オートボルタ
- オートボルタ共和国
- République de Haute-Volta
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← 1958年 - 1984年 →
(国旗) (国章) - 国の標語: Unité - Travail - Justice
(フランス語: 連合、労働、正義) - 国歌: Hymne National Voltaïque(フランス語)
オートボルタの国歌 -
公用語 フランス語 首都 ワガドゥグー 通貨 West African CFA franc
オートボルタ(オートヴォルタ、上ボルタ、仏:Haute-Volta、英:Upper Volta)は、ブルキナファソのかつての国名である。
概要[編集]
「オートボルタ」とは、「ヴォルタ川上流」を意味し、国土にはヴォルタ川の上流地域が含まれている。ヴォルタ川は黒ヴォルタ、白ヴォルタ、赤ヴォルタにわかれている。
この地域は、かつては行政的にはコートジボワール植民地の一部であったが、1919年にオートボルタ植民地として単独の植民地となった[1]。しかし1933年にオートボルタは分割され、コートジボワール、フランス領スーダン(現在のマリ共和国)およびニジェールの一部となる[2]。1947年9月4日に、もとの境界線にてオートボルタ植民地が再設置される[3]。1958年12月11日にフランス領アフリカ共同体(La Communauté Franco-Africaine)の自治共和国のひとつとして独自の政府が設置される。1960年8月5日に完全独立。
1984年8月4日に当時の国家元首であったトーマス・サンカラによって国名が変更された。
オートボルタの国旗については、オートボルタの国旗を参照。
オートボルタ内からガーナへと流れるヴォルタ川