ロマンシング サ・ガ
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| ジャンル | コンピュータRPG |
|---|---|
| 対応機種 | スーパーファミコン ワンダースワンカラー iアプリ:FOMA 703i,903iシリーズ以降 S!アプリ:SoftBank 3Gシリーズ EZアプリ |
| 開発元 | スクウェア |
| 発売元 | スクウェア |
| 人数 | 1人 |
| メディア | SFC:8Mbitロムカセット WSC:32Mbitロムカセット |
| 発売日 | SFC:1992年1月28日 WSC:2001年12月20日 iアプリ:2009年3月5日 EZアプリ:2009年7月9日 S!アプリ:2009年3月18日 |
| 価格 | SFC:9,500円 WSC:5,200円 iアプリ,EZアプリ,S!アプリ:落としきり600ポイント(630円(税込)相当)、追加キャラクター200ポイント(210円(税込)相当) |
| 売上本数 | SFC:98万本(日本国内) WSC:8万本(日本国内) |
『ロマンシング サ・ガ』 (Romancing Sa・Ga) は、1992年1月28日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたスーパーファミコン用コンピューターRPGである。後に移植版として、携帯型ゲーム機では2001年12月20日に「スクウェア マスターピース」シリーズの1つとしてワンダースワンカラー用の移植版が発売され、携帯アプリでは、2009年3月5日にiアプリで、同年3月18日にS!アプリで、同年7月9日にEZアプリでそれぞれ配信が開始された。
サガシリーズにおけるゲームボーイ以外での第1作目であり、続編も制作されている。特にスーパーファミコンでのシリーズ全体を指してロマンシング サ・ガと呼ぶこともあり、一般的にロマサガ1と略される。
目次 |
[編集] 概要
ロマサガシリーズ第1作『ロマンシング サ・ガ』は、ゲームボーイの『魔界塔士Sa・Ga』から始まったサガシリーズの第4作である。販売本数約97万本。前作までのゲームボーイからスーパーファミコンに変わったことで、白黒からカラーとなった。また、公式イラストも藤岡勝利から小林智美に交代し、イメージチェンジをはかった。但し、ゲームボーイとスーパーファミコンでは発売当時から内容においてもゲームシステムにおいても共通性があまり見られなかった。
フリーシナリオシステムが初めて導入され、ボスより強い雑魚敵が頻出するなど、シリーズを特徴付ける要素が登場した。強制イベントが一部主人公固有の初期イベントとラストダンジョンしかなく、その他のほとんどのイベントはプレイヤーの選択や発生の有無すらストーリー上は何も影響しないことから、フリーシナリオの売りである「自由度の高さ」という点に置いてはシリーズで群を抜いている。また、ゲームのロム内には、没となった武器・技・イベントや、それの残骸と思われる建造物やセリフなど中途半端なデータも複数存在する。
続編として『ロマンシング サ・ガ2』、『ロマンシング サ・ガ3』がある。ただしこれらの作品にストーリーとしてのつながりはなく、システム的なつながりしかない。
なお、同作品はリメイクされ、『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』として2005年4月21日、プレイステーション2にて発売された。
[編集] システム
[編集] フィールド・移動
本作は、当時のRPGの主流であった自由に動き回れるワールドマップのフィールドではなく、地図上に町やダンジョン等の地名が記載され、目的地の地名を選択して自動で移動する方式が採用されている。世界地図は国ごとに区切られ、地図上に記載される地名を増やすには、自力で移動するよりも、町の住人から情報を得る・その地名が記載されている地図を人や仲間から入手する・船でその場所へ移動するなどの方法が主流となっている。ただし続編に見られるような、世界地図を開いて地域を指定することはできず、海を越えた地域などに行くには、その都度船などの移動手段を用いる必要がある。また、地図には記載されず、特定のイベント中のみ進入可能な場所などもある。また、王城への訪問、王族・貴族との謁見は敷居が高く困難である。
フィールドでの移動は、一部に乗り物などはあるが徒歩が基本で、海を越えた移動などは直接行えない。
[編集] フリーシナリオ
本作は、任意のタイミングでシナリオ進行を行えるフリーシナリオシステムを採用した最初の作品である。8人の主人公にそれぞれ物語があり、選んだ主人公によってゲーム開始時の状況が異なる。最終的な目的はどの主人公でも同じだが、ゲームクリアに至るまでの過程をプレイヤーが自由に形成でき、主人公を善人としても悪人としても行動させられるのが特徴である。また、主人公それぞれにテーマ曲が用意されており、多くの町では主人公のテーマ曲が流れるため、同じ展開になる場面でも違った雰囲気でゲームが楽しめる。
フリーシナリオを実現するため、敵の強さを場所ではなくゲーム内時間(実際には戦闘回数)で調節している。これにより、序盤はどこに行っても弱い敵が、終盤は強い敵が現れるようになり、ルートを固定する必要が無くなった。また、イベントの発生や終了も戦闘回数で設定されており、時間を掛けすぎると手遅れになるイベントもある。時間と共に事態が進行して行く概念は、この時点のRPGでは珍しかった。
選んだ主人公によってイベントも変われば会話の内容も変わるというシナリオの作りこみは、発売当時としてはかなりユーザを沸かせたものだった。些細な呼びかけにも各主人公8通りの台詞が用意されている。ただし、ロムカセットの記憶容量節約のため、台詞を共有することも多く、一部を共有したために台詞回しがおかしくなっている場面もある(男性主人公が女言葉を話す、等)。これは一部の地名やアイテムなども同様で、容量節約のため名前を本来の設定と変えた例もある。また、河津秋敏によると元々本作でフリーシナリオを導入するきっかけとなったのは、こういった会話のパターンを増やして楽しむ事から始まったという。
[編集] 戦闘システム
- 陣形
- 本作の戦闘では戦闘前にあらかじめ、3×3のマス目にメンバーを配置して編成しておく。前列のメンバーは攻撃を受けやすく、後列のメンバーは多くの武器が敵に届かず攻撃できない。ただし、後方からモンスターに接触されると並び方が前後逆になり、横から接触された場合もその向きに応じた隊列となり本来の戦略が取れない状態になる。これはモンスター側にも同様に当てはまり、敵シンボルに対して側面や背後から接触することで中列や後列にいるはずのモンスターを前列に引っ張り出すことが出来る。
- 武器
- 攻撃用の装備で、8つまで装備可能。武器によって攻撃できる範囲が原則的に違っており、範囲の届かない場所には攻撃できない。
- 片手剣 - 近距離用。威力は標準的で多彩な技の種類がある。
- 両手剣 - 近距離用。威力が高いが遠距離の攻撃には向いていない。
- 斧 - 近距離用。高威力だが命中率に難がある。技には遠距離攻撃ができる物が多い。
- 打撃武器 - 近距離用。敵の防御力をある程度貫通してダメージを与える。
- 槍 - 中距離可能。威力はそこそこで、豊富な特殊効果を持つ技が多い。
- 細身剣 - 近距離用。威力は低いが必ず命中する。
- 弓 - 距離に関係なく攻撃可能。威力がほとんど熟練度のみに依存する。
- 杖・杯 - 距離に関係なく攻撃可能。敵を直接攻撃する武器ではなく、性能を引き出すと魔法的な力を発揮する。
- 特殊剣 - 近距離用。邪悪な力が宿った剣。その為人間にはその性能を完全に使いこなす事ができない。
- 体術 - 近距離用。武器自体の破壊力は低いが、その割に強力な技を使用可能。
- 防具
- 防御用の装備。1種類1つしか装備できない。
- 術
- 多くのRPGで言う所の「魔法」。相反する系統は1人が同時に覚えることができない。
- 火術 - 火炎の焼却能力を扱った攻撃的な術。水術と相反する。
- 水術 - 水の癒しの力で回復や強化を行う術。火術と相反する。
- 風術 - 風の冷却能力を扱った攻撃的な術。土術と相反する。
- 土術 - 大地のエネルギーで補助や硬化をもたらす。風術と相反する。
- 幻術 - 幻に象徴される未知のエネルギーを具現化する。魔術と相反する。
- 魔術 - 理知的な力を具現化して攻撃や回復などを行う。幻術と相反する。
- 気術 - 生命エネルギーや活力を活かして主に自分自身の強化を行う術。邪術と相反する。
- 邪術 - モンスターが持つ負の気を扱う術。気術と相反する。一部のキャラクターしか覚えていない非売品。
- 光術 - 光を扱い、攻撃・回復・補助など全般を行使する。闇術と相反する。
- 闇術 - 闇を扱い、強力な攻撃を行う。光術と相反する。一部のキャラクターしか覚えていない非売品。
- パラメータ
- サガシリーズの特徴として、キャラクターの成長はレベル制ではなく、戦闘終了後にHP等の各種パラメータが個々に上昇する。今作では、ゲームボーイ時代に存在したパーティキャラクターの多彩な「種族」が廃止され、キャラクター成長の方法は「戦闘を繰り返す」ことによってパラメータが「全体的に少しずつ上昇」していくものとなっている。戦闘での行動やキャラクターごとに設定された成長傾向によって、伸びやすい能力が違ってくる。
- HP - 耐久力。0になると気絶して、戦闘が終わると1に回復。
- 腕力 - 物理攻撃の威力に関わる。
- 体力 - HPの上がりやすさに関わる。
- 器用さ - 武器の命中率に関わる。
- 素早さ - 行動順、回避率に関わる。
- 知力 - 攻撃術を使った時の威力に関わる。
- 精神 - 敵からの攻撃術で受けるダメージを軽減する。
- 愛 - 回復術を使った場合の効果に関わる。
- 魅力 - 回復術を受けた場合の効果に関わる。
- 防御 - 装備した防具性能の合計。物理攻撃で受けるダメージを軽減する。
- 武器レベル - 戦闘で使った武器には熟練度が蓄積されていき、その熟練度を上げることで必殺技を使用できる。ただし、装備している武器を外した時点で熟練度は失われる。だが、武器は1人が一度に8個まで装備できるため、新しい武器を購入してもそれまでの武器を外す必要のあるケースは極めて少ない。「技を覚える」システムは形を変えて続編に引き継がれた。
- 使用回数 - 技を習得している場合は技の使用回数が表示され、0になると使用できない。ただし使用回数は全武器・技で共有しているため、1種類の技であっても、使い続けると他の技の使用回数も減ってしまう。実は「技力(WP)」と呼ばれるパラメータが存在しており、画面上に見える使用回数の数字は「WP残量÷使う技の消費WP」で算出されている(WPについては本作では明示されていない)。一般的なRPGで言う魔法にあたる「術」の使用回数も同様に「法力(MP)」の残量で算出されているが、WPと違って術の系統ごとに存在している(後の作品では「術力(JP)」と呼ばれている)。
- 自由度の高い陣形の組み方・効果が豊富な技や術・各種バグなどを加味すれば、非常に幅広い戦術を展開することができる。しかし、各技術の効果の不明瞭さ・長期戦を強いられる戦闘の少なさなどの要素から、続編と比較して戦術性に乏しいとされることもある。
[編集] 主な制作スタッフ
- 河津秋敏 - ディレクター、システムデザイン、バトルデザイン、シナリオ
- 伊藤賢治 - 音楽
- 小林智美 - キャラクターデザイン
- 高井浩 - モンスターデザイン、バトルBGデザイン
- 渋谷員子 - OBJデザイン
- 北瀬佳範、高橋哲哉、井上信行 他 - フィールドマップデザイン
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
[編集] ストーリー
架空の世界「マルディアス」の物語である。昔、3人の邪神が神々の王と人間に戦いを挑んだ。デス、シェラハは最後には降参したが、邪神サルーインだけは降参しなかった。神々の王は10個の宝石を作り人間の英雄に与え、英雄は自らの命と引き換えにサルーインを封印した。これが伝説となった時代がゲームの舞台となる。
[編集] 登場人物
[編集] 8人の主人公たち
- アルベルト (Albert)
- 年齢:18歳 性別:男性 スタート:イスマス
- ローザリアとバファルの境に位置するイスマス城の城主・ルドルフの息子。両親と姉・ディアナの下平穏に暮らしていたが、ある事件をきっかけに家族・城を失い、失意の中旅に出ることとなる。やや世間知らずな面もあるが、真面目で正義感の強い真っ直ぐな性格。左利き。
- ジャミル (Jamil)
- 年齢:20歳 性別:男性 スタート:南エスタミル
- エスタミルの盗賊。組織に属することを嫌い、相棒のダウドと2人で盗みを働いている。優男で女装すると並の女性では太刀打ちできないほど美しい。お調子者でたくましい青年。
- グレイ (Gray)
- 年齢:24歳 性別:男性 スタート:リガウ島
- 財宝を求めてミリアム・ガラハドと共に旅をする、クールな冒険者。名前は灰色の髪と瞳を持つことが由来とされているが定かではない。
- ホーク (Hawk)
- 年齢:30歳 性別:男性 スタート:パイレーツコースト
- サンゴ海を縄張とする海賊にして“義賊”。キャプテンホークと呼ばれている。ゲッコ族のゲラ=ハを相棒としており、ホークが主人公の場合はゲラ=ハは最初から仲間となっている。
- アイシャ (Aisha)
- 年齢16歳 性別:女性 スタート:ガレサステップ
- ガレサステップの遊牧民「タラール族」の族長・ニザムの孫娘。無邪気で好奇心旺盛。主人公にした場合、フィールド上を高速で移動できる「馬」を使用することができる。タラール族独特の髪型・服装をしている。
- クローディア (Claudia)
- 年齢:22歳 性別:女性 スタート:迷いの森
- バファル帝国の首都メルビル近郊の迷いの森で魔女オウルに育てられ、そこで暮らす女性。実はバファル皇女であるが本人はそのことを知らない。物静かな性格で、人がたくさんいるところが嫌い。
- バーバラ (Barbara)
- 年齢:26歳 性別:女性 スタート:ウエストエンド
- ニューロードを旅する芸人一座の妖艶な踊り子。主人公にした場合、馬と同様の機能の「馬車」を使用できる。また最初からかなりの数の地図を所持している為、序盤から様々な場所に行くことができる。
- シフ (Sif)
- 年齢:28歳 性別:女性 スタート:バルハラント
- バルハラントに住むバルハル族の女戦士。男勝りの性格に加え腕っ節の強さでも男を圧倒する。アルベルトが最初に出会う仲間であり、アルベルトのことを「ぼうや」と呼ぶ。
[編集] マルディアスの神々
- エロール (Elore)
- 神々の父にして太陽神。破壊神サイヴァの小指に唯一残っていた良心から生まれた。
- ニーサ (Nieca)
- エロールの妻で大地と豊穣の神。マルダーとサイヴァの戦いの後多くの神々がマルディアスを去った中、エロールと共にマルディアスに留まり、現在のマルディアスに居る神々を生んだ。
- ウコム (Ukkom)
- 海神。船乗り達から信仰を寄せられる。
- シリル (Siril)
- 森の神。巨木の姿を借り、森を守っている。
- エリス (Elith)
- 銀の月と獣の女神。
- アムト (Amt)
- 赤い月と愛の女神。闇の力を抑える為にエロールに生み出された。
- ミルザ (Mirsa)
- かつてサルーインを倒した人間の戦士。その偉業をエロールにたたえられ神の一員となった。名の由来はおおいぬ座β星ミルザム。
- デス (Des)
- 死を司る、破壊の女神サイヴァの骨から生まれた3邪神の長兄。現在はトマエ火山の奥深くにある冥府にいる。死を司る神であるため、戦闘に勝ったとしてもその身を滅ぼすことは不可能。邪・闇の術法の達人であり、腕力においては実弟・サルーインを凌駕する。
- サルーイン (Saruin)
- 破壊を司る、破壊の女神サイヴァの心臓から生まれた3邪神の次兄にして最強の邪神。ミルザにより封じられた。数千年の時を経て再降臨する。
- シェラハ (Sherah)
- 闇の女王。破壊の女神サイヴァの髪から生まれた3邪神の末妹。薬指に「光のダイヤモンド」をはめられたことにより魔力と記憶を失い、シェリルと名前を変えて各国の酒場で働いている。
- マルダー (Marda)
- マルディアスの創造神だが、ミルザとサルーインの戦いよりも遥か昔に起こった神々の戦いの後、他の神々と共に姿を消した。
- サイヴァ (Sayva)
- 創造神マルダーの妻である破壊の女神。マルダー以下他の神々に戦いを挑むが敗北する。
[編集] その他の登場人物
- ディアナ (Diana)
- アルベルトの姉で、彼が主人公の時の初期メンバーの一人。ナイトハルトと婚約するが、ある事件をきっかけに行方不明となる。ある時期にブルエーレを訪れると公邸内にその姿を確認できる。また、アルベルトが仲間にいなければ各地で姿を見ることができる。
- ルドルフ (Rudolf)
- イスマス城主で、アルベルトとディアナの父。モンスターのイスマス城襲撃により命を落とす。
- マリア (Maria)
- アルベルトとディアナの母。ルドルフと運命を共にする。
- ダウド (Daood)
- ジャミルが主人公の時の初期メンバーで盗賊仲間。中盤でパーティーから外れようとする。
- ガラハド (Garahad,Garajad)
- グレイが主人公の時の初期メンバーの一人。ローザリア出身の聖戦士。中盤以降アイスソードを手に入れ、アルツールに現れる。プレイヤーの選択肢によっては命を失ってしまう。
- ミリアム (Myriam)
- グレイが主人公の時の初期メンバーの一人。火の術法が得意である。やや自信過剰で、自己中心的な一面も。エスタミル出身。
- ゲラ=ハ (Guella=Ha)
- ホークが主人公の時の初期メンバー。トカゲ人間「ゲッコ族」の青年で、外観に似合わず、紳士的な態度で接する。
- オウル (Owl)
- バファル帝国にある迷いの森で人知れず暮らす魔女。クローディアの育ての親。今際の際にクローディアに出生の秘密を話す。
- シルベン (Silven)
- クローディアが主人公の時の初期メンバーの銀狼。 実は月の女神エリスの仮の姿。
- ブラウ (Brau)
- クローディアが主人公の時の初期メンバーの雄熊。
- ネビル (Nevil)
- バファル帝国の近衛隊長で、皇帝警護・帝国内外の諜報活動を統括する。時期によっては、プレイヤーにジャンの捜索を依頼することがあり、モンスター軍団のメルビル城襲撃の際には皇帝・皇后警護に自らあたった。
- パトリック (Patrick)
- バファル帝国の財務大臣。金塊横領の罪に問われ謹慎となる。
- コルネリオ (Cornelio)
- ローバーン公。妻はバファル皇帝の妹マチルダ。バファル帝国随一の軍事力を要することから、皇帝フェルVI世、失脚を画策。海賊との癒着も噂され、同帝国で頻発する数々の事件の裏で暗躍する。
- ジャン (Jean)
- バファル帝国親衛隊に属している、ネビルの部下。
- モニカ (Monica)
- ローバーンに潜入中のバファル帝国軍人・工作員。ゲーム序盤でアルベルトを助ける。
- ファラ (Farah)
- ジャミルの幼なじみで、彼に淡い恋心を抱いている。ジャミルの盗んだ分け前をいつも分けてもらっている。
- アフマド (Ahmad)
- クジャラートの首長。首都エスタミルを統治している。色を好み、アムト神殿に密かにハーレムを作っている。WSC版では名前が「ドマファ」に変更されている。
- ハルーン (Haloon)
- かつてのクジャラートの首都タルミッタを統治している。クジャラートの原理主義者の代表格で、水竜の力を借りるために水竜の祭りを復活させ、アフマドの娘を生贄として捧げようとする。WSC版では名前が「ルーハン」に変更されている。
- ブッチャー (Butcher)
- サンゴ海の極悪海賊。マキャベリストで帝国との癒着も噂される。方針の違いから、ホークと幾度と無く衝突し、ホークを謀殺しようとする。
- エルマン (Erman)
- 旅芸人の一座の会計係。バーバラと一緒に旅をしている。バーバラを主人公に選んだときのみ初期メンバーとして参加する。
- ナタリー (Natary)
- 旅芸人の一座の歌い手。バーバラと一緒に旅をしている。戦闘には参加しない。
- ナイトハルト (Neidhart)
- カール・アウグスト・ナイトハルト。ローザリアの皇太子。国王である病床の父に代わり、実質的にローザリアを支配している。北方の遊牧民族から「カヤキス(黒い悪魔)」と呼ばれ恐れられている。
- ニザム (Nizam)
- タラール族の族長。アイシャの祖父。伝承に従い、タラール族を連れてカクラム砂漠の地下に避難する。
- ジェフティメス (Djehtimes)
- カクラム砂漠の地下に住む地底人の長。
- フラーマ (Flamma)
- バイゼルハイムを統治する火の術法使いで、主人公達にサルーインの復活の阻止を説く。イベントの流れ次第では火のルビーを託す。
- テオドール (Theodore)
- 「騎士団の剣」とうたわれる名将。ミルザブール城の城主でもある。騎士団の士気の低下と衰退に危機感を募らせている。
- コンスタンツ (Constanze)
- テオドールの一人娘。モンスターに誘拐されるイベントがある。ラファエルの恋人で後に妻となる。
- ハインリヒ (Heinrich)
- 「騎士団の盾」とうたわれる老騎士。オイゲンシュタットを統治している。自身は重病を抱えており、テオドール同様、騎士団の衰退に危機感を抱いているものの、側近のラファエルには大きな期待をかけている。
- ラファエル (Raphael)
- オイゲンシュタット一の剣の腕前を持つ見習い騎士。コンスタンツと将来を誓い合った仲。コンスタンツが誘拐された時、彼女を守れなかった罪・背中から斬られていた罪に問われ幽閉されるが、コンスタンツが救出された後は罪を許され、めでたくコンスタンツと結ばれ、騎士としても一人前になっていく。後に、サルーイン討伐を決意。
- ガト (Gato)
- バルハラントにある「ガトの村」の村長。
- 四天王
- かつてミルザと共にサルーインと戦った巨大な怪物、タイニィフェザー、アディリス、フレイムタイラント、水竜のこと。それぞれが高価なアイテムを持っており、手に入れるには戦って勝つか交渉をする必要がある。交渉を成立させた場合、主人公たちに力を貸してくれるようになる。
- ミニオン (Minion)
- サルーインが生み出したしもべ。ヘイト、ワイル、ストライフの3体が存在する。各地に破壊と混乱を招く悪の手先。
- ウェイ=クビン (Wey=Quevin)
- 魔の島で人体実験をしながら不老不死の術を研究する魔術士。魔のエメラルドを持っている。
- サラキーン (Sarakihn)
- 巨人の里の族長。彼に認められると、巨人の里で買い物が出来るようになる。
- ハオラーン (Haolahn)
- 各地のパブを放浪している謎の吟遊詩人。主人公達に道を示す。その正体は主神・エロール。
[編集] 地名
- フロンティア (Frontier)
- ユーエン大陸最西端に位置し、夢を追い求めて人々が集う未開拓の土地。近年になり、クジャラート政府が入植を許可したことから人口が急増。古代から封印されている魔物が多く眠り続けている。
- クジャラート (Kjaraht)
- ユーエン大陸中部に位置するクジャル族国家。300年前マラル湖周辺のクジャル族が糾合され建国。その後、エスタミル王国を滅ぼし急速に台頭。ローザリアと2度戦火を交えるものの何れも敗北を喫している。海峡を挟んで2大陸にまたがる大都市エスタミルが首都であり、旧首都であるタルミッタおよびマラル湖周辺は最近は軽視され気味。現在の首長はアフマド。
- ローザリア王国 (Kingdom of Rosalia)
- 北バファル帝国の君主国で、マルディアス随一の軍事・文化大国。国名の由来は、500年前に同大陸に進出したバファル貴族:ローザ・ライマンに由来。長らくバファル帝国植民地に甘んじていたが、前述のライマン家がバファル帝国に反旗を翻し、独立闘争(北バファル戦争)を戦い抜き独立を果たす。現在は病気の国王に代わって皇太子ナイトハルトが実質的に統治。近年は北部の乾燥地帯の支配に乗り出している。
- ガレサステップ
- ローザリアの北に広がる草原。一角にはかつてミルザが試練を受けた地へとつながる祭壇がある。
- ウロ
- ガレサステップとカクラム砂漠の東にある町。北のノースポイントと南のクリスタルシティを結ぶ街道においてその中間点にある。東の山中で巨人の姿が目撃されている。
- カクラム砂漠
- ガレサステップの更に北に広がる砂漠。地底に古代人の集落がある。
- バファル帝国 (Bafal Empire)
- 南バファル大陸の君主国。900年前、アロン島出身の青年商人・メルビルが同大陸に進出・サンゴ海交易で財を成し、同帝国を建国。首都:メルビルの名称は彼の名に由来する。アロン島・リガウ島の離反に端を発し、同帝国は衰退。非中央集権的で皇族・諸侯らの影響力が強く、それゆえ皇帝の後継者争いの絡んだ権力者間の陰謀がうごめいている。首都メルビルの側には魔女の住む迷いの森がある。
- 騎士団領 (Dominions of the Knights)
- ユーエン大陸東端に位置する国家。正義の神・ミルザを慕うものたちが、この地に結集し築き上げた。現在はその末裔である騎士団が治安を守る土地だが、近年は騎士道が軽んじられている。魔導師フラーマの住むバイゼルハイムがある。
- バルハラント (Valhalland)
- 一面雪と氷に覆われた最南端の土地。バルハル族が住んでいる。
- アロン島 (Alon Island)
- 島の大半がジャングルで覆われた土地。トカゲ人間のゲッコ族が住む。旧バファルの植民地だったが、現在は独立している。
- リガウ島 (Rigau Island)
- メルビルからのみ行ける、トマエ火山のそびえ立つ島。火山からは死の世界「冥府」へ行くこともできる。旧バファルの植民地だったが、現在は独立している。
[編集] デステニィストーン
デステニィストーンはかつてサルーインを封じるために使われた10種の宝石の総称であり、火のルビー、水のアクアマリン、風のオパール、土のトパーズ、魔のエメラルド、幻のアメジスト、気のムーンストーン、邪のオブシダン、光のダイアモンド、闇のブラックダイアが存在する。本作で登場する術の系統のそれぞれに属した力を秘めている。反属性に対する耐性を持ったアクセサリ的防具であるものが多い。
[編集] バグ
このゲームはバグが多いのも特徴である。以下は主なものである。
- はやぶさキャンセル:必殺技「はやぶさ斬り」を選んでキャンセルすると、その他の攻撃を選んでも必ず先制攻撃になる。
- 一つしか手に入らないアイテムをいくつも増やせる。
- 同一キャラクターを2人以上仲間に出来る。
- 一時的にしか仲間にならないキャラクターを最後までパーティに加えたままにする事ができる。
- ボスキャラから逃げるだけでボスキャラのシンボルが消えてしまい、ボスキャラの後ろにある宝箱を開けることができてしまう。またスクロールで外に出るとボスキャラとのイベントが可能になる。
- 強制的に一方向に流される地形(滝や流砂など)でも、セーブとロードを繰り返すことで逆らって移動できてしまう。
- 乗り物(アイシャの馬など)によるバグを悪用することで本来入れない場所に入り込めてしまう。
- 召喚魔法使用時に、敵から火魔法・火の鳥の攻撃をされるとゲームのセーブデータが飛んでしまう。
またバグではないものの、効果の判然としないパラメータやゲームバランスの不調など仕様面に幾分理不尽な部分がある点は否めない。「愛」や「魅力」の正確な意味が解明されたのもインターネットによる情報交換やエミュレータが発達した近年になってからである。
なお、WSC版ではこれらのバグは改善されている場合が多い。しかしその一方で、入手不可のはずのアイテムを手に入れられるなど、SFC版にはない新たなバグもある。
- レイディバグ
- バグの多いこのゲームにおいてもっとも有名なバグが、ファンの間で通称「レイディバグ」と呼ばれているものである。レイディバグは、ホークが主人公のときに「とある場所に入る → 追い返される」を繰り返すと発生するバグで、彼の船レイディラック号が名前の由来である。これを行うと、見たこともない職業や敵の名前が出たり、「おょにいけ!」や「げじゃげじゃじゃ! フヒフ」や「ありがとう しんじてたよは しんじられん!」などのおかしなメッセージがながれたりするなど、様々な現象が起こる(ロムによっておこる内容が微妙に違うようである)。そのあまりのありえなさ、面白さゆえに、この現象のために本作をプレイする者もいるほどだが、セーブデータが破損して消えることもあり、更にはセーブができなくなることもあるなど、危険性が高い。
- WSC版ではこのバグは解消されている。
[編集] WSC版の違い
- 移動中にダッシュ出来るようになった。ただしこれは時間を倍速化させたものであり、ダンジョンで使うと敵が追ってくる速度も倍になる。
- バグの多くが修正されたものの、新しいバグも増えた。
- シェラハ関連のイベントなどが追加された。それに合わせ、ブラックダイアを除く全てのディスティニーストーンが入手できるようになった(PS2版の『ミンストレルソング』とはイベントの内容が異なっている)。
- パーティにまともにダメージを与える手段のなかったモンスターに攻撃手段が追加され、ダメージを与えてくるようになった。
- ハードの限界から、敵が密集すると処理落ちを起こし、ROMカートリッジのゲームには珍しくローディングに数秒を要す場合がある。
- 歩行中にメニュー画面を開きづらくなった。ダンジョンで敵に追われている時に逃げながらメニュー画面を開いてセーブすることが困難。しかし危険な所でセーブして詰まる危険が減った。
- セーブファイルの数が増加した。(3→4)
- キャラクターや敵モンスターの名前が一部変更された。(例:アフマド→ドマファ…等)
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 関連商品
[編集] 漫画版について
- 徳間書店インターメディアより本作の漫画版が発売。著者は紺野さおりで、全2巻。巻数の都合もあってかストーリーは原作のゲームよりかなり省略・改変されている。
- ロマンシング サ・ガ大事典には石田祐子作によるコメディ漫画「とびだせオブシ団」が掲載されている。(主人公はグレイ)ダンジョンに入ると敵でギュウギュウ詰めになったり、相棒をぶん投げて愛がアップ!したりとプレイした人なら解る内容になっている。
[編集] 参考文献
- キャラメル・ママ編 『Romancing SaGa 徹底攻略編』、NTT出版、1992年2月、ISBN 4871881520
- ロマンシング サ・ガ大事典、NTT出版、1992年10月、ISBN 4871881717
[編集] 外部リンク
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