侯国。位を継いで間も無いロアーヌ侯・ミカエルがモンスター討伐に遠征した隙をついて、反乱の計画が進行していた。ある夜、それを偶然知ったミカエルの妹・モニカは、護衛のカタリナに影武者の用意を頼み、みずから早馬で兄のもとに向かった。だが、その途中激しい雷雨に見舞われ、さらに馬が力尽き、動けなくなってしまった。

侯国にある開拓村、シノンの酒場にモニカが現れたのは、それから間もなくのことだった。事情を知ったユリアン達は、酒場にいた流れ者の男、ハリードの力を借り、護衛として彼女をミカエルのもとへ送り届けることになった。

ミカエルは反乱を既に察知し、鎮圧の策略を巡らせていた。予想外の妹の来訪に驚きながらも、また新たな策略をめぐらせて行く。

世間では、15年前の死食でアビスゲートの封印が解かれ、再び四魔貴族が活動を始めたとも囁かれていた。主人公達8人は、それぞれの事情を抱えながらも、戦乱の渦中に巻き込まれて行く。

[編集] ロマンシング サ・ガ3の登場人物

[編集] 8人の主人公たち

プレーヤーは、8人の中のいずれかから主人公を選択することになる。主人公として選んだキャラクターは名前・宿星・得意技能を自由に設定可能。カッコ内の「HC」についてはこの世界の暦である(詳しくは後述)。

ユリアン・ノール
肩書:シノンの開拓民 年齢:20歳(HC295生) 性別:男性 宿星:歳星 血液型:O型
シノンの開拓民。正義感が強く、行動力に富む。幼馴染であるエレンに好意を持っている。猪突気味の傾向があり、考えるより先に体が動くタイプ。その姿勢がハリードに認められ、モニカもユリアンに好意を抱く。この2名の推薦でプリンセスガードの誘いを受ける。意志力が高いがそれ以外は平均的。ゲーム中では語られないが、父親を尊敬しており、15年前の死食で妹を失っている。
トーマス・ベント
肩書:シノンの開拓民 年齢:22歳(HC293生) 性別:男性 宿星:辰星 血液型:AB型
シノンの開拓民。愛称はトム。若者達のリーダー的存在で、シノン一の豪農ベント家の家訓「戦闘から料理まで何でもこなせ」に従い、様々な事を器用にこなす。ピドナの本家はクラウディウス家ゆかりのメッサーナの名族で、現当主は彼の祖父の弟。彼自身も会社経営の才能があり、トーマスが主人公か仲間にいれば「トレード」に参加可能で、トレードの物件にも彼の家にまつわる物件がある。
ミカエル・アウスバッハ・フォン・ロアーヌ
肩書:ロアーヌ侯爵 年齢:27歳(HC288生) 性別:男性 宿星:鎮星 血液型:A型
ロアーヌの若き侯爵。容姿端麗。軍隊の指揮能力に優れ、領民の評価も高い。ゴドウィンの反乱はそれ自体が彼によって仕組まれたものである。領主という事で倉庫には多くの武具が備蓄されているが、外出するには影武者を城内に置く必要がある。また彼が主人公であれば戦争のミニゲーム「マスコンバット」の全貌や「施政イベント」を体験できる。
ハリード / エル・ヌール
肩書:流浪の王族 年齢:33歳(HC282生) 性別:男性 宿星:太白 血液型:B型
トルネードの異名を持つ流浪の剣士。色黒で長髪を後ろに纏めている。その正体は神王教団に国を滅ぼされたゲッシア朝ナジュ王国の王族エル・ヌール。王国滅亡時にファティーマ姫と生き別れ、心の隅では未だに姫を探している。また初代国王アル・アワドの愛剣カムシーンに憧れ、自らの曲刀にもカムシーンと名付けるが、そのため曲刀しか装備できない武器枠が1つある。腕は立つが金にがめつく、王国を再建する為の資金集めをするため、報酬はキッチリもらう主義。
サラ・カーソン
肩書:シノンの開拓民 年齢:16歳(HC300生) 性別:女性 宿星:歳星 血液型:A型
シノンの開拓民。エレンの妹。姉とは正反対で消極的だが頭はよく、姉からの自立心も持っており、決心した時の行動力は周囲の人間を驚かす。トーマスを慕っている。
出身地・家柄は「ロアーヌ開拓民の娘(だが……?)」という設定で、カーソン家の娘として育てられた経緯も不明で、本当の年齢も15歳。というのも実は15年前の3回目の死食で生き残った宿命の子であるため、宿星も死星
エレン・カーソン
肩書:シノンの開拓民 年齢:20歳(HC295生) 性別:女性 宿星:太白 血液型:O型
シノンの開拓民。サラの姉。健康的な美人で、ユリアンをはじめ村中の男に言い寄られるが、本人は恋愛沙汰には全く興味が無い。男勝りで腕っ節の強さは村の腕相撲大会で優勝する程。ヤキモチ焼きでプライドが高く、隠してはいるものの時折表に現す。旅の目的はユリアンとサラが放って置けず、自分が面倒を見ようとする為であり、それ以外の理由は特に見当たらない。カーソン家はトレード物件によると小麦農家で、経営者は祖母。
モニカ・アウスバッハ
肩書:ロアーヌ侯爵の妹 年齢:19歳(HC296生) 性別:女性 宿星:熒惑 血液型:A型
ミカエルの妹。誰よりもミカエルを慕っている。おとなしい性格だが行動力があり、剣術や馬術を身につけている。兄と同じく美しい容姿で、ブロンドの髪と鮮やかなピンク色の服が特徴。物語冒頭でユリアンに助けられ、彼に好意を持つ。
カタリナ・ラウラン
肩書:ロアーヌ貴族 年齢:24歳(HC291生) 性別:女性 宿星:辰星 血液型:B型
モニカの侍女で護衛も務める剣士。貴族の家系の出身で責任感が強く、常に沈着冷静。その剣技と性格がミカエルの父フランツの目に留まり、15歳の頃より代々ロアーヌ侯の妻が持つ聖剣マスカレイドを預かりモニカの側に付き、その腕はミカエルから絶大な信頼を寄せられている。密かにミカエルに恋心を抱くが、それが災いしてマスカレイドを盗まれる。長かった髪を切ることでマスカレイドを取り戻す決意をして、旅に出る。原則的に使用は主人公としてのみ。

[編集] 主人公以外の仲間になる人物

旅先では、様々な仲間との出会いがプレイヤーを待ち受けている。それぞれ得意技能や初期の強さが異なり、仲間になる条件も多彩である。

タチアナ・ラザイエフ
肩書:放浪娘 年齢:14歳 性別:女性 宿星:鎮星
各地の街を放浪するクマのぬいぐるみを抱えた家出少女。出会う度にミルフィーユ、エクレア、ババロア、タルト、シャーベット、クレープ、キャンディー、スフレといった洋菓子を由来とした様々な偽名を名乗るが、実はメッサーナ王国の都市リブロフの大商人ラザイエフ家の末娘。主人公を見かけると追いかけてパーティに加入しようとするが、家出中に付きリブロフには寄ろうとしない。
詩人
肩書:聖王記読み 年齢:不明 性別:男性 宿星:辰星
聖王記を語り歩く吟遊詩人。新たな詩を見つけるためパーティに加入する。一旦仲間に入ると酒場での除名は困難。
ミューズ・クラウディア・クラウディウス
肩書:深窓の令嬢 年齢:22歳 性別:女性 宿星:熒惑
メッサーナ王国の首都ピドナの名家クラウディウス家の元令嬢。父クレメンスの暗殺後はピドナ旧市街に隠れ住む。その優しさから旧市街では女神扱いされている。夢のピドナ王宮にある銀の手を狙う神王教団の策略で薬を飲まされ、夢の中に囚われてしまう。病弱だったが夢魔に打ち勝ってからは健康になる。
シャール
肩書:元術戦士 年齢:30歳 性別:男性 宿星:鎮星
ミューズを守る忠実な男。クレメンスの元部下で優れた術戦士だったが、ピドナの実権がルートヴィッヒに移ってからは従わなかった。一般民衆から信頼が厚かったため処刑されず、代わりに利き腕の腱を切られた。利き腕が使えない為腕力と器用さが無いに等しいほど低いが、銀の手を装備すると元の力を取り戻し万能キャラになる(ただし他のキャラと違い二刀流はできない)。朱鳥術のエキスパートであるためか、地の術が朱鳥術以外覚えられないという制限がある。
ノーラ
肩書:職人 年齢:23歳 性別:女性 宿星:歳星
代々続く由緒ある鍛冶工房を継いだ鍛冶屋。しかし先代である父の仇を探すため、工房を出ようとしている。鍛冶屋だけあって武器の扱いが得意。彼女がパーティにいると工房の開発が早くなり、彼女自身を工房の開発担当にさせることも可能(ただし以後はパーティに加入できなくなる)。
少年
肩書:???? 年齢:不明(16-17歳[1]) 性別:男性 宿星:鎮星
様々な街で放浪している様子を見かける少年。黒い髪と瞳が特徴。自分に関わる者全てが死ぬため他人を拒絶しており、物語終盤でしか仲間にならない。
サラが主人公なら序盤から仲間になるが、実は15年前の死食で生き残った2人目の宿命の子(本当の年齢は15歳)。このため本来の宿星は死星である。生まれてすぐ腐海に捨てられ、ぞうの兄に拾われてラシュクータで育つ。成長したある日、腐海の廃墟のモンスターに攫われ、彼を助けたぞうの兄も眠り続けてしまう。宿命の子が今回2人居るのはサラと少年が双子だったためとも言われている[2]
ロビン
肩書:覆面の怪傑 年齢:22歳 性別:男性 宿星:辰星
ヤーマスに現れる謎の覆面男。ドフォーレ商会の悪事を懲らしめる正義の味方。能力が平均的に高く、得意な小剣は無条件に消費技ポイントが1少ない。名前の由来はバットマンの相棒のロビンから。
外見やキャラクターの背景のモデルは怪傑ゾロ。専用のテーマ曲も用意されている。
ロビン(偽者)
肩書:覆面の怪傑 年齢:42歳 性別:男性 宿星:熒惑
ヤーマスに現れるロビンの偽者。本物同様ドフォーレ商会の悪事を懲らしめる正義の味方で、主に本物のロビンが怪我などで人前に出られない時に現れる。一目で偽者と分かる体型だが、少なくともヤーマスの住民は彼が偽者である事に気付いていない。その見た目に反して素早い。
ウォード
肩書:北方人 年齢:37歳 性別:男性 宿星:太白
ユーステルムに住む、腕力と体力に優れる屈強な大男。ゲーム中ではユーステルムが初代ロアーヌ侯フェルディナンドと侯妃ヒルダの故郷であるとしか言及されていないが、ウォードも2人の血を引く子孫であるため、ミカエルやモニカとは遠い親戚にあたる。狩り場に巣食った魔物を退治する仲間を探している。
ポール
肩書:元盗賊 年齢:20歳 性別:男性 宿星:歳星
冒険家に憧れて旅立った青年だが、ある時野盗に襲われ、強引に野盗の手下にさせられて現在は盗賊に身を落としている。ただし性根までは腐っておらず、人身売買は嫌っていて、特に女性に対しては対応が異なる。故郷のキドラントでは恋人・ニーナが帰りを待っている。能力は平均的。
彼の名前の由来はアニメ『ポールのミラクル大作戦』に登場する主人公の名前から。
ハーマン / ブラック
肩書:元海賊 年齢:39歳 性別:男性 宿星:太白
グレートアーチに住む、白髪で義足の老人。かつては黒髪で外見も年相応で、南方を荒らし回る温海の海賊の首領ブラックだったが、9年前メッサーナ王国の海賊討伐を逃れるため西太洋に移り、そこで遭遇した四魔貴族の一人フォルネウスに船を沈められ、命は助かったが左足を喰われ、生気も吸われ現在の姿になった。バンガードを動かすイルカ像にかつて関わった事がある。彼を連れてフォルネウスを倒せば生気を取り戻して元の姿に戻る。
見た目どおり腕力・体力・LPが低く戦力としては厳しいが、ブラックになると能力値も本来のものになる。モデルは『白鯨』の主人公エイハブ。偽名の由来は著者のハーマン・メルヴィルから。
フルブライト23世
肩書:商人 年齢:23歳 性別:男性 宿星:鎮星
大商家フルブライト家の23代目当主にしてフルブライト商会会長。世界経済の掌握を考えている野心家。術法も心得ている。トーマスにトレードの話をもちかけてくる。
ツィー・リン(智鈴)
肩書:ムング族の娘 年齢:28歳 性別:女性 宿星:歳星
東の国の「ムング族の村」に住んでいる、族長の娘で弓の名手。村を取り仕切る立場ながら、西の世界へ興味がある。いつまでも子ども扱いをするバイメイニャンに我慢ならないらしい。
ヤン・ファン(楊芳)
肩書:将軍 年齢:34歳 性別:男性 宿星:歳星
東の国で衛将軍を務める人物。大将軍ヤン・ユーチュン(楊遇春)と共に「両楊」と称えられるほど作戦指揮に優れる有能な男だが、バイメイニャンには頭が上がらない。魔力と素早さに長ける。
バイメイニャン(白梅娘)
肩書:東の術士 年齢:不明 性別:女性 宿星:熒惑
ムング族の高名な術使い。既に100歳を超えているが、年齢を感じさせない元気さ。毒舌家で、会話に伏せ字が入ってしまうほど下品な事を平気で口にする。ツィーリンを「リンリン」、ヤンファンを「ファンファン」と子ども扱いする。
ボストン
肩書:ロブスター 年齢:不明 性別:不明 宿星:辰星
世界の最果てに住むロブスター族の戦士。「バンガードに乗ってみたい」とパーティーに申し出る。手がハサミであるため、パンチの代わりにハサミで格闘攻撃を行う。また外骨格が鎧代わりになっている。
妖精
肩書:妖精 年齢:不明 性別:不明(両性) 宿星:太白
ジャングルの木の上で生活する悪戯好きの妖精。しかし恩情には厚く、助けてくれた者には協力を惜しまない。世界を巡業する見世物小屋に捕まっている。よくある妖精のイメージと違うのは、主に腕力が高く魔力が低い点。空を飛んでいるため、同様のモンスターと同じく地震に強いが対空攻撃に弱い。
ぞう
肩書:ラシュクータ族[3] 年齢:不明 性別:男性 宿星:太白
ラシュクータに住む異形の種族。意識不明になった兄の介護をしていたが、兄を目覚めさせると仲間になる。鼻で盾を扱えるため、「両手武器/二刀流/術」と「盾/ガーダー」を併用可能。能力値ではLPが非常に高い。
ゆきだるま
肩書:雪だるま 年齢:不明 性別:不明 宿星:辰星
オーロラに隠れた雪の町の住人。仲間になる雪だるまは「〜なのだ」「〜のだ」口調という特徴がある。300年前に聖王と一緒に氷の剣を取りに行ったことがあり、同じく氷の剣を取る主人公に協力する。見た目通り雪で出来ているため、雪の町と氷銀河から出られない。永久氷晶を身に付けさせると外界に連れて行ける。
火術要塞での魔炎長アウナスとの戦いで彼以外の仲間が戦闘不能になると、永久氷晶を外してアウナスを倒す。しかし自身も融けてしまい二度と仲間にならなくなる。攻略本の記事には「さよならなのだ」と煽りが付いているがゲーム中ではこのイベントに台詞はない。
ウンディーネ
肩書:水術士 年齢:34歳 性別:女性 宿星:辰星
モウゼスの町の北半分を支配する天才的な玄武術士。男好きで、優男を集めて周りに置いている。南の朱鳥術士ボルカノと争う。術が特に得意であり、消費量が1少ない。
ティベリウス
肩書:神王教団長 年齢:47歳 性別:男性 宿星:熒惑
14年前に作られた神王教団の教祖。神王を信じる者には寛大だが、教団に害をなす者には容赦しない。10年前、ゲッシア朝ナジュ王国からの弾圧に抵抗し、ハマール湖の戦いに勝利して、7年前にはゲッシア朝を滅ぼした。ただし自分や身内に甘いような事は無く、幹部マクシムスが教団を悪用した事を知ると裁きを与えようとした上、神王を愚弄されると激しい怒りをあらわにする。
レオニード
肩書:ヴァンパイア伯爵 年齢:不明 性別:男性 宿星:鎮星
数百年の時を生きる吸血鬼。若い女性の血を好み、伯爵の爵位を持つ。ミカエルとは旧知の仲であり、600年前の魔王や300年前の聖王とも面識があるという。吸血鬼なので不死モンスターと同じくHP回復がほとんど出来ず、仲間を「吸血」したり等が必要。倒されると一時的に灰になるが決してLP切れで死ぬ事は無い。城の奥には聖王の血を受けたという聖杯があり、たどり着き手に入れた者に従う。

[編集] その他の人物

物語に関わってくる人物たち。

ヨハンネス&アンナ
死食の研究をしている。親は死食の再来を流布した咎で十数年前に処刑されている。兄のヨハンネスは天体観測を生業にしているため、昼間は寝ている彼に代わって妹のアンナが応対する。
教授
ツヴァイクの西にある森に住む、歌って踊れる自称天才教授。初登場時は本当に歌って踊りだし、歌詞まで登場する。年齢は自称20代だが「3…」と言いかけ訂正した事から恐らく30代。彼女の発明品やペット達は、しばしば主人公達を騒動に巻き込む。この施設はトレードにも物件として登場し、彼女にちなんだかけひき技「教授のダンス」もある。モデルはグラフィックデザイナーの渋谷員子氏。
ツヴァイク公
北の大国ツヴァイク公国を治める。凄腕の領主と自称しているが一方の息子はバカ者と評判。ユリアンやモニカが主人公の時はこのツヴァイク公の息子とモニカの縁談が持ち上がる。
じごくの壁
ツヴァイクのトーナメントに出場しているツヴァイクのチーム。元ネタはFRONT MISSION
ミカエルの影武者。ミカエルの自室で呼ばれると天井から降り立つ。ミカエルのお忍び中は政務を代行するほか、ミカエルの施政下では情報収集を行わせてミカエルに報告している。
フランツ・アウスバッハ・フォン・ロアーヌ
故人。先代のロアーヌ侯。ミカエルとモニカの父。権力争いによる暗殺と言う最期を迎え、若くしてミカエルに玉座を譲る事となった。自らの意思を言葉ではなく行動で示す人物。
ラドム将軍
ロアーヌの将軍。曲がったことが嫌いで部下にも好かれている。ミカエルへの忠誠は厚いが、妻がゴドウィン男爵の娘のため男爵の旗下に入らざるを得なかった。しかしモンスターと手を結んだ男爵を見限り反旗を翻してゴブリン軍団を奇襲、ロアーヌ軍に戻りミカエルからの許しも得た。
ゴドウィン男爵
ロアーヌ侯家の血縁で、フランツ侯とは従兄弟。娘はラドム将軍の妻。フランツ侯を暗殺、その3ヶ月後にモンスターと協力してロアーヌを占拠したが、ミカエル達に敗れ、落ち延びた後に誘拐したモニカをユリアンに救出された後は、消息不明となる。
大臣
ロアーヌの大臣。ゴドウィン男爵と内通して、モニカとカタリナを捕らえようとした。ゴドウィンが敗れた後は別の者が大臣になっている。
エドウィン偽男爵
ミカエル編で登場。ゴドウィンの血縁を名乗り相続権を主張するが、ミカエルによるとゴドウィンに弟は居ないとの事。主張を一蹴されると傭兵を雇い武力行使に出る。
パッペンハイム
パッペンハイム傭兵軍団の団長。
ライブラ
ロアーヌの将軍。ロアーヌ領内で軍事演習中にゴブリンプリンス率いるゴブリン軍団と遭遇する。
タウラス
ロアーヌの将軍。ロアーヌ領内で軍事演習中にゾンビの群れと遭遇する。
バランスのブラッドレー
ロアーヌの将軍。リブロフの出城を任せる候補の一人。
速攻のコリンズ
ロアーヌの将軍。リブロフの出城を任せる候補の一人。
突撃のパットン
ロアーヌの将軍。リブロフの出城を任せる候補の一人。
トーマスの祖父
実家を弟に任せて、シノンの開拓民になった。トーマスに実家で勉強するように勧める。
トーマスのハトコ
トーマスの祖父の弟の孫。ベント家はクラウディウス家ゆかりの名族だが、ルートヴィッヒが気になりクラウディウス家の消息探しを渋る。
ゴン
ピドナ旧市街の子供。主人公は魔王殿で迷ったゴンを捜索することでクラウディウス家の信頼を得る。マクシムスに騙されて渡された夢魔の秘薬が原因で、ミューズは夢魔に意識を奪われる。
アルバート王
メッサーナ王国の前国王。15年前、死食の1年後に急死したため跡継ぎが決まっておらず、その混乱が10年に及ぶメッサーナの乱へと発展した。
クレメンス
故人。ミューズの父。クラウディウス家の前当主で、王都ピドナの元近衛軍団長。アルバート王没後に王位を争った軍団長たちの中でも最有力であり人格者。過激派を警戒して神王教団の活動を禁じ、5年前にはルートヴィッヒと次期王位を争い勝利する(トーマス編でその様子が回想で見られる)が、直後に神王教団により暗殺。大商家だったクラウディウス家もルートヴィッヒに財産を没収され、グループ会社もバラバラになった。
ルートヴィッヒ
リブロフの軍団長で現在のピドナの支配者。メッサーナ王国王位後継の最有力候補。クレメンスと違い神王教団を認めていて、式典の参加など友好関係にある。クレメンス暗殺への関与は不明。リブロフ時代にハリードと義兄弟の契りを交わしているが、ルートヴィッヒがピドナの実権を握る際にひと悶着あったらしく、ハリードはあまりピドナに近づきたくないようである。
マクシムス / ジャッカル
神王教団の幹部・ピドナ教長。モンスターと協力して聖王遺物を集め、神王教団を乗っ取ろうとする。正体は海賊ジャッカルで、過去にはエデッサ島を拠点に人身売買や誘拐まで手を染め、ブラックに一度は首を掻っ切られたが生き延びた(詳しい経緯は不明)。ジャッカルの一味は赤サンゴのピアスを着用している。
偽ミカエル
マクシムスの手下で変身能力の持ち主。その能力でミカエルに化けてカタリナを誘惑、油断したカタリナからマスカレイドを受け取ると正体を明かして逃亡。その後、船でマクシムスの居るピドナへと渡った。
ケーン
ピドナの工房の技師。親方が殺害されてから工房が寂れていく中で、最後まで信念を持ってノーラと共に工房に残り続ける。工房を離れていった職人達はケーンの信念に心動かされて戻ってくることになる。
ノーラの父
ピドナの工房の親方。クレメンスのルートヴィッヒが戦ったメッサーナの乱によるピドナの混乱に乗じて盗まれた聖王の槍を取り戻す旅に出ていたが、ジャッカルを指し示す手掛かりを残して死亡。
ボルカノ
モウゼスの南を支配する朱鳥術士。アイテム作りの天才で頭の悪いモンスターを実験台にしている。術法を増幅する「魔王の盾」を巡って北のウンディーネと争っている。
フルブライト22世
フルブライト23世の父。フルブライト商会を大発展させた大商人。
ドフォーレ
ヤーマスのドフォーレ商会の当主。聖王の時代に禁じられた麻薬を扱う等の悪徳商人。モンスターとの関わりを息子に擦りつけたりするなど狡猾。
トラックス
ヤーマスの酒場シーホークの太ったマスター。ドフォーレ商会を嫌っている。彼には大きな秘密がある。ロビン(偽者)の正体。
ライム
トラックスの息子で、父とは違い痩せていて気弱な青年だが、父同様ドフォーレ商会を嫌っている。彼にも大きな秘密がある。ロビン(本物)の正体。
アレクセイ・ラザイエフ
リブロフのラザイエフ商会の当主で、タチアナの父。他に長男ニコライ、次男ボリス、長女ベラと計4人の子が居る。
アニキ(ぞうの兄)
捨てられていた少年を拾って育てた。モンスターにさらわれた少年を助けに腐海へ行くが、醒めない眠りについてしまった。宿命の子の力によって目覚めることになる。
ニーナ
ポールの恋人。旅に出てから帰ってこないポールを待っている。キドラントで生贄にされてしまう。
彼女の名前の由来はアニメ『ポールのミラクル大作戦』に登場するヒロインの名前から。
キドラント町長(本名不明)
キドラントの町長を務める老人。主人公を欺いて近郊の洞窟「いけにえの穴」に住み着いた魔物の生贄にしようとする。イベント解決後は「私が町長です」と自己紹介を行うのみの反応となるが、これについてスクウェア広報は彼が改心したと述べている。トレードエージェントでもある。
ファティーマ
ゲッシア朝ナジュ王国の姫。ハリードの恋人。神王教団に国を滅ぼされ行方不明になったが、諸王の都で見かけたという噂がある。故人として扱われているが、ハリード編では進め方によってエンディングで再会できる。
攻略本ではハリードが諸王の都に求めたのは「カムシーンと姫のどちらか」という設定のため、諸王の都を訪れて本物のカムシーンを取らなければ「姫を探していた」ことになるためか再会できる。
グゥエイン
かつて聖王と共に戦った巨竜ドーラの子供。場合によっては主人公とのコンビでビューネイと戦える。共闘後にグゥエインを殺して竜鱗を手に入れた場合、エンディングで墓標として剣が突き立てられる。
ヤン・ユウチュン(楊遇春)
黄京の大将軍。ヤンファンに手紙を出した直後にツァオガオに捕らえられる。その後、ミカドの命に従ってヤンファンの軍と戦う。捕まった後、アビスの魔に侵されて正気を失っていたという説もある。[2]
ツァオ・ガオ(趙高)
幼いミカドを傀儡にしている黄京の宰相。アビス勢力と手を組んだ。同名の宦官趙高)がモデル。
ミカド
東方の最高権力者。練磨の書によれば本当は登場する予定だったが、イベントが削られた結果名前だけの存在となってしまった。
ヒィアン・ユー(項羽)
ヤンファンの副将であり、彼を仲間にすると陽動作戦の指揮官代理を務めるが戦術は乏しい。同名の項羽がモデルである。マスコンバットのみの登場なので姿は確認できない。

[編集] 魔王・聖王時代の人物

物語開始前から「歴史」として語られている人物たち。

魔王
600年前(BH300)の死食で生き残った宿命の子。アビスゲートを開いて四魔貴族を従えた。長きに渡り恐怖政治を敷いたのち、東方に侵攻した。BH270に東方の連合軍から反撃され負傷し、以後は消息不明。東方の地で死んだとも、アビスに渡ったともいわれる。
アル・アワド
ゲッシア朝ナジュ王国の初代国王で、魔王軍と戦い人々を守った英雄。魔王に敗れて国は滅び、魔王は東方へと攻めていったが、彼は戦いに生き残ってゲッシアを立て直した。本物のカムシーンの使い手。現在は諸王の都に葬られている。ハリードとファティーマの祖先。
フルブライト
魔王が去り魔貴族の支配を逃れることができたウィルミントンの地でフルブライト商会の基礎をつくった。
聖王アウレリウス
300年前(HC1)の死食で生き残った宿命の子。12歳で奴隷商人に売られ、7年後(HC18)フルブライト将軍の養子になる。フルブライト家の援助により勇士を募り、HC24には魔王討伐後に野放しになっていた四魔貴族をアビスに追い返し、アビスゲートを封じた。HC25には、大会議(コングレス)を開いて諸侯をまとめた後、各地の復興に尽力。その後、ランスで余生を過ごした。聖王自身には子が居なかったため、現在聖王廟を管理しているのは聖王の姉の子孫である。現在の年号は聖王誕生年を基準に、それ以前をBH、以降をHCとして定められている。
フェルディナンド
聖王十二将の中でも聖王三傑と呼ばれる一人。猛将。立国の予言がされていた。後にメッサーナ王位の継承を辞退して海を渡り、魔王時代に滅びてずっとビューネイの領域になっていた古ロアーヌ王国の廃墟を復興させてロアーヌ侯になった。ミカエルとモニカとウォードの祖先。
パウルス
聖王三傑の一人。後にメッサーナ王国の国王になった。
ヴァッサール
聖王三傑の一人。大型船で西大洋へ魔海侯フォルネウス討伐に7度挑んだがいずれも船を沈められた聖王に、オリハルコン捜索とバンガード建設を提案し、玄武術士たちと共にバンガードを動かした。後にモウゼスの町を興す。モウゼスの町の半分が玄武術士の町である他、世界的に玄武術を学ぶものが多いのは彼女が玄武術士であった事に由来する。
ヒルダ
後にフェルディナンドの妻になった。マスカレイドの使い手。ミカエルとモニカとウォードの祖先。
アウレリウス
パウルスの養子になって王位を継いだ、聖王とは同名の別人。メッサーナ王国は最初の王位継承が養子であったことから、世界で唯一世襲制を取っていない。
フルブライト将軍
聖王十二将の一人。聖王を養子にして、その後も経済的援助などを行った。正体はフルブライト12世であり、フルブライト23世の祖先。
チャールズ
聖王十二将の一人。フルブライト将軍の息子。聖王の義兄弟。四魔貴族との戦いで戦死。
ピドナ工房の初代親方
聖王と共にアラケスの魔槍を鍛えなおして、聖王の槍をつくった。後に工房に聖王の槍が飾られるようになった。ノーラの祖先。
聖王の姉
ランスで聖王廟を管理する聖王家の祖先。
巨竜ドーラ
ルーブ山地に棲む竜。グゥエインの母親。聖王を背に乗せて空を飛び魔龍公ビューネイと戦った。しかし竜の本質である「人の肉を食らい宝を奪う」事を続けたため友である聖王に倒されて剣でとどめを刺され、その腕の中で息絶えた。
展開によっては、母の気持ちを理解したというグゥエインが「どうせ滅ぶ定めであれば、せめて友の手で」といった内容の言葉を残す。

なお、「聖王十二将」とあるように聖王には12人の仲間が存在したが、十二将であるとはっきりしているのはフェルディナンド・パウルス・ヴァッサール・フルブライト将軍・チャールズの5人のみであり、残りの7人の該当者は不明。

[編集] アビス

[編集] 四魔貴族

魔王の時代より以前からアビスに住んでいた4匹の魔物。魔貴族とも呼ばれる。魔王が開いたアビスゲートからこの世界に現れて魔王の配下となり、魔王が姿を消した後は世界を支配したが、聖王によってアビスに追い返された。

15年前の死食の影響で再び現世に現れたが、ゲートが半開きのため本体が通れず、まずは幻影を送り込んだ。本体を通すべく完全に開くためゲートを守護する。なお幻影はどれも巨大な怪物の姿をとっているが、本体そのものは皆ヒト型であり、幻影は魔貴族達それぞれの理想の姿。オープニングデモでは、アビスゲートが完全に開いていた時代のことを語っているため、本体の姿が表示されている。

主人公の当面の目標は、この幻影を倒し、ゲートを閉じてアビスの勢力を地上から駆逐する事である。アビスゲートを閉じれば、アビスからの力に邪魔されて使えなかった各系統の最強術を使える。

魔戦士公アラケス
白虎属性を司り、魔王殿の封印された深部のゲートを守る。聖王に魔槍を奪われてからは新たに鍛えた槍を使っているが、未だ鍛えた熱が冷めていない。幻影は双頭獣に跨った巨人、本体は筋骨隆々とした精悍な男性の姿をしている。
魔龍公ビューネイ
蒼龍属性を司り、タフターン山のゲートを守る、四魔貴族の紅一点。魔王没後はタフターン山に作った巣を拠点に空を支配し、聖王一行が巣を討伐してゲートを閉じた時も地上の人間を相手にしなかった為、巨竜ドーラと聖王に空中戦を挑まれて破れ、アビスに追い返された。己の領域内で栄えるロアーヌを襲撃する。幻影も本体も三つ首の龍をまとったような姿をしている。現世での龍の頭は、ビューネイベビー、ビューネイバード、ビューネイドッグという3体の使い魔であり、幻影の龍は戦闘中にこれら使い魔の姿に変わる。
魔炎長アウナス
朱鳥属性を司り、ジャングルの火術要塞のゲートを守る。ジャングルの気温を上昇させている。幻影は痩せ細りヒンドゥー教の神々を思わせる装飾と炎を纏い大きな鎌を担いだ青年、本体は老人の姿をしている。
魔海侯フォルネウス
玄武属性を司り、深海に沈む海底宮のゲートを守る。魔王没後は陸には無関心で、海だけを支配して嵐を起こし船を沈めている程度だった為、聖王時代においても静海沿岸地域だけは繁栄していた。聖王が巨大な船で7回討伐に来た時も全て船を沈めたが、8度目の動く島バンガードは沈められず、潜水したバンガードから海底宮に進入され、聖王の三叉槍ルツェルンガードによって倒されアビスに追い返された。
現在は配下に最果ての島とバンガードを襲撃させている。幻影はのような顔をした巨大魚だが本体は美しい少年の姿をしている。

[編集] その他

破壊するもの
本作のラストボス。
アビスの中に2人も宿命の子が揃った事で、破壊の力が制御不能となり具現化した姿。残存する四魔貴族の力を行使する「獣魔の翼」や、アビスの力を行使する「闇の翼」を使用する。サラと少年は創造の力をつくり破壊の力に対抗するため直接戦闘参加しないが、特定条件によって「光の翼」を張り闇の翼を消す事も可能。
なお、宿命の子であるサラ自身が主人公だと、サラが控えとなりコマンダーモードになるが、通常のコマンド入力も可能な特殊ルール(一人旅の場合は通常通りの戦闘)になり、「光の翼」も条件が揃えば陣形技として任意に発動できる。
この戦いは全滅するとバッドエンディングとなる。バトルの勝敗に関わらず「破壊するもの」は死星も地上も全てを破壊するが、勝利した場合はサラと少年の創造の力によって世界が再生し、死星や最果ての滝がない球状の世界に作り直される(元々は球状ではなかった/後述)。
ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』では本作の「破壊するもの」をパロディした子供向け絵本「命をくらう斧」が登場する。

[編集] 地名

平面の世界であり、西には大洋が広がり、北は寒く、南は暑い、そして東は未知の世界となっている。陸の中央には西の大洋とは一箇所でしか繋がっていない巨大な内海があり、いくつもの半島によって内海が更にいくつかの内海になっている複雑な地形になっている。

[編集] ヨルド海沿岸地方

ヨルド海
マイカン半島の東側にある海。ロアーヌ地方の北西の半島によって南北に分けられるような形になっている。

[編集] 南部

シノン
ロアーヌより東の辺境の開拓地。イベントのみの登場でゲーム中訪れることはできない。トレードの物件としては登場してロアーヌで取引できる。
チル湖
タフターン山の北、シノンの東にある湖。
ロアーヌ
ミカエルが治めるロアーヌ侯国の城下町で、ロアーヌ侯宮殿がある。魔王によって滅ぼされた古ロアーヌの廃墟をフェルディナンドが復興させて発展した。
ミュルス
ロアーヌ地方で唯一港をもち、この地方の玄関と言われる町。聖王時代はただの村であり、古ロアーヌの廃墟との間にあった森には魔物が満ちていた。
ヌシャート湖
ロアーヌの南にある湖。
タフターン山
ロアーヌの南東に位置する世界最高峰の山。頂上付近は常に霧に覆われており、経験のある登山者でも道を見失うほど。奥にはアビスゲートがあり、かつて四魔貴族の一人ビューネイが巣を築いて拠点にしていた。

[編集] 北部

ツヴァイク
ヨルド海沿岸北部の最大の都市。ツヴァイク公国は北の大国で、人々は世界一を自負している。ツヴァイク公がトーナメントを開催している。
西の森
ツヴァイクの西に位置する小さな森。自称天才教授を名乗る女性が館を構えている。教授が作った生物などが脱走して徘徊している。
ポドールイ
吸血鬼のレオニード伯爵の居城がある北方の夜の町。
ポドールイの洞窟
いくつかの財宝が眠るポドールイの近くにある洞窟。
キドラント
ツヴァイクと北方地方を結び、ユーステルムと繋ぐ船がある町。怪物が現われ、いけにえに差し出す人を探すのに困っている。村ではなく町という設定だが、ユーステルムの住民からは村と呼ばれている。
いけにえの穴
キドラントの村を襲う魔物のすみか。村の人々が生贄を捧げている。

[編集] 北部地方

北海
ユーステルムとキドラントの間にある海。内海ではなく、トリオール海とは繋がっていない。
ユーステルム
極寒の地に位置する北海沿岸の北方の街。氷湖に狩に行くこともできる。初代ロアーヌ侯フェルディナンドと侯妃ヒルダの出身地であり、子孫のひとりであるウォードが居る。
氷湖
ユーステルム付近の湖。巨大な氷河が形成されている。
ランス
聖王の生まれ故郷で、四魔貴族を倒した聖王が余生を過ごした。ヨハンネス兄妹と、聖王の姉の子孫である聖王家現当主が住む。町の西にある聖王廟では、死食によって半開になったアビスゲートからの勢力と戦う力がある者を探して、試練が開かれている。また、ヤーマスやファルスとの交易が盛んだが、それらを結ぶ道に盗賊団が邪魔している。
北部山地
北部地方の北にある雪深い山地。
オーロラの道
オーロラが出ている間にのみ北部山地に出現する不思議な道。吸い込まれると雪の町に辿り着く。
雪の町
オーロラの道の彼方に位置する雪で覆われた町。雪だるま族が住む。聖王が訪れて以降300年間、人間が訪れたことはない。
氷銀河
雪の町の奥にある氷と雪に覆われた一面銀世界の河。氷銀河では長い年月をかけて氷の結晶が自然に成長して氷の剣や永久氷晶が生まれる。かつて聖王も雪だるまと協力して氷の剣を手に入れたという。

[編集] メッサーナ王国

ここに住む人々の先祖は、はるか昔に静海沿岸地方から移住してきた民族。水産・海運・造船が発達している。

マイカン半島
ピドナ、スタンレー、ファルスがある半島。西に静海、東にヨルド海、南にトリオール海がある。

[編集] 南部

トリオール海
北西の静海、南西の温海、北東のヨルド海とつながった中央の海。
ピドナ
各都市を結ぶ世界最大の都市。王宮のある聖王以降の新市街と、魔王に滅ぼされた街並みと魔王殿が残る旧市街に分かれる。アルバート王死後の後継争いに勝ち残ったリブロフの軍団長ルートヴィッヒが現在治めている。
魔王殿
ピドナ旧市街の奥にある魔王の宮殿。表は観光地になっていて、また内部も駆け出し冒険者が行くような場所だが、最深部は聖王によって封印されており、王家の指輪がなければ扉は開かず、中枢にはアビスゲートがある。

[編集] 南東部

トゥイク半島
リブロフがある半島。西側がトリオール海、東側がヨルド海になっている。
リブロフ
ナジュ砂漠の玄関口に位置する町。大商人ラザイエフ家の屋敷がある。神王教団をバックに独断でロアーヌを狙っている。ここの軍団長だったルートヴィッヒはピドナの王位を狙っており、もはやこの町に関心は無いようである。
出城
リブロフの出城。ロアーヌ侵攻の拠点になっている。
アクバー峠
リブロフとナジュ砂漠の境。タフターン山に連なる山脈にある峠。

[編集] 北部

イスカル川
ファルスとランスを結んでいる川。北部山地からヨルド海に流れ込んでいる。
ファルス
ピドナの北東に位置する砦の港町。ファルスとランスを結ぶ街道に盗賊が出没、その黒幕がスタンレーであると見て敵対している。スタンレーを配下に置くことでルートヴィッヒに対抗する力を得られるのでないかという野心もある。
スタンレー
ピドナの北西の丘の窪地にある田舎町。兵力に乏しいが、敵対勢力ファルスの襲撃に備えて軍備を増強している。
野盗の洞窟
スタンレーの北西にある、野盗のアジトになっている洞窟。ポールもここで盗賊をしているが…。
洞窟寺院跡
スタンレーの北東側に位置する、死を崇拝していた古い宗教の洞窟寺院跡。奥には闇の聖母ガラテアと闇の御子ピグマリオンの石像が祀られ、その周りを即身仏が囲んでいる。

[編集] 静海沿岸地方

古くから発展していた土地。海路網発祥の地でもある。

静海
西太洋とトリオール海の間、ガーター半島とマイカン半島に挟まれている海。

[編集] 南部

ガーター半島
グレートアーチの地続きの巨大な半島。北西部は西太洋と静海に接していてウィルミントンやモウゼスがある。南東部は温海とトリオール海に接している。
デマンダ山脈
ガーター半島西部に縦に伸びて西部をさらに東西に二分している山脈。
ウィルミントン
ガーター半島のデマンダ山脈と静海に挟まれた位置にある、大商人フルブライトが住む街。かつてはフルブライト将軍の養子になった聖王が住んでいた。自称「意外な人」がトレードのエージェントをしている。
モウゼス
ガーター半島の西太洋に面した西岸に位置する街。元々は食品産業と織物で栄えた。最近引っ越してきた2人の術士があるものを巡って街を二分する騒動を起こしている。
死者の井戸
南北に分かれているモウゼスの中心にある井戸。聖王以前の時代に死体や病人を放り込んでいた。中には術法を増幅する魔王の盾が隠されている。
バンガード
町全体が海上要塞であり、海上走行や潜水機能を持っていたが、現在は西太洋と静海の海峡をつなぐ位置で停止中。住民はこの事をおとぎ話程度にしか知らないが、真相を知る町長は自らをキャプテンと呼ぶ。かつてフォルネウス討伐のために、玄武術士ヴァッサールが聖王に動く島の建設を進言して作られ、中枢にはオリハルコーンと玄武術で動作させる設備がある。

[編集] 北部

ヤーマス
静海沿岸地方の海峡の北に位置する港町。この地を根城にしているドフォーレ商会が裏で暗躍して禁制品を扱っているが、それを止める正義の味方の姿も見られる。
ルーブ山地
奥で巨竜グゥエインが巣をつくって住んでいる山地。
小さな村
ルーブ山地の麓にある村。

[編集] 温海沿岸地方

集落単位で暮らす民族が多く、北西部は綿花、南西部はさとうきびや小麦やスパイス、アケではコーヒー豆が特産物。

温海
トリオール海の南西にある海。以前はブラックの海賊団やジャッカルの海賊団が活動していた。

[編集] 北西部

グレートアーチ
南国のリゾート地。その名の通り西太洋と温海に挟まれた弓形の陸地にあり、利権争奪目的による諸国の援助で支えられている。近隣に海賊ブラックの財宝を隠した洞窟の噂があり、冒険者による宝探しが半ば名物化している。情報料と引き換えに洞窟の場所を教えてくれる住民が多数いるが、正しい場所を案内してくれる保証は無い。
財宝の洞窟
グレートアーチ近辺に点在する洞窟。この中の一つに海賊ブラックが残した財宝があるという。ゲーム中では南西部とあわせて5つの洞窟が登場。
エデッサ島
グレートアーチの西の温海に浮かぶ島。かつて海賊ジャッカルが拠点にしていた。メッサーナ王国によって海賊が討伐され、現在はメッサーナ領としてエデッサ要塞が築かれて治安が守られている。

[編集] 南西部

財宝の洞窟
北と同様、海賊ブラックが財宝を残したと言われる洞窟が点在する。ゲーム中では北西部とあわせて5つの洞窟が登場。

[編集] 東部

アケ
南方に広大なジャングルを望む村。かつては海賊ジャッカルがよく子供をさらっていた。
妖精の村
ジャングルの中にある悪戯好きの妖精が住んでいる村。火術要塞への正しい道を知っているが、殆どは嘘を教えてくる。また存在しない宝の場所を教えたり睡眠薬入りのお茶を勧めてくる妖精までいる。
ジャングル
温帯沿岸地方に広がる大森林。怪しげなローブ姿のアウナス術妖がうろつくようになったという。様々な色の蝶のどれかが火術要塞の位置を指し示しているが、その中の正解の色は妖精族しか知らない。
火術要塞
ジャングルに位置する四魔貴族アウナスが構えた要塞。中は炎であふれている。奥にはアビスゲートがある。

[編集] 西太洋

西太洋
西にある広大な海。かつては魔海侯フォルネウスが支配していた。
最果ての島
西の果て、平面であるこの世界の海が滝となって流れ落ちる場所にある島。ロブスター族が住んでいる。徐々に滝が海流に侵食されていずれ遠い未来に消滅する運命にあったが、フォルネウスが海底宮の位置を知るロブスター族を島ごと殲滅させるため水龍が送り込まれたが、ロブスター族は主に水の力を使うため、水龍には太刀打ちできない。
海底宮
西太洋の海底にあるフォルネウスの宮殿。アビスゲートがある。

[編集] ナジュ砂漠

ナジュ砂漠
リブロフの南、アクバー峠を越えた先に位置する一面の砂漠。はるか昔に興った都市国家ゲッシアは成立数十年で魔王に滅ぼされ、アル・アワドによって再興されたが、今度は神王教団に滅ぼされ、現在は教団が支配している。ここを東に渡ると「東方」にたどり着く。
神王の塔
まだ見ぬ宿命の子を魔王や聖王を超越した神王と信じて崇めている神王教団の本拠地。滅ぼしたゲッシア王朝の王宮があった場所に建てられ、未完成で最上部は建設中。聖王や魔王の遺物収拾もしているが、教団乗っ取りと世界征服を企むマクシムスが私有化しようとしている。
諸王の都
ゲッシアの王族が葬られている墓。入れるのはハリードが主人公の時のみ。初代国王アル・アワドの名刀カムシーンが1匹の竜に守られており、ファティーマ姫をここで見たという噂もある。
ハマール湖
ナジュ砂漠の南西にある湖。ナジュ王国はこの湖畔のオアシスで栄えていた。10年前、ハマール湖の戦いでゲッシア朝ナジュ王国は神王教団に大敗して滅ぼされることになった。

[編集] 東方

魔王に最後まで抵抗した地域のため気候も地形も壊滅させられ、聖王も復興を諦めたため現在の西側の人間にとって人類未踏の地になっている。
殆どの地域は、一度辿り着くまで世界地図には表示されない。

[編集] 死の砂漠

東方の中では例外的に、世界地図に最初から表示されている地域。

乾いた大河
ナジュ砂漠の東の果て。砂が流れを作っていて、東方へと流れ落ちる巨大な砂の滝の流れに乗ってしまうと、ここから西方に戻ることはできなくなる。
死の砂漠
乾いた大河を越えた先にある岩砂漠。魔王に滅ぼされたとみられる建物の残骸もある。
水晶の廃墟
死の砂漠に崩れず残っている巨大な建物。魔王に滅ぼされた国の王の墓だとも言われている[要出典]が詳細は不明。壁には水晶のかけらが使われていて美しく輝いている。

[編集] ねじれた森

タフターン山の東、大草原の西に存在する大森林と巨大な湖(腐海)のある地域。かつては美しい湖に「ぞう族」の祖先達が城を建てて暮らしていたが、魔王に壊滅させられてからは湖は見るも無惨に腐敗し、城も廃城になった。ぞう族の祖先は、元々は人間であり魔王の呪いで姿を変えられたとも言われている。
東方の中では例外的に、世界地図に最初から表示されている地域。

腐海
ラシュクータの西に広がる腐った湖。
腐海の廃墟
腐海の中にある廃城。かつて「ぞう族」の先祖が住んでいた。内部は貴重な宝物が隠されているが、現在は魔物の住処。ある日、この城のモンスターがラシュクータで育てられていた少年をさらい、ぞうの兄が救出に向かったが、少年は消息不明になりぞうの兄は眠ったままになった。
ラシュクータ
大草原の遥か西、腐海の東の森に佇む町。ぞう族が住む。

[編集] 南西部

大草原
遊牧民であるムング族が暮らしている。
ムング族の村
大草原を駆るムング族の村。西とは服装の文化が大きく異なるため、口々に主人公たちの格好を変だと言う。
ネフト族の巣
草原の南にある洞窟。虫型の種族であるネフト族の巣。白い外殻は見た目ほど硬くないため戦闘能力は低く、ゼルナム族を追い返せずに洞窟に引きこもっている。サイコメットから読み取れる彼等の思考にある「ニク」は肉ではなく、ネフト族の言葉で「こんにちは」「歓迎」のような意味らしい。
ゼルナム族の巣
草原の北にある洞窟。個々に住むゼルナム族は人型のため民族の一種のように言われているが、実は東方で消息を絶った魔王が纏っていた鎧から呼び出されたアビスの魔物。

[編集] 南東部

玄城
東方地域の町。将軍ヤン ファンが住む。
黄京
東方地域の首都。幼いミカドの政治をツァオガオが操っており、第5のアビスゲートがある。ゲートは城中央部だが、ゲートの場所に城を建てたのか、城内部に後からゲートが開いたのかは不明。600年前に魔王軍が侵攻してきた際には東方の勢力を集結させ、天の術法である陰陽術(月術と太陽術)の力で対抗して撃退に成功。翌年には魔王に直接襲撃され東方が壊滅する被害に遭ったが、魔王も消息を絶つという痛み分けに終わった。

[編集] アビス

アビス
全ての元凶である異空間。死星の地上部分という説もある。[2]地の術法(蒼龍術、白虎術、朱鳥術、玄武術)の発祥はアビスだが、最強術は聖王が作った物であり逆にアビスの力に妨げられる。
アビスゲート
600年前に魔王が開いたアビスに通じるゲート。300年前に聖王が魔貴族を追い返して閉じた。15年前の死食の影響によって再び開いた。現在は半開き状態であり、中心の光る部分を破壊すれば閉じられるが、そのためにはここを守る四魔貴族と戦う必要がある。アビスゲートの力は星の位置にズレを生じさせるため、星のズレを読むことでアビスゲートの位置を探ることも可能。
死星
300年に一度、死星による日蝕である死食を起こす星。死食の年に生まれて生き残った宿命の子は、死星を宿星として持つ。

[編集] ランダムで現れる場所

見せ物小屋
世界のどこかの町に何の前触れもなく隣接するように現れる。「グレイト・フェイク・ショー」と称して複数のテントを設営、中では妖精やグロテスクなモンスターなどを見せ物にしている。

[編集] 聖王遺物・魔王ゆかりの品々

聖王・魔王、またはその仲間が存命時に使用したと言われている道具。総じて強力なアイテムであり、かなりの割合で戦闘が楽になる。例外を除き1つしか手に入らない為、扱う際には細心の注意が必要。オープニングデモでその姿を確認できるが、氷の剣のみ含まれていない。

[編集] 聖王遺物

聖王の槍
かつて魔戦士公アラケスが使っていた魔槍を、聖王とピドナ工房の初代親方が改良した槍。ノーラの親の代までピドナ工房が所有していたが、5年前に盗まれてしまい、神王の塔のマクシムス一派の手に渡っている。
聖王ブーツ
生命力・魅力・素早さを試す聖王廟の地下のテストを突破したものに与えられる。聖王が着用していたブーツ。靴としては重いが、スタン耐性を持つ上、先制攻撃できることもある。
聖王のかぶと
意思力を試す聖王廟の王者の試練を突破したものに与えられる。聖王が着用していた兜。目が眩むほどの光を放っている。精神攻撃への耐性を持つ。
王家の指輪
聖王家に代々受け継がれており、封印された魔王殿の深層部に入るのに必要となる。
妖精の弓
弓の命中力を試す聖王廟の狩人の試練を突破したものに与えられる。かつて妖精族の間で伝わっていた、自然の力を吸収する魔法の弓。
マスカレイド
ロアーヌ侯家に伝わる小剣。本来はロアーヌ侯妃に持たされる。カタリナが管理を任されていたが、何者かによって盗まれてしまい、神王の塔のマクシムス一派の手に渡っている。持ち主の掛け声に応じて巨大化して大剣になり、赤く光る刀身で敵を粉砕する。
七星剣
魔王・聖王遺物を収集する神王教団の手に渡っている。星々の輝きをその刀身に集めパワーアップする事が出来、集めた輝きを一気に放出して攻撃することが出来る剣。
栄光の杖
魔王・聖王遺物を収集する神王教団の手に渡っている。さまざまな聖職者たちに清められてきたヤドリギの杖。
銀の手
夢の中のピドナ王宮に隠されており、ピドナの神王教団はこれを狙いミューズに夢魔の薬を飲ませる。填めると利き腕ではない方の腕に利き腕の技術が与えられる小手。美しい彫刻が施され儀典用にも使われていた。装備すると二刀流が可能になる。ちなみに利き腕の腱を切られたシャールの場合は利き腕としての能力が復活するが、二刀流は出来ない。
聖杯
聖王の血を受けた杯。装備しているキャラはターンごとにWPが1回復する。
氷の剣
氷銀河で長い時間をかけて氷の結晶が成長して生成された大剣。聖王が300年前に入手しているが、現在も新たに生成されている。この氷はどんな炎でも溶かせない。

[編集] 魔王遺物

魔王シリーズの武具は、呪われたアビスの力が秘められていて、1つでも装備するとWP・JPの消費が2倍になる。

魔王の盾
モウゼスの中心にある死者の井戸の底に隠されている。盾の中央に魔力を集めて術法の威力を高めるレンズがあり、ウンディーネとボルカノはこの盾をめぐって争っている。装備者自身の手ではこの盾を使って防御できないが、盾が自身の意思で敵の攻撃を無効化する。
魔王の斧
魔王・聖王遺物を収集する神王教団の手に渡っている。武器が壊れる固有技「ファイナルストライク」を使っても、斧の再生能力で復活する。
魔王の鎧
東方の洞窟に眠る、漆黒の鎧。死食の影響を受け、アビスからゼルナム族を呼び出していた。

[編集] レアモンスターと改造

本作には、プレイ中にはほとんどの場合全く出会うことのできないレアモンスターというものが複数存在している。

これは、カセットロムにプログラミングされている「出現するモンスターのレベル」にあらかじめ上限が定められており、これがレアモンスターの出現するレベルに到達しない為出現しなくなっている。これらのレアモンスターと出会うにはバイナリエディタ等を使い上限をはずす改造が必要。なお、プロアクションリプレイなどのコードによる改造では出現させることはできない(改造しても上限を超えることができないため)。種族によってはギリギリ出現レベルに到達し出現する可能性があるものや、一部の「数ランク上のモンスターが出現する」固定モンスターにて遭遇が可能なものもいる。

中にはバイナリエディタで出現モンスターのデータを改造しないと出現しない「没モンスター」の存在も判明している。なお、これらのモンスターの中にはエンディングのデモシーンや攻略本などで普通に登場・紹介されているものもある。

[編集] 関連商品

[編集] 音楽

ロマンシングサガ3 オリジナルサウンドトラック
トラック DISC 1 DISC 2 DISC 3
1 プロローグ
〜死食の脅威〜
聖王の町ランス 魔王殿
2 オープニングタイトル 聖王廊 魔王殿地下
3 ユリアンのテーマ 術戦車バトル ビューネイの巣
4 エレンのテーマ グレートアーチ 火術要塞
5 サラのテーマ ジャングル 海底宮
6 トーマスのテーマ 妖精の村 迫り来る危機
7 ハリードのテーマ 夢魔 四魔貴族バトル1
8 ミカエルのテーマ ドフォーレの悪行 全滅のテーマ
9 モニカのテーマ 怪傑ロビンのテーマ
〜この世に悪はさかえない〜
悲しみのテーマ1
10 カタリナのテーマ 目覚め 悲しみのテーマ2
11 フィールド バンガード発進 いざ戦場へ…
12 バトル1 最果ての島 玄城バトル
13 勝利! 砂漠 ラストダンジョン
14 ポドールイ 水晶の廃墟 四魔貴族バトル2
15 ダンジョン1 東の国 アビスゲート
16 バトル2 諸王の都 ラストバトル
17 祝福マーチ ラシュクータ エピローグ
〜新たな旅へ〜
18 出航 神王の塔 エンドタイトル
19 ミューズのテーマ トレード ファンファーレ
20 ダンジョン2 オーロラ 宿屋で一泊
21 きょ・う・じゅのテーマ 雪だるまの町 トレード 〜逆襲〜
22 ペット捕獲大作戦 氷湖 トレード 〜敗北〜
23 船旅 グウェインの巣 きょ・う・じゅのテーマ
(オリジナルバージョン)
24 レオニード城

[編集] 参考文献

  • Romancing SaGa3 練磨の書 (ファミ通編集部 / アスペクトISBN 4-89366-459-X
  • Romancing SaGa3 冒険ガイドブック (NTT出版
  • Romancing SaGa3 基礎知識編 (NTT出版
  • Romancing SaGa3 完全攻略編 (NTT出版
  • ロマンシング サ・ガ 大全集 COMPLETE WORKS 1 through 3 (デジキューブ
  • ロマンシング サ・ガ3 プロローグ (NTT出版
  • 楽しいバイエル併用 ロマンシング サ・ガ3
  • ロマンシング サ・ガ3 オリジナル・サウンド・ヴァージョン
  • ロマンシング サ・ガ3 ウィンディ・テイル

[編集] 脚注

  1. ^ 『ロマンシング サ・ガ3 基礎知識編』より
  2. ^ a b c 『ロマンシング サ・ガ3 練磨の書』より
  3. ^ ゲーム内では「????」と表示されている。
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