国石
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![]() | この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2013年5月) |

国の象徴 |
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国石(こくせき)とは、その国家を代表・象徴する石(宝石)のことを言う。
多くの国が自国で産出した宝石を象徴としているが、ギリシャ、アメリカ合衆国、イギリスなど自国では産出しない宝石を象徴にあげている国もある。
世界各国の国石一覧
[編集]国名 | 石 | 由来 |
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翡翠(ヒスイ輝石及びヒスイ輝石岩)
(※水晶) |
・2016年に日本鉱物科学会が記念事業として選定した[1]。 ・縄文時代から宝飾品などとして使われてきたことから。 (※水晶は、1913年にアメリカ人鉱物学者 G. F. Kunz(ジョージ・フレデリック・クンツ)が著した本[2]で決めたことから。 [3]) |
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サファイア | 産地ではない。クンツが提唱した、国旗の色にちなむなど諸説ある。 |
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真珠 | バーレーン諸島沿岸が真珠の産地であったことから。 |
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珊瑚 | 地中海でサンゴを産出していたが、現在ほぼ枯渇。 |
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ダイヤモンド | 産地ではないが世界的なダイヤモンドの名品の多くを英国王室が所有している。 |
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珊瑚 | 地中海でサンゴを産出していたが、19世紀にほぼ枯渇。 珊瑚工芸技術は日本より原木を輸入し存続した。後に日本から工芸士もサンゴ細工の専門学校に留学している。 |
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トルコ石 | トルコ石の産地。古くから幸運の象徴とされていた。 |
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真珠 | ポーク海峡周辺が産地である。 |
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ラピスラズリ | 産地ではないが重要な交易品であったことから。 |
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アメジスト | アメジストの産地。 |
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ペリドット | ペリドットの産地。王家が太陽の象徴として好んだ石である。 |
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オパール | オパールの産地。 |
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オパール | オパールの産地であるハンガリーと二重帝国であったことから。 |
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ダイヤモンド | ダイヤモンド研磨技術の発祥の地である。 |
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アワビ真珠 | 『宝石と鉱物の文化誌』より。紫水晶とされることもある。 |
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サファイア | 産地ではないが、青い海のイメージ。 |
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エメラルド | エメラルドの産地。 |
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水晶 | 水晶の産地。また、水晶振動子を使う時計産業でも有名。 |
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カーネリアン | カーネリアンを材料にするカメオ細工を伝統工芸としていたことから。 |
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猫目石 (キャッツアイ) |
キャッツアイの産地。 |
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ルビー | ルビーの産地。 |
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ガーネット | ガーネットの産地。 |
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ラピスラズリ | ラピスラズリの産地。 |
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玉[要出典] | 法的に定められてはいない。 |
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サードニクス | カメオ細工が盛んであったことから。 |
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琥珀 | バルト海沿岸は琥珀の産地として有名であるから。 |
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トルコ石 | 産地ではないが重要な交易品であったことから。 |
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ヒスイ | ヒスイ(ネフライト)の産地。マオリの人々が古くから親しむ石だったことから。 |
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カーネリアン | カーネリアンを材料にするカメオ細工を国の伝統工芸としていたことから。 |
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メノウ | 産地であることから。 |
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オパール | オパールの産地。 |
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ルビー | ルビーの産地。 |
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真珠 | 群島国家として海に関係する宝石を選定したことから。 |
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真珠 | 歴代の王妃が真珠を好んだことから。 |
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エメラルド | エメラルドの産地。インカ帝国時代は数多くのエメラルドを所持していた。 |
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水晶 | |
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ラピスラズリ | ラピスラズリの産地。 |
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琥珀 | 琥珀の産地。 |
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ガーネット | 帝政ロシア時代にウラル山脈から産出されるロードライト・ガーネットを国の象徴としていた。 |
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珊瑚 | |
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モルガナイト |
脚注
[編集]- ^ 花崗岩(花崗岩質岩およびそのペグマタイト)、輝安鉱、玄武岩、讃岐岩(サヌカイト)、桜石(菫青石仮像)、黒曜石(黒曜岩)、自然金、水晶(とくに日本式双晶をもつ水晶)、トパーズ、ヒスイ(ヒスイ輝石およびひすい輝石岩)、無人岩の11種類が候補となった。(日本鉱物科学会の公式サイト、日本鉱物科学会)
- ^ "The Curious Lore of Precious Stones" (ジョージ・フレデリック・クンツ(George Frederick Kunz、1913年、1971年版は ISBN 0486222276)
- ^ 小山内康人、土'山明. “日本の石(国石)の選定に関して、パブリックコメントのお願い” (PDF). 日本鉱物科学会. 2016年9月26日閲覧。
参考文献
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- ジョージ・フレデリック・クンツ 著、鏡リュウジ 訳『図説宝石と鉱物の文化誌 : 伝説・迷信・象徴』原書房、2011年。ISBN 978-4-562-04665-2。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “誕生石と国の石”. 石の不思議. 2011年10月26日閲覧。