Sa・Ga2 秘宝伝説

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Sa・Ga2 秘宝伝説
FINAL FANTASY LEGEND II
ジャンル RPG
対応機種 ゲームボーイ
開発元 スクウェア
発売元 スクウェア
人数 1人
メディア 2Mbitカセット
発売日 日本の旗 1990年12月14日
アメリカ合衆国の旗 1991年11月1日
価格 4,800円(税込)
売上本数 日本の旗 85万本
  

Sa・Ga2 秘宝伝説』(サ・ガ ツー ひほうでんせつ)は、1990年12月14日スクウェア(現スクウェア・エニックス)からゲームボーイ用ソフトとして発売されたロールプレイングゲームSa・Gaシリーズ第二作。北米版のタイトルは「Final Fantasy Legend II」であり、ファイナルファンタジーシリーズ外伝の扱いになっている。

ワンダースワンカラー携帯電話アプリにてリメイクされた前作『魔界塔士Sa・Ga』と異なり長らくリメイクされていなかったが、2009年9月17日ニンテンドーDSでリメイク版『サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』(サガツー ひほうでんせつ ゴッデス・オブ・デスティニー)が発売されることが決定した。

目次

[編集] 概要

前作『魔界塔士Sa・Ga』の特徴だった、経験値による成長を採用しないゲームシステムを踏襲し、一部改良されている。プレイヤーキャラは「人間」「エスパー」「メカ」「モンスター」の4種族に増え、それぞれの個性も一層豊かになった。

独特のシステムに磨きを掛ける一方、重要な会話やイベントが自動的に記憶される「メモ」機能や、主人公の先生が序盤をサポートしてくれるなど、初心者でもゲームに入り込みやすい配慮がされている。それでいて、すんなりゲームクリアできるほど難度は低くない。ほとんどの武器に使用回数がある制約も健在。

9つの世界といくつもの小世界を股に掛けた、父親の捜索と秘宝の争奪を軸にしたストーリーも変化に富んでいる。

なおゲーム発売時は、当時のゲームボーイソフトの外箱とは規格の異なる非常に巨大なサイズの外箱でパッケージングされていた。当時のファミコンソフトの外箱より大きい、このサイズが選ばれた経緯は不明である[1]。この件について開発者の一人である田中弘道はDS版発表時に、自由な時代だったので色々と試していたのではないかと振り返っている[2]

ちなみにラスボスを倒した後もエンディングまでゲーム続行ができ、セーブもできる。これにより、ラスボスと戦わずすぐにエンディングを堪能できてしまう。

[編集] ストーリー

世界を創ったという古き神々の遺産は、77個の秘宝として残されている。そして、全ての秘宝を一つに合わせると「女神の像」になり、計り知れない力が蘇るという。

この強大な力を秘めた秘宝をめぐって多くの者が争った。秘宝を手にした者の中には、その強大な力を利用し、自ら新しい神と名乗る者が現れ始めた。

そんな時代、主人公の父は、幼い主人公に秘宝のうちの一つを預け、誰にも渡してはいけないと言い残して旅に出た。

時は流れ、成長した主人公は、帰らぬ父を捜し出すために旅立つ決意をする。優しい母や、お世話になった先生に別れを告げ、学校の同級生3人と共に、旅立ちの途についた。

[編集] ゲームシステム

[編集] 種族

主人公や仲間として選択できる種族は、人間、エスパー、メカ、モンスターの4種である。主人公にどの種族を選んでも、ストーリーは変わらない。以下は主な特徴である。

にんげん(人間)
前作とは違い、戦闘を重ねることで成長する。防御も上げることが出来、サイコダガーや書物を使用することによって魔力も成長させられるようになった。どの能力が上がるかは、使った武器・防具によって左右される。たとえば、威力が力に依存する武器を使うと、力とHPが上がるが、ムチやルーンアクスといった依存する能力と成長する能力が異なるものもある。また、より強い敵と戦うほど成長しやすい。特殊能力は一切使えないが、アイテムは8個まで装備できる。男女の性別を選べ、成長の傾向がやや異なる。なお、説明書に記載はないが、盾を使うことで防御が上がることがある(エスパーも同じ)。このほかに非売品の成長アイテムを使うことで能力を上げることもできる。
エスパー
戦闘を重ねることで成長する。どの能力が上がるかは、前作とは違い人間同様となった。ただし、人間より魔力が上がりやすく、逆に力は極端に上がりにくい。通常ではアイテム装備欄8つのうちで、最大で4種の様々な特殊能力を覚えることができる(主な特殊能力の効果については後述)。ゲーム開始時は特殊能力を1つ覚えている。新しい特殊能力は、戦闘後の突然変異で覚えることができる。強い敵と戦うほど上位の特殊能力を覚えやすい。こうして覚えた2つめ以降の特殊能力は、アイテム装備欄の空きに記録される。一度特殊能力が記録された欄には、二度とアイテムを装備できなくなる。空きがない場合は、装備欄の最下位にある特殊能力を忘れ、新しい特殊能力に入れ替わる。そのため要らない特殊能力を装備欄の最下位に移動させることで成長をコーディネートすることが出来る。特殊能力の使用回数は、宿屋・コテージに泊まるかエリクサーを使うと全快する。男女の性別を選べ、成長の傾向がやや異なる。成長アイテムを使うこともできる。強い敵と戦うほど強力な特殊能力を覚えるという概念は、後のサガシリーズで登場する閃きシステムへと継承されていった。
メカ
戦闘では全く成長しない。アイテムを装備することで能力が上がり、能力の上昇値は装備した武器や防具、その他アイテムの特性によって異なる。ただし、魔力は基本的に上がらず、特殊能力は一部の例外を除き使えない(特殊能力の内、使えるのは初期装備の「○マヒ/どく」のみ。特殊能力のため、装備欄から外すことはできない。また、このため、メカは7つの装備品を装備可能となっている)。先述のとおり、アイテムを装備しても魔力が基本的に上がらないため[3]、魔力依存の武器や書物を使っても効果はないが、秘宝・まりょくのマギを装備して魔力依存の武器や書物を装備させて使った場合のみ、敵にダメージを与えたり、味方のHPを回復させたりすることができる。また、アイテムを装備すると使用回数が半減してしまい、装備から外す際にも更に半減するが、装備したアイテムは使用回数が0になっても消滅せず、宿屋・コテージに泊まるかエリクサーを使うことによって、最大値(装備前のアイテムの最大使用回数の半分)まで回復する。例外として使用回数が無限のものは装備しても無限のままであり、技に分類される武器は装備しても使用回数は半減せず回復させることもできない。また、弓や銃に分類される装備で攻撃するとダメージが2倍になる特徴を併せ持つ。
モンスター
戦闘では全く成長しない。敵を倒すと肉を落とすことがあり、その肉を食べて別のモンスターに変身することにより成長する。変身後にどのモンスターになるかは一定の法則に基づいており、現在どんなモンスターでどのモンスターの肉を食べたかで決定される。食べ合わせが悪いと、変身前より弱くなることもある。変身後の能力は、敵として出現する同名のモンスターと同じ。敵としては登場せず、肉を食べることのみによって出現する味方専用のモンスターもいる。秘宝以外のアイテムは全く装備できず、生まれ持った能力だけで戦う(例外として、敵として出現する「だいあくま」はアイテムを標準装備している。アイテムの取り外しも可能だが、そのまま宿屋に泊まるとハングアップするバグがあり、また新たにアイテムを装備することはできない)。能力の使用回数は、宿屋・コテージに泊まるかエリクサーを使うと全快する。 こうした特徴は、前作と変化がない。しかし、前作では使えた「序盤で準最強モンスターを作る」ことは、食肉システムの仕様の変更により不可能となった。

[編集] アイテム

武器
攻撃用の装備で、装備欄の許す限り幾つでも装備可能。メカが装備するとステータスが上昇する武器は、人間やエスパーが使うとそのステータスが成長していく(但し、魔力が成長する武器はメカの魔力を上げられない)。
  • 白兵戦用武器 - など様々なバリエーションがある。基本的に対象は敵1体で、「力」「素早さ」「魔力」のどのステータスに威力が依存するかは武器によって異なる。
  • 力依存 - 概ね強力で、敵の弱点属性を突くと一撃で倒せることがある属性武器や、使用回数無限のエクスカリバーや秘宝「マサムネ」など。中には素早さを成長させる類・魔力を成長させる武器もある。
  • 素早さ依存 - レイピアなどの小剣類。
  • 魔力依存 - 魔力を持ったサイコダガーなどの特殊な刀剣類や、サイコガンなど。
  • - 誰が使っても基本的な銃の性能によって一定水準の威力をもたらす。素早さが命中率に関係し、敵の反撃能力を無効化する。弓矢からマグナムまで様々。
  • 火器兵器 - 誰が使っても基本的な性能によって一定水準の威力をもたらし、破壊力が大きい。確実に命中し、敵の反撃能力を無効化する他、全体を攻撃する兵器は敵の防御力をも無視する。マシンガンから核爆弾まで幅広い。
  • - パンチ、キック、地獄車など。人間やエスパーに使わせると、残り使用回数が少なくなればなるほど威力が上がる。
  • 魔法の本・ - アイテムに封じられた魔法を解放して放つ武器。威力は魔力に依存し、魔法書は敵1グループを、杖は敵全体を攻撃する。殆どは属性を持っており、敵の弱点を突けば大きなダメージを与えられるが、耐性を持つ属性の魔法は効かない。
  • その他 - 受けたダメージ倍返しする「うらみのつるぎ」や一撃で敵を倒す「チェーンソー」などの特殊な物、ダメージ以外の特殊な効果を持つ物、素早さを上げる「かそくそうち」、メカが装備した時だけ戦闘中にHPが自動回復する「じこしゅうふく」など。
防具
防御用の装備で、原則1種類につき1つまで装備可能(メカは装備欄の許す限り幾つでも装備可能)。装備するだけで効果を発揮し、原則使用は出来ないため、使用回数に制限は無い。防御の値が上がるのが基本だが、メカのみそれ以外を補強できる防具もある。
  • - 唯一戦闘中に使用できる防具。装備欄の許す限り幾つでも装備でき、原則使用回数制。使用すると防御体勢を取り、物理攻撃のダメージを半減する上に回避しやすくなる他、バリアを張って特定の属性を防ぐ盾もある。人間やエスパーに使わせると、防御が成長していく。
  • - 胴体用防具。装備品で補う防御力の中で最も多くのウェイトを占める。
  • - 頭用防具。鎧の次に手に入りやすく、強力な耐性を有するものもある。
  • 小手 - 腕用防具。種類はやや少ないが、比較的安価で手に入る。
  • - 足用防具。かなり種類が少ないが、いずれも特定のステータスを補強する。
  • 全身鎧 - 鎧・兜・小手・靴がセットになった防具。非常に高い防御力を有するが、盾以外の防具とは同時に装備できなくなる(メカは例外)。
その他のアイテム
  • HP回復アイテム - ポーションなどの定量回復アイテム及び、「ケアルの書」などの魔法の本・杖といった魔力に回復量が依存するものがある。装備することで戦闘中にも使用可能。
  • 状態異常回復アイテム - 毒やマヒ、呪いなどの異常を回復する。前作と違って戦闘不能になっても戦闘終了後にHP1で復活するため、蘇生アイテムは無い。
  • 成長用アイテム - 人間・エスパー種族を成長させるためのアイテム。前作と違って非売品。
  • イベントアイテム - ストーリーに関わるアイテム。
  • 移動中に使用するアイテム - 訪れた世界にテレポートできる「ドア」、宿屋に泊まった時と同じ回復効果のある「コテージ」など。戦闘中には使えない。
特殊能力
厳密にはアイテムではなく、主にエスパー・モンスターの種族が持つ特殊な攻撃方法。各種武器と似た特徴を持ち、使用回数が切れても消滅せず宿屋で回復する。攻撃以外にも補助や回復に役立つものも有り、装備品にない特徴を有する能力もある。アイテムと違って取り外せない。
  • 単体攻撃系 - モンスターが使用する物理攻撃が殆ど。敵のHPを吸収する「とかす」「ドレインタッチ」などや、全ての敵の弱点を突く「クリティカル」などがある。
  • 複数攻撃系 - 1グループ攻撃の属性魔法「ファイア」「ブリザド」等や、全体属性攻撃「いなづま」「どくぎり」は使用回数が多く、威力は中程度。他にも全体無属性攻撃があるが、「サイコブラスト」以外使用回数が少ないが、自分を犠牲にして敵を全滅させる「じばく」など特殊な攻撃もある。
  • 回復系 - 味方1人のHPを回復させる「ケアル」、全体回復の「せいめいのしずく」など。
  • 反撃系 - 魔法攻撃を跳ね返す「サイコミラー」や、物理攻撃を受けると反撃する「さわるとやけど」「さわるとどく」「さわるとせきか」などがある。
  • 能力変化系 - 敵グループのステータスを下げる「あくしゅう」「でんげき」や、自身のステータスを上げる「かげぶんしん」など。
  • 所持しているだけで効果を出すもの - 敵に先制攻撃を仕掛ける「ふいうち」、敵からの不意打ちを防ぐ「けいかい」、戦闘中に毎ターンHPが回復する「さいせい」など。
  • 耐性 - 炎魔法を防ぐ「○ほのお」や物理攻撃を半減する「○ぶき」などがある。特に「○マヒ」が毒と石化以外全てを防いだり、無属性以外の全属性と異常に強くなる「○すべて」など多くの攻撃に抵抗力を持つ耐性も存在する。
  • 弱点 - 冷気に弱い「×れいき」などがあり、防御力が役に立たなくなるばかりか、弱点の物理攻撃を受けると一撃で倒されてしまう場合がある。
  • その他 - 訪れた世界にテレポートできる「テレポート」、敵から所持金をくすねる「ぬすむ」などがある。

[編集] 秘宝

古き神々の遺産。物語のキーとなるアイテム。これら秘宝を集めることが主人公達の目的の一つでもあり、ストーリーを進める為には欠かせない。装備は「ひほう」コマンドで行い、1人1種類しか装備できない。

  • マギ系 - 力を補強する「ちからのマギ」や魔力を補強する「まりょくのマギ」などの書かれているステータスを補強する類と、魔力を補強してなおかつ属性に耐性を得る「ほのおのマギ」「どくのマギ」などの魔力+耐性強化類に分かれる。特に「まりょくのマギ」は装備品と違ってメカに魔力を与える事も出来る。ただしいずれもステータス画面の数値には現れない。
    ※「いなづまのマギ(雷耐性)」と「こおりのマギ(氷耐性)」は初期版のロットのみ効果が入れ替わっている。
  • 武器防具系 - 物理攻撃を100%回避する上味方全体に様々な耐性を付与する「イージスのたて」や、使用者・対象の能力値に関わらず一定ダメージを与える「マサムネ」、1度だけ味方全体のHPとステータス異常を全回復する「めがみのしんぞう」がある。使用回数がある場合でも宿屋などで回復可能。装備すると戦闘中は9つ目の装備欄に表示される。
  • その他 - 移動中に使用すると「せいれいのかがみ」なら現在居る世界に残っている秘宝の数を表示し、「てんしのつばさ」ならテレポート・ドアと同じ効果。どちらも無限に使える。「しんじつのめ」は持っているだけで明るい闇の中の真実を映し出す。

[編集] メモ

物語を進める内での重要なヒントがカテゴリ別に付記されるもの。迷った時の冒険のヒントとなる。

同社で1988年に発売されたファミコン用ソフト「ファイナルファンタジーII」にはワードメモリーシステムが採用されており、これの発展型とみられる。

[編集] 登場キャラクター

[編集] プレイヤーキャラクター

ゲーム開始時に、主人公とその仲間を以下の8種類のキャラクターから選択する。仲間は主人公の同級生である。前作と違い、主人公と仲間で能力に差はなく、決して途中で外せない。また、必ず4人パーティーを組まなければならず、1人旅など3人以下のパーティーを組むことは不可能。

にんげん おとこ
パッケージでは主人公として描かれている。力が高く、魔力が低い。ロングソードとブロンズアーマーを装備。HP、力が成長しやすい。
にんげん おんな
素早さが高く、魔力が低い。レイピアとブロンズアーマーを装備。レイピアの威力は素早さに依存するので、威力は男と同等。素早さが成長しやすく、他の能力も防御を除き、比較的バランスよく鍛えやすい。
エスパー ボーイ
エスパーの男。魔力が高く、素早さが低い。バトルハンマー、ブロンズアーマーを装備し、れいき(冷気)の特殊能力を持つ。魔力が成長しやすい。イラストでは上半身裸で厳つい。力は魔力の次に高いが、成長しにくい。
エスパー ガール
エスパーの女。魔力が高く、力が低い。ゆみ、ブロンズアーマーを装備し、ほのお(炎)の特殊能力を持つ。イラストではファンタジーもので定番のビキニアーマーを着用しているため、非常に露出度の高い格好をしている。魔力、防御が成長しやすいが、力は非常に成長しにくい。
メカ
アイテム装備によって成長。最初のうちは、敵から拾ったアイテムを装備するだけでかなり強い。ただ、後半になると装備品によるパワーアップに限界があるため、武器と防具のバランスを考える必要が出てくるようになる。
スライム
モンスター。HP・魔力が高く、素早さが低い。威力の高い「とかす」で攻撃。ほのお(炎)に弱い。
ミニドラゴン
モンスター。魔力が高く、素早さが低い。つめ・ほのおで攻撃。モンスターではもっともバランスがよく、最初の食い合わせも有利。じしん(地震)に強い。
つかいま
モンスター。魔力が高く、HPが低い。つめで攻撃し、敵を眠らせるスリプルの魔法を使えるが、序盤では使いにくい。

注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


[編集] ノンプレイヤーキャラクター

NPCは、シナリオ展開に応じて一時的に主人公達のパーティーに加わり、共に戦う人物。種族は人間かモンスターのどちらかだが、成長はアイテムの使用以外では不可能。人間の場合はアイテムの空きがある場合、追加して装備させることが可能だが一度装備してしまうと決して外せなくなるので、追加は慎重に選ぶ必要がある。
戦闘以外にも、Bボタンで会話することが可能で、ストーリーの要所要所に応じた反応を見せる。重要なアドバイスになっている事もある。

せんせい(先生)
モンスター。最初に仲間になるNPC主人公達の学校の先生。非力な主人公達の心強い味方で能力はどれも非常に威力が高い。種族の都合上、アイテムを装備できない。礼儀正しい性格と外見(前作のスライム風)のギャップが激しい。Bボタンで話し掛けると基本的なアドバイスをしてくれる。せんせいが仲間の間は宿屋が無い(自宅で休めるが、能力回数の回復は出来ない)ため、能力を使いきると何も出来なくなる。
カイ
人間の女性。イシスの神殿に住む神官。訪れる者の傷を癒す。ステータス値ではせんせいに劣るが初期装備のサンダーの書が強力。その力の源は体内に持っていた秘宝(本人に自覚は無い)によるものであり、後にアシュラに狙われることとなる。バトルハンマーを装備してはいるが、力が低いためあまり使えない。
ふくめん(覆面)
人間の男性。ガーディアンのスパイとしてアシュラの塔に潜入していた男。その正体は不明ということになっているが、どう見ても主人公の父親である。しかし実際はリンの父親であり、エンディングにて真相が判明する。初期に装備している武器はバトルハンマーだが非常に力が強い為、殆どの敵を一撃で倒せるほどの攻撃力を持つ。力以外の能力もなかなかのもの。
リン
人間の女性。父親が行方不明となり、病気の母親と暮らしている少女。持っている装備品の都合上、NPC中最弱キャラになってしまっている。ゲーム上では2回仲間になるが、2回目に仲間になった場合、シナリオの都合上アイテムを追加して装備させることができない。
ちちおや(父親)
人間の男性。旅に出たまま行方不明になった主人公の父親。ガーディアンという秘宝を守る組織の幹部であり、大佐と呼ばれる不死身の男。ゲーム上では3回出会い、そのうちの2回は仲間として共に行動する。モデルはインディ・ジョーンズ。「かつて4つのクリスタルを守った」と言う部下のセリフから、前作の『魔界塔士Sa・Ga』の主人公という噂がある(このセリフを聞いた場合、メモシステムにより記憶されるので確認が可能)。強力な武器を装備している為、通常攻撃が得意。
おたま(お玉)
人間の女性。父親の跡を継いで岡っ引をしている娘。父親の仇である越後屋を追っている。十手を装備しているが、攻撃力は低い。
ローニン
人間の男性。元岡山藩士の浪人。後述する第7世界の日本橋寺子屋を開いている。ガーディアンの一員で、将軍を討つためパーティーに加わる。お玉に思いを寄せているが口下手である。むらまさを装備しており非常に攻撃力が高い。ふくめんやちちおやとタイプがよく似ている
めがみ(女神)
世界を創造した古き神々の一人。神らしく融通の利かない所がある。秘宝が全て揃うとその姿を現す。終盤で最後に仲間になるNPC。各能力値が最高(HP999、力99・防御99・素早さ99・魔力99)だが、装備欄が埋まっており装備を追加できないため本来の能力を発揮できないのが難点(実はモンスター扱いなので、たとえ装備に空きがあっても追加できない)。2体いるラストボスとの戦いで、1体をパーティーに任せて、もう1体を破壊するために直前で抜けてしまう。フレアの威力が高いが5回しか使えない。また、マサムネを装備しているが仲間に加わる頃には敵も強くなっているので、マサムネでの攻撃は主人公達の攻撃の補助程度にしかならない。

[編集] その他の登場人物

ははおや(母親)
主人公の母親。
父親に似た男
最初に訪れた街で見かける、後ろ姿が主人公の父親によく似た男。しかしその顔は、父親とは似ても似つかない。古き神の遺跡を探している。
ジョニー
第3世界に住む男性。昔は巨人だったと言う噂だが、それを指摘されると機嫌を悪くする。
ガーディアン
秘宝や世界の研究をしたり、新しき神などから秘宝を守ることを仕事にしている組織の構成員たち。
オリビア
ビーナスの都市に住む女性。恋人アントニーと引き離された。
アントニー
オリビアの恋人。熱病で足が不自由になり、醜さを嫌うビーナスによって都市から追放された。
第6世界に出現する山の洞窟でプレイヤー達が秘宝・ちからのマギを手に入れるとそれを奪って、足が不自由にもかかわらず猛スピードでダッシュしていく。
オリビアとユリウスの結婚式の最中、映画「卒業」の主人公のように彼女の名前を叫んで登場する。
ユリウス
ビーナスによってオリビアの結婚相手に選ばれた男性。悪魔属モンスターの姿。
でんぱち(伝八)
お玉の父の代からの子分。亀属モンスターの姿。お玉との会話からすると「よしわら」にも行っているらしい。
おぶぎょうさま(お奉行様)
大江戸の奉行所にいる。悪徳な商売をする越後屋を良くは思っていない様子だが、証拠がないために裁くことが出来ずにいる。
いじわるなようせい(いじわるな妖精
いじわるなダンジョンの入り口にて、主人公の案内をしてくれる。ダンジョンの出口でも待ち受けていて、選択肢を間違えるとダンジョン内へワープさせられてしまう。

[編集] 新しき神

秘宝を手にしたことで新しき神となった者達。理由は様々だが、主人公と相対することになる。

アシュラ
第2世界を支配する新しき神。秘宝によって神となったゴブリン。ボスとしてそれなりの強さは持つが、本作では前回ほどの強さを持ち合わせていない。前作ではゲーム終盤に登場した強力なボスが、いきなり序盤の雑魚ボスになってしまった点については、ファンの間で賛否両論がある。デザインは前作でも登場した、同名のボスキャラと変わっていない。6ぽんのうで・ほのお・オノ・スリプルで攻撃してくる。
アポロン
第4世界を支配する新しき神。「私はもう十分な力を持っている、これ以上の力はいらない」と主人公に秘宝を与えるなど第4世界・小世界2では主人公達と敵対しないが、後に本性を表す。終盤に彼と戦うことになるが、その実力は当時の語りぐさになるほど強力で、HP値を考えてもラスボスよりも強い(実は攻撃をしなくても自爆させることができる)。秘宝使用による変身後はフレアとマサムネを交互に使って攻撃。
ビーナス
第6世界を支配する新しき神。見た目が美しいものしか認めない価値観の持ち主。イージスの盾で大部分の攻撃を遮断してしまうため、普通に戦うとかなりの強敵。しかし、石化攻撃に耐性がなく、スリプルの魔法で眠らせることも可能。でんげきムチ・デス・ほのお・ゆうわくで攻撃。
オーディン
主人公のパーティが全滅すると、「いつか自分と戦ってくれること」を条件に復活させてくれる、いわばゲームの復活役(これは、オーディンの呼び名の一つが『戦死者の父』と呼ばれていることも関係していると思われる)。しかし、実は第8世界のバルハラ宮殿で主人公を待ち受ける神であり、システム上で行われていた主人公パーティーの復活が、実はストーリーの伏線になっていたという、この演出は当時のプレイヤー達を驚かした。その目的は、最強の戦士を育てて彼らとの戦いで生涯に幕を引く事だった。オーディンを倒した後は全滅すると強制的にゲームオーバーになる。ちなみに、一度も全滅せずに彼の所までたどり着くと戦闘前の会話が無く、話しかけるといきなり戦闘になる。戦闘はオーディンの他オーディンがらす・スレイプニル(後述)とも戦う必要あり。オーディン自身はグングニルのやり・いなずま・ブリザドなどで攻撃。グングニルのやりをごく稀に落とすことがある。

[編集] その他のボス

ラムフォリンクス
神となるべく秘宝を狙う最初のボス。翼竜属の通常モンスターとしても登場。
ライノサウルス
アシュラの基地のボス。恐竜属の通常モンスターとしても登場。
ぼくじん(木人)
アシュラの塔の看守。木でできているので炎に弱い。ゴーレム属の通常モンスターとしても登場。
マクロファージ
カイの体内、脳の最深部で秘宝を守っている細胞。複数で現れるが、登場数はランダム。アメーバ属の通常モンスターとしても登場。
やまのかみ(山の神)
山の洞窟で歌っているとされていた伝説の存在だが、その正体は秘宝を守るロボット。内部データのモンスターLvが高く、特殊能力(特にエスパーの魔法)習得に重宝する。
にんじゃ(忍者
ガーディアンの基地を襲撃し、リンを攫った。侍属の通常モンスターとしても登場。なぜかこの敵からは絶対に逃げられない。
てんちゅうぐみ(天誅組
旗本の次男坊で権力を盾に町で暴虐を行う。侍の設定だがバズーカや44マグナムなどで攻撃してくる。
えちごや(越後屋
後述する将軍に賄賂を渡し、アヘンの密輸を営む悪徳商人。商人の設定だが軍人の姿をしている。レアアイテム「あくのそろばん」を所持している。そのほかサイコソードやバルカンほうで攻撃してくる。
しょうぐん(将軍
第7世界の大江戸を支配する将軍。しかし実態は父である大御所の言うがままである。攻撃は、かたなを持っているが、あまり使用せず、なぞなぞ・どくのこな・ねむりのこなによる攻撃が多い。
しゃちほこ(
江戸城の天守閣の屋根にたたずむ鯱。話しかけると、なぜか戦う事が出来る。必ずしも戦う必要はないし、戦うメリットも無いが、何度でも戦うことができる(前作でも、一部の小世界で鯱型のオブジェクトに話しかけると戦闘が発生した)。
おおごしょ(大御所
新しき神となるべく秘宝を集める大江戸のボス。我が子である将軍すら、そのための道具としか見ていない。悪魔のような顔をしているが、面を着けているのか本来の顔なのかは不明。かたな・サンダー・たつまき・ブレイク・バルカンほうで攻撃してくる。
スレイプニル
オーディンの愛馬。原典は北欧神話の戦争の神・オーディンの乗る8本足の馬。馬属の通常モンスターとしても登場。
オーディンがらす(オーディン烏)
オーディンの肩に乗る2羽の愛鳥。原典はオーディンに仕える2羽のワタリガラスフギンとムニン
アポロンのしもべ(アポロンの僕)
本性を表したアポロンが遣わした怪鳥。戦闘前の画面では2羽現れるが、なぜか実際に戦うのは1羽だけである。どくぎり・ほのお・れいき・いなずま・たつまきで攻撃してくるが、耐性をもっていると苦戦する相手ではない。
デスマシーン
最後の秘宝を守る殺人機械。毒やデス、麻痺、眠りが効かない。マヒづめ・たいあたり・ミサイル・かくばくだんで攻撃するため、正攻法で戦うと強いが、実は石化に対する耐性がないのでブレイクの書などで石化が決まれば一瞬で倒すことができる。前作でもゲーム終盤に登場した強力なボスで、Sa・Gaシリーズのファンにはお馴染みの敵である。
ティェンルン
中央神殿非常階段で待ち受ける天龍。属性魔法が全く効かない上、竜巻を乱発するので全滅する危険性が高い(特に2体以上出現した場合)。
フェンリスウルフ
中央神殿非常階段で待ち受ける狼。ティェンルン同様、属性魔法が効かず竜巻を乱発する。最高レベルのモンスターに変身するには、フェンリスウルフかティェンルンの肉を食べる必要がある。
はにわ(埴輪
中央神殿最下層で稀に遭遇する最強の隠しモンスター。最終ダンジョンで出現するモンスターの中で唯一逃げることが出来る。ごく稀にレアアイテムのしちしとう(七支刀)を落とす。しちしとうは、能力値さえあれば(盾で防がれない限り)10,000を超えるダメージを叩き出すことができ、与ダメージだけを見れば隠れた最強の武器といえる。しちしとうの他、たいあたり・フレアなどでも攻撃してくるため、かなりの強敵である。
ぼうえいシステム(最終防衛システム)
中央神殿最下層にそびえる、古き神々が造った最終防衛システムで、主人公たちが最後に戦うラスボス。2体いるが1体は女神が戦うことになるので、実際に戦うのは1体のみである。秘宝の浪費により老朽化した世界を支えきれずに作動する。
3段階の攻撃パターンを持ち、ダメージが蓄積することで変化する。初期状態では4つの砲台から光線を放ち、全体にダメージを与える。砲台はある程度ダメージを与えると壊れ、1つ壊れるごとに攻撃の威力は落ちる。砲台を全て破壊すると単体攻撃「メガスマッシュ」で攻撃を始める。さらにダメージを与え続けると中央の扉が開き、最終兵器「スターバスター」で全体に大ダメージを与えてくる。

[編集] その他のモンスター

[編集] 世界

第1世界
最初の世界。主人公達のスタートライン。人々を癒す神官カイが住むイシスの神殿や古き神々の遺跡、この世界を脅かすアシュラの基地がある。
第2世界
アシュラの世界。主人公たちの故郷を脅かす新しき神の1人・アシュラが支配する砂漠の世界。フィールドの大部分で激しい砂嵐が吹き荒れている。
第3世界
巨人の世界。巨人達(終盤の鬼属モンスター「巨人」と同種かは不明)が暮らしていたという世界だが、今は姿が見当たらない。巨人の屋敷であったと思われる巨大な遺跡だけが残されている。
カイの体内
神官カイの体内。カイが体内に持つ秘宝を奪うためアシュラが送り込んだ刺客を追い、主人公たちも巨人の秘術で小さくなって入り込む。アメーバやウィルスが襲いかかってくる。
第4世界
アポロンの世界。新しき神の1人・アポロンが支配する世界。海、山、平原が豊かに広がっている。3つのダンジョンに秘宝が隠されている。
第5世界
ガーディアンの世界。フィールドがそのまま町になっている。一見ただの町だが、秘宝を悪の手から守るガーディアンの秘密基地が存在する。
第6世界
ビーナスの世界。新しき神の1人・ビーナスが支配する世界。(ビーナスの価値観において)美しい者だけが高い壁に囲まれた大都会に住み、醜い者たちは追放されジャングルの中の村に住んでいる。
第7世界
大江戸。江戸城を中心とする純和風の世界。新しき神になろうと企む大御所の陰謀が渦巻く。
第8世界
オーディンの世界。オーディンが住むバルハラ宮殿がある空の上の世界。
第9世界
最後の世界。最後の秘宝が守られているダンジョン、そして天界の中枢・中央神殿へと続く最後の天の柱が待っている。
小世界
リンをさらった悪が待ち受ける小世界、アポロン主催のレース開催地となる競技場、強力なアイテムが大量に眠るいじわるなダンジョンの3つの小世界が存在する。
天界
天上の世界。かつては古き神々が住み世界を統治していたが、今は無人となっている。天界の真中には世界を支える中央神殿がそびえ立つ。モンスターは出現しない。
天の柱
天界と各世界を結ぶ柱。天の柱を登り天界を通り抜けることで他の世界に移動できるが、今いる世界にある全ての秘宝を集めなければ次の世界に行くことはできない。
非常階段
中央神殿から世界の最深部へと通じる非常階段。ここの敵からは埴輪を除き、絶対に逃げられない。

[編集] BGM

曲名(使用される主な場面)

  1. 伝説は始まる(タイトル)
  2. 秘宝を求めて(フィールド)
  3. 必殺の一撃(通常バトル)
  4. Eat the meat(バトル勝利)
  5. 安らぎの大地(街)
  6. 勇者のテーマ(ガーディアン秘密基地)
  7. 天の柱(天の柱・天界)
  8. 闇の狭間で(ダンジョン)
  9. さまよえる魂(バルハラ宮殿)
  10. 新しき神のテーマ(アポロンの世界・アポロン戦)
  11. あっ!!(アシュラの基地脱出・最終決戦前)
  12. 死闘の果てに(中ボスバトル)
  13. 秘宝の謎(カイの体内)
  14. Never give up(アシュラの基地・光の洞窟・ドラゴンレース)
  15. 涙を拭いて(父親死亡時)
  16. 燃える血潮(非常階段)
  17. Save the world(最終バトル)
  18. エンディングテーマ1(スタッフロール)
  19. エンディングテーマ2(エピローグ)
1.2.4.7.9.11.13.15.16.17./作・編曲:植松伸夫
3.5.6.8.10.12.14.18.19./作・編曲:伊藤賢治

補足だが、これはゲームに収録されているものと順番が異なっている。


以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 制作スタッフ

[編集] ゲームボーイ版

[編集] ニンテンドーDS版

[編集] 関連書籍

ゲームボーイ版
いずれもNTT出版より刊行。

[編集] 脚注

  1. ^ 同サイズの外箱は、後に『信長の野望 ゲームボーイ版』(光栄)などの一部タイトルで踏襲されている。
  2. ^ ニンテンドードリーム 2009年4月号
  3. ^ アイテムや敵モンスターのパラメータなどが収録されたNTT出版の「Sa・Ga2秘宝伝説 基礎データ編」では、魔力依存系武器などを装備すると「メカの魔力xx増」と書かれているが、これは間違いである。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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