「国籍マーク」の版間の差分

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ファイル:Roundel of Chile (1918–1930).svg|<center>チリ<br />(1918年 - 1930年)</div>
ファイル:Roundel of Chile (1918–1930).svg|<center>チリ<br />(1918年 - 1930年)</div>

2021年11月4日 (木) 12:55時点における版

国籍マーク(こくせきマーク)は、軍用機の機体または軍用車両の車体に、所属する国籍を識別するために塗装・貼付される標章。国旗の配色に基づく図形(同心円等)、その国を象徴する意匠、または両者の組み合わせが用いられる。国籍標識国籍識別標とも。

概要

特に航空機の翼章に用いられている国籍マークについては、円形章を用いているケースが多く、機体側面や主翼などに描かれている。第一次世界大戦時にフランス軍が自国機に国籍表示として円形章を描いたのが始まりとされ、これはフランスの国旗の三色旗を円形章にしたものであった。航空戦における航空機の視認性が問題となってからは、カラーではなく灰色の濃淡で描いた低視認性(ロービジビリティー Low-visibility 略してロービジとも)の国籍マークも描かれるようになった。ステルス機に描く場合はステルスコーティングなどの観点から使用できる色が限られるため、必然的に低視認型となる。また、垂直尾翼にフィンフラッシュ(Fin flash)と呼ばれる国籍表示を行なう場合もあり、例えばイギリス機の場合は、赤・白・青の三色旗状のマークが用いられる。

世界各国の国籍マーク、およびその変遷

(特に断らない場合は円形パターン。同心円の配色は外側→内側の順に述べる。また画像リンクは特記なき場合は空軍現行のマーク)

国籍マークの一覧

現行

廃止されたもの

関連項目

  • ラウンデル
  • 円形章
  • 軍艦旗 - 海軍に所属することを示すため、軍艦に掲げる旗。外国の軍艦だけでなく、自国の民間船舶とも明確に区別できるようにするため、国旗をそのまま流用する例は少ない。

外部リンク