くもりときどきミートボール
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『くもりときどきミートボール』(Cloudy with a Chance of Meatballs)は、ジュディ・バレット(絵:ロン・バレット)の絵本。及びそれを原作とした映画。
目次 |
絵本 [編集]
アメリカでは1978年出版し、100万部を超えるベストセラーとなっている。日本では2004年にほるぷ出版から出版(訳:青山南)。
登場人物は名前も特徴も決まっておらず、「町に食べ物が降る」演出は劇中では架空の話の中のみとされている。また、後半は異常気象による町の混乱を描いている。
映画 [編集]
| くもりときどきミートボール | |
|---|---|
| Cloudy with A Chance of Meatballs | |
| 監督 | フィル・ロード クリストファー・ミラー |
| 脚本 | フィル・ロード クリストファー・ミラー |
| 原作 | ジュディ・バレット ロン・バレット |
| 製作 | パム・マースデン |
| 製作総指揮 | ヤイアー・ランドー |
| 音楽 | マーク・マザーズボー |
| 主題歌 | ミランダ・コスグローヴ 「Raining Sunshine」 |
| 編集 | ロバート・フィッシャー・Jr |
| 製作会社 | ソニー・ピクチャーズ アニメーション ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 90分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $100,000,000[1] |
| 興行収入 | $243,006,126[1] |
| 次作 | くもりときどきミートボール2 |
ソニー・ピクチャーズ・アニメーションにより、3DCGアニメーション映画として製作。しかし日本では3D吹き替え版のみで、字幕版は1ヶ所も上映されなかった。日本ではDVDは、2010年3月19日に発売。
映画化にあたり登場人物や舞台などの設定が付けられ、主に主人公の発明品で町に食べ物が降って来る様子を描く、SFテイストを加えた冒険ストーリーとなっている。映像制作について、食べ物をカラフルなCGで再現し、食べ物が地面に落ちた時の様子やゼリーの質感などを正確に再現している。
あらすじ [編集]
スワロー・フォールズに住む少年のフリントは発明家になる事が夢だが作った発明品は失敗続き。青年になっても相変わらずで町の住民に迷惑ばかりかけていた。
ある日、サーディンばかり食べている町民達を救う為、水を食べ物に変えるマシン・FLDSMDFRを発明する。そのFLDSMDFRは何故か空の彼方へ飛んでいってしまうが、まもなく町に近づいた雨雲から大量のチーズバーガーが降って来たことで発明は成功に終わった。フリントは食べ物を降らせることで皆を大喜びさせ、町の人気者となっていくが、日が経つにつれてコントロールを乱していったFLDSMDFRは巨大化した食べ物を生産し始めてしまう。
そしてFLDSMDFRが暴走した時、全世界が食べ物の嵐に見舞われ、滅亡の時を迎えようとしていた。
用語 [編集]
- スワロー・フォールズ
- 北アメリカ大陸の南東にある島に建つ港町。元々はサーディンで有名だったが「ベイビー・ブレントサーディン缶詰会社」が倒産したことで町民がサーディンを処分することになり、景気の暗い町となっていた。だが、FLDSMDFRに興味を示したシェルボーンによってかなりの改変が施され、町名もチュー・アンド・スワロー(訳すると噛んでゴックン)に改名する。
- FLDSMDFR(フリズムドファー)
- フリントが開発した、最も凄い発明品。Flint Lockwood Diatomic Super Mutating Dynamic Food Replicatorの略。名前に母音が無いため物凄く言いにくい。コップ1杯分の水を上から入れて起動させる事でマイクロ波が発生し、水の分子の遺伝子を変化させる。この分子が食べ物の形に組み立てられ、下から排出される様になっている。また、飲み物も生産出来る。ただし、稼動には大量の電力が必要である。あまり多くの生産を続けるとコントロールを乱し、巨大な食べ物を生産してしまう。食べ物を生産する際、モニターに生産する食べ物のドット絵と英語名が表示され、食べ物の名前が発音される。
- サーディン
- いわゆるイワシ。かつてはサーディンを缶詰に詰めて大量生産する会社(缶詰にブレント・マクヘイルの赤ちゃん時代の写真が使用されており、会社名にもブレントの名前が使われている)が存在し、スワロー・フォールズにも缶詰工場が建設されていたが、凄く不味かった為、缶詰が売れなくなり会社は倒産。工場も閉鎖され、大量に残った缶詰はスワロー・フォールズの住民が食べて処分する事となった。
- 遠隔操作の装置
- 高空に滞空するFLDSMDFRを操作する為にフリントが開発した、アンテナとボタンの1セット。研究室のコンピューターから生産する食べ物や飲み物を入力し、ボタンを押す事でFLDSMDFRに情報が送信される。
- スプレー・シューズ
- 靴紐問題を解決するため幼少時にフリントが発明したスプレー。粉状のバイオポリマーを噴き付けて即席の靴を作る。小学校でクラスメイトに披露したが、靴を脱ぐ事まで考えていなかった為、皆にバカにされてしまう。いかなる方法でも外す事は出来ず、バイオポリマーは青年になった後もそのままになっている。
- 猿の本音翻訳機
- フリントの発明品の1つ。バンドと(首かけの)おもちゃのセットで両方を付ける事で付けた者が考えている事が言葉として発声される。人間にも使用可能。
- フライングカー
- フリントの発明品の1つ。名の通り空を飛ぶ車だが、最初に作った1号機は飛行に失敗している。後にFLDSMDFRの暴走を止める為にウィングを付けた2号機を発明し、無事に飛行する。
- フリントの研究室
- フリントの自宅の庭に建てられたフリントのドーム型研究室。幼少の頃からあったが、フリントが青年の頃に改築され、大型化している。内部は本格仕様であるが、内側の出入口にある扉はカーテンである。ガラクタのバスを繋げており、ここに設けたエレベーターで研究室の外に出る。
- 巨大ミートボール
- 暴走したFLDSMDFRが生み出した超巨大な球状の物体。大量の食べ物雲(食べ物を乗せた紫色の雲)がFLDSMDFRを中心に球状に固まったもので、上から水蒸気を吸い込み、下から食べ物雲を大量に排出している。表面や内部の空洞まで大小様々な食べ物が詰まっている。
登場する食べ物・飲み物・調味料 [編集]
- イワシ
- チーズバーガー
- 目玉焼き
- トースト
- オレンジジュース
- ベーコン
- 手羽先
- 豚肉
- ベーグル
- バナナ
- プレッツェル
- アイスクリームサンド
- ピザ
- 唐辛子
- シュリンプ
- ジェリービーンズ
- ホットドッグ
- ドーナツ
- ジャムパイ
- とうもろこし
- アイスクリーム
- ゼリー
- ステーキ
- ナチョチーズ
- マシュマロ
- 塩
- 胡椒
- トマトソーススパゲッティ
- ミートボール
- セロリ
- ベイクドビーンズ
- イチゴ
- クリームパイ
- ラディッシュ
- スイカ
- マカロニ
- ホットケーキ
- バター
- メープルシロップ
- ピクルス
- さくらんぼ
- キャンディーコーン
- 巻き寿司
- BLTサンドイッチ
- コロッケ
- 豆のスープ
- トルティーヤ・チップス
- 油
- フライドポテト
- チーズ
- アスパラガス
- ローストチキン
- ピーナッツキャンディー
- マスタードソース
- 紅茶
- おみくじクッキー
- リコリス
- ガミィベア
キャスト [編集]
- フリント・ロックウッド
- 主人公。スワロー・フォールズ在住。小さい頃から発明家になる事を夢見ている。作る発明品は凄いものの、どれも欠陥が付き物で町民に迷惑がられている。内向的で人付き合いが苦手な性格。
- サム・スパークス
- ヒロイン。ニューヨークのテレビ局に勤務する、見習いの天気リポーターの女の子。イベント中継とお天気中継の目的でスワロー・フォールズへ来訪し、フリントと両思いになる。幼少の頃は、ポニーテールでメガネをかけており、気象レーダーを欲しがるほど気象科学好き。ゼリーが大好きでピーナッツアレルギー体質。後半から幼少時と同様の姿で行動し、念願の気象レーダーを手に入れている。
- ティム・ロックウッド
- フリントの父で、妻はフリントが幼少の頃に他界している。自宅から離れた釣具店を経営している。息子が行き詰まるとなぜか漁師のことわざを言って慰めようとするが、たいてい遠回しすぎて伝わらない。最初は息子に釣具店をついで欲しいと願っていたが・・・。
- シェルボーン
-
- 声:ブルース・キャンベル(日本語吹替:石塚運昇)
- スワロー・フォールズの市長で、でっかい市長と呼ばれたいと思っている。実は自分の事しか考えていない。売れなくなったサーディンを売る為に市の予算を全部使って「サーディンランド」を建設するが、フリントの失敗で破壊される。その後、FLDSMDFRに興味が移り、フリントを人気者に仕立て上げる。降って来る食べ物をどんどん食べていた為後半では体系がかなり変わっている。
- アール
- スワロー・フォールズの警察官。普段は法に厳しいが、息子のカルを愛している。フリントがおかしな行動を取らないか目を付けていたが、FLDSMDFRの件を通じて、少しずつ仲良くなっていく。不穏な動きを察知すると何故か胸毛がうずく。
- カル
-
- 声:ボビー・J・トンプソン(日本語吹替:矢島晶子)
- アールの息子。フリントをバカにしているが、誕生日にアイスクリームの雪景色を貰い、フリントと打ち解ける。ジャンクフードが大好き。
- ブレント・マクヘイル
-
- 声:アンディ・サムバーグ(日本語吹替:佐藤せつじ)
- スワロー・フォールズの町民。サーディンの缶詰に赤ちゃんの頃の写真が使われた事で町民からは人気者といわれており、パンツ一丁の裸姿は特に有名である。フリントとは同じ小学校での同級生でフリントを「ガリ勉」とバカにしている。FLDSMDFRの件でフリントに人気者の座を奪われる。
- スティーブ
-
- 声:ニール・パトリック・ハリス(日本語吹替:庄司将之)
- フリントが飼っている猿で、発明事業において助手を務める。猿の本音翻訳機を付けており、考えている事が言葉になって発声されるが、食べ物の事ばかり考えている。興奮するほどガミィベア(くまさんグミ)が大好きだがフリントに禁止されている。子供っぽいやんちゃな性格で髭を抜きたがる癖がある。
- マニー
-
- 声:ベンジャミン・ブラット(日本語吹替:菅原正志)
- サムと同様、ニューヨークのテレビ局に勤務するカメラマン。グアテマラからの移民で様々な職歴と技能を持ち、フライングカーの操縦技術でもフリントを上回る。
- パトリック
- フリントの母。夫のティムとは違い、フリントの発明家になるという夢に可能性がある事を信じている。フリントが青年になった現在は故人となっている。
スタッフ [編集]
- 原作:ジュディ・バレット、ロン・バレット
- 監督・脚本:フィル・ロード、クリストファー・ミラー
- 音楽:マーク・マザースボウ
- エンディングテーマ:ミランダ・コスグローヴ「Raining Sunshine」(英語版)、中川翔子「rainbow forecast」(日本語吹き替え版)
- 製作総指揮:ヤイアー・ランドー
- 製作:パム・マースデン
- 製作会社:ソニー・ピクチャーズ アニメーション、ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス
- 配給:コロンビア映画、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
映画第2作 [編集]
| くもりときどきミートボール2 | |
|---|---|
| Cloudy with a Chance of Meatballs 2 | |
| 監督 | コディ・キャメロン クリス・パーン |
| 脚本 | ジョン・フランシス・デイリー ジョナサン・ゴールドスタイン |
| 原作 | キャラクター創造 ジュディ・バレット ロン・バレット |
| 製作 | カーク・ボディフェルト[2] |
| 出演者 | ビル・ヘイダー アンナ・ファリス ジェームズ・カーン アンディ・サムバーグ ニール・パトリック・ハリス ベンジャミン・ブラット テリー・クルーズ ウィル・フォーテ クリステン・シャール |
| 音楽 | マーク・マザーズボー[3] |
| 編集 | スタン・ウェッブ |
| 製作会社 | ソニー・ピクチャーズ アニメーション |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 前作 | くもりときどきミートボール |
『くもりときどきミートボール2』のタイトルで2013年9月27日公開予定。
ストーリー [編集]
世界中に巨大な食べ物が降り注いだあの事件の後、事件のきっかけを作ったフリントはサムを初めとする友人たちと共にチュー・アンド・スワローを去っていった。その後のフリントは人類の進展の為に有能な科学者ばかりが集められるライヴ社に招待されるが、そこで滞在していく中でフリントはFLDSMDFRが今も稼働しているという事実を知る。
水を食べ物に変えてしまう機能を持った、フリントの史上最大の発明品・FLDSMDFR。使い過ぎが原因で暴走し、世界に大惨事をもたらした末にフリントによって破壊されたはずだった。そのFLDSMDFRは今、とある島で食べ物の生産を続けていた。その上、FLDSMDFRが生み出した食べ物は全て生物に変化してしまったという。
この事態にフリントはサムたちを招集して目的の島へと向かうが、そこは食べ物で道溢れた神秘的な世界となっていた。
キャスト [編集]
- フリント・ロックウッド - ビル・ヘイダー[2]
- サム・スパークス - アンナ・ファリス[2]
- ティム・ロックウッド - ジェームズ・カーン[2]
- ブレント・マクヘイル - アンディ・サムバーグ[2]
- スティーブ - ニール・パトリック・ハリス[2]
- マニー - ベンジャミン・ブラット[2]
- テリー・クルーズ[4]
- ウィル・フォーテ[4]
- クリステン・シャール[4][5]
製作 [編集]
2010年4月、続編に関する最初のニュースが報じられ、前作の監督であるフィル・ロードとクリストファー・ミラーは続投しないことが明らかとなった[6]。2011年12月、1作目のスタッフであったコディ・キャメロンとクリス・パーンが監督を務めることが報じられた。脚本はジョン・フランシス・デイリー、ジョナサン・ゴールドスタイン、エリカ・リヴィノジャ[2]がオリジナルのアイデアに基づいて執筆しており、ジュディ・バレットによる原作の続編『Pickles to Pittsburgh』には基づいていない[7]。2012年2月、続編のタイトルが『Cloudy 2: Revenge of the Leftovers』であると発表されるが[8]、後に『Cloudy with a Chance of Meatballs 2』に変更された[9]。当初公開日は2013年12月20日を予定していたが[10]、2013年9月27日に変更した[11]。音楽は前作のに引き続いてマーク・マザーズボーが作曲する[3]。
参考文献 [編集]
- ^ a b “Cloudy with a Chance of Meatballs”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年5月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g h Sony Pictures Animation (2012年8月21日). “Delicious Voice Cast Storms In To "Cloudy 2: Revenge Of The Leftovers"”. PR Newswire 2012年11月3日閲覧。
- ^ a b Noyer, Jérémie (2012年9月30日). “Hotel Transylvania composer Mark Mothersbaugh’s DEVO-tion to animation”. Animated Views 2012年10月2日閲覧。
- ^ a b c Breznican, Anthony (2012年8月21日). “CAUTION: Food may eat YOU in 'Cloudy With a Chance of Meatballs' sequel -- EXCLUSIVE”. Entertainment Weekly 2012年8月22日閲覧。
- ^ Kit, Borys (2012年6月22日). “Kristen Schaal Joins Voice Cast of 'Cloudy 2' (Exclusive)”. The Hollywood Reporter 2012年6月23日閲覧。
- ^ Woerner, Meredith (2010年4月12日). “Cloudy With Meatballs 2 Is Happening — Minus The Original Directors”. Io9. 2010年10月21日閲覧。
- ^ Abrams, Rachel (2011年12月13日). “Helmers set for 'Cloudy 2' toon”. Variety 2011年12月13日閲覧。
- ^ “The Cloudy with a Chance of Meatballs Sequel Gets a Title”. ComingSoon.net. (2012年2月29日) 2012年8月25日閲覧。
- ^ Schaefer, Sandy (2012年10月15日). “'RoboCop' & 'Elysium' Bumped Back; 'Cloudy 2' Moves Up”. ScreenRant 2012年12月2日閲覧。
- ^ “Sony Sets RoboCop and Cloudy 2: Revenge of the Leftovers Dates”. ComingSoon.net. (2012年3月9日) 2012年9月28日閲覧。
- ^ The Deadline Team (2012年10月15日). “Sony Upgrades Elysium Into Summer 2013, Pushing RoboCop To February 2014”. Deadline 2012年10月16日閲覧。
外部リンク [編集]
- 映画第1作
- 公式ウェブサイト (日本語)
- 公式ウェブサイト (英語)
- くもりときどきミートボール - allcinema
- くもりときどきミートボール - KINENOTE
- Cloudy with A Chance of Meatballs - AllMovie(英語)
- Cloudy with A Chance of Meatballs - インターネット・ムービー・データベース(英語)
- 映画第2作
- 公式ウェブサイト (日本語)
- 公式ウェブサイト (英語)
- くもりときどきミートボール2 - allcinema
- Cloudy with a Chance of Meatballs 2 - インターネット・ムービー・データベース(英語)
- Cloudy with a Chance of Meatballs 2 - The Big Cartoon DataBase (英語)
- Cloudy with a Chance of Meatballs 2 - Rotten Tomatoes(英語)
- Cloudy with a Chance of Meatballs 2 - Metacritic(英語)
- Cloudy with a Chance of Meatballs 2 - Box Office Mojo(英語)
