ロマンシング サ・ガ2

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サガシリーズ > ロマンシング サ・ガ2
ロマンシング サ・ガ2
ジャンル コンピュータRPG
対応機種 スーパーファミコン
Wiiバーチャルコンソール)[VC]
Wii U(バーチャルコンソール)
iアプリ
EZアプリ
開発元 スクウェア
発売元 スクウェア
VC, i, EZ:スクウェア・エニックス
シリーズ サガシリーズ
人数 1人
メディア SFC:16 メガビットロムカセット
発売日 SFC:1993年12月10日
Wii VC:2010年3月23日
Wii U VC:2014年1月22日
i:2010年11月1日
EZ:2011年3月3日
対象年齢 VC:CEROB(12才以上対象)
コンテンツ
アイコン
麻薬
売上本数 117 万本
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ロマンシング サ・ガ2』 (Romancing Sa・Ga2) は1993年12月10日スクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたスーパーファミコンコンピュータRPG

ロマンシング サ・ガ』に続くスーパーファミコンでのシリーズ作品第2作。サガシリーズとしては5作目にあたる。

2010年3月23日からは Wiiバーチャルコンソールでスーパーファミコン版の配信が開始された。2014年1月22日からはWii Uの バーチャルコンソールでも配信。

2010年11月1日からは iアプリにて『ロマンシング サガ2』 (Romancing SaGa2) のタイトルで配信が開始された。携帯電話アプリ版では前作同様タイトルに中黒が付けられていない。グラフィックと音楽が一新されたほか、アプリ版オリジナルの要素としてオリジナルダンジョン、新たなクラス(職業)や陣形、強くてニューゲームなどが追加されている。2011年3月3日からはEZアプリでも配信が開始された。

2012年9月18日からはこのゲームがベースとなったソーシャルカードゲーム『エンペラーズ サガ』が配信された。

概要[編集]

ストーリー面、戦闘面両方において前作同様に高い自由度を有するシステムになっている。

「フリーシナリオ」というシステムと時間軸の設定により、自分なりのストーリー展開を作り出せる特徴がある。前作では最初に主人公キャラクターを選択することで大きくストーリー分岐を設定させていたが、本作では皇位継承システム(後述)によって、核となるキャラクターが任意で(あるいは強制的に)交代していく。年月の経過による様々なイベント変化もあり、歴史群像のような物語性を持つ。

戦闘面では、戦闘用キャラクターや陣形の選択、武器を使った攻撃「技」・一般的な RPG で言う魔法に相当する「術法」の発展、武具の開発などがあり、戦略面の自由度が高くプレイヤーの好みを反映することができるようになっている。

自由度の高さゆえ、状況を打開できない「ハマリ」が発生する場合があるが、全滅は即皇位継承となるため、最終皇帝の代および一部特殊な状況を除きゲームオーバーは存在しない。

ストーリーは、酒場で吟遊詩人がバレンヌ帝国の歴史を詠うところから始まる。プレイヤーはその一大叙事詩の中で、過去から現代へと続く歴史を創り上げる主役としての役目(すなわち、吟遊詩人が詠う物語を完成させる役目)を担うことになる。

ストーリー[編集]

人々の間で語られる「七英雄の伝説」。数多くのモンスターを駆逐した後に姿を消した、7人の英雄。彼らはいつの日か再び現れ、世界を救うという。

そんな伝説も、乱世においては救いを求める人々の間で盛んに語られたが、平穏な時代になると忘れ去られていった。しかしやがて、世界には数多くのモンスターが現れ、強大な力に苦しめられた人々は再び七英雄の伝説を語るようになる。そして、ついに伝説のとおりに七英雄が再び戻ってきたのである。

この乱世の中にある小国「バレンヌ帝国」では、全盛期だった頃の広大な領土回復のために、周囲のモンスターを駆逐していた。そんなある日、正体不明の魔道士が帝国を訪ね、七英雄の存在に警戒するよう忠告をしてきた。なぜならば、七英雄たちは世界を救うという大義からかけ離れた凶悪な振る舞いをみせていたからだった。魔道士は、七英雄に対抗するための力として、自らが認めた跡継ぎにその能力を受け継がせる能力「伝承法」を皇帝に与えた。

こうして、領土拡大と世界の平穏を目的としたバレンヌ帝国は伝承法の力で代々の皇帝に戦う力を受け継がせながら、長大な戦いに突入していくことになるのであった。

システム[編集]

フリーシナリオ[編集]

前作に引き続き採用しているシステムで、既存の日本のRPGに見られる一本道の展開を排除してプレイヤーに多くの選択を用意した自由度の高さが特徴。行き先やイベントをいくつかの候補の中から選ぶことができ、場合によっては途中でイベントを放棄することも可能だが、前作と異なり戦闘回数の増大によってイベントが自然終了することはなく、主要なイベントは全てクリアする必要がある。強力なボスにいきなり挑戦も可能な一方で、手も足も出ずに全滅といったことが起こりうるのも前作同様である。

本作においては「帝国が国力をつけるために各地を制圧する」というストーリーで進んでいき、イベントをこなすことでその地域を制圧し、帝国の領土を広げる。領土の地域では「税収(後述)が増える」「地元のキャラクターを仲間として使用できる」など、様々な恩恵が受けられる。ただし必ずしも制圧できるとは限らず、絶対に制圧できない地域もある。

パーティキャラクターは、クラスを持ったキャラクターを帝国の城内などで自由に勧誘することができ、自分の戦略・趣味に合ったキャラクターを選び、最大5人のパーティーメンバーを決定する。ただし、一度メンバーに加えるとそのメンバーが死亡するまでパーティから外すことはできない。選べるクラスの種類はゲームの進行と共に増加していく。

世界は16の地域に区切られ、それぞれ様々な町・ダンジョン・イベントが用意されている。地点間は前作同様、地図上から地名を選択して移動する。基本的には前作を踏襲しているが、地名だけでなく街やダンジョンのアイコンも表示されている。今作では世界全体の地図も表示可能で、領土の地域であれば遠く離れた場所にも直接移動できる。

エンカウント[編集]

前作に引き続き、シンボルエンカウントと戦闘回数による敵ランクの上昇方式が採用されている。マップ画面にプレイヤーと同じく敵がシンボル表示され、接触する(される)ことで戦闘が開始されるため、敵のシンボルとの接触を避ければ戦闘そのものを回避できる。本作ではダッシュをすることができるが、ダッシュ中は視界がプレイヤーキャラの周囲の狭い範囲のみとなり、ダッシュ中に接触した場合は不利な陣形での戦闘を強いられる。

今作では敵シンボルは接近時に迫ってくるものの、動きはある程度ランダムであり、ダンジョン突入時から主人公目がけて追いかけてこないため、前作と比較して戦闘を回避しやすい。

前作同様、敵のシンボルは種族ごとに違うため、シンボルの外見から敵の内容をある程度判断することができる。

フリーシナリオシステムを採用している都合上、エンカウント時に出てくる敵の強さは「戦闘回数」に応じて上昇していく「敵ランク」で決まる。ただし戦闘から退却しても戦闘回数がカウントされるため、敵から退却を繰り返すと、味方が強くならないまま敵だけが強くなっていく。

戦闘システム[編集]

HP に加えて LP(ライフポイント)の概念が設定されている。LPとはキャラの生命力を表す数値であり、HPが0=戦闘不能になった場合・および戦闘不能状態で追撃を受けることによって、1ずつ減少する。LPが0になるとそのキャラは死亡してしまい、パーティから消滅(ロスト)する。HPに比べ、LPは回復手段に乏しい。なお、本作以降の多くの作品ではHPが戦闘終了後に全回復する仕様になり、そのぶん全体的に敵から受けるダメージ量が多い。戦闘に常にボス戦のようなダイナミズムを与えると同時に、LPによって戦闘不能になるリスクを持たせた形となっている。

戦闘はターン制で、ターンの初めに所持しているアイテム、もしくはアイテムに応じた各キャラが覚えている技・術を選択し、概ね素早い順に行動していく(陣形によっては、素早さとは無関係に行動順が決まる場合もある)。基本的に、技はWPを、術はJPを消費する。敵が技・術を使用してくることもあるが、それに対して「見切り」を覚えていると、その技を100%回避できる。序盤での「ソウルスティール」など、特定の見切りを必要とするボスも存在する。

特徴的なのが、属性の管理システムの大幅変更である。本作以降[1]では全ての攻撃に「斬(斬撃)・打(打撃)・突(突き)・射(射撃)・熱(高温)・冷(低温)・雷(電撃)・状(状態異常)」の 8 つの属性が設定されており、防御側には各属性に対する防御力がそれぞれ設定され、対応する属性の防御力が高いほどダメージを軽減するシステムになった。

前作までは、例えば「炎に耐性を持つ防具を装備していれば炎属性の魔法攻撃が効かなくなる」という、属性遮断を行なう概念のみが存在し、それ以外は物理防御力・魔法防御力の 2 種類のみであった。本作でも、従来のように特定の性質の攻撃を無効化する耐性もあるが、属性の概念が一新されたため、区別するために「特性」という用語になっている。

結果として、特定の属性が効きにくい防具が登場したり、敵側も例えば打属性の攻撃を激減もしくは完全防御するスライム系、突きや射撃には強いが打撃や熱に弱い骸骨系といった、いっそうの個性化が図られている。「防御特性」と呼ばれるこのシステムは、『女神転生』シリーズがモデルとなっているとのこと。

それに合わせ、弱点のシステムも変更され、通常の属性であれば「対応する属性の防御力が低い状態」でしかなく、絶対的な急所という概念ではなくなった。「浮遊」「女性」といった、種族が持つタイプに特効するシステムは残されているが、こちらも一定確率で即死させる効果は失われている[2]

今作でもパーティが陣形を組んで戦闘するシステムは導入されているが、前作と内容は変更されており、それぞれに特徴を持った陣形の中からあらかじめ選択する。陣形には様々な特徴があり「絶対に先手が取れる」「1 人に敵の攻撃を集中させる」など、多々存在するが、敵の近接攻撃に絶対に狙われないポジションはなくなった。新しい陣形を覚えるには、その陣形に対応したクラスのキャラを皇帝にする必要がある。

性別
男性、女性、性別不明がいる。戦闘時の特定の攻撃[3]や、一部の回復アイテムの対象に影響を及ぼす。
パラメータ
サガシリーズの特徴として、キャラクターの成長はレベル制ではなく、戦闘終了後に HP 等の各種パラメータが個々に上昇する。ただし今作では特定の能力値が各キャラ固定となっていて、装備品での補強以外では強化不能。
  • HP - 耐久力。0 になると気絶し、LP が 1 減る。戦闘終了後に成長し、ダメージを受けた分は全回復する。
  • LP - 生命力。通常は HP0(気絶)・気絶中に攻撃を受けるとそれぞれ 1 減るが、LP 自体にダメージを与える特殊な攻撃もある。0 になると死亡してパーティから離脱(皇帝だと戦闘敗北)。
  • WP - 技力。技の使用で消費する。武器や体術の技能レベルに連動して成長する。
  • JP - 術力。術法(後述)の使用で消費する。術法の技能レベルに連動して変動する。
  • 腕力 - 武器(小剣・弓以外)の威力に関わる。キャラクターごとに固定。
  • 器用さ - 小剣・弓の威力に関わる。キャラクターごとに固定。
  • 素早さ - 行動順、回避率、体術の威力に関わる。武器・防具に設定されている重量によって下がる。キャラクターごとに固定。
  • 体力 - HP の上昇量、再生状態での HP 回復量、毒のダメージ、状態異常の自然回復力に関わる。キャラクターごとに固定。
  • 魔力 - 術法の威力に関わる。キャラクターごとに固定。
  • 理力 - 冥術(後述)の威力を上げ、その他の術の威力を下げる。キャラクターごとに固定。ゲーム内に名称が登場して数値が確認可能になったのはアプリ版である。
  • 防御 - 装備した防具性能の合計。受けるダメージを軽減する。
  • 技能レベル - 技・術の熟練度であり、高いほど効果が上昇する。また、技や術を使用するときに消費する WP と JP は、武器や術の技能レベルが高いほどより多く成長する。武器や術の系統ごとにそれぞれ技能レベルが存在しており、戦闘終了後に得る「技術点」が戦闘で使った技能に充てられて成長し、技能レベルを上げることで強化していく。

なお、皇帝の HP・技能レベル(および技・術)は、伝承法によってそのまま次の皇帝に引き継ぐようになっており、伝承法によってレオンからの皇帝の記憶・能力を受け継ぐ設定を反映させている。

武器
攻撃用の装備で、片手用・両手用がある。4 つまで装備可能。盾の効果は両手用武器では発生しない。
各キャラには得意武器が設定されており、技の閃きの可否に影響する(素手での格闘である「体術」を含む)。
  • - 片手用。威力は標準的で技のバリエーションが豊富。大剣と技能レベルを共用する。
  • 大剣 - 両手用。敵単体に高威力の攻撃を行う技が多い。剣と技能レベルを共用する。
  • - 片手用。高威力だが命中率に難がある。遠距離攻撃が多い。棍棒と技能レベルを共用する。
  • 棍棒 - 片手用。威力はそこそこで、補助に役立つ追加効果が豊富にある。斧と技能レベルを共用する。
  • - 両手用。威力の高さと豊富なタイプの技を併せ持つ。槍斧・小剣と技能レベルを共用する。
  • 槍斧 - 両手用。槍と同じ技が使用できるため、槍と同じ特徴を持つが、武具の開発では別種の武器として発注できる。
  • 小剣 - 片手用。威力は低いが命中確率が高く、盾で回避されない。槍と技能レベルを共用する。
  • - 両手用。全てが遠距離攻撃であり多数の敵を攻撃する技が多い。
  • 体術 - 両手用。武器の威力に依存せず、本人の成長にしたがって威力が大きく上がる。爪と技能レベルを共用する。
  • - 特定の条件を満たすと爪を伸ばして武器にすることができる。体術と技能レベルを共用する。
防具
防御用の装備。通常は 3 つまで装備可能だが、4 つ目に専用装備を身につけたキャラもいる。基本的に 1 種類 1 つしか装備できない。
  • - 特定の攻撃のダメージを一定確率で抑える。
  • ガーダー - 盾と似ており、回避率は低いが発動すれば攻撃自体を無効化できる。盾とガーダーはどちらか1つしか装備できない。
  • 身体 - 胴体用防具。物理防御重視の「重鎧」、軽量の「軽鎧」、魔法防御重視の「ローブ」がある。
  • - 頭用防具。物理防御重視の「兜」、軽量の「帽子」がある。
  • - 腕用防具。腕力や器用さを補強するものがある。
  • - 足用防具。素早さを補強するものがある。
  • 全身鎧 - 身体・頭・腕・足の防具がセットになったもの。部位が重複する他の防具とは併用できない。
  • - 鎧の下に着るため、全身鎧とも併用が可能。
  • 指輪 - アクセサリー。主に魔法防御や耐性重視で、装備欄の許す限りいくつでも装備できる。
多くのRPGで言う所の「魔法」にあたるもの。攻撃・回復・防御面で強力なためゲーム全般で重要な要素。
本作では修得にあたり、政策によって術法研究所を建設する必要がある。上位の術はその系統の技能レベルが低いと覚えられないため、鍛えた系統であれば強力な術を使えるようになる。最初から術を覚えているクラスもあるが、該当する系統を鍛えていればより強力な術を覚えた状態でスタートする。
本作より、術はメニュー画面から武器と同じように専用のスロットに8つまでセットするようになっている。したがって、覚えられる術であっても一度に全てを使用することはできない。すでに8つ覚えている状態の場合、どれか1つを忘れることで代わりに覚えることになる。
術には相反する系統が設定され、それらを1人が同時に覚えることは不可能。
  • 水術 - 回復に優れ、水だけではなく時の流れまで操る術。火術と相反する。
  • 火術 - 攻撃や生命に関する補助効果を操る術。水術と相反する。
  • 地術 - 主に防御的な補助要素の高い術。風術と相反する。
  • 風術 - 攻撃方面の補助に優れている術。地術と相反する。
  • 天術 - 光や熱を操る攻撃的な要素の強い術。冥術と相反する。
  • 冥術 - 負の力を操ることができる術。特定のイベントを経ることで使用可能。天術と相反する。
合成術
術の技能レベルを高めることで、術法研究所で発注することのできる強力な術2系統を掛け合わせたものとなり、多額の費用を研究所の魔道士に支払う必要がある。発注後もすぐには完成せず、完成は世代交代が必要になる。術スロットは通常の術と共用する。
合成のための系統を全て覚えていないと、新たな合成術を覚えることはできない。
相反する術を覚えることで合成術の系統との食い違いが起きた場合、その合成術を忘れてしまう。

閃きについて[編集]

本作から採用された、武器を使ったバリエーション豊かな攻撃方法である「技」の修得方法。戦闘中に攻撃を行おうとしたキャラクターの頭上で突然豆電球が光ることがある。これを閃きと呼び、その瞬間に新たな技・見切りを覚え、技の場合は即座に閃いた攻撃を行う(その代わり、元々コマンド入力していた攻撃は行わない)。

本作以降の技は、武器の系統毎に定められているため、同じ系統の武器であれば異なる武器でも同じ技が使用可能で、既に覚えた技を別の武器で使いまわすことができる。閃きには覚えたい技ごとに条件が定められ、特定の技を使うことでさらに覚えられる技や、特定の武器でしか使えない技も存在する。したがって、前作と異なり、取り扱う武器が増えても、武器の系統が同じであるかぎり、技のバリエーションが増えることはほとんどない。また、各キャラクター毎(クラスではない)に閃く技が限定されている。

見切りは、敵から技を受けたときに閃き、その場で敵の攻撃を回避する。強力な技を見切るには、それに見合った強敵と戦う必要がある。以降のターンやそれ以後の戦闘でも、見切った技は同じように回避できる。

修得した技(および見切り)の管理方法も前作とは異なる。前作では「熟練度を高めた武器を装備している限り対応した技を使用できる」方式だったが、本作では異なる武器間で技を使い回せるため、術と同じように、技自体をメニュー画面にて装備するシステムを採用した。技と見切りは、技スロットに合計8つまでしか一度に装備できないため、使用したい技・必要な見切りを厳選する必要がある。

ただし、本作では帝国の施設の一つ「技道場」を介しないと、既に覚えた技を新たに装備させることはできない。また、技道場自体が「先代までに覚えた技を次の世代に伝える存在」のため、条件さえ整えばすぐに全員が覚えることのできる術とは異なり、覚えたばかりの技は世代交代しなければ技道場から覚えることはできない。しかしながら術と異なり、メニュー画面から覚えた技を削除する「封印」はいつでも可能であるため、世代交代前に技を封印した場合、その世代に限っては再使用には閃き直す必要がある。また、技・見切りが8つ全て埋まっていると閃くことはできなくなるため、技のレパートリーを増やしたいならば自発的に覚えた技を封印することも必要になってくる。

ただし、一部の武器(および防具)は、前作同様に覚えれば「その武器を装備している限り使用可能な技」が少数だが設定されており、前作とは異なり武器を外しても固有の技は失われず、ほかのキャラクターに装備させてもその場で使うことができる。

皇位継承[編集]

前述のように、本作では「世代交代」の概念がある。イベントをこなすことでゲーム内に設定された年月が大きく経過して、現在の世代のパーティは強制的に寿命で全ていなくなる。そこで、選抜される 4 人の候補者から選択したキャラクターが次の皇帝になり、次の世代がスタートするようになっている。これを「年代ジャンプ」と呼び、場合によってはイベントの内容が変化・消滅したり、新イベントが発生することもある。また主要ボスとなる七英雄はゲームの進行によって強化されていく。修得した技が「技道場」に登録されて誰でも使えるようになったり、前の世代で開発した武器・防具が量産されて店頭で購入できるようになったり、新たな合成術が完成したりするため、年代ジャンプはゲーム中の大きな節目となっている。

なお、全滅した場合は仲間にできるキャラのうちパーティに入れていないキャラから選ばれた4人の中から、年代ジャンプ前に皇帝のLPが0になって死亡した場合は残った4人のパーティメンバーの中から、新たな皇帝を選択し、その時代を再び進めていく。また、年代ジャンプには限りがあり、最終皇帝(後述)が出現した後は年代ジャンプによる皇位継承は発生しない。

政策・開発[編集]

帝国の主な収入源は税金であり、領土の増加などによって増額する。1回の戦闘ごとに(退却してもよい)、この額が収入として国庫に入る。また、宝箱などから財宝として資金を得ることもある。

皇帝として行う政策には帝国の資金が必要となる。前述の「合成術の発注」以外にも、より高性能な装備品の開発・術法研究所や帝国大学などの建設事業などがあり、莫大な費用がかかることもある。各地の店に並ぶ武具も、そのほとんどは帝国の開発状況に比例したものになるため、ほかのRPGの要領で武具を探すため新天地の店を訪れても、多くは本拠地アバロンと同等のものしか陳列されていない。なお、税金を得るために必要な戦闘を重ねることで敵のランクが上がるため、パーティの成長を同時に考えた上で戦闘をこなす必要もあり、不用意な退却の繰り返しをすると強敵に対処できなくなる可能性もある。これが本作の難易度を上げる要因の1つとなっている。

店頭で品物を購入する場合、領土内の店であれば原則無料だが、購入できるアイテムは装備品に限られ、薬品などの消耗品は原則として非売品である。そうした消耗品は、敵キャラクターからの戦利品として入手するか、もしくは年代ジャンプによりアイテムを保管する「倉庫」に自動的にストックされる形での入手が基本。したがって回復アイテムをむやみに使用することはできなくなっている。

登場人物[編集]

バレンヌ帝国皇帝[編集]

レオン
物語開始時のバレンヌ帝国皇帝。皇帝でありながら、日々自ら先頭に立ってモンスターとの戦いに臨み、帝国を護っている。ジェラールにとっては厳しくも優しい父であり、経験のために彼を連れてモンスターの退治に当たることもある。命を賭してクジンシーの必殺技「ソウルスティール」の見切りを会得し、ジェラールに伝承法と共に帝国の未来を託して死亡する。
ジェラール
物語開始時のバレンヌ帝国第二皇子。武勇を誇る父レオンや兄ヴィクトールとは違い、争いを好まない大人しい性格。それが災いしてか、一部の臣下からは頼りなく思われている。
クジンシーとの戦いでヴィクトールとレオンを立て続けに失うが、伝承法によってレオンの能力を受け継ぎ、アバロンに攻め込んで来たゴブリンの群れを一掃した後、七英雄討伐を始める。ここより、歴代皇帝と七英雄の長きに渡る戦いが幕を開ける。
最終皇帝
終盤までゲームを進めた場合や、他に皇帝継承できるキャラクターがいなくなった場合に即位するキャラクター。説明書には「名前を設定したキャラクター」などの、VC版ウェブサイトでは「主人公」との表記[4]があるが、一般的には「最終皇帝」と呼ばれる[5]。ゲーム開始時に名前と性別を設定可能で、この皇帝が即位すると以降は皇帝継承が不可能になる。原作のエンディングでは七英雄を討伐して以降バレンヌ帝国が共和制に移行したことで隠居の身となり、これにより文字通りバレンヌ帝国最後の皇帝となった。

クラス(職業・種族)[編集]

プレイヤーのパーティキャラクターおよび歴代皇帝となるキャラクター。

特別な背景を持ったキャラクターは基本的になく、それぞれ独自の職能集団 / 種族として扱われる(クラスと呼ぶ)。例えば重装歩兵ならば「防御力に優れ、剣を得意」とし、シティシーフならば「素早さに優れ、小剣を得意」とするなどである。ただし、この「得意」というのは技能レベルのみに該当し、パラメータとの相性・閃きの可否などを考えた場合は、必ずしもその武器が最適になるとは限らない。

1クラスに8名キャラクターが存在し、また、同じクラスでも男女や人物によって性能が異なるが、クラス毎の大まかな特徴は共通。1人をパーティに加えると、即座に次の1人がスタンバイするようになっており、全てを使いきっても再び1人目のキャラクターが再スタンバイするため、人材が枯渇することはない。ただし同じクラスのキャラクターを一度に2人以上パーティに加えることはできない(男女別の場合はそれぞれ1人ずつ加えられる)。

帝国重装歩兵(男)
名前の由来:大型の動物や硬い外殻を持つ動物などから。「ベア」など。
初期から仲間にでき、体力に優れるのでパーティの盾役になることが多い。
帝国軽装歩兵(男/女)
名前の由来:アメリカ人の大統領女優の名前から。「ジェイムズ」「ライーザ」など。
初期から仲間にでき、あらゆる系統の武器の扱いに長けている。
帝国猟兵(男/女)
名前の由来:イギリスの王と女王の名前から。「ヘンリー」「テレーズ」など。
初期から仲間にでき、弓を得意とする。
宮廷魔術師(男/女)
名前の由来:男性は星座、女性は宝石から。「アリエス」「エメラルド」など。
初期から仲間にでき、男は水・風、女は火・風の術法を得意とする。男女共に固定装備として「識者のローブ」を着ているため防御力の高い鎧が装備できない。
フリーファイター(男/女)
名前の由来:ギリシャ神話の登場人物の名前から。「ヘクター」「アンドロマケー」など。
傭兵。初期からいるが、仲間にできるのは特定のイベント後。男女共に攻撃力に優れ、男は大剣、女は片手剣を得意とする。
フリーメイジ(男/女)
名前の由来:男性は、女性はから。「レグルス」「ローズ」など。
フリーで術法を研究している老練の術法使い。術法研究所を設立すると出現。男性は水・土、女性は火・土の術法を得意とする。
シティシーフ(男/女)
名前の由来:男性は、女性は動きの素早い小動物から。「スパロー」「キャット」など。
アバロンで闇稼業を営む盗賊。素早さに優れ、男性は剣、女性は小剣に長ける。
軍師(男)
名前の由来:ほとんどは三国志に登場する軍師や知将の字(あざな)から。「シゲン」など。
帝国大学の学生で、設立後学生を集めると現れる。一見すると怠け者だが知識は本物。魔力が高いうえに初期から 3 種類の術法が使用でき、術法攻撃の大家。
インペリアルガード(男/女)
名前の由来:男性は歴史上の将軍、女性はローマ神話の女神から。「ワレンシュタイン」「ミネルバ」など。
帝国防衛のために新設された屈強の兵士。槍を得意とする。
格闘家(男)
名前の由来:プロレスラーから。「カール」など。
南バレンヌの格闘集団「龍の穴」の総帥。鍛え上げられた肉体を誇り、体術を得意とする。スライム系のモンスターなど、体術が効かない敵は苦手。
サイゴ族(男)
名前の由来:北欧神話の登場人物の名前から。「エイリーク」など。
ナゼール地方と氷海地方を行き来する遊牧民族。棍棒を得意とする。
武装商船団(男)
名前の由来:歴史上の提督の名前から。「エンリケ」など。
海賊やモンスターに対抗するために武装された船団の頭。斧を得意とする他、船の扱いにも長ける。
ホーリーオーダー(男/女)
名前の由来:聖書の登場人物から。「ゲオルグ」「ソフィア」など。
カンバーランドで結成された聖騎士団。男性は剣に、女性は術法に優れる。男女共に固定装備として「聖騎士の盾」を持つ。
ノーマッド(男/女)
名前の由来:遊牧民の王と千夜一夜物語に登場する女性の名前から。「アルタン」「ファティマ」など。
ステップを行き来する遊牧民族。斧・弓を得意とする。
デザートガード(男)
名前の由来:千夜一夜物語に登場する王や大臣の名前(読み方はマルドリュス版による)から。「シャールカーン」など。
テレルテバを守る砂漠の剣士。大剣を得意とする。
イーストガード(男)
名前の由来:日本の剣豪や侍の名前から。「ジュウベイ」など。
ヤウダ地方を守る侍。大剣を得意とする。8人目に登場するソウジは高い戦闘能力を持つもののLPが1。
アマゾネス(女)
名前の由来:歴史上の女傑から。「ジャンヌ」など。
サラマットで生活する女戦士。村の男たちがロックブーケの虜になっているのに嫌気がさし村を出て行っていた。槍を得意とする。
ハンター(男)
名前の由来:アフリカの部族名。「ハムバ」など。
サバンナの猟師。弓を得意とする。動物についても詳しいが、突然地下から現れるタームには困り果てている。
海女(女)
名前の由来:アメリカの女性歌手から。「ナタリー」など。
トバの住民たちの生活を支える漁師。天・風の術法を得意とする。
サラマンダー(不明)
名前の由来:ポリネシア火山から。「ケルート」など。
コムルーン島に生息するトカゲのような風貌の種族。斧・体術と火の術法が得意で、熱属性に対して無敵。無骨者に見えるが歌を愛する心がある。
モール(不明)
名前の由来:土壌の名前から。「シエロ」など。
モグラのような姿をした種族。小剣と地の術法が得意で、精神攻撃に耐性がある。タームによって絶滅寸前にまで追いやられていた。大変手先が器用で、指輪などの工芸品を製作するのも得意。
ネレイド(不明)
名前の由来:ギリシャ神話に登場する水の妖精から。「テティス」など
ルドン高原のアクア湖に生息する淡水性の人魚。潔癖症。一見、女性のように見えるが性別不明(作中には彼女らとは別に人魚が登場する)。水の術法が得意で、冷属性に対して無敵。
イーリス(不明)
名前の由来:風を意味する単語から。「ウィンディ」など。
ヤウダ地方の辺境、チカパ山の高地に生息する鳥のような羽や鉤爪を持った妖精。人間とはあまり関わらないが、音楽を愛し心を開くこともある。人間と古代人の架け橋となる存在。弓と風の術法が得意で、冷属性に対して無敵。
陰陽師(男)
アプリ版で追加されたクラス。陰陽師の名前から。「ドウマン」など。
追加ダンジョンのイベントを進めると帝国に加えることが可能。唯一、最初から冥術を使用できるクラス。魔力と理力が共に高く、精神攻撃系の状態異常を受け付けない。ただし年代経過では皇帝に即位できない。
忍者(女)
アプリ版で追加されたクラス。花の名前から。「アザミ」など。
追加ダンジョンのイベントを進めると帝国に加えられる。体術が得意で素早い。ダッシュ中の視界狭窄を抑えられる。ただし年代経過では皇帝に即位できない。

七英雄[編集]

かつて世界には、現代人を短命種と呼び奴隷として使っていた古代人が繁栄していた(漫画版では現代人を見て「おぞましい」などと口にするなど、あからさまに現代人を嫌う描写がある)。古代人は現代人よりはるかに長命だが、それ故に死を恐れ、また、死にたくないという理由から戦う事すら嫌ったため、特に命を直接脅かすモンスターの存在は最大の脅威であった。しかしその古代人の中に、モンスターを駆逐して平穏な世界にすることを志した勇気ある者が7人いた。それが後の七英雄である。

やがてモンスターたちは七英雄によって倒されたが、そのために彼らが得た強力な力はやがて周囲の古代人から恐れられ、実際に力を古代人に向けるようになり段々と忌避されるようになった。ちょうど世界が天変地異に見舞われそうだったこともあり、次元移動装置を作って別世界へと移住する計画を立て、この時七英雄に対しては装置の事故を装って、自分たちが行く別世界とは異なる場所へと追放した(漫画版では、始めから七英雄を切り捨てる目的でターム族襲来の偽情報を流し、七英雄が離れた隙に逃亡している)。追放された七英雄は、古代人へ復讐するために長い時間をかけて戻ってきたのであり、これが“いつの日か七英雄は戻ってくる”という言い伝えの真相である。

したがって七英雄の主な行動目標は、すでに別次元へ逃亡した古代人を追うための、次元移動装置の調査である。現代に出没するモンスターも七英雄に使役されている。ただし、メンバーの中には復讐に興味を示さず自らの欲望のままに動く者もいる。

一方、プレイヤーであるバレンヌ帝国の目標は、この七英雄を完全に倒すことである。七英雄は、古代人がその寿命を延ばす目的で用いていた「同化の法(己の魂を新しい別の肉体に移し変える方法)」を改良し、モンスターと同化することでさらなる能力や知識を得ている[6]。同化によって異形の姿に変貌しており、通常のモンスターとは比較にならない強大な戦闘力を持っている。

なお、七英雄の名前は JR 山手線の駅名に由来している。上から順に、品川上野池袋恵比寿五反田新大久保新宿をひっくり返してもじったもの。

後に同社のトレーディングカードアーケードゲームLORD of VERMILION』に 7 人ともゲスト参戦しており、そのフレーバーテキストでは「同化の法」の改良に対する仮称として開発提唱者のノエルが「吸収の法」と呼んでいる。なお、フレーバーテキストにはこれら以外にも各メンバーの設定や、七英雄のメンバー招集までの経緯が書かれているが、これは原作者の河津秋敏自身が書いた公式的なものである[7]。なお、同テキストの項では吸収の法の発明以前から 7 人は魔物討伐に共闘していたと見られる文章があるが、詳細は不明。

キャラクターデザインを担当した小林智美が後に出した画集「時織人(ときおりびと)」には、まだ人の姿を保っていた頃の彼らが描かれている。なお、『LORD of VERMILION』のSPカードとしても新たに書き下ろしており、その際は一部のキャラクターデザインを変更している。

ワグナス
七英雄のリーダー。親友のノエルと共に同化の法を改良した。空を飛ぶ要塞「浮遊城」を所有。男性であるが、同化の法により性別を超越したのか女性的な姿をしている(ただし場合によって外見が変化)。この世界に残った古代人が居ると知って、探し出すためにヤウダを支配しようとする。妖精系/鳥系のモンスター種族をメインに同化。
『LORD of VERMILION』では第1形態の姿で登場。フレーバーテキストによると、古代時代では登山を趣味とする教授職だった。また当初は、心まで魔物となってしまう危険性を物ともしない決心として「世界が救われれば、我々がどう謗られようがかまわんさ」と後に古代人から受ける仕打ちへの皮肉となる発言をしていた。
漫画版では倒された他の七英雄の仇を取るためにバレンヌ帝国に襲撃を仕掛け、最終皇帝となったばかりのジェラール2世を圧倒的な力で追い詰めるものの、開発が終了したばかりのギャラクシィの術法の前に敗北する。力尽きる寸前にジェラール2世に対し、人間たちはオアイーブら古代人たちに都合のいいように利用されているだけだと忠告をした。
ノエル
ワグナスの親友で、ワグナスと共に同化の法を改良した。常に敬語で冷静沈着、そして紳士的であるため話し合いで撤退を約束できることもある。妹であるロックブーケを大切に思っている。色黒で、非常に引き締まった筋肉の鎧を持ち、体術と剣技に非常に秀でている。外見は古代人そのものだが、竜族をメインに同化した(内部データで竜カテゴリに入っている)。配下のモンスターに対しては、新しい体を与えて永遠に寿命を伸ばし続ける本来の「同化の法」を服従の見返りとしていた。
『LORD of VERMILION』では第 1 形態の姿で登場。同化の法の改良(吸収の法の発明)の立案者はノエルであり、それをワグナスに提案したとされている。妹のロックブーケより2歳年上とされている。趣味は天体観測。ダンターグやクジンシーとも温厚に接するなど、過去からメンバーのまとめ役となっていた。
漫画版では第3皇帝となったオライオンと和解するが、その数十年後に他の七英雄を守る為に最終皇帝となったジェラール2世と戦い敗北する。
ロックブーケ
ノエルの妹。七英雄の紅一点。男性を魅了する能力を持つ。異次元への転移装置があった塔を探すために神殿を調査している。死霊系種族をメインに同化。
『LORD of VERMILION』では第1形態の姿で登場。夢はワグナスとの結婚となっている(なお、原作でもワグナスを「ワグナス様」と呼ぶなど特別視している様子が多々あった)。ダンターグに続く参加者で、当初ノエルとワグナスは反対していたが、2人に置いて行かれると思った彼女の泣き落としを受けて、やむを得ず参加を認めた経緯がある。エンペラーズ サガではナビゲーターとしても登場するが、性格は大きく変わっている。
漫画版では第4皇帝となったクリームヒルトに敗北する。
スービエ
ワグナスの従兄弟。海洋での調査を行っており、「海の主」の娘との融合を目論む。また、手先のギャロンを使い、武装商船団に介入する。水棲系種族をメインに同化し、最初は下半身がタコになった姿だが、海の主の娘を融合するとタコ足の頭髪とクジラの下半身を持った姿となる。
『LORD of VERMILION』では第1形態の姿で登場。ワグナス・ノエルを除くと最初の七英雄への参加メンバーで、「吸収の法の危険は理解しきれないが、ワグナスを信じているからそれで十分」ということでメンバー入りを承諾し、現在の目的がワグナスを支えることであるなど、ワグナスへの全面的な信頼が描写されている。サーフィンが趣味で、建築業に従事していた。
ダンターグ
古代から暴れ者として知られていた。復讐にはまるで興味がなく、ナゼール地方で1000年以上に渡って強力なモンスターを吸収し続けるなど、ただ強さにのみ異常な執着を示す猛者。肉弾戦を得意とする。獣系種族をメインに同化。彼のみ4段階の形態を持ち、初期は上半身が裸に近いケンタウロスのような姿で、強化されるごとに物々しい武装を整えていく。漫画版ではダンターグが巨大なモンスターと同化して見せたのが発端となり、評議会がモンスターと同化する術法を「異端である」と決定している。
『LORD of VERMILION』では第2形態の姿で登場。スービエに続く第2の参加メンバーで、ノエルが危険性を教えた上で声をかけて、ダンターグも強さを得られることからそれを承諾した。古代では、傭兵をしながら世界チャンピオン(何の競技かは不明)を目指していた。一片の悔いも無い人生を夢として、トレーニングが趣味。
ボクオーン
非常に狡猾な人物で、復讐よりも麻薬などを用いた金儲けを目的とする。古代からズル賢いことで知られていた。人間を操り人形のように操作するマリオネットが得意技。草原のステップを走る船、地上戦艦を所有する。植物系種族をメインに同化。
『LORD of VERMILION』ではゲームとは違い人間の姿で登場。人形を使うものを吸収対象にしている。古代での職業は法律家で、政界進出と歴史に名を残す偉業を夢としていた。ロックブーケに続くメンバーで、ワグナスとノエルは声をかけていなかった(興味を持たないと考えていた)が、ボクオーン自身が自らの頭脳を売り込んでメンバー入りした。加入の際に人選に関してダンターグとスービエを「力が強いだけ」、ロックブーケに至っては「必要性ゼロ」と批判していた。
「時織人」に掲載された人間の姿は老人のものであるが、『LORD of VERMILION』のSPカードで新たに書き下ろされた際は人間姿が中国風の服装をした青年[8]に変更されている。
クジンシー
ソーモンの町を占拠して帝国と七英雄の対立の歴史を作った張本人。全生命力を吸収するソウルスティールは受けた者が必ず絶命する。復讐よりも世界征服を目的とする。古代では嫌われ者として知られていたが、その理由や経緯は不明。悪魔系種族をメインに同化。漫画版では人間から吸収した生命力の一部を配下のモンスターに見返りとして分け与えている。
『LORD of VERMILION』では第1形態の姿で登場。設定どおりノエル以外のメンバー全員から嫌われており、ノエルにすがり付く形で最後のメンバーとなった。古代では会社員として働いており、ギャンブルが趣味。吸収の法を得る前はかなり弱かった(ダンターグとボクオーンに至っては戦力外扱いしていた)ようで、目標も強い男となることだった。また、ロックブーケに好意を抱いていたらしい(だが、当の彼女からは近付かれるのも嫌がられている)。こうした経緯を経て現代では七英雄の主導権を握ることを目標としている。
ゲーム中では悪鬼のような姿だが、『LORD of VERMILION』のSPカードでは貴族のような意匠で描かれている。
七英雄の本体(七英雄)
本作のラストボス。各地で活動している七英雄の体は分身のようなものであり、倒されても本体が残っている限り永い眠りを経て力を蓄えれば復活させることができる。他6人が倒され1人だけになれば他の者が復活するまで7人の本体を守り続けなければならないという「血の誓い」が交わされている。その誓いを知ってラストダンジョンに進入した最終皇帝の襲来に際して七英雄7人の本体は同化して1つになり、巨大な心臓形の球体から7人が生えた姿になった。なおスービエによるとこれは、ワグナスによって禁じられている最後の手段であったという。

その他の登場人物[編集]

ヴィクトール
物語開始時のバレンヌ帝国第一皇子。大人しい性格のジェラールの知識を、国政に生かすべきであると考えている。レオンが不在の間は帝国を守っていたが、クジンシーの襲撃の受け、得意技の「流し切り」を放つも必殺技「ソウルスティール」により絶命する。ジェラールに剣技を含め様々なことを伝えられなかったことを悔やんでおり、アプリ版では亡霊となって最終皇帝に戦いを申し込む。「流し切り」を得意とするが、その戦闘では、派生技である「清流剣」や「一刀両断」、「召雷」を主に使う。戦闘に勝利すると、想いを達したことで昇天する。
オアイーブ
異世界に行かずに残った古代人のひとり。占い師に扮して、レオンにクジンシーの危険性を忠告しに訪れ、「同化の法」を弱めて肉体を乗っ取るような性質を無くした「伝承法」を七英雄への対抗策としてレオンに伝える。
ヘクター
レオンに雇われた傭兵。ジェラールの能力には懐疑的であり、一時は協力を拒む。
テレーズ
レオンに雇われた女弓術士。原作では特にセリフやイベントは無いが、漫画版ではヴィクトールに恋心を抱いていたことが明らかになっている。ヴィクトールがクジンシーに殺されてからはクジンシーへの復讐心を顕わにした。
ヒラガ○○世
天才発明家。代々天才発明家を自称する風変わりな一族で、年代ジャンプごとに彼らも世代交代していく。様々なものを発明する。名前の由来は平賀源内
エメラルド
アバロン城内で唯一最初から2種類の属性術を駆使する宮廷魔術師の女性。最初の封印の地封印後アバロンに帰り、ジェラール一人になった状態で彼女に話しかけると火の術法「ファイアーボール」が使えるようにしてくれる。
キャット
バレンヌの泥棒。盗みを繰り返して騒ぎを起こす。義理堅い性格で、命を助けられた場合、恩に報いるため皇帝に協力を申し出る。
コッペリア
ヒラガが開発する自動人形。仲間にできるが行動選択は不能。LP は全キャラ中最大の99。条件次第で皇位継承させることも可能で、皇帝になると「命と自我」を持つようになり、行動選択も可能になる。性別は女性。
ギャロン
海賊のリーダー。武装商船団を乗っ取る。バックには七英雄スービエがいる。
ハロルド王
カンバーランドの国王。継承者を誰にするかで悩む。末っ子のトーマがお気に入り。
ゲオルグ
ハロルド王の息子(長子)で武勇に優れる。ステップに面するカンバーランド南部の守りの任務を帯びていて、軍最高司令官としてネラック城を任されている。
ソフィア
ハロルド王の娘(次子)で知謀に優れる。カンバーランド東部の開発を任されていて、フォーファーの街を一大交易都市に育て上げた。カンバーランドの国防と体制強化のため聖騎士団ホーリーオーダーを結成する。展開によってはソフィアの遺志を受け継ぐレジスタンスのリーダーが代々ソフィアの名前も受け継いでいく。
トーマ
ハロルド王の息子(末っ子)で、優しい性格が人々を惹きつける魅力となっている。子供ながらなかなか聡明。彼が即位した場合、年代ジャンプにより世代交代してカンバーランド国王はトーマ○○世として登場する。
サイフリート
カンバーランドの宰相。国を陥れて支配下において七英雄に取り入り永遠の命をもらおうと目論み、トーマを傀儡の新王に立てるとともにゲオルグを反逆者に仕立てようと画策している。
タームのクイーン
古代において七英雄でさえ恐れさせたと言う、ターム族(シロアリのようなモンスター)の女王。働きアリのターム、兵アリのタームソルジャー、雄アリのタームバトラーといったターム族を産み、地下に巣を作って生息する。産んだ卵を地上の人々に植え付けさせて孵化して内側から食い破らせることも可能。皇帝に倒されると、気付かれぬうちに皇帝の体に新しい女王の卵を寄生させる。後の時代、皇帝が葬られたアバロンの地下墓地で孵化、母の記憶を受け継ぎ、若く全盛の力を持つ姿のリアルクイーンが現れる。
アプリ版では、かつて七英雄が戦ったモンスターの一体であることも判明しており、過去の記憶が収められた迷宮にて、本来の力を持ったドレッドクィーンと戦うことができる。全ての人間(=当時の古代人)を従えることを目論み、そのためにまずは七英雄を従わせようとしていた。全モンスターの中で唯一、術「クイックタイム」の影響を受けない。
アト王
ヤウダ地方を治める王だが、無能。七英雄の 1 人ワグナスと手を結ぼうとする。劉禅の幼名に由来。
セキシュウサイ
忠義に厚いアト王の側近。どんな武器攻撃をも無効にする「無刀取り」という技を持つ。柳生宗厳に由来。
コムルーン島の魔道士
コルムーン島に現れた魔道士で、火山の噴火を止める研究をしている。だが実は太古に失われた、伝説の『冥の術』を手に入れようと目論んでいる。
サグザー
移動湖に居る古代人。ノエルの旧友。名前は浅草をひっくり返したものに由来。
海の主
イッカククジラのような巨大な白い海獣の雌。大きさは数十mくらいと思われる。スービエに対抗できる程の力を持っているが、娘はまだそれ程の力を持っていない。
踊り子
「マーメイド」という町にて、酒場で人気を博している踊り子。正体は人魚。
魔女
マーメイドの近くにあるほこらに住んでいる魔女。貴重な薬品を作ってくれる。
破/滅/罪/邪の記憶
アプリ版で追加された登場人物。過去の記憶が収められた迷宮のうち4か所にそれぞれおり、かつて七英雄が戦ったモンスターたちである。モンスターが世界中に現れた原因や天変地異が発生する原因を知っており、それに関連する七英雄を「同化の法を使って他の生物の肉体や魂を弄ぶ存在」として批判しており、死をもってその宿命を終わらせようとした。バレンヌ皇帝たちはこの記憶の存在と戦うことはできるが、本体というバックアップを持つ七英雄に死を与えようとした存在にふさわしく、敗れた場合は伝承法が発動することなくゲームオーバーとなる。

漫画版の登場人物[編集]

オライオン
ジェラールから皇帝の力を受け継いだ第3皇帝。
フリーファイターのへクターを父に、ジェラールの配下であったジェイムズの妹を母に持つ設定になっている。
クリームヒルトに皇帝の力を譲り渡し、ロックブーケ討伐を見届けた後、傍にいたノーマッドのベスマに自分の亡骸を海に沈めるよう遺言して死去。
クリームヒルト
オライオンから皇帝の力を受け継いだ第4皇帝。
ロックブーケ討伐の悲願を果たし、ジェラール2世に皇帝の座を譲った後は、彼の部下となった。
最終決戦の際、最終皇帝(女)の衣装を身にまとった。
ジェラール2世
クリームヒルトから皇帝の力を受け継いだ最終皇帝で、ジェラールの孫。
元々は帝国の一兵士で、竪琴の演奏を得意としていた設定になっている。

地域[編集]

北バレンヌ地方
北西端の地方。バレンヌ帝国の首都であるアバロンがある。その他には封印の地、ウォッチマンの巣、ゴブリンの穴、七英雄クジンシーによって占拠された港町ソーモンがある。かつてバレンヌ帝国は世界統一に乗り出し最大版図は東方を除いたほぼ全ての地域まで及んで世界に君臨したがやがて衰退、建国から千年経った現代では過去の事績は多くは伝わっておらず、各国君主の皇帝に対する敬意と警戒に名残りがあるのみ。伝承ではなく記録で残っている時代の版図では北バレンヌ地方と南バレンヌ地方を支配してヴィクトール運河を建設したのが帝国の全盛。本編開始の時代には北バレンヌ地方の南西側4分の1を占める程度の小さな国になっている。
南バレンヌ地方
格闘家達の修行場である龍の穴のほか、格闘家の庇護下にある町ニーベル、モンスターの巣がある。かつてバレンヌ帝国が築いたオレオン海とロンギット海を結ぶヴィクトール運河があり交通の要衝となっていたが、そこに七英雄ボクオーンの配下の者が運河要塞を築いたため、通行権を握られて自由な通行ができなくなっている。運河要塞が除かれるとミラマーという運河の両岸にまたぐ町が生まれ、やがて建設される東西を繋ぐ橋はレオンブリッジと命名される。
ルドン地方
宝石鉱山とかつて鉱山によって栄えていた町ティファールのほか、南に広がるナゼール地方に続くルドン高原がある。ルドン高原のアクア湖にはネレイドが居る。また、ハリア半島経由でのヌオノへの侵入路の起点がある。本編開始の時代には宝石鉱山との交易は途絶え、バレンヌ帝国にとって鉱山の現状は不明になってしまっている。
カンバーランド
北バレンヌ地方の東、オレオン海の対岸にある国。ハロルド王と3人の子が治めているが、モンスターと結託した宰相サイフリートの陰謀が渦巻いている。ダグラス、フォーファー、ネラック城とサイフリートの砦がある。また、南に広がるステップとの境界には、モンスターの侵入を防ぐため長城が築かれている。
全地域の中でも、制圧までには特に多様なストーリー分岐があり、選択・行動によっては制圧失敗が容易に確定することもある一方で制圧までの過程を選択・行動次第で大きく省略することもできる。
ステップ
背の高い草の生い茂る草原が広がり、遊牧民族のノーマッドが移住生活を営んでいる。オレオン海沿岸にはマイルズという町がある。メルー砂漠との境界にはワイリンガ湖が広がる。七英雄ボクオーンはノーマッドが使う痛み止めの薬草に目を付け麻薬を作り出し、草原に築いた船型の地上要塞を拠点に麻薬密売を行なっている。
サバンナ
草原で、西と東と南に集落がある。北西でステップ、南東でサラマットに接している。地下からのタームの脅威にさらされており、既に一部の集落はタームによって壊滅している。またモールという地底族も住んでいる。
メルー地方
メルー砂漠が広がる地方。北のワイリンガ湖湖畔にビハラ、東のイロリナ川沿岸にテレルテバがあるほか、砂漠をさまよう移動湖がある。テレルテバには住人が聖なる塔として扱っている古代の遺跡があり、塔の調査を目的とする七英雄ノエルが配下のモンスターに占拠させている。
サラマット地方
サラマットと呼ばれる熱帯雨林が広がる地方。男性を魅了する力を持つ七英雄ロックブーケが支配するエイルネップ、それに反抗する女達によるアマゾネスの村、漁村のムリエ、そしてサラマットの奥に沈んだ塔がある。エイルネップには古代の遺跡があるが巨大な石像の守護者に守られており、ロックブーケは調査のために魅了した男達に守護者を倒させようとして、いたずらに犠牲を増やす状況になっている。
コムルーン島
サラマットの北に位置する火山島。中央部にコムルーン火山がそびえる。町は人間が住むツキジマとサラマンダーが住むゼミオがあり、ほかに魔道士の砦がある。また西側の海底には古代の遺跡がある。サラマットのムリエからツキジマへの船が出ている。
北ロンギット地方
武装商船団が幅を利かせている地方。モーベルム、メッシナ鉱山がある。ロンギット海に伸びるハリア半島の先端は水路・陸路ともに侵入困難な天然の要害となっており、武装商船団はここに本拠地ヌオノを構えている。
南ロンギット地方
海女の住む村トバと人魚伝説の村マーメイド、魔女のほこらがある。
アプリ版では追加ダンジョン「追憶の迷宮」が存在する。
ナゼール地方
荒地と雪原の広がる地方。遊牧民であるサイゴ族と家畜であるムーの越冬地。遊牧ではなく定住生活を送るサイゴ族の村、東のダンジョン、南のダンジョン、子供と子ムーが迷い込んだ洞窟、詩人のどうくつがある。この地方の洞窟では更なるモンスターの力を求めて七英雄ダンターグが徘徊している。ナゼール海峡は冬の間は海面が凍結するため、遊牧しているサイゴ族はムーを引き連れて移動して越冬して、暖かくなって溶ける前に再び南の氷海地方に帰っていく。
ヤウダ地方
和風の国。ユウヤン、リャンシャン、チョントウ城、ハクロ城がある。後に七英雄ワグナスによってハクロ城の一部が浮遊城となり、上空から町を襲撃するようになる。イーリスの住むチカパ山もある。
アウストラス
メルー砂漠の南に広がる極寒地方。大昔は古代人が住んでいた雪の遺跡、砂の遺跡がある。
トーレンス
ヤウダ地方の東、チカパ山を越えた所にある地方。ヤウダ地方を制圧することで行ける。オアイーブなど、異世界に行かずに残った古代人が隠れ住む「忘れられた町」がある。
氷海地方
ナゼール海峡の南に広がる極寒地方。多くが氷に覆われている氷海があり七英雄のスービエが拠点にしている。夏期のムーの住みかと氷の遺跡、そしてムーでも住むことができない大氷原がある。

アプリ版[編集]

ほぼ忠実にオリジナルを再現しているが、SFC版のバグや表記ミスに関してはおおむね修正された(武具性能の数値の誤り[9]、デバッグモードなどゲームに支障があるもの)。

ただし、「一部の技・見切りが技道場に追加されない」「開発した全身鎧のランクが一時的に下がる」などの現象はSFC版をそのまま引き継いでいる。

システム面においては、理力を計測する理力計、戦闘回数を教えてくれる大臣などが追加。また、メニュー画面のUIも一部修正された。

有料ダウンロードによりアプリ版独自のイベントやクラスなども追加可能。イベント「アバロンの園」に関しては無料ダウンロードで追加できる。

主な制作スタッフ[編集]

  • 河津秋敏 - 開発指揮、ゲームデザイン、シナリオ
  • 伊藤賢治 - 音楽
  • 小林智美 - キャラクターデザイン
  • 小泉今日治 - バトルデザイン
  • 篠宮淳一 - メニューデザイン
  • 高井浩 - バトルエフェクト、バトル背景、モンスター、タイトル
  • 穴澤友樹 - チーフプログラマー

関連商品・参考文献[編集]

  • ロマンシング サ・ガ2 冒険ガイドブック(NTT出版 / 1993年12月) ISBN 4871882608
  • ロマンシング サ・ガ2 基礎知識編(NTT出版 / 1993年12月) ISBN 4-87188-261-6
  • ロマンシング サ・ガ2 完全攻略編(NTT出版 / 1994年2月) ISBN 4-87188-262-4
  • ロマンシング サ・ガ大全集 COMPLETE WORKS 1 through 3(デジキューブ / 1997年7月) ISBN 978-4925075084
  • SaGa Series 20th Anniversary サガ クロニクル(スクウェア・エニックス / 2009年9月) ISBN 978-4757526464
  • 時織人 小林智美ロマンシングサ・ガ画集(NTT出版 / 1994年7月) ISBN 4871883051 - 画集
  • 楽しいバイエル併用 ロマンシングサガ2(ドレミ楽譜出版社 1998年12月) ISBN 4810826295 - 楽譜

音楽CD[編集]

  • ロマンシング サ・ガ2 オリジナル・サウンド・ヴァージョン(NTT出版 / 1993年12月)
  • ロマンシング サ・ガ2 エターナル・ロマンス アレンジ・ヴァージョン(NTT出版 / 1994年2月) ISBN 4871882799
  • 伊藤賢治ピアノ作品集 Everlasting Melodies(サイトロン・デジタルコンテンツ / 2006年6月)

漫画版[編集]

徳間書店インターメディアより本作の漫画版が発売。同社発行の『ファミリーコンピュータ Magazine』に連載されていた。全 3 巻で 1 巻の原作者は森本洋、2, 3 巻の原作者は葉月まゆみ。作画は面堂かずき。巻数の都合上省略されている部分は多いが、描かれたイベントは原作のゲームに比較的忠実である。なお、主人公もジェラール、フリーファイターのオライオン(ヘクターとジェイムズの妹との間の子という漫画独自の設定)、そして伝承法を受けたものの帝位につかないアマゾネスのクリームヒルト(次へと伝承法をしたのち最終皇帝女の衣装を着る独自設定)をはさんで、最終皇帝にジェラール2世(ジェラールの孫でジェラールと瓜二つという独自設定)へそれぞれ世代交代している。

脚注[編集]

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  1. ^ 『サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』『サガ3時空の覇者 Shadow or Light』を除く。
  2. ^ ただし、特効の効果自体が即死になっている攻撃が新たに登場している。
  3. ^ 本作には、特定の性別のみに効く魅了攻撃や、特定の性別を持つものに特効する効果を持つ攻撃がある(最たる例はロックブーケが放つ技で、男性を魅了状態にする「テンプテーション」)。
  4. ^ VC ロマンシング サ・ガ2 ゲームの始めかた
  5. ^ ロマンシング サ・ガ2 基礎知識編 42 ページ、完全攻略編 18 ページ。また、エンペラーズ サガでもこのキャラクターが「黄金の最終皇帝」という名称で登場する。
  6. ^ 本人にとって都合の悪いものも吸収することになる。例えばボクオーンは植物を吸収したため、植物モンスターが弱点とする攻撃に弱くなっている。また『LORD of VERMILION』によると、ダンターグは愛や優しさなどが戦いの邪魔になると考えていたが、そうした感情も吸収する相手次第では取り込んでしまう恐れがある。
  7. ^ ファミ通信.com 開発者に直撃! 『ロード オブ ヴァーミリオンII』ロングインタビュー!!
  8. ^ 小林智美 Blog 2011/06/21 「ロード・オブ・ヴァーミリオン2」 七英雄SPボクオーン
  9. ^ SFC版では、画面上に表示される数値と実際のデータが異なるものがあった。アプリ版では、画面上に表示される数値に内部データが合わせられている。

外部リンク[編集]